JPH01270801A - 接地底射出成形組成物 - Google Patents

接地底射出成形組成物

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JPH01270801A
JPH01270801A JP9996988A JP9996988A JPH01270801A JP H01270801 A JPH01270801 A JP H01270801A JP 9996988 A JP9996988 A JP 9996988A JP 9996988 A JP9996988 A JP 9996988A JP H01270801 A JPH01270801 A JP H01270801A
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vinyl chloride
sole
ground
plasticizer
molding
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JP9996988A
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Masanori Harada
原田 昌典
Hideki Hayafuchi
早淵 英樹
Koji Tsukamoto
孝二 塚本
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Asahi Corp
Asahi Tsusho Co Ltd
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Asahi Corp
Asahi Tsusho Co Ltd
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、接地底射出成形組成物に関するものである
(従来の技術) 従来、平均重合度が900〜1300の塩化、ビニル樹
脂(ストレートレジン)に対して、エチレンと酢酸ビニ
ルとの共重合体樹脂と、可塑剤と発泡剤とを添加した射
出成形用発泡性靴底組成物は一般に知られている。
しかしながらこの組成物は9.靴底の射出成形時におけ
る可塑化段階で温度変化による流動性の変化が大きいた
め、可塑化シリンダー内で組成物中に気泡が不均一に発
生し、このことが可塑化シリンダー並びに射出ノズルで
の組成物の流動性のばらつきを一層助長することになり
、靴底成形キャビティに対する組成物、即ち靴底成形材
料の射出量の不足の原因となっていた。従って、このよ
うにして成形された発泡靴底は、表面にひげやフローマ
ークが形成され、外観的にも靴底としての有用性に欠け
るばかりではなく、物性的にも気泡が不均一で密度のば
らつきがあり、しかも成形後の寸法安定性が悪く耐屈曲
性に乏しく、靴底として不充分であり、しかも靴底成形
後の収縮率が大きい欠点があった。
近年多色靴底の成形法において、ボトムモールドとダミ
ーラストを使用してボトムモールドの上面に接地底を成
形した後、接地底をボトムモールドに保持させたままダ
ミーラストをラストと入れ替え、接地底の上面にミツド
ソールを成形する方法が一般に賞月されている。
このように多色靴底の成形法において、成形された接地
底の気泡が不均一であると、ボトムモールドの凹凸意匠
面にくい込み成形された接地底の意匠面が部分的に異状
に収縮されたり、接地底の意匠面に部分的に異状な発泡
圧が付加されたりして、ダミーラストをラストと入れ替
えたり、またはミツドソールを成形する際、接地底の意
匠面がボトムモールドの意匠面から離脱したり、はじき
出されて浮き上がったりして、接地底とボトムモールド
の意匠面の間にミツドソール成形材がはみ出し、接地底
の表面にパリとして付着されるため、得られる靴底の外
観を著しく低下させていた。
(発明の解決しようとする問題点) この発明は、射出成形時の流動性を改良することによっ
て外観が良好で内部気泡がミクロで均一で寸法安定性耐
屈曲性に優れた接地底を提供しようとするものであり、
さらにはこれを多色靴底の成形に利用した場合、接地底
成形後の収縮率が小さく、寸法安定性が良好で接地底の
意匠面をボトムモールドの意匠面に正確に密着保持させ
ることによって外観が良好な多層底を成形しようとする
ものである。
(問題点を解決するための手段) この発明は、塩化ビニル樹脂および/または塩化ビニル
エチレン共重合体樹脂と塩化ビニル酢酸ビニル共重合体
樹脂との配合重量比が30:70〜80:20の混合ポ
リマー100重量部に対して可塑剤50〜100重量部
と熱分解型有機発泡剤0.05〜0.5重量部とを添加
したことを特徴とする接地底射出成形組成物を発明の要
旨とするものである。
この発明に使用される塩化ビニル樹脂(ストレートレジ
ン)の平均重合度は500〜1500が。
