JPH01269563A - 印写装置 - Google Patents

印写装置

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JPH01269563A
JPH01269563A JP9760588A JP9760588A JPH01269563A JP H01269563 A JPH01269563 A JP H01269563A JP 9760588 A JP9760588 A JP 9760588A JP 9760588 A JP9760588 A JP 9760588A JP H01269563 A JPH01269563 A JP H01269563A
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JP
Japan
Prior art keywords
ink
recording paper
surface roughness
guide roller
quality
Prior art date
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Pending
Application number
JP9760588A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Momose
薫 百瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は通電熱転写方式を用いたフルカラーの印写装置
に関する。
(従来の技術) 従来の通電熱転写方式を用いた印写装置としては、[印
写装置] (特願昭58−186496号)があった。
  この発明により1画素記録による印写ドツトの面積
階調が可能になり、高速、高画質、かつ低価格のフルカ
ラープリンターが実現された。
従来の通電熱転写方式を用いた印写装置の構造を第10
図、第12図面の簡単な説明する。
記録ヘッド101はヘッド保持部材102に取り付けら
れ、ばね部材104によりプラテン105に押圧され、
インクフィルム21と記録紙22を挟圧している。  
106はガイドローラで、レバー107により回動自在
に両端を支持され、ばね部材109により、インクフィ
ルム21と記録紙22をプラテン105との間に挟圧す
るようにしである。 このような構成において、記録ヘ
ッド101とプラテン105との押圧位置にて抵抗層2
9に通電し、発熱により溶融したインク25は、まず最
初に記録紙22に浸透し、さらにガイドローラ106の
方向に移動しながら、溶融後のインク25は再び凝固し
、記録紙22とインクフィルム23は接着され、ガイド
ローラ106の抑圧位置にて第8図のように記録紙22
とインクフィルム21は剥離される。 一般に剥離位置
においては、フィルム23と溶Mf&のインク25との
接着力Pと、溶融後のインク25の内部の接着力(凝集
力)Qと、溶融後のインク25と記録紙22との接着力
Rの3者を比較すると、インクの記録紙への浸透が少な
い場合や、第1)図に示す様に記録紙22の表面粗さが
大きくインク25と記録紙の接触性が悪い場合は、 R<P<Q となり、溶融後のインク25と記録紙22との間で剥離
される。従って記録紙にはその内部に浸透したインクだ
けが転写される。  また記録紙へのインクの浸透が大
きい場合や、第12図に示す様に記録紙22の表面粗さ
が小さくインク25と記録紙22との接触性がよい場合
は P<Q<R となるため、溶Ith後のインク25とフィルム23の
間で剥離され、インク26が転写される。 従来の通電
熱転写プリンターにおいては、溶融後のインク25内部
の凝集力Qは、溶融直後はいちじるしく低く、温度の低
下に連れて増加し、やがて凝固するため、環境温度も考
慮し、フィルム23との接着力Pより大きくなるまで十
分に記録ヘッド101からの長さを確保し、一定の剥離
位置にて剥離を行っていた。
(発明が解決しようとする課題及び目的)従ってかかる
従来の通電熱転写プリンターにおいては、記録紙の表面
粗さが小さい上質紙の場合は高品質の印画画像が得られ
るが、表面粗さの大きい官製葉書等は、インク25と記
録紙の間で剥離が行われるため転写インクの厚さが少な
く、表現濃度範囲の狭い印画画像しか得ることができな
いという問題を有していた。  このようなことを回避
するためにインクフィルムと記録紙をまだインク25内
部の凝集力Qが十分小さく Q<P<R または Q<R<P の状態にある記録ヘッドの直後で剥離する方法があった
。  この場合インクフィルムの剥離の時、第7図に示
すようにインク25が必ず同一層内部で引きちぎられる
ことになり、転写されたインク26の厚さを厚くできる
。 従って、前述のような表面粗さの大きい記録紙にも
高い濃度の印画が可能になる。  しかし転写されたイ
ンク26の表面26−bは破断面となる為、インク表面
での乱反射が発生し印画された画像は光沢のないのもに
なる、また表面粗さの小さい上質紙においてもインク2
5の内部で剥離されるため、転写インクの厚さが減って
濃度が低くなり上it紙での印画品質が低下してしまう
という弊害があるために、この方法は採用出来なかった
そこで本発明の印写装置はこのような課題を解決するも
ので、その目的とする上質紙での印画品質を損なうこと
なく、官製葉書等の表面粗さの大きい記録紙への印画品
質を向上させることにある。
(課題を解決するための手段) 上記の様な課題を解決するため、本発明の印写装置は、
