JPH0353774Y2 - - Google Patents

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JPH0353774Y2
JPH0353774Y2 JP17946386U JP17946386U JPH0353774Y2 JP H0353774 Y2 JPH0353774 Y2 JP H0353774Y2 JP 17946386 U JP17946386 U JP 17946386U JP 17946386 U JP17946386 U JP 17946386U JP H0353774 Y2 JPH0353774 Y2 JP H0353774Y2
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JP
Japan
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workpiece
jig
robot
jig plate
reversing device
Prior art date
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JP17946386U
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JPS6385336U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はプレスとロボツトとを組み合わせて列
設し、ロボツトでワークをプレスからプレスに搬
送し、素材から製品までの一連のプレス加工工程
を連続して行うロボツトラインで、所要のプレス
間に設置しワークを裏返すために用いるワークの
反転装置に関するものである。
「従来の技術」 従来、ロボツトラインでプレス間に設置し、上
下の治具板の間にワークを挾持し、これを180°往
回転または復回転させ、ワークが搬入されるたび
に往回転又は復回転を行う反転装置でワークを裏
返えしていた。
「考案が解決しようとする問題点」 上述の従来の装置は、対称形ワークを取り扱う
場合は問題がない。すなわち例えば第2図に示す
ように治具板1にワーク2の位置決めピンを設け
る場合、ワーク2の反転軸を3とすれば、図のご
とく×印で表す表裏兼用ガイドピン4と、白丸印
で示す表用ガイドピン5と、黒丸印で示す裏用ガ
イドピン6とを設けておけば治具板1を上下反転
してもワーク2を正確に位置決めできる。しかし
ながら、非対称ワークにおいては第2図に示す表
裏兼用ガイドピン、表用ガイドピン及び裏用ガイ
ドピンを設けることができない。すなわちワーク
を反転したときワークとガイドピンが干渉してし
まう。従つてワークのガイドピンは干渉しない位
置に設けるととピン数が制限され、略精度の位置
決めしかできないという欠点があり、後工程でワ
ークが不良となる率が高く、事実上非対称ワーク
には適用できなかつた。
本考案の目的はこれらの欠点を除き、ワークの
対称、非対称に拘わらず反転可能なワークの反転
装置を提供することにある。
「問題点を解決するための手段及び作用」 本考案の構成は、上下に水平に対向したまゝ互
いに接近、離隔するクランプ・アンクランプ動作
を行い、180度往復回転して反転、復帰を行う1
対の治具プレートを設け、下側の治具プレートに
はワークを水平面内に位置決めするガイドピン
と、ガイドピンで位置決めしたワークの底面を受
け高さを決める柔軟性のあるウレタン治具とを設
け、上側の治具プレートにはワークの水平面内に
位置決めするガイドピンと、ワークの上面を受
け、吸着、開放自在の電磁石とを設け、前工程の
プレスからロボツトがワークを搬送してくる中間
で一時停止する間に上下の治具プレートが反転
し、反転後ロボツトからワークを受け、ロボツト
が帰る中間で一時停止する間に1対の治具プレー
トはワークをクランプし、逆に反転し、ワークを
アンクランプする。再びロボツトが前工程のプレ
スに戻つたとき後工程のプレスに搬送するロボツ
トが治具プレート上に来てワークを搬送すること
を特徴とする。
「実施例」 第1図において、本考案のワークの反転装置7
の構造と、動作とを示している。反転装置7に
は、上下に水平に対向し所要の表面積を有する1
対の治具プレート8,9を設けている。下側の治
具プレート8の上面(対向面)にはワーク10を
水平面内に位置決めする所要本数のガイドピン1
1と、ガイドピン11で位置決めしたワーク10
の底面を受け高さを決める柔軟性の若干あるウレ
タン製の治具12とを設けている。上側の治具プ
レート9の下面(対向面)には、ワーク10を水
平面内に位置決めする所要本数のガイドピン13
と、ワーク10の表面を受けて高さを決め、かつ
所要の時期にワーク10を吸着、解放自在の複数
の電磁石14とを設けている。
1対の治具プレート8,9は互いに接近、離隔
してワーク10をクランプ・アンクランプすると
共に、クランプ・アンクランプ何れの状態でも
180度反転し、また逆に反転する構造となつてい
る。次にa〜e図の順に動作について述べる。a
図のように前工程のプレスの位置Aから、これと
対応するロボツト15に吸着されたワーク10
は、反転装置7の位置Cとの中間位置Bで一時停
止する。反転装置7で反転されたワーク10′は、
次の工程のプレスの位置Eに対応するロボツト1
6に吸着され、反転装置7から搬出され中間位置
Dに一時停止する。
b図のようにワーク10,10′が一時停止し
ている間に反転装置7はアンクランプ(又は干渉
するものがあればクランプ)状態で反転中心0の
回りに180度反転する。c図のようにロボツト1
5は反転した反転装置7の治具プレート9上にワ
ーク10を渡し、位置Bに戻り一時停止する。ロ
ボツト16はワーク10′を位置Eのプレスに渡
し位置Dに戻り一時停止する。このとき治具プレ
ート9の電磁石14は励磁されワーク10を吸着
する。
続いてd図のように1対の治具プレート8,9
はワーク10をクランプし、逆に180度反転し、
e図のようにアンクランプする。この時治具プレ
ート9の電磁石14はOFFとなり反転したワー
ク10′を解放するので、ワーク10′は治具プレ
ート8の治具12上に載つている。このとき位置
Aのプレスでは次のワーク10がプレス加工さ
れ、位置Eのプレスでは先のワーク10′に次工
程のプレス加工が加えられる。
続いてロボツト15,16が夫々位置A,Cか
らワーク10,10′を搬出し、位置B,Dに一
時停止するとa図のようになる。上述の動作を繰
り返して順にワーク10は反転されワーク10′
として次工程に送られる。
「考案の効果」 以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、ロボツトが一時停止する間に反転してワーク
を受け、逆に反転してワークを渡すのでワークが
対称形、非対称形に拘わらず反転することがで
き、非対称形ワークに対する複雑な専用機の製作
を不要として対応でき、ガイドピンの位置決め精
度を向上できるので不良率を減少でき、電磁石を
設けたのでワークの反転が確実になるなど、実用
上の効果と利点は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の要部正面図及び動作説明図、
第2図は従来例の説明図である。 1は治具板、2はワーク、3は反転軸、4は表
裏兼用ガイドピン、5は表用ガイドピン、6は裏
用ガイドピン、7は反転装置、8は治具プレー
ト、9は治具プレート、10はワーク、11はガ
イドピン、12は治具、13はガイドピン、14
は電磁石、15はロボツト、16はロボツトであ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ロボツトラインのプレス間に配設され、ロボツ
    トで搬送するワーク10を受け取り、反転させた
    後渡すためのワークの反転装置において、 水平に上下から互いに対向して設けられ、反転
    中心0の回りに180度往、復回転可能かつ互いに
    接近・離隔可能とした一対の治具プレート8,9
    と、 治具プレート8,9の互いの対向面に夫々所要
    本数ずつが立設され、下側となつた治具プレート
    8上に載せたワーク10の外周を上下から正しく
    位置決めできるガイドピン11,13と、 治具プレート8の前記対向面に所要の高さで設
    けられ、載せたワーク10の下面を受ける柔軟性
    のある治具12と、 治具プレート9の前記対向面に所要の高さで設
    けられ、ワーク10の上面を押えて治具12との
    間に挾持するとともに、所要の時期にワーク10
    を吸着、解除する電磁石14と、 を具備することを特徴とするワークの反転装置。
JP17946386U 1986-11-21 1986-11-21 Expired JPH0353774Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17946386U JPH0353774Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17946386U JPH0353774Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6385336U JPS6385336U (ja) 1988-06-03
JPH0353774Y2 true JPH0353774Y2 (ja) 1991-11-26

Family

ID=31122548

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JP17946386U Expired JPH0353774Y2 (ja) 1986-11-21 1986-11-21

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JPS6385336U (ja) 1988-06-03

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