JPH01254522A - シート状蓋体の滅菌処理方法と装置 - Google Patents

シート状蓋体の滅菌処理方法と装置

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JPH01254522A
JPH01254522A JP63071310A JP7131088A JPH01254522A JP H01254522 A JPH01254522 A JP H01254522A JP 63071310 A JP63071310 A JP 63071310A JP 7131088 A JP7131088 A JP 7131088A JP H01254522 A JPH01254522 A JP H01254522A
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lid
chamber
suction cup
hot air
sheet
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JP63071310A
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Yoshito Shibauchi
好人 柴内
Koichi Hatanaka
畑中 耕一
Tatsuo Tanaka
龍夫 田中
Katsuyuki Mogi
茂木 克之
Tadashi Hanada
正 花田
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Priority to DE89104748T priority patent/DE68907508T2/de
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Priority to US07/552,994 priority patent/US5076039A/en
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、シート状蓋体に対する滅菌処理方法と、この
方法を実施した滅菌処理装置に関するもので、さらに評
言すれば、開口部にシート状蓋体を密溶着するための外
フランジを一体に周設した容器に対して、搬入される蓋
体を滅菌処理してがら供給する蓋体の滅菌処理方法と装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
食品である内容物を、可能な限り無菌下で処理して少し
でも長く新鮮さを保持しようとする無菌化包装に対して
、内容物を、充填する前に殺菌して滅菌し、予め滅菌し
た容器に、無菌雰囲気内で充填、密封して、2次的に殺
菌しない無菌充填包装が次の点で優れていることが認め
られている。
■内容物が短時間の高温処理により滅菌されるので熱履
歴が少なく、このため内容物が元来持っている風味、色
調、栄養価等の食品本来の品質を良好に維持できること
■収納されている内容物が無菌であるので、常温で保存
できること。
■保管、流通に冷蔵が不要であるので、低温流通に必要
とされていた膨大なエネルギーを削減できること。
■缶詰加工では不可能な大型容器でも包装できること。
■シェルフライフが長いので、計画生産ができること。
■包装材料である容器を、包装前に殺菌処理するので、
缶詰やレトルトに要求される耐熱性を必要としないこと
このように、無菌充填包装技術は、多くの優れた利点を
有するものであるので、多くの食品の充填包装に利用さ
れるようになっており、その基本的な処理手段は、搬入
されて滅菌処理された容器をそのまま無菌雰囲気内に送
入し、内容物を充填した後、滅菌処理された蓋体で密閉
するものとなっている。
この無菌充填包装技術における蓋体の滅菌処理を施して
の供給は、蓋体素材を連続フィルム状のまま供給し、容
器に密溶着された後に一定形状に打ち抜く手法と、予め
容器に合わせて一定形状に成形されたシート状蓋体を一
枚づつ供給する手法とに大別することができる。
連続フィルム状のまま供給する手法の場合は、基本的に
容器の搬送経路の一部と蓋体の搬送経路の一部とを一致
させなければならないので、容器搬送経路が位置する無
菌雰囲気内に連続フィルムが出入りすることになり、こ
のため無菌雰囲気を維持するための構成が面倒となるこ
と、無菌雰囲気内に容器の形状および寸法に対応した一
定形状の溶着シール装置と打ち抜き装置とを配置しなけ
ればならないので、内容物の充填密封装置全体が大型と
なること、連続フィルムの新たなセットの度に無菌雰囲
気を失うことになるので、最初から操作をやり直すこと
になり、作業時間と製品のロスが多いこと、小ロフトの
生産には全く不向きであって汎用性に欠けること、等の
不満があり、このため多品種少量生産には、一定形状に
打ち抜き成形されたシート状蓋体を一枚づつ供給する手
法が採用されている。
