JPH01287106A - エチレン系重合体の製法およびエチレン系重合体製造用触媒 - Google Patents

エチレン系重合体の製法およびエチレン系重合体製造用触媒

Info

Publication number
JPH01287106A
JPH01287106A JP63116626A JP11662688A JPH01287106A JP H01287106 A JPH01287106 A JP H01287106A JP 63116626 A JP63116626 A JP 63116626A JP 11662688 A JP11662688 A JP 11662688A JP H01287106 A JPH01287106 A JP H01287106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
titanium
magnesium
catalyst component
organometallic compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63116626A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2613621B2 (ja
Inventor
Mamoru Kioka
木岡 護
Kazumitsu Kawakita
一光 河北
Akinori Toyoda
昭徳 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP63116626A priority Critical patent/JP2613621B2/ja
Application filed by Mitsui Petrochemical Industries Ltd filed Critical Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Priority to AT92104040T priority patent/ATE155799T1/de
Priority to DE68929161T priority patent/DE68929161T2/de
Priority to AT89905758T priority patent/ATE190072T1/de
Priority to EP92104040A priority patent/EP0494084B1/en
Priority to PCT/JP1989/000486 priority patent/WO1989010942A1/ja
Priority to KR1019920701725A priority patent/KR920009614B1/ko
Priority to KR1019890701761A priority patent/KR920009615B1/ko
Priority to EP89905758A priority patent/EP0408750B1/en
Priority to DE68928204T priority patent/DE68928204T2/de
Priority to CA000609148A priority patent/CA1335094C/en
Priority claimed from CA000609148A external-priority patent/CA1335094C/en
Publication of JPH01287106A publication Critical patent/JPH01287106A/ja
Priority to US07/715,966 priority patent/US5155078A/en
Priority to US07/781,667 priority patent/US5192731A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2613621B2 publication Critical patent/JP2613621B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 九肌段狡止犬■ 本発明は、高活性で重合することができ、しかも生成共
重合体の組成分布か狭く、また粒度分布か狭くポリマー
嵩比重の高い顆粒状エチレン系重合体を得ることができ
るようなエチレン系重合体の製法およびこの際用いられ
るエチレン系重合体製造用触媒に関する。    ゛ 発明の技術的背景ならびにその問題点 チーグラー型触媒を用いてエチレンと少割合のα−オレ
フィンとを共重合させると、高圧法ポリエチレンと同程
度の密度を有するエチレン共重合体が得られることは知
られている。一般には重合操作が容易であるところから
、炭化水素溶媒を用い、生成する共重合体の融点以上で
重合を行なう高温溶解重合を採用するのが有利である。
しかしながら分子量の充分に大きい重合体を得ようとす
る場合には、重合溶液の粘度が高くなるため、溶液中の
重合体濃度を小さくしなければならず、したがって重合
器当りの共重合体の生産性は低くならざるを得ないとい
う問題点かある。
一方、高密度ポリエチレンの製造に多用されているスラ
リー重合法で、上記低密度エチレン共重合体を得ようと
する場合には、得られる共重合体か重合溶奴に溶解また
は膨潤し易く、重合液の粘度上昇、重合器壁への重合体
の付着、さらには重合体の嵩密度の低下などによってス
ラリー濃度を高めることができないばかりか長期間の連
続運転が不可能となるという問題点かあった。また得ら
れた共重合体はべた付きが生じているため、品質上の問
題点もあった。このような問題点を特定の触媒を用い、
予備的重合の採用によって改良しようとするいくつかの
方法が提案されている。
本発明者らは、ずでに低密度のエチレン共重合体の製造
に適した触媒を検討した結果、さらにスラリー操作性が
優れ、高久ラリー濃度運転が可能な触媒系を見出すに至
った。一方、エチレンとα−オレフィンの低結晶性共重
合体を製造するに当り、触媒活性の改善を図ろうとする
試みもこれまで数多く行なわれてきた。たとえば共重合
性に優れるバナジン化合物を担体に担持する方法、ある
いは酸化試剤を添加し、活性の改善を図ろうとする方法
、活性の高い担持型チタン化合物の共重合性を改良する
方法などが挙げられる。しかしこれらの方法ではいまた
重合活性か低く、また共重合性も充分とは言えず、改良
か望まれていた。
九肌例且追 本発明は、エチレンの単独重合あるいはエチレンとα−
オレフィンとの共重合によって、低密度エチレン系重合
体を製造する場合においてもスラリー重合性に優れ、し
かも気相重合での利用も容易であって、組成分布の狭い
共重合体の製造か可能であり、得られた低密度エチレン
共重合体をフィルム等に成形した場合に透明性、耐ブロ
ツキング性、ヒートシール性等の優れた成形品を製造す
ることができ、かつ気相重合のような生成した共重合体
のすべてが製品となるプロセスにおいても、このような
優れた成形品を得ることができ、その上触媒調製時にお
いては、触媒原料の利用効率が高く、したがって廃液処
理が容易であるようなエチレン系重合体の製造およびそ
の際用いられるエチレン系重合体製造用触媒を提供する
ことを目的としている。
発明の概要 本発明に係るエチレン系重合体の製法は、[A]少なく
とも [III]支持体(i)に、アルミニウム以外の周期律
表■ないしIA族の有機金属化合物であって少なくとも
2個の炭化水素基が金属原子に直接結合した液状状態の
有機金属化合物(ii )を、予め接触さぜな後、還元
能を有しない液状状態のマグネシウム化合eA(ii 
)を接触反応させることにより得られるマグネシウム含
有支持体 [n]]元性の有機金属化合物  および[11[]液
状状態のチタン化合物 の接触反応により得られるマグネシウム、アルミニウム
、ハロゲンおよびチタンを必須成分とする支持体担持チ
