JPH01282018A - 自動車の換気ルーフ及びその換気方法 - Google Patents

自動車の換気ルーフ及びその換気方法

Info

Publication number
JPH01282018A
JPH01282018A JP1059490A JP5949089A JPH01282018A JP H01282018 A JPH01282018 A JP H01282018A JP 1059490 A JP1059490 A JP 1059490A JP 5949089 A JP5949089 A JP 5949089A JP H01282018 A JPH01282018 A JP H01282018A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
cover
ventilation
motor vehicle
vehicle according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1059490A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2965992B2 (ja
Inventor
Shiyuraitaa Toomasu
トーマス,シュライター
Fuyurusuto Arupato
アルパト,フュルスト
Paetsu Buerunaa
ヴェルナー,パエツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikyo Webasto Co Ltd
Original Assignee
Daikyo Webasto Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE19883807961 external-priority patent/DE3807961A1/de
Application filed by Daikyo Webasto Co Ltd filed Critical Daikyo Webasto Co Ltd
Publication of JPH01282018A publication Critical patent/JPH01282018A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2965992B2 publication Critical patent/JP2965992B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/24Devices purely for ventilating or where the heating or cooling is irrelevant
    • B60H1/26Ventilating openings in vehicle exterior; Ducts for conveying ventilating air
    • B60H1/262Openings in or on the vehicle roof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/053Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels sliding with final closing motion having vertical component to attain closed and sealed condition, e.g. sliding under the roof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、固定ルーフ面に構成してあって唯一つのカバ
ーで開閉できるルーフ開口部を有する自動車の換気ルー
フであって、上記カバーは、カバー後縁またはその近傍
にある旋回軸線のまわりに旋回して換気位置に旋回させ
ることができ、上記換気位置では、カバー前縁が固定ル
ーフ面の下方の離れた位置にあり、一方、カバー後縁が
少くともほぼルーフ高さに保持される形式のものに関す
る。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)この種
の公知の換気ルーフ(西独実用新案No、811966
2)の場合、ルーフ開口部は固定ルーフ面の後部に構成
されており、ルーフ開口部の開放のためカバーを引出す
ことができる。公知の換気ルーフの場合、換気位置にお
いても、部材が固定ルーフ面から上方へ突出することは
なく、従って、特に高い走行速度において空気力学的に
好ましいが、換気位置にカバーを旋回した際にルーフの
一自動車の縦方向に関して一中心部分に構成される換気
間隙は、換気技術的に好ましくない。ルーフ開口部の開
放度を任意に定めることができない。更に、カバーを除
去した場合も、運転者および同乗者にカプリオールに類
催の乗り心地は与えられない。
同しく公知の態様で(西独特許公開No、314997
7)、換気位置に旋回させ得るカバーの前に、後部カバ
ーを換気位置に旋回した後に後部カバーを越えて後方へ
摺動させて運転者および同乗者の上方にあるルーフ開口
部部分を開放できる第2カバーを設ければ、上記欠点を
部分的に排除できるが、この種の2枚カバーによる解決
法の場合、煩瑣で故障し易い駆動機構および調節機構が
必要である。更に、ルーフ開口部の開放度は、全寸法の
172よりも小さい。
選択的に昇降できるまたは固定ルーフ面の下方に摺動で
きるカバーを有する従来のスライド・チルトルーフの場
合(西独特許No、2454723 ) 、ルーフ開口
部を完全にまたはほぼ完全に開放でき、ルーフの開放度
を任意に定めることができる。しかしながら、カバーを
換気位置に旋回上昇した場合、走行速度が速い場合は特
に、自動車の空気力学的挙動が不利な影響を受ける。更
に、この場合も、換気性が好ましくない。換気位置に旋
回後にカバーを固定ルーフ面の上方に後方へ摺動させる
ことができる、いわゆるスポイラルーフは、空気力学的
に更に好ましくない(西独特許公開No、331145
2)。
本発明の目的は、好適な空気力学的性質を保持して、特
に、換気技術的に改善された、換気ルーフを創生ずるこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、ルーフ開口部を固定ルーフ面の前部に構成し
、カバーの後縁を換気位置から出発して固定ルーフ面の
下方に降下でき、カバー全体をルーフ面下方の、ルーフ
開口部を少くとも部分的に開放する開放位置に後方へ摺
動できるよう構成することによって、達成される。
(作 用) 固定ルーフ面41に構成されたルーフ開口部40ばカバ
ー20で閉鎖できる。カバー20は、駆動機構26によ
って、カバー後縁42またはその近傍にある(仮想)の
旋回軸線のまわりに換気位置(第4図)に旋回させるこ
とができ、換気位置では、カバー前縁43は固定ルーフ
面41の下方にあり、一方、カバー後縁42は少くとも
ほぼルーフ高さに保持される。自動車の走行中にルーフ
面41の外側に、車室内の圧力に対して負圧が生じた場
合は、第4図に44で示した如き空気流が形成される。
自動車の内部は、カバー前縁と固定ルーフ面との間の間
隙45を通して排気される。
固定ルーフ面41の前部に構成されたルーフ開口部40
は、必要であれば、カバー20の後縁42を換気位置(
第4図)から固定ルーフ面41の下方へ換気位置のカバ
ー前縁43の降下量よりも小さい量だけ降下することに
よって、少くとも部分的に開放できる。この場合、同時
に、あらかじめ換気位置に降下されたカバー前縁を換気
位置(第4図)と閉鎖位置(第3図)との間の中間位置
に上昇する。
かくして、カバー20は、閉鎖位置に置かれ、ルーフ面
41に対して本質的に平行となる(第5図)。
次いで、ルーフ開口部40を少くとも部分的に開放する
開放位置にカバー20を摺動できる(第6図)。
(実施例) 図面を参照して以下に本発明の実施例を詳細に説明する
第2図に模式的に示した1つのカバー形換気スライドル
ーフは、22に示した態様で穴を設けた連続的に突出す
る固定の通水樋21を有する。金属板製カバーの場合、
通水樋21はカバー内面パネル23から形成できる(第
12.14.15.17回)。カバー20は、更に、図
示の実施例の場合はカバー20の下方へ曲げた縁部フラ
ンジ25にはめ込んだ連続のパンキン24を備えている
。カバー20は、カバーの両側にそれぞれ連結部材27
を含むカバ・−駆動機構26に結合されている。連結部
材27は、ルーフに固定の案内レール28に沿って摺動
自在に案内されている。連結部材の駆動には駆動ケーブ
