JPH01262249A - ブレーキ倍力装置 - Google Patents
ブレーキ倍力装置Info
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- JPH01262249A JPH01262249A JP63088850A JP8885088A JPH01262249A JP H01262249 A JPH01262249 A JP H01262249A JP 63088850 A JP63088850 A JP 63088850A JP 8885088 A JP8885088 A JP 8885088A JP H01262249 A JPH01262249 A JP H01262249A
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- JP
- Japan
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- pressure chamber
- valve body
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 1
- 231100000989 no adverse effect Toxicity 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
- B60T13/24—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
- B60T13/46—Vacuum systems
- B60T13/52—Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units
- B60T13/57—Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units characterised by constructional features of control valves
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T13/00—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
- B60T13/10—Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
- B60T13/66—Electrical control in fluid-pressure brake systems
- B60T13/72—Electrical control in fluid-pressure brake systems in vacuum systems or vacuum booster units
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明はブレーキ倍力装置に関し、より詳しくは、弁機
構と定圧室とを連通ずる通路を開閉する開閉弁を備えた
ブレーキ倍力装置に関する。
構と定圧室とを連通ずる通路を開閉する開閉弁を備えた
ブレーキ倍力装置に関する。
「従来の技術」
従来、ブレーキ倍力装置として、シェル内に摺動自在に
配設したパワーピストンと、このパワーピストン軸部の
バルブボディ内に収納した弁機構と、上記パワーピスト
ンの作動方向前方側に形成した定圧室と後方側に形成し
た変圧室と、上記バルブボディに形成されて上記弁機構
と定圧室とを連通ずる通路と、さらに上記バルブボディ
に取付けられて上記通路を開閉する電磁開閉弁とを備え
、車両が停車した状態で所定時間継続してブレーキペダ
ルが踏込まれている等の一定の条件が成立した際に上記
電磁開閉弁を閉じ、それによってブレーキペダルの踏込
みを解除しても継続してブレーキ作用が得られるように
したものが知られている(特開昭62−279164号
公報)。
配設したパワーピストンと、このパワーピストン軸部の
バルブボディ内に収納した弁機構と、上記パワーピスト
ンの作動方向前方側に形成した定圧室と後方側に形成し
た変圧室と、上記バルブボディに形成されて上記弁機構
と定圧室とを連通ずる通路と、さらに上記バルブボディ
に取付けられて上記通路を開閉する電磁開閉弁とを備え
、車両が停車した状態で所定時間継続してブレーキペダ
ルが踏込まれている等の一定の条件が成立した際に上記
電磁開閉弁を閉じ、それによってブレーキペダルの踏込
みを解除しても継続してブレーキ作用が得られるように
したものが知られている(特開昭62−279164号
公報)。
[発明が解決しようとする課題」
しかるに、上記バルブボディに電磁開閉弁を取付けた場
合には、この電磁開閉弁がシェルの内壁と干渉しないよ
うにブレーキ倍力装置の軸方向寸法を増大させる必要が
生じるので、その軸方向寸法の増大を抑制するためには
上記電磁開閉弁の軸方向寸法を小さくすることが望まし
い。