この一定形状に打ち抜き成形されたシート状蓋体を一枚
づつ供給する従来の手法は、例えば特開昭59−115
221号公報に示されているように、蓋体の周縁を係止
保持する係止溝を周面に刻設した複数の保持棒で構成さ
れた蓋体保持体を設け、この多数の蓋体保持体を間歇走
行移動するエンドレスチェーンに一定間隔で組付は固定
し、蓋体保持体に供給保持された蓋体に対して、その間
歇移動に従って順次滅菌処理、乾燥処理を施して、無菌
雰囲気内の内容物を充填した容器に供給するようにして
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術にあっては、蓋体保持体が一定形状および
寸法の蓋体にしか対応することができないので、供給す
べき蓋体の形状および寸法が変更された場合には、蓋体
保持体も対応したものに変更する必要があり、この部材
取替作業が極めて面倒であると共に、この取替により無
菌雰囲気を消滅させることになるので、作業切替えに長
大なロス時間を要する問題点がある。
また、エンドレスチェーンに取付けられた各蓋体保持体
は、連続した空間を走行移動する必要があるが、この連
続した空間の一方端は、蓋体受は入れのために外界に開
放した状態にあり、他方端は、蓋体の供給を受ける容器
が位置する無菌雰囲気内に開放した状態にあるので、外
気の無菌雰囲気内への侵入を確実に阻止するための手段
、過酸化水素ガス等の殺菌剤の無菌雰囲気内への侵入を
確実に阻止するための手段等を良好に実施することが極
めて困難であると云う問題点がある。
すなわち、無菌雰囲気内への外気の侵入を阻止するには
、通路空間内を高い正圧として、蓋体供給口からの外気
の侵入を不可能とすれば良いのであるが、通路空間内に
噴出供給された殺菌剤が蓋体供給口から外界に放出され
るのを確実に防止できる状態で実施しなければならず、
また殺菌剤による蓋体の滅菌処理を良好に達成するには
、蓋体を殺菌剤雰囲気内に一定時間以上位置させておく
必要があるが、連続した空間である通路空間内の一部に
無菌雰囲気を所望時間区画形成することは極めて困難で
ある。
このように、長い時間の間、無菌雰囲気を形成維持する
ことが困難であるため、短時間の内に蓋体の滅菌を達成
する必要があり、このため殺菌剤として強力の殺菌力を
発揮するもの、例えば50%程度の極めて高い濃度の過
酸化水素を殺菌剤材料として使用することになり、この
ため蓋体に殺菌剤が残留付着する危険が高(なり、この
残留した殺菌剤により内容物が変質されると云う問題点
がある。
さらに、滅菌処理さた蓋体は、無菌雰囲気内の一定位置
に位置し゛た容器に対して正確に位置出しした状態で供
給される必要があるが、蓋体保持体に保持した蓋体を他
の箇所に移動させる機能がなく、このため蓋体移送のた
めの専用の機能部分を設けなければならず、このため構
成が複雑になると共に、精度の高い容器に対する位置出
し供給を達成することができなかった。
またさらに、蓋体は、その周縁の一部を蓋体保持体に接
触させて保持されるので、この蓋体保持体に接触した表
面部分に対する滅菌およびこの表面部分付近の乾燥を完
全に達成することが不可能となり、このため滅菌の不完
全な蓋体とか殺菌剤の付着したままの蓋体を容器に供給
してしまう不都合が発生する問題点がある。
本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべ
く創案されたもので、供給された蓋体に対する滅菌処理
を完全に遮断された密閉空間内で実施できること、およ
び蓋体搬入口と蓋体搬出口との間を完全に遮断すること
を目的とする。
また、他の目的は、一定寸法以内の蓋体の全てを取扱処
理できるようにすることにある。
そして、他の目的は、位置出しされた状態で搬入供給さ
れた蓋体を、この正確に達成さた位置出しを維持したま
ま容器に搬出供給することができるように−することに
ある。
さらに、他の目的は、蓋体表面全域に対して確実な滅菌
処理を施すことができるようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明方法における手段は、 供給されたシート状蓋体に、過酸化水素ガス等の殺菌剤
または/および紫外線照射による滅菌処理、熱風による
乾燥処理を順に施してから、この蓋体を無菌内容物を充
填して無菌雰囲気内にある無菌容器の開口部に搬出供給
する蓋体の滅菌処理方法に関するものであること、 開口端面を壁体の平滑な壁面に密に摺接させた室を、壁
体に対して相対的に間歇移動させること、この室の異な
る停止位置で、壁体に形成された開口部から室内への、
蓋体の供給、殺菌剤の送入または/および紫外線の照射
による滅菌処理、熱風送入による乾燥処理を順に施すこ
と、 にある。
さらには、上記手段に加えて、 室内での蓋体の保持を、この蓋体に対する吸着位置およ
び保持高さ位置の異なる第一および第二の吸盤で達成す
ること、 滅菌処理および乾燥処理の実施時間内で、第一吸盤と第
