JPH01276406A - 記録再生回路の制御方法 - Google Patents

記録再生回路の制御方法

Info

Publication number
JPH01276406A
JPH01276406A JP10251588A JP10251588A JPH01276406A JP H01276406 A JPH01276406 A JP H01276406A JP 10251588 A JP10251588 A JP 10251588A JP 10251588 A JP10251588 A JP 10251588A JP H01276406 A JPH01276406 A JP H01276406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
circuit
pair
timing
magnetic heads
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10251588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2555143B2 (ja
Inventor
Manabu Sasaki
学 佐々木
Michihisa Arakawa
道久 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP63102515A priority Critical patent/JP2555143B2/ja
Publication of JPH01276406A publication Critical patent/JPH01276406A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2555143B2 publication Critical patent/JP2555143B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Digital Magnetic Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヘリカルスキャン方式の磁気テープ記憶装置
に係り、特に、記録したデータを即時に再生し、正確に
記録されているかどうかを検証する、いわゆるベリファ
イ(リードアフターライト)動作を行なうのに好適なヘ
リカルスキャン方式磁気テープ記録装置の記録再生回路
の制御方式に関する。
〔従来の技術〕
ヘリカルスキャン方式の磁気テープ記憶装置は、固定ヘ
ッドの磁気テープ記憶装置に比べて、高い記録密度が得
られるので、VTRなどの大量の情報が必要な分野で幅
広く用いられている。また、近年のVTR技術の発達に
より、家庭用のVTRが大量に、また安価に生産され、
その普及には著しいものがある。
このVTR技術を応用したものに、カセットケースに格
納した磁気テープに楽音のPCM信号を記録、再生する
DAT (ディジタル・オーディオテープレコーダ)が
ある、このDATは、ディジタル信号を記録、再生する
もので、一対の記録再生兼用磁気ヘッドを設けた回転ド
ラムの直径が30mmで、磁気テープの回転ドラムへの
巻き付は角度はほぼ90度と小さいため、テープに与え
る損傷が少なく、しかも高速で磁気テープを走行させな
がら再生してアクセスできる機能(高速サーチ機能)を
有しているので、コンピュータの外部記録装置として適
している。このDAT技術を利用すれば、従来の固定ヘ
ッド型のMT (マグネチックテープ)記憶装置に比べ
、大容量で、しかも高速アクセス可能で、安価な磁気テ
ープ記憶装置を実現することができる。
ここで、DATのトラックフォーマットを第8図(a)
に示す、DATの記録トラックは、第8図(a)に示す
ように、複数の記録エリアに分割され、種々の信号が各
々分割されたエリアに記録される。記録トラックの中央
にPCM信号エリア(PCM)が配置され、その両側に
ATFエリア(ATF−1,ATF−2)、さらにその
外側にサブコードエリア(SUB−1,5UB−2)が
配置される。
PCM信号エリアには、楽音をPCM化したPCMデー
タに誤り訂正符号を付加したディジタルデータが記録さ
れる。
サブコードエリアには、プログラム(曲等)の開始位置
を示すスタートID、プログラムの番号を示すプログラ
ムナンバー、プログラムの開始位置からの時間等の、プ
ログラムおよびプログラム内の特定の位置をサーチする
ためのサーチ情報等が記録される。
ATFエリアには、再生時に磁気ヘッドを正しく記録ト
ラック上を走査させるためのトラッキング制御信号が記
録される。
このように、各種の信号は、エリア分割して記録されて
いるので、第8図(b)に示すように、PCM信号ある
いはサブコードを単独で書き換えるいわゆる、アフター
レコード動作が可能である。
これも、コンピュータの外部記憶装置として適している
理由の一つである。
前述のDATのトラックフォーマットに関しては、サテ
ィーエーティー コンファレンス スタンダード −フ
ァイナル ドラフト−「デイ−ニーティー−ディジタル
 オーディオ テープレコーダ システムJ  (19
87年4月22日)(THE  DAT  C0NFE
RENCE  5TANDARD  −FINAL  
DRAFT−rDAT−DIGITAL  AUDIO
TAPERECORDERSYSTEMJ 1987゜
APRIL、22)に詳述しである。
ここで、このDATをコンピュータの外部記録装置に適
用する場合、データの記録、再生の信頼性をいかに確保
するかが重要な問題となる。
DATにおいても、再生データに誤りを生ずると異常な
音を再生することになるので、前述の文献および特開昭
59−215013号に記載されているように、複数の
データ(シンボル)からなる情報ワードに対して、検査
ワードが付加されて記録され、再生時には、検査ワード
を用いて、データの誤りを検出して訂正する誤り訂正処
理が行なわれている。
しかし、この誤り訂正能力にも限界があり、磁気テープ
のドロップアウトや、磁気テープより剥離した磁性粉や
ゴミ等の付着による磁気ヘッドの目つまりが原因で、2
つの磁気ヘッドのうちの1つから再生出力が得られない
場合、再生されるべきデータの半分しか得られないこと
になるので。
再生音に重大な支障をきたすどころか、再生が不可能と
なってしまう可能性がある。
このため、前述の文献、および特開昭60−19570
3号に記載されているように、サンプリングされたデー
タのうち、奇数データを一方の磁気ヘッドで、偶数デー
タを他方の磁気ヘッドで各々記録再生するようにし、デ
ータが2トラツクで完結する構成とするとともに、誤り
訂正用の符号構成を1トラツクで完結させ、1つの磁気
ヘッドから全く再生出力が得られない場合においても、
他方の磁気ヘッドからの再生出力で、平均値補間によっ