合には、この電磁開閉弁がシェルの内壁と干渉しないよ
うにブレーキ倍力装置の軸方向寸法を増大させる必要が
生じるので、その軸方向寸法の増大を抑制するためには
上記電磁開閉弁の軸方向寸法を小さくすることが望まし
い。
電磁開閉弁の軸方向寸法の小型化を図るためにはソレノ
イドコイルの軸方向寸法を小さくすることが有効である
が、そのためにソレノイドコイルのを数を減少させると
ソレノイドコイルの吸引力が低下するので、その小型化
には一定の限界がある。他方、ソレノイドコイルの巻数
の減少に伴なうソレノイドコイルの吸引力の低下を補う
ために、上記ソレノイドコイルへの通電電流を増大させ
ると発熱量が増大してしまい、ダイアフラムやバルブボ
ディの耐久性に悪影響を与えるようになる。
イドコイルの軸方向寸法を小さくすることが有効である
が、そのためにソレノイドコイルのを数を減少させると
ソレノイドコイルの吸引力が低下するので、その小型化
には一定の限界がある。他方、ソレノイドコイルの巻数
の減少に伴なうソレノイドコイルの吸引力の低下を補う
ために、上記ソレノイドコイルへの通電電流を増大させ
ると発熱量が増大してしまい、ダイアフラムやバルブボ
ディの耐久性に悪影響を与えるようになる。
「課題を解決するための手段」
本発明はそのような事情に鑑み、上述したブレーキ倍力
装置における開閉弁を、上記通路を囲んで形成した弁座
と、上記バルブボディに取付けたケーシング内に進退動
自在に設けた弁体と、上記ケーシング内に設けられて上
記弁体を上記弁座に向けて付勢する圧力室と、上記シェ
ルの外部から上記圧力室内に圧力流体を供給して上記弁
体を弁圧に着座させる圧力流体供給手段とから構成した
ものである。
装置における開閉弁を、上記通路を囲んで形成した弁座
と、上記バルブボディに取付けたケーシング内に進退動
自在に設けた弁体と、上記ケーシング内に設けられて上
記弁体を上記弁座に向けて付勢する圧力室と、上記シェ
ルの外部から上記圧力室内に圧力流体を供給して上記弁
体を弁圧に着座させる圧力流体供給手段とから構成した
ものである。
「作用」
上記構成によれば、上記圧力室内に供給する圧力流体の
大きさに応じて大きな付勢力を得ることができるので、
従来の電磁開閉弁に比較して開閉弁の軸方向寸法を小さ
くすることができ、しかも上記開閉弁は電磁開閉弁のよ
うに発熱源とはならないので、熱によるダイアフラムや
バルブボディへの悪影響を完全に排除することができる
。
大きさに応じて大きな付勢力を得ることができるので、
従来の電磁開閉弁に比較して開閉弁の軸方向寸法を小さ
くすることができ、しかも上記開閉弁は電磁開閉弁のよ
うに発熱源とはならないので、熱によるダイアフラムや
バルブボディへの悪影響を完全に排除することができる
。
「実施例」
以下図示実施例について本発明を説明すると、第1図に
おいて、ブレーキ倍力装置のシェル1はフロントシェル
1aとリヤシェル1bとからなり、そのシェル1内にパ
ワーピストン2を摺動自在に設けるとともに、このパワ
ーピストン2の背面にダイアフラム3を張設し、そのパ
ワーピストン2とダイアフラム3とによって上記シェル
1内を前方の定圧室4と後方の変圧室5とに区画してい
る。
おいて、ブレーキ倍力装置のシェル1はフロントシェル
1aとリヤシェル1bとからなり、そのシェル1内にパ
ワーピストン2を摺動自在に設けるとともに、このパワ
ーピストン2の背面にダイアフラム3を張設し、そのパ
ワーピストン2とダイアフラム3とによって上記シェル
1内を前方の定圧室4と後方の変圧室5とに区画してい
る。
上記パワーピストン2の軸部に一体にバルブボディ6を
設けるとともに、このバルブボディ6内に流路を切換え
る弁機構7を収納してあり、これらパワーピストン2や
バルブボディ6等をリターンスプリング8によフて通常
は図示非作動位置に保持している。
設けるとともに、このバルブボディ6内に流路を切換え
る弁機構7を収納してあり、これらパワーピストン2や
バルブボディ6等をリターンスプリング8によフて通常
は図示非作動位置に保持している。
上記弁機構7はバルブボディ6に形成した第1弁座IO
1弁プランジヤ11に形成した第2弁座12および両弁
座10.12にパワーピストン2の後方側すなわち第1
図の右方からばね13の弾撥力によって着座する弁体1
4を備えている。
1弁プランジヤ11に形成した第2弁座12および両弁
座10.12にパワーピストン2の後方側すなわち第1
図の右方からばね13の弾撥力によって着座する弁体1
4を備えている。
そして、上記第1弁座lOと弁体14とのシート部より
外側を通路15および開閉弁16を介して上記定圧室4
に連通させ、さらにその定圧室4をシェル1に設けた負
圧導入管17を介して図示しないエンジンのインテーク
マニホールド等の負圧源に連通させている。
外側を通路15および開閉弁16を介して上記定圧室4
に連通させ、さらにその定圧室4をシェル1に設けた負
圧導入管17を介して図示しないエンジンのインテーク
マニホールド等の負圧源に連通させている。
他方、上記第1弁座lOと弁体14、および第2弁座1