タン触媒成分および、 [B]周周期律表金いしIIIA族の有機金属化合物触
媒成分 からなる触媒存在下に、エチレンを重合もしくは共重合
させることを特徴としている。
また本発明に係るエチレン系重合体製造用触媒は、上記
のような[A]支持体担持チタン触媒成分および[B]
周周期律表金いしIIIA族の有機金属化合物触媒成分
とからなっている。このエチレン系重合体製造用触媒は
、予め該触媒中のチタン触媒成分中のチタン1ミリグラ
ム原子当り少なくとも5g以上のオレフィンを予備重合
させた後にエチレンの本重合に用いることかできる。
発明の詳細な説明 以下本発明について詳細に説明する。
本発明において重合という語は、単独重合のみならず共
重合を包含した意で用いられることがあり、また重合体
という語は、単独重合体のみなら−1〇 − す共重合体を包含した意で用いられることがある。
ます、本発明で用いられるエチレン系重合体製造用触媒
について具体的に説明する。
本発明に係る支持体担持チタン触媒成分は、上記のよう
な[III]マグネシウム含有支持体、[II]還元性
の有機金属化合物および[II[]液状状態のチタン化
合物の接触反応により得られ、マグネシウム、アルミニ
ウム、ハロゲンおよびチタンを必須成分としているが、
代表的には、支持体(i)とアルミニウム以外の周期律
表■ないし]I[A族の有機金属化合物であって、少な
くとも2個の炭化水素基が金属原子に直接結合した液状
状態の有機金属化合物(it )を予め接触させた後、
該接触物を還元能を有しない液状状態のマグネシウム化
合物(iii )と接触反応させ、次いで還元性の有機
金属化合物[II]および液状状態のチタン化合物[1
1[]と接触反応させることにより得られる。
本発明で用いることのできる支持体(i)としては、無
機あるいは有機の多孔質支持体を挙げることができ、こ
の支持体は水酸基を含有していることか好ましい。無機
系の支持体としては、無機酸化物が好ましく用いられ、
具体的には、S10 、A、11203、Mgo、Zr
O2、T10 、B2O3、CaO,、ZnO,BaO
2ThO2等またはこれらの混合物、たとえは、510
2−Mg0,5iO2−AJ)203、SIO−Ti0
2.5IO2−■205、SiO−Cr203.5iO
2−TiO,、−MQO等が用いられる。これらの中で
5102およびAj 203からなる群から選ばれた少
なくとも1種の成分を主成分として含有する担体が好ま
しい。なお、上記のような!!−機酸化物には、少量の
Na C03、K2CO3、CaCO3、MQ CO3
、Na 2804 、Aj 2  (5O4)3、Ba
SO4、KNO3、Mg(NO3)2、A、Il (N
o ) 、Na2o、に20.Li2O等の炭酸塩、硫
酸塩、硝酸塩、酸化物成分が含有されていてもよい。
このような無81酸化物である支持体は、その種類およ
び製法により性状は異なるが、本発明に好ましく用いら
れる支持体は、平均粒径が5〜200μm、好ましくは
10〜100μmであり、比表面積か50〜1000r
d/g、好ましくは100〜7001′r1′/gであ
り、細孔容積が0.3〜3.Oa&+/g、好ましくは
0.5〜2.5a+6/gである。このような無機酸化
物である支持体は、通常、150〜1000℃、好まし
くは200〜800°Cで焼成して用いることができる
また有機系支持体としては、ポリエチレン、ポリプロピ
レジ、ポリスチレンなどの有機系ポリマーか用いられる
これら支持体のうち、多孔質無機化合物が好ましく、特
に多孔質無機酸化物か好ましい。
上記のような支持体(i)を用いることにより、比較的
容易に粒径の大きく、しかも球状のポリマー粒子を製造
することができる。したがって得られるポリマー粒子の
取扱いか容易となり、しかもポリマー粒子の破壊か防止
されるため微粉末状ポリマーの重合壁面あるいは配管内
面上への付着も防止される。
−13= 上記のような支持体(1)は、予めアルミニウム以外の
周期律表IIないしIIIA族の有機金属化合物であっ
て少なくとも2個の炭化水素基が金属原子に直接結合し
た液状状態の有機金属化合物(ii )と接触される。
この際用いられる液状状態の有機金属化合物(ii )
としては、有機マグネシウム化合物、有機ホウ素化合物
、有機ベリリウム化合物、有機亜鉛化合物などを挙げる
ことかできる。これら化合物のうち有機マグネシウム化
合物か好ましい。特に次式で表わされる有機マグネシウ
ム化合物RMgR(式中、RおよびR2は同一でも異な
っていても良い。炭素数1〜12のアルキル基あるいは
アリール基である)か好ましい。より具体的には、ジエ
チルマグネシウム、ジプロピルマグネシウム、ジブチル
マグネシウム、ブチルエチルマグネシウム、ジヘキシル
マグネシウム、ジフェニルマグネシウム等が用いられる
。これら有機金属化合物(ii )は、ジエチルエーテ
ル等のエーテル類、アルミニウムイソプロポキシド等の
アルミニウムアルコキシド類、有機アルミニウム、特に
は1〜リエチルアルミニウムなどの有機金属化合物との
錯化合物の形で用いることができる。またこれら有機金
属化合物(11)あるいはこれら有機金属化合物と」二
連しなような化合物との錯化合物は、炭化水素溶媒の溶
液として用いることかできる。この際用いることのでき
る炭化水素溶媒としては、後述する炭化水素化合物を例
示することかできる。
支持体(i)とアルミニウム以外の周期律表IIないし
IIIA族の有機金属化合物であって少なくとも2個の
炭化水素基か金属原子に直接結合した液状状態の有機金
属化合物(ii )とを接触するに際して、上記のよう
な液状状態の有機金属化合物(ii )は、支持体1g
当り、該有機金属化合物中の金属原子として0.1〜1
00ミリグラム原子、好ましくは0.5〜50ミリグラ
ム原子、より好ましくは1〜30ミリグラム原子、特に
好ましくは1.5〜20ミリグラム原子の範囲の量で用
いられる。
また上記支持体(i)と上記のような液状状態の有機金
属化合物(ii )との接触は、たとえば支持体が分散
された不活性溶媒中に上記のような有機金属化合物の1
種または2種以上を加え、通常、−50℃以上、好まし
くは10・〜200℃、より好ましくは20〜130°
Cの温度で1分以上、好ましくは20分〜5時間、より
好ましくは30分〜3時間常圧、減圧または加圧下で両
者を接触させることによって行なうことができる。
支持体(i)と上記のような液状状態の有機金属化合物
(11)とを接触させるに際しては、通常、支持体(i
)を反応容積1.1!当り10〜800g好ましくは5
0〜400gの量で不活性溶媒中に分散させながら行な
うことが好ましい。
なお支持体(i)と上記のような液状状態の有機金属化
合物(ii )との接触を行なう際には、不活性溶媒と
しては、後述するような炭化水素溶媒か用いられ−る。
また」1記支持体(i>と上記のような液状状態の有機
金属化合物(ii )との接触によって、支持体上に固
定されなかった遊離の有機金属化合物あるいはその反応
物などは、デカンテーション法や沢過法などによって除
去することか好ましい。
次にこのようにして支持体(i)と、アルミニウム以外
の周期律表IIないしIIIA族の有機金属化合物であ
って少なくとも2個の炭化水素基が金属原子に直接結合
した液状状態の有機金属化合物(11)とを予め接触さ
せた後、これと還元能を有しない液状状態のマグネシウ
ム化合物とを接触させることにより、マグネシウム含有
支持体か得られる。
還元能を有しない液状状態のマグネシウム化合物(ii
i )としては、たとえはマグネシウム化合物を炭化水
素、電子供与体(a)あるいはこれらの混合物に溶解さ
せたものあるいはマグネシウム化合物の炭化水素溶液な
どが用いられる。
この際用いられるマグネシウム化合物としては、塩化マ
グネシウム、臭化マグネシウム、沃化マグネシウム、弗
化マグネシウムなどのハロゲン化マグネシウム;メトキ
シ塩化マグネシウム、エトキシ塩化マグネシウム、イン
プロポキモ塩化マクネシウム、ブトキシ塩化マグネシウ
ム、オクトキシ塩化マグネシウムなどのアルコキシマグ
