JPH01272157A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH01272157A JPH01272157A JP63100603A JP10060388A JPH01272157A JP H01272157 A JPH01272157 A JP H01272157A JP 63100603 A JP63100603 A JP 63100603A JP 10060388 A JP10060388 A JP 10060388A JP H01272157 A JPH01272157 A JP H01272157A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は半導体装置に関する。
半導体装置として、静電誘導サイリスタや絶縁ゲート型
バイポーラトランジスタ(IGBT)のように、アノー
ド領域とカソード領域の間に、アノード領域と逆導電型
の高比抵抗領域を備え、同高比抵抗領域を流れる電流が
ゲート電極に印加される電圧に応じて制御され、電子と
正孔の両方の荷電担体がキャリアとなっている装置があ
る0例えば、静電誘導サイリスタは、第4図にみるよう
な構成である。
バイポーラトランジスタ(IGBT)のように、アノー
ド領域とカソード領域の間に、アノード領域と逆導電型
の高比抵抗領域を備え、同高比抵抗領域を流れる電流が
ゲート電極に印加される電圧に応じて制御され、電子と
正孔の両方の荷電担体がキャリアとなっている装置があ
る0例えば、静電誘導サイリスタは、第4図にみるよう
な構成である。
静電誘導サイリスタ20は、アノード領域21とカソー
ド領域23の間に高比抵抗領域22を備え、カソード領
域23の近傍にゲート領域24を備えている。もちろん
各領域21.23.24には電極21′、23′、24
′が、それぞれ設けられている。この静電誘導サイリス
タ20は、電流密度が大きく、かつ、順方向電圧降下(
オン抵抗)が小さく、しかも、ターンオン時間が短いと
いう特徴を有する。しかしながら、遮断時は、アノード
側から注入される正孔を瞬時にして断てないため、ター
ンオフ時間が、例えば、MOSFET等に比べて長いと
いう問題がある。
ド領域23の間に高比抵抗領域22を備え、カソード領
域23の近傍にゲート領域24を備えている。もちろん
各領域21.23.24には電極21′、23′、24
′が、それぞれ設けられている。この静電誘導サイリス
タ20は、電流密度が大きく、かつ、順方向電圧降下(
オン抵抗)が小さく、しかも、ターンオン時間が短いと
いう特徴を有する。しかしながら、遮断時は、アノード
側から注入される正孔を瞬時にして断てないため、ター
ンオフ時間が、例えば、MOSFET等に比べて長いと
いう問題がある。
そこで、従来、第4図にみるように、ターンオフ時間を
短くするために、高比抵抗領域22内のアノード領域2
1近傍に格子欠陥領域25を設けることが行われている
(特開昭60−207376号公報参照)。
短くするために、高比抵抗領域22内のアノード領域2
1近傍に格子欠陥領域25を設けることが行われている
(特開昭60−207376号公報参照)。
つまり、第5図にみるように、格子欠陥分布曲線のピー
クQがアノード領域21から高比抵抗領域22に入って
直ぐの位置にくるように格子欠陥領域25が形成されて
いるのである。そうすると、遮断時には、格子欠陥領域
25がアノード側から注入されてくる正孔を直ちに消滅
させるので、ターンオフ時間が短くなる。
クQがアノード領域21から高比抵抗領域22に入って
直ぐの位置にくるように格子欠陥領域25が形成されて
いるのである。そうすると、遮断時には、格子欠陥領域
25がアノード側から注入されてくる正孔を直ちに消滅
させるので、ターンオフ時間が短くなる。
ところが、高比抵抗領域22に格子欠陥領域25を設け
ると、高温下では、高比抵抗領域22に寿命の長い荷電
担体が格子欠陥25のない場合に比べて増加して、ター
ンオフ時間が長くなるという現象が起こる。そのため、