2と弁体14との各シール部の中間部はバルブボディ6
に形成した通路18を介して変圧室5に連通させ、さら
に上記第2弁座12と弁体14とのシート部より内側は
フィルタ19を設けた通路20を介して大気に連通させ
ている。なお、上記変圧室5は、上記バルブボディ6を
摺動自在に貫通させたシール部材21によって外部との
気密を保っている。
2と弁体14との各シール部の中間部はバルブボディ6
に形成した通路18を介して変圧室5に連通させ、さら
に上記第2弁座12と弁体14とのシート部より内側は
フィルタ19を設けた通路20を介して大気に連通させ
ている。なお、上記変圧室5は、上記バルブボディ6を
摺動自在に貫通させたシール部材21によって外部との
気密を保っている。
上記弁機構7を構成する弁プランジャ11はキー部材2
4によってバルブボディ6から抜出るのを防止するとと
もに、その末端部を図示しないブレーキペダルに連動さ
せた入力軸25に連結し、また弁プランジャ11の先端
面はブツシュロッド26の末端面に対向させてその対向
面間にリアクションディスク27を介在させている。さ
らに上記フロントシェルlaの軸部にはシェル1の内部
に向けて筒状部lcを突出形成してあり、その内部に配
設したシ−ル部材28に上記ブツシュロッド26を摺動
自在に貫通させてシェル1の外部に突出させ、その突出
端を図示しないマスターシリンダのピストンに連動させ
ている。
4によってバルブボディ6から抜出るのを防止するとと
もに、その末端部を図示しないブレーキペダルに連動さ
せた入力軸25に連結し、また弁プランジャ11の先端
面はブツシュロッド26の末端面に対向させてその対向
面間にリアクションディスク27を介在させている。さ
らに上記フロントシェルlaの軸部にはシェル1の内部
に向けて筒状部lcを突出形成してあり、その内部に配
設したシ−ル部材28に上記ブツシュロッド26を摺動
自在に貫通させてシェル1の外部に突出させ、その突出
端を図示しないマスターシリンダのピストンに連動させ
ている。
然して、上記開閉弁16は定圧室4内に配置するととも
に、コイル状のリターンスプリング8の外側かつ下方位
置においてバルブボディ6に取付けてあり、この開閉弁
16によってバルブボディ6に形成した上記通路15を
開閉できるようにしている。
に、コイル状のリターンスプリング8の外側かつ下方位
置においてバルブボディ6に取付けてあり、この開閉弁
16によってバルブボディ6に形成した上記通路15を
開閉できるようにしている。
上記開閉弁16は、第2図に拡大して示すように、上記
通路15の定圧室4への開口部を囲んで形成した弁座3
0を覆うケーシング31を備えており、該ケーシング3
Iは、上記弁座30を囲繞してバルブボディ6に固定し
た筒状部材32と、この筒状部材32の先端外周部に一
体的に連結したカップ状部材33とから構成している。
通路15の定圧室4への開口部を囲んで形成した弁座3
0を覆うケーシング31を備えており、該ケーシング3
Iは、上記弁座30を囲繞してバルブボディ6に固定し
た筒状部材32と、この筒状部材32の先端外周部に一
体的に連結したカップ状部材33とから構成している。
上記ケーシング31内には上記弁座30に着座する弁体
34を収容してあり、該弁体34の右側軸部に連設した
小径部34aをバルブボディ6に穿設したガイド孔35
に摺動自在に嵌合することにより、該弁体34をケーシ
ング31の軸方向に往復移動できるようにし、さらに該
弁体34とバルブボディ6との間にばね36を弾装して
、通常は弁体34を上記弁座30から離座した状態に保
持している。
34を収容してあり、該弁体34の右側軸部に連設した
小径部34aをバルブボディ6に穿設したガイド孔35
に摺動自在に嵌合することにより、該弁体34をケーシ
ング31の軸方向に往復移動できるようにし、さらに該
弁体34とバルブボディ6との間にばね36を弾装して
、通常は弁体34を上記弁座30から離座した状態に保
持している。
また、上記弁体34の左端面にはダイアフラム37を添
設してあり、該ダイアフラム37の外周ビード部を上記
筒状部材32とカップ状部材33との衝合部分で気密を
保って挟持することにより、このダイアフラム37とカ
ップ状部材33との間に圧力室38を形成している。他
方、ダイアフラム37の圧力室38とは反対側の空間は
、筒状部材32に形成した開口32aを介して定圧室4
内に連通させている。
設してあり、該ダイアフラム37の外周ビード部を上記
筒状部材32とカップ状部材33との衝合部分で気密を
保って挟持することにより、このダイアフラム37とカ
ップ状部材33との間に圧力室38を形成している。他
方、ダイアフラム37の圧力室38とは反対側の空間は
、筒状部材32に形成した開口32aを介して定圧室4
内に連通させている。
上記圧力室38を構成するカップ状部材33の外周所要
位置には可撓性ケ有す−る導管39の一端を接続してあ
り、この導管39の他端は、第1図に示すように、シェ
ル1の定圧室4内で螺旋状に巻回した後にフロントシェ
ルlaの開口40に設けたグロメット41を介してシェ
