JPH01279283A - 耐熱性ラベル - Google Patents

耐熱性ラベル

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Publication number
JPH01279283A
JPH01279283A JP10952588A JP10952588A JPH01279283A JP H01279283 A JPH01279283 A JP H01279283A JP 10952588 A JP10952588 A JP 10952588A JP 10952588 A JP10952588 A JP 10952588A JP H01279283 A JPH01279283 A JP H01279283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
heat resisting
layer
heat
plastic film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10952588A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Oura
大浦 憲二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
Priority to JP10952588A priority Critical patent/JPH01279283A/ja
Publication of JPH01279283A publication Critical patent/JPH01279283A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建築用鉄骨部材などの金属体に貼着する耐熱
性の優れたラベルに関し、詳しくは、防錆塗料などを電
着塗装する金属体に、電着塗装前に貼着して用いるラベ
ルに関する。
(従来技術とその課題) 従来、軽量鉄骨部材に必要な表示を行うためのラベルと
しては、金属箔の一面に印刷(表示)を施し他面に粘着
剤層を設けたものや、ポリエステルフィルムの一面に金
属蒸着を施してその上に印刷を行い、他面に粘着剤を塗
布したものがある。
これらのラベルの用法は、鉄骨部材にラベルを貼着した
後、その鉄骨部材に防錆塗料を電着塗装し、次いでラベ
ルに付着した防錆塗料を水洗除去して表示を露出させる
ものである。
ところが従来のラベルは、導電性であるためラベルにも
防錆塗料が電着し、水洗しても塗料が完全には除去され
ず、ラベルの表示が読みにくいという問題があった。ま
た金属箔を基材としたものは、印字したときに印字面か
くぼんで塗料が入り込み、塗料の水洗除去が一層困難と
なるという問題があり、ポリエステルフィルムを基材と
したものは、電着後の乾燥工程で収縮が発生し、ラベル
としての機能を損なうとシ)う問題があった。
本発明は、上記欠点を改良し、電着塗料の除去が容易で
、耐熱性が優れた金属体用ラベルを提供せんとするもの
である。
(課題を解決するための手段) 本発明の特徴は、200°Cにおける縦、横両方向の収
縮率が1%以下である耐熱性プラスチックフィルムを基
材とし、その−面には不透明層を介して印刷表示層を設
け、他面には、加熱により接着力が向上する熱反応型粘
着剤層を未反応の状態で設けた点にある。
以下本発明を図面を参照して、鉄骨部材用の例で詳しく
説明する。
第1図は本発明ラベルの一例の断面図であって、1は耐
熱性プラスチックフィルム、2は不透明層、3は印刷表
示層、4は粘着剤層、5は離型紙である。
本発明ラベルの基材となる耐熱性プラスチックフィルム
1としては、防錆塗料の電着塗装後の乾燥(200℃近
辺で行われることが多い)に耐えるよう、ポリエーテル
スルフォン、ポリエーテルイミド、ポリスルフォン、ポ
リフェニレンスルフィド、ポリエーテルエーテルケトン
、ボリアリレートなどのフィルムを用いる。
フィルムlは、200℃における縦、横両方向の収縮率
(無緊張、60分加熱)が1%以下、好ましくは0.5
%以下であることか必要であり、そのためには上記した
ような耐熱性の優れたプラスチックから大きな成形歪み
を与えない条件でフィルムを製造するか、結晶性プラス
チックの場合には延伸後十分に熱固定を行えばよい。
この基材フィルム1の厚さは一般に10〜250μmの
範囲である。
不透明層2は、ラベルを鉄骨部材に貼着したときに下地
(鉄骨面)が見えないようにして表示を見易くするとと
もに、印刷表示層を形成し易くするためのもので、例え
ばポリウレタン、ポリエステル、アクリルなどの耐熱性
のあるバインダに、チタンホワイト、けい酸カルシウム
などの隠蔽力のある非導電性顔料を混合した塗料を塗布
して形成する。
この不透明層2は、光線透過率が5%以下であるのが望
ましく、厚さはそれに見合って5〜50μm程度とする
