JPH012636A - 治療器 - Google Patents

治療器

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Publication number
JPH012636A
JPH012636A JP62-156654A JP15665487A JPH012636A JP H012636 A JPH012636 A JP H012636A JP 15665487 A JP15665487 A JP 15665487A JP H012636 A JPH012636 A JP H012636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shape memory
memory alloy
temperature coefficient
coefficient thermistor
positive temperature
Prior art date
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Pending
Application number
JP62-156654A
Other languages
English (en)
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JPS642636A (en
Inventor
大藤 正雄
正明 江原
斉藤 興治
福田 俊平
竹内 通一
Original Assignee
株式会社東芝
ティーディーケイ株式会社
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝, ティーディーケイ株式会社 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP62-156654A priority Critical patent/JPH012636A/ja
Publication of JPS642636A publication Critical patent/JPS642636A/ja
Publication of JPH012636A publication Critical patent/JPH012636A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、癌治療等に極めて有効な治療器に関する。
(発明の概要) 本発明は癌治療等に利用可能な治療器であって、形状記
憶合金と正特性サーミスタとを組み合わせ、生体腔、管
等の内部に挿入した状態でサーミスタにより形状記憶合
金を加熱し、形状記憶合金を予め記憶しておいた広がっ
た形状にして、生体腔、管等の閉塞、狭窄を治療するも
のである。
(従来の技術) 従来、癌等の生体内組織を生体内において破壊するため
の手法として、被破壊組織のみを選択的に艮時間加熱す
るか法が知られている。
この方法において、生体内の被破壊組織のみを選択的に
加熱する手段としては、マイクロ波あるいは集束超音波
等が用いられている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、いずれも生体外部からエネルギーを与え
て生体内の予定箇所に局部的にエネルギーを集束させ加
熱する方法であるので、被破13部位にのみ正確にエネ
ルギーを集中させることは非常に困難であり、とくに生
体腔、管の内壁lこ被破壊組織が存在して閉塞、狭窄状
態となっている場合は、単に熱エネルギーの集中のみで
は閉塞、狭窄状態を充分改善することが困難な嫌いがあ
った4(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記の点に鑑み、形状記憶合金を正特性サー
ミスタに一体化した(音道を利用することにより、生体
腔、管等への挿入時には形状記憶合金を細い形として挿
入容易とし、挿入後サーミス夕で形状記憶合金を加熱し
て形状記憶合金を予め記憶させた広がった状態として、
腔や狭窄等の効果的な治療を実行可能な治療器を提供し
ようとするものである。
本発明は、特定温度以上で広がった形状となる形状記憶
合金を正特性サーミスタに一体化し、内視鏡に挿通され
た可撓性支持部材先端部に取り付けた手段により、上記
問題、−入を解消している。
(作用) 本発明の治療器においては、生体腔、管等の内部に細く
した状態の形状記憶合金及び正特性サーミスタを内視鏡
とともに挿入でき、腔、管等の内壁に生じた癌等の被破
壊組織間に形状記憶合金を挿入後に正特性サーミスタで
加熱して形状記憶合金を予め記憶された広がった状態に
して前記腔、管等の閉塞もしくは狭や部分を広げること
ができる。そして、正特性サーミスタの熱で被破壊Jf
laを加熱しく焼き切り)、被破壊組織部分を死滅、萎
縮させるようにする。
(実施例) 以下、本発明に係る治療器の実施例を図面に従って説明
する。
第1図乃至fjS4図は本発明の第1実施例を示す。
これらの図において、1は内視鏡であり、この内祝11
1の鉗子孔に挿通されたカテーテル3の先端部に円柱状
正特性サーミスタ4が取り付けられている。前記カテー
テル3は可撓性を有するチューブに一対の導線5を埋設
したもので、一対の導線5の先端は前記正特性サーミス
タ4に接続され、後端は電源(図示せず)に接続される
前記円柱状正特性サーミスタ4には、螺旋状に8回した
形状記憶合金線6の一端部が巻き付けられ、耐熱接着剤
等で固定されている。
この形状記憶合金線6は、予め第2図のように形状記憶
がなされているもので、正特性サーミスタ4に巻き付く
部分L1は正特性サーミスタ4の外径に略一致するよう
に小径とし、その他の部分L2は内視鏡1の外径よりも
僅かに小さい程度の大きな径としている。但し、正特性
サーミスタ4に通電しない常温では、f51図のように
一様に小径となるように加工しておく。このような形状
記憶合金線6は特定温度(以下、変態温度という)以上
