JPS5816697Y2 - 机の引出し - Google Patents

机の引出し

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Publication number
JPS5816697Y2
JPS5816697Y2 JP1977098622U JP9862277U JPS5816697Y2 JP S5816697 Y2 JPS5816697 Y2 JP S5816697Y2 JP 1977098622 U JP1977098622 U JP 1977098622U JP 9862277 U JP9862277 U JP 9862277U JP S5816697 Y2 JPS5816697 Y2 JP S5816697Y2
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JP
Japan
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plate
body plate
drawer
protrusion
piece
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Expired
Application number
JP1977098622U
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English (en)
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JPS5426430U (ja
Inventor
岡田昭博
Original Assignee
株式会社伊藤喜工作所
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Publication date
Application filed by 株式会社伊藤喜工作所 filed Critical 株式会社伊藤喜工作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は机の引出しに関し、更に詳しくは、引出しを構
成する胴板、前板および側板を合成樹脂で一体又は別体
に成形し、それらを嵌合させて組立てるようにした机の
引出しに関する。
従来のスチール机等における引出しは殆んどが金属製で
あるが本考案はこの引出しを合成樹脂製とすることによ
り、その製作、組立ての簡略化、および軽量化を計ると
ともに引出しの出入動作に際して最も負荷が掛かる前板
と胴板の連結部を堅固な連結構造となすことを目的とす
るものである。
本考案の詳細を図面に記載した実施例に基づいて説明す
れば、本考案引出し1は第1図に示すごとく胴板2、前
板3および側板4,4とで構成し、これらを嵌合させて
組立て、完成させるものである。
各構成部材を説明すると、胴板2は第3図で示す断面形
状に合成樹脂を押出成形してつくり必要な引出しの横幅
に寸法切りを行なったもので、その前部には前板3と嵌
合するための長溝5を形成した小係止片6を立設し、後
部には側板4と嵌合しあう穴状等の受部7を設げた後壁
8を立設している。
前板3は胴板2と同様、押出成形するものでその前部を
側板4と嵌合する穴状等の受部9を設けた引手部10と
し、後部においては、板材を二股状に上下に分岐させ、
上位の板材11は水平に延ばしペン皿12とし、その後
部をわずかに立起させペン止め部13を形成せしめたの
ち、下方に折曲し、その下端において前述の胴板2の長
溝5に嵌入する突片14を形成している。
捷た下位の板材15は斜め下方に傾き、前板3を胴板2
に組立てたとき、第3図に示すようにその端部が胴板2
の底板17の下に位置する底板管げ16となっている。
最後に側板4は射出成形等の方法でつくるもので、前部
内側に前板3の受部9と嵌合する嵌合部18を設け、昔
た中央部はぼ全長に沿って、又は部分的に側部下端を内
方に□折曲するとともにその前端部を下方に折曲して屈
曲片19′を形成した胴板側端部は片19と内向きに突
設され、その前部に凹部20′を形成した突条20とで
取付部21を形成しかつ後部は前記胴板2の受部7には
まり込む嵌合部22を形成し、さらに後端部を延長し、
半円形状の突起23を形成し、引出しが机内を摺動する
とき該突起23が机内部に設けたレール溝等の土壁に当
接しながら摺動するようにしている。
一方側板4の外側面には摺動用のレール板24゜25を
上下に形成し該レール24,25が机内に設げたレール
摺動部に装着されるようにしている。
上位レール24下面に形成したストッパー26は、引出
しを机から最大限引き出したとき、机内のストッパ一部
分と当接しあうものである。
lた27はレール24,25補強用のリブであり、下位
レール25下面にややふくらんだ形状の突部は引出し1
摺動時の摺動部28である。
本考案の引出しは以上の構成からなり、これらを第1図
のごとく配置し、胴板2の長溝5に前板3の突片14を
はめ込み、両者2,3れ組立てを行ない、つぎに側板4
の嵌合部18を前板3の受部9に、嵌合部22を胴板2
の受部7にそれぞれはめ込み、!たこのとき胴板2の側
端部29は側板4の取付部21には1り込み引出し1の
組立が完成するのである。
なお実施例では胴板2と前板3とが別体のものを示した
が、これらは一体成形してもよく、そのときは互いの嵌
合に必要な胴板2の長溝5を設けた小係止片6および前
板3の突片14は不用であり両者の嵌合個所をはじめか
ら一体成形したものを使用すればよい。
渣たこれら胴板2と前板3の成形方法として、一体型で
あれ、別体型であれ、押出成形による方法をとるので、
最初長尺ものとして製作しておき、必要な寸法に応じて
各種の横幅寸法を持った胴板2又は前板3とすることが
できるというメリットがある。
また組立てに関して、以上述べた組立て方法は各部材を
嵌合させることだけで行ったものであるが、より強固な
組立とするため、各嵌合個所に接着剤又は留めねじ等を
使用することは有効であり、特に接着剤を前板3と胴板
2との組立てに使用すれば、すなわち前板3の底板受1
6と該底板受16に接触する胴板底板17との間及び/
又は長溝5中に接着剤を充填して固着すれば引出しの全
体寸法のうちで、前後方向の長さをある程度調節でき、
最近の傾向である多数の机等を現場組立するときに特に
有効である。
以上のように本考案に係る引出しは各部材を合成樹脂で
つくり組立てて引出しを完成させるやり方をとるもので
あり、とくに胴板2や前板3を押出成形にて長尺ものに
生産しておき、各種机の必要横巾に応じた長さに裁断し
て使用できるので、各種寸法のものを別途につくる必、
要はなく製作、加工の面でコストダウンが計れるととも
に合成樹脂製であるため軽量で、組立時も扱いやすい。
また、前板3には上位の板材11と下位の板材15とを
二股状に形威し、胴板2で一体的に固定しているから、
一枚ものでは弱いのが補強され、かつ上位の板材11を
ペン皿12としても利用できるのであるが、特に本案で
は引出しの出入動作時に最も負荷が掛かる前板と胴板の
連結部を前板3の突片14を胴板2の長溝5に嵌合する
とともに底板受げ16を胴板2の前端部下面に密接させ
ることによって突片14と長溝5の嵌合掛止のグラつき
を防止することができ、かつ側板4の突条20に形成し
た凹部20′を前板3に突条に形成したペン止め部13
に嵌合させ、胴板側端部は片19に形成した屈曲片19
′を前記前板3の底板受げ16の下面に密接させるよう
になしたことにより、上述のようにして胴板2に連結さ
れた前板3を側板4の凹部20′と屈曲片19′で上下
から保持することになり、もって前板3と胴板2の連結
部の両側を側板4,4で保持して連結構造をより一層堅
固となすことができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は引出しの分解組立図、第2図は組立てた引出し
の全体斜視図、第3図は第2図におけるA−A断面の拡
大図である。 1・・・・・・引出し、2・・・・・・胴板、3・・・
・・・前板、4・・・・・・側板、5・・・・・・長溝
、6・・・・・・小係止片、7・・・・・・受部、9・
・・・・・受部、11・・・・・・上位の板材、12・
・・・・・ペン皿、14・・・・・・突片、15・・・
・・・下位の板材、16・・・・・・底板受け、18・
・・・・・嵌合部、21・・・・・・取付部、22・・
・・・・嵌合部、24・・・・・・レール、25・・・
・−・レール、29・・・・・・胴板側端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 側板4の前後端部に内向き□に突設した嵌合部と、前板
    3の両端及び底板と後壁を一体となした胴板2の後部両
    端に形成した受部を互に嵌合連結するとともに前板3の
    後端と胴板2の前端とを互いに連結してなる引出しにお
    いて、 前板3の後部に上位板材11と下位板材15からなる二
    股状部を形成し、上位板材11には、ペン止め部13を
    突条となして設けるとともに該ぺ111 ン止め部13を垂下連成して下端に突片14を珍成しこ
    の突片14を胴板2の前縁に立設した小係止片6の内向
    き長溝5に嵌合掛止し、下位板材15の先端には胴板2
    の前縁下面に密接すべき底板管げ16を屈折形成する一
    方側板4の下部内側に2条の突条20と胴板測端管げ片
    19とを並行に内向き突設するとともに該突条20の前
    部にペン止め部13に嵌合すべき凹部20′を形成し、
    胴板側端管げ片19の前端に、前板3の底板管げ16の
    下面に密接すべき屈曲片19′を形成したことを特徴と
    する机の引出し。
JP1977098622U 1977-07-22 1977-07-22 机の引出し Expired JPS5816697Y2 (ja)

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JPS5426430U JPS5426430U (ja) 1979-02-21
JPS5816697Y2 true JPS5816697Y2 (ja) 1983-04-04

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JPS59104883U (ja) * 1982-12-29 1984-07-14 本田技研工業株式会社 自動二輪車の燃料タンク取付け構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5321301Y2 (ja) * 1972-10-13 1978-06-03
JPS542184Y2 (ja) * 1975-10-14 1979-01-30

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JPS5426430U (ja) 1979-02-21

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