二吸盤との間で蓋体の保持を切り替えること、 にある。
また、本発明装置における手段は、 内周面を平滑面として平滑な壁面を形成する直線円筒形
状の壁体筒の両端面を密閉した外筒体と、壁体筒の内周
面に密摺接した外周面に一定中心角毎に室を凹設した直
線円筒形状のドラム体を主体とし、前記一定中心角で間
歇回動自在に外筒体内に組付けられた回転ドラム体とを
有すること、室の選択された停止位置に対向する壁体筒
の筒壁箇所に、室の間歇回動移動方向に沿って順に、室
内への蓋体の供給口となる搬入口と、殺菌剤の送入また
は/および紫外線照射のための滅菌処理口と、熱風の送
入および排出のための熱風通過口と、滅菌嵌装処理を施
した蓋体を室内から搬出するための搬出口とを開口形成
したこと、 にある。
さらには、上記した手段に加えて、 各室内に、供給された蓋体を異なる吸着位置および高さ
で交互に吸着保持する第一および第二の吸盤を有するこ
と、 第二吸盤を室内の一定深さ位置に不動に配置するのに対
して、第一吸盤を第二吸盤よりも深い位置と浅い位置と
の間で進退移動可能に設けること、にある。
熱風通過口は、その大きさが特定されるものではないが
、送入される熱風による蓋体の乾燥をより確実に達成す
るために、室の複数の停止位置範囲にわたって連続した
形態で開口形成するのが有利である。また、各室に、こ
の室の底面から突出した姿勢で取付けられた第一吸盤は
、回転ドラム体と一緒に間歇回動移動し、かつこの回転
ドラム体の一定停止位置で進退動作を行うものであるの
で、この第一吸盤の進退動作をカム板で達成するように
構成するのが、第一吸盤の進退動作機構の構成を簡単に
するのに有利である。さらに、各室に設けられた第一お
よび第二吸盤の交互の吸引切替え操作は、回転ドラム体
の一方の端面に固定され、各室毎の第一吸盤用バキュー
ム通路と第二吸盤用バキューム通路とを設けた平円板状
のバキュームマニホールドと、このバキュームマニホー
ルドの第一吸盤用バキューム通路および第二吸盤用バキ
ューム通路のバキュームチャンバーとの連結遮断制御を
達成するための第一吸盤用バキューム路と第二吸盤用バ
キューム路とを有し、バキュームマニホールドに密摺動
可能および同軸状に組付けられて回転ドラム体の一つの
間歇回動角度と等しい回動角度で往復揺動動作するバキ
ュームディスクとの、回転ドラム体の回動動作に伴う相
対回動を利用するのが有利である。
〔作用〕
各室は、その開口端面を壁体の平滑な壁面に密摺接させ
ているので、壁体に形成された開口部に対向位置しない
限り、個々に独立して密閉された状態となる。このため
、蓋体の供給口として開口部に対向位置して停止した室
は外界に開放された状態となるが、この停止位置から次
の停止位置に間歇移動することにより外界に開放された
蓋体の供給口としての開口部から気密に遮断される。
すなわち、蓋体供給用の開口部と、滅菌処理用の開口部
と、乾燥処理用の開口部と、そして蓋体搬出用の開口部
とは、相互に完全に気密に遮断された状態となり、蓋体
供給用の開口部に対向した室以外の室は、外界と気密に
遮断された状態となり、また滅菌処理用の開口部に対向
した室は、外界および容器が位置する無菌雰囲気への開
口部である蓋体搬出用の開口部と完全に遮断された密封
空間を形成することになる。
また、各室内での蓋体の保持は、第一および第二の吸盤
の吸着作用により達成されるので、室内に供給されて滅
菌、乾燥処理される蓋体は、室内に侵入位置することの
できるものであれば、その形状および寸法を特定される
ことがない。
そして、各室内における両吸盤による蓋体の吸着保持は
、両吸盤の蓋体に対する吸着位置が異なり、かつ同一停
止期間内すなわち同一処理期間内において両吸盤間で蓋
体の吸着保持を切替えているので、同一停止期間内に蓋
体の全表面が必ず室内雰囲気に完全に露出することにな
る。
また、本発明装置においては、室を回転ドラム体の外周
面に形成し、壁体を外筒体で構成したので、二つの直線
円筒体の組合せだけで複数の室の壁体に対する密摺接構
造を形成すると共に、回転ドラム体の単純な間歇回動動
作により壁体に対する室の間歇移動動作を達成している
また、第二吸盤が室内に不動に取付けられているのに対
して、第一吸盤を突出移動可能に設けたので、この第一
吸盤の進退動作を利用することにより、両吸盤間での蓋
体の保持切替えを円滑にかつ安全に達成することができ
る。すなわち、第一吸盤が後退位置にある時には、蓋体
を第二吸盤で吸着保持しておき、蓋体の吸着保持の切替
え時には、吸着保持力が与えられた状態の第一吸盤を突
出前進させて、この第一吸盤が第二吸盤とほぼ等しい突
出位置に達した時点で、第二吸盤の吸着力を遮断して蓋
体の第二吸盤から第一吸盤への保持の切替えを達成する
のである。蓋体の第一吸盤から第二吸盤への保持の切替
えは、上記とは逆形層とすれば良い。
この第一吸盤の室内における進退動作を、回転ドラム体
