JPH012805A - 高回転精度を有する工作物・工具用締付装置 - Google Patents

高回転精度を有する工作物・工具用締付装置

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JPH012805A
JPH012805A JP62-265195A JP26519587A JPH012805A JP H012805 A JPH012805 A JP H012805A JP 26519587 A JP26519587 A JP 26519587A JP H012805 A JPH012805 A JP H012805A
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JP
Japan
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adjustment screw
tightening device
workpiece
tightening
tool
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グリンペル ヘルムート
ファルカー ベンシェル
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工作物又は工具を締付保持して回転させるた
めの工作物・工具用締付装置であって。
特に、高回転精度を有する工作物・工具用締付装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来からも、この種工作物・工具用締付装置として種々
のものが提案されているが、高回転精度を得られるもの
としては、回転ホルダーに縮径変形可能な締付スリーブ
を内装したものがよく知られている。
すなわち、かかる装置にあっては、締付スリーブを、周
方向に所定間隔を隔てて複数の切欠溝を形成することに
よって、或いは内周部に環状凹溝を形成することによっ
て、縮径変形可能に構成して、締付スリーブの縮径変形
によりこれに嵌入させた工作物又は工具の被保持部を締
付保持しうるように工夫されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、装置部品の製作誤差や締付力によるねじれ等は
避は雅<、ある程度の回転精度が得られるものの1ミク
ロン範囲での高回転精度を得ることは困難であった。特
に、工作物又は工具の締付によって生じる回転軸線の偏
りつまり角度誤差は、回転精度の低下を招く主たる原因
となり、かかる誤差を補正しない限り、高回転精度は望
むべくもない。なお、回転精度を修正する機構を装備し
たものも提案されてはいるが、装置構造が徒に複雑化し
、且つ高価なものとなるため、実用的なものとはいい廻
い。
本発明は、このような実情に鑑み、極めて簡単な機構に
より、工作物又は工具の回転精度、特に角度誤差を効果
的に補正し得て、極めて高い回転精度を得ることができ
る工作物・工具用締付装置を提供することを目的とする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の工作物・工具用締付装置は、上記の目的を達成
すべく、特に、工作物又は工具の被保持部を締付保持す
る回転ホルダーの外周部に円錐状の調整ねじ孔を形成し
、この調整ねじ孔に円錐状の調整ねじをねじ込むように
したものである。
調整ねじ孔は1通常、3〜4個を周方向に並列配置する
が、その数及び配置は装置構造等の諸条件に応じて適宜
に設定される。また、調整ねじ孔ないし調整ねじのテー
パ度も適宜に設定されるが。
通常微小である。
〔作用〕
円錐状の調整ねじを強くねじ込むと、これによって回転
ホルダーには一種の歪が生じることになる。この歪は、
調整ねじのねじ込み量及びねじ込み位置によって変化す
る。そして、このような歪の発生は、保持された工作物
又は工具の回転形態に変化を与える。
したがって、かかる歪を調整することによって、当該装
置による回転精度を微調整することができ、ミクロン範
囲での高回転精度を得ることが可能となる。
〔実施例〕
以下1本発明の構成を第1図〜第3図に示す実施例に基
づいて具体的に説明する。
第1図に示す工作物・工具用締付装置は、円筒状の回転
ホルダー1の前端面部に、蓋体5を固定ねじ6により固
着すると共に、ホルダー1の内孔部2に、調整リング3
により分離された締付スリーブ4a、4bを配設したも
のである。締付スリーブ4a、4bは、内周部に環状溝
を形成したもので1M体5に前方移動を阻止された状態
で後方位のバネにより押圧されることにより、縮径変形
せしめられるようになされている。かかる締付スリーブ
4a、4bの縮径変形により、工作物又は工具7つまり
そのシャフト状被保持部を締付保持しうる。前記バネに
