JPH0298505A - 蓋体供給装置 - Google Patents

蓋体供給装置

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JPH0298505A
JPH0298505A JP24124288A JP24124288A JPH0298505A JP H0298505 A JPH0298505 A JP H0298505A JP 24124288 A JP24124288 A JP 24124288A JP 24124288 A JP24124288 A JP 24124288A JP H0298505 A JPH0298505 A JP H0298505A
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JP24124288A
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Katsuyuki Mogi
茂木 克之
Toshihiro Aoki
敏弘 青木
Iwao Taki
瀧 岩雄
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主として頂壁周端から周壁を垂下設した形状
に成形され殺菌処理が施された蓋体を。
無菌雰囲気内で容器本体に供給する蓋体供給装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来の殺菌処理が施された蓋体を容器本体に供給する手
段としては1例えば特開昭59−115221号公報に
示されるものがある。これは、平板状の蓋体の下面をバ
キュームヘッドで吸着した後180度回転し、容器本体
の直上で吸引を停止して蓋体を開放して、その容器本体
口部上に供給する手段がある。
〔発明が解決しようとする課題] こうした従来技術においては、いくつかの問題がある。
その一つは、上記従来技術の第1図でわかるように蓋体
を吸着して180度の回転を要する構造上、蓋体を殺菌
する部屋と蓋体を供給する部屋との間に大きな開口部を
必要とすることである。
従って、この従来技術では、一つの部屋で蓋体殺菌、蓋
体乾燥、そして蓋体供給を行うものとしている。それぞ
れ別の工程を行う各部屋が同一であるということは2例
えば、蓋体殺菌用の霧状の過酸化水素が漏出して無駄が
生じたり、又、内容物を充填した容器内に侵入する等し
て、好ましくない。
又、上記従来技術においては、平板状の蓋体を対象とし
ているためにバキュームヘッドを180度回転すること
によって蓋体を容器本体の直上に搬送することが可能で
あるが、頂板周端から周壁を垂下膜した形状の蓋体にお
いては、バキュームヘッドを回転する際、蓋体周壁が容
器本体に当たらないことが必要であり、従って、蓋体頂
壁と容器本体との間にそれだけの距離を開け、そこから
蓋体を落下させると、蓋体が容器本体にうまく供給され
ないといった危険性が生じる。従って、従来の平板状の
蓋体を供給する装置を、そのまま周壁を有する蓋体に用
いることが出来ないという問題が残る。
本発明は、こうした問題に鑑み創案されたもので、蓋体
殺菌室や蓋体供給室等の隔離を可能とし。
かつ周壁を有する蓋体をも容易かつ確実に容器本体に供
給することの出来る蓋体供給装置を提供することをその
技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのための手段として本発明は、カム体21回動体3.
受け体4.そしてチャック体5とから構成した。
カム体2は、縦方向に相互に異なるカム曲線を描く第一
カム面6と第二カム面7とを並列設して固定したもので
ある。
回動体3は、昇降動自在の昇降体8に回動自在に組付け
られ、昇降体8と共に昇降動じながら前記第一カム面6
と第二カム面7に接触することによって姿勢を90度回
動変位するものである。
受け体4は2回動体3に固定組付けされ、上昇限位置に
おいては昇降動方向に対して垂直姿勢を維持すると共に
下降限位置にあっては昇降動方向の姿勢を維持する。そ
して、上昇限において、横転姿勢で搬送されてくる蓋体
aの頂面すおよび周壁C下部を保持する構造である。
チャック体5は、受け体4に開閉自在に組付き。
上昇限にあって受け体4内の前記蓋体aの少なくとも底
面を保持すると共に、下降限にあっては正立姿勢の蓋体
aを開放する少なくとも一対から成るものである。
〔作用〕
本発明の作用を、第1図および第2図を参照しながら説
明する。
まず昇降体8に一体的に組付けられている回動体3.受
け体4およびチャック体5が上昇限にある状態、従って
、受け体4が昇降動方向に対して垂直方向にその姿勢を
維持している状態において。
その受け体4内に、上方から搬送されてきた蓋体aが侵
入位置する。蓋体aは、その頂面すおよび周面下部を受
け体4によって保持される。蓋体aの侵入位置が完了し
た後、それまで開状態にあったチャック体5が閉じて蓋
体aの少なくとも下面を保持する。
次に、昇降体8が下降変位する。この時2回動体3がカ