高温下で、例えば、高周波インバータのように、短時間
でスイッチング動作を繰り返す使い方をすると、ターン
オフ時間の間に流れる電流による損失が多くなり、これ
に伴い発熱量も増加する。発熱量の増加は、素子温度を
いっそう高めてターンオフ時間をさらに長くしてしまう
という悪循環を起こす、ターンオフ時間が長くなると制
御可能な周波数は当然低くなる。つまり、格子欠陥領域
25を高比抵抗領域22に設けた場合、ターンオフ時間
を縮めることはできるけれども、高温下では、それを維
持することができないのである。温度特性が十分でない
半導体装置は信頼性も低い。
ると、高温下では、高比抵抗領域22に寿命の長い荷電
担体が格子欠陥25のない場合に比べて増加して、ター
ンオフ時間が長くなるという現象が起こる。そのため、
高温下で、例えば、高周波インバータのように、短時間
でスイッチング動作を繰り返す使い方をすると、ターン
オフ時間の間に流れる電流による損失が多くなり、これ
に伴い発熱量も増加する。発熱量の増加は、素子温度を
いっそう高めてターンオフ時間をさらに長くしてしまう
という悪循環を起こす、ターンオフ時間が長くなると制
御可能な周波数は当然低くなる。つまり、格子欠陥領域
25を高比抵抗領域22に設けた場合、ターンオフ時間
を縮めることはできるけれども、高温下では、それを維
持することができないのである。温度特性が十分でない
半導体装置は信頼性も低い。
この発明は、上記の事情に鑑み、極めて短いターンオフ
時間を有し、しかも、高温下でも、ターンオフ時間が延
びることのない半導体装置を提供することを課題とする
。
時間を有し、しかも、高温下でも、ターンオフ時間が延
びることのない半導体装置を提供することを課題とする
。
前記課題を解決するため、この発明にかかる半導体装置
では、半導体基板の一例にアノード領域を、他側にカソ
ード領域を備え、かつ、前記アノード領域とカソード領
域の間に電流通路となる高比抵抗領域を備えているとと
もに、前記基板内には荷電担体の寿命を縮めさせる格子
欠陥領域を備えている構成において、前記格子欠陥領域
がアノード領域における高比抵抗領域寄りの位置に形成
されているとともに、高比抵抗領域内には同導電型の不
純物高濃度薄層からなるバッファ領域がアノード領域寄
りの位置に形成されている。
では、半導体基板の一例にアノード領域を、他側にカソ
ード領域を備え、かつ、前記アノード領域とカソード領
域の間に電流通路となる高比抵抗領域を備えているとと
もに、前記基板内には荷電担体の寿命を縮めさせる格子
欠陥領域を備えている構成において、前記格子欠陥領域
がアノード領域における高比抵抗領域寄りの位置に形成
されているとともに、高比抵抗領域内には同導電型の不
純物高濃度薄層からなるバッファ領域がアノード領域寄
りの位置に形成されている。
この発明の半導体装置では、遮断時、アノード領域内に
ある格子欠陥領域が正孔の寿命を効果的に縮めるだけで
なく、高比抵抗領域内にあるバッファ領域が、高比抵抗
領域内に残留したり、あるいは、アノード領域から注入
される正孔の寿命を効果的に縮めるから、正孔が極めて
短い間に消滅することとなる。
ある格子欠陥領域が正孔の寿命を効果的に縮めるだけで
なく、高比抵抗領域内にあるバッファ領域が、高比抵抗
領域内に残留したり、あるいは、アノード領域から注入
される正孔の寿命を効果的に縮めるから、正孔が極めて
短い間に消滅することとなる。
この格子欠陥領域はアノード領域内に設けられていて、
高比抵抗領域内には、実質的に格子欠陥がないので、高
温下でも、寿命の長い荷電担体が増加するのを抑えるこ
とができる。また、格子欠陥領域はもともと順方向電圧
降下(オン抵抗)の増大を伴うが、格子欠陥領域がアノ
ード領域内にある場合は、その増大の程度が少ない。不
純物高濃度のアノード領域は低比抵抗であるため、格子
欠陥領域がアノード領域にある時の抵抗増大は、格子欠
陥領域が高比抵抗領域にある時の抵抗増大よりも少ない
からである。
高比抵抗領域内には、実質的に格子欠陥がないので、高
