JPH0126223B2 - - Google Patents

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JPH0126223B2
JPH0126223B2 JP56070947A JP7094781A JPH0126223B2 JP H0126223 B2 JPH0126223 B2 JP H0126223B2 JP 56070947 A JP56070947 A JP 56070947A JP 7094781 A JP7094781 A JP 7094781A JP H0126223 B2 JPH0126223 B2 JP H0126223B2
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JP
Japan
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waveform distortion
circuit
signal
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JP56070947A
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JPS57185729A (en
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Shigehiro Ito
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/21Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
    • H04N5/211Ghost signal cancellation

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は波形歪除去装置に係り、重み付け回路
等からなる巡回形フイルタを用いてゴースト等の
波形歪を除去する際に、雑音等の混入による発振
現象を防止することのできる波形歪除去装置を提
供することを目的とする。 第1図は従来の波形歪除去装置の一例のブロツ
ク系統図を示す。端子1に入来した複合映像信号
は巡回形フイルタ2を通過して波形歪であるゴー
スト成分が除去され端子3より出力される。この
ゴースト成分を除去する為に、巡回形フイルタ2
を通過した複合映像信号は、まず差分回路4に供
給され、ここで第3図Aに示す垂直同期信号aの
前縁部よりゴースト情報を検出するため測定の基
準となる同図Bに示す基準信号bに変換された
後、制御部5に供給される。基準信号bは半値巾
0.25μsのいわゆる2Tパルスに似た形になつてい
る。第3図Bにおいてt0は基準信号bの中心時
刻、t1〜t2間は前記の基準信号及びその歪波形で
あるゴースト等を含む基準信号部であり、ts〜te
間は巡回形フイルタ2が基準信号bを適当量だけ
遅延させることのできる期間である。 もし、複合映像信号中にゴースト成分が加わる
と差分回路4からの出力信号は例えば第3図Cの
如くなり、基準信号bの時刻tpから(tg−tp)だ
け遅れた歪波形cが含まれる。この第3図Cに示
す出力信号が制御部5に供給されると、制御部5
はt1〜t2間を適当な周波数(後述の(1)式TDの逆数
値)で出力信号をサンプリングし、最大ピーク値
から基準信号の時間tpを識別し、かつ時間tgの位
置にあるゴーストまでの遅延時間、大きさ、極性
を検出する。さらに、基準信号bとの相対的関係
から、ts〜te期間中の各時刻の差分回路4からの
出力レベルに対応した重み付け量を算出し、後述
する巡回形フイルタ2中の重み付け回路に供給す
る。第3図Dは、この重み付け量をh(n)とし
て示している。この制御部5は例えば演算機能を
有するマイクロコンピユータ及びその周辺回路、
プログラム用のROM、メモリ用のRAM、及び
基準信号部内の出力レベルをデジタルデータ化す
るAD変換器、あるいは重み付けデータをアナロ
グ値で転送する場合はDA変換器等を使用するな
どの構成になつている。タイミングパルス発生回
路6は、複合映像信号中の水平及び垂直同期信号
を取り出し、これらの信号を時間基準にしてタイ
ミングパルスを生成し、制御部5に供給してい
る。制御部5はこのタイミングパルスにより駆動
している。 巡回形フイルタ2は制御部5からの重み付け量
に基づき、端子1に入来した複合映像信号中のゴ
ースト成分を除去する。 第2図は、この巡回形フイルタ2の構成図であ
る。端子1に入来した複合映像信号は、減算回路
7により加算回路11よりの加算合成信号と減算
されることにより、ゴースト成分が除去されて端
子3より出力される。また減算回路7からの複合
映像信号は、複数の直列接続した遅延回路8−
1,…,8−Nに供給されて、一定値TDずつ遅
延させられる。ここで遅延時間TDは一般に、 TD=1/4sc,又は1/3sc …(1) 等として選定される。scは3.58MHzである。遅
延回路8−1はバイアス用の遅延回路であり、第
3図のBに示す如くその遅延時間TBは巡回形フ
イルタ2の帰還ループが作動する最短時間を規定
するものである。 一方、前記制御部5から端子9に入来した重み
付け信号は、複数の重み付け回路10−1,…,10
−Nに供給される。各重み付け回路10−1,…,
10−Nは前記重み付け信号により、各遅延回路8
−1,…,8−Nからの遅延された複合映像信号
に重み付けを与え、この重み付け信号を加算回路
11に供給する。加算回路11はこれら重み付け
信号を加算合成し、減算回路7に供給する。減算
回路7は前述の如く端子1からの複合映像信号
と、加算回路11からの重み付け加算合成信号と
の差をとり、端子3より出力する。こうして、端
子3からは、ゴーストが除去された複合映像信号
が出力される。ただし、複合映像信号が一度だけ
巡回形フイルタ2を通過しただけではゴーストは
完全に除去されないので、端子3からの出力複合
映像信号をみつつ、制御部5にて重み付けの設定
量を繰返し調整する。 このような従来回路において、理論的には検知
限以下までゴーストが消去されて、巡回形フイル
タ2の帰還ループは安定状態に収束するのである
が、現実には、第3図B及びCに示す信号中には
雑音成分が混入していて、それがゴースト成分と
区別できず、雑音成分に対応した重み付けが制御
部5によつて実施され、これらの重み付け量が蓄
積されることにより、前記帰還ループが発振しや
すくなる。もちろん、垂直同期信号は1/60秒毎
に繰返し観測されるので、基準信号部のデータを
1/60秒毎に何度か加算平均することである程度
雑音成分を抑圧することはできるが十分ではない
ので従来回路は極めて容易に発振する欠点があつ
た。さらに、従来回路は基準信号部を検出する時
の検出精度や重み付けの設定精度、更には周期的
雑音、スパイク雑音等によつても、誤つた重み付
けの蓄積が行なわれ、ゴーストの除去を十分に行
なえないという欠点があつた。 本発明は、上記欠点を除去するものであり、以
下その一実施例について、第2図〜第6図と共に
説明する。 第2図において、入力複合映像信号をx(t)、
ゴースト除去装置によりゴースト成分が除去され
た出力複合映像信号をy(t)とすると、両者の
間には次式の関係が成立する。 y(t)=x(t)−Nn=1 h(n)y{t−(n−1)TD−TB} …(2) 上記(2)式において、h(n)は重み付け値で0
が初期値であり、正負の値をとりうるものとす
る。TBは前述の如く第2図の遅延回路8−1に
より決まる遅延時間であり、TDは遅延回路8−
2〜8−Nの遅延時間である。従つて、巡回形フ
イルタ2の伝達特性G(ω)は次式で表現される。 G(ω)=1/{1+on=1 h(n)e−jω{(n−1)TD+TB } …(3) ここで、前記制御部5が雑音成分も含めて重み
付け設定をした場合には、重み付け値h(n)は
次式で表わされる。 h(n)=hs(n)+hz(n) …(4) 上式において、hs(n)は、ゴースト成分に対
応した重み付け値で、hz(n)は雑音成分に対応
した重み付け値である。この雑音成分の重み付け
値hz(n)の大きさは基準信号部のデータ取込み
時に何回か加算平均するなどの処理によつてあま
り大きい値にはならないが、ほとんどの重み付け
値h(n)に加わつてくるのが普通である。こう
した雑音成分の重み付け値hz(n)の蓄積が巡回
形フイルタ2の帰還ループの安定条件を破り、発
振に追い込む原因となる。 このような雑音成分重み付け値hz(n)を除去
する処理方法について第4図に示されたフローチ
ヤートと共に説明する。第4図においては重み
付け信号処理の開始点、及びはこの信号処理
の終了点である。は終了点であるが後述するよ
うにからの出力を端子に戻し再度処理を行う
ことを繰り返してもよい。 ところで、前記した雑音成分の重み付け値hz
(n)がゴーストの重み付け値hs(n)に重畳され
るのが原因で発振することがわかれば、重み付け
値hz(n)の絶対値の総量を観測し、この総量が
巡回形フイルタ2が発振する限界値を越えるか否
かを判断し越える直前に各重み付け値hz(n)を