塩化ビニルエチレン共重合体樹脂、塩化ビニル酢酸ビニ
ル共重合体樹脂(コポリ−マレジン)の平均重合度は4
30〜1700がそれぞれ好ましい。
それぞれの平均重合度がそれ以下となれば得られる接地
底の引っ張り強さ、伸び、耐屈曲性などの機械的強度が
低下するきらいがある。
また平均重合度それ以上となれば成形時の流動性が低下
し、モールドキャビティに対する接地底成形材の充填不
足の原因となり、従ってこのようにして成形された接地
底は意匠面が欠けたり、その表面にひげやフローマーク
が形成され、その外観または接地底としての柔軟性が低
下するきらいがある。
そしてこの発明に使用される塩化ビニル酢酸ビニル共重
合体樹脂としては酢酸ビニルの含有率は5〜20%のも
のが好ましい。酢酸ビニルの含有率がそれ以下となれば
接地底射出成形時における接地底成形材料の流動性が低
下し、成形される接地底の表面にひげやフローマークが
形成され、しかも気泡が不均一で密度のばらつきが生じ
易く、成形後の収縮が大きくなり、寸法安定性が悪くな
り易いきらいがあり、また酢酸ビニルの含有率がそれ以
上となれば接地底射出成形時における接地底成形材料の
流動性が良くなり過ぎ、成形型の嵌合部にパリが発生し
易くなるきらいがある。
この発明において塩化ビニル樹脂および、または塩化ビ
ニルエチレン共重合体樹脂と塩化ビニル酢酸ビニル共重
合体樹脂との配合重量比が30:70〜80:20に限
定したのは、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂の配合
重量比がそれ以下となれば接地底射出成形時における接
地底成形材料の流動性が低下し、成形される接地底の表
面にひげやフローマークが形成され、しかも気泡が不均
一で密度のばらつきが生じ易く、成形後の収縮が大きく
寸法安定性が悪くなり、また接地底の上面にミッドソ−
ルを成形する場合、ミツドソールとの接着性が低下する
欠点がある。
この発明において、混合ポリマーを塩化ビニル樹脂と塩
化ビニルエチレン共重合体樹脂と塩化ビニル酢酸ビニル
共重合体樹脂との3成分の混合体で構成することによっ
て、成形時の流動性と得られる接地底の引っ張り強度並
びに寸法安定性を一層良好なものとすることが出来る。
そして、この発明に使用される可塑剤としては、通常塩
化ビニル樹脂に使用されるものであって、ジオクチルフ
タレート、ジメチルフタレート、ジエチルフタレート、
ジイソブチルフタレート、ジブチルフタレート、ジエチ
ルフタレート、ジノニルフタレート、ジイソデシルフタ
レート、ジトリデシルフタレート、ジシクロへキシルフ
タレート等のフタル酸エステル系の可塑剤、ジオクチル
アジペート、ジオクチルアゼ【ノート、ジオクチルセバ
ケート等の直鎖=塩酸エステル類、トリクレジルホスフ
ェート、トリキシレニルホスフェート等のリン酸エステ
ル類、ヒマシ油誘導体、エポキシ化植物油、ポリエステ
ル系可塑剤等の可塑剤の単独または2種以上を組み合わ
せたものが使用される。
そして可塑剤の添加量を、混合ポリマー100重量部に
対して、50〜100重量部に限定したのは、添加量が
それ以上になれば、成形された発泡靴底は硬度が低下し
、゛機械的強度が低下するばかりではなく、高温で異常
に軟くなり表面が粘性を帯び、接地底としては不適当と
なり、また添加量がそれ以下となれば、硬くて柔軟性に
欠け、しかも耐衝撃性が著しく低下して、接地底として
不適当になるからである。更にこの発明に使用される熱
分解型有機発泡剤としては、アゾシカ−ボンアミド、ア
ゾビスイソブチロニトリル、ジアゾアミノベンゼン、N
、N’ ジメチル−N、N’ ジニトロソテレフタルア
ミド、N、N’ ジニトロソペンタメチレンテトラミン
、ベンゼンスルホニルヒドラジド、ベンゼン1.3ジス
ルホニルヒドラジド、ジフェニルスルホン3.3′ジス
ルホニルヒドラジジド、4.4′−オキシビス(ベンゼ
ンスルホニルヒドラジド)等の有機発泡剤が使用される
この発明において、有機発泡剤の添加量を混合ポリマー
100重量部に対して、0.05〜1.5重量部に限定
したのは、添加量がそれ以下となれば得られる接地底の
発泡率が小さく、重量が重くてクツション性に欠け、し
かも寸法安定性も悪くなる。
また添加量がそれ以上となれば発泡率が大きくなりすぎ
得られる接地底の耐屈曲性、耐摩耗性、引っ張り強度が
低下し、しかも接地底成形後の収縮率が大きくなり寸法
安定性が悪くなる欠点があるからである。
そしてこの発明において必要によって発泡助剤、安定剤
、充填剤、滑剤、着色剤等が添加されてもよい。
このようにして準備された各成分は、バンバリーミキサ
−、ヘンシェルミキサー、ミキシングロール、ニーダ−
等によって均一に混合されて、接地底射出成形組成物と
して提供されるものである。
(作用効果) この発明は以上のように構成されているので。
