JPH0126303Y2 - - Google Patents

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JPH0126303Y2
JPH0126303Y2 JP1981097203U JP9720381U JPH0126303Y2 JP H0126303 Y2 JPH0126303 Y2 JP H0126303Y2 JP 1981097203 U JP1981097203 U JP 1981097203U JP 9720381 U JP9720381 U JP 9720381U JP H0126303 Y2 JPH0126303 Y2 JP H0126303Y2
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JP
Japan
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flower box
main body
core material
exterior
flower
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JP1981097203U
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JPS583887U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば一般家屋の外壁にフラワボ
ツクスを取付けるための固定装置に関する。
一般家屋において、住居人にとつては気分を和
げることができ、かつ外観の良いフラワボツクス
を求める傾向が大である。この種フラワボツクス
は、木造、プレハブ建築を問わず、外壁面に何ら
かの手段で取付固定しなければならない。
従来は、たとえば金属片をL字状、もしくはク
ランク状に折曲した固定金物を用いて、この一端
部を外壁面に固定し、他端部にフラワボツクスを
取付けていた。
しかしながら、上記固定金物は外側から見える
ため美観を損うとともにたとえ外壁面やフラワボ
ツクスと同色で塗装しても、経年変化による塗装
剥げの不具合が生じる。
ところで上記外壁面は、近時外壁パネルにて構
成されることが多い。この外壁パネルは、木材か
らなる芯材を矩形状に組んで枠組みし、この外面
側に薄板外装材を取着してなるものである。した
がつて上記記フラワボツクスは外壁パネルを有効
に利用して確実に固定しなければならない。
本考案は上記事情に着目してなされたものであ
り、その目的とするところは、比較的簡単な構造
でありながら、フラワボツクスを目立たずに、し
かも確実に外壁パネルの薄板外装材外面側に取付
できる固定装置を提供しようとするものである。
以下本考案の一実施例を図面にもとづいて説明
する。第1図中1は、たとえば総2階建ての家屋
本体であり、この壁面にはサツシ2…とともにフ
ラワボツクス3が後述する手段にて固定される。
この家屋本体1の外壁面は、第2図および第3図
に示すように木材である芯材4にて矩形状に枠組
みし、この外面側にたとえばケイカル板(繊維混
入セメント硅酸カルシユウム板)と呼ばれる軽量
で耐久性のある薄板外装材5を取着してなる複数
枚の外壁パネル6…から構成される。また上記フ
ラワボツクス3は、芯材である桟木7と、外壁材
8および内板9とで構成され、上面側および外壁
パネル6側が開口する箱体である。そして鉢類を
収容できるとともに、底部には水抜き孔が設けら
れ排水処理が可能である。
つぎにフラワボツクス3の固定手段について説
明する。Sは固定装置を示し、これは装置本体1
0と固定具20とから構成される。上記装置本体
10は断面略L字状に折曲された長尺の金属帯板
からなり、その一片部10aに複数の釘孔24…
が穿設される。また装置本体10の一片部10a
内面側には固定具20を構成する複数の直状のボ
ルト23,23の一端部が所定間隔を存して固着
される。これらボルト23,23の他端ねじ部は
装置本体10の他片部10bから外面側へ突出す
ることになる。このボルト23のねじ部に螺合す
るナツト26とで上記固定具20を構成する。
しかして、装置本体10の一片部10aで上記
ボルト23が固着されている面とは反対側の面を
外壁パネル6の芯材4側面に当てがい、釘孔24
…を介して複数の釘25…を打ち付ける。装置本
体10の一片部10aを外壁パネル6の芯材4側
面に取付けることができ、ボルト23のねじ部は
薄板外装材5から突出する。つぎにフラワボツク
ス3の桟木7にボルト23の突出端部を貫挿す
る。上記桟木7にはボルト23に嵌合する孔が設
けられていて仮止めとなるとともに上記薄板外装
材5に接する。桟木7から突出するボルト23の
ねじ部分にナツト26を螺合し、締付ける。桟木
7および外壁パネル6の薄板外装材5は装置本体
10の他片部10bとナツト26との間に介在固
定されることになる。最後にフラワボツクス23
の外装材8を取付ければ良い。
なお、装置本体10の長手方向寸法はフラワボ
ツクス23の上下方向寸法と略同一に形成し、か
つこの他片部10bの端縁はフラワボツクス23
を取付けた状態において、外装材8の外表面より
突出する長さを有しなければならない。このこと
により、ナツト26の締付け力およびフラワボツ
クス3自体の重量が装置本体10にかかつても、
全て他片部10bが全面的に受けて分散させ、よ
つて薄板外装材5およびフラワボツクス3の芯材
7の変形を防止できる。
以上説明したように本考案によれば、木材から
なる芯材をもつて枠組みし、その外面側に薄板外
装材を設けてなる外壁パネルの上記薄板外装材外
面側に、芯材の両面に内板と外装材を設けてなる
フラワボツクスを固定するものにおいて、断面略
L字状に折曲される長尺の金属帯板からなる装置
本体と、この装置本体の一片部でかつ上記芯材取
着面とは反対側の面にその一端部が固着され他端
