JPS5911580Y2 - 窓サツシ枠構造体 - Google Patents
窓サツシ枠構造体Info
- Publication number
- JPS5911580Y2 JPS5911580Y2 JP17238079U JP17238079U JPS5911580Y2 JP S5911580 Y2 JPS5911580 Y2 JP S5911580Y2 JP 17238079 U JP17238079 U JP 17238079U JP 17238079 U JP17238079 U JP 17238079U JP S5911580 Y2 JPS5911580 Y2 JP S5911580Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- rising wall
- piece
- horizontal
- coating layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は窓開口部に取付けられたサッシ枠の室内側に額
縁により膳板を装着してなる窓サッシ枠構造体に関する
ものである。
縁により膳板を装着してなる窓サッシ枠構造体に関する
ものである。
サッシ枠の室内側立上り壁に額縁により膳板を装着して
なる窓サッシ枠構造体にあってはアルミニウム製の額縁
と木製の膳板とが直接接触しかつ接触部にビス取付部よ
り水分が供給されるため、額縁と膳板とを固着するビス
周囲の額縁が腐食し外観が悪くなってしまう。
なる窓サッシ枠構造体にあってはアルミニウム製の額縁
と木製の膳板とが直接接触しかつ接触部にビス取付部よ
り水分が供給されるため、額縁と膳板とを固着するビス
周囲の額縁が腐食し外観が悪くなってしまう。
このような場合には額縁を交換して外観を美しく改修す
れば良いが、額縁を交換するには膳板を取外しする必要
があるのでその改修作業が非常に大がかりなものとなっ
てしまう。
れば良いが、額縁を交換するには膳板を取外しする必要
があるのでその改修作業が非常に大がかりなものとなっ
てしまう。
本考案は上記の事情に鑑み創案されたものであり、その
目的は額縁が腐食した場合に簡単に外観を美しく改修で
きるようにした窓サッシ枠構造体を提供することである
。
目的は額縁が腐食した場合に簡単に外観を美しく改修で
きるようにした窓サッシ枠構造体を提供することである
。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第１図は本考案の一実施例を示す斜視説明図であり、サ
ッシ枠１を構或する下枠２は室内側立上り壁３と室外側
立上り壁４とを連結壁５を介して連結した断面略Ｈ字型
となり、アンカー６を介して躯体７の差筋８に装着され
ている。
ッシ枠１を構或する下枠２は室内側立上り壁３と室外側
立上り壁４とを連結壁５を介して連結した断面略Ｈ字型
となり、アンカー６を介して躯体７の差筋８に装着され
ている。
前記室内側立上り壁３の高さ方向中間部には縦片９と横
片１０とにより断面Ｌ字型となった額縁１１の縦片９が
長手方向に亙ってビスで固着してあり、該額縁１１の横
杆１０は膳板１２の巾方向一側上面に形威した切欠段部
１３に当接していると共に、横片１０よりビス１４を膳
板１２に螺合して膳板１２を額縁１１を介して下枠２の
室内側立上り壁３に固着してある。
片１０とにより断面Ｌ字型となった額縁１１の縦片９が
長手方向に亙ってビスで固着してあり、該額縁１１の横
杆１０は膳板１２の巾方向一側上面に形威した切欠段部
１３に当接していると共に、横片１０よりビス１４を膳
板１２に螺合して膳板１２を額縁１１を介して下枠２の
室内側立上り壁３に固着してある。
該膳板１２の巾方向他側は室内側に延設し、膳板１２、
下枠２と躯体７との間にはモルタル１５が打設してある
。
下枠２と躯体７との間にはモルタル１５が打設してある
。
１６は内装材である。以上は従来公知の窓サッシ枠構造
体である。
体である。
このような窓サッシ枠構造体であるとアルミニウム製の
額縁横片１０と木製の膳板１２とが直接接触し、その接
触部にビス１４を伝わって水分が浸透する等のために額
縁横片１０のビス周囲が腐食してしまうため額縁１１の
外観が悪くなって窓サッシ枠構造体の外観が悪くなって
しまう。
額縁横片１０と木製の膳板１２とが直接接触し、その接
触部にビス１４を伝わって水分が浸透する等のために額
縁横片１０のビス周囲が腐食してしまうため額縁１１の
外観が悪くなって窓サッシ枠構造体の外観が悪くなって
しまう。
従来はこの様な場合には、膳板１２を取外した後に額縁