ネシウムハライド:フェノキシ塩化マグネシウム、メチ
ルフェノキシ塩化マグネシウムなどのアリロキシマグネ
シウムハライド;工1〜キシマグネシウムイソプロボキ
シマクネシウム、ブトキシマグネシウム、オクトキシマ
グネシウム、2−エチルヘキソキシマグネシウムなどの
アルコキシマグネシウム;フェノキシマグネシウム、ジ
メチルフェノキシマグネシウムなどのアリロキシマグネ
シウム;ラウリン酸マグネシウム、ステアリン酸マグネ
シウムなどのマグネシウムカルボン酸塩などが用いられ
る。
また、該マグネシウム化合物は、他の金属との錯化合物
、複化合物あるいは他の金属化合物との混合物であって
もよい。さらにこれらの化合物の2種以上の混合物であ
ってもよい。
これらの中で好ましいマグネシウム化合物としては、 だし、Xはハロゲンであり、R5は炭化水素基である)
で示されるハロゲン化マグネシウム、アルコキシマグネ
シウムハライド、アリロキシマグネシウムハライド、ア
ルコキシマグネシウム、アリロキシマグネシウムが用い
られ、ハロゲン含有マグネシウム化合物、とりわけ塩化
マグネシウム、アルコキシ塩化マグネシウム、アリロキ
シ塩化マグネシウム、特に塩化マグネシウムが好ましく
用いられる。
液状状態のこれらのマグネシウム化合物(ii )とし
ては、上述のように、該マグネシウム化合物を炭化水素
溶媒または電子供与体(a)に溶解させてなるマグネシ
ウム化合物溶液、あるいは上記のような炭化水素溶媒と
電子供与体(a)との混合物に該マグネシウム化合物を
溶解させてなるマグネシウム化合物溶液が好適である。
この際用いられる炭化水素溶媒としては、ペンタン、ヘ
キサン、ヘプタン、オクタン、デカン、ドデカン、テト
ラデカン、灯油などの脂肪族炭化水素類ニジクロペンタ
ン、メチルシクロペンタンシクロヘキザン、メチルシク
ロヘキサン、シクロオクタン、シクロヘキセンなどの脂
環族炭化水素類2ベンゼン、トルエン、キシレン、エチ
ルベンゼン、クメン、シメンなどの芳香族炭化水素類;
ジクロルエタン、ジクロルプロパン、トリクロルエチレ
ン、四塩化炭素、クロルベンゼンなどのハロゲン化炭化
水素類などを例示することができる。
上記のようなマグネシウム化合物を炭化水素溶媒に溶解
するには、マグネシウム化合物および溶媒の種類によっ
ても異なるが、炭化水素溶媒とマグネシウム化合物とを
単に混合する方法(なとえばRとして炭素数6〜2oの
MQ(oR5) を用いる場合)、炭化水素溶媒とマグ
ネシウム化合物とを混合した後加熱する方法、該マグネ
シウム化合物を溶解しうる電子供与体(a)、たとえば
アルコール、アルデヒド、アミン、カルボン酸、これら
の混合物、さらにはこれらと他の電子供与体との混合物
などを炭化水素溶媒中に共存させ、この炭化水素溶媒と
電子供与体(a)との混合物とマグネシウム化合物とを
混合し、必要に応じ、加熱する方法などを採用すること
ができる。たとえば、ハロゲン含有マグネシウム化合物
を、電子供与体(a)としてのアルコールを用いて炭化
水素溶媒に溶解させる場合について述べると、炭化水素
溶媒の種類、使用量、マグネシウム化合物の種類などに
よっても異なるが、アルコールは、ハロゲン含有マグネ
シウム化合*iモル当り、約0.5モル以上、好適には
約1〜約20モル、より好適には約15〜約12モル、
特に好適には約1.8〜4モルの範囲で用いられる。こ
のアルコールの量は、用いられる炭化水素溶媒の種類に
よって多少変動し、炭化水素として脂肪族炭化水素およ
び/Jたは脂環族炭化水素を使用する場合は、炭素数6
以上のアルコールを、ハロゲン含有マグネシウム化合物
1モルに対し、約1モル以上、好適には約1.5モル以
上用いれはアルコールの総使用量もわずかでハロゲン含
有マグネシウム化合物の可溶化か可能であり、かつ形状
の良好な触媒成分となるので好ましい。これに対してた
とえは炭素数5以下のアルコールのみを用いると、ハロ
ゲン含有マグネシウム化合物1モルに対し、多量のアル
コールか必要となる。一方、炭化水素として芳香族炭化
水素を用いれば、アルコールの種類にかがわらす、ハロ
ゲン含有マグネシウム化合物の可溶化に必要なアルコー
ルの量を低減することができる。
ハロゲン含有マグネシウム化合物とアルコールとの接触
は、炭化水素媒体中で行なうのが好ましく、通常、−5
0°C以上、それらの種類によっては、約室温以上、好
適には約80〜300 ’C1−層好適には約100〜
200°Cの温度で、通常、1分以上、好適には15分
〜5時間程度、より好適には30分〜2時間程度接触さ
せることにより行なわれる。
アルコールとしては、具体的には炭素数6以上のアルコ
ールが好ましく用いられ、たとえば2−メチルペンタノ
ール、2−エチルブタノール、n−ヘプタツール、n−
オクタツール、2−エチルヘキサノール、デカノール、
ドデカノール、テトラデシルアルコール、ウンデセノー
ル、オレイルアルコール、ステアリルアルコールなどの
脂肪族アルコール、シクロヘキサノール、メチルシクロ
ヘキザノールなどの脂環族アルコール、ペンシルアルコ
ール、メチルベンジルアルコール、イソプロピルペンシ
ルアルコール、α−メチルベンジルアルコール、α、α
−ジメチルベンジルアルコールなどの芳香族アルコール
、n−ブチルセロソルブ、1−ブトキシ−2−プロパツ
ール、1−ブ1〜キシ−6−ヘキサノールなどのアルコ
キシ基を含んだ脂肪族アルコールなどが用いられる。上
記以外のアルコールとしては、メタノール、エタノール
、プロパツール、ブタノール、エチレングリコール、メ
チルカルピトールなどの炭素数5以下のアルコールが用
いられる。
炭化水素溶媒は、塩化マグネシウム化合物(iii )
の該溶fj、[II中での濃度か0.1〜10モル/」
、より好ましくは0,3〜3モル/」となるような量で
用いられる。
支持体(i)と、アルミニウム以外の周期律表■ないし
IIIA族の有機金属化合物であって少なくとも2個の
炭化水素基が金属原子に直接結合した液状状態の有機金
属化合物(ii )との接触物と、還元能を有しない液
状状態のマグネシウム化合物とを接触するに際しては、
還元能を有しない液状状態のマグネシウム化合物は、た
とえば支持体中の該有機金属1グラム原子当り、該液状
状態のマグネシウム化合eA (iii )中のマグネ
シウムが、通常、0.1グラム原子以上、好ましくは約
0.1〜約6グラム原子、特に好ましくは約0.2〜約
2グラム原子となるような量で用いられる。またこのよ
うな接触反応は、該支持体が、たとえば10〜800g
/、ll、好ましくは50〜400f/jとなるような
濃度で存在する条件下で行なうことかできる。このよう
な濃度になるように適宜後述する炭化水素溶媒を加える
こともできる。
上記のような接触反応は、通常、−50°C以上、好適
には室温〜200℃、−層好適には30〜100°Cの
温度で、通常、1分以上、より好適には30分〜3時間
接触させることにより行なわれる。
本発明に係る支持体担持チタン触媒成分は、上記のよう
にして得られるマグネシウム含有支持体= 24− [■]、有機アルミニウム化合物[II]および液状状
態のチタン化合物[II]を接触反応させることにより
得られる。
このような各成分を接触させる方法としては、たとえば
マグネシウム含有支持体[IIおよび有機アルミニウム
化合物[ff]を接触させた後、チタン化合a [II
]を接触させる方法、あるいはマグネシウム含有支持体
[IIおよびチタン化合物[If 、]を接触させた後
に有機アルミニウム化合物[n]を接触させる方法、あ
るいはマグネシウム含有支持体[1コ、有機アルミニウ
ム化合物[II]およびチタン化合物[IIを同時に接
触させる方法などを例示することかできる。このような
接触を行なうに際しては、後述するような炭化水素溶媒
を用いることかできる。
上記のような各成分を接触するに際しては、マグネシウ
ム含有支持体[IIの合成に用いた還元能を有しない液
状状態のマグネシウム化合物(iii )1グラム原子
当り、たとえば有機アルミニウム化合物[II]を0.