ル1の外部に引出してあり、さらに電磁式の流路切換弁
42を介して上述したインテークマニホールド等の負圧
源に連通させている。
位置には可撓性ケ有す−る導管39の一端を接続してあ
り、この導管39の他端は、第1図に示すように、シェ
ル1の定圧室4内で螺旋状に巻回した後にフロントシェ
ルlaの開口40に設けたグロメット41を介してシェ
ル1の外部に引出してあり、さらに電磁式の流路切換弁
42を介して上述したインテークマニホールド等の負圧
源に連通させている。
上記流路切換弁42はマイクロコンピュータを含む制御
装置43によって切換制御されるようになフており、通
常は上記負圧源に連通された非作動位置に保持されて上
記圧力室38内に負圧を導入しているが、上記制御装置
43によって流路が切換えられた際には上記圧力室38
内に大気圧を供給し、それによりばね36に抗して弁体
34を弁座30に着座させて開閉弁16を閉じることが
できるようになっている。
装置43によって切換制御されるようになフており、通
常は上記負圧源に連通された非作動位置に保持されて上
記圧力室38内に負圧を導入しているが、上記制御装置
43によって流路が切換えられた際には上記圧力室38
内に大気圧を供給し、それによりばね36に抗して弁体
34を弁座30に着座させて開閉弁16を閉じることが
できるようになっている。
なお本実施例では、上記導管39、流路切換弁42およ
び制御装置43によって上記シェル1の外部から上記圧
力室38内に圧力流体を供給する圧力流体供給手段を構
成している。
び制御装置43によって上記シェル1の外部から上記圧
力室38内に圧力流体を供給する圧力流体供給手段を構
成している。
以上の構成において、通常の状態においては、制御装置
43は流路切換弁42を負圧源に連通させているので、
上記開閉弁16の圧力室38内には負圧が導入されてお
り、したがって弁体34はばね36の弾撥力によって弁
座30から離座されて通路15を開放している。
43は流路切換弁42を負圧源に連通させているので、
上記開閉弁16の圧力室38内には負圧が導入されてお
り、したがって弁体34はばね36の弾撥力によって弁
座30から離座されて通路15を開放している。
そして上記通路15が開放されている状態では、開閉弁
16を有しない従来周知のブレーキ倍力装置と同一の状
態となるので、ブレーキペダルか踏込まれた際には従来
と同様にブレーキペダルの踏込み力に応じたブレーキ力
を発生させることができることは明らかである。
16を有しない従来周知のブレーキ倍力装置と同一の状
態となるので、ブレーキペダルか踏込まれた際には従来
と同様にブレーキペダルの踏込み力に応じたブレーキ力
を発生させることができることは明らかである。
次に、上記制御装置43が一定の条件が成立したこと、
例えば車両が停車した状態でブレーキペダルが所定時間
継続して踏込まれていることを検出した際には、該制御
装置43は流路切換弁42を大気側に切り換える。する
と、上記導管39を介して開閉弁16の圧力室38内に
大気が導入されるので、ばね36に抗して弁体34が弁
座30に着座し、上記通路15を閉鎖する。
例えば車両が停車した状態でブレーキペダルが所定時間
継続して踏込まれていることを検出した際には、該制御
装置43は流路切換弁42を大気側に切り換える。する
と、上記導管39を介して開閉弁16の圧力室38内に
大気が導入されるので、ばね36に抗して弁体34が弁
座30に着座し、上記通路15を閉鎖する。
したがってこの状態となれば、ブレーキペダルの踏込み
が解除されて弁機構7の流路が切換わっても、変圧室5
内に導入された大気が定圧室4に逃げることができない
ので、ブレーキペダルの踏込み解除前のブレーキ作動状
態が継続される。そしてこの際、上記ばね36の弾発力
を所要の大きさに設定することにより上記開閉弁をリリ
ーフ弁として兼用することができるので、上記変圧室5
内に過度に大きな圧力が密封されるのを防止することが
できる。
が解除されて弁機構7の流路が切換わっても、変圧室5
内に導入された大気が定圧室4に逃げることができない
ので、ブレーキペダルの踏込み解除前のブレーキ作動状
態が継続される。そしてこの際、上記ばね36の弾発力
を所要の大きさに設定することにより上記開閉弁をリリ
ーフ弁として兼用することができるので、上記変圧室5
内に過度に大きな圧力が密封されるのを防止することが
できる。
さらに、この状態からアクセルペダルが踏込まれた際に
は、上記制御装置43が流路切換弁42を負圧側に連通
させて圧力室38に負圧を導入するので、弁体34がば
ね36の弾発力によって弁座30から層厚する。これに
より変圧室5内に導入された大気が定圧室4に逃げるこ
とができるようになるので、ブレーキ倍力装置は非作動
状態に復帰するようになる。
は、上記制御装置43が流路切換弁42を負圧側に連通
させて圧力室38に負圧を導入するので、弁体34がば
ね36の弾発力によって弁座30から層厚する。これに
より変圧室5内に導入された大気が定圧室4に逃げるこ
