JP3521608B2 - 再生装置 - Google Patents
再生装置Info
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- JP3521608B2 JP3521608B2 JP08306896A JP8306896A JP3521608B2 JP 3521608 B2 JP3521608 B2 JP 3521608B2 JP 08306896 A JP08306896 A JP 08306896A JP 8306896 A JP8306896 A JP 8306896A JP 3521608 B2 JP3521608 B2 JP 3521608B2
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Description
方式で傾斜トラックを走査するテープ再生装置に関し、
特にテープ状記録媒体の走行速度と回転ドラムの回転速
度との相対速度を制御することでトラッキングサーボを
行なう再生装置に関するものである。
ディオデータを記録再生するデジタルオーディオテープ
プレーヤ(DATレコーダ/プレーヤ)や、同じく磁気
テープを用いたDATシステムをコンピュータ用のデー
タのストレージシステムとして用いるようにし、コンピ
ュータデータの記録再生を行なうようにしたデジタルデ
ータストレージ機器(DDS機器)が開発されている。
°のラップ角で磁気テープを巻装させた状態でテープを
走行させるとともに、回転ドラムを回転させて、回転ド
ラム上の磁気ヘッドを用いてヘリカルスキャン方式で記
録/再生走査を行なうことで高密度記録を可能にしてい
る。
に傾斜トラックTKA ,TKB が形成される。傾斜トラ
ックTKA ,TKB は、図10に示すようにそれぞれ回
転ドラムに搭載されたアジマス方向の異なる一対の記録
ヘッド(AヘッドHRA 、BヘッドHRB )によってい
わゆるアジマスベタ記録で形成されるトラックである。
そして記録ヘッドHRA 、HRB のギャップGPはそれ
ぞれ逆方向にアジマス角θA ,θB が付けられており、
このためトラックTKA ,TKB は斜線で示すように互
いに逆アジマスとされる。アジマスベタ記録により、ト
ラック幅TPは記録ヘッドHRA 、HRB のヘッド幅よ
りも狭いものとなる。
のトラックTKを正確にトレースしていかなければなら
ないが、このトラッキング制御方式としては、例えばD
DS再生装置ではいわゆるタイミングATF方式といわ
れるトラッキングサーボ制御動作が行なわれるようにさ
れている。このタイミングATF方式は、回転ドラムの
基準位相位置から、ヘッドがトラック上から所定の信号
(タイミング検出信号)を検出するまでの時間(トラッ
キング検出期間)を計測し、その計測値を基準値と比較
して、誤差分をサーボエラー情報とする。
プ走行のためのキャプスタンモータの回転速度を制御す
ることで、テープ走行速度に反映させる。つまりテープ
走行速度を調整して、良好なトラッキング状態が得られ
るようにドラム回転速度とテープ走行速度との相対速度
を調整するものである。
て磁気ヘッドの走査位置が図中TRA として示すライン
(タイミング)に相当する位置状態となった際に、回転
ドラムの位相位置が基準位置とされるとする。ドラム回
転中に基準位相位置となった時点では例えばドラムモー
タに配されているパルスジェネレータ(PG)からのパ
ルス信号が発生されるように構成されていることで、回
転ドラムが基準位相位置となったタイミングTRA を検
出できる。その後、磁気ヘッドが磁気テープに当接し、
トラックTKA に対する走査を行なっていくと、トラッ
ク上の所定の位置PTTP で再生データとしてタイミング
検出信号が検出される。このタイミング検出信号とは、
データ内の同期信号やアドレスの検出に基づいて予め決
められた位置PTTP においてパルスが得られるようにし
たものとする。
KA に対するトラッキング位相状態が異なる3種類の走
査を示しているが、回転ドラムの基準位相位置(ライン
TRA の位置)のタイミングから位置PTTP に達するタ
イミングまでの期間(トラッキング検出期間)は、、
、の走査時にはそれぞれt1,t2,t3として示
すように異なる時間となる。
ドがトラックTKに対して良好なトラッキング状態、即
ちのようにトラックTKA のセンターをトレースして
いく状態にあるときに得られる時間t1が基準値として
予め設定されており、従って、トラッキングサーボ制御
時に、のような走査が行なわれトラッキング検出期間
として時間t1が計測された場合は、計測値と基準値は
一致する。すなわち、この場合、計測値と基準値の誤差
はなく、良好なトラッキング状態が得られているとされ
ることになる。一方、又はのようなトラッキング位
相状態で走査が行なわれた場合、トラッキング検出期間
の計測値はt2又はt3となり、基準値と比較して誤差
が存在することになる。この場合はその誤差分だけトラ
ッキングずれが生じていることになり、これをテープ走
行速度に反映させることで、ジャストトラッキング状態
に向かうサーボ制御を実行することができる。
するにあたっては、基準値を予め求めておかなければな
らないが、上述したようにこの基準値とは、ジャストト
ラッキング状態において回転ドラムの基準位相位置のタ
イミングからタイミング検出信号が得られるタイミング
までの時間値である。タイミング検出信号は例えばトラ
ック上の所定のアドレスにおける同期信号の検出に基づ
いて発生されるため、その位置PTTP は各種テープの各
トラックにおいて固定のものであるが、実際には各種の
記録装置と再生装置での機械的誤差などにより位置ずれ
が生じることは避けられない。このため、DDS再生装
置において或るファイルデータを再生するような場合
は、その再生データの読出実行に先立って、そのテープ
(そのファイルデータトラック)における基準値を計測
しなければならない。
各種のトラッキング位相状態での走査を実行させ、その
各走査において計測されたトラッキング検出期間から例
えば平均値を算出し、これを基準値とするような処理が
行なわれる。例えば図12にそのイメージを示す。図示
するようにトラックTKA に対して例えばTJ1〜TJ
5のように異なる複数のトラッキング位相状態で走査を
実行させ、それらの走査の際に計測された各トラッキン
グ検出期間から平均値を算出すると、ほぼ図中のトラッ
キング位相状態TJ3近辺のトラッキング位相状態にお
けるトラッキング検出期間が得られる。これはほぼジャ
ストトラッキング状態でのトラッキング検出期間と考え
ることができ、従ってこれを基準値とすればよい。
装置等では異なる時点で記録した2つのトラック領域
(例えば2つのデータファイルの境界領域;以下、この
ような領域をアペンド部とよぶ)をまたがって再生する
場合に発生しやすい問題がある。前回記録を行なった箇
所に続けて次の記録を行なう場合は、通常、記録を開始
する直前の部分、即ち前回の記録の終端部でダミーデー
タがかかれている数トラックの領域に対してトラッキン
グサーボをかけながら再生を行ない、記録位置に達した
ら記録動作に切り換えるという動作が行なわれる。この
ようにすることによりアペンド部でのトラックピッチの
不連続性が防止される。
厳密にトラックピッチの不連続性を防止することは難し
く、また記録ヘッドと再生ヘッドの機械的な誤差(回転
ドラム上での段差)などにより、アペンド部の再生時に
はトラックピッチの誤差により大きなトラッキングエラ
ーが生じ易く、これによって再生エラーが発生する可能
性が高い。このような事情から、サーボゲインを上げ、
トラッキングサーボ動作の応答性をなるべく高くしてお
いて、例えば再生走査がアペンド部で次の領域の最初の
トラックに入った場合に、即座にそのトラックに応答し
て良好なトラッキングサーボがかけられるようにするこ
とが望ましい。
アジマストラックの存在を考え、各アジマストラックT
KA ,TKB にそれぞれ対応するAアジマス再生ヘッド
とBアジマス再生ヘッドにおいて機械的な誤差(ヘッド
センターの回転ドラム上での高さ方向の段差)が存在す
ると、再生時のトラッキング中心はそれぞれのトラック
で異なってしまう。即ちAアジマストラックTKA でト
ラッキングをかけた状態と、BアジマストラックTKB
でトラッキングをかけた状態とが異なるため、毎トラッ
クごとにトラッキング制御を行なうと、定常状態であっ
ても各トラック毎にトラッキングエラーが生じることに
なる。
とBアジマストラックTKB でのトラッキング状態を示
す。直線SAはAアジマス再生ヘッドの走査軌跡、一点
鎖線SBはBアジマス再生ヘッドの走査軌跡とする。そ
して各トラックのトラッキングセンターを破線で示して
いる。図からわかるように例えばAアジマス再生ヘッド
の走査軌跡SAとBアジマス再生ヘッドの走査軌跡SB
は互いに逆方向にずれ、即ち2トラック周期のトラッキ
ング変動が発生することになる。このような変動は、ト
ラック毎にサーボを行なう制御系としては追従できない
外乱となり、このため上述の事情とは逆にサーボゲイン
を上げることが好ましくないものとなる。
て両アジマストラックに対して平均的にほぼ良好なトラ
ッキング状態を得る方法としては、両アジマストラック
について検出されるトラッキング誤差を平均化してトラ
ッキングサーボを行なうことが考えられる。即ち図14
に示すように、AアジマストラックTKA1で検出された
トラッキング誤差SVA1と、BアジマストラックTKB1
で検出されたトラッキング誤差SVB1とについての平均
値から、次のドラム1回転期間である、Aアジマストラ
ックTKA2、BアジマストラックTKB2の走査期間に用
いるサーボ制御信号を生成するものである。以降も同様
にドラム1回転期間単位でトラッキングサーボを行な
う。
ングサーボが行なわれることになり、この場合、2トラ
ック周期の変動はキャンセルされることになる。ところ
がこの場合、AアジマストラックTKA について考える
と、そのAアジマストラックTKA により検出されたト
ラッキング誤差は2トラック後にトラッキングサーボに
反映されることになり、AアジマストラックTKA につ
いては応答性が悪いものとなる。さらに、2トラック単
位のサーボ動作であることから、全体としても良好な応
答性が得られるものではなくなる。
ストラックTKB のアジマス差から次のような問題も発
生する。ATFトラッキングサーボのためには、Aアジ
マストラックTKA とBアジマストラックTKB のそれ
ぞれについて、上述したトラッキング検出期間を計測す
ることになるが、アジマスの関係から、実際のデータと
してタイミング検出信号が得られる位置PTTP は、各ア
ジマストラックTKA ,TKB については図15に示す
ようになる。
TKB について、計測されたトラッキング検出期間に対
して同一の係数を与えてサーボ制御信号を生成した場
合、各アジマストラックTKA ,TKB に関してのオフ
トラッキング量に対する帰還量が異なるものとなり、両
アジマストラックTKA ,TKB について最適なサーボ
制御を行なうことが困難になる。
ラッキングでのトラッキング検出期間の時間値、破線を
多少オフトラックしている状態でのトラッキング検出期
間の時間値とする。破線で示すオフトラック時の物理的
なオフトラック量が各アジマストラックTKA ,TKB
について同一であったと仮定しても、計測値と基準値を
比較して生成したトラッキング誤差の値は各アジマスト
ラックTKA ,TKBで異なる値となってしまうもので
ある。このため両アジマストラックTKA ,TKB につ
いてそれぞれ最適なサーボ制御を行なうことが困難にな
る。またAアジマス再生ヘッドとBアジマス再生ヘッド
に機械的な段差があった場合は、両アジマストラックT
KA ,TKB にたいして平均的なトラッキング状態とは
ならず、若干偏ったトラッキング状態となってしまう。
題点に鑑みて、トラッキング変動への応答性を保ちなが
ら再生ヘッドの段差等による2トラック周期のトラッキ
ング変動を解消し良好なトラッキング状態を得ることが
できるようにすることを目的とする。さらに両アジマス
トラックのアジマス差に起因するトラッキングサーボ動
作変動を解消して、両アジマストラックの両方に対して
最適なトラッキングサーボを実現できるようにすること
を目的とする。
でトラッキングサーボを行なうように構成する再生装置
として、サーボ制御手段は、回転ドラムに配されたヘッ
ドにより、テープ状記録媒体における第1及び第2のア
ジマストラックに記録されているデータの再生を行なう
際に、各トラックについて、回転ドラムが1回転周期内
の基準位相位置となる時点から前記ヘッドがトラック上
の所定位置に対応してタイミング検出信号が得られる時
点までとなるトラッキング検出期間を計測し、このトラ
ッキング検出期間の計測値を、設定されたトラッキング
検出期間の基準値と比較することで、テープ状記録媒体
の走行速度と回転ドラムの回転速度との相対速度に対す
るサーボ制御信号を生成する。この場合、前記第1のア
ジマストラックについて計測されたトラッキング検出期
間に基づいて得られた第1の誤差情報と、前記第2のア
ジマストラックについて計測されたトラッキング検出期
間に基づいて得られた第2の誤差情報とを平均化して、
誤差情報の平均値が用いられているため、応答性が確保
された上で、2トラック周期のトラッキング変動を解消
できる。
ジマストラックについてのトラッキング検出期間からサ
ーボ制御信号を生成する際と、前記第2のアジマストラ
ックについてのトラッキング検出期間からサーボ制御信
号を生成する際とでは、異なるゲイン係数を設定してサ
ーボ制御信号を生成する。
形態を説明する。この例ではDDS記録再生装置とする
が、いわゆるDDS方式としては、細かくはDDS,D
DS2,DDS3という3つの方式が開発されている。
本例のDDS再生装置は、DDS/DDS2よりも高密
度記録を可能にしたフォーマットが採用されているDD
S3に対応したものとする。なお本発明としてはDDS
再生装置以外でもATFトラッキングを採用するシステ
ムに適用できるものである。説明は次の順序で行なう。 1.DDS3方式のトラックフォーマット 2.記録再生装置の構成 3.タイミングATFのための構成及び動作 4.ATFトラッキングサーボのためのトラッキング誤
差生成動作例
いて説明する。図7は磁気テープ90上において形成さ
れるヘリカルスキャン方式のトラックを示したものであ
る。
りいわゆるアジマスベタ記録によりトラック幅TWのト
ラックとして形成されていく。隣接するトラック同志は
互いに逆アジマストラックとされる。即ち、一方のアジ
マス方向とされるトラックTKA と他方のアジマス方向
とされるトラックTKB が交互に形成される。再生時に
は再生ヘッド16によりトラックが走査される。再生ヘ
ッド16のヘッド幅HWはトラック幅TWよりも広い幅
とされているが、いわゆるアジマス効果により、隣接ト
ラックからのクロストークは防止される。
するトラックTKA ,TKB は1フレームと呼ばれ、2
3フレームが1グループと呼ばれる単位となる。そして
グループの後半にはECCフレームが設けられる。また
ECCフレームの後にアンブルフレームが設けられる。
ただしこのアンブルフレームのフレーム数は規定されて
おらず、また設けられない場合もある。ECCフレーム
及びアンブルフレームによってテープ90上でグループ
の境界が規定されることになる。なお、各グループにお
いて、グループ内の最後のフレームには一連のデータを
区分するためのインデックス情報が付加される。
図8に示される。1つのトラックは図8(a)のように
両端にマージン領域が形成され、そのマージン領域に挟
まれた領域がメインデータ領域とされる。メインデータ
領域は、0〜95のフラグメントアドレスが与えられた
96単位のフラグメントに分割されている。1フラグメ
ントは133バイトで構成され、その内容は図8(b)
(c)に示される。
る78単位の各フラグメントは、図8(b)のように、
先頭に1バイトの同期信号領域が設けられ、所定のパル
ス形態となる同期信号が記録される。同期信号領域に続
いて6バイトのアドレス及びサブコード領域が設けられ
る。ここには1バイトでフラグメントアドレスが記録さ
れ、また5バイトでサブコードが記録される。
れ、さらに続く112バイトがデータ領域とされてい
る。このデータ領域に実際のデータが記録される。フラ
グメントの最後の12バイトはECC領域とされる。こ
のECC領域にはいわゆるC1訂正符号が記録される。
C1訂正符号はフラグメント内のデータに対するするエ
ラー訂正符号となり、つまり訂正処理はフラグメント単
位で完結することになる。
95までとなる18単位の各フラグメントは図8(c)
に示されるが、図8(b)のフラグメントと同様に同期
信号領域、アドレス及びサブコード領域、ヘッダパリテ
ィ領域、及びECC領域が設けられる。ただし、図8
(b)のフラグメントではデータ領域とされていた11
2バイトは、ECC領域とされ、C2訂正符号が記録さ
れる。C2訂正符号は、1トラック内で完結する訂正系
列の符号となる。
号が付加される。これは図7に示したECCフレームに
おいて記録されることになる。このC3訂正符号は1グ
ループ内で完結する訂正系列の符号となる。また、C1
訂正符号、C3訂正符号によるエラー状況を確認すれ
ば、1トラック内でどの部分でエラーが発生したかが確
認できるが、C2訂正符号は1トラック内でインターリ
ーブがかけられて記録されるため、C2訂正符号による
エラー状況からは1トラック内でのエラー発生位置は確
認できない。
ース部1は、図示しない外部のホストコンピュータと接
続されてデータの授受を行なう部位である。記録時には
ホストコンピュータからのデータを受取り、インデック
ス付加回路2及びサブコード発生部8に供給する。また
再生時には磁気テープ90から再生されたデータをホス
トコンピュータに出力する動作を行なう。
は、入力されたデータに対して上述した1グループ単位
毎にインデックス情報を付加する処理を行なう。インデ
ックス情報が付加されたデータは、C3エンコーダ3、
C2エンコーダ4、C1エンコーダ5においてそれぞれ
C3系列、C2系列、C1系列のエラー訂正符号が付加
される。C3エンコーダ3、C2エンコーダ4、C1エ
ンコーダ5のそれぞれは、メモリ6にデータを1グルー
プとなるデータ単位毎に一時的に記憶して処理を行な
う。そしてC3エンコーダ3はトラック幅方向に対応す
るデータ列に対するエラー訂正符号C3を生成し、1グ
ループのデータの最後のECCフレームのデータとして
付加する。またC2エンコーダ4はトラック方向に対応
するデータ列のエラー訂正符号C2を生成し、図8
(c)に示したように0〜8フラグメント及び87〜9
5フラグメント内のエラー訂正符号C2とする。さらに
C1エンコーダ5は、フラグメント単位のエラー訂正コ
ードC1を発生させる。
れたデータはサブコード付加回路7に供給される。サブ
コード発生部8はインターフェース部1から供給される
データに基づいて各種のサブコードデータやフラグメン
トアドレスを発生させ、サブコード付加回路7に供給す
る。発生されるサブコードとしては、例えばデータの区
切りを示すセパレートカウンタ情報、記録数を示すレコ
ードカウンタ情報、テープフォーマット上で定義された
各領域を示すエリアID、フレーム番号、記録単位数を
示すグループカウント情報、チェックサムなどがあり、
これらがサブコード発生部8においてフラグメントアド
レスとともに発生されることになる。
ードとフラグメントアドレスを1フラグメント相当のデ
ータ単位毎に付加していく。つまり図8(b)(c)に
おけるアドレス/サブコード領域に記録される情報が付
加されることになる。
8(b)(c)におけるヘッダパリティ領域に記録され
るCRCコードが付加される。このCRCコードはサブ
コードとフラグメントアドレスについてのエラー検出の
ための2バイトのパリティコードとされる。
たデータを1バイト単位で8ビットを10ビットに変換
する、いわゆる8/10変調処理が行なわれ、その変調
信号に対して同期信号付加回路11で同期信号が付加さ
れる。この同期信号とは、図8(b)(c)で示したフ
ラグメントの先頭1バイトの同期信号である。
(a)に示したようにトラックの両端となるマージン領
域に相当するデータを付加し、この段階で図8のトラッ
クフォーマットにのっとった記録データ列が生成される
ことになる。このように生成された記録データは記録ア
ンプ13に供給される。
リートランス14を介して回転ヘッドドラムHD内の記
録ヘッド15に供給され、記録ヘッド15により走行さ
れている磁気テープ90に対する磁気記録動作が行なわ
れる。磁気テープ90はテープカセット91内に収納さ
れ、記録/再生時にはテープカセット91から磁気テー
プ90が引き出されて(ローディング)回転ヘッドドラ
ム50に巻装されることになる。そしてキャプスタン2
8とピンチローラ29によって挟接された状態でキャプ
スタン28が定速回転されることで、磁気テープ90は
定速走行される。
を示す。テープカセット91から引き出された磁気テー
プ90は、ガイドピン51,52,53により、回転ヘ
ッドドラム50に対して高さ方向に傾斜した状態で約9
0°の区間で巻きつけられながら、キャプスタン28と
ピンチローラ29によって定速で走行する。また回転ヘ
ッドドラム50はこの磁気テープ90に摺接しながら回
転されることで、記録ヘッド15による記録動作によ
り、磁気テープ90には図7に示したようなヘリカルス
キャン方式による記録トラックが形成されていく。
1つの再生ヘッド16を示しているのみであるが、実際
にはアジマスベタ記録方式が採用されるため、図2に示
すようにアジマス角度の異なる2つの記録ヘッド15
A,15B、アジマス角度の異なる2つの再生ヘッド1
6A,16Bがそれぞれ互いに180°離れた状態で回
転ドラムの周面上に配置されている。記録ヘッド15A
と再生ヘッド16AにおけるAアジマス角度θA と、記
録ヘッド15Bと再生ヘッド16BにおけるBアジマス
角度θB は、図10に示したような角度となる。そして
記録時には記録ヘッド15Aと記録ヘッド15Bが交互
に磁気テープ90と摺接することになるため、図7のよ
うにアジマス角度の異なるトラックTKA とトラックT
KB が交互に形成されていく。
ム50に巻きつけられた磁気テープ90が走行されると
ともに回転ヘッドドラム50が回転されることで、再生
ヘッド16A,16Bが交互に記録トラックをトレース
していき、記録されたデータが読み出される。
6A,16B)で読み出された信号はロータリートラン
ス17を介して再生アンプ18に供給される。なお、実
際には記録用のロータリートランス14、再生用のロー
タリートランス18はそれぞれ1つしか示していない
が、ロータリートランス14は図2の記録ヘッド15
A,15Bに対応して設けられ、またロータリートラン
ス18も再生ヘッド16A,16Bに対応して設けられ
ることになる。
号検出回路19に供給され、同期信号の検出処理が行な
われる。そして内部のPLL回路により検出した同期信
号に同期した再生クロックが生成され、その再生クロッ
クにより再生アンプ18で増幅された信号(RF信号)
を2値化する。
調部20で記録時の8−10変調に対するデコード動作
が行なわれ、8ビット単位のデータに戻される。8ビッ
ト単位のデータに復調された再生データはヘッダパリテ
ィチェック回路21で図8(b)(c)に示した2バイ
トのヘッダパリティを用いてサブコード及びフラグメン
トアドレスのパリティチェックが行なわれる。パリティ
チェックを終えたデータはサブコード分離回路22及び
タイミング検出パルス生成回路27に供給される。
アドレス及びサブコードデータを抽出し、システムコン
トローラ31に供給する。またフラグメントアドレス及
びサブコードデータ以外の実際のデータはC1デコーダ
23,C2デコーダ24、C3デコーダ25に送られ
る。C1デコーダ23,C2デコーダ24、C3デコー
ダ25では、それぞれC1系列、C2系列、C3系列で
のエラー訂正処理が行なわれる。C1デコーダ23,C
2デコーダ24、C3デコーダ25のそれぞれは、メモ
リ6にデータを1グループ単位毎に一時的に記憶して処
理を行なう。そしてC1デコーダ23は、フラグメント
単位でエラー訂正コードC1に基づいて訂正処理を行な
い、またC2デコーダ24はトラック方向に対応するデ
ータ列のエラー訂正符号C2を用いて訂正処理を行な
う。さらにC3デコーダ25は、エラー訂正符号C3を
用いてフラグメント単位のエラー訂正処理を行なう。
ックス分離回路26においてインデックス情報が分離さ
れインターフェース部1に送られる。そしてインターフ
ェース部1から外部のホストコンピュータに出力される
ことになる。
御するマイクロコンピュータによって形成される。即ち
記録時/再生時の信号処理動作、テープ走行動作、回転
ヘッドドラム50の回転動作等の制御を行なう。またサ
ーボ回路30は、システムコントローラ31からの指示
に基づいて実際にテープ走行動作、回転ヘッドドラム5
0の回転動作を実行させることになる。なお、サーボ回
路30はマイクロコンピュータで形成でき、またシステ
ムコントローラ31としてのマイクロコンピュータの機
能による回路系としてシステムコントローラ31と一体
化してもよい。
モータ33によって実行される。また回転ヘッドドラム
50にはドラムPG(パルスジェネレータ)36、ドラ
ムFG(周波数ジェネレータ)37が取り付けられてお
り、このドラムPG36からのパルスがアンプ38を介
してサーボ回路30に供給される。またドラムFG37
からのパルスはアンプ39を介してサーボ回路30に供
給される。サーボ回路30はドラムPG36、ドラムF
G37からのパルスに応じてスイッチングパルスを生成
し、また回転位相情報を検出することができる。スイッ
チングパルスとは、いわゆるAアジマスヘッドとBアジ
マスヘッドとのそれぞれに対応する処理の切換の基準と
なる信号である。
定速回転駆動に関しての制御としては、ドラムPG36
もしくはドラムFG37からのパルスにより回転数を検
出し、これを基準回転数と比較することで回転エラー情
報を得る。そして回転エラー情報に基づいてドラムサー
ボ信号SD を発生し、ドラムモータドライバ32からド
ラムモータ33に印加する駆動信号を調整することで回
転ヘッドドラム50を定速回転させる。
ることで、いわゆるトラッキングサーボを行なうことに
なる。そして本例ではトラッキングサーボ方式として、
図11で説明したようなタイミングATF方式が採用さ
れている。キャプスタン28はキャプスタンモータ35
によって回転駆動される。またキャプスタン28にはキ
ャプスタンFG(周波数ジェネレータ)40が取り付け
られており、このキャプスタンFG40からのパルスが
アンプ41を介してサーボ回路30に供給される。
は、サーボ回路30はキャプスタンFG40からのパル
スによりキャプスタン28の回転数を検出し、これを基
準回転数と比較することで回転エラー情報を得る。そし
て回転エラー情報に基づいてキャプスタンサーボ信号S
CPを発生し、キャプスタンモータドライバ34からキャ
プスタンモータ35に印加する駆動信号を調整すること
で定速回転を行なう。
るために、サーボ回路30は、スイッチングパルスから
検出できる回転ヘッドドラム50の基準位相位置タイミ
ングと、タイミング検出パルス生成回路27から供給さ
れるタイミング検出パルスTTPを監視し、その期間を
トラッキング検出期間として計測する。そして、トラッ
キング検出期間の計測値と予め設定しておいた基準値を
比較することで、トラッキング誤差情報を得、それに基
づいてキャプスタンサーボ信号SCPを発生し、キャプス
タンモータドライバ34からキャプスタンモータ35に
印加する駆動信号を調整してキャプスタン28の回転速
度を増減することでトラッキングサーボを行なう。
作 タイミングATF動作のための回路系の構成を図3に示
す。タイミングATF動作を含めたキャプスタンサーボ
のための回路系としては、サーボ回路30内にタイミン
グATF処理部61、スイッチングパルス生成部62、
フリーランニングカウンタ63、サーボスイッチ64、
キャプスタン基準速度発生部65、減算器66、速度サ
ーボ信号生成部67が設けられる。
タン28を定速回転駆動する場合には、システムコント
ローラ31から供給されるサーボオン/オフ制御信号T
SON /OFFによりサーボスイッチ64がオフとされる。こ
の場合、キャプスタン基準速度発生部65から、キャプ
スタン28の回転速度として設定したい速度に応じた信
号が発生され、それがそのまま目標速度信号CVとされ
て速度サーボ信号生成部67に供給される。また速度サ
ーボ信号生成部67にはキャプスタンFG40からのパ
ルスFGC 、即ちキャプスタン28の回転速度の応じた
周波数となるパルスが供給されており、速度サーボ信号
生成部67はこのパルスFGC から現在のキャプスタン
28の回転速度を検出する。
FGC から検出できる現在の回転速度と、目標とすべき
回転速度を示す目標速度信号CVとを比較し、その誤差
をキャプスタンサーボ信号SCPとしてキャプスタンモー
タドライバ34に供給する。キャプスタンモータドライ
バ34は例えば3相駆動信号によりキャプスタンモータ
35を駆動し、キャプスタン28を回転させるが、キャ
プスタンサーボ信号SCPに応じてモータ駆動電圧をコン
トロールすることで、キャプスタン28はキャプスタン
基準速度発生部65から発生させた目標速度信号CVに
収束していくように定速回転サーボが実行されることに
なる。
から発生させる目標速度信号CVを、通常の記録/再生
時のテープ走行速度(1倍速)とすれば、キャプスタン
28は1倍速の速度で定速回転され、また目標速度信号
CVを、2倍速とすれば、キャプスタン28は2倍速の
速度で定速回転される。即ち、キャプスタン基準速度発
生部65から発生させる目標速度信号CVを変化させる
ことで、テープ走行速度を可変させることができる。キ
ャプスタン基準速度発生部65で発生させる目標速度信
号CVはそのときの動作状態に応じてシステムコントロ
ーラ31が制御すればよい。例えば再生時には1倍速、
テープ早送り再生時にはx倍速というように可変するこ
とができる。
場合は、サーボスイッチ64がオンとされる。そしてタ
イミングATF処理部61がトラッキング誤差SVを検
出し、そのトラッキング誤差SVを減算器66でキャプ
スタン基準速度発生部65で発生させる値から減算する
ことで、目標速度信号CVが生成される。即ちこの場合
目標速度信号CVは所定速度(例えば1倍速)を中心と
してトラッキング誤差SVに応じて増減されることにな
る。従ってテープ走行速度はトラッキング状態に応じて
所定速度を中心に加速/減速され、これによってジャス
トトラッキング状態に収束される。トラッキングが安定
しているときは、トラッキング誤差SVはほぼゼロとな
るため、テープ走行はほぼ所定速度で継続することにな
る。
グ誤差SVの検出処理としては、タイミング検出パルス
生成回路27からのタイミング検出パルスTTPと、ス
イッチングパルス生成部62で生成されるスイッチング
パルスSWPに基づいて行なう。
1に示したようにヘッダパリティチェック回路21から
の、ヘッダパリティチェックが終了したデータからタイ
ミング検出パルスTTPを生成する。タイミング検出パ
ルスTTPとは、トラッキング位相状態計測のための信
号であり、図11において位置PTTP として示したトラ
ック上の特定の位置から検出されるパルスのことであ
る。
ープ90のトラックTKから読み出されるデータについ
て、同期信号領域、アドレス/サブコード領域、ヘッダ
パリティ領域から検出されるデータ、つまりフラグメン
トのヘッダデータを監視しており、位置PTTP に該当す
るフラグメントアドレスに応じて、その時の同期信号等
からタイミング検出パルスTTPを生成することにな
る。
読み出されるRF信号のイメージを、また、図4(e)
はタイミング検出パルス生成回路27が発生するタイミ
ング検出パルスTTPを示す。この図から分かるよう
に、各トラックの再生走査期間においてトラック上の或
る特定の位置PTTP の再生走査に応じたタイミングでタ
イミング検出パルスTTPが出力されることがわかる。
生されるパルスFGD 、図4(b)はドラムPG36か
ら発生されるパルスPGD の例を示している。パルスF
GD ,パルスPGD のいづれも回転ヘッドドラム50の
回転速度に応じた周波数のパルスとなり、またパルスP
GD は、回転ヘッドドラム50の特定の回転位相位置に
対応して発生されるものとなる。
FGD ,パルスPGD を用いて図4(c)のスイッチン
グパルスSWPを生成する。例えばパルスPGD が検出
された次のタイミングとなるパルスFGD の立上りを基
準とし、それに所定の遅延時間DLを与えたタイミング
が、スイッチングパルスSWPの立下りとなるようにス
イッチングパルスSWPを生成する。スイッチングパル
スSWPは信号処理についてのAチャンネル(再生ヘッ
ド16A)/Bチャンネル(再生ヘッド16B)の切換
基準となる信号となり、図3には示していないが、この
スイッチングパルスSWPは、他の各種必要回路系にも
供給される。
の期間は再生ヘッド16Aからの再生データに関する処
理期間となり、この期間においてトラックTKA に対す
る再生ヘッド16Aによる走査が行なわれ、図4(d)
のようにトラックTKA からのデータ読出(RF
(A))が行なわれる。一方、スイッチングパルスSW
Pが『H』レベルの期間は再生ヘッド16Bからの再生
データに関する処理期間となり、この期間においてトラ
ックTKB に対する再生ヘッド16Bによる走査が行な
われ、図4(d)のようにトラックTKB からのデータ
読出(RF(B))が行なわれる。
チングパルスSWPの立下りタイミングをトラックTK
A に関するタイミングATF動作の基準となる回転ドラ
ムの基準位相位置とする。これは図11におけるタイミ
ングTRA に相当する。そして、図4に示すようにタイ
ミングTRA からタイミング検出パルスTTPが入力さ
れるまでのトラッキング検出期間MTTP(A)を、計測す
る。つまり、回転ドラムの基準位相位置から、ヘッドが
トラック上から所定の信号(タイミング検出パルスTT
P)を検出するまでの時間を計測することになる。
にはフリーランニングカウンタ63が用いられる。例え
ばスイッチングパルスSWPの立下りタイミングTRA
でフリーランニングカウンタ63のカウント値をラッチ
し、またタイミング検出パルスTTPの入力タイミング
でフリーランニングカウンタ63のカウント値をラッチ
する。そして、この2つのカウント値で減算処理するこ
とでトラッキング検出期間MTTP(A)が計測でき、トラッ
キング検出期間としての計測値が得られる。そしてこの
ように求められたトラッキング検出期間MTTP(A)の計測
値を、あらかじめ設定しておいた基準値(トラックTK
A 用の基準値)と比較して、その誤差分をトラックTK
A に関するトラッキング誤差とする。ただし本例におい
ては、この時点のトラッキング誤差の値をそのままサー
ボ制御信号としての図3に示したトラッキング誤差SV
とはしない。トラッキング誤差SVの詳しい生成処理に
ついては後述する。
グパルスSWPの立上りタイミングをタイミングATF
動作の基準となる回転ドラムの基準位相位置のタイミン
グTRB とする。そして、タイミングTRB からタイミ
ング検出パルスTTPが入力されるまでのトラッキング
検出期間MTTP(B)を同様にフリーランニングカウンタ6
3を用いて計測する。そしてこのように求められたトラ
ッキング検出期間MTTP(B)の計測値と、あらかじめ設定
しておいた基準値(トラックTKB 用の基準値)と比較
して、誤差分をトラックTKB に関するトラッキング誤
差とする。なお、この場合も本例においては、この時点
のトラッキング誤差の値をそのままサーボ制御信号とし
ての図3に示したトラッキング誤差SVとはしない。
述するが、図11において動作原理を説明したように、
このようにして得られたAアジマストラックTKA 及び
BアジマストラックTKB についてのトラッキング誤差
から、実際のサーボ制御信号としてのトラッキング誤差
SVを生成し、それを減算器66に入力して目標速度信
号CVに反映させてキャプスタン28の回転速度を制御
することで、良好なトラッキング状態が得られるように
ドラム回転速度とテープ走行速度との相対速度が調整さ
れる。
ラッキング誤差生成動作例 タイミングATFサーボ動作を実行する際のトラッキン
グ誤差SVを生成するための、タイミングATF処理部
61の具体的な動作を説明していく。図5はタイミング
ATF処理部61の内部構成を示している。即ちタイミ
ングATFサーボ動作のためのトラッキング誤差SVを
算出するための回路系として、TTP入力検出部71、
SWPエッジ検出部72、TTP時刻レジスタ73、S
WP時刻レジスタ74、減算器75,76、基準値レジ
スタ77、サーボゲインスイッチ78、サーボゲインア
ンプ79,80、平均化スイッチ81、加算器83,8
4,88、アンプ86,87、遅延回路82,85、を
有している。
実行するには、基準値が適正な値に設定されていなけれ
ばならない。基準値の設定については詳しい説明は省略
するが、実際の再生開始前の時点で基準値設定のための
或る程度のテープ再生動作を実行し、図12で説明した
ようにトラックに対して各種のトラッキング位相状態に
おける走査においてトラッキング検出期間としての計測
値のサンプルを集め、その平均値から求める。
サーボスイッチ64をオフ)とした状態で例えばテープ
走行速度を1倍速とは異なる速度として再生ヘッド16
A,16Bによりそれぞれ30回程度の再生走査を行な
うことで、各種のトラッキング位相状態が得られるよう
にして再生動作を実行し、各トラックTKA ,TKBに
対応してそれぞれトラッキング検出期間としての計測値
のサンプルを集める。そして、そのサンプルの平均をと
ることで、AアジマストラックTKA についての基準
値、BアジマストラックTKB についての基準値を得、
これを図5に示した基準値レジスタ77に記憶しておく
ものである。
動作としては、再生ヘッド16AによるAアジマストラ
ックTKA の走査時には、AアジマストラックTKA に
ついて記憶されている基準値と、上述したようにタイミ
ング検出パルスから計測できるトラッキング検出期間の
計測値を比較してトラッキング誤差を生成する。また再
生ヘッド16BによるBアジマストラックTKB の走査
時には、BアジマストラックTKB について記憶されて
いる基準値と、上述したようにタイミング検出パルスか
ら計測できるトラッキング検出期間の計測値を比較して
トラッキング誤差を生成する。
ジマストラックTKA について得られたトラッキング誤
差、及びBアジマストラックTKB について得られたト
ラッキング誤差を、それぞれそのままサーボ制御信号と
してのトラッキング誤差SVとはせず、この図5の回路
系によりサーボゲイン処理、平均化処理等を行なって、
サーボ制御信号としてのトラッキング誤差SVを生成す
る。
は、図5に示すSWPエッジ検出部72が、スイッチン
グパルス生成部62からのスイッチングパルスSWPに
ついてエッジ検出を行なう。そしてSWPエッジ検出部
72は、スイッチングパルスSWPの立下りエッジもし
くは立上りエッジを検出した時点で、SWP時刻レジス
タ74に対してエッジ検出信号を出力する。このエッジ
検出信号はSWP時刻レジスタ74に対するラッチ信号
となる。
号が入力されたタイミングで、フリーランニングカウン
タ63におけるカウント値(FRC値)を取り込み、こ
れを記憶する。従って、スイッチングパルスSWPの立
下りエッジが検出されたタイミングでは、SWP時刻レ
ジスタ74には図4にTRA で示すタイミングの値が記
憶される。また、スイッチングパルスSWPの立上りエ
ッジが検出されたタイミングでは、SWP時刻レジスタ
74には図4にTRB で示すタイミングの値が記憶され
ることになる。
グ検出パルス生成部27からのタイミング検出信号TT
Pを監視しており、その入力が検出されたら、TTP時
刻レジスタ73に対してTTP検出信号を出力する。こ
のTTP検出信号はTTP時刻レジスタ73に対するラ
ッチ信号となる。従ってTTP時刻レジスタ73は、T
TP検出信号が入力されたタイミングで、フリーランニ
ングカウンタ63におけるカウント値(FRC値)を取
り込み、これを記憶する。つまりタイミング検出パルス
TTPの検出タイミングの値が記憶される。
イミング値とSWP時刻レジスタ74に取り込まれたタ
イミング値は、減算器75に供給され、減算処理され
る。この減算器75の出力は、スイッチングパルスSW
Pのエッジ、つまり回転ヘッドドラム50の基準位相位
置のタイミングからタイミング検出パルスTTPの入力
タイミングまでの期間の値となり、即ち図4に示すトラ
ッキング検出期間MTTP(=MTTP(A)又はMTTP(B))と
なる。
得られたら、減算器76でトラッキング検出期間MTTP
と、基準値レジスタ77に保持されている基準値との間
で減算が行なわれる。基準値レジスタ77はスイッチン
グパルスSWPに基づいて現在の走査トラックがAアジ
マストラックTKA かBアジマストラックTKB である
かを判別し、走査トラックに応じてAアジマストラック
TKA 用の基準値、もしくはBアジマストラックTKB
用の基準値を減算器76に出力する。
マストラックTKA についてのトラッキング誤差、もし
くはBアジマストラックTKB についてのトラッキング
誤差となる。このトラッキング誤差はサーボゲインスイ
ッチ78に供給される。サーボゲインスイッチ78は例
えばスイッチングパルスSWPにより切換制御され、減
算器76からAアジマストラックTKA についてのトラ
ッキング誤差が出力されるタイミングでは端子TA が選
択され、また、減算器76からBアジマストラックTK
B についてのトラッキング誤差が出力されるタイミング
では端子TB が選択される。
てのトラッキング誤差はサーボゲインアンプ79でゲイ
ンKAが与えられて平均化スイッチ81に供給される。
またBアジマストラックTKB についてのトラッキング
誤差はサーボゲインアンプ80でゲインKBが与えられ
て平均化スイッチ81に供給される。ゲインKAとゲイ
ンKBは異なる値である。
ントローラ31からの平均化処理オン/オフ信号PAV
ON/OFFにより切換制御される。平均化処理を実行する場
合は、端子TN が選択され、従って供給されたトラッキ
ング誤差は1サンプル遅延回路82及び加算器83に供
給される。即ちこの場合は、加算器83の出力は現在の
トラックで検出されたトラッキング誤差と、前回のトラ
ックで検出されたトラッキング誤差が平均化された信号
となる。
査によりAアジマストラックTKAのトラッキング誤差
が算出されたタイミングでは、そのトラッキング誤差が
加算器83に入力されるとともに、その1トラック前で
あるBアジマストラックTKB についてのトラッキング
誤差が遅延回路82から加算器83に入力される。従っ
て現在のAアジマストラックTKA と前回のBアジマス
トラックTKB のトラッキング誤差が平均化された値
が、トラッキング誤差として出力される。また現在Bア
ジマストラックTKB の走査によりBアジマストラック
TKB のトラッキング誤差が算出されたタイミングで
は、そのトラッキング誤差が加算器83に入力されると
ともに、その1トラック前であるAアジマストラックT
KAについてのトラッキング誤差が遅延回路82から加
算器83に入力される。従って現在のBアジマストラッ
クTKB と前回のAアジマストラックTKA のトラッキ
ング誤差が平均化された値が、トラッキング誤差として
出力される。
場合は、平均化スイッチ81は端子TF が選択され、従
って供給されたトラッキング誤差はそのまま加算器84
に供給される。
い)トラッキング誤差は、積分制御ゲインと比例制御ゲ
インが与えられて最終的なトラッキング誤差SVとされ
る。比例制御ゲインとはアンプ87で与えられるゲイン
K1である。また積分制御ゲインとして、1サンプル遅
延回路85と加算器84による積分処理信号に対してア
ンプ86でゲインK2が与えられる。そしてアンプ8
6,87の出力が加算器88で加算され、トラッキング
誤差SVとされて出力されることになる。
図3に示した減算器66においてキャプスタン基準速度
発生部65からの値に対して減算処理され、目標速度信
号CVが生成される。そしてキャプスタン速度サーボ信
号生成部67で、その目標速度信号CVと現在のキャプ
スタン速度が比較されてキャプスタンサーボ信号SCPが
生成されることで、トラッキングサーボが実現される。
作においては、トラッキング誤差SVの生成動作におい
て、サーボゲインスイッチ78、サーボゲインアンプ7
9,80により、AアジマストラックTKA についての
トラッキング誤差にはゲインKAが与えられ、またBア
ジマストラックTKB についてのトラッキング誤差には
ゲインKBが与えられる。これにより、Aアジマストラ
ックTKA とBアジマストラックTKB の間の実質的な
サーボゲインの差を無くすことができる。
キングずれ量に対するタイミング検出信号TTPの入力
タイミングずれ量は各アジマストラックで異なるものと
なってしまう。今、DDSフォーマットで回転ヘッドド
ラム50の直径が30mm、回転周期が30msecと
いう条件で計算してみる。また図7に示すドラムリード
角度θL を6°22’、ヘッドアジマス角度θHAを20
°とする。なお、ドラムリード角度θL はテープ走行時
にはテープとドラムの相対関係により、テープ静止時と
して図7に示す角度θL からは若干変動する。
に、タイミング検出信号TTPの入力タイミングがどれ
だけずれるかを考える。回転ヘッドドラム50の回転周
期をRとすると、アジマスを考慮しない場合は、 (1/ tanθL )×R/30π=2.853 [msec/μ
m] となる。これをAアジマスについて計算してみると、 (1/ tanθL + tanθHA)×R/30π=2.969 [m
sec/μm] となり、またBアジマスについて計算してみると、 (1/ tanθL − tanθHA)×R/30π=2.737 [m
sec/μm] となる。
ジマストラックTKB の間では、 2.969 /2.737 =1.085 により、実質的にAアジマストラックTKA のほうが実
質的に1.085 倍高いサーボゲインとなっている。従っ
て、BアジマストラックTKB についてのトラッキング
誤差の帰還ゲインをAアジマストラックTKA のそれに
対して1.085 倍とすれば、両アジマストラックに対して
サーボゲインのバランスをとることができる。
TKB についてのトラッキング誤差に与えるゲインKB
の値は、AアジマストラックTKA についてのトラッキ
ング誤差に与えるゲインKAの値の1.085 倍としてい
る。これにより、AアジマストラックTKA とBアジマ
ストラックTKB の間の実質的なサーボゲインの差を無
くすことができ、両アジマストラックに対する均等なト
ラッキングサーボが実現できることになる。
での平均化処理により、トラッキングサーボ動作は、図
6にその動作イメージを示すように行なわれることにな
る。即ちBアジマストラックTKB1の走査時点で考える
と、その走査により検出されたBアジマストラックTK
B1についてのトラッキング誤差SVB1と、その前のAア
ジマストラックTKA1についてのトラッキング誤差SV
A1とが平均化されてトラッキング誤差SVaが生成さ
れ、このトラッキング誤差SVaが図5の回路系から出
力される実際のトラッキング誤差SVとなる。そしてB
アジマストラックTKB1の走査時点のトラッキング制御
が行なわれる。
点で考えると、その走査により検出されたAアジマスト
ラックTKA2についてのトラッキング誤差SVA2と、そ
の前のBアジマストラックTKB1についてのトラッキン
グ誤差SVB1とが平均化されてトラッキング誤差SVb
が生成され、このトラッキング誤差SVbが図5の回路
系から出力される実際のトラッキング誤差SVとなる。
そしてAアジマストラックTKA2の走査時点のトラッキ
ング制御が行なわれる。
トラッキング誤差を平均して今回のトラッキング誤差S
Vを生成しているため、再生ヘッド16A,16Bの段
差などの影響による2トラック周期のトラッキング変動
成分を除去することができ、しかも、1トラック毎にト
ラッキングサーボが実行されるため、各種トラッキング
変動に対するサーボ応答性も良好に保たれたものとな
る。
差やアジマス差などに起因する不安定なトラッキング状
態を解消し、トラッキングサーボの安定性を大きく向上
できる。これにより再生装置としてのエラーレートの向
上、信頼性の向上等が実現できる。
トラッキング誤差SVの生成動作は、実際にはマイクロ
コンピュータによる演算処理でも可能であることはいう
までもない。なお、タイミングATF動作として、1ト
ラックについて複数のロケーションを設定し、各ロケー
ションからタイミング検出パルスTTPを検出してトラ
ッキング制御を行なうようにする場合もあるが、本発明
の平均化処理、及びアジマス毎の異なるゲイン付加処理
は、このようなトラッキング動作方式の場合にも同様に
適用できる。
は、現在のトラックについて計測されたトラッキング検
出期間に基づいて得られた第1の誤差情報と、1トラッ
ク前のトラックについて計測されたトラッキング検出期
間に基づいて得られた第2の誤差情報とを平均化して、
現在走査を行なうトラックについてトラッキングサーボ
を実行するためのサーボ制御信号を生成するようにして
いるため、1トラック毎にトラッキングサーボがかけら
れ、しかもそのトラッキングサーボには2トラック分の
誤差情報の平均値が用いられているため、応答性が確保
された上で、2トラック周期のトラッキング変動を解消
できる。これによりトラッキングサーボの安定性の向
上、再生装置としてのエラーレートの向上、信頼性の向
上が実現できるという効果がある。
についてのトラッキング検出期間からサーボ制御信号を
生成する際と、第2のアジマストラックについてのトラ
ッキング検出期間からサーボ制御信号を生成する際とで
は、異なるゲイン係数を設定してサーボ制御信号を生成
するようにしているため、両アジマストラック間での実
質的なサーボゲインの差を解消することができ、両アジ
マストラックに対して均等に最適なトラッキング状態を
実現できるという効果がある。これもトラッキングサー
ボの安定性の向上、再生装置としてのエラーレートの向
上、信頼性の向上に寄与することになる。
図である。
の説明図である。
ボ系のブロック図である。
ボ系の動作の説明図である。
ッキング誤差生成回路系のブロック図である。
動作の説明図である。
の説明図である。
図である。
る。
説明図である。
ング変動の説明図である。
サーボ動作の説明図である。
の説明図である。
3 C3エンコーダ、4 C2エンコーダ、5 C1エ
ンコーダ、6 メモリ、7 サブコード付加回路、8
サブコード発生部、9 ヘッダパリティ付加回路、10
8/10変調回路、11 同期信号付加回路、12
マージン付加回路、13 記録アンプ、14,17 ロ
ータリートランス、15,15A,15B 記録ヘッ
ド、16,16A,16B 再生ヘッド、18 再生ア
ンプ、19 同期信号検出回路、20 10/8復調回
路、21 ヘッダパリティチェック回路、22 サブコ
ード分離回路、23 C1デコーダ、24 C2デコー
ダ、25 C3デコーダ、26 インデックス分離回
路、27 タイミング検出パルス生成回路、28 キャ
プスタン、29 ピンチローラ、30 サーボ回路、3
1 システムコントローラ、32 ドラムモータドライ
バ、33 ドラムモータ、34 キャプスタンモータド
ライバ、35 キャプスタンモータ、36 ドラムP
G、37 ドラムFG、38,39,41 アンプ、4
0 キャプスタンFG、50 回転ヘッドドラム、61
タイミングATF処理部、62 スイッチングパルス
生成部、63フリーランニングカウンタ、64 サーボ
スイッチ、65 キャプスタン基準速度発生部、66
減算器、67 速度サーボ信号生成部、71 TTP入
力検出部、72 SWPエッジ検出部、73 TTP時
刻レジスタ、74 SWP時刻レジスタ、75,76
減算器、77 基準値レジスタ、78 サーボゲインス
イッチ、79,80 サーボゲインアンプ、81 平均
化スイッチ、83,84,88 加算器、86,87
アンプ、82,85 遅延回路
Claims (2)
- 【請求項1】 回転ドラムに配されたヘッドにより、テ
ープ状記録媒体における第1及び第2のアジマストラッ
クに記録されているデータの再生を行なう際に、各トラ
ックについて、回転ドラムが1回転周期内の基準位相位
置となる時点から前記ヘッドがトラック上の所定位置に
対応してタイミング検出信号が得られる時点までとなる
トラッキング検出期間を計測し、このトラッキング検出
期間の計測値を、設定されたトラッキング検出期間の基
準値と比較することで、テープ状記録媒体の走行速度と
回転ドラムの回転速度との相対速度に対するサーボ制御
信号を生成することができるサーボ制御手段を有し、 このサーボ制御手段は、前記第1のアジマストラックに
ついて計測されたトラッキング検出期間に基づいて得ら
れた第1の誤差情報と、前記第2のアジマストラックに
ついて計測されたトラッキング検出期間に基づいて得ら
れた第2の誤差情報とを平均化して、前記第1のアジマ
ストラックについてトラッキングサーボを実行するため
のサーボ制御信号を生成することができるように構成さ
れたことを特徴とする再生装置。 - 【請求項2】 前記サーボ制御手段は前記第1のアジマ
ストラックについてのトラッキング検出期間からサーボ
制御信号を生成する際と、前記第2のアジマストラック
についてのトラッキング検出期間からサーボ制御信号を
生成する際とでは、異なるゲイン係数を設定してサーボ
制御信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の
再生装置。
Priority Applications (7)
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US08/945,269 US6078459A (en) | 1996-03-05 | 1997-03-05 | Tracking controller for a tape-like recording medium |
US09/488,444 US6172835B1 (en) | 1996-03-05 | 2000-01-20 | Tracking controller for a tape-like recording medium |
US09/488,445 US6185062B1 (en) | 1996-03-05 | 2000-01-20 | Tracking controller for a tape-like recording medium |
US09/488,446 US6266204B1 (en) | 1996-03-05 | 2000-01-20 | Tracking controller for a tape-like recording medium |
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