1〜10グラム原子、好ましくは0.3〜5グラム原子
、特に好ましくは0.5〜2グラム原子の範囲の量で用
い、またチタン化合物[II[]を、通常2未満、好ま
しくは0.01〜1.5、特に好ましくは0,08〜1
,2の範囲の量で用いる。また上記のような各成分を接
触するに際しては、マグネシウム含有支持体[IIの濃
度が、たとえは10〜800f/j、好ましくは50〜
400f/jとなるような量でマグネシウム含有支持体
を用いて行なうことができる。
このような濃度になるように適宜、後述する炭化水素溶
媒を使うこともできる。また該接触反応は、たとえば、
通常−50℃以上、好適には室温〜200℃、−層好適
には30〜100℃の温度で、通常、1分以上、より好
適には30分〜3時間程度行なわれる。
上述した接触反応に用いることのできる有機アルミニウ
ム化合物[II]としては、オレフィンの重合時に用い
る有機アルミニウム化合物成分と同様な有機アルミニウ
ム化合物が用いられる。具体的には、トリメチルアルミ
ニウム、1〜リエチルアルミニウム、トリブチルアルミ
ニウムなどのトリアルキルアルミニウム、インプレニル
アルミニウムなどのアルケニルアルミニウム、ジメチル
アルミニウムメトキシド、ジエチルアルミニウムエトキ
シド、ジブチルアルミニウムブトキシドなどのジアルキ
ルアルミニウムアルコキシド、メチルアルミニウムセス
キメトキシド、エチルアルミニウムセスキエトキシドな
どのアルキル(OR)  などで表わされる平均組成を
有す0.5 る部分的にアルコキシ化されたアルキルアルミニウム、
ジメチルアルミニウムクロリド、ジエチルアルミニウム
クロリド、ジメチルアルミニウムプロミドのようなジア
ルキルアルミニウムハライド、メチルアルミニウムセス
キクロリド、エチルアルミニウムセスキクロリドのよう
なアルキルアルミニウムセスキハライド、メチルアルミ
ニウムジクロリド、エチルアルミニウムジクロリドのよ
うなアルキルアルミニウムシバライドなどの部分的にハ
ロゲン化されたアルキルアルミニウム、メチルアルモキ
サン、エチルアルモキザン、イソブチルアルモキサンや
部分的にハロゲン化されたメチルアルモキサンなどのア
ルモキサン類などが用いられる。
上記有機アルミニウム化合物として、トリナルキルアル
ミニウム、ジアルキルアルミニウムクロリドが好ましく
、特にトリメチルアルミニウムトリエチルアルミニウム
、1〜リイソブチルアルミニウムジエチルアルミニウム
クロリドが好ましい。
これら有機アルミニウム化合物は、2種以上用いること
もできる。
また、液状状態のチタン化合物[II]としては、通常
、Ti(OR>  X   (Rは炭化水素基であ4−
Q す、Xはハロゲンであり、0≦Q≦4)で示される4価
のチタン化合物か好適である。より具体的には、TiC
j  、、TiBr  、TiI4などのテトラハロゲ
ン化チタン: TI(OC■1 )C,Il 、TI(OC2115)
c、I!3、Ti(On−C4H9)(13、 T1(oISO−C4H9)C,03、Ti(OCH)
Br3、 Ti(Oiso−CH) Br  、 Ti(02−エ
チルへキシル)C,l13などのトリハロゲン化アルコ
キシチタン: Ti(OCH)  Cj2、 T i (OCH)  Cj 2、 T1(On−C4H9)2C」2、 Ti(QCH)  Br2などのジハロゲン化アルコキ
シチタン; Ti(OCH’)  CJI 、 Ti(OC2H5)
 3 C,Q 。
T:(on−C4H9) 3(1、 TI(OC21]5)3B「なとのモノハロゲン化トリ
アルコキシチタン; TI(OCH)  、TI(OC2H5)4、T 1(
On−CI)I  )  、T i(O1so−C4H
9) a、Ti(02−エチルヘキシル)4などのテト
ラアルコキシチタンあるいはこれらとアルミニウム化合
物、ケイ素化合物等の他の金属化合物との混合物を用い
ることかできる。
さらに、RlTIX  (Rは炭化水素基であJ   
 4−J −29= す、Xはハロゲンであり、O<j≦4)で示される4価
の有機チタン化合物も例示できる6より具体的には、ヒ
スシクロペンタジェニルチタニウムジクロリドなどのジ
ハロゲン化チタン、ビスシクロペンタジェニルチタニウ
ムジメチルなどのハロゲン不含のチタン化合物を用いる
ことができる。
さらにまた、Ti(OR)  X   (Rは炭化水 
 3−h 素基であり、Xはハロゲンであり、0≦h≦3)で示さ
れる3価のチタン化合物を用いることもできる。これら
3価のチタン化合物のうち、これら化合物自体が液状状
態でない場合には、炭化水素、アルコール、エーテルな
どにチタン化合物を溶解させて、液状状態として用いる
ことができる。これら3価のチタン化合物としては、た
とえばT i Cj  、T i(OC2H5) 3、
Ti(On−CH)  、Ti(Oiso−C4H9)
3、Ti(02−エチルヘキシル)  、Ti(02−
エチルへキシル)C,Il2などの化合物が用いられる
上述しなTi化合物のうち、本発明に用いることのでき
る液状状態のチタン化合物[II]として−30= は、4価のチタン化合物か好ましく、特にハロゲン含有
の4価のチタン化合物か好ましい。
液状状態のチタン化合物[1[[]は、上記チタン化合
物が液状である場合にはそのまま用いてもよく、またそ
れらの混合物を用いてもよく、あるいはチタン化合物を
炭化水素等の溶媒に溶解して用いてもよい。
このようにして得られた支持体担持チタン触媒成分では
、Ti/MO(原子比)は、通常、0.01よりも大き
く1以下、好ましくは0.05よりも大きく05以下で
あり、Aj/M(]  (原子比)は0.01よりも大
きく4以下、好ましくは0.03よりも大きく3以下、
特に好ましくは0.04より大きく1以下であり、ハロ
ゲン/M(+  (原子比)は0.5よりも大きく5以
下、好ましくは1よりも大きく3以下であり、RO基/
Ha  (Rは炭化水素基)は重量比で0.5よりも大
きく15以下、好ましくは1よりも大きく10以下、特
に好ましくは1.5よりも大きく3以下であり、また比
表面積は50〜= 31− 1000r&/g、好ましくは100〜500ポ/gで
ある。そしてT1の平均原子価は、通常、4未満であり
、好ましくは3.5〜2.5である。
また該チタン触媒成分の粒子径は、通常、5〜200μ
m、好ましくは10〜100μm、特に好ましくは20
〜60μmであり、粒度分布は幾何標準偏差で、通常、
1.0〜2.0の範囲である。
本発明のチタン触媒成分を調製するに当って、用いるこ
とのできる炭化水素溶媒としては、ペンタン、ヘキサン
、ヘプタン、オクタン、デカン、ドデカン、テトラデカ
ン、灯油などの脂肪族炭化水素類;シクロペンタン、メ
チルシクロペンタン、シクロヘキセン、メチルシクロヘ
キサン、シクロオクタン、シクロヘキセンなどの脂環族
炭化水素類:ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベ
ンゼン、クメン、シメンなどの芳香族炭化水素類ニジク
ロルエタン、ジクロルプロパン、トリクロルエチレン、
四塩化炭素、クロルベンゼンなどのハロゲン化炭化水素
類などを例示することができる。
本発明において、エチレンの重合あるいはエチレンとα
−オレフィンとの共重合を行なう際に、上記のようなチ
タン触媒成分とともに用いることのできる、有機アルミ
ニウム化合物としては、少なくとも分子内に1個のA(
−炭素結合を有する化合物たとえば、 ましくは1〜4個の炭素原子を含む炭化水素基であり、
互いに同一でも異なってもよい。Xはハロゲンであり、
mはOhm≦3であり、nは0≦nく3であり、pは0
≦p<3であり、qは0≦qく3であって、しかもm+
nfP+cL=3である)で表わされる有機アルミニウ
ム化合物、(ti ) −数式MA、OR(ここでMl
はLi、Na、にであり、R1は前記と同じである〉で
表わされる第1族金属とアルミニウムとの銘アルキル化
物などを挙げることができる。
前記の(i)に属する有機アルミニウム化合物としては
、次のものを例示できる。
よびR2は前記と同じである。mは好ましくは1.5≦
m<3の数である)、 一般式RAJIX   (ここでR1は前記と同rn 