温下でも、寿命の長い荷電担体が増加するのを抑えるこ
とができる。また、格子欠陥領域はもともと順方向電圧
降下(オン抵抗)の増大を伴うが、格子欠陥領域がアノ
ード領域内にある場合は、その増大の程度が少ない。不
純物高濃度のアノード領域は低比抵抗であるため、格子
欠陥領域がアノード領域にある時の抵抗増大は、格子欠
陥領域が高比抵抗領域にある時の抵抗増大よりも少ない
からである。
バッファ領域は耐圧の向上ももたらす。遮断時、ゲート
領域から広がった空乏層は、印加電圧に従ってアノード
領域方向へ延びていくが、バッファ領域に達すると同領
域の不純物濃度が高いために空乏層の伸び方が鈍り、ア
ノード領域と高比抵抗領域の間の電界が緩和されるので
、いわゆるパンチスルー耐圧が高くなる。つまり厚みの
薄いバッファ領域により高い順方向阻止電圧が得られ、
耐圧が向上することとなる。もちろん、バッファ領域は
不純物高濃度層であるから、オン抵抗の増大を伴なわな
い。
領域から広がった空乏層は、印加電圧に従ってアノード
領域方向へ延びていくが、バッファ領域に達すると同領
域の不純物濃度が高いために空乏層の伸び方が鈍り、ア
ノード領域と高比抵抗領域の間の電界が緩和されるので
、いわゆるパンチスルー耐圧が高くなる。つまり厚みの
薄いバッファ領域により高い順方向阻止電圧が得られ、
耐圧が向上することとなる。もちろん、バッファ領域は
不純物高濃度層であるから、オン抵抗の増大を伴なわな
い。
(実 施 例〕
以下、この発明にかかる半導体装置を、その一実施例を
あられす図面を参照しながら詳しく説明する。
あられす図面を参照しながら詳しく説明する。
第1図は、この発明の半導体装置の一例である静電誘導
サイリスタ(以下、「サイリスク」という)をあられす
。
サイリスタ(以下、「サイリスク」という)をあられす
。
サイリスタ1は、半導体基板1aの裏面(−例)に設け
られたアノード領域(不純物高濃度P゛領域2と、この
基板1aの表面(他側)に設けられたカソード領域(不
純物高濃度N゛領域4およびゲート領域(不純物高濃度
P゛領域5とを備えている。電流通路となる高圧抵抗領
域(不純物低濃度N−領域)3はアノード領域2とカソ
ード領域4の間に設けられている。なお、高比抵抗領域
が真性半導体層であってもよいことはいうまでもない。
られたアノード領域(不純物高濃度P゛領域2と、この
基板1aの表面(他側)に設けられたカソード領域(不
純物高濃度N゛領域4およびゲート領域(不純物高濃度
P゛領域5とを備えている。電流通路となる高圧抵抗領
域(不純物低濃度N−領域)3はアノード領域2とカソ
ード領域4の間に設けられている。なお、高比抵抗領域
が真性半導体層であってもよいことはいうまでもない。
アノード領域2にはアノード電極2′が、カソード領域
4にはカソード電極4′が、ゲート領域5にはゲート電
極5′が、それぞれ設けられている。このサイリスタl
では、ゲート電極5′に印加される電圧を調節すること
により、高比抵抗領域3を制御(いわゆる電導変調)シ
て、導通・遮断動作がなされることとなる。
4にはカソード電極4′が、ゲート領域5にはゲート電
極5′が、それぞれ設けられている。このサイリスタl
では、ゲート電極5′に印加される電圧を調節すること
により、高比抵抗領域3を制御(いわゆる電導変調)シ
て、導通・遮断動作がなされることとなる。
サイリスタ1では、荷電担体寿命を縮める格子欠陥領域
6が、アノード領域2における高比抵抗領域3寄りの位
置に形成されている。この格子欠陥領域6の作用は上で
説明した通りである。さらに、サイリスタ1では、アノ
ード領域2と高比抵抗領域3の間には、荷電担体寿命を
縮めるとともに耐圧を向上させるバッファ領域7が形成
されている。このバッファ領域7の作用は上で説明した
通りである。なお、このバッファ領域7は、高比抵抗領
域と同導電型の不純物高濃度薄層からなるのであるが、
ここでいう高濃度とは、高比抵抗領域における不純物濃
度よりも高いという意味である。
6が、アノード領域2における高比抵抗領域3寄りの位