ル29を使用する。双方の案内レール28の前部範囲は
、横梁30によって相互に結合されている。横梁30の
中央部分31には、第3〜6図に模式的に示した如く、
駆動電動機32が設置しである。駆動装置として駆動電
動機32によって駆動されるビニオンは、駆動ケーブル
29(好ましくは、ネジケーブル)と係合する。
双方の案内レール28の後部範囲は、固定天蓋35のた
めのヒンジ34を取付けた別の横梁33によって相互に
結合されている。なお、概念”前”および“後7は、ル
ーフを組込んだ自動車の前進方向に関する。
第2図に示した如く、換気スライドルーフには、更に、
側部ライニング部称として2つの側部ブラインド36(
第2図には1つのブラインドのみを示1、f、−)、M
強し−ル38、補強アングル39およヒ前部ブラインド
37が含まれる。
特に第3図から明らかな如く、固定ルーフ面41に構成
されたルーフ開口部4oはカバー2oで閉鎖できる。カ
バー20は、駆動機構26によって、カバー後縁42ま
たはその近傍にある(仮想の)旋回軸線のまわりに換気
位置(第4図)に旋回させることができ、換気位置では
、カバー前縁43は固定ルーフ面41の下方にあり、一
方、カバー後縁42は少くともほぼルーフ高さに保持さ
れる。自動車の走行中にルーフ面41の外側に、車室内
の圧力に対して負圧が住した場合は、第4図に44で示
した如き空気流が形成される。自動車の内部は、カバー
前縁と固定ルーフとの間の間隙45を通して排気される
固定ルーフ面41の前部に構成されたルーフ開口部40
は、必要であれば、カバー2oの後縁42を換気位置(
第4図)から固定ルーフ面41の下方へ換気位置のカバ
ー前縁43の降下量よりも小さい量だけ降下することに
よって、少くとも部分的に開放できる。この場合、同時
に、あらがし換気位置に降下されたカバー前縁を換気位
置〔第4図)と閉鎖位置(第3図)との間の中間位置に
上昇する。かくして、カバー20は、閉鎖位置に置かれ
、ルーフ面41に対して本質的に平行となる(第5図)
。次いで、ルーフ開口部40を少くとも部分的に開放す
る開放位置にカバー20を摺動できる(第6図)。
第3図から明らかな如く、カバー20の連続の固定通水
樋21は、カバー閉鎖位置では、カバー外縁とルーフ開
口部40の縁との間の縁部間隙46を下方から被う。パ
ツキン24は、カバー閉鎖位置では、ルーフ開口部40
の縁の範囲の固定ルーフ面41に対して上方へ押圧され
る。この場合、更に、通水樋2Iの外縁に設けたパツキ
ン47の弾性的に撓み得るノーズ48がルーフ面41に
下から当接する(第17図も参照)。
第3図〜第6図から明らかな如く、固定天蓋35は、ル
ーフ開口部40に後方へ続く固定ルーフ面41の部分の
下方にある。上記天蓋の前端49には、両側で下方へ突
出するバネ脚51を固定した横方向すべり面50が設け
である。バネ脚51は、ルーフに固定の部材(横梁33
)に支持され、固定天蓋35の前端49の範囲を上方へ
弾性的に付勢する。かくして、カバー20が閉鎖位置(
第3図)または換気位置(第4図)にある場合は、固定
天135の前部は、カバー20の後端または上記後端か
ら後方へ突出する通水樋21の部分に押圧される。カバ
ー後縁42を摺動位置(第5図)に降下する場合は、固
定天蓋35をカバー20から前下方へ押し、か(して、
天蓋後端52の範囲をヒンジ34のまわりに旋回させる
。かくして、固定ルーフ面41の後部と固定天蓋35と
の間には、カバー20を挿入できるスペース53が形成
される。
カバー20の下面には、横方向で見て中央部分をカバー
に固定したカバー内面ライニング54が設けである。カ
バー内面ライニング54は、弾性的であり、カバーに対
する中央結合範囲から側方へ突出する。第7.8.12
図から明らかな如く、カバー内面ライニング54の側縁
55は、側部ブラインド36に弾性的に可撓状態で当接
する。
カバーの1つの側のカバー駆動機構の構造を第9〜12
図に詳細に示した。別の側のカバー駆動機構は、上記機
構に対して鏡像対称に構成しである。
案内レール28(好ましくは、押出成形体)は、ルーフ
開口部40に対して外側方へずれた固定ルーフ面41の
部分の下方に設けである。案内レール28は、横梁56
に結合された接続板57に高さ調節自在なよう取付けで
ある。連結部材27の案内レール28に向く側には、連
結部材27に関して回転自在なよう軸支された案内ロー
ラ60,61のための前部ローラケージ58および後部
ローラケージ59が設けである。
案内ローラ60.61 は、案内レール2日の自動車の
縦方向へ延び案内チャンネル62に案内されている。
この案内チャンネルは、上部ウェブ63および下部ウェ
ブ64によって形成され、連結部材27の方向へ開放し
ている。第13図に示した如く、案内ローラ60は下部
ウェブ64に当接し、案内ローラ61は上部ウェブ63
に当接する。案内レール28内には、ケーブルチャンネ
ル65および以下に説明するロック装置68のロック部
材67の走行路66が案内チャンネル62に平行に延び
ている。ケーブルチャンネル65には、双方の駆動ケー
ブル29の1つが縦方向へ摺動自在なよう案内されてい
る。駆動ケーブル29は、調節運動時に連結部材27を
案内レール28に沿って駆動できるよう、双方のローラ
ケージ58.59の1つに固定されている。カバー20
は、前後のカバー接続ポルl−69,70を介して連結
部材27に結合されている。カバー接続ポル)69.7
0は、通水樋21の外面から外側方へ突出し、それぞれ
、連結部材27の前部摺動路71および後部摺動路72
に摺動自在に係合する。前部摺動路71は、案内チャン
ネル62に対して平行に延びる比較的短い部分73,7
4.75を有する。部分73.74.は、後下方へ下降
する部分76を介して結合され、一方、部分74と75
との間には、後方へ上昇する部分77が延びている。後
部摺動路72は、案内チャンネル62に対して平行に延
びる部分78.79.80を含む。部分78と79との
間には、後上方へ上昇する部分81が延びている。部分
79.80は、同じく後上方へ上昇するが部分81より
も勾配の小さい部分82を介して結合されている。
カバー20に対して連結部材27を摺動ずれば、カバー
の後縁42および前縁43が、固定ルーフ面41に対し
て所望の高さ調節運動を行う。第9.10.11図の実
施例の場合、連結部材27をカバー閉鎖位置(第9図)
から引きもどす際に、カバー20が、まず、換気位置(
第10図)に置かれ、次いで、カバー後縁42が降下さ
れ、連結部材27を更に引きもどすと上記連結部材によ
って固定ルーフ面41の下方にカバーが駆動されるよう
、摺動路71.72は構成されている。
ロック装置68は、旋回中および高さ調節中にカバーが
固定ルーフ面41に対して摺動するのを阻止する。カバ
ー後縁42が、第11図に示した如く、カバーの摺動運
動に必要な位置に降下された場合にはじめて、上記ロッ
ク装置は、後方への摺動のためにカバー20を解放する
。このため、ロック装置68は、カバー20の下方に設
けてあって、カバーに固定の継手84のルーフ面に平行
な軸線のまわりに旋回でき、前方へ向く自由端にロック
部材67を設置したロックレバ−83を有する。案内レ
ール28の走行路66を形成する上部ウェブ85には、
案内レール28に設置した係止部材87で被われた係止
開口86が構成されている。走行路66には、係止開口
86の前に、別の係止部材88が設けである。係止部材
87゜88および係止開口86は、ルーフに固定の係止
機構89を形成する。ロック部材67は、カバーが閉鎖
位置と換気位置との間を移動される間および第11図の
カバー位置に達する直前まで、連結部材27の上面のカ
ム面90によって上記係止機構89と保合状態に保持さ
れる。
カバー閉鎖位置(第9図)では、連結部材27は前部終
点位置にある。カバー接続ポル)69.70は、摺動路
71 、72の後上方部分75.80内にある。カッ\
−20の連続のパツキン24は、ルーフ開口部40の縁
に下方から押圧される。駆動ケーブル29によってルー
フ両側の連結部材27を後方へ摺動ずれば、カム面90
によって係止機構89と係合されるロック部材67によ
ってカバー20の摺動運動は阻止される。
従って、連結部材27とカバー20との間に縦方向相対
運動が現れ、その結果、カバー接続ボルト69゜70が
、摺動路71,72の部分75.80に前方へ続く傾斜
部分77.82に入る。カバーに固定の前部接続ボルト
69と摺動路部分77との共働作用によって、カバー前
縁43は、引下げられ、ルーフ開口部40の前縁の下方
に降下される。同時に、摺動路部分82における後部カ
バー接続ボルト70の補償降下によって、カバー後縁4
2はルーフ高さに保持される。連結部材27が、第10
図に示した如く引きもどされ、カバー接続ボルト69.