とができるようになるので、ブレーキ倍力装置は非作動
状態に復帰するようになる。
そして本実施例においては、上記圧力室38内に供給す
る圧力流体によって大きな付勢力を得ることができるの
で、ソレノイドコイルを用いた電磁開閉弁に比較して軸
方向寸法を短縮することが容易となり、またソレノイド
コイルのように発熱しないので、バルブボディ6やパワ
ーピストン2等への熱による悪影響を完全に排除するこ
とができる。
る圧力流体によって大きな付勢力を得ることができるの
で、ソレノイドコイルを用いた電磁開閉弁に比較して軸
方向寸法を短縮することが容易となり、またソレノイド
コイルのように発熱しないので、バルブボディ6やパワ
ーピストン2等への熱による悪影響を完全に排除するこ
とができる。
また、電磁開閉弁に接続したハーネスをシェル外部に気
密を保って引出す従来装置においては、該ハーネスの被
覆材とシェルとの間の気密を保つことができても、被覆
材と芯線との間の気密を保つことはできないので、その
間隙を介して気密洩れが生じる虞があるが、本実施例に
おいてはそのような気密洩れが生じる余地がない。
密を保って引出す従来装置においては、該ハーネスの被
覆材とシェルとの間の気密を保つことができても、被覆
材と芯線との間の気密を保つことはできないので、その
間隙を介して気密洩れが生じる虞があるが、本実施例に
おいてはそのような気密洩れが生じる余地がない。
さらに、上記圧力室38の容積は小さいので上記導管3
9を細くすることができ、導管39を細くしておけば、
万一導管38とケーシング31との接続が外れたとして
も定圧室4内の圧力に大きな影響を与えることがないの
で、正常なブレーキ倍力作動を確保することができる。
9を細くすることができ、導管39を細くしておけば、
万一導管38とケーシング31との接続が外れたとして
も定圧室4内の圧力に大きな影響を与えることがないの
で、正常なブレーキ倍力作動を確保することができる。
なお、上記導管39を細くする代りにオリフィスを設け
でもよいことは勿論である。
でもよいことは勿論である。
第3図は本発明の他の実施例を示したもので、本実施例
ではバルブボディ106に形成した通路+15の定圧室
+04への開口部をリング状プレート150で覆うと同
時に、このリング状プレート150の中心孔の周縁部分
によって上記通路115の開口部を囲む弁座130を形
成したものである。そしてこのリング状プレート150
とバルブボディ106との間は上記通路+15を囲むシ
ール部材151で気密を保持している。
ではバルブボディ106に形成した通路+15の定圧室
+04への開口部をリング状プレート150で覆うと同
時に、このリング状プレート150の中心孔の周縁部分
によって上記通路115の開口部を囲む弁座130を形
成したものである。そしてこのリング状プレート150
とバルブボディ106との間は上記通路+15を囲むシ
ール部材151で気密を保持している。
その他の構成は上述した実施例と基本的に異なるところ
はなく、上述の実施例、と同−又は相当部分には同一符
号に100を加えた符号を付して示している。このよう
な構成においても、上述の実施例と同等の作用効果が得
られることは明らかである。
はなく、上述の実施例、と同−又は相当部分には同一符
号に100を加えた符号を付して示している。このよう
な構成においても、上述の実施例と同等の作用効果が得
られることは明らかである。
「発明の効果」
以上のように、本発明によれば、シェル内に設けた開閉
弁の軸方向寸法を短縮化することができるので、ブレー
キ倍力装置の小型化を図ることができ、しかも熱による
バルブボディ等の構成部材への悪影響を完全に排除する
ことができるという効果が得られる。
弁の軸方向寸法を短縮化することができるので、ブレー
キ倍力装置の小型化を図ることができ、しかも熱による
バルブボディ等の構成部材への悪影響を完全に排除する
ことができるという効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図の要部の拡大断面図、第3図は本発明の他の実施例を
示した要部の断面図である。 1・−シェル 2・−パワーピストン4・・・定
圧室 5・・・変圧室6.106−・・バルブボ
ディ 7・・・弁機構16.116−開閉弁 3
0.130・・・弁座31.131−・ケーシング
34.134・・・弁体36.136−・・ばね
38.1:18−・・圧力室37.137−・ダイ
アフラム 42・・・流路切換弁43・・・制御装置 特許出願人 自動車機器株式会社
図の要部の拡大断面図、第3図は本発明の他の実施例を
示した要部の断面図である。 1・−シェル 2・−パワーピストン4・・・定
圧室 5・・・変圧室6.106−・・バルブボ
ディ 7・・・弁機構16.116−開閉弁 3
0.130・・・弁座31.131−・ケーシング
34.134・・・弁体36.136−・・ばね
38.1:18−・・圧力室37.137−・ダイ