の回転軸部分に固定されたカム板により達成することに
より、回転ドラム体の間歇回動動作を利用して第一吸盤
の進退動作を達成できることになり、これにより第一吸
盤の進退動作のタイミングを取り易くなる。また、同様
に、両吸盤の蓋体に対する吸引作用および吸引作用の切
替え制御を、回転ドラム体に固定されたバキュームマニ
ホールドに対するバキュームディスクの相対回動変位に
より達成することにより、回転ドラム体の間歇回動動作
を利用して両吸盤の吸引作用および吸引の切替え作用を
第一吸盤の進退動作に同期してIIJ <卸することが
できることになり、これにより第一吸盤の進退動作と正
確にタイミングの合った吸引および切替え操作を達成し
易くなる。
さらに、滅菌処理および乾燥処理の施された蓋体は、室
内における蓋体の保持を達成維持している第一吸盤の前
進移動により、設定された一定位置に停止している容器
開口部に搬出供給されるので、正確に位置出しして搬入
供給された蓋体の正確な位置出しを維持したまま容器に
搬出供給することとなる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
第1図および第2図に示した実施例は、第11図に示し
た無菌充填包装装置に組付けるべ(構成されたもので、
第11図に示した無菌充填包装装置を簡単に説明すると
、この無菌充填包装装置は、容器滅菌装置50と、充填
密封装置57とから構成されていて、容器滅菌装置50
は、無菌チャンバーである気密枠体51を有し、この気
密枠体51に、容器Aを順に供給する容器供給体52と
、過酸化水素ガス等の殺菌剤挿入口53と、紫外線照射
装置54と、熱風供給ダクト55および熱風吸出ダクト
56とを取付けて構成されており、気密枠体51内に水
平にかつ並行に配置された少なくとも一対の搬送用のレ
ールに、容器供給体52から供給された容器Aを首吊り
状に保持させ、このレールに保持された容器Aを、レー
ル直下をレールに沿って間歇走行すべく設けられたエン
ドレスチェーンに一定間隔で起立固定された押し仮で移
動させるようにしている。
レール上を間歇移動する容器Aは、まず殺菌剤挿入口5
3からの殺菌剤の吹付けと、引き続いての紫外線照射装
置54からの紫外線の照射とにより滅菌処理が施され、
次いで熱風吹付けにより完全に乾燥されてから充填密封
装置57に供給される。
充填密封装置57は、無菌チャンバーである密閉枠体5
8を有し、この密閉枠体58に、内容物の充填機60と
、本発明による蓋体滅菌装置lと、蓋体Fを容器A開口
面に密に溶着するシール部とを取付けると共に、密閉枠
体58内に、蓋体滅菌装置1がら供給される蓋体Fに対
する容器Aの位置出しおよび容器Aの姿勢規制を達成す
るための第1の位置出し部と、蓋体Fを容器Aに溶着固
定する際、シール部に対する容器Aと蓋体Fとの組合せ
物の位置出しおよび姿勢規制を達成し、溶着固定のため
のシール部からの押圧力を受は止める第2の位置出し部
とが配置されて構成されており、密閉枠体58内に水平
にかつ並行に配置された少なくとも一対の搬送用のレー
ルに、容器滅菌装置50から搬入した容器Aを首吊り状
に保持し、このレールに保持した容器Aを、四角移動軌
跡を描く櫛歯体により間歇移動させるようにしている。
容器滅菌装置50から搬入された容器Aは、レールに首
吊り状に保持されて櫛歯体により充填機60直下に移送
され、この充填機60により無菌状態の内容物を充填す
る。内容物を充填した容器Aは、さらに蓋体滅菌装置1
の直下に移動させられ、ここで第1の位置出し部により
位置出しおよび一定姿勢に規制された状態で蓋体滅菌装
置lから蓋体Fを供給されると同時に、この蓋体Fを容
器Aに仮止めする。蓋体Fを開口部に仮止めした容器A
は、次いでシール部の直下に移送され、ここで第2の位
置出し部により、その位置出しと姿勢規制をされると共
に、その蓋体Fの溶着ランドであるフランジを下方から
支持されてシール部による蓋体Fの密閉溶着が達成され
、密閉枠体58外に搬出される。
このような無菌充填包装装置に組付けられる本発明によ
る蓋体滅菌装置1(第1図参照)は、密閉枠体58の上
壁である枠壁59に取付はブラケット27により取付は
固定された外筒体2と、この外筒体2内に回転自在に嵌
大組付けされた回転ドラム体3とから構成されている。
外筒体2(第1図ないし第4図参照)は、内周面を平滑
面とした直線円筒形状をした壁体筒20と、この壁体筒
20の開放された両端面を密閉する端面壁26とから構
成され、壁体筒20には、回転ドラム体3の回転方向に
沿って順に、蓋体F受は入れ用の搬入口21と、過酸化
水素ガス等の殺菌剤供給口22と、外筒体2外からの紫
外線の照射を受は入れるための紫外線照射口23と、熱
風を受は入れると共にこの熱風を排出する熱風通過口2
4と、滅菌および乾燥処理された蓋体Fを蓋体滅菌装置
1外に搬出するための搬出口25とが開口形成されてい
る。
一定中心角で間歇回動する回転ドラム体3(第1.2.