70が摺動路71.72の木質的に水平な部分74 、
79に達すると、ルーフ開口部40の前縁とカバー前縁
43との間の換気間隙45が最大となる。
連結部材27は、換気間隙45の大きさの調節のため、
もちろん、閉鎖位置(第9図)と換気装置(第10図)
との間の任意の中間位置に停止することができる。連結
部材27を後方へ更に駆動すると、カバー接続ボルト6
9.70が摺動路7L72の逆方向へ傾斜した部分76
.81に達する。カバー前縁43は、前部接続ボルト6
9と摺動路部分76との共働作用によって換気位置と閉
鎖位置との間の中間位置に上昇され、同時に、後部接続
ボルト70と摺動路部分81との間の共働作用によって
カバー後縁42が降下される。この場合、連結部材27
のカム面90が、更に、ロック部材67とルーフに固定
の係止機構89とを係合状態に保持する。連結部材27
を更に引きもどしてカバー接続ポル)69.70が摺動
路71.72の前部分73.78に達すると、カム面9
0の凹み91がロック部材67を解放する。継手84の
まわりにロックレバ−83を旋回すれば、ロック部材6
7は、係止開口86を越えて案内レール28の走行路6
6に入ることになる。摺動路71.72の前端がカバー
接続ボルト69.70に当接すると、ルーフ面および案
内チャンネル62に対して木質的に平行をなしているカ
バー20が、連結部材27によって下方へ駆動され、ル
ーフ開口部40に後方へ続く固定ルーフ面41の部分の
下方に摺動される(第6図参照)。
逆に、連結部材27を開放位置(第6図)から当該の案
内レール28に沿って前方へ摺動する場合、ロック部材
67と走行路66との保合によってカバー20の望まし
くない旋回が阻止される。カバー20は、ルーフ開口部
40の下方に達するまで、連結部材27によって前方へ
駆動される。ロック部材67は、係止部材88の後端に
ぶつかり、カム面90に前方へ続くカム傾斜面92から
上方へ係止開口86を通過し、係止機構89と係合され
る。かくして、カバー20は、固定ルーフに関して摺動
しないようロックされ、一方、連結部材27は、カバー
20に対する相対摺動運動のために解放される。さて、
連結部材27を第11図の位置から更に前方へ駆動する
と、カバー20が最終定に閉鎖位置(第9図)に達する
まで、上述の移動プロセスが逆の順序で逆方向へ行われ
る。
カバー駆動機構26を下方から被う側部ブラインド36
は、第12図に示した如く、弾性フック93.94によ
って案内レール28に掛は止められている。上記ブライ
ンドは、ルーフ開口部40の側縁を下方から被い、カバ
ー20の通水樋21に補集された水を受容し、排水口9
6(第2図)を介して排出する通水樋95を形成する。
側部ブラインド36の内縁は、弾性的なカバー内面ライ
ニング54の側縁とすべり係合する。
ルーフ開口部40の前縁98の範囲に可動に軸支された
ブラインド37は、例えば、第14〜17図に模式的に
示した4リンク99を介して、ルーフに固定の部材(合
目的的には横梁33)に結合され、運動のため、図示し
てない態様で上方へ弾性的に負荷される。前部ブライン
ド37は、補強せる軟質材料部材(例えば、鋼板で補強
したポリウレタン・フオーム部材)であるのが好ましい
。カバー20がルーフ開口部40に合致した位置(例え
ば、第14図の換気位置まはた第17図の閉鎖位置)に
ある場合、ブラインド37は、カバー前縁を下方から被
う。かくして、前部ブラインド37は、平坦なカバー2
0と横梁33から形成された比較的高いコンソール10
0との間の滑らかな移行に役立つのみならず、カバー2
0を引きもどした際(第16図)に、ルーフ開口部40
の前縁98を被う衝撃保護材として役立つ。ブラインド
37を完全に上方へ旋回した位置では、上記位置におい
て後方へ斜めに上昇するブラインド端面101が、ルー
フ面から突出し、風そらせ部材として働く (第16図
)。ブラインドの調節は、カバー20の制御カムまたは
連結部材27によって行うことができる。
第18〜22図に、各種位置における1カバー形換気ス
ライドルーフの実施例を模式的に示した。この実施例の
場合、連結部材27の摺動路7L72は、連結部材27
をカバー閉鎖位置(第18図)から前方へ摺動した際に
、まず、カバー前縁43が降下されるよう(第19図)
、構成されている。連結部材27を案内レール28に沿
って更に摺動すると、前縁43が下方へ傾斜したカバー
20が、カバー接続ボルト69、70に対する摺動路7
1の後端の当接によって前方へ駆動され、この場合、カ
バー20の前端が、ルーフ開口部40の前にある固定ル
ーフ面41の部分の下方に摺動される。かくして、ルー
フ高さに保持されたカバー後縁42とルーフ開口部40
の後縁1(13との間に換気間隙1(12が構成される
(第20図)。
連結部材27を引きもどす際、カバー20は、固定ルー
フ面に対して木質的に平行な位置に降下され(第21図
)、次いで、連結部材27によってルーフ開口部40に
続く固定ルーフ面41の部分の下方へ後方へ駆動される
(第22図)。この実施例の場合、概ね68で示したロ
ック装置は、ルーフに固定してあってカバー接続ボルト
69.70と直接に共働する走行路1(14から形成さ
れる。この場合、上記走行路は案内レール28の部分で
あるのが好ましい。閉鎖位置(第18図)では、カバー
接続ボルト69.70が、走行路1(14から上方へ出
て止め部材1(15.106に当接し、この場合、カバ
ー20の摺動が阻止される。
カバー前縁43が降下されると、カバー接続ボルト69
が、止め部材1(15に沿って下方へ移動し、その結果
、カバー閉鎖位置において走行路1(14に入り、かく
して、カバーは、前方への摺動運動のために解放される
。後方へのカバー摺動運動は、上記位置では、後部止め
部材106に対するカバー接続ボルト70の当接によっ
て阻止される。一方、カバー20を第21図の中間位置
に降下すると、双方のボルト69.70が当該の止め部
材1(15.106から解放される。双方のボルト69
.70は、走行路1(14に入り、後方への摺動のため
にカバー20を解放する。
もちろん、本発明の枠内において多数の設計変更が可能
である。即ち、カバー20のまわりに連続的に延びるパ
ツキン24の代わりに、カバー閉鎖位置においてルーフ
開口部40の縁の下面に設けたパンキンに下方から押圧
される1つの突出密封面のみを設けることもできる。ヘ
ッド自由度が決定的因子でない場合は、昇降自在な固定
天蓋35の代わりに、剛に組込んだ、合目的的には、横
梁33およびまたは案内レール28に結合された固定天
蓋を設けることができる。この種の剛に組込んだ固定天
蓋35は、場合によっては、横梁33で置換えることも
できる。しかしながら、ヘッド自由度を最大とするため
、場合によっては、引きもどされたカバー20の下方に
ある天蓋を完全に除去することもできる。
以上に記載の自動車用換気ルーフの場合、ルーフ前部範
囲に設けた固定ルーフ天蓋は、ルーフ開口部前縁の前に
取付けた換気ルーフ駆動電動機を下方から被い、上記ル
ーフ天蓋は、カバーを換気位置に旋回した場合にカバー
前端に取付けてあってカバー閉鎖位置で固定ルーフパネ
ルを下方から被う通水樋とともに換気間隙を形成するよ
う、ル−フ開口部前縁の前方にある個所まで後方へ延び
ている(第4図)。しかしながら、この間隙は、外観的
に好ましくない。更に、場合によっては、望ましくない
空気の渦流が生し、従って高速走行時、騒音が生ずる。
以下に述べるものは、この自動車の換気ルーフの換気技
術的性質が更に改善され、すべてのカバー位置において
車内から見て特に好ましい外観が得られるよう改良する
ことにある。
これはルーフ開口部の前縁範囲において閉鎖位置にある