ム体2の第一カム面6および第二カム面7に接触するこ
とによってその姿勢を先の垂直力向から下方に90度回
動し、さらにやや下降変位して下降限位置に到達する。
この状態にあっては受け体4内の蓋体aは正立姿勢を形
成しており。
下方への落下はチャック体5がその下面を当接して保持
していることによって防止されている。
下降限に到達後は、チャック体5が開状態を形成して蓋
体aを開放し、その蓋体aを容器本体dの口部上に落下
させることによって、蓋体aの供給を完了する。
そして2次の蓋体aを供給するために上昇変位し、その
途中で回動体3が第一カム面6および第二カム面7に接
触して、下降変位の際とは逆方向に90度回転し、受け
体4が昇降動方向に対して垂直の姿勢に復帰するもので
ある。
〔実施例〕
第1図および第2図に9本発明の一実施例を示す。
カム体2は、蓋体殺菌室と蓋体aを供給する室とを隔離
する隔壁18から垂下膜している。このカム体2は、凹
面13を有する第一カム面6と凸面14を有する第二カ
ム面7を、中間温20を挟んで形成している。
回動体3は、昇降体8に対して横方向に軸支され、その
回転軸15の端部に第一カム面6を滑動する第一カムフ
ォロア10を有し、第二カム面7を滑動する第二カムフ
ォロアーおよび第二カムフォロア11を有している。
受け体4は、第3図および第4図に示すように。
回動体3の回転軸15に固定組付けしだ連設板23から
、蓋体殺菌装置から供給(この場合、落下供給)されて
くる蓋体aの頂面すが当接する平板状の当接板21を設
け、この当接板21から、蓋体aの周壁C下部(この場
合2周壁Cの中間部およびそのやや下)に当接する壁板
22を立設している。
チャック体5は一対設けられ9回動体回転軸15に直角
に固定組付けられた二本の軸片19に、その上部が回動
自在に軸支されている。そして、チャック体5間に設け
られたシリンダー32によって。
上端部が揺動されることによってその開閉を達成してい
る。このチャック体5の先端部は、第5図および第6図
に示すように、蓋体aの下面に当接する鉤片24が形成
されていると共に、その鉤片24から、蓋体aが横転状
態にある場合のその蓋体aの周壁C上部に当接する保持
片9を突設している。
この保持片9を形成したことによって、蓋体aの上下前
後左右を保持することが出来るため、蓋体aを横転姿勢
から正立姿勢に回動する際、蓋体aが受け体4から抜は
落ちることがない。尚、この保持片9で蓋体aを保持す
るために、受け体4の壁板22に保持片9が侵入位置す
ることの出来る幅を有する凹溝31を形成している。
第7図および第8図はカム体2およびカムフォロアーの
軌跡(カム線図)を示すことによって回動体3の90度
回動を説明するものである。三つのカムフォロアーは全
て2回転軸15の中心から等距離に位置している。そし
て、第一カムフォロア10が滑動する第一カム面6には
凹面13が形成され。
第二および第三カムフォロア12が滑動する第二カム面
7には、凹面13と隣接して凸面14が形成されている
回動体3が上昇限にあっては、第一カムフォロア10が
第一カム面6の上部垂直面16に当接すると共に、第二
カムフォロア11が第二カム面7の上端部垂直面16に
当接し、この両者の作用によって回動体3は昇降動方向
に対して垂直の姿勢を維持している。この時、第三カム
フォロア12は遊んでいる状態にある。
この状態から回動体3がやや下降変位すると。
第一カムフ、オロアlOが第一カム面6の凹面13に滑
動すると共に、第二カムフォロア11が第二カム面7の
凸面14に滑動し始める。そして、第一カムフォロア1
0が凹面13の最深部に当接する状態にあっては、その
第一カムフォロア10と回転軸15の中心が同一水平線
上に位置し、第二カムフォロア11および第三カムフォ
ロア12の双方とも第二カム面7の凸面14を形成する
傾斜面17に当接した状態にある。
この状態からさらに回動体3の下降変位が進むと、それ
まで回転軸15より下位にあった第一カムフォロア10
の位置が、凹面13最深部を境にして逆転し2回転軸1
5より上位に位置することになる。
そして、第一カムフォロア10が凹面13より下位の垂
直部に当接する状態にあっては、第三カムフォロア12
が第二カム面7の垂直面16に当接し、この両者によっ
て回動体3の姿勢が昇降動方向と同一方向に維持される
のである。この時、第二カムフォロア11は遊んでいる
状態にある。
尚、凹面13あるいは凸面14から下の垂直面16は。
90度の回動を完了した回動体3等が、完了した姿勢で
やや下降変位出来る程度の長さに設定している。こうす
ることによって1周壁Cの高さが大きい蓋体aであって
も、その頂壁下面が容器本体d口部上端面にごく接近す
るまで下降させることが出来、これにより、安定した蓋
体aの供給を達成することが出来る。
第9図に1本発明装置の一使用例を示す。これは、無菌
充填機であり、容器本体dに過酸化水素を付着させる殺
菌剤定着部25.容器本体dに熱風を供給して殺菌を施
す熱風殺菌部26.蓋体aを殺菌する蓋体殺菌部28.