よる押圧力は、油圧調整ねじSにより空間R内の油圧を
調整することによって、変化させることができる。
以上の構成は、従来公知のものと同様であるが、この実
施例の工作物・工具用締付装置にあっては。
本発明に従って次のような改良が施されている。
すなわち、締付スリーブ4a、4bの被保持部締付作用
点(矢印で示す)間の領域に対応する、つまり調整リン
グ3に対応するホルダー1の外周部分に、その回転方向
つまり周方向に略90°間隔を隔てて4個の円錐状の調
整ねじ孔8〜11を形成し、各わじ孔に円錐状の調整ね
じ12〜15をねじ込んである。調整ねじ孔8〜11の
周方向間隔は必ずしも等間隔である必要はなく、諸条件
に応じて適宜に設定される。例えば、第3図に示す如く
である。また、調整ねじ孔ないし調整ねじのテーパ度も
諸条件に応じて適宜に設定されるが。
通常、微小である。
調整ねじ12〜15を調整ねじ孔8〜11に強くねじ込
むことによってホルダーlに歪が生じ。
ホルダー1による工作物又は工具7の保持角度を変化さ
せうる。
したがって、ホルダー1における工作物又は工具7の保
持角度を測定し、これに基づいて選択した1又は複数の
調整ねじを強くねじ込むことによって、若しくはそのね
じ込み量を調整することによって、工作物又は工具7の
回転精度の角度誤差を調整ないし修正することができる
。なお、角度測定は、ホルダー1外の工作物又は工具7
部分における1箇所又は数箇所に設定した測定点Pにお
いて行う。
なお、本発明に係る工作物・工具用締付装置は。
上記実施例に限定されるものではなく、第4図〜第6図
に例示する如く1種々の変形が可能である。
すなわち、第4図に示すものでは、回転ホルダーが本体
部1とチャック19とからなる。チャック19は、フラ
ンジ部20を固定ねじ6によりホルダー前端面21に若
干ルーズに取付けることによって、径方向に微小移動可
能とされており、袋ナツト状蓋体5の螺送操作により縮
径変形せしめられる締付スリーブ4′を内装している。
そして、各調整ねじ(調整ねじ12のみを図示)には貫
通ねじ孔16が形成されており、この貫通ねじ孔]6に
は、平行度誤差修正用の補助調整ねじ17が貫通螺合さ
れている。各補助調整ねじ17は、その先端がチャック
19の外周面に当接されていて。
チャック19の径方向位置を調整する。つまり、各補助
調整ねじ17によって、工作物又は工具7の回転精度の
平行度誤差を調整ないし修正しうる。
ところで、調整ねじのねじ込みのみによっても、平行度
誤差を補正できることは勿論であるが、このようにして
おけば、角度誤差:のみならず平行度誤差をも直接的に
補正し得るのである。
また、第5図に示すものでは□、第1図に示す構造をよ
り簡略化している。すなわち1袋ナツト状蓋体5の螺送
操作によって締付スリーブ4′の縮径変形を行わしめる
ように構成して、固定ねじ6及び締付スリーブ縮径変形
用のバネ並びにそのバネによる押圧力緩和用の油圧機構
を廃している。
一回転ホルダー1には、調整ねじ(調整ねじ12のみ図
示)をねじ込む調整ねじ孔が形成されていると共に1図
示していない回転スピンドル又はその他の回転駆動部分
に取着するための取着穴23を形成した取着部22が設
けられている。
さらに、第6図に示すものでは1回転ホルダーが本体部
1と回転駆動部24とからなる。本体部1は、その端部
に形成した差込ジャーナル部22を回転駆動部24に差
込連結されている。そして、調整ねじ(調整ねじ12の
みを図示)を、締付スリーブ4′による締付作用領域で
はなく、両部22.24の連結領域に配置しである。か
かる調整ねじの配置は、第4図に示すものにおけると本
質的に一致する。このように、調整ねじを締付スリーブ
を直接保持する部分にねじ込むことをせず、工作物又は
工具の保持部材とこれを回転させる回転駆動部材との連
結部分にねじ込むようにしておいても、回転精度の調整
、修正機能は何ら損なわれず、また保持部材たるホルダ
ーないし本体部自体の回転誤差の補正も可能となる。
勿論、本発明は、油圧式のものであると機械式のもので
あるとを問わず、あらゆる形式の工作物・工具用締付装
置に適用することができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から容易に理解されるように、本発明の工作
物・工具用締付装置は1円錐状の調整ねじ孔を形成して
、これに円錐状の調整ねじをねじ込むといった極めて簡
単な機構により、工作物又は工具の回転精度、特に角度
誤差を微妙に補正し得て、 t4iめで高い回転精度を
確保することができるものである。しかも9回転誤差の
補正機構が極めて簡単であるから、構造が徒に複雑化せ
ず、製作経済上も極めて有利なものであり、既存装置も
容易に改良することができ、その実用的価値極めて大な
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明に係る工作物・工具締付装置の