カバーの前部の下方まで後方へルーフ天蓋を延ばし、少
くとも1つの換気グリルをルーフ天蓋に設けることによ
って解決される。
即ち、第23図以下に示す1つのカバー形スライド換気
ルーフは、半透明材料または透明材料から成り、周囲の
カバーホルダ110に支持した唯一つのカバー20、即
ち、いわゆるガラスカバーを有する。カバーホルダ11
0の突出する外縁には、カバー20を囲む中空チャンバ
形パンキン24、カバー閉鎖位置において固定ルーフ4
1の下面に当接する弾性的に撓み得るノーズ48および
上記双方の部材の間の通水樋21を形成する有形パツキ
ン111がはめ込んである。カバー20によって、固定
ルーフシェル41の前部に構成されたルーフ開口部40
を選択的に閉鎖できまたは少くとも部分的に解放できる
固定ルーフシェル41の下方には、開口113を含むル
ーフフレーム112が固定されている。開口113は、
ルーフ開口部40の下方にある。開口113の長さ寸法
は、ルーフ開口部40の長さ寸法よりも小さく、開口1
13の前縁114は、ルーフ開口部40の前縁98から
後方へ突出している。ルーフフレーム112の前部は、
固定ルーフ天蓋115によって下方から被われている。
ルーフ天蓋115は、閉鎖位置にあるカバー20の前部
の下まで後方へ延びている。
この場合、上記ルーフ天蓋は、ルーフ開口部40の前縁
98の範囲に設けてあって第27図に実線で示した休止
位置と破線で示した作動位置との間で調節できるスポイ
ラ−117も下方から被う。スポイラ−117の調節機
構はここでは図示してない。上記調節機構は、例えば、
第14図〜第17図に示した態様で構成される。
ルーフフレーム112およびルーフ天蓋115は、ルー
フ開口部40の前縁98およびスポイラ−117の前に
ある範囲に、ルーフフレームの縁114に平行に延び相
互に同列をなし長い換気グリル118を挿入した開口を
備えている。図示の実施例の場合、換気グリル118は
、本質的に垂直に延びる平行な4つの換気チャンネル1
19からそれぞれ成る自動車の横方向へ並ぶ3つのグル
ープを形成する。第23図に示した如く、換気グリル1
18は、ルーフフレームの開口113のほぼ全中にわた
って延びている。この場合、換気グリルは、ルーフ天蓋
115の下方に設けてあって、例えば、内部照明および
または読取ランプなどを受容するコンソール120に続
いている。換気グリル118およびコンソール120は
、相互に一体に結合できる。コンソール120は、通常
の折返し自在のサンバイザ121の間にルーフ下面に設
けてあり、換気グリル118は、上方へ折返したサンバ
イザ121の後ろに設けてあり、従って、上記サンバイ
ザが、換気チャンネル119への空気の流入を妨害しな
い。換気グリル118の環状に突出するフランジ122
の上面は、123に示した如く、ルーフフレーム112
の下面に接着されている。フランジ122から外方へ延
びる換気グリル118のノーズ124は、換気グリルを
受容する固定ルーフ天蓋115の開口の縁に下方から当
接する。かくして、換気グリルとルーフ天蓋との間の間
隙が被われ、ルーフ天蓋は、ルーフフレーム112に係
合した状態に保持される。
前端の近傍に把持凹み126を有する摺動天蓋125が
設けである。摺動天蓋125は、フレームの開口113
を被う閉鎖位置から出発して開口113を少くとも部分
的に解放する開放位置にルーフフレーム112に沿って
後方へ摺動させることができる。
カバー20は、上述の態様で構成できる調節機構(1図
〜22図)によって、カバー後縁の近傍にある(仮想の
)旋回軸線のまわりに閉鎖位置から旋回させることがで
きる。かくして、カバー20は、カバー前縁43が固定
ルーフシェル41の面の下方に位置し、一方、カバー後
縁42が少くともほぼルーフ高さに保持される換気位置
(第1.25.27図)に置かれる。自動車の走行中に
固定ルーフ41の外面の範囲127に車内の圧力に対し
て負圧が発生した場合、空気流44(第25.27図)
が形成される。
通水樋は、換気チャンネル119およびカバー前縁と固
定ルーフシェルとの間の間隙45を介して適切且つ有効
に排気される。閉鎖位置(第24図)と換気位置(第2
5図)との間のカバー20の移動は、車内から視認でき
ない。
所望であれば、カバー後縁42を閉鎖位置(第24図)
から出発して固定ルーフシェル41の面の下方に降下さ
せ、次いで、カバー20をルーフシェル41およびルー
フフレーム112から形成されたスペース53内に後方
へ摺動させて、ルーフ開口部40を少くとも部分的に解
放できる。この場合、公知の態様(図示してない)で、
後退時にカバー20が摺動天蓋125を後方へ駆動する
よう構成する。摺動天蓋125も、同じく、スペース5
3内に受容される(第26図)。しかしながら、カバー
20が閉鎖位置にある状態においても、所望であれば、
カバー20に関係なく把持凹み126を介して摺動天蓋
125を後方へ摺動させることができる。カバー20を
後方へ駆動すると、スポイラ−117が自動的に作動位
置(第26図)に置かれる。
第28.29図に、換気グリルの2つの別の実施例11
8゛、118′′を示した。換気グリル118”、11
8”は、それぞれ、前方へ凸に湾曲した換気チャンネル
119°、119”を形成する。更に、換気ルーフの構
造および機能は、第1.23〜27図の実施例の場合に
対応する。
第24〜26図に、カバー調節機構の一部をなす駆動電
動機32を模式的に示した。上記電動機は、換気グリル
118の前に設けである。
上述の実施例の場合、それぞれ、1つの長い換気グリル
118.118’、118′が設けであるが、もちろん
、2つまたはより多数の別個の換気グリルを設けること
もできる。
(発明の効果) 本発明に係る自動車の換気ルーフの場合、換気間隙は固
定ルーフ面の前端の近傍に構成され、従って、フロント
ガラスの除氷および防曇のために空気力学的利点が得ら
れる。運転者および同乗者が、カバーの換気位置におい
て生ずるドラフトによって負荷されることはない。カバ
ーの摺動によってルーフ開口部の開放度を任意に定める
ことができる。カバーを完全に引きもどした場合、運転
者にカプリオールに類似の乗り心地が与えられる。
すべての可能なカバー位置において、ルーフ部材が実質
的にルーフ面から上方へ突出することはなく、従って、
走行速度が速い場合に特に、空気力学的に好適な走行特
性が得られる。スポイラルーフとは異なり、車の従来の
外観が保持される。提示の換気ルーフの場合、唯一つの
カバーを使用するので、駆動機構および調節機構が比較
的簡単となる。
カバー後縁を降下した場合、あらかじめ換気位置に降下
されたカバー前縁を換気位置と閉鎖位置との間の中間位
置に上昇するのが好ましく、かくして、特に頭部の自由
度に関して、利点が得られス また、カバーには、連続的に突出し、カバー閉鎖位置に
おいてカバー外縁とルーフ開口部の縁との間の縁部間隙
を下から被う固定の通水樋を設けることができる。かく
して、従来のスライドルーフの場合に必要な、カバーと
は独立であるがカバーの摺動運動とともに結合される後
部通水樋は不要となる。カバーには、更に、ルーフ開口
部の当該寸法よりも大きい寸法を有する連続のパツキン
または密封面を設けるのが好ましい。この場合、閉鎖位
置における密封のため、カバーをルーフ開口部の縁に下
方から垂直方向へ押圧すれば合目的的である。かくして
、高速走行時、密封作用の増加によって確実な密封が達
成される。従って、走行時の風の作用によるカバーの引
抜が排除される。
換気ルーフは、更に、例えば、事故時または実験時に、
カバーが破損してルーフを介して車内に落下するのを極
めて確実に阻止する。カバー外形寸法およびまたはルー
