JPH01259558A - ショットキバリア半導体装置 - Google Patents

ショットキバリア半導体装置

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JPH01259558A
JPH01259558A JP8627788A JP8627788A JPH01259558A JP H01259558 A JPH01259558 A JP H01259558A JP 8627788 A JP8627788 A JP 8627788A JP 8627788 A JP8627788 A JP 8627788A JP H01259558 A JPH01259558 A JP H01259558A
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semiconductor region
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schottky barrier
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Koji Otsuka
康二 大塚
Masayuki Tsuruoka
鶴岡 政行
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Sanken Electric Co Ltd
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Sanken Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 皇皇上叫■1分互 本発明は、高耐圧のショットキバリア半導体装置に関す
る。
の  ど 日が ゛ しようとする ショットキバリアダイオードは、良好な高速応答性(高
速スイッチング特性)及び低電力損失等の利点を生かし
て、高周波整流回路等に広く利用されている。しかし、
ショットキバリアダイオードでは、バルク耐圧(ショッ
トキバリアの中央部での耐圧)に比べて周辺耐圧(ショ
ットキバリアの周辺での耐圧)が顕著に低下する現象が
認められ、このため、高耐圧のものを得るのが廻しい6
周辺耐圧を向上する方法の1つとして、特開昭62−4
5172号公報に示されているように、ショットキバリ
アとその下部の半導体領域を半絶縁性半導体領域で包囲
した高耐圧化構造が知られている。半絶縁性半導体領域
は半導体基板材料中にH(水素)等のイオンを注入して
形成される。なお、「半絶縁性半導体領域」の表記は、
用諮「半絶縁性」と「半導体」との概念が重複するが、
本明細書では汎用語として使用されているように「半導
体材料から成りかつ半絶縁性を有する高低抗な領域」を
意味する。この半絶縁性半導体領域が高耐圧化に効果的
であることは実験により確認されている。しかし、上記
の高耐圧化構造でも、バルク耐圧に対する周辺耐圧の低
下は未だかなり大きく、更に改養の余地がある。
そこで本発明は、半絶縁性半導体領域を含む高耐圧化構
造の周辺耐圧を向上できるショットキバリア半導体装置
を提供することを目的とする。
■が ° しようと る 本発明によるショットキバリア半導体装置は、半導体領
域と、該半導体領域にイオンを注入することにより形成
されかつ前記半導体領域の一部を包囲する半絶縁性半導
体領域と、前記半導体領域の前記一部の表面に隣接して
形成されかつ前記半導体領域との間にショットキバリア
を形成するバリア電極と、該バリア電極と電気的に接続
された状態において該バリア電極を包囲しかつ前記半絶
縁性半導体領域の表面に隣接して前記バリア電極の厚さ
より薄く形成されるとともに前記半導体領域に対してシ
ョットキバリアを形成する物質から成る薄層とから成る
作−」− 逆電圧印加時にバリア電極に近い浅い領域において半絶
縁性半導体領域はショットキバリアの外周側への空乏層
の広がりを制限する。また、バリア電極の周囲に形成さ
れた薄層は逆電圧印加時に半絶縁性半導体領域と協動し
てショットキバリア周辺での電界集中を大幅に緩和する
夾−1−匠 以下1本発明の実施例である電力用高耐圧ショットキバ
リアダイオード及びその製造方法を第1図〜第3図につ
いて説明する。