置に形成されている。この格子欠陥領域6の作用は上で
説明した通りである。さらに、サイリスタ1では、アノ
ード領域2と高比抵抗領域3の間には、荷電担体寿命を
縮めるとともに耐圧を向上させるバッファ領域7が形成
されている。このバッファ領域7の作用は上で説明した
通りである。なお、このバッファ領域7は、高比抵抗領
域と同導電型の不純物高濃度薄層からなるのであるが、
ここでいう高濃度とは、高比抵抗領域における不純物濃
度よりも高いという意味である。
なお、格子欠陥領域6はバッファ領域7に接するように
して形成されてもよいし、逆に、バッファ領域7とアノ
ード領域2の間に薄いN−層がさらに介在して両領域6
.7が離れているようであってもよい。
して形成されてもよいし、逆に、バッファ領域7とアノ
ード領域2の間に薄いN−層がさらに介在して両領域6
.7が離れているようであってもよい。
続いて、上記サイリスタ1の製造方法の一例を説明する
。
。
例えば、シリコン単結晶からなるN−半導体基板に、所
定の不純物を注入拡散することにより、アノード領域2
、カソード領域4、ゲート領域5およびバッファ領域7
を形成する。その後、各領域に必要な電極2′、4′、
5′を、例えば、アルミニウムを蒸着する等して形成す
る。
定の不純物を注入拡散することにより、アノード領域2
、カソード領域4、ゲート領域5およびバッファ領域7
を形成する。その後、各領域に必要な電極2′、4′、
5′を、例えば、アルミニウムを蒸着する等して形成す
る。
上記工程を、つぎのようにしてもよい。シリコン単結晶
からなるアノード領域2用P゛半導体基板にバッファ領
域7用N゛層と高比抵抗領域3用N−層を順εこエピタ
キシャル成長させ、このN−層に不純物を注入拡散させ
ることによりゲート領域5を形成する。その後、各領域
に必要な電極2′、4′、5′を、例えば、アルミニウ
ムを蒸着する等して形成する。
からなるアノード領域2用P゛半導体基板にバッファ領
域7用N゛層と高比抵抗領域3用N−層を順εこエピタ
キシャル成長させ、このN−層に不純物を注入拡散させ
ることによりゲート領域5を形成する。その後、各領域
に必要な電極2′、4′、5′を、例えば、アルミニウ
ムを蒸着する等して形成する。
電極形成後、サイクロトロン加速器等を用い、プロトン
を、半導体基板1aの表面側から垂直に照射し、結晶欠
陥を起こして、格子欠陥領域6を形成する。プロトンの
加速エネルギーは、第2図にみるように、格子欠陥分布
のピークQが、アノード領域2における高比抵抗領域3
寄り(つまりはバッファ領域7寄り)の位置にくるよう
に選定される。プロトンのドーズ量は、格子欠陥による
順方向電圧降下が実用上差し支えない範囲にあるように
選定される。半導体基板1aとして、厚みが約320μ
mのシリコン単結晶基板を用い、高比抵抗領域3の厚み
を200μmに、N゛バッファ領域7の厚みを20pm
に、そして、アノード領域2の厚みを100μmにして
、格子欠陥分布のピークQがアノード領域2とバッファ
領域7の接合位置から20〜30μm入ったところにく
るようにプロトンを照射してサイリスタ1を作成した(
実施例)、格子欠陥分布のピークQは、半導体基板1a
の表面からみると240〜250μm程度の深さのとこ
ろにくる。なお、プロトン照射により、第2図にみるよ
うに、ピークQの裾が高比抵抗領域3にかかる等、アノ
ード領域2以外の領域にも格子欠陥が少しは生ずるが、
これらは、アノード領域2における格子欠陥密度に比べ
てごく小さい密度でしかなく、実質的に影響ない、この
発明は、このように、実質的に影響のない範囲でピーク
Qの裾が高比抵抗領域3にかかっている場合も含むもの
である。比較のために、格子欠陥分布のピークQが、従
来のように高比抵抗領域2にくるようにしてプロトンを
照射するとともに、バッファ領域の部分もN−領域とし
バッファ領域を形成しなかった以外は、実施例と同じよ
うにして、サイリスタを作成した(比較例)。
を、半導体基板1aの表面側から垂直に照射し、結晶欠
陥を起こして、格子欠陥領域6を形成する。プロトンの