一実施例を示したもので、第1図は装置要部の縦断側面
図(断面は第2図の1−1線に沿う)、第2図は第1図
の矢印■方向から視た正面図、第3図は第1図のxi−
to線断面図であり、第4図〜第6図は夫々同装置の変
形例を示す第1回相当の断面図である。 1・・・回転ホルダー、3・・・調整リング、4a、4
b、4′・・・締付スリーブ、8,9,10,11・・
・調整ねじ孔、12,13,14,15・・・調整ねじ
。 16・・・貫通ねじ孔、17・・・補助調整ねじ、19
・・・チャック・ −コ 1%(%J Uク ロ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)工作物又は工具の被保持部を締付保持する回転ホ
    ルダーの外周部に円錐状の調整ねじ孔を形成し、該調整
    ねじ孔に円錐状の調整ねじをねじ込むようにしたことを
    特徴とする、高回転精度を有する工作物・工具用締付装
    置。
  2. (2)前記調整ねじ孔が、前記回転ホルダーの回転方向
    に齟齬して複数個形成されていることを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項に記載する高回転精度を有する工作
    物・工具用締付装置。
  3. (3)前記調整ねじが、平行度誤差修正用の補助調整ね
    じを貫通螺合させるための貫通ねじ孔を形成したもので
    あることを特徴とする、特許請求の範囲第1項又は第2
    項に記載する高回転精度を有する工作物・工具用締付装
    置。
  4. (4)前記回転ホルダーがチャックを内嵌装備してなり
    、前記補助調整ねじが、その先端を該チャックの外周面
    に当接させうるものであることを特徴とする、特許請求
    の範囲第3項に記載する高回転精度を有する工作物・工
    具用締付装置。
  5. (5)前記回転ホルダーが、回転軸線方向に並列する複
    数の縮径変形可能な締付スリーブを内嵌装備してなり、
    前記調整ねじ孔が、締付スリーブによる被保持部締付作
    用点間に配置されていることを特徴とする、特許請求の
    範囲第1項、第2項、第3項又は第4項に記載する高回
    転精度を有する工作物・工具用締付装置。
  6. (6)前記回転ホルダーが、回転軸線方向に並列する縮
    径変形可能な締付スリーブ及び縮径変形不能な中間リン
    グを内嵌装備してなり、前記調整ねじ孔が、中間リング
    に対応する個所に配置されていることを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項、第2項、第3項又は第4項に記載
    する高回転精度を有する工作物・工具用締付装置。
JP62265195A 1986-10-28 1987-10-20 Clamping device for workpiece or tool with high rotation accuracy Pending JPS642805A (en)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19863636581 DE3636581A1 (de) 1986-10-28 1986-10-28 Spannvorrichtung fuer werkstuecke oder werkzeuge mit hoher rundlaufgenauigkeit
DE3636581.5 1986-10-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH012805A true JPH012805A (ja) 1989-01-06
JPS642805A JPS642805A (en) 1989-01-06

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ID=6312603

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JP62265195A Pending JPS642805A (en) 1986-10-28 1987-10-20 Clamping device for workpiece or tool with high rotation accuracy

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US (1) US4801227A (ja)
EP (1) EP0265621B1 (ja)
JP (1) JPS642805A (ja)
DE (2) DE3636581A1 (ja)

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