フ開口部の内法寸法のより大きい公差も、カバー前縁の
湾曲と同じく、完璧な密封をそれほど阻害しない。密封
間隙自体も比較的に狭く保持できる。
ルーフ開口部に後方へ隣接する固定ルーフ面の部分の下
方には、昇降自在の固定天蓋を設けるのが合目的的であ
り、この場合、上記固定天蓋は、天蓋後端の範囲におい
て、ルーフに固定の部材に旋回自在に結合し、天蓋前端
の範囲において、ずべてのカバー位置でカバーに下方か
ら弾性的に可撓状態で当接するよう上方へ弾性的にイ」
勢するのが好ましい。この種の昇降自在の固定天蓋は、
カバーの閉鎖位置において上昇し、かくして、後席の乗
客の頭部自由度を増大する。
また、カバーは、ルーフ開口部の両側に固定ルーフ面の
下方に設けたカバー駆動機構に結合されることにより、
カバー駆動機構のためのヘッド自由度が失われることは
ない。カバー駆動機構自体は、保護された個所に設置さ
れている。ルーフの両側にそれぞれ連結部材を設け、連
結部材をルーフに固定の案内レールに沿って自動車の縦
方向へ摺動自在に案内し、連結部材の摺動路に係合する
少くとも1つの前後のカバー接続ボルトを介してカバー
に結合すれば、特に簡単なカバー駆動機構が得られる。
摺動路を対応して構成することによって、換気機能につ
いて比較的長く、従って、十分に段階づけできる作動路
が得られる。
双方の案内レールの前部範囲および後部範囲を横梁を介
して相互に結合すれば、換気ルーフをあらかじめ組立て
得るようになる。この場合、前部横梁を風案内面として
構成でき、一方、後部横梁には、例えば、ヒンジを介し
て、昇降自在の固定天蓋を旋回自在に結合できる。案内
レールは、押出成形体から構成するのが合目的的であり
、この場合、必要な機械的修正加工は僅かである。換気
ルーフの作動には、合目的的には駆動ケーブル(好まし
くはネジケーブル)を介して連結部材に結合した唯一つ
の駆動装置で十分である。連結部材に回転自在に軸支し
、当該案内レールの自動車の縦方向へ延びる案内チャン
ネルに案内した案内ローラによって、連結部材は案内レ
ールに対して堅牢に且つ異動なよう支持される。
連結部材をカバー閉鎖位置から引きもどす場合、カバー
が、まず、換気位置に置かれ、次いで、カバー後縁を降
下するとともに後方へ駆動されるよう、摺動路を構成す
ることができる。しかしながら、本発明の別の構成にも
とづき、カバー前縁の降下後、カバー前端をルーフ開口
部の前方にある固定ルーフ面の部分の下方に摺動させる
ことができる。このような場合、連結部材をカバー閉鎖
位置から前方へ摺動させる際に、カバー前縁が、まず、
降下され、次いで、前方へ駆動され、連結部材をカバー
閉鎖位置から引きもどす際に、カバー前縁および後縁が
降下され、次いで、後方へ駆動されるよう、摺動路を形
成するのが合目的的である。
また、旋回中にカバーの摺動運動を阻止し、カバー後縁
が後方への摺動運動に必要な位置に降下された場合には
じめて上記摺動のためのカバーを解放するロック装置を
設けることができる。
また、ルーフ開口部の両側に設けたカバー駆動機構を下
方から被い、同時に、カバーの連続の通水樋の側部を下
方から被い排水口を備えた通水樋を形成できる側部ブラ
インドを設けるのが好ましい。カバー下面の中央には、
固定個所から側方へ突出し、ルーフに固定の側部ライニ
ング部材(特に、側部ブラインド)に弾性的に可撓状態
で押圧される弾性的なカバー内面ライニングが固定され
ている。
更に、ルーフ開口部の前縁範囲に、可動に軸支され、同
時に、衝突保護材として構成され、上方へ弾性的に負荷
され、カバーを引きもどした際に風そらし機能を果す前
部ブラインドを設けるのが好ましい。
本発明に係る換気ルーフは、固定の金属板製または合成
樹脂製フレームを使用しないので、重量が節減され、ヘ
ッド自由度が付加される。ルーフ開口部は比較的大きく
選択でき、カバー自体は、ヘッド自由度のため薄くでき
る。本発明に係る換気ルーフは、モジュールとして作製
でき、構造ユニットとしてあらかじめ組立てることがで
きる。
組立および高さ調節は、−工程で行なうことができる。
更に、ルーフの自動組立も可能である。
また、ルーフ開口部の前縁範囲において閉鎖位置にある
カバーの前部の下方まで後方へルーフ天蓋を延ばし、少
くとも1つの換気グリルをルーフ天蓋に設けることによ
って、カバーが換気位置にある際に構成される空気流を
適切に案内でき、かくして、一方では、強い換気作用が
得られ、他方では有害な風音が避けられる。車内から見
て、カバー前縁と固定ルーフ天蓋またはルーフ開口部前
縁との間に間隙は認められない。
休止位置と作動位置との間のカバーの摺動運動に依存し
て調節できるスポイラ−をルーフ開口部の前縁範囲に設
けた場合、固定ルーフ天蓋がスポイラ−も下方から被う
よう構成するのが好ましい。
この場合、スポイラ−は車内から見えない。カバーの閉
鎖位置、換気位置および上記双方の位置の間の中間位置
において、スポイラ−は、カバーと固定ルーフ天蓋との
間で保護される。換気グリルは、ルーフ開口部前縁の前
にある固定ルーフ面の部分を下方から被う固定ルーフ天
蓋の部分に設けるのが合目的的である。この場合、スポ
イラ−が設けである場合は、スポイラ−の前に換気グリ
ルを設けるのが好ましい。かくして、スポイラ−および
または換気位置にあるカバーの前端による排出空気流に
対する好ましくない作用は、完全に阻。
止される。
換気グリルは、木質的に垂直に延びるまたは前方へ凸に
湾曲した換気チャンネルを形成でき、ルーフ開口部の巾
の少くとも75%の長さにわたってルーフ開口部前縁に
平行に延びるよう換気グリルを構成するのが合目的的で
ある。
カバーを透明材料または半透明材料から構成した場合、
即ち、いわゆるガラスルーフの場合は、カバーの下方に
おいて、ルーフ開口部の下方にあるルーフフレームの開
口を被う閉鎖位置から出発して上記開口を少くとも部分
的に解放する開放位置に後方へ摺動させ得る摺動天蓋を
設けるのが有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、換気ルーフを備えた自動車の外面の略部分斜
視図、第2図は換気ルーフの本質的な構成部材および構
成グループの分解斜視図、第3〜6図は、カバーが異な
る位置にある状態の換気ルーフの縦断面図、第7.8図
は、第3図の■−■に沿う1つのルーフ側の横断面間、
第9.10.11図は、異なる位置のカバー駆動機構を
示すための、換気ルーフの縦断面図、第12図は、第9
図の線刈−nに沿う横断面図、第13図は、ロック部材
の範囲の拡大縦断面図、第14〜17図は、カバーおよ
び可動の前部ブラインドの各種位置を示すルーフ前部範
囲の拡大縦断面図、第18〜22図は、別の実施例の換
気ルーフの略縦断面図である。第23図は、第1回の自
動車の部分斜視図、第24.25.26図はそれぞれ、
カバー位置が異なる状態における換気ルーフの縦断面図
、第27図は、第23図の線XXVII−XXVIIに
沿う拡大断面図、第28.29図は、換気グリルの別の
実施例の、第27図に対応する断面図である。 20・・・カバー、21・・・通水樋、24・・・パツ
キン、26・・・カバー駆動機構、27・・・連結部材
、28・・・案内レール、29・・・駆動ケーブル、3
0・・・横梁、32・・・駆動電動機、33・・・横梁
、35・・・固定天蓋、36・・・側部ブラインド、3
7・・・前部ブラインド、40・・・ルーフ開口部、4
1・・・固定ルーフ面(固定ルーフシェル)、42・・
・カバの後縁、43・・・カバーの前縁、46・・・後
部間隙、49・・・天蓋前端、52・・・天蓋後端、5
4・・・ライニング、60.61・・・案内ローラ、6