      3−m しである。Xはハロゲンであり、mは好ましくは0<m
<3である)、 一般式R1□All 1−T3.  (ここでR1は前
記と同じである。mは好ましくは2≦m<3である)、
あり、0<m≦3.0≦n<3.0≦q<3であり、m
 +n + q = 3である)で表わされるものなど
を例示できる。
(i)に属するアルミニウム化合物としては、より具体
的には、トリエチルアルミニウム、トリブチルアルミニ
ウムなどのトリアルキルアルミニウム、トリイソプレニ
ルアルミニウムなどのトリアルケニルアルミニウム、ジ
エチルアルミニウムエトキシド、ジブチルアルミニウム
ブトキシドなどのジアルキルアルミニウムアルコキシド
、エチルアルミニウムセスキエトキシド、ブチルアルミ
ニウムセスキブトキシドなどのアルキルアルミニラムセ
スキアルコキシドのほかに、R2,s Aj(OR) 
  などで表わされる平均組成を有す0.5 る部分的にアルコキシ化されたアルキルアルミニウム、
ジエチルアルミニウムクロリド、ジブチルアルミニウム
クロリド、ジエチルアルミニウムプロミドのようなジア
ルキルアルミニウムハライド、エチルアルミニウムセス
キクロリド、ブチルアルミニウムセスキクロリド、エチ
ルアルミニウムセスキプロミドのようなアルキルアルミ
ニウムセスキハライド、エチルアルミニウムジクロリド
、プロピルアルミニウムジクロリド、ブチルアルミニウ
ムジプロミドなどのようなアルキルアルミニウムシバラ
イドなどの部分的にハロゲン化されたアルキルアルミニ
ウム、ジエチルアルミニウムヒドリド、ジプチルアルミ
ニウムヒドリドなどのジアルキルアルミニウムヒドリド
、エチルアルミニウムジクドリド、プロビルアルミニウ
ムジヒドリドなどのアルキルアルミニウムジヒドリドな
どの部、−35− 公的に水素化されたアルキルアルミニウム、エチルアル
ミニウムエトキシクロリド、ブチルアルミニウムブトキ
シクロリド、エチルアルミニウムエトキシプロミドなど
の部分的にアルコキシ化およびハロゲン化されたアルキ
ルアルミニウムが用いられる。
また(i)に類似する化合物として、酸素原子や窒素原
子を介して、2以上のアルミニウムが結合した有機アル
ミニウム化合物か用いられる。このような化合物として
は、たとえば (C2Hs)2 Aj OAj  (C2Hs )2、
(C4H5)2A、l1OA、ll (C4H9)2、
例示できる。
前記(ii )に属する化合物としては、LiAj(C
H)  、LiA、l!  (C7H1,)4などを例
示できる。
これら化合物のうち、平均組成か RAfJx3−0 (式中、Rはアルキル基であり、Xはハロゲンであり、
2≦n≦3)を満足するように、上述した有機アルミニ
ウム化合物あるいは上述した有機アルミニウムと三ハロ
ゲン化アルミニウムを任意に混合したものが好ましい例
として挙げられる。さらに式中、Rか炭素数1〜4のア
ルキル基であり、Xが塩素であり、2.1≦n≦2.9
を満足する有機アルミニウム化合物が、特に好ましく用
いられる。
また[B]周周期律表敬いしInA族の有機金属化合物
触媒成分としては、有機アルミニウム以外に、たとえば
有機金属化合物(ti )として例示した有機マグネシ
ウム化合物、有機ホウ素化合物、有機ベリリウム化合物
、有機亜鉛化合物の他有機リチウム化合物などを用いる
こともできる。
このような[A]支持体担持チタン触媒成分および[B
]周周期律表敬いし[[A族の有機金属触媒成分とから
なるエチレン系重合体触媒製造用触媒は、後述するよう
に特定量のエチレンあるいはエチレンとα−オレフィン
とを予備重合させておくこともできる。
次に、上記のようなエチレン系重合体製造用触媒を用い
たエチレン系重合体の製造方法について説明する。
本発明では、上記のような[A]支持体担持チタン触媒
成分および[B]]期律表1ないしIIIA族の有機金
属化合物触媒成分とからなる触媒を用いて、エチレン単
独重合体あるいはエチレンと他のオレフィンとの共重合
体を製造することができ、またエチレンとポリエンとの
共重合体あるいはエチレンとα−オレフィンとポリエン
との共重合体を製造することができる。本発明で重合に
使用することのできるオレフィンとしては、たとえばエ
チレン以外にプロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、
1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、3−メチル
−1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、1−オクテ
ン、1−デセンなどが挙げられる。また上記ポリエンと
しては、ブタジェン、イソプレン、ヘキサジエン、ジシ
クロペンタジェン、5−エチリデン−2−ノルボルネン
などを例示することができる。
本発明では、エチレンが約70重量%以上含有されるよ
うな共重合体を製造することか好ましい。そして本発明
においては、特にエチレンと少量のα−オレフィンとを
共重合させて、密度が0.880〜0.970g/cJ
、とくに0.890〜0.940g/aAである低密度
エチレン共重合体を、スラリー重合あるいは特に気相重
合によって製造することが好ましい。
オレフィンの重合は、不活性溶媒の存在下または不存在
下、液相または気相で行なうことができる。重合に使用
することのできる不活性溶媒の例としては、プロパン、
ブタン、ペンタン、へAサン、オクタン、デカン、灯油
などの脂肪族炭化水素ニジクロペンタン、メチルシクロ
ペンタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンなど
の脂環族炭化水素:ベンゼン、トルエン、キシレン、エ
チルベンゼンなどの芳香族炭化水素:などを例示するこ
とができる6 密度の特に低いエチレン系共重合体を製造する場合には
、気相重合法を採用することか好ましい。
オレフィンの重合反応を行なうに際して用いられる各触
媒成分の量は、適宜に変更あるいは選択できるが、たと
えは、反応容積1.Q当り、チタン触媒成分をチタン原
子に換算して、好ましくは約0’、0001〜約1ミリ
モル、−層好ましくは約0.001〜約0,5ミリモル
となるような量で用い、また有機アルミニウム化合物を
、アルミニウム/チタン(原子比)が約1〜約2000
、好ましくは約5〜約100となるような量で用いるこ
とがよい。重合温度は、好ましくは20〜150℃特に
好ましくは40〜100℃である。
また重合圧力は、大気圧〜約100kf/afl−G、
好ましくは約2〜約50に+r/cd−Gである。
オレフィン重合において、分子量を調節するためには、
反応系に水素を共存させることが好ましい。
重合は回分式、あるいは連続式で行なうことかできる。
また条件の異なる2以上の段階に分けて行なうこともで
きる。
本発明では、上記のような[A]支持体担持チタン触媒
成分および[B]周周期律表敬いしIA族の有機金属化
合物触媒成分を用いてエチレン系重合体を製造するに先
立ち、少なくともチタン触媒成分および有機アルミニウ
ム化合物成分存在下、該チタン触媒成分中のチタン1ミ
リグラム原子当り、通常、5g以上、好ましくは10〜
3000g、特に好ましくは20〜1000+rの範囲
の重合量でエチレンあるいはエチレンとα−オレフィン
との予備重合を行なうことが好ましい。
予備重合は゛、不活性炭化水素溶媒存在下もしくは不存
在下に行なうことかできる。すなわち予備重合は、スラ
リー重合あるいは気相重合などにより行なうことができ
る。不活性炭化水素溶媒として、前述した炭化水素溶媒
が用いられ、このうち、炭素数3〜10の脂肪族炭化水
素または炭素数5〜10の脂環式炭化水素が特に好まし
く用いられる。
予備重合を行なう際に用いられるα−オレフィンとして
は、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン
、4−メチル−1−ペンテン、3−メヂルー1一ペンテ
ン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−テセンなと炭素
数10以下のα−オレフィンか好適であり、さらに炭素
