JPH06106829A - インクリボン - Google Patents
インクリボンInfo
- Publication number
- JPH06106829A JPH06106829A JP25515492A JP25515492A JPH06106829A JP H06106829 A JPH06106829 A JP H06106829A JP 25515492 A JP25515492 A JP 25515492A JP 25515492 A JP25515492 A JP 25515492A JP H06106829 A JPH06106829 A JP H06106829A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dye
- printing
- character
- sheet
- ink ribbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印刷時に滑らかな文字と質感の高い良好な画
像を得る。 【構成】 感熱ヘッド７によってプリント用紙に転写さ
れる染料をベースシート２に塗布してなるインクシート
１であって、このインクシート１の染料を、印画領域３
〜５にある昇華性染料からなる画像信号印刷用の染料と
印画領域６にある融着性染料からなる文字信号印刷用の
染料とによって構成した。このため、画像印刷処理時に
画像信号印刷用の染料をプリント用紙に転写することが
でき、一方文字印刷処理時に文字信号印刷用の染料をプ
リント用紙に転写することができる。
像を得る。 【構成】 感熱ヘッド７によってプリント用紙に転写さ
れる染料をベースシート２に塗布してなるインクシート
１であって、このインクシート１の染料を、印画領域３
〜５にある昇華性染料からなる画像信号印刷用の染料と
印画領域６にある融着性染料からなる文字信号印刷用の
染料とによって構成した。このため、画像印刷処理時に
画像信号印刷用の染料をプリント用紙に転写することが
でき、一方文字印刷処理時に文字信号印刷用の染料をプ
リント用紙に転写することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写方式のプリンタ
に使用して好適なインクリボンに関するものである。
に使用して好適なインクリボンに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ビデオ機器の普及に伴い、ビデオ
画像を手軽に、しかも安価にハードコピー化する種々の
プリンタが開発されてきている。
画像を手軽に、しかも安価にハードコピー化する種々の
プリンタが開発されてきている。
【０００３】従来、この種のプリンタには、溶融ワック
スのみをベースシートに塗布してなるインクリボンある
いは昇華性染料のみをベースシートに塗布してなるイン
クリボンを用いた熱転写方式のものが採用されている。
スのみをベースシートに塗布してなるインクリボンある
いは昇華性染料のみをベースシートに塗布してなるイン
クリボンを用いた熱転写方式のものが採用されている。
【０００４】このようなプリンタにおいて、プリント紙
に対する溶融ワックスあるいは昇華性染料の転写は、感
熱ヘッドとプラテンによってインクリボンとプリント紙
を所定の圧力で挟み込み、感熱ヘッドから発生する熱を
プリント紙に付与することにより行われる。
に対する溶融ワックスあるいは昇華性染料の転写は、感
熱ヘッドとプラテンによってインクリボンとプリント紙
を所定の圧力で挟み込み、感熱ヘッドから発生する熱を
プリント紙に付与することにより行われる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前者のプリ
ンタに使用されるインクリボン（溶融型インクリボン）
にあっては、高品位な文字を得ることができるが、きめ
細かい濃度（階調）をもつ画像を得ることができなかっ
た。
ンタに使用されるインクリボン（溶融型インクリボン）
にあっては、高品位な文字を得ることができるが、きめ
細かい濃度（階調）をもつ画像を得ることができなかっ
た。
【０００６】一方、後者のプリンタに使用されるインク
リボン（昇華型インクリボン）にあっては、きめ細かい
階調をもつ画像すなわち質感の高い良好な画像を得るこ
とができるが、高品位な文字すなわち滑らかな文字を得
ることができなかった。
リボン（昇華型インクリボン）にあっては、きめ細かい
階調をもつ画像すなわち質感の高い良好な画像を得るこ
とができるが、高品位な文字すなわち滑らかな文字を得
ることができなかった。
【０００７】このため、従来より溶融型インクリボンお
よび昇華型インクリボンが各々利点としてもつ高品位な
文字と画像を得ることができるインクリボンの出現が要
望されていた。
よび昇華型インクリボンが各々利点としてもつ高品位な
文字と画像を得ることができるインクリボンの出現が要
望されていた。
【０００８】本発明はこのような要望に応えるべくなさ
れたもので、各特性が互いに異なる２種の染料がもつ利
点を活かし、印刷時に滑らかな文字と質感の高い良好な
画像を得ることができるインクリボンを提供するもので
ある。
れたもので、各特性が互いに異なる２種の染料がもつ利
点を活かし、印刷時に滑らかな文字と質感の高い良好な
画像を得ることができるインクリボンを提供するもので
ある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明に係るインクリボ