まず、第2図(A)に示すように、GaAs (砒化ガ
リウム)から成る半導体基板1を用意する。
半導体基板1は、不純物濃度2 X 10”aI+″″
3、厚さ約300μmのn◆形領領域2上に不純物濃度
2 X I Q”an−’、厚さ約15μmのn影領域
3をエピタキシャル成長させた半導体領域を有する。
次に、第2図(B)に示すように、半導体基板1上にイ
オン注入のマスクとしてAu(アルミニウム)層4を形
成した上で、半導体基板1の上面全域にHe(ヘリウム
)を加速電圧を変えて多重にイオン注入する。この結果
、Heのイオン注入によってGaAs結晶格子が乱れ、
AQ層4の直下のn影領域3aを包囲するように平面的
に見て環状の半絶縁性半導体領域5が形成される。半絶
縁性半導体領域5の深さは約2μmである。半絶縁性半
導体領域5は、比抵抗107〜10’Ω−1で絶縁物に
近い高抵抗層である。
続いて、第2図(C)に示すように、AQ層4をエツチ
ング除去した後、半導体基板1上にTi(チタン)の薄
層6とAQ層7を形成する。AQ層7は、n影領域3と
半絶縁性半導体領域5の内周縁近傍をTiの薄層6を介
して被覆している。
Tiの薄層6はAf1層7から更に半導体基板1の周縁
側に延在している。Tiの薄M6の厚さは約50人(0
,005μm)と極薄である。AQ層7の厚さは約2μ
mである。また、半導体基板1の裏面全域にAu(金)
とGe(ゲルマニウム)の合金とAuとを連続して真空
蒸着し、オーミック電極8を形成する。
次に、第2図(D)に示すように、空気中で275℃の
温度で15分間の熱処理を施す。この結果、AM層7に
マスクされていないTiの薄層6の一部は酸化されてチ
タン酸化物の薄層9となるが、AQ層7の下部にはTi
の薄層6aが残存する。
チタン酸化物の薄層9の厚さは、熱処理時間からTiの
薄層6の1.5倍程度と推定される。チタン酸化物の薄
層9のシート抵抗は約100MΩ/口であり、半絶縁性
の高抵抗層であるaTxの薄層6aとAQ層7は単独で
はともにn影領域3に対してショットキバリアを形成す
る金属層である。
しかし、Tiの薄層6aとA12層7が重ねられた構造
において極薄のTiの薄層6aがショットキバリアの形
成にどのように関与しているかは明らかではない。ここ
では、Tiの薄層6aとAΩ層7を合わせてバリア電極
10と呼ぶ。
第1図に示すように、プラズマCVD (Chemic
al Vapor Deposition)又は光CV
Dによりシリコン酸化膜から成る絶縁層11を形成した
後。
更にTiとAuを連続的に真空蒸着することにより外部
接続用電極12を形成して、ショットキバリアダイオー
ドチップを完成させる。バリア電極10とn影領域3と
の間に主電流通路となるショットキバリアが形成され、
バリア電極10側がアノード、オーミック電極8側がカ
ソードである。このように製作されたショットキバリア
ダイオードは約210Vの高耐圧を得た。バルク耐圧に
ほとんど等しい約230Vの耐圧が得られることもあっ
た。チタン酸化物の薄層9を除去した半絶縁性半導体領
域5のみによる高耐圧化構造では約170v、チタン酸
化物の薄層9を除去しかつ半絶縁性半導体領域5を形成
しない構造(高耐圧化対策を全く行わない構造)では約
60Vである。チタン酸化物の薄層9を除去しても、接
続用電極12の周辺部12aが絶縁層11を介して一般
的なフィールドプレートとして作用しているが、上記の
ように耐圧は約170Vである。このことから、チタン
酸化物の薄層9による電界集中緩和作用が大きいことが
明白である。
チタン酸化物の薄層9は、フィールドプレートとして作
用していると考えられるが、詳細なメカニズムは不明で
ある。ただし、次のような特徴を有する。チタン酸化物
の薄層9はn影領域3の表面に形成されたときには、n
影領域3との間にショットキバリアを形成するとともに
、n影領域3の表面状態を安定化させる。従って、半絶
縁性半導体領域5の表面近傍に半導体的性質が残ってい
たとしても問題にならない。また、チタン酸化物の薄層
9はシリコン酸化膜のような絶縁層を介さないフィール
ドプレートであるから、その下部に空乏層を形成する作
用が非常に大きいし、絶縁層を形成する材質(材料の種
類、含有不純物、界面状態など)による特性の不安定性