数2〜6のα−オレフィンか好ましく、とくにエチレン
単独あるいはエチレンと上記α−オレフィンとの組み合
せが好適である。これらα−オレフィンは、単独で用い
てもよく、また結晶性重合体を製造する限りにおいては
2種以上を混合して用いてもよい。
予備重合における重合温度は、一般に−40〜100°
C1好ましくは一20〜60℃、より好ましくは一10
〜40℃である。予備重合において水素を共存させるこ
ともできる。
予備重合を行なう際には、有機アルミニウムに代表され
る[B]]期律表1ないしIIIA族の有機金属化合物
触媒成分は、該チタン触媒成分中のチタン1グラム原子
当り、通常は少なくとも0.1グラム原子以上、好まし
くは0.5グラム原子〜200グラム原子、より好まし
くは約1グラム原子〜30グラム原子となるような量で
用いられる。
また予備重合を行なうに際し、前述したような各種電子
供与体成分を共存させることもできる。
以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。
K旌旦ユ [チタン触媒成分の調製] 200°Cで2時間、次いで700℃で5時間焼成した
フジデビソン社製シリカ(F952)10gをn−デカ
ン40m1中に懸濁し、次いでこの懸濁液にブチルエチ
ルマグネシウム50ミリモルを含むヘプタン溶液43m
1を加えた後、90℃で2時間の反応を行なった。反応
終了後、該反応液から濾過により固体部を分離しな。こ
の固体部には、シリカ1g当りマグネシウムが2.5ミ
リモル原子相当含まれていた。
このようにして得られた固体部8fをn−デカン100
 mlで再懸濁した後、塩化マグネシウム95g、2−
エチルヘキサノール390gおよびn−デカン355g
を140℃で2時間加熱反応して得られた塩化マグネシ
ウムのデカン溶液6.4m1(IJI約6.4ミリモル
に相当)を加え、80°Cに昇温し、約1時間してジエ
チルアルミニウムクロライド7.7ミリモルを加え、さ
らに1時間80℃で反応を行なった。次いで、この反応
液から濾過により固体部を分離し、この固体部をn−デ
カン100m1に再懸濁した後、19ミリモルのモノ2
−エチルヘキソキシトリクロルチタニウムを加えて、8
0°Cで1時間の反応を行なった。次いで濾過にて固体
部を分離し、100 mlのヘキサンにて2回洗浄して
チタン触媒成分[A]を調製した。
[予備重合] 400 mlの攪拌機付筒型フラスコに、精製ヘキサン
200 ml、トリエチルアルミニウム0.6ミリモル
および上記チタン触媒成分[A]を、チタン原子換算で
0.2ミリモルを添加した後、30°Cにてエチレンを
8NJ/時間の速度で3時間かけて供給し、エチレンの
予備重合を行なった。生成したポリエチレンの量は、触
媒1g当り96gであった。
[エチレン重合] 充分に窒素置換された内容積2.Ilのオートクレーブ
に分散剤として、塩化ナトリウム150gを加え、90
℃に加熱しながらオートクレーブの内圧か50+++m
Hq以下になるように真空ポンプで2時間減圧処理を行
なった6次いで、オートクレーブの温度を室温に下げ、
オートクレーブ内をエチレン置換した後に、トリエチル
アルミニウム0.5ミリモル、ジエチルアルミニウムク
ロライド0.5ミリモルおよびヘキセン−19m1を加
え、系を密閉にした後、昇温し、60°Cで水素を1 
k+r/−加え、エチレンでさらに加圧しながら、上記
予備重合を施したチタン触媒成分をチタン原子換算で0
.005ミリモル加えた。重合中、温度は80°Cに、
また圧力はエチレンカスの補給により8 kg / a
A Gに保った。またチタン触媒成分添加後、ヘキセン
−136山1を1時間にわたりポンプを使い供給した。
重合はチタン触媒添加後、1時間をもって終了とした。
重合終了後、オートクレーブ内容物を約1.0の水の中
に投入した。約5分間の撹拌で塩化ナトリラムは、はぼ
全量水に溶解し、ポリマーのみか水面上に浮いた。この
浮部ポリマーを回収し、メタノールで充分に洗浄した後
、80℃減圧下で一晩乾燥を行なった。
得られたチタン触媒成分の組成および重合結果を表1に
示した。
実施例2〜5 実施例1のチタン触媒の調製に用いたブチルエチルマグ
ネシウムおよびジエチルアルミニウムクロライドを表1
に示す化合物に代えた以外は、実施例1と同様の方法で
チタン触媒を調製し、予備重合およびエチレンとヘキセ
ン−1の共重合を行なった。
得られた触媒の組成および重合結果を表1に示した。
実施例6〜7 実施例1のチタン触媒の調製に用いたモノ2−エチルヘ
キソキシトリクロルチタニウムを表2に示す化合物に代
えた以外は、実施例1と同様な方法でチタン触媒を調製
し、予備重合を行ない、エチレンとヘキセン−1の共重
合を行なった。
K旌■下 実施例1と同様の方法で、シリカLogとプチルエチル
マグネシウム50ミリモルを反応させて、マグネシウム
がシリカ1g当り2.5ミリモル原子相当固定された処
理担体を調製した。この処理担体をn−デカン100 
mlに再懸濁させた後、エトキシマグネシウムクロライ
ド104.8g、2−エチルヘキサノール390gおよ
びn−デカン355gを140℃で2時間加熱反応する
ことにより得られるマグネシウムのデカン溶液6.4m
lを加えて80℃に昇温し、約1時間後、55℃に降温
して四塩化ケイ素30m1を加え、2時間同温度で反応
を行なった。次いで濾過にて固体部を分離し、n−デカ
ン1.00 mlに再懸濁後、ジエチルアルミニウムク
ロライド7.7ミリモルを加え、80℃で1時間反応を
行なった。以下実施例1と同様な方法でチタン化合物の
担持反応を行ない、チタン触媒成分を調製し、また予備
重合およびエチレンとヘキセン−1の共重合についても
実施例1と同様の方法により行なった。
触媒組成および重合結果を表2に示した。
K立■遣 実施例8において、エトキシマグネシウムクロライド1
04.8+r、2−エチルヘキサノール390gおよび
n−デカン355gを140℃で2時間加熱反応して得
られるマグネシウムのデカン溶液を、マグネシウムビス
2−エチルヘキソキシド5ミリモルを含むヘプタン溶液
に代えた以外は、実施例8と同様な方法により触媒を調
製し、予備重合およびエチレンとヘキセン−1の共重合
を行なった。
触媒組成および重合結果を表2に示した。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明に係るエチレン系重合体製造用触媒成分
とその調製工程を示すフローチャート図である。 代理人  弁理士  銘木 俊一部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)[A]少なくとも [ I ]支持体(i)に、アルミニウム以外の周期律表
    IIないしIIIA族の有機金属化合物 であって少なくとも2個の炭化水素基が 金属原子に直接結合した液状状態の有機金 属化合物(ii)を、予め接触させた後、還元能を有し
    ない液状状態のマグネシウム化 合物(iii) を接触反応させることにより得られるマグネシウム含有
    支持体 [II]有機アルミニウム化合物および [III]液状状態のチタン化合物 の接触反応により得られるマグネシウム、アルミニウム
    、ハロゲンおよびチタンを必須成分とする支持体担持チ
    タン触媒成分および、 [B]周期律表 I ないしIIIA族の有機金属化合物触媒
    成分 からなる触媒の存在下に、エチレンを重合もしくは共重
    合させることを特徴とするエチレン系重合体もしくは共
    重合体の製法。
  2. (2)エチレンの重合もしくは共重合に先立ち、該チタ
    ン触媒成分中のチタン1ミリグラム原子当り少なくとも
    5g以上のオレフィンを予備重合させる請求項第1項に
    記載の製法。
  3. (3)エチレンの重合もしくは共重合が40〜100℃
    の範囲の重合温度、2〜50kg/cm^2の範囲の重
    合圧力下に、気相重合法もしくはスラリー重合法により
    実施される請求項第2項に記載の製法。
  4. (4)還元能を有しない液状状態のマグネシウム化合物
    がMgX_2、Mg(OR)_X、Mg(OR)_2お
    よびマグネシウムのカルボン酸塩からなる群より選ばれ