インク溶融、転写によって接着せしめられたインクフィ
ルムと記録紙を剥離する位置を、プラテンの外周に当接
あるいは近接し、フィルムをガイドするガイドローラを
移動することにより変えることがる機構を持ち、葉書等
の表面粗さの大きい記録紙への印画の場合はインクフィ
ルムと記録紙の剥離を記録ヘッド直後で行い、表面粗さ
が小さい上質紙への印画の場合は記録ヘッドから離れた
位置で行う事を特徴とする。
(作用 ) 前記のように構成された印写装置にて印画を行うと、官
製葉書等の表面粗さの大きい紙ではインクフィルムと記
録紙の剥離位置がヘッドの直後である為、溶融後のイン
クの凝集力が、インクフィルムとの接着力より小さく、
インク内部にて分離される。このため、従来に比べ転写
されるインク厚が厚いので、 寓い濃度の表現も可能と
なりより表現濃度範囲の広い画像が得られる。 また表
面粗さが小さい上質紙では剥離位置がヘッドから遠いの
で、溶融後のインクの凝集力が、フィルムとの接着力よ
り大きく、また記録紙とインクとの接着力大きいのでイ
ンクとフィルムとの間で剥離が行われる。従って従来ど
うりの高品質の画像が得られる。
(実施例 ) 第1図から第7図により、本発明の詳細な説明する。第
1図、第2図において、1は記録ヘッドで、支点3によ
り回動自在に軸支されたヘッド保持部材2に取り付けら
れ、ばね部材4により、プラテン5との間にインクフィ
ルム21と記録紙22を挟圧する。 インクフィルム2
1は位置Eにて通電される。6はガイドローラで、レバ
ー7により両端を回動自在に支持され、レバー7は、矢
印Aまたは矢印B方向へ移動可能に、長穴7−aをもっ
て支点8により軸支され、ガイドローラ6をプラテン5
に押圧する様にばね部材9が取り付けられている。1)
は支点12に軸支され、駆動手段(図示なし)により矢
印Cまたば矢印り方向に回動し、第1図または第2図の
位置にて停止している位置決めレバーで、レバー7に一
体的に設けられたビン10と係合しており、位置決めレ
バー1)が回動する事により、ガイドローラの押圧位置
、すなわちインクフィルム21と記録紙22の剥離位1
)Fが変化する。 第1図は加熱位置Eから剥離位置F
までの距離が遠い場合、すなわちEとFの角度が01の
場合で、第2図は加熱位置Eから剥離位置Fまでの距離
が近い場合、すなわちEとFの角度が02で、θl〉θ
2である。
インクフィルム21は、第4図、第5図の様に、ベース
となるフィルム22の一方の面に熱溶融性のマゼンタイ
ンク24− a、シアンインク24−b及びイエローイ
ンク24−Cのインクが2〜3μ履厚で順次塗布されて
いる。 モして各色のインクの端には各色それぞれのマ
ーカー30が設けられており、これを透過型光検出器1
00により検出することにより、インクを順次転写する
ことを可能としている。またフィルム23のもう一方の
面にはカーボン粒子を樹脂中番こ分散し4〜5μm厚に
塗布した抵抗層29が設けられている。
フィルム23は6μ膳厚のP E T、インク24はワ
ックス系インクである。第3図は、ヘッド1とプラテン
5の押圧する加熱位置Eにて、溶融したインク24が、
プリンタの印画動作に従い、ガイドローラ6の方向へ移
動する際の、溶融後のインク25内部の凝集力Qと、溶
融後のインク25とフィルム23との接着力Pと、溶t
kf&のインク25と記録IIJli22との接着力R
の様子を示すグラフで、縦軸は接着力(または凝集力)
、横軸は位置(ヘッドからの角度)である。 凝集力Q
は溶融直後は最も低いが、ヘッド1)から遠ざかり温度
が低下するに従い急激に増加し、やがて接着力Pより高
くなり平衡する。 図に示した接着力R−aのグラフは
記録紙の表面粗さが低い上質紙の場合を示すもので、記
録紙の表面粗さが大きくなるにつれて、グラフはR−b
に示すように全体に接着力が低い方向に徐々に変位して
くる。
表面粗さが小さい上質紙の転写時にはプリンターは第1
図の状態になる。 このとき剥離位置までの角度が01
であるので、接着力(または凝集力)は、 P    <    Q    <    R(−R−
a)となり、第6図の様に接着力が最も低いインク25
とフィルム23の間で剥離される。剥離される位置がイ
ンク25の界面となるため、転写されたインク26の表
面26−aは比較的滑らかな状態となり、プリント画像
は光沢をもち、またインクがすべて転写されるため寓い
濃度域までの表現が可能でコントラストの高い高品質の
画像が得られる。、一方葉書等の表面粗さの高い記録紙
への転写時にはプリンターが第2図の状態となる。 こ
のとき剥離位置までの角度が62であるので、接着力(
または凝集)は、 Q    <P              <   
 R(=R−a)またはQ  <R(=R−b) < 
 Pとなり、接着力(凝集力)の最も低いインク25の
内部にて分離する。インク25内部の温度は、熱が記録
紙22へ逃げて行くため、フィルム25付近が高くなっ
ており、凝集力も低いため、フィルム25付近のインク
25の内部にて、第7図の様に分離する。  この場合
、インク25は必ず同一層内部で引きちぎられることに
なり、転写されたインク26の厚さを確保できる。 以
上のような印写装置にて印画を行ったところ、従来マゼ
ンタインクの最高表現濃度が、上質紙で1.5、製菓書
で1)0であったものが、上質紙では1,5、官製葉書
で1.4と官製葉書での表現濃度域が大きく広がり、よ
りコントラストの寓い高品質の画像が得られた。第8図