て、もとのアナログ信号の再生を可能としている。
前述のような平均値補間は、扱うデータが音楽信号のよ
うに、隣接データ間に強い相関をもつデータ列であれば
有効である。
しかしながら、コンピュータで扱うプログラムや各種デ
ータ等の情報では、隣接データ間に強い相関はなく、平
均値補間によって欠落したデータを復元することはでき
ない。
そこで、このようなりAT技術を利用した、コンピュー
タの外部記憶装置等の磁気テープ記憶装置を実現する場
合、磁気テープへの記録を確実にするという観点から、
磁気テープの欠陥や、異物の侵入による誤記録を避ける
ために、正常に記録されているかどうかの確認を行なう
ため、回転ドラムに、角度間隔180度で配置された互
いにアジマス角度の異なる第1の一対の回転磁気ヘッド
と、第1の一対の回転磁気ヘッドと直行して配置された
。これも角度間隔180度で配置され互いにアジマス角
度の異なる第2の一対の回転磁気へラドとを設け、前記
第1、第2の一対の回転磁気ヘッドは、それぞれ記録お
よび再生専用とし、第1の一対の回転磁気ヘッドが記録
した記録トラックを、第2の一対の回転磁気ヘッドが即
時に再生して、第1の一対の回転磁気ヘッドが記録した
記録データと第2の一対の回転磁気ヘッドが再生した再
生データとを照合して、正確に記録されたかどうかを検
証し、もし記録データと再生データとが一致しなかった
場合にはそのデータをテープの別の場所に記録する、い
わゆるベリファイ(リードアフターライト)動作を行な
って記録データの信頼性を向上させることが考えられる
。ヘリカルスキャン方式でベリファイ動作を行なう例と
しては、特開昭58−122606号、特開昭61−1
39909号に記載例がある。
前述のDATと同様に、磁気テープの回転ドラムへの巻
き付は角度をほぼ90度とすれば、磁気ヘッドの割り出
し角度も90度であるので、記録用磁気ヘッドと再生用
磁気ヘッドの2つの磁気ヘッドが、磁気テープに同時に
当接する時間は極短時間であり、クロストークの問題な
く、上述のようなベリファイ動作が可能となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように、記録したデータを即時に再生し。
正確に記録されているかどうかを検証する、いわゆるベ
リファイ(リードアフターライト)動作を実現するため
には、装置がデータ記録状態にあるときに、再生回路も
能動状態とすればよい、しかしながら、装置がデータ記
録状態にあるときに記録回路と再生回路とが同時に能動
状態にあると、次のような問題点が生じる。
ここで、前記第1の一対の回転磁気ヘッドが磁気テープ
上をトレースしているタイミング、すなわち記録のタイ
ミングを第1のタイミング、前記第2の一対の回転磁気
ヘッドが磁気テープ上をトレースしているタイミング、
すなわち再生のタイミングを第2のタイミングとする。
まず第一に、前記第2の一対の回転磁気ヘッドが磁気テ
ープ上をトレースしている第2のタイミングに、記録回
路と再生回路とが同時に能動状態にあると、第9図に示
すように、記録回路410→ロ一タリートランス438
→再生回路420→記録回路410のループ経路301
が形成され、再生回路420が発振状態となり、正しい
ベリファイ動作ができなくなる。これは、記録回路41
0と再生回路420の両方の回路が1つのIC439内
に搭載されている場合、両回路が接近しているため特に
問題となる。
すなわち、第10図に示すように、すべてのタイミング
において、記録回路、再生回路ともにオン状態とすると
、第2のタイミングにおいて、再生回路は発振状態とな
り、正しいベリファイ動作ができなくなる。
また第二に、第一の問題点を解決するため、前記第1の
一対の回転磁気ヘッドが磁気テープ上を、トレースして
いる第1のタイミングでは、記録回路を能動状態に制御
し、前記第2の一対の回転磁気ヘッドが磁気テープ上を
トレースしている第2のタイミングでは、前述のループ
経路を切断するために、記録回路を停止状態に制御する
と、PCM信号あるいはサブコードを書き換えるいわゆ
る、アフターレコード時に次のような問題点が生じる。
アフターレコード時は、前記第2の一対の回転磁気ヘッ
ドによって第2のタイミングに再生された、前述のAT
Fエリア内から得られたトラッキング制御信号によりト
ラッキング制御を行ないながら、前記第1の一対の回転
磁気ヘッドにより第1のタイミングに、ATFエリアを
除くデータエリア(PCM信号エリアあるいはサブコー
ドエリア)のみを書き換える。また、アフターレコード
時にも通常の記録時と同様に、前記第2の一対の回転磁
気ヘッドによって第2のタイミングにベリファイ動作を
行なう。
ここで、前述の第一の問題点を解決するため、前記第1
の一対の回転磁気ヘッドが磁気テープ上をトレースして
いる第1のタイミングすなわち記録のタイミングに、記
録回路を能動状態に制御し、前記第2の一対の回転磁気
ヘッドが磁気テープ上をトレースしている第2のタイミ
ングすなわち再生のタイミングに、記録回路を停止状態
に制御すると、例えば、PCM信号エリアのデータを書
き換える場合、第11図に示すように、記録回路の動作
制御の切り替え時に記録回路からインパルスノイズが発
生し、そのノイズが再生回路で増幅される。そのノイズ
は、トラッキング制御回路に伝達され、トラッキング制
御回路は、そのノイズをトラッキング制御信号と誤認識
し、誤ったトラッキング制御を行なってしまう、この間
層は、サブコードエリアを書き換える場合にも同様に発
生する。
また、ベリファイ時には、記録した直後の記録トラック
、すなわちオーバーライトする前の記録トラックを再生
するので1通常の再生時に再生する記録トラック幅に対
し、広い記録トラック幅で再生する。従って、通常の再
生時の再生信号レベルより、トラック幅の広い分だけ再
生信号レベルは大きくなる。それに対し、再生回路では
、外乱ノイズの再生信号に対する影響を少なくするため
、普通その増幅度は、通常の再生時に再生回路のもつダ
イナミックレンジ−杯に設定する。ここで、その増幅回
路でベリファイ動作を行なうと、前述のように、通常の
再生時の再生信号レベルより、トラック幅の広い分だけ
再生信号レベルは大きいので再生回路が飽和して、正し
いベリファイ動作ができなくなる。
本発明の目的は、上記のような間頭点を解決した信頼性
の高い磁気テープ記憶装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、記録したデータを即時に再生し。
正確に記録されているかどうかを検証する、いわゆるベ
リファイ(リードアフターライト)動作を行なう際に、 前記第1の一対の回転磁気ヘッドが磁気テープ上をトレ
ースしている第1のタイミングでは、記録回路を能動状
態に制御し、前記第2の一対の回転磁気ヘッドが磁気テ
ープ上をトレースしている第2のタイミングでは、記録
