JPH0630019Y2 - ペントレー付き引出し - Google Patents

ペントレー付き引出し

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JPH0630019Y2
JPH0630019Y2 JP767691U JP767691U JPH0630019Y2 JP H0630019 Y2 JPH0630019 Y2 JP H0630019Y2 JP 767691 U JP767691 U JP 767691U JP 767691 U JP767691 U JP 767691U JP H0630019 Y2 JPH0630019 Y2 JP H0630019Y2
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JP
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裕 杉原
誠次 小熊
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Okamura Corp
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Okamura Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、引出しに関し、更に詳
しくは、机等に用いられるペントレーを有する引出しに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、机等に用いられるペントレーを有
する引出しは、引出し本体内部にペントレー部材を置く
もの、実公昭58−16697号公報や実開昭63−124835号公
報に見られるように、手掛け部の後方にペントレー部を
配置したものがある。
【0003】しかしながら、これらの従来の技術は、い
ずれも手掛け部の後方にペントレー部を設けているた
め、このペントレー部により引出しの内容積が少なくな
るという問題があった。
【0004】また、実公昭58−16697号公報のもので
は、すべての部品を合成樹脂製としたため、組み立ては
簡略化できるものの、強度的に問題を有するとともにコ
ストにも問題があった。
【0005】更に実開昭63−124835号公報のものは、鏡
板と引出しの裏板とをビスで固定しているため、組み立
てに手間がかかるという問題を有していた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、引出しの手
掛け部と引出し本体との組み立てを容易とするととも
に、引出しの強度を保つようにしたペントレー付き引出
しを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】ペントレー部と手掛け部
とが上下表裏一体に、かつその前後を中空状の受け部と
するとともに後部に係合部が形成された押出成型の引手
枠材と、前記受け部に嵌合される嵌合突部が設けられ、
前記引手枠材の両側面を覆う押出し成型の引手端部材
と、前板に前記引手枠材の係合部と係合する係止部を有
し、左右側面に設けられたレールに前記前板より突出し
た突出部を設けたスチール製引出し本体とからなり、引
出し本体のレール突出部内側面を引手端部材の外側面に
当接させるように形成したペントレー付き引出し。
【0008】
【作用】押出成型された引手枠材の前後に設けられた受
け部に、押出成型された引手端部材の嵌合突部を嵌合さ
せた後、引出し本体の係止部と係合部とを係合させるこ
とにより、きわめて容易に引出しを組み立てることがで
きる。
【0009】このとき、引手端部材の外側面は、引出し
本体に設けられたレール突出部の内側面と当接するよう
になっているので、引き出し本体と、引手枠材と引手端
部材とは強固に固定、組み立てられる。
【0010】また、引き出し本体は、スチール製である
ので、引出しの強度を十分に保つことができる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面により説明す
る。
【0012】図1は、組み立てた状態の引出しの一部破
断した平面図(A)と正面図(B)を示し、図2は引出し本
体の一部破断した平面図(A)と正面図(B)を示す。
【0013】図において(1)は、スチール製の引出し本
体であり、両側面にスチール製のレール(2)が設けられ
ている。
【0014】引出し本体の前方には、合成樹脂製の引手
枠材(10)が取り付けられており、引手枠材(10)の両側面
には合成樹脂製の引手端部枠材(30)が取り付けられてい
る。引手枠材(10)の上面にはペントレー部(11)が設けら
れている。
【0015】引出し本体(1)は、全体がスチール製の板
材で作られており、側板(4)には、レール(2)が取り付
けられており、このレール(2)は前板(5)よりも前方へ
突出したレール突出部(3)を有する。
【0016】前板(5)は上端が屈曲しており、後述する
手掛枠材と係合する第1係止部(6)となっている。更に
前板(5)には手掛枠材と係合する第2係止部(7)が設け
られている。
【0017】図3は、図1のA−A断面で示された引手
枠材(10)を示しており、この引き手枠材(10)は、全体が
合成樹脂製で一体に押出成型されている。
【0018】引手枠材(10)には、上方に凹部が設けられ
ており、ペントレー部(11)が形成され、下方中央に凹部
が設けられており、引出しを引き出す為の手掛け部(12)
が形成されている。
【0019】引手枠材(10)の前方及び後方には中空部が
設けられており、後述する引手端部材(30)の嵌合突部と
係合する第1、第2受け部(13)(14)を形成している。
【0020】更に、ペントレー部(11)の後方には、引出
し本体の第1係止部(6)を挾む形状に突起が設けられて
おり、第1係合部(15)(16)を形成している。また、手掛
け部(12)の後方には、引出し本体の第2係止部(7)を挾
む形状に突起(17)(18)が設けられており、第2係合部を
形成している。
【0021】図4は、引手端部材(30)を示しており、
(A)図は左側面図、(B)図は正面図、(C)図は右側面図
を示す。この引手端部材(30)は、全体が合成樹脂で一体
に押出成型されている。
【0022】引手端部材(30)の一側面には、引手枠材(1
0)の第1、第2受け部(13)(14)に嵌合される第1、第2
の嵌合突部(31)(32)が設けられている。
【0023】第1嵌合突部(31)は、ほぼ3角柱状で中空
となっており、第2嵌合部(32)は断面がほぼ台形の柱状
で中空となっており、これらの嵌合突部(31)(32)が引手
枠材(10)の第1、第2受け部(13)(14)に嵌合されること
により、引手端部材(30)は引手枠材に組み付け固定され
る。
【0024】引手端部材(30)の他側面には、前方側に膨
出部(33)が設けられ、後方側には、レール(2)のレール
突出部(3)の内側面が当接する凹部(34)が形成されてい
る。膨出部(33)は、引出しが組み立てられた時に前方両
側端部となる。
【0025】これらの部材を組み立てるに当っては、図
3に示すように引手枠材(10)の両側端面に設けられた第
1、第2受け部(13)(14)に、引手端部材(30)の第1、第
2嵌合突部(31)(32)を嵌入して引手端部材(30)を固定
し、この状態で破線で示すように、引手枠材(10)の後方
の第1係合部(15)(16)を、引出し本体の第1係合部(6)
に係止し、矢印に示すように反時計回りに回動させ、第
2係合部(17)(18)を引出し本体の第2係止部(7)に係止
される。
【0026】こうして、引出し本体(1)と引手枠材(1
0)、引手端部材(30)は一体に組み立てられる。
【0027】このとき、引出し本体のレール突出部(3)
の内側面は引手端部材(30)の凹部(34)の外側面と当接す
るようになっているので、引出し本体と引手枠材(10)と
引手端部材(30)とは強固に固定される。
【0028】
【考案の効果】以上のようにしたことにより、次のよう
な効果を奏する。
【0029】(a) 引手枠材にペントレー部と手掛け部
とが上下表裏一体に形成されているので、従前と同じ大
きさのペントレー付き引出しと比較して、引出しの内容
積を大きくすることができる。
【0030】(b) 押出成型された引手枠材の両側端に
引手端部材を嵌合して引出し前面板を形成したから、引
出し前端両側部を美しく仕上げることができるととも
に、幅寸法の異なる引出しへの対応が容易となる。
【0031】(c) 引出し本体のレール突出部が引手端
部材の外側面と当接することにより、レール突出部が引
き手端部材の抜け止めの作用をするとともに、引出しの
組み立てに際し、ビス止めや接着等が不要である。
【0032】(d) 引出し本体は、スチール製でよいの
で、十分な強度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 図はいずれも本考案の一実施例を示している。
【図1】組み立てた状態の引出しの一部破断した平面図
(A)と正面図(B)を示す。
【図2】引出し本体の一部破断した平面図(A)と正面図
(B)を示す。
【図3】第1図(A)におけるA−A断面図を示す。
【図4】引手端部材の左側面図(A)、正面図(B)、右側
面図(C)を示す。
【符号の説明】
(1)引出し本体 (2)レール (3)レール突出部 (4)側板 (5)前板 (6)第1係止部 (7)第2係止部 (10)引手枠材 (11)ペントレー部 (12)手掛け部 (13)第1受け部 (14)第2受け部 (15)第1係合部 (16)第1係合部 (17)第2係合部 (18)第2係合部 (30)引手端部材 (31)第1嵌合突部 (32)第2嵌合突部 (33)膨出部 (34)凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペントレー部と手掛け部とが上下表裏一
    体に、かつその前後を中空状の受け部とするとともに後
    部に係合部が形成された押出成型の引手枠材と、前記受
    け部に嵌合される嵌合突部が設けられ、前記引手枠材の
    両側面を覆う押出し成型の引手端部材と、前板に前記引
    手枠材の係合部と係合する係止部を有し、左右側面に設
    けられたレールに前記前板より突出した突出部を設けた
    スチール製引出し本体とからなり、引出し本体のレール
    突出部内側面を引手端部材の外側面に当接させるように
    形成したペントレー付き引出し。
JP767691U 1991-01-29 1991-01-29 ペントレー付き引出し Expired - Fee Related JPH0630019Y2 (ja)

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JPH04112644U JPH04112644U (ja) 1992-09-30
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