加速エネルギーは、第2図にみるように、格子欠陥分布
のピークQが、アノード領域2における高比抵抗領域3
寄り(つまりはバッファ領域7寄り)の位置にくるよう
に選定される。プロトンのドーズ量は、格子欠陥による
順方向電圧降下が実用上差し支えない範囲にあるように
選定される。半導体基板1aとして、厚みが約320μ
mのシリコン単結晶基板を用い、高比抵抗領域3の厚み
を200μmに、N゛バッファ領域7の厚みを20pm
に、そして、アノード領域2の厚みを100μmにして
、格子欠陥分布のピークQがアノード領域2とバッファ
領域7の接合位置から20〜30μm入ったところにく
るようにプロトンを照射してサイリスタ1を作成した(
実施例)、格子欠陥分布のピークQは、半導体基板1a
の表面からみると240〜250μm程度の深さのとこ
ろにくる。なお、プロトン照射により、第2図にみるよ
うに、ピークQの裾が高比抵抗領域3にかかる等、アノ
ード領域2以外の領域にも格子欠陥が少しは生ずるが、
これらは、アノード領域2における格子欠陥密度に比べ
てごく小さい密度でしかなく、実質的に影響ない、この
発明は、このように、実質的に影響のない範囲でピーク
Qの裾が高比抵抗領域3にかかっている場合も含むもの
である。比較のために、格子欠陥分布のピークQが、従
来のように高比抵抗領域2にくるようにしてプロトンを
照射するとともに、バッファ領域の部分もN−領域とし
バッファ領域を形成しなかった以外は、実施例と同じよ
うにして、サイリスタを作成した(比較例)。
実施例と比較例のサイリスクを、それぞれ、1石式イン
バータ回路のスイッチング素子として用い、繰り返し周
波数59 k llzでスイッチング動作させ、素子温
度と損失の関係を測定した。比較例のサイリスタでは、
150℃で、室温の3倍を超える損失になる。実施例の
サイリスクでは、150℃でも、室温の2倍以下の損失
に留まった。また、室温での損失を比較してみても、実
施例のサイリスクの方が損失が少なかった。ターンオフ
時間も、各素子温度において測定したが、この発明の実
施例のサイリスクの方が短かい傾向がみられた。
バータ回路のスイッチング素子として用い、繰り返し周
波数59 k llzでスイッチング動作させ、素子温
度と損失の関係を測定した。比較例のサイリスタでは、
150℃で、室温の3倍を超える損失になる。実施例の
サイリスクでは、150℃でも、室温の2倍以下の損失
に留まった。また、室温での損失を比較してみても、実
施例のサイリスクの方が損失が少なかった。ターンオフ
時間も、各素子温度において測定したが、この発明の実
施例のサイリスクの方が短かい傾向がみられた。
この発明は上記実施例に限らない、半導体装置が、例え
ば、第3図にみるように絶縁ゲート型バイポーラトラン
ジスタであってもよい。第3図は、この発明の他の例で
ある絶縁ゲート型バイポーラトランジスタをあられす。
ば、第3図にみるように絶縁ゲート型バイポーラトラン
ジスタであってもよい。第3図は、この発明の他の例で
ある絶縁ゲート型バイポーラトランジスタをあられす。
トランジスタ11は、半導体基板11aの裏面(−側)
に設けられたアノード領域(不純物高濃度P9領域)1
2と、この基板11aの表面(他側)に設けられたカソ
ード領域(不純物高濃度N゛領域14とを備えている。
に設けられたアノード領域(不純物高濃度P9領域)1
2と、この基板11aの表面(他側)に設けられたカソ
ード領域(不純物高濃度N゛領域14とを備えている。
電流通路となる高比抵抗領域13とアノード領域12の
間にはバッファ領域(比較的不純物濃度の高いN°領領
域19が設けられている。アノード領域12にはアノー
ド電極12′が、カソード領域14にはカソード電極1
4′がそれぞれ設けられている。一方、カソード領域1
4と高比抵抗領域13の間には、逆導電型領域(不純物
拡散P領域)18が設けられている。この領域1日の表
面には絶縁膜17を介してゲート電極15’が設けられ
ている。このトランジスタ11では、ゲート電極15′