そして充填ノズル27等を有し、内容物の充填や蓋体a
の嵌着等を達成する無菌充填部29等から構成されてい
る。本発明装置である蓋体供給装置1は2M体殺菌部2
8の下位に位置して、そこから落下してくる蓋体aを容
器本体dに供給するものである。容器本体d上に供給さ
れた蓋体は89次の工程のシール装置30によって加熱
圧着され容器本体d口部に密着されるものである。
〔発明の効果〕
このように本発明は、横転姿勢で搬送されてくる蓋体を
受けて90度回転しながら下降し容器本体に供給するも
のであるため、蓋体殺菌室と蓋体供給装置1との間には
蓋体が通過するだけの狭い開口部を形成するのみで良く
、よって各部屋を独立したものとすることが出来て霧状
の過酸化水素の無駄や内容物への付着を確実に防止する
ことが出来る。
又、蓋体の容器本体への供給も従来の回転動作のみから
回転に昇降動を与えたものとしているので周壁を有する
蓋体の供給も正確に達成することが出来る等、多くの優
れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図はその
側面図、第3図は受け体の正面図、第4図はその側面図
、第5図はチャック体の正面図。 第6図はその側面図、第7図はカムフォロアーの軌跡(
カム線図)を示す説明図、第8図はカム体の底面図、第
9図は本発明装置の一使用例を示す構成図である。 符号の説明 ■=蓋体供給装置、  2:カム体、  3:回動体。 4:受け体、  5:チャック体。 6:第一カム面、  7:第二カム面。 8:昇降体、  9:保持片。 10:第一カムフォロア、11:第二カムフォロア。 12:第三カムフォロア、13:凹面、14:凸面。 15:回転軸、16:垂直面、17:傾斜面。 18:隔壁、19:軸片、20:中間溝。 21:当接板、22:壁板、23:連設板。 24:鉤片、25:殺菌剤定着部。 26:熱風殺菌部、27:充填ノズル。 28:蓋体殺菌部、29:無菌充填部。 30:シール装置、31:凹溝、32: シリンダーa
:蓋体、  b:頂面、  c:周壁。 d:容器本体。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)縦方向に相互に異なるカム曲線を描く第一カム面
    (6)と第二カム面(7)とを並列設したカム体(2)
    と、 昇降動自在の昇降体(8)に回動自在に組付けられ、昇
    降動しながら前記第一カム面(6)と第二カム面(7)
    に接触することによって姿勢を90度回動変位する回動
    体(3)と、 該回動体(3)に固定組付けされ、上昇限位置において
    は昇降動方向に対して垂直姿勢を維持すると共に下降限
    位置にあっては昇降動方向の姿勢を維持し、前記上昇限
    において、横転姿勢で搬送されてくる蓋体(a)の頂面
    (b)および周壁(c)下部を保持する受け体(4)と
    、 該受け体(4)に開閉自在に組付き、上昇限にあって該
    受け体(4)内の前記蓋体(a)の少なくとも底面を保
    持すると共に、下降限にあっては正立姿勢の前記蓋体(
    a)を開放する少なくとも一対のチャック体(5)とか
    ら成る蓋体供給装置(1)。
  2. (2)チャック体(5)から横転姿勢にある蓋体(a)
    の周面上端部に当接する保持片(9)を突設して成る請
    求項1記載の蓋体供給装置(1)。
  3. (3)回動体(3)に第一カムフォロア(10)、第二
    カムフォロア(11)および第三カムフォロア(12)
    を設け、前記第一カムフォロア(10)を凹面(13)
    を形成した第一カム面(6)に滑動させると共に、前記
    第二カムフォロア(11)および第三カムフォロア(1
    2)を凸面(14)を形成した第二カム面(7)に滑動
    させ、前記第一カムフォロア(10)および第二カムフ
    ォロア(11)によって受け体(4)の姿勢を昇降動方
    向に対して垂直に維持すると共に、前記第一カムフォロ
    ア(10)および第三カムフォロア(12)によって前
    記受け体(4)の姿勢を昇降動方向に維持して成る請求
    項1、2記載の蓋体供給装置(1)。
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