印刷表示J!!3は、通常の方法、例えばリバースコー
ト法、グラビアコート法などにより形成すればよい。
粘着剤層4は、熱反応型粘着剤を未反応状態で塗布した
ものである。
熱反応型粘着剤は、一般に耐熱性が高く接着強度が大き
いので本用途に好ましいが、予め粘着剤を熱反応させて
おくと、貼着時にしわが入ったときなど容易に貼り直し
出来ない。
そこで本発明では、粘着剤を未反応状態にしておくこと
により、ラベル貼着時には軽く粘着(例えばJIS  
21528の180°剥離で2kg/10mm幅以下)
するのでしわが入ったときなど貼り直しが容易であり、
鉄骨部材に防錆塗料などを電着塗装した後の加熱で反応
して、強固な接着力(例えば4kg/10mm幅以上)
と高い耐熱性を発揮する。
本発明ラベルは貼り直しをしても、基材が柔軟性のある
プラスチックフィルムであるので、従来の金属層を含む
ラベルのようにラベルに折れしわが残るということがな
い。
熱反応型粘着剤としては、アクリル系のものが好適であ
る。
例えば、ブチルアクリレートなどの(メタ)アクリル酸
エステルに、アクリル酸、マレイン酸などのα、β−飽
和カルボン酸を付加したアクリル樹脂を、ポリイソシア
ネート、エポキシ樹脂、メラミン樹脂などで熱硬化する
ものなどがある。
この粘着剤層4の厚さは、10〜50μm程度である。
本発明ラベルは通常、離型紙5上に配置して使用に供さ
れる。
本発明ラベルは、建築用鉄骨部材以外にも、電着塗装を
施す各種金属体に表示を行うためのラベルとして広く利
用でき、特に自動車のエンジン周りの表示ラベルなどの
耐熱性を要求される用途に好適である。
(発明の効果) 本発明ラベルは、全体が非導電性であるなめ、電着塗装
時にも塗料が単に付着するのみで電着せず、したがって
塗料を簡単に水洗除去することかできる。
また基材が耐熱性プラスチックフィルムからなるので、
電着塗装後の乾燥工程でも収縮、変形がない。
さらに、粘着剤として、加熱により接着力が向上する熱
反応型粘着剤を未反応の状態で用いたので、ラベル貼着
時には軽く粘着してラベルの貼り直しが容易であり、基
材が柔軟性に富むこととあいまってしわ入りやラベルの
浮き上がりがない。
そして最終的には粘着剤が熱反応して大きな接着力が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ラベルの一例の断面図。 1・・・ 耐熱性プラスチックフィルム2・・・不透明
層   3・・・印刷表示層4・・・粘着剤層 第 1 区

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 200℃における縦、横両方向の収縮率が1%以下であ
    る耐熱性プラスチックフィルムの一面に、不透明層を介
    して印刷表示層を設け、他面に未反応の熱反応型粘着剤
    層を形成してなる耐熱性ラベル。
JP10952588A 1988-05-02 1988-05-02 耐熱性ラベル Pending JPH01279283A (ja)

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JP10952588A JPH01279283A (ja) 1988-05-02 1988-05-02 耐熱性ラベル

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JP10952588A JPH01279283A (ja) 1988-05-02 1988-05-02 耐熱性ラベル

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JPH01279283A true JPH01279283A (ja) 1989-11-09

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JP10952588A Pending JPH01279283A (ja) 1988-05-02 1988-05-02 耐熱性ラベル

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02146079A (ja) * 1988-08-23 1990-06-05 Nitto Denko Corp 耐熱性印刷用基材並びにラベル及びラベルの形成方法と固定方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5754979A (en) * 1980-09-19 1982-04-01 Kawatsune Shiyouten Kk Display label for rubber tire

Patent Citations (1)

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