    るマグネシウム化合物(ただし、Xはハロゲンであり、
    Rは炭化水素基である)と電子供与体(a)と炭化水素
    溶媒とから形成される溶液、またはMg(OR)_2お
    よびマグネシウムのカルボン酸塩からなる群より選ばれ
    るマグネシウム化合物と炭化水素溶媒とから形成される
    溶液である請求項第1項に記載の製法。
  5. (5)電子供与体(a)がアルコール類である請求項第
    4項に記載の製法。
  6. (6)液状状態のチタン化合物[III]が4価のチタン
    化合物である請求項第1項に記載の製法。
  7. (7)チタン触媒成分[A]中のチタン原子の平均原子
    価が、4未満である請求項第1項に記載の製法。
  8. (8)チタン触媒成分[A]の平均粒子径が10〜10
    0μmである請求項第1項に記載の製法。
  9. (9)支持体(i)が水酸基を有する無機酸化物である
    ことを特徴とする請求項第1項に記載の製法。
  10. (10)有機金属化合物(ii)がジヒドロカルビルマ
    グネシウム化合物であることを特徴とする請求項第1項
    に記載の製法。
  11. (11)チタン触媒成分中のTi/Mg(原子比)が0
    .01よりも大きく1以下、Al/Mg(原子比)が0
    .03よりも大きく3以下、ハロゲン/Mg(原子比)
    が1よりも大きく3以下、RO基/Mg(Rは炭化水素
    基)が重量比で1よりも大きく10以下である請求項第
    1項に記載の製法。
  12. (12)[B]周期律表 I ないしIIIA族の有機金属化
    合物触媒成分が、有機アルミニウム化合物である請求項
    第1項に記載の製法。
  13. (13)(A)少なくとも [ I ]支持体(i)に、アルミニウム以外の周期律表
    IIないしIIIA族の有機金属化合物であって、少なくと
    も2個の炭化水素基が金属原子に直接結合した液状状態
    の有機金属化合物 (ii)を、予め接触させた後、還元能を有しない液状
    状態のマグネシウム化合物(iii)を接触反応させる
    ことにより得られるマグネシウム含有支持体 [II]還元性の有機金属化合物および [III]液状状態のチタン化合物 の接触反応により得られるマグネシウム、アルミニウム
    、ハロゲンおよびチタンを必須成分とする支持体担持チ
    タン触媒成分および (B)周期律表 I ないしIIIA族の有機金属化合物触媒
    成分 からなるエチレン系重合体製造用触媒。
  14. (14)(A)少なくとも [ I ]支持体(i)に、アルミニウム以外の周期律表
    IIないしIIIA族の有機金属化合物であって、少なくと
    も2個の炭化水素基が金属原子に直接結合した液状状態
    の有機金属化合物 (ii)を、予め接触させた後、還元能を有しない液状
    状態のマグネシウム化合物(iii)を接触反応させる
    ことにより得られるマグネシウム含有支持体 [II]還元性の有機金属化合物および [III]液状状態のチタン化合物 の接触反応により得られるマグネシウム、アルミニウム
    、ハロゲンおよびチタンを必須成分とする支持体担持チ
    タン触媒成分および (B)周期律表 I ないしIIIA族の有機金属化合物触媒
    成分 からなり、該チタン触媒成分中のチタン1ミリグラム原
    子当り少なくとも5g以上のオレフィンが予備重合され
    てなるエチレン系重合体製造用触媒。
JP63116626A 1988-05-13 1988-05-13 エチレン系重合体の製法およびエチレン系重合体製造用触媒 Expired - Lifetime JP2613621B2 (ja)

Priority Applications (13)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63116626A JP2613621B2 (ja) 1988-05-13 1988-05-13 エチレン系重合体の製法およびエチレン系重合体製造用触媒
DE68928204T DE68928204T2 (de) 1988-05-13 1989-05-12 Titaniumkatalysatorbestandteil, Verfahren zur Herstellung desselben, dieses enthaltenden Katalysator für Herstellung von Ethylenpolymere und Verfahren zur Herstellung dieser Ethylenpolymere
AT89905758T ATE190072T1 (de) 1988-05-13 1989-05-12 Titan katalysatorkomponente, verfahren zur deren herstellung, katalysator zur herstellung von einem aethylenpolymer das dieser katalysator aufweist und verfahren zur herstellung eines aethylenpolymers
EP92104040A EP0494084B1 (en) 1988-05-13 1989-05-12 Titanium catalyst components, process for preparing same, catalysts containing same for preparing ethylene polymers and process for preparing said ethylene polymers
PCT/JP1989/000486 WO1989010942A1 (en) 1988-05-13 1989-05-12 Titanium catalyst component, process for its preparation, catalyst for producing ethylenic polymer containing said titanium catalyst component, and process for producing ethylenic polymer
KR1019920701725A KR920009614B1 (ko) 1988-05-13 1989-05-12 티탄촉매성분 및 그 제법과 이 티탄촉매성분을 포함한 에틸렌계 중합체 제조용 촉매 및 에틸렌계 중합체의 제법
KR1019890701761A KR920009615B1 (ko) 1988-05-13 1989-05-12 티탄촉매성분 및 그 제법과 이 티탄촉매성분을 포함한 에틸렌계 중합체 제조용 촉매 및 에틸렌계 중합체의 제법
EP89905758A EP0408750B1 (en) 1988-05-13 1989-05-12 Titanium catalyst component, process for its preparation, catalyst for producing ethylenic polymer containing said titanium catalyst component, and process for producing ethylenic polymer
AT92104040T ATE155799T1 (de) 1988-05-13 1989-05-12 Titaniumkatalysatorbestandteil, verfahren zur herstellung desselben, dieses enthaltenden katalysator für herstellung von ethylenpolymere und verfahren zur herstellung dieser ethylenpolymere