5.6図参照)は、壁体筒20の内径と等しい外径を存
して、その外周面を壁体筒20の内周面に密に摺接させ
る直線円筒形状をしたドラム本体30と、このドラム本
体30の外周面に前記した一定中心角毎に凹設された室
31と、ドラム本体30の開放された両端面を密閉する
端板32と、室31の底面から起立固定された一対の第
二吸盤42と、室31の底壁を突き抜けて進退動可能に
組付けられた第一吸盤38とから構成されている。
外筒体2における搬入口21は、室31と等しい形状お
よび大きさで開口形成されており、蓋体滅菌装置lの側
近に配置された蓋体供給装置10から正確に位置出しさ
れた状態で供給されてくる蓋体Fを、この搬入口21に
停止した室31内に受は入れるようにしている。すなわ
ち(第1図参照)、室31が搬入口21に停止すると、
蓋体供給装置10の揺動アーム12が揺動して、蓋体供
給マガジン11に正確に位置出しされた状態で重積収納
された多数の蓋体Fの内の一番下のものを吸着保持した
先端のバキュームパラH3を搬入口21から室31内に
侵入させ、保持していた蓋体Fを第二吸盤42に吸着保
持させる。
搬入口21と次に開口された殺菌剤供給口22との間に
は一つの停止ステーションが位置しているので、蓋体滅
菌装置1内が室31を介して搬入口21を通して外界と
連通ずることはない。
殺菌剤供給口22と紫外線照射口23とは隣合った停止
ステーションに形成されていて、蓋体Fに対する殺菌剤
による滅菌処理と紫外線照射による滅菌処理とを連続し
て達成できるようにしている。
紫外線照射口23と熱風通過口24との間には一つの停
止ステーションが位置しており、このため殺菌剤が熱風
通過口24側に侵入することがない。この熱風通過口2
4は四つの停止ステーションにわたって開口形成さてお
り、熱風による蓋体Fの乾燥を確実に達成するようにし
ている。また、この熱風通過口24のほぼ中央箇所には
室31の幅よりも小さい幅の壁片20aが残存した状態
で位置しており、供給された熱風が蓋体Fの裏側にも充
分に流動するようにしている。
搬出口25は、熱風通過口24に連続した形態で形成さ
れているが、これは乾燥した蓋体Fを、第一吸盤38の
突出により蓋体滅菌装置l外の容器A開口部に直接供給
することができるようにするためである。
搬出口25と搬入口21との間には、少なくとも一つの
停止ステーションが位置しており、搬出口25の搬入口
21との連通を確実に阻止している。
殺菌剤供給口22には、図示省略した殺菌剤供給装置に
接続された殺菌剤供給ダクト4が気密に取付けられてお
り、紫外線照射口23には、気密に取付けられた遮光カ
バー6を介して紫外線照射装置5が取付けられている。
熱風通過口24はカバー板9により気密に覆われている
が、熱風通過口24の一端に位置するカバー板9には熱
風供給源に接続された熱風送入ダクト7が設けられてい
ると共に、熱風通過口24の他端に位置するカバー板9
には熱風排出ダクト8が設けられており、熱風送入ダク
ト7から供給された熱風は、熱風通過口24に対向した
各室31内を通過しながら、熱風排出ダクト8に吸引さ
れる。
取付はブラケット27により枠壁59に不動に固定され
た外筒体2の端面壁26中央には、軸受ボス28と軸受
29とが取付けられていて、外筒体2に対する回転ドラ
ム体3の組付けおよび第一吸盤38の進退駆動機構とし
てのカム板46そして両眼盤38.42に対するバキュ
ーム通路45の断接を制御する機構としてのバキューム
ディスク44の組付は部分を提供している。
回転ドラム体3は、基端を端板32に固定して軸受ボス
28内に回転軸筒33を気密に挿入組付けし、駆動軸3
6の回転力を駆動歯車35から回転軸筒33に固定され
た従動歯車34に伝達することにより一定中心角で間歇
回動駆動される。
一端を軸受29で支持して回転軸筒33内に気密に挿入
組付けされた揺動軸47には、第一吸盤38を進退移動
させるためのカム板46と、第一吸盤38と第二吸盤4
2のバキュームチャンバー(図示省略)との接続を断接
制御するバキュームディスク44とが固定されており、
揺動軸47の先端に固定した揺動アーム4Bを昇降シャ
フト49で揺動変位させることにより、カム板46とバ
キュームディスク44とが同時に揺動変位するようにな
っている。
第一吸盤38は、ドラム本体30を突き抜けて気密に進
退移動可能に設けられたピックアップロッド39の先端
に設けられており、このピックアップロッド39のドラ
ム本体30内に突出した部分には、−端をカムフロア−
41を設けた基端に、そして他端をドラム本体30内周
面に弾接させた反発スプリング40が嵌装組付けされて
おり、この反発スプリング40の弾力により常にカムフ
ロア−41ををカム板46のカム面に当接させている。
バキュームディスク44に対向した端板32には、その
表面をバキュームディスク44に気密に面接触させたバ
キュームマニホールド43が固定されており、このバキ
ュームマニホールド43とバキュームディスク44との
相対回動により両吸盤38.42のバキュームチャンバ
ーとの接続が切替えられる。すなわち、一方の端板32
に固定されたバキュームマニホールド43(第7図、第
9図参照)は、各室31に対応して端板43に対向した
面に全く同一構造となったバキューム通路45を形成し