組成物中の塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂が接地底
射出成形時における可塑化段階での組成物の流動性を著
しく改善し、可塑化シリンダー並びに射出ノズルでの組
成物の流動性が均一となり、靴底成形キャビティに対す
る組成物の射出量を均一にすることができ、このため成
形された発泡靴底の表面にひげやフローマーク等が形成
されることがなく外観が良好で、しかも気泡が緻密で均
一で引っ張り強さ、伸び、耐屈曲性等の機械的強度並び
に寸法安定性に優れた接地底が得ることができる。従っ
て、接地底単一層からなる靴底用射出成形組成物として
も非常に優れている。
また、この組成物を多色靴底の成形に実施した場合、成
形後の接地底の寸法安定性とその内部気泡がミクロで均
一なだめ、接地底の接地面に形成される凹凸の意匠をボ
トムモールドの成形面に刻設された凹凸意匠面に接地底
成形時の状態でくい込ませ、密着させたままで接地底を
ボトムモールドに保持させることができる。従って、ダ
ミーラストをラストと入れ替え、接地底の上面にミツド
ソールを成形する際、接地底が移動したり、浮上がった
りすることがないので、接地底成形材が接地底の表面に
パリとして付着されたりすることがなく、得られる多層
靴底の外観が著しく良好である。
実施例 第1表に示す塩化ビニル樹脂(pvc樹脂paoo)、
または塩化ビニルエチレン共重合体樹脂CPVC/PE
 pt3oo)、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂(
PVC/VA pt3oo  酢酸ビニル含有率8%)
、可塑剤、発泡剤とその他の配合薬品を添加したものを
ヘンシュルミキサ−で均一に混合した組成物を常法によ
って成形面に凹凸な意匠11を形成したボトムモールド
1と、サイドモールド2とダミーラスト3で区画形成さ
れた接地底成形キャビティaに、射出ノズルの温度19
0℃射出圧15kg/aiの条件で、接地底成形キャビ
ティに射出して、これを発泡させて接地底a′を形成し
た。
接地底a′成形後接地底a′をボトムモールド1に保持
させたまま、ダミーラスト3と胛被5を吊込んだラスト
4とを入れ替えて常法によって接地底a′と胛被5との
間に形成されたミツドソール成形キャビティbに別途準
備された発泡性のミツドソール成形材を射出して、ミツ
ドソールb′を接地底a、 I と胛被5との底部に発
泡接着成形した。
このようにして成形された接地底の外観と物性並びにボ
トムモールドに対する保持性を比較例1.2によって成
形された接地底と比較して、第1表下段に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の組成物を使用して接地底を射出成
形する状態を示す要部断面図である。 第2図は第1図で射出成形された接地底の上面にミツド
ソールを対成形する状態を示す要部断面図である。 符号の説明 1、ボトムモールド    11・・・意匠2、サイド
モールド    3.ダミーラスト4、ラスト    
    5.胛被 a、接地底成形キャビティ al、接地底す、ミツドソ
ール成形キャビティ b 、ミツドソール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 塩化ビニル樹脂および/または塩化ビニルエチレン共重
    合体樹脂と塩化ビニル酢酸ビニル共重合体樹脂との配合
    重量比が30:70〜80:20の混合ポリマー100
    重量部に対して可塑剤50〜100重量部と熱分解型有
    機発泡剤0.05〜1.5重量部とを添加したことを特
    徴とする接地底射出成形組成物。
JP9996988A 1988-04-21 1988-04-21 接地底射出成形組成物 Granted JPH01270801A (ja)

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JPH01270801A true JPH01270801A (ja) 1989-10-30
JPH0434881B2 JPH0434881B2 (ja) 1992-06-09

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0739401A (ja) * 1993-07-30 1995-02-10 Achilles Corp 射出成形靴用軟質塩化ビニル樹脂組成物
CN103289246A (zh) * 2013-06-21 2013-09-11 苏州市景荣科技有限公司 一种阻燃pvc发泡鞋底材料
CN113072783A (zh) * 2021-03-22 2021-07-06 台州联成新材料有限公司 一种发泡鞋及其制备方法

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