2・・・案内チャンネル、66・・・走行路、67・・
・ロック部材、68・・・ロック装置、69.70・・
・接続ボルト、71.72・・・摺動路、83・・・ロ
ックレバ−189・・・係止機構、94・・・通水樋、
96・・・排水口、97・・・側部ブラインドの内縁、
98・・・ルーフ開口部の前縁、112・・・ルーフフ
レーム、113・・・ルーフフレームの開口、115・
・・ルーフ天蓋、117・・・スポイラ−2118,1
18°。 118”・・・換気グリル、119.119”119″
・・・換気チャンネル、125・・・摺動天蓋。

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定ルーフ面に構成してあって唯一つのカバーで
    開閉できるルーフ開口部を有する自動車の換気ルーフで
    あって、上記カバーは、カバー後縁またはその近傍にあ
    る旋回軸線のまわりに旋回して換気位置に旋回させるこ
    とができ、上記換気位置では、カバー前縁が固定ルーフ
    面の下方の離れた位置にあり、一方、カバー後縁が少く
    ともほぼルーフ高さに保持される形式のものであって、
    ルーフ開口部(40)が、固定ルーフ面(41)の前部
    に構成されており、換気位置から出発してカバー(20
    )の後縁(42)を固定ルーフ面の下方に降下でき、カ
    バー全体をルーフ面下方の、ルーフ開口部を少くとも部
    分的に開放する開放位置に後方へ摺動させることができ
    ることを特徴とする自動車の換気ルーフ。
  2. (2)カバー後縁(42)の降下時、あらかじめ換気位
    置に降下されたカバー前縁(43)を換気位置と閉鎖位
    置との間の中間位置に上昇することを特徴とする請求項
    1記載の自動車の換気ルーフ。
  3. (3)カバーには、連続的に突出してカバー閉鎖位置で
    はカバー外縁とルーフ開口部(40)の縁との間の縁部
    間隙(46)に下方から係合する固定の通水樋(21)
    が設置してあることを特徴とする請求項1または2に記
    載の自動車の換気ルーフ。
  4. (4)カバー(20)が、ルーフ開口部の当該寸法より
    も大きい外形寸法を有する連続のパッキン(24)また
    は密封面を有することを特徴とする請求項1〜3のうち
    1つの項に記載の自動車の換気ルーフ。
  5. (5)カバー(20)が、閉鎖位置における密封のため
    、ルーフ開口部(40)の縁に下方から垂直方向へ押圧
    できることを特徴とする請求項4記載の自動車の換気ル
    ーフ。
  6. (6)ルーフ開口部(40)に後方へ接する固定ルーフ
    面(41)の部分の下方には、昇降自在の固定天蓋(3
    5)が配設してあることを特徴とする請求項1〜5のう
    ち1つの項に記載の自動車の換気ルーフ。
  7. (7)昇降自在の固定天蓋(35)が、天蓋後端(52
    )の範囲において、ルーフに固定の部材(33)に旋回
    自在に結合されており、天蓋前端(49)において、上
    方へ弾性的に付勢され、その結果、すべてのカバー位置
    においてカバー(20)に下方から弾性的に可撓状態で
    当接することを特徴とする請求項6記載の自動車の換気
    ルーフ。
  8. (8)カバー(20)が、ルーフ開口部(40)の両側
    に固定ルーフ面(41)の下方に設けたカバー駆動機構
    (26)に結合されていることを特徴とする請求項1〜
    7のうち1つの項に記載の自動車の換気ルーフ。
  9. (9)カバー駆動機構(26)が、ルーフの両側にそれ
    ぞれ連結部材(27)を有し、連結部材(27)が、ル
    ーフに固定の案内レール(28)に沿って自動車の縦方
    向へ摺動自在に案内され、連結部材の摺動路(71)(
    72)と係合する少くとも1つの前後のカバー接続ボル
    ト(69)(70)を介してカバー(20)に結合され
    ていることを特徴とする請求項8記載の自動車の換気ル
    ーフ。
  10. (10)双方の案内レールの前部範囲が、好ましくは同
    時に風案内面として役立つ横梁(30)によって相互に
    結合されていることを特徴とする請求項9記載の自動車
    の換気ルーフ。
  11. (11)双方の案内レール(28)の後部範囲が、昇降
    自在の固定天蓋(35)に旋回自在に結合された横梁(
    33)によって相互に結合されていることを特徴とする
    請求項7または9、または10記載の自動車の換気ルー
    フ。
  12. (12)連結部材(27)が、各駆動ケーブル(29)
    を介して共通の駆動装置(32)に結合されていること
    を特徴とする請求項9〜11のうち1つの項に記載の自
    動車の換気ルーフ。
  13. (13)回転自在に軸支され、当該の案内レール(28
    )の自動車の縦方向へ延びる案内チャンネル(62)に
    案内された案内ローラ(60)(61)が、連結部材(
    27)に結合されていることを特徴とする請求項9〜1
    2のうち1つの項に記載の自動車の換気ルーフ。
  14. (14)連結部材(27)をカバー閉鎖位置から引きも
    どす場合に、カバー(20)が、まず、換気位置に置か
    れ、次いで、カバー後縁(42)を降下させて後方へ駆
    動できるよう、摺動路(71)(72)が形成されてい
    ることを特徴とする請求項9〜13のうち1つの項に記
    載の自動車の換気ルーフ。
  15. (15)カバー(20)の前縁(43)の降下後、カバ
    ー前縁をルーフ開口部(40)の前にある固定ルーフ面
    (41)の部分の下方に摺動させ得ることを特徴とする
    請求項1〜13のうち1つの項に記載の自動車の換気ル
    ーフ。
  16. (16)連結部材(27)をカバー閉鎖位置から前方へ
    摺動する場合に、カバー(20)が、まず、カバー前縁
    (43)を降下させてから前方へ摺動でき、連結部材を
    カバー閉鎖位置から引きもどす場合に、カバー前縁およ
    び後縁(43)(42)を降下させてから後方へ駆動で
    きるよう、摺動路(71)(72)が形成されているこ
    とを特徴とする請求項9〜13、15のうち1つの項に
    記載の自動車の換気ルーフ。
  17. (17)旋回中にカバー(20)の摺動運動を阻止し、
    カバー後縁(42)が後方への摺動運動に必要な位置に
    降下されてはじめて上記摺動のためカバー(20)を解
    放するロック装置(68)を有することを特徴とする請
    求項1〜16のうち1つの項に記載の自動車の換気ルー
    フ。
  18. (18)ロック装置(68)が、ロック部材(67)を
    含み、カバーの1つの側に枢着された少くとも1つのロ
    ックレバー(83)を有し、上記ロック部材は、カバー
    後縁(42)がカバーの摺動運動に必要な位置に降下さ
    れるまで、カバーの当該の側の連結部材(27)によっ
    てルーフに固定の係止機構(89)と係合状態に保持さ
    れることを特徴とする請求項17記載の自動車の換気ル
    ーフ。
  19. (19)案内レール(28)が、ロック部材(67)の
    ための、案内レールの縦方向へ延びる走行路(66)を
    有し、カバー後縁がカバーの摺動運動に必要な位置に降
    下された場合に、連結部材(27)が走行路(66)へ
    の移行のためロック部材を解放することを特徴とする請
    求項18記載の自動車の換気ルーフ。
