JPH01275953A - ネジ軸用シールとその製造方法 - Google Patents
ネジ軸用シールとその製造方法Info
- Publication number
- JPH01275953A JPH01275953A JP63100128A JP10012888A JPH01275953A JP H01275953 A JPH01275953 A JP H01275953A JP 63100128 A JP63100128 A JP 63100128A JP 10012888 A JP10012888 A JP 10012888A JP H01275953 A JPH01275953 A JP H01275953A
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- Japan
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- screw shaft
- seal
- molded
- sliding
- ring
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- Granted
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims abstract description 12
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims abstract description 12
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
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Landscapes
- Transmission Devices (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ボールネジ装置のネジ軸と酸ネジ軸受の間を
シールするネジ軸用シールとその製造方法に関する。
シールするネジ軸用シールとその製造方法に関する。
回転のためのトルクを低減させることを目的として使用
されているポールネジ装置においては、周面にネジ溝を
付されたネジ軸と軸孔内面に雌ネジ溝を付された軸受と
の間に、両部材のネジ溝に係合するポールが介挿されて
、ネジ軸と雌ネジ軸受との間に大なる隙間が形成される
ので、該隙間へのダスト等の侵入を阻市するために、特
別のシール手段が要求される。
されているポールネジ装置においては、周面にネジ溝を
付されたネジ軸と軸孔内面に雌ネジ溝を付された軸受と
の間に、両部材のネジ溝に係合するポールが介挿されて
、ネジ軸と雌ネジ軸受との間に大なる隙間が形成される
ので、該隙間へのダスト等の侵入を阻市するために、特
別のシール手段が要求される。
第５図およびＴｔＩＪ６図は、従来から知られているこ
の種のシールの一例を示している。すなわち該シール（
ａ）は、雌ネジ軸受の端部に取り付けられる断面略矩形
状の本体部分の内径側に、ネジ軸のネジ溝と略同じ断面
形状とリードを備えるネジ山形のシール片（ｂ）を略ｌ
リード分にわたって一体成形され、このシール片（ｂ）
をネジ溝に摺動自在に嵌め合わせてダスト等の侵入を防
止する構造となっている。またこのシール（ａ）は、摺
動抵抗を低く抑えるために合成樹脂によって成形されて
おり、シール片（ｂ）を備える内径部の凹凸をバイト等
をつかって切削加工される。
の種のシールの一例を示している。すなわち該シール（
ａ）は、雌ネジ軸受の端部に取り付けられる断面略矩形
状の本体部分の内径側に、ネジ軸のネジ溝と略同じ断面
形状とリードを備えるネジ山形のシール片（ｂ）を略ｌ
リード分にわたって一体成形され、このシール片（ｂ）
をネジ溝に摺動自在に嵌め合わせてダスト等の侵入を防
止する構造となっている。またこのシール（ａ）は、摺
動抵抗を低く抑えるために合成樹脂によって成形されて
おり、シール片（ｂ）を備える内径部の凹凸をバイト等
をつかって切削加工される。
上記従来のネジ軸用シール（ａ）に対してはつぎの問題
点が指摘される。
点が指摘される。
■全体を合成樹脂によって成形されて剛性が高いことか
ら、使用に際して摺動相手材たるネジ軸になじみにくく
、またネジ軸に対して大きな締め代を設定することがで
きない、これらのことからシール性が不十分なものとな
るおそれがある。
ら、使用に際して摺動相手材たるネジ軸になじみにくく
、またネジ軸に対して大きな締め代を設定することがで
きない、これらのことからシール性が不十分なものとな
るおそれがある。
■シール片（ｂ）を備える内径部の複雑な凹凸を切削加
工によって成形するものであることから製品精度を高め
るためには高度な加工技術を要する。加工精度の良くな
い製品は相手材に対する接触状態を均一にすることがで
きずシール性に悪影響を及ぼす。
工によって成形するものであることから製品精度を高め
るためには高度な加工技術を要する。加工精度の良くな
い製品は相手材に対する接触状態を均一にすることがで
きずシール性に悪影響を及ぼす。
本発明は以上の点に鑑み、上記従来技術にみられる問題
を解消すべく案出されたものであって、シールについて
は ネジ軸の周面に形成したネジ溝に摺動自在に嵌め合わさ
れるネジ山形のシール片を備えたものにおいて、前記ネ
ジ軸と接触する内径側の部分に合成樹脂によって成形さ
れた薄肉の摺動リングを備え、該摺動リングの外周側に
合成ゴムによって成形されたバックアップリングを接着
する構成とし、また製造方法については 成形型のキャビティ内に摺動相手材たるネジ軸と同一形
状になるコアを配置し、該コアの外周に摺動リングを形
成する合成樹脂製の薄肉円筒体を被せ、該円筒体の外周
にバックアップリングを形成する合成ゴムを加圧注入し
て前記円筒体を前記コアの形状に沿って変形せしめ、成
形後、離型した成形品を必要１幅に突辺ることとした。
を解消すべく案出されたものであって、シールについて
は ネジ軸の周面に形成したネジ溝に摺動自在に嵌め合わさ
れるネジ山形のシール片を備えたものにおいて、前記ネ
ジ軸と接触する内径側の部分に合成樹脂によって成形さ
れた薄肉の摺動リングを備え、該摺動リングの外周側に
合成ゴムによって成形されたバックアップリングを接着
する構成とし、また製造方法については 成形型のキャビティ内に摺動相手材たるネジ軸と同一形
状になるコアを配置し、該コアの外周に摺動リングを形
成する合成樹脂製の薄肉円筒体を被せ、該円筒体の外周
にバックアップリングを形成する合成ゴムを加圧注入し
て前記円筒体を前記コアの形状に沿って変形せしめ、成
形後、離型した成形品を必要１幅に突辺ることとした。
薄肉状に成形された合成樹脂製の摺動リングは自ら可撓
性を有し、バックアップリングに押されてネジ軸に対し
てなじみよく接触するとともにバックアップリングによ
って大きな締め代を設定可能となる。
性を有し、バックアップリングに押されてネジ軸に対し
てなじみよく接触するとともにバックアップリングによ
って大きな締め代を設定可能となる。
製造方法については、ネジ軸と同一の形状のコアをつか
って当該シールの内径部の凹凸を型取るものであること
から容易にかつ確実に高精度の製品を成形可能となる。
って当該シールの内径部の凹凸を型取るものであること
から容易にかつ確実に高精度の製品を成形可能となる。
つぎに本発明の詳細な説明する。
第１図および第２図は、本発明の実施例に係るネジ軸用
シール（１）を示している。すなわちこのシール（１）
は、酸ネジ軸受の端部に取り付けられる断面略矩形状の
本体部分の内径側に、ネジ軸のネジ溝と略同じ断面形状
とリードを備えるネジ山形のシール片（２）を略ｌリー
ド分にわたって一体成形したものであって、前記ネジ軸
と接触する内径側の部分に潤滑性に優れた合成樹脂によ
って成形された薄肉の摺動リング（３）を備え、該摺動
リング（３）の外周側にバネ定数の小さな合成ゴムによ
って成形されたバックアップリング（４）を接着した点
に特徴を有し′ている。
シール（１）を示している。すなわちこのシール（１）
は、酸ネジ軸受の端部に取り付けられる断面略矩形状の
本体部分の内径側に、ネジ軸のネジ溝と略同じ断面形状
とリードを備えるネジ山形のシール片（２）を略ｌリー
ド分にわたって一体成形したものであって、前記ネジ軸
と接触する内径側の部分に潤滑性に優れた合成樹脂によ
って成形された薄肉の摺動リング（３）を備え、該摺動
リング（３）の外周側にバネ定数の小さな合成ゴムによ
って成形されたバックアップリング（４）を接着した点
に特徴を有し′ている。
上記シール（１）の製造は、第３図に示すように、複数
（図では７個）のシール（１）を軸方向に連続した形状
の円筒形成形体をつくって、２点鎖線で示すようにシー
ル（１）ごとに突切るのが能率的であって、つぎに第４
図にしたがって製造方法の一例を説明する。
（図では７個）のシール（１）を軸方向に連続した形状
の円筒形成形体をつくって、２点鎖線で示すようにシー
ル（１）ごとに突切るのが能率的であって、つぎに第４
図にしたがって製造方法の一例を説明する。
すなわち接離自在になる成形型（５）（８）によって略
円柱形状を呈するキャビティ（７）を形成し、このキャ
ビティ（７）のなかに摺動相手材たるネジ軸と同一形状
になるコア（９）を、前記キャビティ（７）に対して同
軸的に、かつ前記成形型（５）（８）に対して着脱自在
に、位置決め固定する。この固定と前後してコア（９）
の外周に摺動リング（３）を形成する合成樹脂製の薄肉
円筒体（３゛）を被せ、型締めし、注入孔（８）からキ
ャビティ（７）内へバックアップリング（４）を形成、
する合成ゴム材料を加圧注入する。前記円筒体（３′）
の外周に注入されたゴム材料はその圧力によって該円筒
体（３°）を前記コア（９）の形状に沿って変形せしめ
るとともに硬化を待って円筒体（３゛）の外周に接着さ
れる。ついで型開きしてネジに沿ってコア（９）から第
３図に示した形状の成形体を取り外し、シール（＋）ひ
とつずつに突切る。
円柱形状を呈するキャビティ（７）を形成し、このキャ
ビティ（７）のなかに摺動相手材たるネジ軸と同一形状
になるコア（９）を、前記キャビティ（７）に対して同
軸的に、かつ前記成形型（５）（８）に対して着脱自在
に、位置決め固定する。この固定と前後してコア（９）
の外周に摺動リング（３）を形成する合成樹脂製の薄肉
円筒体（３゛）を被せ、型締めし、注入孔（８）からキ
ャビティ（７）内へバックアップリング（４）を形成、
する合成ゴム材料を加圧注入する。前記円筒体（３′）
の外周に注入されたゴム材料はその圧力によって該円筒
体（３°）を前記コア（９）の形状に沿って変形せしめ
るとともに硬化を待って円筒体（３゛）の外周に接着さ
れる。ついで型開きしてネジに沿ってコア（９）から第
３図に示した形状の成形体を取り外し、シール（＋）ひ
とつずつに突切る。
本発明のネジ軸用シールとその製造方法は以上説明した
とおりの内容を備えて下記の効果を奏する。
とおりの内容を備えて下記の効果を奏する。
■自ら可撓性を有する薄肉の合成樹脂製の摺動リングを
背後から合成ゴム製のリングによってバックアップする
構成であることから、摺動相手材たるネジ軸に対してな
じみよく接触するとともに、大きな締め代を設定するこ
とができる。
背後から合成ゴム製のリングによってバックアップする
構成であることから、摺動相手材たるネジ軸に対してな
じみよく接触するとともに、大きな締め代を設定するこ
とができる。
■ネジ軸と同一の形状のコアをつかって当該シールの内
径部の凹凸を型取るものであることから容易にかつ確実
に高精度の製品を成形することができ、ネジ軸に対する
接触状態を全体にわたって均一化することができる。
径部の凹凸を型取るものであることから容易にかつ確実
に高精度の製品を成形することができ、ネジ軸に対する
接触状態を全体にわたって均一化することができる。
■上記■および■を理由としてシール性に優れた製品を
提供することができる。また摺動リングは上記したよう
に合成樹脂製であることがら摺動抵抗について大きな問
題を生じることはない。
提供することができる。また摺動リングは上記したよう
に合成樹脂製であることがら摺動抵抗について大きな問
題を生じることはない。
第１図は本発明の実施例に係るネジ軸用シールの断面図
、第２図は同シールの正面図、第３図および４１４図は
それぞれ同シールの製造工程を示す断面図、第５図は従
来例に係るネジ軸用シールの断面図、第６図は同シール
の正面図である。 （１）ネジ軸用シール （２）シール片（３）摺動リ
ング （３’）、ｌ：ｉｎｎ同円筒体４）バックアッ
プリング （５）（ｆｉ）成形型（７）キャビティ
（８）注入孔 （８）コア特許出願人 エヌオー
ケー株式会社 １５−７゜ 代理人 方理士 野 木 陽 −，１１（・ｊ
−９ 第１図 第２図 第３図
、第２図は同シールの正面図、第３図および４１４図は
それぞれ同シールの製造工程を示す断面図、第５図は従
来例に係るネジ軸用シールの断面図、第６図は同シール
の正面図である。 （１）ネジ軸用シール （２）シール片（３）摺動リ
ング （３’）、ｌ：ｉｎｎ同円筒体４）バックアッ
プリング （５）（ｆｉ）成形型（７）キャビティ
（８）注入孔 （８）コア特許出願人 エヌオー
ケー株式会社 １５−７゜ 代理人 方理士 野 木 陽 −，１１（・ｊ
−９ 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、ネジ軸の周面に形成したネジ溝に摺動自在に嵌め合
わされるネジ山形のシール片（２）を備えたシール（１
）において、前記ネジ軸と接触する内径側の部分に合成
樹脂によって成形された薄肉の摺動リング（３）を備え
、該摺動リング（３）の外周側に合成ゴムによって成形
されたバックアップリング（４）を接着したことを特徴
とするネジ軸用シール。 ２、成形型（５）（６）のキャビティ（７）内に摺動相
手材たるネジ軸と同一形状になるコア（９）を配置し、
該コア（９）の外周に摺動リング（３）を形成する合成
樹脂製の薄肉円筒体（３′）を被せ、該円筒体（３′）
の外周にバックアップリング（４）を形成する合成ゴム
を加圧注入して前記円筒体（３′）を前記コア（８）の
形状に沿って変形せしめ、成形後、離型した成形品を必
要幅に突切ることを特徴とするネジ軸用シールの製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63100128A JP2794568B2 (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | ネジ軸用シールとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63100128A JP2794568B2 (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | ネジ軸用シールとその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01275953A true JPH01275953A (ja) | 1989-11-06 |
| JP2794568B2 JP2794568B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=14265682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63100128A Expired - Fee Related JP2794568B2 (ja) | 1988-04-25 | 1988-04-25 | ネジ軸用シールとその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2794568B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015150356A1 (de) * | 2014-03-31 | 2015-10-08 | Böllhoff Verbindungstechnik GmbH | Gussform, einlegeteil für eine gussform, ein gussteil und gussverfahren dafür |
| US9488255B2 (en) | 2012-06-22 | 2016-11-08 | Nitta Corporation | Ball screw, seal material, and seal structure |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6442753B2 (ja) | 2012-10-30 | 2018-12-26 | Nok株式会社 | 密封装置の製造方法 |
| JP6288185B2 (ja) * | 2016-08-15 | 2018-03-07 | Nok株式会社 | 密封装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5547045A (en) * | 1978-09-30 | 1980-04-02 | Tsubakimoto Seikou:Kk | Screw shaft sealing means |
-
1988
- 1988-04-25 JP JP63100128A patent/JP2794568B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5547045A (en) * | 1978-09-30 | 1980-04-02 | Tsubakimoto Seikou:Kk | Screw shaft sealing means |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9488255B2 (en) | 2012-06-22 | 2016-11-08 | Nitta Corporation | Ball screw, seal material, and seal structure |
| WO2015150356A1 (de) * | 2014-03-31 | 2015-10-08 | Böllhoff Verbindungstechnik GmbH | Gussform, einlegeteil für eine gussform, ein gussteil und gussverfahren dafür |
| US10441997B2 (en) | 2014-03-31 | 2019-10-15 | Böllhoff Verbindungstechnik GmbH | Casting mold, insert for a casting mold, a cast part and a casting method therefor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2794568B2 (ja) | 1998-09-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |