JPH0126534Y2 - - Google Patents

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JPH0126534Y2
JPH0126534Y2 JP1982105564U JP10556482U JPH0126534Y2 JP H0126534 Y2 JPH0126534 Y2 JP H0126534Y2 JP 1982105564 U JP1982105564 U JP 1982105564U JP 10556482 U JP10556482 U JP 10556482U JP H0126534 Y2 JPH0126534 Y2 JP H0126534Y2
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JP
Japan
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switch
parking brake
closes
clutch
gear
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JP1982105564U
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JPS5911056U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両における駐車ブレーキの自動解除
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
駐停車時の安全確保のために使用される駐車ブ
レーキは、発進の際変速機を所定変速段へシフト
してから解除するものであり、交差点で信号を待
つ場合はその都度作動・解除の操作を繰り返さな
ければならないので、操作が非常に煩瑣である。
また、発進に備えてハンドルを確実に保持する必
要から、駐車ブレーキの解除操作を行う際に運転
者が前かがみになると視界が狭くなり、迅速な発
進操作が妨げられるという不具合がある。
上述のような駐車ブレーキの解除操作の煩しさ
を解消するために、例えば実開昭56−141832号公
報に開示される駐車ブレーキの自動解除装置で
は、駐車ブレーキを掛けた状態から車両を発進さ
せる際に、変速レバーを所定変速段へシフトした
時、プロペラシヤフトの回転を検知して第1のス
イツチが閉じ、続いてアクセルペダルを踏むと第
2のスイツチが閉じ、電磁アクチユエータにより
駐車ブレーキが解除される構成となつている。
しかし、機関停止中または不用意に発進操作を
しても、プロペラシヤフトが回転しなければ、駐
車ブレーキは解除されない半面、緩かに発進しよ
うとすると、駐車ブレーキの解除が遅れて機関停
止が生じ、また急に発進しようとすると、駐車ブ
レーキの解除と同時に車両が急激に発進するとい
う現象が起り、普通の歯車変速機搭載車両では発
進の円滑性を欠く。
特開昭54−61735号公報に開示される駐車ブレ
ーキの自動解除装置では、機関回転数が所定値以
上になると、スイツチングトランジスタが導通
し、駐車ブレーキを解除する電磁アクチユエータ
が励磁される。この装置では、機関回転数を検出
する回路構成が複雑で、コストが高くなる。
実公昭44−6650号公報に開示される駐車ブレー
キの自動解除装置では、機関停止中であつても発
進操作(空操作)を行うと、自動的に駐車ブレー
キが解除されてしまうので、安全とは言えない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案の目的は機関停止中の発進操作による駐
車ブレーキの解除を防ぎ、通常の発進操作に悪影
響を及ぼすことなく、円滑な発進が得られる、経
済的な駐車ブレーキの自動解除装置を提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の構成は駐
車ブレーキを掛けると閉じる駐車ブレーキスイツ
チと、クラツチを接続開始すると閉じるクラツチ
スイツチと、アクセルペダルを踏むと閉じるアク
セルスイツチと、変速レバーを所定変速段へシフ
トすると閉じる変速機スイツチと、充電回路へ挿
入接続したリレーコイルの励磁により閉じられる
リレースイツチとを、駐車ブレーキを解除する電
磁アクチユエータの通電回路に直列に接続してな
るものである。
〔作用〕
変速機が所定変速段にシフトされていること、
クラツチが接続開始されること、アクセルペダル
が踏まれることの他に、機関回転数が所定値以上
になつていることを条件とし、電磁アクチユエー
タが駆動され、駐車ブレーキが解除されるので、
通常の発進操作に悪影響を与えることなく、車両
の円滑な発進が得られ、機関停止中の発進操作に
より駐車ブレーキが解除されることがない。
〔考案の実施例〕
第1図は本考案に係る駐車ブレーキの自動解除
装置の概略構成図である。1はブレーキレバー、
2はブレーキレバー1を車体側に回動可能に支持
する支軸、3は戻しばねで、ブレーキレバー1を
支軸2を中心にブレーキ解除方向(反時計方向)
に回転付勢する。4はブレーキレバー1に結合し
たケーブルで、この先端は図示しないブレーキ出
力部に連結される。5は解除ボタンで、これと一
体をなすロツド5aがブレーキレバー1の内部を
貫通し、爪片7の端部に連結される。爪片7は支
軸8によりブレーキレバー1に支持され、ばね6
の力によりラツチ9aに係合される。9はラツチ
9aと爪片7からなるラツチ機構である。10は
電磁アクチユエータで、ソレノイド10aとこれ
を貫通するプツシユロツド10bとからなる。
第2図は自動解除装置の電気回路図である。第
2図において、E1は車載バツテリ、11は駐車
ブレーキ1を掛けると閉じる駐車ブレーキスイツ
チ、12はクラツチが接続開始されると閉じるク
ラツチスイツチ、13はアクセルペダルを踏み込
むと閉じるアクセルスイツチ、14は変速レバー
を所定変速段へシフトすると閉じる変速機スイツ
チ、10aは前述したソレノイドである。17は
運転席に配設したパイロツトランプで、駐車ブレ
ーキスイツチ11、クラツチスイツチ12、アク
セルスイツチ13、変速機スイツチ14の作動を
確認するためのものである。18はパイロツトラ
ンプ17の回路を開閉する手動のスイツチ、22
はイグニツシヨンスイツチである。27は車載バ
ツテリの充電状態を表示する充電ランプ、26は
充電回路で、充電状態で充電ランプ27とリレー
コイル26bに電流が流れてリレースイツチ26
aが閉じる。
次に、本考案装置の作動について説明する。ま
ず、ブレーキレバー1を手で支軸2を中心とし戻
しばね3の力に抗して時計方向に回動すると、ケ
ーブル4が引かれ駐車ブレーキが掛る。その時、
ばね6により爪片7がラツチ9aの新しい歯と噛
み合い、ブレーキレバー1をその位置にロツクす
る。
ブレーキレバー1が掛けられると、駐車ブレー
キスイツチ11が閉じる。運転車がイグニツシヨ
ンスイツチ22を閉じ、機関を始動すると、充電
回路26が働き、リレーコイル26bが励磁さ
れ、リレースイツチ26aが閉じる。
変速機を所定変速段(普通には第1速段)へシ
フトすると変速機スイツチ14が閉じ、クラツチ
を接続開始するとクラツチスイツチ12が閉じ、
アクセルペダルを踏み込むとアクセルスイツチ3
が閉じる。
車載バツテリE1からイグニツシヨンスイツチ
22、リレースイツチ26aと駐車ブレーキスイ
ツチ11、クラツチスイツチ12、アクセルスイ
ツチ13、変速機スイツチ14を経て、ソレノイ
ド10aに電流が流れ、電磁アクチユエータ10
が作動する。
プツシユロツド10bが突出し、爪片7が支軸
8を中心として時計方向に回動され、爪片7がラ
ツチ9aから解放される。したがつて、ブレーキ
レバー1は戻しばね3の力により支軸2を中心と
して反時計方向に回動され、ケーブル4が緩み、
駐車ブレーキが解除される。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように、駐車ブレーキを掛ける
と閉じる駐車ブレーキスイツチと、クラツチを接
続開始すると閉じるクラツチスイツチと、アクセ
ルペダルを踏むと閉じるアクセルスイツチと、変
速レバーを所定変速段へシフトすると閉じる変速
機スイツチと、充電回路へ挿入接続したリレーコ
イルの励磁により閉じられるリレースイツチと
を、駐車ブレーキを解除する電磁アクチユエータ
の通電回路に直列に接続してなるものであり、ア
クセルスイツチと車載バツテリの充電回路を利用
し、機関が回転中であつて所定回転数に達したこ
とを、駐車ブレーキの解除条件とするから、回路
構成が非常に簡単であり、コストが低減される。
機関が回転されていて、変速レバーを所定変速段
へシフトし、アクセルペダルを踏み込み、クラツ
チを接続開始した時に、駐車ブレーキが解除され
るので、普通の歯車変速機を搭載した車両でも円
滑な発進が得られる。
機関の停止中は車載バツテリの充電回路へ電流
が流れず、電磁アクチユエータの通電回路が開か
れているので、駐車ブレーキが解除されることは
ない。駐車ブレーキが解除されると、駐車ブレー
キスイツチが開くので、電磁アクチユエータが通
電されたままにはならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る駐車ブレーキの自動解除
装置の概略構成図、第2図は同装置の電気回路図
である。 1:ブレーキレバー、2:支軸、7:爪片、
9:ラツチ機構、10:電磁アクチユエータ、1
0a:ソレノイド、11:駐車ブレーキスイツ
チ、12:クラツチスイツチ、13:アクセルス
イツチ、14:変速機スイツチ、22:イグニツ
シヨンスイツチ、26a:リレースイツチ、26
b:リレーコイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駐車ブレーキを掛けると閉じる駐車ブレーキス
    イツチと、クラツチを接続開始すると閉じるクラ
    ツチスイツチと、アクセルペダルを踏むと閉じる
    アクセルスイツチと、変速レバーを所定変速段へ
    シフトすると閉じる変速機スイツチと、充電回路
    へ挿入接続したリレーコイルの励磁により閉じら
    れるリレースイツチとを、駐車ブレーキを解除す
    る電磁アクチユエータの通電回路に直列に接続し
    てなる駐車ブレーキの自動解除装置。
JP10556482U 1982-07-14 1982-07-14 駐車ブレ−キの自動解除装置 Granted JPS5911056U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10556482U JPS5911056U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 駐車ブレ−キの自動解除装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10556482U JPS5911056U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 駐車ブレ−キの自動解除装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5911056U JPS5911056U (ja) 1984-01-24
JPH0126534Y2 true JPH0126534Y2 (ja) 1989-08-08

Family

ID=30247381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10556482U Granted JPS5911056U (ja) 1982-07-14 1982-07-14 駐車ブレ−キの自動解除装置

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JP (1) JPS5911056U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5461735A (en) * 1977-10-26 1979-05-18 Diesel Kiki Co Ltd Device for releasing paraking brake

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5461735A (en) * 1977-10-26 1979-05-18 Diesel Kiki Co Ltd Device for releasing paraking brake

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JPS5911056U (ja) 1984-01-24

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