も生じない。
変星大11 本発明は前記の実施例に限定されることなく、その趣旨
の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、第3図に示すように、チタン酸化物の薄層9を
酸化前のTiの薄層6(バリア電極10の外周に延在す
るTiの薄層6b)としてそのまま利用するとともに、
A12層7がn影領域3とほぼ同−若しくはやや内側に
形成されても、第1図の場合と同様の高耐圧が得られた
。イオン注入のマスクとして、Af1層7とその上に形
成したシリコン酸化物層等(図示せず)を形成し、Ti
の薄層6bを通過してHeイオンを注入すると、第1図
の構造が形成される。この場合、Tiの薄層6bは、チ
タン酸化物の薄層9と同様に、n影領域3との間にショ
ットキバリアを形成するとともに、n影領域3の表面状
態を安定化させる作用がある。Tiの薄層6bのうち、
n影領域3と接触する部分は補助的なバリア電極であり
、バリア電極10の一部とみなせるものである。なお、
Tiの薄層6bは、極薄であるためにシート抵抗約40
0Ω/口の抵抗層となっている。
半絶縁性半導体領域5をエピタキシャル成長で形成する
方法も知られているが、チタン酸化物の薄層9又はTi
の薄層6bの少なくともいずれかの薄層による電界集中
緩和作用が顕著に発揮されるのは、半絶縁性半導体領域
5をイオン注入で形成した場合である。結晶にダメージ
を与えて半絶縁化するための不純物は、Ha以外にH(
水素)やB(硼素)等も使用できる。
チタン酸化物の薄層9又はTiの薄層6bの厚さは、応
力発生を最小限にするとともに、バリア電極の主要部よ
りも大きいシート抵抗を与えなければならないので、1
0〜1000人、望ましくは20〜300人に選定する
のがよい。
薄層は、多くの半導体装置に対してTfの薄層又はチタ
ン酸化物の薄層(TiOx)が良好な結果を示すが、半
導体領域との間にショットキバリアを形成するものであ
れば、これら以外のものでよい。例えば、Ta(タンタ
ル)薄層又はタンタル酸化物(T a Ox )薄層と
してもよい。
GaAs、A11GaAs (砒化アルミニウム・ガリ
ウム)、GaP (燐化ガリウム) 、InP (燐化
インジウム)等のm−v族化合物を用いた半導体装置に
適用して効果的な構造であるが、他の化合物半導体装置
又はSL(シリコン)等の半導体装置にも適用可能であ
る。
肱−来 本発明によれば、ショットキバリアの周辺耐圧が著しく
向上し、もって高耐圧のショットキバリア半導体装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例であるショットキバリアダ
イオードの断面図、第2図は第1図に示すショットキバ
リアダイオードの製造工程を示す工程図で、第2図(A
)は半導体基板の断面図、第2図(B)は半絶縁性半導
体領域を形成した状態の断面図、第2図(C)はバリア
電極を形成した状態を示す断面図、第2図CD)はチタ
ン酸化物の薄層を形成した状態を示す断面図、第3図は
本発明の他の実施例を示すショットキバリアダイオード
の断面図を示す。 3.3a、、n影領域(半導体領域)、 5.。 半絶縁性半導体領域、 6a、、Tiの薄層、  6b
、、Tiの薄層(薄層)、  7.、AQ層、  9゜
、チタン酸化物薄層(薄層)、  100.バリア電極
、 第1図 第 3 囚 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  半導体領域と、 該半導体領域にイオンを注入することにより形成されか
    つ前記半導体領域の一部を包囲する半絶縁性半導体領域
    と、 前記半導体領域の前記一部の表面に隣接して形成されか
    つ前記半導体領域との間にショットキバリアを形成する
    バリア電極と、 該バリア電極と電気的に接続された状態において該バリ
    ア電極を包囲しかつ前記半絶縁性半導体領域の表面に隣
    接して前記バリア電極の厚さより薄く形成されるととも
    に前記半導体領域に対してシヨツトキバリアを形成する
    物質から成る薄層と、から成るショツトキバリア半導体
    装置。
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