ねじ部は装置本体の他片部に所定間隔を存して固
着される複数の直状のボルトおよび複数のナツト
である固定具とからなり、装置本体の一片部を外
壁パネルの芯材側面に取着し、他片部から突出す
る上記ボルトを薄板外装材を介してフラワボツク
スの芯材に貫挿突出し、このねじ部に上記ナツト
を締結して装置本体他片部および外壁パネルの薄
板外装材とナツトとの間にフラワボツクスを固定
するようにしたから、ごく簡単な構造でフラワボ
ツクスを確実に家屋本体、詳しくは外壁パネルを
構成する薄板外装材の外面側に固定でき、しかも
装置本体および固定具は外側から全く見えず美観
を損うことがない。さらに、装置本体をフラワボ
ツクスの上下方向寸法と略同一にするとともにこ
の他片部端縁をフラワボツクスの外装材外表面か
ら突出する長さにしたから、他片部がフラワボツ
クスに対する締付力および重量を確実に受けて外
壁パネルの薄板外装材とフラワボツクスおよび装
置本体の変形を防止するなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すフラワボツク
スを備えた一般家屋の斜視図、第2図はフラワボ
ツクス固定装置の横断平面図、第3図は装置本体
および固定具一部の斜視図である。 4……芯材、5……薄板外装材、6……外壁パ
ネル、1……家屋本体、7……芯材(桟木)、9
……内板、8……外装材、3…フラワボツクス、
10a……一片部、10b……他片部、10……
装置本体、23……ボルト、26……ナツト、2
0……固定具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 木材からなる芯材をもつて枠組みし、その外面
    側に薄板外装材を設けてなる外壁パネルを備えた
    家屋本体の上記薄板外装材外面側に、芯材の両面
    に内板と外装材を設けてなるフラワボツクスを固
    定するものにおいて、上記外壁パネルの上記芯材
    側面にその一片部が取着される断面略L字状に折
    曲された長尺の金属帯板からなる装置本体と、こ
    の装置本体の一片部で、かつ上記芯材取着面とは
    反対側の面にその一端部が固着され他端ねじ部は
    装置本体の他片部に所定間隔を存して突出し上記
    薄板外装材を介して、フラワボツクスの芯材に貫
    挿突出する複数の直状のボルトおよびこれらのボ
    ルトのねじ部に締結するナツトから構成されフラ
    ワボツクスを外壁パネルの薄板外装材を介して装
    置本体の他片部に取付固定する固定具とからな
    り、上記装置本体は、その長手方向寸法がフラワ
    ボツクスの上下方向寸法と略同一であるとともに
    この取付状態においてフラワボツクスの外装材の
    外表面より他片部端縁が突出する長さを有するこ
    とを特徴とするフラワボツクス固定装置。
JP9720381U 1981-06-30 1981-06-30 フラワボツクス固定装置 Granted JPS583887U (ja)

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JP9720381U JPS583887U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 フラワボツクス固定装置

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JP9720381U JPS583887U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 フラワボツクス固定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS583887U JPS583887U (ja) 1983-01-11
JPH0126303Y2 true JPH0126303Y2 (ja) 1989-08-07

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ID=29892019

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JP9720381U Granted JPS583887U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 フラワボツクス固定装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5383318A (en) * 1976-12-29 1978-07-22 Seikoo Sangiyou Kk Veranda attaching structure

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54114435U (ja) * 1978-01-31 1979-08-11
JPS5630296Y2 (ja) * 1978-03-30 1981-07-18
JPS5923581Y2 (ja) * 1978-03-31 1984-07-13 ナショナル住宅産業株式会社 ワラワ−ボツクスの取付装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5383318A (en) * 1976-12-29 1978-07-22 Seikoo Sangiyou Kk Veranda attaching structure

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Publication number Publication date
JPS583887U (ja) 1983-01-11

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