ンは、感熱ヘッドによってプリント用紙に転写される染
料をベースシートに塗布してなるインクシートであっ
て、このインクシートの染料を、昇華性染料からなる画
像信号印刷用の染料と融着性染料からなる文字信号印刷
用の染料とによって構成したものである。
ンは、感熱ヘッドによってプリント用紙に転写される染
料をベースシートに塗布してなるインクシートであっ
て、このインクシートの染料を、昇華性染料からなる画
像信号印刷用の染料と融着性染料からなる文字信号印刷
用の染料とによって構成したものである。
【００１０】
【作用】本発明においては、画像印刷処理時に画像信号
印刷用の染料をプリント用紙に転写することができ、一
方文字印刷処理時に文字信号印刷用の染料をプリント用
紙に転写することができる。
印刷用の染料をプリント用紙に転写することができ、一
方文字印刷処理時に文字信号印刷用の染料をプリント用
紙に転写することができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の構成等を図に示す実施例によ
って詳細に説明する。
って詳細に説明する。
【００１２】図１は本発明に係るインクリボンを示す斜
視図である。
視図である。
【００１３】同図において、符号１で示すものはカラー
プリンタ用のインクシート（インクリボン）で、例えば
ポリエステルフィルム等のプラスチックシートからなる
ベースシート２と、このベースシート２上に画像信号印
刷用の染料を塗布してなる印画領域３〜５と、これら印
画領域３〜５のインクシート送り方向に配置され前記ベ
ースシート２上に文字信号印刷用の染料を塗布してなる
印画領域６とによって構成されている。
プリンタ用のインクシート（インクリボン）で、例えば
ポリエステルフィルム等のプラスチックシートからなる
ベースシート２と、このベースシート２上に画像信号印
刷用の染料を塗布してなる印画領域３〜５と、これら印
画領域３〜５のインクシート送り方向に配置され前記ベ
ースシート２上に文字信号印刷用の染料を塗布してなる
印画領域６とによって構成されている。
【００１４】このインクシート１の印画領域３〜５の染
料は、各々イエロー色とマゼンタ色とシアン色の昇華性
染料からなり、これら昇華性染料が画像処理時に感熱ヘ
ッド７によって昇華してプリント紙（図示せず）に転写
される。
料は、各々イエロー色とマゼンタ色とシアン色の昇華性
染料からなり、これら昇華性染料が画像処理時に感熱ヘ
ッド７によって昇華してプリント紙（図示せず）に転写
される。
【００１５】一方、この印画領域６の染料は、ブラック
色の融着性染料からなり、この融着性染料が文字処理時
に前記感熱ヘッド７によって溶融してプリント紙（図示
せず）に転写される。
色の融着性染料からなり、この融着性染料が文字処理時
に前記感熱ヘッド７によって溶融してプリント紙（図示
せず）に転写される。
【００１６】なお、同図中矢印Ｘは前記インクシート１
の送り方向を示す。
の送り方向を示す。
【００１７】このように構成されたインクリボンにおい
ては、画像印刷処理時に感熱ヘッド７に対して画像信号
に応じた電気信号が印加されると、この電気信号に応じ
た熱が感熱ヘッド７から発生し、この発生熱によって画
像信号印刷用の染料をプリント用紙（図示せず）に転写
することができる。この場合、カラー画像の記録は、イ
エロー，マゼンタあるいはシアンの各色の染料を面順次
で重ねて印字することにより行われる。
ては、画像印刷処理時に感熱ヘッド７に対して画像信号
に応じた電気信号が印加されると、この電気信号に応じ
た熱が感熱ヘッド７から発生し、この発生熱によって画
像信号印刷用の染料をプリント用紙（図示せず）に転写
することができる。この場合、カラー画像の記録は、イ
エロー，マゼンタあるいはシアンの各色の染料を面順次
で重ねて印字することにより行われる。
【００１８】一方、文字印刷処理時に感熱ヘッド７に対
して文字信号に応じた電気信号が印加されると、この電
気信号に応じた熱が感熱ヘッド７から発生し、この発生
熱によって文字信号印刷用の染料をプリント用紙（図示
せず）に転写することができる。
して文字信号に応じた電気信号が印加されると、この電
気信号に応じた熱が感熱ヘッド７から発生し、この発生
熱によって文字信号印刷用の染料をプリント用紙（図示
せず）に転写することができる。
【００１９】この場合、プリンタ（図示せず）における
信号処理は、図２に示すようにして行われる。すなわ
ち、デジタルインターフェイスから画像信号と文字信号
が分離して各々画像メモリと文字メモリに転送され、こ
れらメモリに記憶されたデータにより昇華性ドライブ回
路あるいは融着性ドライブ回路が駆動され、これら各ド
ライブ回路の駆動によって感熱ヘッド７が制御される。
信号処理は、図２に示すようにして行われる。すなわ
ち、デジタルインターフェイスから画像信号と文字信号
が分離して各々画像メモリと文字メモリに転送され、こ
れらメモリに記憶されたデータにより昇華性ドライブ回
路あるいは融着性ドライブ回路が駆動され、これら各ド
ライブ回路の駆動によって感熱ヘッド７が制御される。
【００２０】なお、本実施例においては、画像信号印刷
用の染料としての昇華性染料がイエロー，マゼンタおよ
びシアンの３色の染料からなり、かつ文字信号印刷用の
染料としての融着性染料がブラック１色の染料からなる
インクリボンを示したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、画像信号印刷用の染料がイエロー，マゼン
