JPH0127472Y2 - - Google Patents

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JPH0127472Y2
JPH0127472Y2 JP18079483U JP18079483U JPH0127472Y2 JP H0127472 Y2 JPH0127472 Y2 JP H0127472Y2 JP 18079483 U JP18079483 U JP 18079483U JP 18079483 U JP18079483 U JP 18079483U JP H0127472 Y2 JPH0127472 Y2 JP H0127472Y2
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JP
Japan
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receiving box
rail
ash receiving
outer case
ashtray
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JP18079483U
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JPS6087829U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用灰皿、特に車室内に設備さ
れる引出し式の自動車用灰皿に関するものであ
る。
従来のこの種の自動車用灰皿としては、例えば
第1図乃至第3図に示すようなものがある。この
自動車用灰皿は、図示しないインストルメントパ
ネルに固着される倒コ字状をしたアウターケース
1を有し、このアウタケース1に形成した両側の
両案内板2の各内側に、相対向して一対の合成樹
脂製のレールガイド3,3がリベツト4によつて
固着され、このガイド3にはリベツト4を中心と
して前部、後部に一対のガイド片5,5が、横断
面がコ字状となるように配設され、この上下のガ
イド片5,5間にガイド溝6が形成されている。
そしてこのガイド溝6に灰受箱7の両側面に突設
したレール8を係入させることにより、灰受箱7
が、アウターケース1に引押可能に保持されてい
るものである。9は灰受箱7の前部に形成した把
手、10はアウターケース1に設けられた取付孔
で、この取付孔10によりこのアウターケース1
を自動車のインストルメントパネルに取付けるこ
とができるようになつている。11は灰受箱7に
取付けた可撓弾性を有するストツパーで、このス
トツパー11がアウターケース1に設けられた突
片12に係合して、灰受箱7を引出した際、灰受
箱7がアウターケース1から脱落しないように構
成されている。
しかしながら、このような従来構造の自動車用
灰皿にあつては、灰受箱7に形成されているレー
ル8の上面と下面がレールガイド3の両ガイド片
5に常に密接される構造となつているために、こ
の灰皿を長時間使用しているとクリープ現象によ
つて、上下の両ガイド片5,5間の間隔が次第に
離間して、レール8の面と、ガイド5,5との間
にガタが生じ、これによつて極く小さな引出し操
作でも灰受箱7が引出されてしまつて、この灰受
箱7の開閉操作感が失われ、あるいは、振動等に
よつて灰受箱7がアウターケース1から簡単に抜
出してしまうという問題点があつた。
本考案は、かかる従来の問題点に着目してなさ
れたもので、灰受箱7の外側面に形成したレール
8の肉厚をその一部において薄く形成して、この
灰受箱7の閉塞時においては、レール8の一部が
そのガイド片5と接圧しないようにして該ガイド
片5のクリープ現象を防止させることができる自
動車用灰皿を提供することを目的とするものであ
る。
以下に本考案を第4図に示す実施例に基いて詳
細に説明するが、本実施例における構造と、従来
例で説明した構造との同一部分は、従来例で引用
した符号を本実施例における構造に付してその構
造説明は省略する。
20は灰受箱7の外側面に形成されている凸状
のレールであつて、このレール20の前方端部、
即ち灰受箱7の把手側端部は、該灰受箱7をアウ
ターケース1内に押込んだとき、前方の上下ガイ
ド片5′,5′とは接圧されないように、肉厚に形
成し、このレール20の他の部分は後方の上下ガ
イド片5,5と接圧されるように、従来同様の肉
厚に形成されているものである。
従つて、この形状のレール20を用いることに
より、灰受箱7をアウターケース1内に押込んだ
とき(灰受箱の不使用時)は、前方の上下ガイド
片5′5′とレール20との間に間隙ができて、そ
の上下の両ガイド片5′,5′はレール20による
接圧を受けないために、この上下ガイド片5′,
5′がクリープ現象によつて次第に離間されるよ
うなことがなくなり一定の上下間隔が保持され
る。また後方の上下両ガイド片5,5は、レール
20に接圧されている。
このように、前方に位置されている上下のガイ
ド片5′,5′と灰受箱7のレール20とは、その
灰受箱7の押込み時に離隔されていることから、
その上下のガイド片5′,5′がクリープ現象によ
つて離間変形されることがなく、従つて、灰受箱
7の引出し時には、レール20の肉厚部がガイド
片5′,5′に当接されるために、灰受箱7の引出
し操作感が得られ、しかもこのガイド片5′とレ
ール20の肉厚部との当接により、灰受箱7が振
動等によつて不用意に脱落されることが解消でき
る効果がある。
以上のように本考案は、車体に固着される例コ
字状をしたアウターケース1の両側に案内板2の
各内側に、溝6を有する横断面がコ字状をした一
対のガイド片5,5を2組、前記アウターケース
1の前後方向に間隔を隔てて設けられたレールガ
イド3を固着し、これらの溝6間に灰受箱7の両
側に設けたレール20を引押可能に嵌入してなる
自動車用灰皿において、前記灰受箱7のレール2
0の前端部の厚みをそれ以外の部分よりも薄くし
て前記圧受箱7の押込時手前に位置するガイド片
5′,5′が前記レール20の前端部を挟持しない
ようにしたことを特徴とする自動車用灰皿である
から、この灰皿を長期使用しても、上記ガイド片
5′,5′がレール20との接圧によりクリープ現
象で変形することがなく、従つて灰受箱7の引き
出し時における操作感が常に得られると共に、灰
受箱7がアウターケース1から不用意に脱落され
るといつた不具合が解消できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車用灰皿の分解斜視図、第
2図は同上の要部断面図、第3図は第2図におけ
る−線断面図、第4図は本考案によりなる自
動車用灰皿の実施例を示した断面説明図である。 1……アウターケース、2……両側案内板、3
……レールガイド、4……リベツト、5,5′…
……ガイド片、6……ガイド溝、7……灰受箱、
9……把手、10……取付孔、11……ストツパ
ー、12……突片、20……レール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体に固着される倒コ字状をしたアウターケー
    ス1の両側の案内板2の各内側に、溝6を有する
    横断面がコ字状をした一対のガイド片5,5…が
    2組み、前記アウターケース1の前後方向に間隔
    を隔てて設けられたレールガイド3を固着し、こ
    れらの溝6に灰受箱7の両側に設けたレール20
    を引押可能に嵌入してなる自動車用灰皿におい
    て、前記灰受箱7のレール20の前端部の厚みを
    それ以外の部分よりも薄くして前記灰受箱7の押
    込時手前に位置するガイド片5,5…が前記レー
    ル20の前端部を挟持しないようにしたことを特
    徴とする自動車用灰皿。
JP18079483U 1983-11-22 1983-11-22 自動車用灰皿 Granted JPS6087829U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18079483U JPS6087829U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 自動車用灰皿

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JP18079483U JPS6087829U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 自動車用灰皿

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6087829U JPS6087829U (ja) 1985-06-17
JPH0127472Y2 true JPH0127472Y2 (ja) 1989-08-17

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ID=30391920

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JP18079483U Granted JPS6087829U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 自動車用灰皿

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JPS6087829U (ja) 1985-06-17

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