て構成されている。各バキューム通路45は、7字状と
なった第二吸盤用バキューム通路45bと、この第二吸
盤用バキューム通路45bの二つの通路間に配置された
第一吸盤用バキューム通路45aとから構成され、両バ
キューム通路45a 、45bは、その基端を第1通路
孔45cおよび第2通路孔45dによりバキュームマニ
ホールド43の反対側端面に開放している。
このバキュームマニホールド43に対して、バキューム
ディスク44(第8図、第9図参照)は、バキュームマ
ニホールド43に対向した側の端面に第1通路孔45c
と連通できる第一吸盤用バキューム路44aおよび第1
路孔44cと、第2通路孔45dと連通できる第二吸盤
用バキューム路44bと第2路孔44dとが、各処理位
置に対応した一定のパターンで形成されており、このバ
キュームディスク44のバキュームマニホールド43に
対する回動変位により、第一吸盤用バキューム通路45
aに対する第一吸盤用バキューム路44aと第1路孔4
4cとの連通、遮断、および第二吸盤用バキューム通路
45bに対する第二吸盤用バキューム路44bと第2路
孔44dとの連通、R断を制御し、もって第一吸盤38
および第二吸盤42の一定回動位置でのバキュームチャ
ンバーとの接続、遮断およびその切替えを達成している
次に、この第1図および第2図に示した実施例の動作を
、第1O図に示した展開図を参照しながら説明する。
任意の室31が搬入口21に対向する蓋体受入れ位置I
に停止した状態では、第一吸盤38は後退しており、供
給された蓋体Fは第二吸盤42で室31内に吸着保持さ
れる。この状態から室31が殺菌剤供給口22の開口さ
れた一次滅菌処理位置■に停止位置すると、殺菌剤供給
ダクト4を通して殺菌剤が室31内に送入されて蓋体F
表面を滅菌する。この−次滅菌処理位置■での停止期間
中に、揺動軸47が往復揺動して蓋体Fの吸着保持を第
二吸盤42と第一吸盤38との間で切り替えて、蓋体F
全表面を室31内に供給された殺菌剤に接触させる。
次いで、室31は紫外線照射口23の開口された二次滅
菌処理位置■に停止するが、この二次滅菌処理位置■に
おいても、−次滅菌処理位置■と全く同じ操作を蓋体F
に対して実施する。
滅菌処理の施された蓋体Fは、熱風通過口24が開口さ
れた乾燥ゾーン■に送り込まれて、殺菌剤が表面に残留
付着していない程度まで完全に乾燥される。この乾燥ゾ
ーン■において、蓋体Fは、乾燥ゾーン■の初期には第
二吸盤42で保持されるが、壁片2Oa付近を境にして
第一吸盤38で保持されるようになる。これは、前記と
同様に、蓋体Fの保持を両吸盤38.42間で切替える
ことにより、蓋体F表面全域を確実にかつ完全に乾燥さ
せるためであるが、この目的の他に、この乾燥ゾーン■
に連続して位置する搬出口25の開口された搬出位置V
における、第−吸m38の突出動作による蓋体Fの蓋体
滅菌装置1外の容器Aへの供給動作を円滑にするためで
ある。
〔発明の効果〕
本発明は、上記した構成となっているので、次に記載す
る効果を得ることができる。
蓋体を受入保持する多数の室が相互に気密に区画された
空間となっており、かつ個々の室が壁体により密閉され
て間歇移動するので、蓋体の搬入位置と滅菌処理位置と
搬出位置とを完全に気密に遮断することができ、これに
より蓋体搬送通路を通しての外気の不正な侵入を確実に
阻止することができ、同様に有害な殺菌剤の外界および
容器が位置する充填密封装置への漏出を完全に防止する
ことができる。
各室内での蓋体の保持は、室内に配置された吸盤により
達成しているので、室内に挿入位置させることのできる
寸法および形状の蓋体であれば、同一の吸盤を使用して
異なる形状および寸法の蓋体を保持することができる。
このため、品種換えに対して簡単にかつ安全に対応する
ことができ、有効な汎用性を発揮することになり、また
蓋体の寸法または形状変更に対応した部材交換を必要と
しないので、無菌雰囲気を消滅させることがないと共に
、部材交換のための膨大な作業工数とロス時間をなくす
ことができる。
滅菌処理および乾燥処理期間中に、蓋体の保持を第一吸
盤と第二吸盤とで切替えるので、蓋体表面全域を確実に
かつ完全に滅菌および乾燥させることができ、これによ
って蓋体の安全な供給を得ることができる。
各室を、回転可能に密摺接した二つの直線円筒体の内側
の円筒体外周面に形成したので、各室の壁体による密閉
を節単な構成で達成維持することができると共に、単純
な直線円筒形状の単一部材であるドラム本体に各室を形
成するので、多数の室の一定位置関係を維持した集合体
の製造が簡単であり、かつ各室を完全に同期して間歇移
動させるための構成を簡単にすることができる等のこと
から、装置全体を簡単な構成でかつコンパクトに製造す
ることができる。
蓋体を保持する第一吸盤を進退移動可能にしたので、こ
の第一吸盤の前進移動を利用して蓋体の容器への供給を
達成することができ、これにより本発明装置からの蓋体
の搬出供給のための専用の構成部分を設ける必要がなく
、また供給時に設定された蓋体の正確な位置出しを維持
したまま容器に搬出供給することができるので、蓋体の
容器に対する供給を位置出し精度の高い状態で達成する
ことができる。
第一吸盤および第二吸盤のバキュームチャンバーとの接
続遮断制御を、ドラム本体に固定されたバキュームマニ
