JPH01266347A - 変速操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、トラクタ等の変速操作装置に関する。

従来の技術、および発明が解決しようとする課題 変速伝動装置の変速操作は、変速レバーの操作力で変速
ギヤを操作連動して行うが、トラクタの副変速装置のよ
うに変速ギヤの慣性が大きい場合は、変速レバーの操作
力が大きくなったり、変速操作が円滑に行おれ難いこと
がある。ギヤ同時噛合装置においてはとくに該慣性力は
大きくなる。

課題を解決するための手段 この発明は、変速レバー（１）の操作によって変速ギヤ
を作動するように連動する変速軸（２）に、この軸回り
に捩れうる捩れ部（３）と、この捩れ部（３）よりも基
部側にあって該変速ギヤを油圧作動するように構成され
る油圧変速回路（４）の変速切換回路（５）を設けてな
る変速操作装置の構成とする。

発明の作用、および効果 変速レバー（１）を操作して変速ギヤを変速作動させる
とき、この変速レバー（１）によって、変速軸（２）が
回動されて、変速ギヤへ連動されて、この変速ギヤが変
速位置に作動されるが、これと同時に油圧変速回路（４
）の変速切換回路（５）が切換えられて。

この油圧変速回路（４）による油圧によって同変速ギヤ
に作動力が働き、変速は、これら変速軸（２）から直接
連動されると同時に、油圧変速回路（４）による油圧力
とによって行われるために、軽快に操作でき、しかも該
変速軸（２）には捩れ部（３）を設けているために、こ
の捩れ部（３）が変速操作時の抵抗によって捩れて過負
荷を吸収し、油圧変速回路（４）により変速作動とも同
調することができる。

実施例 なお、回倒において、変速軸（２）は、基端部に変速レ
バー（１１を一体に回動するように設け、伝動ケース（
６）に対する軸受部に対向して変速切換回路（５）を設
け、これより先端部に亘って弾性的に捩れる捩れ部（３
）を細径にして、先端部には、この変速軸（２）に嵌挿
する軸筒（７）の先端部と一体的にして、シフター（８
１（９）に選択係合するシフタビンＯ１を設ける。

該軸筒（７）の基部を伝動ケース（６）部に回動自在、
及び軸方向へ摺動自在に軸受させている。

これら変速軸で２）と軸筒（７）との基部は、相互に回
動自在に嵌合し、この軸筒（７）には油圧ポンプに連通
のポンプポート（Ｐ）を設けると共に、タンクポート（
Ｔ）を設けている。このタンクポート（Ｔ）は軸筒（７
）の捩れ部（３）との間の間隙部０υ、及びこの軸筒（
７）の油孔０ｂ等を経て伝動ケース（６）内に連通し、
油圧を排出還元できる構成としている。

油圧変速回路（４）は、該シフター（８）、（９）の軸
部（１３゜、０４をピストンとする油圧シリンダ（１！
９、＋１９を設け、この油圧シリンダ（１９、（旧の左
右両側端から油圧を給排することによって、各シフター
ｔｅｌ、　＋９）を変速作動するように構成している。

この軸部（１′ｓＱ４の選択切換、及び作動を行わせる
変速切換回路（５）は、伝動ケース（６）の軸方向に配
設した油路（■（１υｆＦｊ（至）と、上記ポンプポー
ト（Ｐ）及びタンクポート（Ｔ）との断・統によって行
われるものである。ニ１）蜀は軸筒１７）に設けた油孔
で、この油孔Ｉ２１）勾に該ポンプポート（Ｐ）及びタ
ンクポート（Ｔ）が切換連通ずることによって、シフタ
ー＋８）　＋９）の切換作動制御が行われる。このうち
ポンプポート（Ｐ）はこの油孔Ｑ１）■と連通していな
いが、捩れ部（３）が捩れると油孔（２１）又は（５）
と連通ずる。油路ｆｒｌ’ｌ　（！Ｉは油圧シリンダ０
９の両端に連通し、油路（１１四は油圧シリンダ（Ｉｅ
の両端に連通している。

（至）は伝動ケース（６）及び軸筒（至）に対して回動
自在に設けたボスで、変速レバー（１）の下端を軸方向
へ回動自在に枢支２４シ、この変速レバー（１）の途中
部のビン四を、変速軸（２）端に設けたボス翰の長孔（
５）に係合させて、この変速レバー（１）を軸（２）回
りに回動することによりこの変速軸（２）、及び軸筒（
７）等を回動することができるが、変速レバー（１）を
軸方向へ回動することによりこれら変速軸（２）及び軸
筒（７）を軸方向へ移動操作できる。この変速レバー（
１）の軸回りの操作によって、ポンプポート（Ｐ）とタ
ンクポート（Ｔ）とを、油路（Ｃ７１（至）間、又は油
路０１四間に切換えることができ、又、変速レバー＋１
１を軸方向へ操作することよって、ポンプポート（Ｐ）
とタンクポート（Ｔ）とを、油路ｆｒ７１　（Ｆｌ対応
位置と油路ａ８翰対応位置とに切換えることができる。

（至）は戻ばねで、軸筒（７）を伝動ケース（６）に対
して弾発するもので、シフタビン０（Ｉを常時シフター
（８）側へ張圧させている。（至）はシフタビンＯ［Ｉ
を案内するチェンジガイドであり、シフタビン０１ｌＩ
をシフター（８）に係合させて一速と二速とに変速切換
し、シフター（９）に係合させて三速と四速とに変速切
換し。

これら−速と二速との中間、三速と四速との中間が中立
位置としている。

変速レバー（１）を第１図のようにばね翰にょる張圧位
とにおいて軸回りに回動すると、変速軸（２）先端のシ
フタビンＦＩＧは、シフター（８）に係合しているから
、軸部（１３を中立位置（Ｎ）から−速、又は二速位置
へ操作させて変速できる。このときこのシフター（８）
による操作抵抗力が大きいときは、捩れ部（コ）が捩さ
れて、ポンプポート（Ｐ）が油孔（２＋）又はＱδに連
通されて、油路（５）又は（ｌを連通させて軸部（１３
を油圧で作動させて、該シフタビンＯ１で操作される変
速位置の一速又は二速位置に作動される。

変速レバー（１）を矢印（イ）方向へ回動すると、変速
軸（２）及び軸筒（７）をばね（至）に抗して軸方向（
ロ）へ移動して、ポンプポート（Ｐ）及びタンクポート
（Ｔ）を油路叫（至）に対向する位置に切換える。

この位置で変速レバー（１）のシフタビン（１Ｇはシフ
ター（９）に係合し、軸回りの変速操作によって軸部Ｏ
１９を作動して中立位ｆｆｉ　（Ｎ）から三速又は四速
位置に作動される。このときシフタビンＯ１によるシフ
タ（９）連動の抵抗力が大きいときは、上記と同様にし
てポンプポート（Ｐ）が油孔り１）又はＣ２δを経て油
ｍ　（Ｉｌｌ又は（社）に切換連通されて、同軸部０４
をシフタピン＋ＩＩ）による操作位置と同位置の三速、
又は四速位置に変速作動する。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は一部の
縦断面図、第２図はその一部の正断面図である。 図中、符号（１）は変速レバー、（２）は変速軸、（３
）は捩れ部、（４）は油圧変速回路、（５）は変速切換
回路を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 変速レバー（１）の操作によって変速ギヤを作動するよ
   うに連動する変速軸（２）に、この軸回りに捩れうる捩
   れ部（３）と、この捩れ部（３）よりも基部側にあって
   該変速ギヤを油圧作動するように構成される油圧変速回
   路（４）の変速切換回路（５）を設けてなる変速操作装
   置。