で!52図の記憶形状に瞬間的に戻る性質があり、ここ
では、その変態温度を40乃至120℃程度の範囲内に
設定する。従って、正特性サーミスタ4のキエリー温度
は前記変態温度よりも高い温度に設定される。
なお、内視鏡1自体は生体内部を観察する周知の横辺を
具備するものであり、全体として可撓性に冨むものであ
る。
以上の構成において、内視鏡1の先端部を生体腔らしく
は管(例えば11!!道)内に挿入し、生体腔、管の癌
組織を治療する場合、第3図のように生体腔(irこは
管)9内の癌組織10近傍まで内視鏡1を正特性サーミ
スタ4及び形状記憶合金線6とともに挿入する。この挿
入時は正特性サーミスタ4には通電されておらず、形状
記憶合金線6は小径の螺旋を成しており、円滑に挿入を
実行できる。
そして、内祝8!1で生体腔9内部を観察しながらカテ
ーテル3を繰作して形状記憶合金線6を癌組織10によ
る狭窄部分(または閉塞部分)に差し入れ、その後、正
特性サーミスタ4に通電して形状記憶合金線6を加熱す
る。約40乃至120″Cの範囲に予め定められた変態
温度以上になると、形状記憶合金#i16は瞬時に記憶
されていた第2図の形状に戻り、癌組織10で狭くなっ
ていた狭窄部分を広げた状態とする。
さらに、形状記憶合金線6は熱伝導が良好であり、正特
性サーミスタ4の熱を受けて40℃以上の高温となり、
形状記憶合金fgA6に接触している癌Al1aIOを
高温で焼き切り、あるいは死滅、萎縮させる。この結果
、第4図のように、生体腔9内面の癌81a10を縮小
し、狭窄部分を充分法げることができる。
正特性サーミスタ4の加熱時間、加熱温度は癌の!ff
l類、組織状態等に応じて適宜選定できる。
なお、正特性サーミスタ4の通電を停止後、内視鏡1と
ともに正特性サーミスタ4及び形状記憶合金#it6を
引き抜く。この際、形状記憶合金線6の径は内視111
よりは小さく設定されており、円滑に引き抜き可能であ
る。
第5図は本発明の第2実施例を示す。この場合、円柱状
正特性サーミスタ4Aに管状の形状記憶合金6Aが嵌着
されている。この管状の形状記憶合金6Aには数箇所ス
リット15が設けられており・予め仮−忠線で示す如く
先端が外側に広がるように形状記憶が施されている。正
1、Y性サーミスタ4Aが通電されていないときは形状
記憶合金6Aは実線状態のように全体的に小径となって
いる。
第6図は本発明の第3実施例を示す。この場合、円柱状
正特性サーミスタ4Bの周囲を囲むように形状記憶合金
線6Bを軸方向に多数配列、固定している。各形状記・
隠合金縁6 Bには予め仮想1線で示す如く中間部が外
側に広がるように形状記憶が施されている。正特性サー
ミスタ4Bが通電されていないときは形状記憶合金線G
Bi、を実線状態のように真っ直ぐとなっている。
なお、第2、第3実施例において、カテーテルとの接続
や内視鏡への装着はfiS1実施例の場合と同様であり
、使用法も第1実施例で述べた通りである。
上記プこ施例では、所定の治療を行った後、形状記憶合
金を内視鏡とともに取り出すように説明したが、形状記
憶合金に全長に互って大径形状となるような記憶を施し
ておき、生体腔内で広がりtこ後に正特性サーミスタか
ら離脱するようにして広がった形状記憶合金を生体腔に
積極的に残すようにしてもよい。形状記憶合金はチタン
合金であり、腐食しにくく、生体内にしばらく残してお
いてら特に支障はない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の治療器によれば、特定温
度以上で広がった形状となる形状記憶合金を正特性サー
ミスタに一体化し、内視鏡に挿通された可撓性支持部材
先端部に取り付けた(Iが成としたので、生体腔、管等
の内部に挿入した後にサーミスタにより形状記憶合金を
加熱し、形状記憶合金を予め記憶しておいた広がった形
状にして、生体腔、管等の癌等のmaに起因した閉塞、
狭窄を治療可能な利点がある。また、形状記憶合金の広
かりにより生体腔、管を(茂械的に広げる作用と、正特
性サーミスタの加熱作用により効率的に閉塞、狭窄状態
を改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る治療器の第1実施例を示す斜視図
、第2図は第1実施例で用いる形状記憶合金線の予め記
憶させた形状を示す斜視図、第3盟友[714図は第1
実施例に示した治療器の使用法を説明する断面図、15
図は本発明の第2実施例の正断面図、第6図は本発明の
第3実施例の正断面図である。 1・・・内視鏡、3・・・カテーテル、4 r 4 A
 r 4 B・・・正特性サーミスタ、6.6B・・・
形状記憶合金線、6A・・・形状記憶合金。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)特定温度以上で広がった形状となる形状記憶合金
    を正特性サーミスタに一体化し、内視鏡に挿通された可
    撓性支持部材先端部に取り付けたことを特徴とする治療
    器。
JP62-156654A 1987-06-25 治療器 Pending JPH012636A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-156654A JPH012636A (ja) 1987-06-25 治療器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-156654A JPH012636A (ja) 1987-06-25 治療器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS642636A JPS642636A (en) 1989-01-06
JPH012636A true JPH012636A (ja) 1989-01-06

Family

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