ホールドに対するカム板と同期往復揺動するバキューム
ディスクの揺動変位により達成するので、室の各停止位
置での両吸盤による蓋体の吸着動作および吸着切替え動
作を確実にかつ節単にそしてタイミング良く達成できる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す左右半分づつを異な
る位置で縦断した縦断正面図である。 第2図は、第1図に示した実施例の上下半分づつを異な
る位置で縦断した縦断側面図である。 第3図および第4図は、第1図に示した実施例における
外筒体の構成を示すもので、第3図は正面縦断面図、第
4図は側面図である。 第5図および第6図は、第1図に示した実施例における
回転体のドラム本体と端板との組合せ構造を示すもので
、第5図は右半分を縦断した正面図、第6図は上半分を
縦断した側面図である。 第7図は、バキューム通路を形成したバキュームマニホ
ールドの一構成例を示す裏面図で、各バキューム通路と
バキュームディスクのバキューム路および路孔との位置
関係を示すものである。 第8図は、バキュームディスクの一構成例を示す裏面図
である。 第9図は、バキュームマニホールドとバキュームディス
クとの組合せ物の上半分を縦断した側面図である。 第10図は、室の各停止位置における両吸盤の動作を説
明するための展開図である。 第11図は、本発明装置が組付けられる無菌充填包装装
置の一例を示す全体正面図である。 符号の説明 1;蓋体滅菌装置、2;外筒体、20;壁体筒、21;
搬入口、22;殺菌剤供給口、23;紫外線照射口、2
4;熱風通過口、25;搬出口、3、;回転ドラム体、
30;ドラム本体、31;室、38;第一吸盤、42;
第二吸盤、46;カム板、4;殺菌剤供給ダクト、5;
紫外線照射装置、7;熱風送入ダクト、8;熱風排出ダ
クト、9;カバー板、10;蓋体供給装置、50;容器
滅菌装置、5工;気密枠体、52;容器供給体、57;
充填密封装置、58;密閉枠体、59:枠壁、60;充
填機、1;蓋体受入れ位置、■;−次滅菌処理位置、■
;二次滅菌処理位置、■;乾燥ゾーン、V;搬出位置、
A;容器、F;蓋体。 出願人  雪 印 乳 業 株式会社 出願人  株式会社 吉 野 工 業 所ンラレn 30−−ド゛テμ、トυ)    31−一一づL  
  38−”I−ν艮S   39−=Z’−・フIV
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Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)供給されたシート状蓋体に、殺菌剤等による滅菌
    処理を施してから、該蓋体を無菌雰囲気内で無菌内容物
    を充填した無菌容器の開口部に搬出供給するシート状蓋
    体の滅菌処理方法であって、開口端面を壁体の平滑な壁
    面に密摺接させた室を、前記壁体に対して相対的に間歇
    移動させ、該室の異なる停止位置で、前記壁体に形成さ
    れた開口部から前記室内への、蓋体の供給、殺菌剤の送
    入または/および紫外線の照射による滅菌処理、熱風送
    入による乾燥処理を順に施すシート状蓋体の滅菌処理方
    法。
  2. (2)供給されたシート状蓋体に、殺菌剤等による滅菌
    処理を施してから、該蓋体を無菌雰囲気内の無菌内容物
    を充填した無菌容器の開口部に搬出供給するシート状蓋
    体の滅菌処理方法であって、開口端面を壁体の平滑な壁
    面に密摺接させた室を、前記壁体に対して相対的に間歇
    移動させ、該室の異なる停止位置で、前記壁体に形成さ
    れた開口部から前記室内への、蓋体の供給、殺菌剤の送
    入または/および紫外線の照射による滅菌処理、熱風送
    入による滅菌乾燥処理を施し、また前記室内での蓋体の
    保持を、該蓋体に対する吸着位置および保持高さ位置の
    異なる第一および第二の吸盤で達成し、前記各処理の実
    施時間内で両吸盤間で前記蓋体の保持を切り替えるシー
    ト状蓋体の滅菌処理方法。
  3. (3)内周面を平滑面とした直線円筒形状の壁体筒の両
    端面を密閉した外筒体と、前記壁体筒内周面に密摺接し
    た外周面に一定中心角毎に室を凹設した直線円筒形状の
    ドラム本体を有し、前記一定中心角で間歇回動自在に前
    記外筒体内に組付けられた回転ドラム体と、から成り、
    前記室の選択された停止位置に対向する前記壁体筒箇所
    に、室の間歇回動移動方向に沿って順に、室内への蓋体
    の供給口となる搬入口と、殺菌剤の送入または/および
    紫外線照射のための滅菌処理口と、熱風の送入および排
    出のための熱風通過口と、滅菌乾燥処理を施した蓋体を
    室内から搬出するための搬出口とを開口形成したシート
    状蓋体の滅菌処理装置。
  4. (4)内周面を平滑面とした直線円筒形状の壁体筒の両
    端面を密閉した外筒体と、前記壁体筒内周面に密摺接し
    た外周面に一定中心角毎に室を凹設した直線円筒形状の
    ドラム本体を有し、前記一定中心角で間歇回動自在に前
    記外筒体内に組付けられた回転ドラム体と、から成り、
    前記室の選択された停止位置に対向する前記壁体筒箇所