、第9図は、他の実施例で、プラテン5に押圧されてい
るガイドローラ6を、レバー13により離反する事によ
り剥離位置を変化させるものである。
(発明の効果) 本発明は以上に説明したように、インクフィルムと記録
紙の剥離位置を転写側るインクの色により変化させると
いう、容易な操作で、剥離時の分離位置(インク内部か
インク界面か)を選択することにより、表面粗さの低い
上質紙の印画品質を損なうことなく、葉書等の表面粗さ
の低い記録紙でも高い濃度域までの表現が可能となり、
よりコントラストの高い画像が得られるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における実施例の印写装置の、表面粗さ
の低い記録紙への転写時のプリンターの状態を示す図で
ある。 第2図は本発明における実施例の印写装置の、表面粗さ
の大きい記録紙への転写時のプリンターの状態を示す図
である。 第3図は本発明の詳細な説明するグラフである。 第4図は本発明に於ける実施例の印写装置に使用するイ
ンクフィルムの構成を示す図である。 第5図は本発明に於ける実施例の印写装置に使用する記
録フィルムの断面図である。 第6図は本発明における実施例の印写装置が、第1図に
示す状態のインクの記録紙への転写状態のを説明する図
である。 第7図は本発明における実施例の印写装置が、第2図に
示す状態のインクの記録紙への転写状態を説明する図で
ある。 第8図は本発明における他の実施例の印写装置の、表面
粗さの低い記録紙への転写時のプリンターの状態を示す
図である。 第9図は本発明における他の実施例の印写装置の、表面
粗さの大きい記録紙への転写時のプリンターの状態を示
す図である。 第10図は従来の印写装置を示す図である。 第1)図は従来の印写装置の記録紙の表面粗さが大きい
場合の、インクの印写状態を説明する図である。 第12図は従来の印写装置の記録紙の表面粗さが小さい
場合の、インクの印写状態を説明する図である。 1・・・記録ヘッド 5・・・プラテン 6・・・ガイドローラ 21・・・インクフィルム 22・・・記録紙 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人弁理士 鈴木喜三部(他1名) 第2図 E    QI                Q2
fir r  (ヘラFz゛5tyfiJ)第3図 第4図 (,9 第5図 第6図 ヲ 第7図 第8図 第9図 第10図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも加熱により融解する熱溶融インクと、
    通電により発熱する抵抗層とからなる通電熱転写フィル
    ムと、前記抵抗層に通電するための記録電極を有する記
    録ヘッドと、前記熱溶融インクを転写し記録を得るため
    の記録紙を用いた印写装置に於いて、前記通電熱転写フ
    ィルムと前記記録紙の剥離位置を、プラテン外周に当接
    あるいは近接し、前記通電熱転写フィルムをガイドする
    ガイドローラを移動することにより、変化させることが
    できることを特徴とする印写装置。
  2. (2)前記印写装置の剥離位置を、前記記録紙が官製葉
    書等の表面粗さの大きい場合は前記記録ヘッドの直後、
    前記記録紙が表面粗さの小さい上質紙の場合は前記記録
    ヘッドからから離れた位置であることを特徴とする第1
    項記載の印写装置。
JP9760588A 1988-04-20 1988-04-20 印写装置 Pending JPH01269563A (ja)

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JP9760588A JPH01269563A (ja) 1988-04-20 1988-04-20 印写装置

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JP9760588A JPH01269563A (ja) 1988-04-20 1988-04-20 印写装置

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JPH01269563A true JPH01269563A (ja) 1989-10-27

Family

ID=14196856

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JP9760588A Pending JPH01269563A (ja) 1988-04-20 1988-04-20 印写装置

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JP (1) JPH01269563A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002172823A (ja) * 2000-12-04 2002-06-18 Sato Corp 印刷方法及び印刷装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002172823A (ja) * 2000-12-04 2002-06-18 Sato Corp 印刷方法及び印刷装置
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