アフラム 42・・・流路切換弁43・・・制御装置 特許出願人 自動車機器株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 シェル内に摺動自在に配設したパワーピストンと、この
パワーピストン軸部のバルブボディ内に収納した弁機構
と、上記パワーピストンの作動方向前方側に形成した定
圧室と後方側に形成した変圧室と、上記バルブボディに
形成されて上記弁機構と定圧室とを連通する通路と、さ
らに上記バルブボディに取付けられて上記通路を開閉す
る開閉弁とを備えたブレーキ倍力装置において、 上記開閉弁を、上記通路を囲んで形成した弁座と、上記
バルブボディに取付けたケーシング内に進退動自在に設
けた弁体と、上記ケーシング内に設けられて上記弁体を
上記弁座に向けて付勢する圧力室と、上記シェルの外部
から上記圧力室内に圧力流体を供給して上記弁体を弁座
に着座させる圧力流体供給手段とから構成したことを特
徴とするブレーキ倍力装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63088850A JPH01262249A (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | ブレーキ倍力装置 |
US07/327,342 US5005464A (en) | 1988-04-11 | 1989-03-22 | Brake booster |
FR898904683A FR2629776B1 (fr) | 1988-04-11 | 1989-04-10 | Servofrein |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63088850A JPH01262249A (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | ブレーキ倍力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01262249A true JPH01262249A (ja) | 1989-10-19 |
Family
ID=13954457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63088850A Pending JPH01262249A (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | ブレーキ倍力装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5005464A (ja) |
JP (1) | JPH01262249A (ja) |
FR (1) | FR2629776B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107200003A (zh) * | 2017-05-23 | 2017-09-26 | 杨华军 | 汽车液压制动系统 |
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JPH0611841Y2 (ja) * | 1990-06-22 | 1994-03-30 | 日信工業株式会社 | 負圧ブースタ |
DE4116779C2 (de) * | 1991-05-23 | 2000-08-10 | Continental Teves Ag & Co Ohg | Unterdruck-Bremskraftverstärker |
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JPS62279164A (ja) * | 1986-05-26 | 1987-12-04 | Jidosha Kiki Co Ltd | ブレ−キ倍力装置 |
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1988
- 1988-04-11 JP JP63088850A patent/JPH01262249A/ja active Pending
-
1989
- 1989-03-22 US US07/327,342 patent/US5005464A/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-04-10 FR FR898904683A patent/FR2629776B1/fr not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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US5005464A (en) | 1991-04-09 |
FR2629776A1 (fr) | 1989-10-13 |
FR2629776B1 (fr) | 1992-06-05 |
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