１１を交換して改修しているのでその改修作業が非常に
大がかりになってしまう。
１１を交換して改修しているのでその改修作業が非常に
大がかりになってしまう。
そこで、本考案では額縁１１の横片１０及び室内側立上
り壁３における横片１０よりも上方部分３ａに防水性の
被覆材又は防水性塗料による被覆膜等の防水性被覆層１
４を添着形威し、該被覆層１４を覆うように被覆部材１
５を横片１０と室内側立上り壁上方部分３ａとに亙って
係着した。
り壁３における横片１０よりも上方部分３ａに防水性の
被覆材又は防水性塗料による被覆膜等の防水性被覆層１
４を添着形威し、該被覆層１４を覆うように被覆部材１
５を横片１０と室内側立上り壁上方部分３ａとに亙って
係着した。
つまり、防水性被覆層１４は横片１０よりも僅かに膳板
１２に張り出した横防水性被覆層１４ ａと室内側立上
り壁上方部分３ａに添着する縦防水性被覆層１４ｂとを
備え、被覆部材１５は横片１０を覆う下部横部材１６、
室内側立上り壁上方部分３ａを覆う縦部材１７、室内側
立上り壁３の上部折曲壁１８を覆う上部横部材１９とに
より断面略クランク型に折曲したアングル材となり、下
部横部材１６の室内側端部は下向に折曲して折曲片１６
ａを形或し、下部横部材１６と縦部横部材１７との隅
角部内側には下向Ｌ字型に折曲した取付片２０が形威さ
れ、該取付片２０と折曲片１６ ａとの間に前記横防水
性被覆層１４ａが設けられ、取付片２０と上部横部材１
９との間に縦防水性被覆層１４ ｂが設けてある。
１２に張り出した横防水性被覆層１４ ａと室内側立上
り壁上方部分３ａに添着する縦防水性被覆層１４ｂとを
備え、被覆部材１５は横片１０を覆う下部横部材１６、
室内側立上り壁上方部分３ａを覆う縦部材１７、室内側
立上り壁３の上部折曲壁１８を覆う上部横部材１９とに
より断面略クランク型に折曲したアングル材となり、下
部横部材１６の室内側端部は下向に折曲して折曲片１６
ａを形或し、下部横部材１６と縦部横部材１７との隅
角部内側には下向Ｌ字型に折曲した取付片２０が形威さ
れ、該取付片２０と折曲片１６ ａとの間に前記横防水
性被覆層１４ａが設けられ、取付片２０と上部横部材１
９との間に縦防水性被覆層１４ ｂが設けてある。
また前記上部横部材１９の端部は下向に折曲して折曲片
１９ａを形戊し、該折曲片１９ ａが前記折曲壁端面１
８ａに当接係止している。
１９ａを形戊し、該折曲片１９ ａが前記折曲壁端面１
８ａに当接係止している。
そして、被覆部材１５はその下部横部材１６が横防水性
被覆層１４ ａを介して横片１０に圧着され、折曲片１
６ ａが膳板１２に当接し、取付片２０が室内側立上り
壁３ａと横片１０との隅角部に接し、上部横部材１９が
折曲壁１８に接しかつ折曲片１９ａが折曲壁端面１８
ａに当接し、さらに縦部材１７が縦防水性被覆層１４ｂ
を介して室内側立上り壁上方部分３ａに当接圧着するよ
うにビス２１で締付固定される。
被覆層１４ ａを介して横片１０に圧着され、折曲片１
６ ａが膳板１２に当接し、取付片２０が室内側立上り
壁３ａと横片１０との隅角部に接し、上部横部材１９が
折曲壁１８に接しかつ折曲片１９ａが折曲壁端面１８
ａに当接し、さらに縦部材１７が縦防水性被覆層１４ｂ
を介して室内側立上り壁上方部分３ａに当接圧着するよ
うにビス２１で締付固定される。
このようであるから、腐食した額縁横片１０と室内側立
上り壁上方部分３ａとを被覆部材１５で覆うことができ
て額縁１１，シいては窓サッシ枠構造体の朴観を美しく
改修でき、その改修作業が簡単、容易となる。
上り壁上方部分３ａとを被覆部材１５で覆うことができ
て額縁１１，シいては窓サッシ枠構造体の朴観を美しく
改修でき、その改修作業が簡単、容易となる。
また、被覆部材１５と額縁横片１０及び室内側立上り壁
上方部分３ａとの間には防水性被覆層１４が介在してあ
るから、額縁横片１０、室内側立上り壁−Ｅ方部分３ａ
には水分が浸透することが防止され、前記の腐食部分の
腐食が更に拡大されることを防止できる。
上方部分３ａとの間には防水性被覆層１４が介在してあ
るから、額縁横片１０、室内側立上り壁−Ｅ方部分３ａ
には水分が浸透することが防止され、前記の腐食部分の
腐食が更に拡大されることを防止できる。
第２図は他の実施例の要部断面図であり、被覆部材１５
の取付片２０と折曲片１６ａとを省略して下部横部材１
６と縦部材１７とが室内側立上り壁上方部分３ａ、額縁
横片１０、膳板１２に直接接しないようにした構造であ
る。
の取付片２０と折曲片１６ａとを省略して下部横部材１
６と縦部材１７とが室内側立上り壁上方部分３ａ、額縁
横片１０、膳板１２に直接接しないようにした構造であ
る。
このようにすれば額縁横片１０等の腐食をより一層確実
に防止できる。
に防止できる。
第３図は更に異なる実施例の要部断面図であり、被覆部
材１５の取付片２０と折曲片１６ａとを省略すると共に
、上部横部材１９と折曲壁１８との間及び折曲片１９
ａと折曲壁端面１８ａとの間にも防水性被覆層１４Ｃ，
１４ｄを設けた構造である。
材１５の取付片２０と折曲片１６ａとを省略すると共に
、上部横部材１９と折曲壁１８との間及び折曲片１９
ａと折曲壁端面１８ａとの間にも防水性被覆層１４Ｃ，
１４ｄを設けた構造である。
このようにすれば、室内側立上り壁３、額縁１１，膳板
１２と被覆部材１５とが全て直接接触しないので、額縁
横片１０等の腐食を更に一層確実に防止できる。
１２と被覆部材１５とが全て直接接触しないので、額縁
横片１０等の腐食を更に一層確実に防止できる。
本考案は以上の様になり、室内側立上り壁３と額縁１１
を被覆部材１５で覆ったから、額縁１１の腐食部分を覆
って外観を美しく改修できると共に、膳板１２を取外し
する必要がないから改修作業が簡単、容易となる。
を被覆部材１５で覆ったから、額縁１１の腐食部分を覆
って外観を美しく改修できると共に、膳板１２を取外し
する必要がないから改修作業が簡単、容易となる。
また、室内側立上り壁３、額縁１１と被覆部材１５との
間には防水性被覆層１４が介在しているから、室内側立
上り壁３、額縁１１に水分が浸透することがなく腐食し
た部分が更に腐食することを防止できる。
間には防水性被覆層１４が介在しているから、室内側立
上り壁３、額縁１１に水分が浸透することがなく腐食し
た部分が更に腐食することを防止できる。
第１図は本考案の一実施例を示す全体斜視説明図、第２
図、第３図はそれぞれ異なる他の実施例の要部断面図で
ある。 １はサッシ枠、３は室内側立上り壁、１１は額縁、１２
は膳板、１４は防水性被覆層、１５は被覆部材。
図、第３図はそれぞれ異なる他の実施例の要部断面図で
ある。 １はサッシ枠、３は室内側立上り壁、１１は額縁、１２
は膳板、１４は防水性被覆層、１５は被覆部材。
Claims (1)
- 窓開口部に取付けられたサツシ枠１の室内側立上り壁３
に額縁１１により膳板１２に装着してなる窓サッシ枠構
造体において、前記室内側立上り壁３及び額縁１１に防
水性被覆層１４を形或し、該防水性被覆層１４を覆って
前記額縁１１及び室内側立上り壁３に被覆部材１５を係
着したことを特徴とする窓サッシ枠構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17238079U JPS5911580Y2 (ja) | 1979-12-14 | 1979-12-14 | 窓サツシ枠構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17238079U JPS5911580Y2 (ja) | 1979-12-14 | 1979-12-14 | 窓サツシ枠構造体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5689884U JPS5689884U (ja) | 1981-07-17 |
| JPS5911580Y2 true JPS5911580Y2 (ja) | 1984-04-09 |
Family
ID=29683188
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17238079U Expired JPS5911580Y2 (ja) | 1979-12-14 | 1979-12-14 | 窓サツシ枠構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5911580Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017133215A (ja) * | 2016-01-27 | 2017-08-03 | Ykk Ap株式会社 | 建具 |
-
1979
- 1979-12-14 JP JP17238079U patent/JPS5911580Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5689884U (ja) | 1981-07-17 |
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