  20. (20)ルーフ開口部(40)の両側に設けたカバー駆
    動機構(26)を下から被う側部ブラインド(36)を
    有することを特徴とする請求項8〜19のうち1つの項
    に記載の自動車の換気ルーフ。
  21. (21)側部ブラインド(36)が、同時に、カバー(
    20)の連続の通水樋(21)の側部を下方から被い排
    水口(96)を備えた通水樋(94)を形成することを
    特徴とする請求項3または20に記載の自動車の換気ル
    ーフ。
  22. (22)側部ブラインド(36)が、案内レール(28
    )にクリップ止めされていることを特徴とする請求項2
    0項または21に記載の自動車の換気ルーフ。
  23. (23)側部ブラインド(36)が、取手およびまたは
    車内灯のための凹みを備えていることを特徴とする請求
    項20〜22項のうち1つの項に記載の自動車の換気ル
    ーフ。
  24. (24)側部ブラインド(36)の内縁(97)が、カ
    バーの下面またはカバー内面のライニング(54)に可
    撓状態で係合することを特徴とする請求項20〜23の
    うち1つの項に記載の自動車の換気ルーフ。
  25. (25)カバー(20)の下面の中央には、側方へ突出
    し、ルーフに固定の側部ライニング部材(36)に弾性
    的に可撓状態で押圧される弾性的カバー内面ライニング
    (54)が固定されていることを特徴とする請求項1〜
    24のうち1つの項に記載の自動車の換気ルーフ。
  26. (26)ルーフ開口部(40)の前縁の範囲には、カバ
    ーがルーフ開口部(40)に合致した位置にある場合に
    カバー(20)の前端に下方から係合する前部ブライン
    ド(37)が可動に軸支してあることを特徴とする請求
    項1〜25のうち1つの項に記載の自動車の換気ルーフ
  27. (27)カバー(20)を引きもどした際、前部ブライ
    ンド(37)が風そらせ位置に移行することを特徴とす
    る請求項26記載の自動車の換気ルーフ。
  28. (28)前部ブラインド(37)が、上方へ弾性的に付
    勢されていることを特徴とする請求項26または27記
    載の自動車の換気ルーフ。
  29. (29)前部ブラインド(37)が、同時に、衝突保護
    材として構成されていることを特徴とする請求項26〜
    28のうち1つの項に記載の自動車の換気ルーフ。
  30. (30)案内レール(28)が、押出成形体から成るこ
    とを特徴とする請求項9〜29のうち1つの項に記載の
    自動車の換気ルーフ。
  31. (31)請求項1〜30のうち1つの項に記載の自動車
    の換気ルーフであって、ルーフ天蓋(115)が、ルー
    フ開口部(40)の前縁(98)の範囲において、閉鎖
    位置にあるカバー(20)の前部の下まで後方へ延びて
    おり、少くとも1つの換気グリル(118)(118’
    )(118”)を備えていることを特徴とする自動車の
    換気ルーフ。
  32. (32)休止位置と作動位置との間のカバー摺動運動に
    依存して調節できるスポイラー(117)がルーフ開口
    部(40)の前縁(98)の範囲に設けられ、固定ルー
    フ天蓋(115)が、このスポイラー(117)も下方
    から被うことを特徴とする請求項1〜25及び31のう
    ち1つの項に記載の自動車の換気ルーフ。
  33. (33)換気グリル(118)(118’)(118”
    )が、ルーフ開口部(40)の前縁(98)の前にある
    固定ルーフシェル(41)の部分を下から被う固定ルー
    フ天蓋(115)の部分に設けてあることを特徴とする
    請求項31または32に記載の自動車の換気ルーフ。
  34. (34)換気グリル(118)(118’)(118”
    )が、スポイラー(117)の前に設けてあることを特
    徴とする請求項32または33記載の自動車の換気ルー
    フ。
  35. (35)換気グリル(118)が、本質的に垂直に延び
    る少くとも1つの換気チャンネル(119)を形成する
    ことを特徴とする請求項31〜34のうち1つの項に記
    載の自動車の換気ルーフ。
  36. (36)換気グリル(118’)(118”)が、前方
    へ凸に湾曲した少くとも1つの換気チャンネル(119
    ’)(119”)を形成することを特徴とする請求項3
    1〜34のうち1つの項に記載の自動車の換気ルーフ。
  37. (37)換気グリル(118)(118’)(118”
    )が、ルーフ開口部の巾の少くとも75%に対応する長
    さにわたってルーフ開口部(40)の前縁(98)に平
    行に延びていることを特徴とする請求項31〜36のう
    ち1つの項に記載の自動車の換気ルーフ。
  38. (38)請求項1〜37のうち1つの項に記載の自動車
    の換気ルーフであって、カバーが透明材料または半透明
    材料から成る形式のものにおいて、カバー(20)の下
    方において、ルーフ開口部(40)の下方のルーフフレ
    ーム(112)の開口(113)を被う閉鎖位置から出
    発して上記開口を少くとも部分的に解放する開放位置に
    後方へ摺動させ得る摺動天蓋(125)が設けてあるこ
    とを特徴とする自動車の換気ルーフ。
JP1059490A 1988-03-10 1989-03-09 自動車の換気ルーフ及びその換気方法 Expired - Fee Related JP2965992B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19883807961 DE3807961A1 (de) 1988-03-10 1988-03-10 Luefterdach fuer kraftfahrzeuge
DE3807961.5 1988-03-10
DE3840694A DE3840694A1 (de) 1988-03-10 1988-12-02 Luefterdach fuer kraftfahrzeuge
DE3840694.2 1988-12-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01282018A true JPH01282018A (ja) 1989-11-13
JP2965992B2 JP2965992B2 (ja) 1999-10-18

Family

ID=25865787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1059490A Expired - Fee Related JP2965992B2 (ja) 1988-03-10 1989-03-09 自動車の換気ルーフ及びその換気方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4911497A (ja)
EP (1) EP0331910B1 (ja)
JP (1) JP2965992B2 (ja)
DE (2) DE3840694A1 (ja)
ES (1) ES2035964T3 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8900251A (nl) * 1989-02-01 1990-09-03 Vermeulen Hollandia Octrooien Schuifdak voor een voertuig.