タ，シアンおよびブラックの４色の染料からなり、かつ
文字信号印刷用の染料がブラック１色の染料からなるイ
ンクリボンであっても差し支えない。
用の染料としての昇華性染料がイエロー，マゼンタおよ
びシアンの３色の染料からなり、かつ文字信号印刷用の
染料としての融着性染料がブラック１色の染料からなる
インクリボンを示したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、画像信号印刷用の染料がイエロー，マゼン
タ，シアンおよびブラックの４色の染料からなり、かつ
文字信号印刷用の染料がブラック１色の染料からなるイ
ンクリボンであっても差し支えない。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、感
熱ヘッドによってプリント用紙に転写される染料をベー
スシートに塗布してなるインクシートであって、このイ
ンクシートの染料を、昇華性染料からなる画像信号印刷
用の染料と融着性染料からなる文字信号印刷用の染料と
によって構成したので、画像印刷処理時に画像信号印刷
用の染料をプリント用紙に転写することができ、一方文
字印刷処理時に文字信号印刷用の染料をプリント用紙に
転写することができるから、印刷時に滑らかな文字と質
感の高い良好な画像を得ることができる。
熱ヘッドによってプリント用紙に転写される染料をベー
スシートに塗布してなるインクシートであって、このイ
ンクシートの染料を、昇華性染料からなる画像信号印刷
用の染料と融着性染料からなる文字信号印刷用の染料と
によって構成したので、画像印刷処理時に画像信号印刷
用の染料をプリント用紙に転写することができ、一方文
字印刷処理時に文字信号印刷用の染料をプリント用紙に
転写することができるから、印刷時に滑らかな文字と質
感の高い良好な画像を得ることができる。
【図１】本発明に係るインクリボンを示す斜視図。
【図２】同じく本発明におけるインクリボンが用いられ
るプリンタの信号処理を説明するために示すブロック
図。
るプリンタの信号処理を説明するために示すブロック
図。
１…インクシート ２…ベースシート ３〜６…印画領域 ７…感熱ヘッド
Claims (4)
- 【請求項１】 感熱ヘッドによってプリント用紙に転写
される染料をベースシートに塗布してなるインクシート
であって、このインクシートの染料を、昇華性染料から
なる画像信号印刷用の染料と融着性染料からなる文字信
号印刷用の染料とによって構成したことを特徴とするイ
ンクリボン。 - 【請求項２】 請求項１において、文字信号印刷用の染
料を画像信号印刷用の染料のインクシート送り方向に配
置したことを特徴とするインクリボン。 - 【請求項３】 請求項２において、画像信号印刷用の染
料が３色の染料からなり、かつ文字信号印刷用の染料が
１色の染料からなることを特徴とするインクリボン。 - 【請求項４】 請求項２において、画像信号印刷用の染
料が４色の染料からなり、かつ文字信号印刷用の染料が
１色の染料からなることを特徴とするインクリボン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25515492A JPH06106829A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | インクリボン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25515492A JPH06106829A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | インクリボン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06106829A true JPH06106829A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17274825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25515492A Pending JPH06106829A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | インクリボン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06106829A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009245384A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Nisca Corp | プリントシステム及び印刷方法 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP25515492A patent/JPH06106829A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009245384A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Nisca Corp | プリントシステム及び印刷方法 |
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