零の方向に圧縮すればよい。ところが一般にゴー
スト成分重み付け値hs(n)と雑音成分重み付け
値hz(n)とを分離するのは困難であるから、ま
ず両者の和である重み付け値h(n)の絶対値の
総量Sを得る。 S=on=1 |h(n)| …(5) 次に、この総量Sが一定の限界値αを越えたか
否かを判断する。もし、越えなければ、重み付け
値h(n)には雑音成分が混入されていないとし
て、にて重み付け信号処理は完了する。もし、 S>α(α;正の定数値) …(6) の場合には、各重み付け値h(n)のレベルにつ
いて判断を行う。即ち、ゴースト成分の重み付け
値hs(n)と雑音成分の重み付け値hz(n)との
関係は通常 |hs(n)|>|hz(n)| …(7) が成立するから |h(n)|<β(S) …(8) の条件を満たす重み付け値h(n)に対しては次
式で示す減算処理を行う。ただし、(8)式中、β
(S)は0以上の値である。 h′(n)=h(n)−δ(S)・sign{h(n)}
…(9) ここで、(8)式の上限β(S)及び(9)式の修正係
数δ(S)は、(5)式の重み付けの総和Sを変数と
する可変値であるものとする。例えば第5図A又
はBに示される如く、上記β(S),δ(S)は重
み付けの絶対値の総和Sが増加するにつれて増加
する。このように、上限β(S)及び修正係数δ
(S)が総和Sに比例して増加することにより、
修正される重み付け値の個数が増大し、補正量も
大きくなりより強力に修正される。また(9)式にお
いてsign{h(n)}は重み付け値h(n)が正の時
は1,h(n)=0の時は0,h(n)が負の時は
−1となる符号変換記号である。 この(9)式で示すような処理をサンプリングポイ
ント1〜Nの全ての重み付け値h(n)に対して
実施し、n=Nにて処理を終える。 このように重み付けh(n)を設定する際に、
(8)式の条件のもとで、(9)式のような処理をするこ
とにより総和Sが徐々に蓄積されて大きくなり発
振に近ずくにつれて強く重み付けh(n)を修正
し零の方向に引き戻すことになるため安定状態を
維持することができるのと同時に、(7)式(8)式にみ
られるように本来のゴーストに対応する重み付け
hs(n)よりも雑音等に対応する重み付けhz(n)
に対してより大幅な修正をすることにつながるの
で、安定状態を維持しながら本来の目的であるゴ
ースト除去の動作は続けられることになる。 又、ゴースト成分重み付け値hs(n)と雑音成
分重み付け値hz(n)とが同等のレベルにある場
合は共に取り除かれることになるので本来のゴー
スト打消のための重み付け値のすその部分が削ら
れることになり、ゴースト打消のための重み付け
設定の周波数特性も上がることになり、一般に第
3図Cに示すような形でゴースト情報を検出する
時の周波数特性のなまりを補正する働きもするこ
とになる。 こうして、雑音成分や固定パターン、測定又は
設定誤差等に起因する発振現象は減少し、これに
伴ない本来の目的であるゴースト除去の機能も改
善されかつ安定になる。第3図Eには、同図Dに
示す重み付け値h(n)に対し(9)式で示された処
理をすることにより修正された重み付けデータ
h′(n)の1例が示されている。同図Dに示され
た設定値±β(S)が重み付け値h(n)の総和s
に連動して変化しかつ修正係数d(S)も変化す
るのでもとの重み付け値h(n)に比較して雑音
成分重み付け値hz(n)が大幅に零方向に圧縮さ
れた重み付け値h′(n)がえられる。又、同図D
において設定値β(S)より大きな値になつてい
る重み付け値h1,h2,h3は同図Eにおいてもその
ままの値になり、+β(S)と−β(S)の間にあ
る重み付け値h(n)のみが減少してh′(n)にな
つていることがわかる。 さらに、第4図の終点から出力される処理結
果は再度に戻し同様の処理を繰り返してたえず
重み付け値を修正し零の方向に圧縮することによ
り、巡回形フイルタ2の発振を防止し、巡回形フ
イルタ2からの複合映像信号は、ゴーストが除去
され、雑音成分のないきれいな信号となる。 第6図は、第4図に示したフローチヤートを実
際に処理するための本発明装置の要部の一実施例
のブロツク系統図を示す。 第6図のブロツクは第1図の制御部5と巡回形
フイルタ2の間即ち第2図の端子9と重み付け回
路部10との間に配置できる。 第6図において制御部から端子12に入来する
重み付け値h(n)はメモリ13に供給され記憶
される。メモリ13ではこの重み付け値h(n)
を符号部S(n)と数値部D(n)に分けて記憶す
る。 h(n)=D(n)+S(n) …(10) 例えば、メモリ13は、次表に示される如く、
+7〜−7の重み付け値h(n)のデータの正負
の符号部S(n)を0,1で記憶し、数値部D
(n)を3ビツトのバイナリーコードで記憶する。
【表】 このバイナリーコード化された重み付け値は加
算回路14に供給される。加算回路14はこの重
み付け値のサンプリングポイント1〜Nまでの絶
対値の総和 on=1 |h(n)|即ちon=1 D(n)を計算して第1
の比較回路15に供給する。比較回路15はこの
絶対値の総和 on=1 |h(n)|が一定値αより大きいか否かを
比較し、大きい場合は、変換回路17へ動作開始
の制御信号を供給する。一定値αはα設定回路1
6にて設定されて比較回路15に供給される。 比較回路15から動作開始の制御信号を受けた
変換回路17は、加算回路14からの総和Sを数
値変換し、設定値β(S)及びδ(S)を形成す
る。設定値β(S)は第2の比較回路18に、設
定値δ(S)は減算回路19に各々供給される。
第2の比較回路18は、前記重み付け値の数値部
D(n)と上記設定値β(S)とを比較し、この重
み付け値の数値部D(n)が設定値β(S)よりも
小さい場合は減算回路19に動作開始の制御信号
を供給する。減算回路19は動作開始の制御信号
を受けて、メモリ13から設定値β(S)よりも
小さい数値部D(n)を読み出し、この数値部D
(n)を前記変換回路17からの設定値δ(s)だ
け減算して数値部D′(n)=D(n)−δ(S)をメ
モリ13にもどしてやる。ただし減算結果が負に
なる時、即ちオーバーフローする時は数値部D
(n)の値を零に設定し、かつ符号部S(n)の値
も零にする。 メモリ13は数値部D′(n)に符号部S(n)
を付加し、修正された重み付け値h′(n)として、
端子20より送出し第2図に示された重み付け回
路部10に供給する。タイミングパルス発生回路
21は、前記各回路で使用するデータの読出し、
書き込み動作等の各種のタイミングパルスを発生
し、各回路に供給し、各回路はこのタイミングパ
ルスによつて駆動する。 このように回路を構成することにより、雑音成
分や測定又は設定誤差等に起因する発振現象は大
幅に減少し、この結果に伴い、ゴースト除去の機
能が改善される。なお、ゴースト除去の効果をさ
らにあげるために、前記回路構成装置を複数段直
列に設けてもよいし、あるいは1つの装置で、演
算処理を繰り返してもよい。 又、前記基準信号は垂直同期信号の前縁部だけ
でなく水平同期信号やバースト信号を用いて生成
してもよい。さらに、第4図に示したフローチヤ
ートを実行するのは第5図に示したブロツク系統
図にとどまらず、マイクロコンピユータで演算処
理をしてもよい。 なお、これまでの説明では重み付け値h(n)
を直接監視するように説明してきたが巡回形フイ
ルタが集積化されているような場合はこの直接監
視ができなくなる。このような場合には前記制御
部5にこの重み付け値h(n)に対応する値があ
るのでこの値を用いて制御部内で第4図の処理を
行つてもよい。又、重み付け値h(n)の値は、
零が初期値で正負の値をとるように説明したが、
実際には重み付け回路10−1〜10−Nは、電圧制
御増幅器や可変抵抗器等で作られているので、h
(n)の値は電圧又は電流値であり、かならずし
も正負の値をとるとは限らない。しかし、定数又
は座標変換によつて、正負の値をとるような形式
に表わすことができる。このように、本実施例は
単なる理論でなく実際の回路と完全に対応づけの
できる方式である。又、第5図A,Bに示したグ
ラフはあくまでも1つの例にすぎず、最終的には
できあがつた巡回形フイルタ部の回路の合つた関
数形にしなくてはならない。 さらに本実施例においては、実際には制御部か
ら重み付け回路に値を転送する前に修正を行いそ
の後重み付け回路へ設定値を転送しているため、
本提案の重み付け値の修正に伴なう不自然な信号
の脈動を極力おさえる処理もできる。又本実施例
修正法は重み付け値を設定する度毎に行うことは
かならずしも必要でなく、タイミングをみはから
つて時々行うようにしてもよい。 さらに、本実施例で扱う信号は映像信号である
としてこのゴースト除去について説明したが、こ
のような巡回形フイルタを使用する構成のもので
あれば、IF系やRF系でのゴースト除去にも応用
でき、又、広く通信分野におけるエコー等による
波形歪の除去にも応用できる。 上述の如く本発明になる波形歪除去装置は、重
み付け値又はこれと等価な値の絶対値の総量Sを
得る加算手段と、該絶対値の総量Sを波形歪存在
時のそれよりも小なる一定値αと比較する第1の