DE68929161T DE68929161T2 (de) 1988-05-13 1989-05-12 Titan katalysatorkomponente, verfahren zur deren herstellung, katalysator zur herstellung von einem aethylenpolymer das dieser katalysator aufweist und verfahren zur herstellung eines aethylenpolymers
CA000609148A CA1335094C (en) 1988-05-13 1989-08-23 Titanium catalyst components, process for preparing same, catalysts containing same for preparing ethylene polymers and process for preparing said ethylene polymers
US07/715,966 US5155078A (en) 1988-05-13 1991-06-17 Titanium catalyst components, process for preparing same, catalysts containing same for preparing ethylene polymers and process for preparing said ethylene polymers
US07/781,667 US5192731A (en) 1988-05-13 1991-10-23 Titanium catalyst components, process for preparing same, catalysts containing same for preparing ethylene polymers and process for preparing said ethylene polymers

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63116626A JP2613621B2 (ja) 1988-05-13 1988-05-13 エチレン系重合体の製法およびエチレン系重合体製造用触媒
CA000609148A CA1335094C (en) 1988-05-13 1989-08-23 Titanium catalyst components, process for preparing same, catalysts containing same for preparing ethylene polymers and process for preparing said ethylene polymers

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01287106A true JPH01287106A (ja) 1989-11-17
JP2613621B2 JP2613621B2 (ja) 1997-05-28

Family

ID=25672965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63116626A Expired - Lifetime JP2613621B2 (ja) 1988-05-13 1988-05-13 エチレン系重合体の製法およびエチレン系重合体製造用触媒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2613621B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005536593A (ja) * 2002-08-19 2005-12-02 ノボレン テクノロジー ホールディングス シー・ブイ チーグラー−ナッタ触媒、その作成方法、およびその使用方法
JP2009503140A (ja) * 2005-07-20 2009-01-29 ビーエーエスエフ、カタリスツ、エルエルシー オレフィン重合用のチーグラー−ナッタ担持触媒

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005536593A (ja) * 2002-08-19 2005-12-02 ノボレン テクノロジー ホールディングス シー・ブイ チーグラー−ナッタ触媒、その作成方法、およびその使用方法
JP2009503140A (ja) * 2005-07-20 2009-01-29 ビーエーエスエフ、カタリスツ、エルエルシー オレフィン重合用のチーグラー−ナッタ担持触媒

Also Published As

Publication number Publication date
JP2613621B2 (ja) 1997-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0408750B1 (en) Titanium catalyst component, process for its preparation, catalyst for producing ethylenic polymer containing said titanium catalyst component, and process for producing ethylenic polymer
JP3771579B2 (ja) エチレンの重合および共重合用触媒組成物
US5623033A (en) Titanium catalyst component for ethylene polymerization, ethylene polymerization catalyst, and process for ethylene polymerization using the same
US5192731A (en) Titanium catalyst components, process for preparing same, catalysts containing same for preparing ethylene polymers and process for preparing said ethylene polymers
HU208982B (en) Process for producing catalyst and prepolymer, as well as polyolefins by using them
JPS6354289B2 (ja)
EP0690878B2 (en) Process for forming a granular resin
JPS6187706A (ja) 重合用触媒
JP3225463B2 (ja) シリカ支持遷移金属触媒
JPH01287106A (ja) エチレン系重合体の製法およびエチレン系重合体製造用触媒
CN114591455B (zh) 催化剂及其制备方法、烯烃聚合催化剂体系
JP2656946B2 (ja) チタン触媒成分およびその製法
JP2732581B2 (ja) チタン触媒成分およびその製法
JP2613618B2 (ja) エチレン系重合体の製法およびエチレン系重合体製造用触媒
JP2667453B2 (ja) エチレン系重合体の製法およびエチレン系重合体製造用触媒
JP2732597B2 (ja) チタン触媒成分およびその製法
JP2617988B2 (ja) エチレン系重合体の製法およびエチレン系重合体製造用触媒
JP2530624B2 (ja) オレフインの重合方法
JP2723134B2 (ja) エチレン(共)重合用支持体担持チタン触媒成分およびその製法
JPH02173103A (ja) ポリオレフィンの製造法
JP3806188B2 (ja) 重合触媒及びそれを用いたポリオレフィンの製造方法
JPH09157321A (ja) 重合触媒及びそれを用いたポリオレフィンの製造方法
KR920009615B1 (ko) 티탄촉매성분 및 그 제법과 이 티탄촉매성분을 포함한 에틸렌계 중합체 제조용 촉매 및 에틸렌계 중합체의 제법
JP3286850B2 (ja) ポリエチレンの製造方法
JPH0967407A (ja) ビニル化合物重合用触媒並びにその使用