    に、室の間歇回動移動方向に沿って順に、室内への蓋体
    の供給口となる搬入口と、殺菌剤の送入または/および
    紫外線照射のための滅菌処理口と、熱風の送入および排
    出のための熱風通過口と、滅菌乾燥処理を施した蓋体を
    室内から搬出するための搬出口とを開口形成し、前記各
    室内に、供給された蓋体を異なる吸着位置および高さで
    交互に吸着保持する第一および第二の吸盤を設け、該第
    二吸盤を室内の一定深さ位置に配置すると共に、前記第
    一吸盤を第二吸盤よりも深い位置と浅い位置との間で進
    退移動可能に設けて成るシート状蓋体の滅菌処理装置。
  5. (5)熱風通過口を、室の複数の停止位置範囲にわたっ
    て連続して開口形成した請求項3または4記載のシート
    状蓋体の滅菌処理装置。
  6. (6)第一吸盤の進退動作を、回転ドラム体の間歇回動
    動作の停止期間中に揺動変位するカム板により達成すべ
    く構成した請求項4記載のシート状蓋体の滅菌処理装置
  7. (7)回転ドラム体の端面に固定され、各室毎の第一吸
    盤用バキューム通路と第二吸盤用バキュム通路とを設け
    たバキュームマニホールドと、前記第一吸盤用バキュー
    ム通路および第二吸盤用バキューム通路のバキュームチ
    ャンバーとの連結、遮断制御を達成するための第一吸盤
    用バキューム路と第二吸盤用バキューム路とを有し、前
    記バキュームマニホールドに密摺動可能および同軸状に
    組付けられて前記回転ドラム体の一つの間歇回動角度と
    等しい回動角度で往復揺動動作するバキュームディスク
    とを有する請求項3または4または5または6記載のシ
    ート状蓋体の滅菌処理装置。
JP63071310A 1988-03-25 1988-03-25 シート状蓋体の滅菌処理方法と装置 Granted JPH01254522A (ja)

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JP63071310A JPH01254522A (ja) 1988-03-25 1988-03-25 シート状蓋体の滅菌処理方法と装置
US07/321,870 US4981649A (en) 1988-03-25 1989-03-10 Means for lid sterilization and temporal sealing
EP92113629A EP0523745B1 (en) 1988-03-25 1989-03-16 Methods and means for temporal sealing of a lid
DE68923713T DE68923713T2 (de) 1988-03-25 1989-03-16 Verfahren und Vorrichtung zum provisorischen Verschweissen eines Deckels.
CA000593965A CA1321462C (en) 1988-03-25 1989-03-16 Methods and means for lid sterilization and temporal sealing
EP89104748A EP0334216B1 (en) 1988-03-25 1989-03-16 Methods and means for lid sterilization
DE89104748T DE68907508T2 (de) 1988-03-25 1989-03-16 Verfahren und Vorrichtung zum Sterilisieren von Deckeln.
US07/552,994 US5076039A (en) 1988-03-25 1990-07-16 Methods and means for lid sterilization and temporal sealing

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JPH0558993B2 JPH0558993B2 (ja) 1993-08-27

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH046028A (ja) * 1990-04-10 1992-01-10 Snow Brand Milk Prod Co Ltd シート状蓋材殺菌装置
JP2020055532A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 大日本印刷株式会社 蓋材の殺菌方法及び蓋材の殺菌装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH046028A (ja) * 1990-04-10 1992-01-10 Snow Brand Milk Prod Co Ltd シート状蓋材殺菌装置
JP2020055532A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 大日本印刷株式会社 蓋材の殺菌方法及び蓋材の殺菌装置

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