DE3903035A1 (de) * 1989-02-02 1990-08-09 Webasto Ag Fahrzeugtechnik Fahrzeugdach mit einem mittels eines deckels verschliessbaren dachausschnitt
DE3930755A1 (de) * 1989-05-24 1990-11-29 Webasto Ag Fahrzeugtechnik Luefterdach fuer fahrzeuge
DE3916906C1 (ja) * 1989-05-24 1990-06-28 Webasto Ag Fahrzeugtechnik, 8035 Stockdorf, De
DE3924035C1 (ja) * 1989-07-21 1990-09-06 Webasto Ag Fahrzeugtechnik, 8035 Stockdorf, De
JPH0382628A (ja) * 1989-08-25 1991-04-08 Daikyo Webasto Co Ltd フロントベントサンルーフ装置
DE3930054A1 (de) * 1989-09-08 1991-03-21 Webasto Ag Fahrzeugtechnik Luefterdach fuer fahrzeuge
DE4014487C1 (ja) * 1990-05-07 1991-08-14 Webasto Ag Fahrzeugtechnik, 8035 Stockdorf, De
DE4022928C1 (ja) * 1990-07-19 1992-02-06 Webasto Ag Fahrzeugtechnik, 8035 Stockdorf, De
DE4040825C2 (de) * 1990-12-20 1994-05-05 Rockwell Golde Gmbh Schiebedach für Kraftfahrzeuge
GB2288574A (en) * 1994-04-15 1995-10-25 Rover Group A tilting sunroof with a drainage lip
DE19512342C2 (de) * 1995-04-01 1998-05-14 Webasto Karosseriesysteme Fahrzeugdach
US6565149B2 (en) 2000-03-10 2003-05-20 Webasto Vehicle Systems International Gmbh Motor vehicle roof with two covers and a headliner for one such motor vehicle roof
DE10037035B4 (de) * 2000-07-27 2007-12-27 Webasto Ag Fahrzeugdach mit zumindest einem bewegbaren Schiebedachdeckel
WO2009109219A1 (en) * 2008-03-04 2009-09-11 Inalfa Roof Systems Group B.V. Open roof construction for a vehicle
EP2301785B1 (fr) * 2009-09-23 2012-08-08 Advanced Comfort Systems France SAS - ACS France Dispositif d'obturation d'une baie ménagée dans le toit d'un véhicule automobile, équipé d'une barrière d'étanchéité et d'une évacuation d'eau vers l'extérieur.
DE102011013818B4 (de) * 2011-03-14 2014-03-13 Webasto Ag Dachanordnung
EP2607125B2 (en) 2011-12-22 2017-03-01 Inalfa Roof Systems Group B.V. Locking mechanism for open roof construction and open roof construction provided therewith
EP2727755B1 (en) 2012-10-30 2015-10-21 Inalfa Roof Systems Group B.V. Open roof construction for a vehicle
EP2946956B1 (en) 2014-05-23 2019-07-24 Inalfa Roof Systems Group B.V. Open roof construction for a vehicle
KR102284362B1 (ko) * 2015-01-05 2021-08-02 엘지전자 주식회사 의류 건조장치
GB2560733A (en) * 2017-03-22 2018-09-26 Lewmar Ltd Sliding roof panel assembly and method for its operation
JP6974582B2 (ja) 2017-08-03 2021-12-01 イナルファ・ルーフ・システムズ・グループ・ベーフェー 車両のためのオープンルーフ構造
EP3795396A1 (en) 2019-09-19 2021-03-24 Inalfa Roof Systems Group B.V. A guide assembly for an open-roof system and a method for maintenance of the guide assembly
DE102020214247A1 (de) * 2020-11-12 2022-05-12 Bos Gmbh & Co. Kg Fahrzeugdachsystem

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8119662U1 (de) * 1981-11-05 Schlapp, Albert, 6072 Dreieich Entlüftungsdach für Kraftfahrzeuge
DE1630287A1 (de) * 1967-05-23 1971-06-16 Daimler Benz Ag Vorrichtung zum Verschleissen oder OEffnen von OEffnungen an Fahrzeugen
DE2454723C3 (de) * 1971-01-05 1979-11-22 Webasto-Werk W. Baier Gmbh & Co, 8031 Stockdorf Bewegungsvorrichtung für bewegbare Teile zum Schließen von öffnungen
GB1466507A (en) * 1974-11-19 1977-03-09 Baier W Operation of movable part of vehicle coachwork
DE2923904C2 (de) * 1979-06-13 1989-02-23 Webasto-Werk W. Baier GmbH & Co, 8035 Gauting Schiebedach für Kraftfahrzeuge
FR2481203A1 (fr) * 1980-04-29 1981-10-30 Peugeot Toit ouvrant, notamment pour vehicule automobile
DE3149977A1 (de) * 1981-12-17 1983-06-30 Albert 6072 Dreieich Schlapp Schiebedach fuer kraftfahrzeuge
DE3311452A1 (de) * 1982-04-16 1983-10-20 Webasto-Werk W. Baier GmbH & Co, 8035 Gauting Hebeschiebedach
JPS6070415U (ja) * 1983-10-22 1985-05-18 ダイキヨー・ペバスト株式会社 車輌の外気取入れ装置
DE3415361A1 (de) * 1984-04-25 1985-10-31 Webasto-Werk W. Baier GmbH & Co, 8035 Gauting Windabweiseranordnung fuer ein kraftfahrzeugdach
DE3532318C1 (de) * 1985-09-11 1986-12-18 Rockwell Golde Gmbh, 6000 Frankfurt Schiebedach fuer Kraftfahrzeuge
DE3725982A1 (de) * 1987-08-05 1989-02-16 Bayerische Motoren Werke Ag Kraftfahrzeug mit einem schiebedach
DE3807961A1 (de) * 1988-03-10 1989-09-21 Webasto Ag Fahrzeugtechnik Luefterdach fuer kraftfahrzeuge

Also Published As

Publication number Publication date
JP2965992B2 (ja) 1999-10-18
EP0331910B1 (de) 1992-12-02
US4911497A (en) 1990-03-27
EP0331910A2 (de) 1989-09-13
DE3840694A1 (de) 1990-06-07
DE58902839D1 (de) 1993-01-14
ES2035964T3 (es) 1993-05-01
EP0331910A3 (de) 1991-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH01282018A (ja) 自動車の換気ルーフ及びその換気方法
US4978165A (en) Motor vehicle roof with a roof opening that can be closed by a cover
US6457769B2 (en) Motor vehicle sunroof
US3033608A (en) Vehicle roofs
US11338657B2 (en) Sliding soft top
US6260905B1 (en) Multi-segment, vertically operable, rear vehicle window
US4089557A (en) Upwardly pivotable vent or sliding roof panel for automobiles
US5375901A (en) Convertible top with fold-down rear window
US7938483B2 (en) Movable vehicular roof
US4393753A (en) Attachment for motor vehicles with rear windows
US7229126B2 (en) Motor vehicle roof with two openable covers
US5443296A (en) Wind protector for a passenger vehicle with a rearwardly folding top
US7222908B1 (en) Automotive open air system
JP3657570B2 (ja) サンルーフ装置のディフレクタ
DE102006019967A1 (de) Windabweiser für ein Cabriolet
US3910628A (en) Retractable roof closure
JPH0382628A (ja) フロントベントサンルーフ装置
US2667113A (en) Ventilation system for vehicle bodies
KR960008801B1 (ko) 차량용 통기 루프
US4279441A (en) Air deflector and pivotable roof vent panel apparatus for vehicle roofs
US4346648A (en) Attachment for motor vehicles with rear windows
EP0677409A1 (en) Sun roofs for vehicles
US20010033098A1 (en) Motor vehicle roof with ventilator means
CN217320016U (zh) 一种带有挡风翼结构的汽车全景天窗
US20060091703A1 (en) Roof assembly for a vehicle

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees