JPH01275327A - パレット位置出し機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、半導体の生産行程においてリードフレームを
パレットに搭載する際に使用するパレット位置出し機構
に関し、特に、一対のガイドピンを複数対有するパレッ
トに基準穴と長穴とを有するリードフレームを複数枚搭
載する際使用するパレット位置出し機構に関する。

［従来の技術］ 従来、この種のパレット位置出しａｉ横では、パレット
内に基準用のカイト穴を設け、このガイド穴を基準とし
てパレットの位置出しを行い、このパレットに対して複
数枚のリードフレームを順次搭載していた。

［発明か解決しようとする課題］ 上述した従来のパレット位置出し機構では、パレットの
位置出しは行なえるものの、リードフレームをパレット
に搭載する際基準となるガイドピンの位置出しはできて
いないことを意味し、製品にバラツキのある場合には係
るパレット位置出しｍ横は使用できないという欠点があ
った。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、上述した従来の欠点を解決し、リードフレー
ムとパレットのガイドピンとを直接的に位置合せするこ
とにより製品にバラツキのある場合にＩＪ使用可能なパ
レット位置出し機構を提供することを目的としたもので
、係る目的を達成するため、本発明に係る一対のガイド
ピンを複数対持つパレットに対し基準穴と長大とを有す
るリードフレームを複数枚搭載するためのパレット位置
出し機構は、上下方向に往復運動可能に且１８０゜回転
可能に設けられた回転板と、回転板の一方の側に取付け
られ、リードフレームを正確に位置決めして乗せるため
のリードフレーム吸着板と、そして、回転板のリードフ
レーム吸着板とは反対の側に設けられ、パレットの一対
のガイドピンと対応する位置に設けられた三つ爪チャッ
クと二つ爪チャックとを有する把持装置と、を含んで構
成されてなることを特徴としている。

［実施例］ 次に、本発明のパレット位置出し機構の一実施例につい
て図面を参照して説明する。

第１図は、本発明のパレット位置出し機構の一実施例の
平面図である。

第２図は、第１図のパレット位置出し機構の正面図であ
る。

第３図（ａ）及び（ｂ）は、それぞれ、本発明のパレッ
ト位置出し機構により位置出しされるリードフレームの
平面図及びその左側面図である。

第４図（ａ）及び（ｂ）は、本発明のパレット位置出し
機構により位置出しされるバレントの平面図及びその左
側面図である。そして、第５図（ａ）及び（ｂ）は、第
３図のリードフレームを第４図のパレットに位置決めし
た状態の平面図及びその左側面図である。

第３図に図示されているように、リードフレーム１は、
半導体素子を搭載した薄い板状の物であり、位置決め用
として、基準穴１２と長穴１３とを有している。一方、
第４図に図示されているように、パレット２は、加工済
みのリードフレーム１を複数枚載せて保管するための物
であり、通常は、−枚のパレット２に五枚のリードフレ
ーム１を保管する。パレット２には、リードフレーム１
の基準穴１２及び長穴１３に対応する位置に、−枚のリ
ードフレーム１につき二本のガイドピン３が設けられて
いる。これにより、リードフレーム１は、パレット２上
で動かないように保持される。

次に、本発明のパレット位置出し機構の一実施例を第１
図及び第２図を用いて説明する。

本発明のパレット位置出し機構においては、回転板８は
、第２図に図示されているように上下方向に往復運動可
能とされていると共に、１８０゛回転可能となっている
０回転板８の上側には、リードフレーム吸着板７が設け
られており、回転板８の下側には、一対のガイドピン３
と同じ間隔で三つ爪チャック５及び二つ爪チャック６か
設けられている。この三つ爪チャック５は、リードフレ
ーム１の基準穴１２側に位置し、二つ爪チャック６は、
リードフレーム１の長穴１３側に位置する。

回転板８は上述した如く、軸１１に沿って上下方向に往
復運動可能となっていると共に１８０°回転することか
できる。従って、リードフレーム吸着板７．三つ爪チャ
ック５及び二つ爪チャック６は、反転可能である。

第４図に図示されているパレット２は、パレット吸着板
９に搭載され、送りテーブル１ｏにて搬送されて回転板
８の下方に移動せしめられる。−方、加工済みのリード
フレーム１は、リードフレーム吸着板７上の設定位置に
正確に位置決めされて載せられ、しかるのち、吸着・固
定される。

次に、リードフレーム１をパレット２へ搭載する際のパ
レット２の位置出し方法について作業順に説明する。

上述したように、パレット２は送りテーブル１０にて搬
送され、パレット２のガイドピン３か三つ爪チャック５
と、二つ爪チャック６の真下に位置するようにする０両
方の爪が開いた状態で回転板８を軸１１に沿って下降さ
せ、三つ爪チャック５によりリードフレーム１の基準穴
１２例のガイドピン３を、そして、二つ爪チャック６に
より、リードフレーム１の長穴１３側のガイドピン３を
各々クランプする。クランプ後、パレット２をパレット
吸着板９に吸着固定して、パレット２の位置出しを行う
、パレット２の吸着後、両方の爪を開き、回転板８を上
昇させ、さらに反転する。

リードフレーム１の基準穴１２及び長穴１３は、パレッ
ト２のガイドピン３に挿入可能な位置に予め設定されて
いるので、反転後、回転板８を再び下降させると、ガイ
ドピン３は、自動的に基準穴１２及び長穴１３内に挿入
せしめられる。そして、パレット２上にリードフレーム
１を搭載し、リードフレーム吸着板７の吸着を解除する
。しかる後、回転板８を上昇させる。

尚、リードフレーム１をリードフレーム吸着板７に搭載
している間に、送りテーブル１０を１ピツチ移動させる
と作動の効率化が図れる。

上述した一連の動作を５回行うことにより、−枚のパレ
ット２への五枚のリードフレーム１の搭載が完了する。

尚、本発明においては、パレット２のガイド穴４は使用
しない。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明は、パレットに設けられた
一対のガイドピンを、三つ爪チャックと二つ爪チャック
とによりクランプし、リードフレームの基準穴及び長穴
とパレットのガイドピンとを直接的に位置出し可能とす
ることにより、製品にバラツキがある場合にも位置出し
可能とした効果がある。また本発明の把持装置は、一方
が三つ爪チャックであり、他方が二つ爪チャックである
ため、クランプ時にガイドピンに余分な力が働かず、従
って、ガイドピンを細くすることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のパレット位置出し機構の一実施例の
平面図である。 第２図は、第１図のパレット位置出し機構の正面図であ
る。 第３図（ａ）及び（ｂ）は、それぞれ、本発明のパレッ
ト位置出し機構により位置出しぼれるリードフレームの
平面図及びその左側面図である。 第４図（ａ）及び（ｂ）は、本発明のパレット位置出し
機構により位置出しされるパレットの平面図及びその左
側面図である。そして、第５図（ａ）及び（ｂ）は、第
３図のリードフレームを第４図のパレットに位置決めし
た状態の平面図及びその左側面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　一対のガイドピンを複数対持つパレットに対し、基準
   穴と長穴とを有するリードフレームを複数枚搭載するた
   めのパレット位置出し機構であって、上下方向に往復運
   動可能に且１８０゜回転可能に設けられた回転板と、 前記回転板の一方の側に取付けられ、リードフレームを
   正確に位置決めして乗せるためのリードフレーム吸着板
   と、そして、 前記回転板の前記リードフレーム吸着板とは反対の側に
   設けられ、前記パレットの一対のガイドピンと対応する
   位置に設けられた三つ爪チャック及び二つ爪チャックと
   を有する把持装置と、を含んで構成されてなるパレット
   位置出し機構。