に信号電圧を印加し、逆導電型領域18の表面に作られ
るチャンネルを調節して高比抵抗領域13を通って流れ
る電流を制御する。格子欠陥領域16は、アノード領域
12における高比抵抗領域13寄りの位置に設けられて
いて、サイリスタ1の格子欠陥領域6と同じ作用をする
。もちろん、バッファ領域19も同じ作用をすることは
いうまでもない。なお、トランジスタの場合は、通常、
カソード領域はソース領域と、アノード領域はドレイン
領域と称される。
間にはバッファ領域(比較的不純物濃度の高いN°領領
域19が設けられている。アノード領域12にはアノー
ド電極12′が、カソード領域14にはカソード電極1
4′がそれぞれ設けられている。一方、カソード領域1
4と高比抵抗領域13の間には、逆導電型領域(不純物
拡散P領域)18が設けられている。この領域1日の表
面には絶縁膜17を介してゲート電極15’が設けられ
ている。このトランジスタ11では、ゲート電極15′
に信号電圧を印加し、逆導電型領域18の表面に作られ
るチャンネルを調節して高比抵抗領域13を通って流れ
る電流を制御する。格子欠陥領域16は、アノード領域
12における高比抵抗領域13寄りの位置に設けられて
いて、サイリスタ1の格子欠陥領域6と同じ作用をする
。もちろん、バッファ領域19も同じ作用をすることは
いうまでもない。なお、トランジスタの場合は、通常、
カソード領域はソース領域と、アノード領域はドレイン
領域と称される。
格子欠陥領域の形成のための陽子線(プロトン)照射は
、カソード領域側から行うようにするかわりに、アノー
ド領域側から行うようにしてもよい。格子欠陥は、陽子
線以外の放射線照射や粒子線照射、あるいは、重金属の
拡散により作るようにしてもよい。しかし、陽子線は、
局部的に密度が高くなるように格子欠陥を簡単に形成す
るのに通している。半導体装置の種類も、上記に例示し
た種類に限らない。
、カソード領域側から行うようにするかわりに、アノー
ド領域側から行うようにしてもよい。格子欠陥は、陽子
線以外の放射線照射や粒子線照射、あるいは、重金属の
拡散により作るようにしてもよい。しかし、陽子線は、
局部的に密度が高くなるように格子欠陥を簡単に形成す
るのに通している。半導体装置の種類も、上記に例示し
た種類に限らない。
上記で説明したこの発明にかかる半導体装置は、以下の
効果を奏する。
効果を奏する。
■ ターンオフ動作の際、荷電担体が格子欠陥領域とバ
ッファ領域の両頭域で極めて短時間のうちに消滅させら
れるため、ターンオフ時間が短くなる。
ッファ領域の両頭域で極めて短時間のうちに消滅させら
れるため、ターンオフ時間が短くなる。
■ 高比抵抗領域には格子欠陥領域がないため、高温下
でも、寿命の長い荷電担体の増加を抑制できるため、タ
ーンオフ時間が延びたりしない。
でも、寿命の長い荷電担体の増加を抑制できるため、タ
ーンオフ時間が延びたりしない。
■ 格子欠陥領域がもともと比抵抗の小さいアノード領
域に設けられるため、抵抗増大が僅かであり、高比抵抗
領域に設けられる場合に比べてオン抵抗の増加が抑えら
れる。
域に設けられるため、抵抗増大が僅かであり、高比抵抗
領域に設けられる場合に比べてオン抵抗の増加が抑えら
れる。
■ バッファ領域は、ターンオフ動作の際の空乏層の拡
がりを抑えるため、耐電圧が向上する。
がりを抑えるため、耐電圧が向上する。
第1図は、この発明の半導体装置の一例であるサイリス
クをあられす縦断面図、第2図は、このサイリスクにお
ける格子欠陥分布とアノード領域、カソード領域および
バッファ領域の不純物拡散分布をあられすグラフ、第3
図は、この発明の半導体装置の他の例である絶縁ゲート
型バイポーラトランジスタをあられす縦断面図、第4図
は、従来の半導体装置の一例であるサイリスタをあられ
す縦断面図、第5図は、このサイリスタにおける格子欠
陥分布とアノード領域およびカソード領域の不純物拡散
分布をあられすグラフである。 1・・・サイリスク(半導体装置) 2.12・・・
アノード領域 3.13・・・高圧抵抗領域 4.