比較手段と、該絶対値の総量Sが一定値αを越え
た時前記各重み付け値又はこれと等価な値の絶対
値を設定値β(S)と比較する第2の比較手段と、
該重み付け値の絶対値又はこれと等価な該設定値
β(S)よりも小なる時、該重み付け値の絶対値
又はこれと等価な値を設定値δ(S)だけ減少さ
せる減算手段と、該設定値β(S)及びδ(S)を
前記総量の変化に応じて設定する変換手段とから
なるようにしたため、前記総量Sが増すにつれ
て、設定値β(S)が上昇することで修正される
重み付け値の個数を増すことができ、さらに設定
値δ(S)が上昇することで、強い修正をするこ
とができ、より強力に巡回形フイルタの帰還ルー
プを安定に動作してゴーストを除去することがで
き、フイルタ出力信号は雑音成分などによる不要
パターンがなくきれいな信号が得られる。さらに
本発明になる波形歪除去装置は複数直列に接続さ
れてなるようにしたため、より多く雑音を減少さ
せることができ、波形歪の重み付け値がよりシヤ
ープになるので残留波形歪が少いという特長があ
る。又、前記各手段を複数設けることなく、前記
絶対値の総量Sが前記所定の一定値αになるまで
前記重み付け値又はこれと等価な値の修正を繰り
返すようにしたため、前述したより多くの雑音の
影響の減少、残留波形歪の減少を単一の手段で実
施できるという特長が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の波形歪除去装置の1例を示すブ
ロツク系統図、第2図は第1図の巡回形フイルタ
の詳細ブロツク図、第3図A〜Eは夫々第1図及
び第6図の信号処理説明図、第4図は本発明の波
形歪除去装置の1実施例を示すフローチヤート、
第5図A,Bは夫々設定値β(S),δ(S)と総
和との関係図、第6図は第4図のローチヤートを
処理するための本発明装置の一実施例を示すブロ
ツク系統図である。 2…巡回形フイルタ、4…差分回路、5…制御
部、6…タイミングパルス発生回路、7…減算回
路、8−1〜8−N…遅延回路、10…重み付け
回路部、10−1〜10−N…重み付け回路、1
1…加算回路、13…メモリ、14…加算回路、
15…第1比較回路、16…α設定回路、17…
変換回路、18…第2比較回路、19…減算回
路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数個の遅延回路及び重み付け回路等よりな
    る巡回形フイルタを用いて該巡回形フイルタの出
    力信号中の所定信号部より波形歪量を検出し、該
    波形歪量を減少せしめるように前記重み付け回路
    の重み付け値を調整する波形歪除去装置におい
    て、前記重み付け値又はこれと等価な値の絶対値
    の総量Sを得る加算手段と、該絶対値の総量Sを
    該波形歪存在時のそれよりも小なる一定値αと比
    較する第1の比較手段と、該絶対値の総量Sが該
    一定値αを越えた時前記重み付け値又はこれと等
    価な値の絶対値を設定値β(S)と比較する第2
    の比較手段と、該重み付け値又はこれと等価な値
    の絶対値が該設定値β(S)よりも小なる時、該
    重み付け値又はこれと等価な値の絶対値を設定値
    δ(S)だけ減少し修正する減算手段と、該設定
    値β(S)及びδ(S)を前記総量Sの変化に応じ
    て設定する変換手段とよりなり、該減算手段から
    の修正された重み付け値又はこれと等価な値を前
    記重み付け回路の出力としたことを特徴とする波
    形歪除去装置。 2 該波形歪除去装置は、複数直列に接続されて
    なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の波形歪除去装置。 3 該重み付け値又はこれと等価な値は、該絶対
    値の総量Sが該一定の値αになるまで該減算手段
    にて繰返し減算され修正されることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の波形歪除去装置。 4 該波形歪は、複合映像信号のゴーストである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の波
    形歪除去装置。
JP56070947A 1981-05-12 1981-05-12 Rejector for waveform distortion Granted JPS57185729A (en)

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