回路を停止状態に制御すること。
前記第1の一対の回転磁気ヘッドが磁気テープ上をトレ
ースしている第1のタイミングでは、記録回路の過渡応
答時間もしくはそれ以上の時間。
再生回路を停止状態に制御し、前記第2の一対の回転磁
気ヘッドが磁気テープ上をトレースしている第2のタイ
ミングでは、再生回路を能動状態に制御すること、 前記第2の一対の回転磁気ヘッドが磁気テープ上をトレ
ースしている第2のタイミングでは、前記第2の一対の
回転磁気ヘッドがトレースする記録トラック幅の、通常
の再生時にトレースする記録トラック幅に対する増加分
にほぼ等しい値だけ再生回路の増幅度を減少させるよう
制御すること。
により達成される。
〔作用〕
記録したデータを即時に再生し、正確に記録されている
かどうかを検証する、いわゆるベリファイ(リードアフ
ターライト)動作を行なう際には、前記第1の一対の回
転磁気ヘッドが磁気テープ上をトレースしている第1の
タイミングでは、記録回路を能動状態に制御し、前記第
2の一対の回転磁気ヘッドが磁気テープ上をトレースし
ている第2のタイミングでは、記録回路を停止状態に制
御するので、前記第2の一対の回転磁気ヘッドが磁気テ
ープ上をトレースしている第2のタイミングに、記録回
路と再生回路は同時に能動状態とはならず、前述のルー
プ経路は形成されないので再生回路が発振状態とはなら
ず、正しいベリファイ動作を行なうことができる。
また、上記の方法によれば、前記第1の一対の回転磁気
ヘッドが磁気テープ上をトレースしている第1のタイミ
ングでは、記録回路の過渡応答時間もしくはそれ以上の
時間、再生回路を停止状態に制御し、前記第2の一対の
回転磁気ヘッドが磁気テープ上をトレースしている第2
のタイミングでは、再生回路を能動状態に制御するので
、記録回路の動作制御の切り替え時に発生するインパル
スノイズがトラッキング制御回路に伝達されることがな
いので、アフターレコード時に、トラッキング制御を誤
ることはない。
また、前記第2の一対の回転磁気ヘッドが磁気テープ上
をトレースしている第2のタイミングでは、前記第2の
一対の回転磁気ヘッドがトレースする記録トラック幅の
、通常の再生時にトレースする記録トラック幅に対する
増加分にほぼ等しい値だけ再生回路の増幅度を減少させ
るよう制御するので、前述のように、再生回路が飽和す
ることはなく、正しいベリファイ動作を行なうことがで
きる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は、記録したデータを即時に再生し、正確に記録
されているかどうかを検証する、いわゆるベリファイ(
リードアフターライト)動作を示す図である。
同図(、)は、通常の記録時の、磁気テープ上でのベリ
ファイ動作を示す図である。同図中、100は磁気テー
プ、l0IA−Dは、ずでに記録されている記録トラッ
ク、1oIEは、まさに記録している記録トラック、1
02はトラッキング制御のためのトラッキング制御信号
が記録されたATFエリア、203A、203Bは、記
録用回転磁気ヘッド、203C1203Dは、再生用回
転磁気ヘッドを示している。また、同図は、記録用回転
磁気ヘッド203Aが記録トラック101Aを記録した
場合の、各磁気ヘッドの記録トラックに対するトレース
位置を示し、磁気ヘッドのトレース順序は、203A4
203G4203B→203D→203A→・・・・・
・である、データの記録は記録用回転磁気ヘッド203
A、203Bで行ない、再生は再生用回転磁気ヘッド2
03C1203Dで行なう。
記録用回転磁気ヘッド203Aが磁気テープ10o上を
トレースしているタイミングでデータの記録が行なわれ
、記録トラック101Gが記録されたあと、記録用回転
磁気ヘッド203Aの次にトレースする再生用回転磁気
ヘッド203Cが、記録用回転磁気ヘッド203Aの記
録した記録トラック101Gをトレースして、記録トラ
ック101Gを再生してベリファイ動作を行なう。
同図(b)は、通常の記録時の、ベリファイ動作のタイ
ミングを示す図である。
タイミング1は、記録用回転磁気ヘッド203Aが磁気
テープ100上をトレースしているタイミングである。
このタイミングでは、記録回路制御信号および、再生回
路制御信号により、記録回路はオン状態、再生回路はオ
フ状態となっており、記録データが記録用回転磁気ヘッ
ド203Aによって磁気テープ100上に記録される。
タイミング2は、再生用回転磁気ヘッド203Cが磁気
テープ100上をトレースしているタイミングである。
このタイミングでは、記録回路制御信号および、再生回
路制御信号により、記録回路はオフ状態、再生回路はオ
ン状態となっており、磁気テープ100上の、タイミン
グ1において、記録用回転磁気ヘッド203Aによって
記録された記録データが、再生用回転磁気ヘッド203
Cによって再生される。
タイミング3は、記録用回転磁気ヘッド203Bが磁気
テープ100上をトレースしているタイミングである。
このタイミングでは、記録回路制御信号および、再生回
路制御信号により、記録回路はオン状態、再生回路はオ
フ状態となっており、記録データが記録用回転磁気ヘッ
ド203Bによって磁気テープ100上に記録される。
タイミング4は、再生用回転磁気ヘッド203Dが磁気
テープ100上をトレースしているタイミングである。
このタイミングでは、記録回路制御信号および、再生回
路制御信号により、記録回路はオフ状態、再生回路はオ
ン状態となっており、磁気テープ100上の、タイミン
グ3において、記録用回転磁気ヘッド203Bによって
記録された記録データが、再生用回転磁気ヘッド203
Dによって再生される。
同図(c)は、PCM信号エリアあるいはサブコードエ
リアのデータを書き換えるいわゆる、アフターレコード
時の、磁気テープ上でのベリファイ動作を示す図である
。本実施例では、PCM信号エリアのアフターレコード
時の動作を示す、同図中、l0IH−Nは、すでに記録
されている記録トラックであり、本図では、記録トラッ
ク101Kから、PCM信号エリアのデータを書き換え
ようとしている。
再生用回転磁気ヘッド203Cが、再生用回転磁気ヘッ
ド203Cのトレースする記録トラック1011(7)
両隣の記録トラック101H1101Jから再生される
ATFエリア内のトラッキング制御信号のクロストーク
量の比較によるキャプスタンサーボによって、記録トラ
ックl0IIのセンターに位置付けられると、再生用回
転磁気ヘッド203Cのつぎにトレースする記録用回転
磁気ヘッド203Bは、そのヘッドギャップの左端を、
記録トラック101Jの左端と一致してトレースする。
記録用回転磁気ヘッド203Bが、記録トラック101
Jをトレースし終えると、記録用回転磁気ヘッド203
Bのつぎにトレースする再生用回転磁気ヘッド203D
が、再生用回転磁気ヘッド203Gが記録トラックl0