14・・・カソード領域 6.16・・・格子欠陥領
域7.19・・・バッファ領域 11・・・絶縁ゲー
ト型バイポーラトランジスタ(半導体装置)代理人 弁
理士 松 本 武 彦 坤@2に心pき−χE嬶紗69胤壜
クをあられす縦断面図、第2図は、このサイリスクにお
ける格子欠陥分布とアノード領域、カソード領域および
バッファ領域の不純物拡散分布をあられすグラフ、第3
図は、この発明の半導体装置の他の例である絶縁ゲート
型バイポーラトランジスタをあられす縦断面図、第4図
は、従来の半導体装置の一例であるサイリスタをあられ
す縦断面図、第5図は、このサイリスタにおける格子欠
陥分布とアノード領域およびカソード領域の不純物拡散
分布をあられすグラフである。 1・・・サイリスク(半導体装置) 2.12・・・
アノード領域 3.13・・・高圧抵抗領域 4.
14・・・カソード領域 6.16・・・格子欠陥領
域7.19・・・バッファ領域 11・・・絶縁ゲー
ト型バイポーラトランジスタ(半導体装置)代理人 弁
理士 松 本 武 彦 坤@2に心pき−χE嬶紗69胤壜
Claims (1)
- 1 半導体基板の一側にアノード領域を、他側にカソー
ド領域を備え、かつ、前記アノード領域とカソード領域
の間に電流通路となる高比抵抗領域を備えているととも
に、前記基板内には荷電担体の寿命を縮めさせる格子欠
陥領域を備えている半導体装置において、前記格子欠陥
領域が前記アノード領域における高比抵抗領域寄りの位
置に形成されているとともに、前記高比抵抗領域とアノ
ード領域の間には高比抵抗領域と同導電型の不純物高濃
度薄層からなるバッファ領域が形成されていることを特
徴とする半導体装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63100603A JPH0671078B2 (ja) | 1988-04-23 | 1988-04-23 | 半導体装置 |
GB8828659A GB2213988B (en) | 1987-12-18 | 1988-12-08 | Semiconductor device |
AU26764/88A AU595735B2 (en) | 1987-12-18 | 1988-12-09 | Semiconductor device |
FR8816560A FR2625043B1 (fr) | 1987-12-18 | 1988-12-15 | Dispositif semi-conducteur |
DE3842468A DE3842468C3 (de) | 1987-12-18 | 1988-12-16 | Halbleiterbauelement |
KR1019880016970A KR910009035B1 (ko) | 1987-12-18 | 1988-12-19 | 반도체 장치 |
US07/584,485 US5075751A (en) | 1987-12-18 | 1990-09-17 | Semiconductor device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63100603A JPH0671078B2 (ja) | 1988-04-23 | 1988-04-23 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01272157A true JPH01272157A (ja) | 1989-10-31 |
JPH0671078B2 JPH0671078B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=14278440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63100603A Expired - Lifetime JPH0671078B2 (ja) | 1987-12-18 | 1988-04-23 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0671078B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5075751A (en) * | 1987-12-18 | 1991-12-24 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Semiconductor device |
JPH07193219A (ja) * | 1993-12-27 | 1995-07-28 | Matsushita Electric Works Ltd | 静電誘導型半導体装置 |
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JP2009099920A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Fumihiko Hirose | 電子スイッチ |
WO2012056536A1 (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-03 | 富士電機株式会社 | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
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-
1988
- 1988-04-23 JP JP63100603A patent/JPH0671078B2/ja not_active Expired - Lifetime
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US9070737B2 (en) | 2010-10-27 | 2015-06-30 | Fuji Electric Co., Ltd. | Semiconductor device with low-lifetime region |
US9460927B2 (en) | 2010-10-27 | 2016-10-04 | Fuji Electric Co., Ltd. | Semiconductor device manufacturing method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0671078B2 (ja) | 1994-09-07 |
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