IIを再生した時と同様に、今度は記録トラック101
Jのセンターに位置付けられる。
このようにATFエリア内のトラッキング制御信号によ
るキャプスタンサーボがかかった状態でトレースを進め
て行き、再生用回転磁気ヘッド203Dが、PCM信号
エリアのデータを書き換えようとしている記録トラック
101にの1本前の記録トラックl0IJをトレースし
終えたところで、記録用回転磁気ヘッド203Aは、ち
ょうど、そのヘッドギャップの左端を、記録トラック1
01にの左端と一致してトレースする位置に来ることに
なる。そこで、記録用回転磁気ヘッド203Aが、記録
トラックl0IKのPCM信号エリアのみで記録動作を
行なえば、PCM信号エリアのデータのみを書き換える
ことができる。
同図(d)は、PCM信号エリアあるいはサブコードエ
リアのデータを書き換えるいわゆる、アフターレコード
時の、ベリファイ動作のタイミングを示す図である。本
実施例では、PCM信号エリアのアフターレコード時の
動作を示す。
タイミング1′は、記録用回転磁気ヘッド203Aが磁
気テープ100上をトレースしているタイミングである
。このタイミングでは、記録回路制御信号および、再生
回路制御信号により、記録回路はオン状態、再生回路は
オフ状態となっており、PCM信号エリアのみの記録デ
ータが、記録用回転磁気ヘッド203Aによって磁気テ
ープ100上の、すでに記録されている記録トラックの
PCM信号エリアに記録され、PCM信号エリアのデー
タが書き換えられる。
タイミング2′は、再生用回転磁気ヘッド203Cが磁
気テープ100上をトレースしているタイミングである
。このタイミングでは、記録回路制御信号および、再生
回路制御信号により、記録回路はオフ状態、再生回路は
オン状態となっており、磁気テープ100上の、すでに
記録されていた記録トラックのうちのPCM信号エリア
以外のエリアの記録データと、タイミングI′において
、記録用回転磁気ヘッド203Aによって書き換えられ
た、PCM信号エリアの新しい記録データとが、再生用
回転磁気ヘッド203Cによって再生される。
タイミング3′は、記録用回転磁気ヘッド203Bが磁
気テープ100上をトレースしているタイミングである
。このタイミングでは、記録回路制御信号および、再生
回路制御信号により、記録回路はオン状態、再生回路は
オフ状態となっており、PCM信号エリアのみの記録デ
ータが、記録用回転磁気ヘッド203Bによって磁気テ
ープ100上の、すでに記録されている記録トラックの
PCM信号エリアに記録され、PCM信号エリアのデー
タが書き換えられる。
タイミング4′は、再生用回転磁気ヘッド203Dが磁
気テープ100上をトレースしているタイミングである
。このタイミングでは、記録回路制御信号および、再生
回路制御信号により、記録回路はオフ状態、再生回路は
オン状態となっており、磁気テープ100上の、すでに
記録されていた記録トラックのうちのPCM信号エリア
以外のエリアの記録データと、タイミング3′において
、記録用回転磁気ヘッド203Bによって書き換えられ
た。PCM信号エリアの新しい記録データとが、再生用
回転磁気ヘッド203Dによって再生される。
上記実施例では、記録用回転磁気ヘッド203Aあるい
はBが磁気テープ100上をトレースしているタイミン
グの間、再生回路をオフ状態とした。同図(e)は、再
生回路制御信号により、記録回路の過渡応答の時間だけ
、再生回路のオフ状態とする場合の実施例のベリファイ
時のタイミング図である。
第2図は、磁気ヘッドを搭載した回転ドラムの構造を示
す側半面図、第3図は、磁気ヘッドを搭載した回転ドラ
ムの構造を示す平面図、第4図は、磁気ヘッドを搭載し
た回転ドラムの構造を示す側面図である。201は固定
ドラム、202は回転ドラム、203A、203Bは回
転ドラム202に固定された記録用回転磁気ヘッド、2
03G、203Dは回転ドラム202に固定された再生
用回転磁気ヘッド、204,205はロータリートラン
ス、206は回転軸、207はモーター回転子であるマ
グネット、208はモータ固定子コイル、209はモー
タ回転数を検出するためのコイルと、マグネット207
の回転位相を検出するためのホール素子およびモータ1
回転に1個発生するパルス信号(以下タックパルスと呼
ぶ)を検出するためのホール素子が取り付けられた検出
基板、210は、固定ドラム201に磁気テープをヘリ
カル状に巻き付けるためのリードである。
回転ドラム202は、回転軸206に固定されている。
また、回転磁気ヘッド203A、203B、203C1
203Dは、90度分割して配置されており、記録用回
転磁気ヘッド203Aと再生用回転磁気ヘッド203C
1記録用回転磁気ヘッド203Bと再生用回転磁気ヘッ
ド203Dはそれぞれ同一アジマスで、記録用回転磁気
ヘッド203Aと再生用回転磁気ヘッド203Cは+2
0度。
記録用回転磁気ヘッド203Bと再生用回転磁気ヘッド
203Dは一20度である。
再生用回転磁気ヘッド203Cと203Dは、回転ドラ
ム202上にスペーサ211をはさんで取り付けられて
いる。各回転磁気ヘッドの割り出し角度は90度である
から、記録用回転磁気ヘッド203A、203Bと、再
生用回転磁気ヘッド203C1203Dの取り付は段差
が零のときは、第5図(、)に示すように、再生用回転
磁気ヘッド203C1203Dは、記録用回転磁気ヘッ
ド203A、203Bの走査する記録トラックに対して
トラックピッチTpの二分の−だけずれて走査すること
になる6回転ヘッドの取り付は段差と。
走査トラックピッチすれとは、一対一に対応するので、
再生用回転磁気ヘッド203C1203Dを記録用回転
磁気ヘッド203A、203Bに対して下方に記録用回
転磁気ヘッド203A、203Bの走査ギャップ幅の半
分だけずらして取り付ければ、第5図(b)に示すよう
に、再生用回転磁気ヘッド203Cが、トレースする記
録トラックl0IBの両隣の記録トラックl0IA、1
゜ICから再生されるATFエリア内のトラッキング制
御信号のクロストーク量によるトラッキング制御によっ
てその記録トラック101Bのセンターに位置付けられ
ると、前述のように、再生用回転磁気ヘッド203Cの
次にトレースする記録用回転磁気ヘッド203Bは、そ
のヘッドギャップの左端を、記録トラック101Cの左
端と一致してトレースすることになる。また、記録用回
転磁気ヘッド203Bの次にトレースする再生用回転磁
気ヘッド203Dが、トレースする記録トラック101
Cの両隣の記録トラックl0IB、101Dから再生さ
れるATFエリア内のトラッキング制御信号のクロスト
ーク量によるトラッキング制御によって、記録トラック
101Cのセンターに位置付けられると、前述のように
、再生用回転磁気ヘッド203Dの次にトレースする記
録用回転磁気ヘッド203Aは、そのヘッドギャップの
左端を、記録トラック101Dの左端と一致してトレー
スすることになる。
第6図は、本装置の記録再生回路周辺の実施例である。
同図中、410は記録信号増幅器、420は再生信号増
幅器、436は記録信号増幅器制御回路、437は再生
信号増幅器制御回路、438はロータリートランスであ
る。再生信号増幅器420は、増幅器4201.420
2.4203及び磁気ヘッド切り替えスイッチ4204
により構成されている。ここで、記録信号増幅器410
と再生信号増幅器420は、記録再生増幅器IC439
内に搭載されている。
まず、通常の記録の際の動作を説明する。
記録用回転磁気ヘッド203Aが磁気テープ100上を
トレースしているタイミング(タイミング1)では、記
録信号増幅器制御回路436および、再生信号増幅器制
御回路437により、記録信号増幅器410はオン状態
、再生信号増幅器420はオフ状態となっており、記録
信号が記録信号増幅器410によって増幅されたあと、
ロータリートランス438を介して、記録用回転磁気ヘ
ッド203Aによって磁気テープ100上に記録される
再生用回転磁気ヘッド203Cが磁気テープ100上を
トレースしているタイミング(タイミング2)では、記
録信号増幅器制御回路436および、再生信号増幅器制
御回路437により、記録信号増幅器410はオフ状態
、再生信号増幅器420はオン状態となっており、磁気
テープ100上の、タイミング1において、記録用回転
磁気ヘッド203Aによって記録された記録データが、
再生用回転磁気ヘッド203Cによって再生され。
ロータリートランス438を介して、再生信号増幅器4
20によって増幅される。ここで、第1図(a)に示す
ように、再生用回転磁気ヘッド203Cは、記録トラッ
ク101Eを、記録用回転磁気ヘッド203Aが記録し
た直後にトレースするので、オーバーライトされたあと
の記録トラックをトレースする通常の再生時に比べ、広
い幅の記録トラックをトレースすることになる。つまり
、記録トラックの幅の増加分だけ再生用回転磁気ヘッド
203Cの再生出力が増加する。具体的には、DATで
は、各回転磁気ヘッドのヘッドギャップは21μm1通
常の再生時(オーバーライト後)のトラックピッチは1
3.6μmであり、ベリファイ時にトレースする記録ト
ラック幅は。
21− (21−13,6>/2=17.3μmとなり
、再生用回転磁気ヘッド203Cの再生出力は。
201og (17,3/13.6)=2.1dB増加
する。このとき、再生信号増幅器制御回路437は、通
常の再生時に対する記録トラック幅の増加分だけ、再生
信号増幅器420の増幅度を減少させるよう制御する。
すなわち、再生信号増幅器420の増幅度を約2.1d
B減少させるように制御する。
記録用回転磁気ヘッド203Bが磁気テープ100上を
トレースしているタイミング(タイミング3)では、記
録信号増幅器制御回路436および、再生信号増幅器制
御回路437により、記録信号増幅器410はオン状態
、再生信号増幅器420はオフ状態となっており、記録
信号が記録信号増幅器410によって増幅されたあと、
ロータリートランス438を介して、記録用回転磁気ヘ
ッド203Bによって磁気テープ100上に記録される
再生用回転磁気ヘッド203Dが磁気テープ100上を
トレースしているタイミング(タイミング4)では、記
録信号増幅器制御回路436および、再生信号増幅器制
御回路437により、記録信号増幅器410はオフ状態
、再生信号増幅器420はオン状態となっており、磁気
テープ100上の、タイミング3において、記録用回転
磁気ヘッド203Bによって記録された記録データが、
再生用回転磁気ヘッド203Dによって再生され、ロー
タリートランス438を介して、再生信号増幅器420
によって増幅される。また、前述のように、再生信号増
幅器制御回路437は、このときトレースする記録トラ
ック幅の通常の再生時にトレースする記録トラック幅に
対する増加分だけ。
再生信号増幅器420の増幅度を減少させるよう制御す
る。
次に、アフターレコード(PCM信号エリア)時の動作
について説明する。
記録用回転磁気ヘッド203Aが磁気テープ10o上を
トレースしているタイミング(タイミング1′)では、
記録信号増幅器制御回路436および、再生信号増幅器
制御回路437により、記録信号増幅器410はオン状
態、再生信号増幅器420はオフ状態となっており、記
録信号が記録信号増幅器410によって増幅されたあと
、ロータリートランス438を介して、記録用回転磁気
ヘッド203Aによって、磁気テープ100上の、すで
に記録されている記録トラックのPCM信号エリアに記
録され、PCM信号エリアのデータが書き換えられる。
再生用回転磁気ヘッド203Cが磁気テープ100上を
トレースしているタイミング(タイミング2′)では、
記録信号増幅器制御回路436および、再生信号増幅器
制御回路437により、記録信号増幅器410はオフ状
態、再生信号増幅器420はオン状態となっており、磁
気テープ100上の、すでに記録されていた記録トラッ
クのうちのPCM信号エリア以外のエリアの記録データ
と、タイミング1′において、記録用回転磁気ヘッド2
03Aによって書き換えられた。PCM信号エリアの新
しい記録データとが、再生用回転磁気ヘッド203Cに
よって再生され、ロータリートランス438を介して、
再生信号増幅器420によって増幅される。また、再生
信号増幅器420によって増幅された再生信号のうち、
ATFエリア内のトラッキング制御信号が、図示しない
トラッキング制御回路に伝達され、トラッキング制御が
行なわれる。ここで、第1図(c)に示すように、再生
用回転磁気ヘッド203Cは、記録トラック101Eを
、記録用回転磁気ヘッド203Aが記録した直後にトレ
ースするので、オーバーライトされたあとの記録トラッ
クをトレースする通常の再生時に比べ、タイミング1′
において、記録用回転磁気ヘッド203Aによって書き
換えられたPCM信号エリアでは、広い幅の記録トラッ
クをトレースすることになる。つまり、PCM信号エリ
アでは、記録トラックの幅の増加分だけ再生用回転磁気
ヘッド203Cの再生出力が増加する。具体的には、前
述のように、2.1dB増加する。そこで、再生信号増
幅器制御回路437は、このときトレースする記録トラ
ック幅の通常の再生時にトレースする記録トラック幅に
対する増加分だけ、再生信号増幅器420の増幅度を減
少させるよう制御する。すなわち、再生用回転磁気ヘッ
ド203Cが記録トラック101EのpcM信号エリア
をトレースするタイミングで、再生信号増幅器420の
増幅度を約2.1dB減少させるように制御する。
記録用回転磁気ヘッド203Bが磁気テープloo上を
トレースしているタイミング(タイミング3′)では、
記録信号増幅器制御回路436および、再生信号増幅器
制御回路437により、記録信号増幅器410はオン状
態、再生信号増幅器420はオフ状態となっており、記
録信号が記録信号増幅Mh410によって増幅されたあ
と、ロータリートランス438を介して、記録用回転磁
気ヘッド203Aによって磁気テープ100上の。
すでに記録されている記録トラックのPCM信号エリア
に記録され、PCM信号エリアのデータが書き換えられ
る。
再生用回転磁気ヘッド203Dが磁気テープ100上を
トレースしているタイミング(タイミング4′)では、
記録信号増幅器制御回路436および、再生信号増幅器
制御回路437により、記録信号増幅器410はオフ状
態、再生信号増幅器4200はオン状態となっており、
磁気テープloO上の、すでに記録されていた記録トラ
ックのうちのPCM信号エリア以外のエリアの記録デー
タと、タイミング3′において、記録用回転磁気ヘッド
203Bによって書き換えられた、PCM信号エリアの
新しい記録データとが、再生用回転磁気ヘッド203D
によって再生され、ロータリートランス438を介して
、再生信号増幅器420によって増幅される。また、再
生信号増幅器420によって増幅された再生信号のうち
、ATFエリア内のトラッキング制御信号が、図示しな
いトラッキング制御回路に伝達され、トラッキング制御
が行なわれる。また、前述のように、再生信号増幅器制
御回路437は、このときトレースするPCM信号エリ
アの記録トラック幅の通常の再生時にトレースする記録
トラック幅に対する増加分だけ、PCM信号エリアをト
レースするタイミングで再生信号増幅器420の増幅度
を減少させるよう制御する。
以上で説明したように、記録あるいはアフターレコード
時には、前記記録用回転磁気ヘッド203AおよびBが
、磁気テープ100上をトレースしているタイミング1
.3.1’ 、3’では、記録信号増幅器制御回路43
6は、記録信号増幅器410をオン状態、前記再生用回
転磁気ヘッド203CおよびDが、磁気テープ100上
をトレースしているタイミング2.4.2’ 、4’で
は、記録信号増幅器制御回路436は、記録信号増幅器
410をオフ状態に制御するので、前記再生用回転磁気
ヘッド203CおよびDが、磁気テープ10°0上をト
レースしているタイミング2,4.2’ 、4’に、記
録信号増幅器410と再生信号増幅器420は同時にオ
ン状態とはならず、前述のループ経路は形成されないの
で再生信号増幅器420が発振状態とはならず、正しい
ベリファイ動作を行なうことができる効果がある。
また、上記の方法によれば、前記記録用回転磁気ヘッド
203AおよびBが、磁気テープ100上をトレースし
ているタイミング1,3.1′、3′では、再生信号増
幅器制御回路437は、記録信号増幅器410の過渡応
答時間もしくはそれ以上の時間、再生信号増幅器420
をオフ状態に制御し、前記再生用回転磁気ヘッド203
CおよびDが、磁気テープ100上をトレースしている
タイミング2.4.2’ 、4’では、再生信号増幅器
420をオン状態に制御するので、記録信号増幅器41
0の動作制御の切り替え時に発生するインパルスノイズ
が1図示しないトラッキング制御回路に伝達されること
がないので、アフターレコード時に、トラッキング制御
を誤ることはない。
また、記録あるいはアフターレコード時に、前記再生用
回転磁気ヘッド203CおよびDが磁気テープ100上
をトレースしているタイミング2.4.2’ 、4’で
は、再生信号増幅器制御回路437は、このときトレー
スする記録トラック幅の通常の再生時にトレースする記
録トラック幅に対する増加分だけ、再生信号増幅器42
0の増幅度を減少させるよう制御するので、再生信号増
幅器420が飽和することはなく、正しいベリファイ動
作を行なうことができる効果がある。
第7図は、前記の実施例における装置のブロック図であ
る1図示しないホストのコンピュータとは、5C8I4
01 (スモールサイズコンピュータシステムインター
フェース)で接続されている。
まず、記録時の動作について説明する。
記録時には、システムマイコン412で制御されるRA
Mコントローラ402は、ホストから送られてきたデー
タを一旦RAM403に蓄え、再度読み出して、信号処
理回路404は、誤り訂正回路405により、誤り訂正
符号を生成し、データ信号と誤り訂正符号をRAM40
6に蓄える。
ここで、この誤り訂正符号は、従来のDATと同様に、
2重化リードソロモン符号である。つぎに、このデータ
信号と誤り訂正符号およびサブコード処理411で生成
されたサブコードデータを記録フォーマットにしたがっ
て読み出し、所定の変調を施し、ATF信号発生回路4
08で生成されたトラッキング制御信号および同期信号
をマルチプレクサ409で付加する。記録用回転磁気ヘ
ッド203A、203Bが、磁気テープ100上をトレ
ースしているタイミングで記録信号増幅器制御回路43
6は記録信号増幅器410をオン状態、再生信号増幅器
制御回路437は再生信号増幅器420をオフ状態とし
、記録信号増幅器410、ロータリートランス205,
204を介して記録用回転磁気ヘッド203A、203
Bから磁気テープ100に記録する。記録フォーマット
は、従来のDATの記録フォーマットに準じるものであ
り、PCM信号エリアにはデータが記録され、サブコー
ドエリアには、ブロックナンバー、フレームナンバーな
どが記録され、ATFエリアには。
ATF信号発生回路408で生成されたトラッキング制
御信号および同期信号が記録される。
回転ドラム202は、回転数が検出されて速度制御され
るとともに、タックパルスが内部基準信号と同期するよ
うに位相制御されドラム制御回路433により一定速度
に回転制御され、磁気テープ100もキャプスタン制御
回路432で一定速度で回転制御されるキャプスタンモ
ータ434によって定速走行駆動され、タックパルスを
基準にして記録用回転磁気ヘッド203A、203Bに
よりデータが記録される。
記録時には、記録したデータを即時に再生し、正確に記
録されているかどうかを検証する、いわゆるベリファイ
(リードアフターライト)動作を行なう。
つまり、再生用回転磁気ヘッド203C,203Dが、
磁気テープ100上をトレースしているタイミングで、
記録信号増幅器制御回路436は、記録信号増幅器41
0をオフ状態、再生信号増幅器制御回路437は、再生
信号増幅器420をオン状態とし、ベリファイ回路42
9は、記録用回転磁気ヘッド203A、203Bにより
記録されたデータと、再生用回転磁気ヘッド203G、
203Dによってドラムの4分の3回転遅れて再生され
たデータとを比較して、正しく記録されているかどうか
を検証する。
次に、再生時の動作について説明する。
再生時には、再生用回転磁気ヘッド203C1203D
によって、データ信号の両端に配置して記録されたAT
Fエリア内のトラッキング制御信号をもとに、キャプス
タンモータ434にフィードバックしてキャプスタンサ
ーボを行ないながら信号を再生する。再生信号は、再生
信号増幅器420で増幅され、波形等価回路421で磁
気ヘッドおよび磁気テープの高周波領域における特性劣
化が補正されたあと、データストローブ回路422に入
力され、データとクロックが得られる。この信号から、
同期信号検出回路423、タイミング生成回路424に
よって、同期信号の検出、タイミング信号が生成され、
復調回路425でデータの復調が行なわれる。信号処理
回路426は、誤り訂正回路427により誤り検出訂正
動作を行ない、訂正されたデータ信号がRAM403に
蓄えられたのち、5C31401を介して図示しないホ
ストのコンピュータに送られる 次に、アフターレコード時の動作について説明する。
アフターレコード時のトラッキング制御は、再生時と同
じく、ATFエリア内のトラッキング制御信号によるト
ラッキング制御である。
再生用回転磁気ヘッド203C1203Dによってデー
タ信号の両端に配置して記録されたATFエリア内のト
ラッキング制御信号をもとにキャプスタンモータ434
にフィードバックしてキャプスタンサーボを行なう、再
生用回転磁気ヘッド203Cが、トレースする記録トラ
ック101Bの両隣の記録トラック1oIA、101C
から再生されるATFエリア内のトラッキング制御信号
のクロストーク量によるトラッキング制御によってその
記録トラックl0IBのセンターに位置付けられると、
前述のように、再生用回転磁気ヘッド203Cの次のト
レースする記録用回転磁気ヘッド203Bは、そのヘッ
ドギャップの左端を。
記録トラック101Dの左端と一致してトレースするこ
とになる。
この状態で、記録用回転磁気ヘッド203A、203B
が、磁気テープ100上をトレースしているタイミング
で記録信号増幅器制御回路436は記録信号増幅器41
0を能動状態、再生信号増幅器制御回路437は再生信
号増幅器420を停止状態とし、記録信号増幅器410
、ロータリートランス205.204を介して記録用回
転磁気ヘッド203A、203Bから磁気テープ100
に記録する。この時、記録データは、PCM信号エリア
、あるいはサブコードエリアのみに存在し、ATFエリ
アには存在せず、ATFエリアを書き換えない、これに
より、トラッキング制御信号以外のデータを書き換える
ことができ、すなわちアフターレコード動作が行なわれ
たことになる。
また、アフターレコード時にも、通常の記録時と同様に
、ベリファイ動作を行なう。
再生用回転磁気ヘッド203C1203Dが、磁気テー
プ100上をトレースしているタイミングで記録信号増
幅器制御回路436は記録信号増幅器410をオフ状態
、再生信号増幅器制御回路437は再生信号増幅@42
0をオン状態とし、ベリファイ回路429は、記録用回
転磁気ヘッド203A、203Bにより記録されたデー
タと、再生用回転磁気ヘッド203C1203Dによっ
てドラムの4分の1回転遅れて再生されたデータとを比
較して、正しく記録されているかどうかを検証する。
〔発明の効果〕
本発明によれば、記録したデータを即時に再生し、正確
に記録されているかどうかを検証する、いわゆるベリフ
ァイ(リードアフターライト)動作を行なう際には、前
記第1の一対の回転磁気ヘッドが磁気テープ上をトレー
スしている第1のタイミングでは、記録回路を能動状態
に制御し、前記第2の一対の回転磁気ヘッドが磁気テー
プ上をトレースしている第2のタイミングでは、記録回
路を停止状態に制御するので、前記第2の一対の回転磁
気ヘッドが磁気テープ上をトレースしている第2のタイ
ミングに、記録回路と再生回路は同時に能動状態とはな
らず、前述のループ経路は形成されないので再生回路が
発振状態とはならず、正しいベリファイ動作を行なうこ
とができる効果がある。
また、上記の方法によれば、前記第1の一対の回転磁気
ヘッドが磁気テープ上をトレースしている第1のタイミ
ングでは、記録回路の過渡応答時間もとくはそれ以上の
時間、再生回路を停止状態に制御し、前記第2の一対の
回転磁気ヘッドが磁気テープ上をトレースしている第2
のタイミングでは、再生回路を能動状態に制御するので
、記録回路の動作制御の切り替え時に発生するインパル
スノイズがトラッキング制御回路に伝達されることがな
いので、アフターレコード時に、トラッキング制御を誤
ることはない。
また、前記第2の一対の回転磁気ヘッドが磁気テープ上
をトレースしている第2のタイミングでは、このときト
レースする記録トラック幅の通常の再生時にトレースす
る記録トラック幅に対する増加分にほぼ等しい値だけ、
再生回路の増幅度を減少させるよう制御するので、再生
回路が飽和することはなく、正しいベリファイ動作を行
なうことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ベリファイ動作時の動作説明図、第2図は、
ドラムの構造を示す側半面図、第3図は、回転ドラムに
搭載された磁気ヘッドを示す平面図。 第4図は、第3図の側面図、第5図は、各磁気ヘッドの
記録トラックのトレース説明図、第6図は、記録再生回
路周辺の実施例を示す図、第7図は、装置のシステムブ
ロック図、第8図は、DATのトラックフォーマットを
示す図、第9図は、第一の問題点を示す図、第10図は
、第一の問題点を示すタイミング図、第11図は、第二
の問題点を示すタイミング図である。 100・・・磁気テープ、101・・・記録トラック。 102・・・ATFエリア、203・・・回転磁気ヘッ
ド。 % 3 (¥1       箔。口 試   や

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)角度間隔180度で回転ドラム上に配置された互い
    にアジマス角度の異なる第1の一対の回転磁気ヘッドと
    、第1の一対の回転磁気ヘッドと直行して配置され角度
    間隔180度で上記回転ドラム上に配置された互いにア
    ジマス角度の異なる第2の一対の回転磁気ヘッドとを備
    え前記第1、第2の一対の回転磁気ヘッドは、それぞれ
    専ら上記磁気テープ上に信号を記録し、記録された信号
    を再生し、第2の一対の回転磁気ヘッドは、その幅方向
    のセンターが、オーバーライト後の記録トラックの中央
    に一致して走査するように、第1の一対の回転磁気ヘッ
    ドに対してドラムの高さ方向に下方にずらして取り付け
    られ、回転ドラムの周りに、磁気テープをヘリカル状に
    ほぼ90度の角度に渡って巻き回して走行させ、第1の
    一対の回転磁気ヘッドが記録した記録トラック上を、第
    2の一対の回転磁気ヘッドが走査して記録トラックに記
    録された信号を再生し、第1の一対の回転磁気ヘッドが
    記録した記録データと第2の一対の回転磁気ヘッドが再
    生した再生データとを照合して、記録データと再生デー
    タとが一致しなかった場合には記録データを再度記録す
    るベリファイ(リードアフターライト)機能をもつヘリ
    カルスキャン方式磁気テープ記憶装置において、 データの記録を行なう際に、前記第1の一対の回転磁気
    ヘッドが磁気テープ上をトレースしている第1のタイミ
    ングでは、記録回路を能動状態に制御し、前記第2の一
    対の回転磁気ヘッドが磁気テープ上をトレースしている
    第2のタイミングでは、記録回路を停止状態に制御する
    ことを特徴とする記録再生回路の制御方式。 2)請求項1記載のヘリカルスキャン方式磁気テープ記
    憶装置において、 データの記録を行なう際に、前記第1の一対の回転磁気
    ヘッドが磁気テープ上をトレースしている第1のタイミ
    ングでは、記録回路を能動状態に制御し、前記第2の一
    対の回転磁気ヘッドが磁気テープ上をトレースしている
    第2のタイミングでは、記録回路を停止状態に制御し、
    かつ、前記第1の一対の回転磁気ヘッドが磁気テープ上
    をトレースしている第1のタイミングでは、記録回路の
    過渡応答時間もしくはそれ以上の時間、再生回路を停止
    状態に制御し、前記第2の一対の回転磁気ヘッドが磁気
    テープ上をトレースしている第2のタイミングでは、再
    生回路を能動状態に制御することを特徴とする記録再生
    回路の制御方式。 3)請求項1記載のヘリカルスキャン方式磁気テープ記
    憶装置において、 データの記録を行なう際に、前記第2の一対の回転磁気
    ヘッドが、磁気テープ上をトレースしている第2のタイ
    ミングでは、前記第2の一対の回転磁気ヘッドがトレー
    スする記録トラック幅の、通常の再生時にトレースする
    記録トラック幅に対する増加分にほぼ等しい値だけ再生
    回路の増幅度を減少させるよう制御することを特徴とす
    る記録再生回路の制御方式。
JP63102515A 1988-04-27 1988-04-27 記録再生回路の制御方法 Expired - Fee Related JP2555143B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63102515A JP2555143B2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27 記録再生回路の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63102515A JP2555143B2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27 記録再生回路の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01276406A true JPH01276406A (ja) 1989-11-07
JP2555143B2 JP2555143B2 (ja) 1996-11-20

Family

ID=14329497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63102515A Expired - Fee Related JP2555143B2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27 記録再生回路の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2555143B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01300406A (ja) * 1988-05-27 1989-12-04 Teac Corp 回転ヘッド型磁気テープ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01300406A (ja) * 1988-05-27 1989-12-04 Teac Corp 回転ヘッド型磁気テープ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2555143B2 (ja) 1996-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5084786A (en) Magnetic tape memory apparatus with axially displaced heads enabling after recording and verification
JPH041406B2 (ja)
JP2555143B2 (ja) 記録再生回路の制御方法
JPH0346102A (ja) 回転ヘッド型磁気テープ装置におけるデータの記録方法
US6208476B1 (en) Data recording device and method for recording data on a magnetic tape with error correction
JPH07105597A (ja) 磁気記録装置の記録再生方法及びトラッキング方法
EP0356938B1 (en) Rotary head assembly for substantially concurrent recording and monitoring of data on a magnetic tape cassette or the like
JPH0572002B2 (ja)
JP2539452B2 (ja) ヘリカルスキャン方式磁気テ―プ記憶装置
JP2749275B2 (ja) データ記録再生装置
JP2564455B2 (ja) 磁気テ−プ装置
JP4147634B2 (ja) 記録再生装置
JPH04195803A (ja) ヘリカルスキャン方式磁気テープ記憶装置
JP3521608B2 (ja) 再生装置
JPH075525Y2 (ja) 回転ヘッド式磁気記録再生装置
JP2623145B2 (ja) 回転ヘッド式磁気記録再生装置
JPH03256257A (ja) 回転ヘッド式磁気記録再生装置
JP2693202B2 (ja) データ記録/再生装置
JPH08315308A (ja) 磁気記録再生装置
JPH01290115A (ja) デジタル信号記録再生装置
JPH04113502A (ja) 回転ヘッド型記録再生装置
JPH04195703A (ja) 磁気記録装置
JPH07114040B2 (ja) 記録再生装置
JPH0279261A (ja) ディジタル信号記録再生装置
JPH04368649A (ja) 磁気記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees