JP2690062B2 - 充填機における搬送装置 - Google Patents
充填機における搬送装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は充填における搬送装置、とくには長期保存可
能な無菌の飲食品を充填す無菌充填機における搬送装置
に関するものである。
能な無菌の飲食品を充填す無菌充填機における搬送装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来充填機における搬送装置としては次のようなもの
がある。
がある。
すなわち、容器搬送コンベア下部折り返し部分で容器
を殺菌し上部送り部分で充填するようにした、充填機が
特開昭55−163124号公報に示されている。
を殺菌し上部送り部分で充填するようにした、充填機が
特開昭55−163124号公報に示されている。
又容器をガイドレールに懸吊して容器を一個づつ隔離
し、かつ搬送する板状の装置で搬送装置を構成して殺菌
から充填まで行なう容器搬送装置が特開昭62−287833号
公報に示されており、更に容器の頸部をネックチャクで
固定して搬送することにより、無菌室をコンパクトに構
成したもが特開昭63−307026号公報に示されている。
し、かつ搬送する板状の装置で搬送装置を構成して殺菌
から充填まで行なう容器搬送装置が特開昭62−287833号
公報に示されており、更に容器の頸部をネックチャクで
固定して搬送することにより、無菌室をコンパクトに構
成したもが特開昭63−307026号公報に示されている。
(発明が解決しようとする課題) 一般に特開昭55−163124号公報や特開昭62−287833号
公報に示されたようなコンベア方式は搬送装置が大きく
なり、充填装置が大きくなって設備費がかかり過ぎる。
公報に示されたようなコンベア方式は搬送装置が大きく
なり、充填装置が大きくなって設備費がかかり過ぎる。
又容器全体を殺菌乾燥する工程を設けるため、無菌室の
スペースが大きくならざるをえず、殺菌剤及び無菌空気
の確保が必要となり周辺機器が大きくなってしまう。
スペースが大きくならざるをえず、殺菌剤及び無菌空気
の確保が必要となり周辺機器が大きくなってしまう。
殺菌剤の使用量は可能な限り少なくすることが望ましい
が、殺菌剤として過酸化水素等を使用する場合は、これ
が充填機より漏れ充填機設置室内を汚染して人体への影
響や、他の機器の腐蝕等が考えられ、殺菌スペースを小
さくして殺菌剤の使用を極力最小にすることが望まし
い。
が、殺菌剤として過酸化水素等を使用する場合は、これ
が充填機より漏れ充填機設置室内を汚染して人体への影
響や、他の機器の腐蝕等が考えられ、殺菌スペースを小
さくして殺菌剤の使用を極力最小にすることが望まし
い。
特開昭63−307026号公報のものは、確かにスペースの
縮小に役立っているが、容器が供給されない時の処置及
び搬送装置の構造からして容器形状に制限がある。つま
り容器が供給されないときは容器を固定するネックチャ
クの穴部分から殺菌剤が漏れる問題があり、又床置式の
コンベア方式の搬送装置を用いているため、容器の高さ
が一定でなければ搬送できず、多種形態の容器に対応す
ることができない。
縮小に役立っているが、容器が供給されない時の処置及
び搬送装置の構造からして容器形状に制限がある。つま
り容器が供給されないときは容器を固定するネックチャ
クの穴部分から殺菌剤が漏れる問題があり、又床置式の
コンベア方式の搬送装置を用いているため、容器の高さ
が一定でなければ搬送できず、多種形態の容器に対応す
ることができない。
したがって、本発明は多種形状の容器に対応できると
共に、殺菌処理スペース又は無菌保持スペースを最小に
することができる充填機における搬送装置をうることを
目的とするものである。
共に、殺菌処理スペース又は無菌保持スペースを最小に
することができる充填機における搬送装置をうることを
目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は以上のような目的を達成するため、次のよう
な充填機における搬送装置をうることを目的とするもの
である。
な充填機における搬送装置をうることを目的とするもの
である。
すなわち、容器頸部を嵌合又は押圧して容器を搬送す
る装置において、容器を嵌合する穴を設け、かつレール
に沿って移動する可動チップを相対向するように設け
て、両者の穴部分で容器を支持すると共に、容器が供給
されない時は該可動チップの穴が閉鎖されるよう開閉す
る閉穴板を可動チップの片側もしくは両側に設けた充填
機における搬送装置である。
る装置において、容器を嵌合する穴を設け、かつレール
に沿って移動する可動チップを相対向するように設け
て、両者の穴部分で容器を支持すると共に、容器が供給
されない時は該可動チップの穴が閉鎖されるよう開閉す
る閉穴板を可動チップの片側もしくは両側に設けた充填
機における搬送装置である。
しかして、以上のような可動チップはレールに沿って
移動する移動チップと、容器の固定のために可動する伸
縮チップとによって構成されるものである。
移動する移動チップと、容器の固定のために可動する伸
縮チップとによって構成されるものである。
又嵌合用穴部分以外の可動チップ本体部分において、
対向するチップ間に隙間が生じたとき、この隙間を閉鎖
するために開閉する閉鎖板を閉穴板以外の可動チップの
片側もしくは両側に設けた充填機における搬送装置であ
る。
対向するチップ間に隙間が生じたとき、この隙間を閉鎖
するために開閉する閉鎖板を閉穴板以外の可動チップの
片側もしくは両側に設けた充填機における搬送装置であ
る。
容器の搬送用駆動力は、可動チップに連結された駆動
装置によるか、又は可動チップ同志が互いに押圧して移
動し、その押圧力が少数のチップを移動させる装置によ
って発生させるものである駆動装置を用いる。
装置によるか、又は可動チップ同志が互いに押圧して移
動し、その押圧力が少数のチップを移動させる装置によ
って発生させるものである駆動装置を用いる。
(作用) 可動チップで容器頸部を挟持して懸吊しながら可動チ
ップに連結された搬送駆動力によるか又は、容器頸部も
しくは胴部に嵌合する別個の搬送駆動力で容器を搬送す
るか又は、少数のチップを移動させる装置によって、チ
ップ同志が互いに押圧し合いながら移動させる形式の搬
送装置を用いて容器を移送するとき、容器の殺菌処理室
部分や充填処理等の無菌室部分をチップによって上下に
分断でき、殺菌処理スペース又は無菌保持スペースを最
小にできる。
ップに連結された搬送駆動力によるか又は、容器頸部も
しくは胴部に嵌合する別個の搬送駆動力で容器を搬送す
るか又は、少数のチップを移動させる装置によって、チ
ップ同志が互いに押圧し合いながら移動させる形式の搬
送装置を用いて容器を移送するとき、容器の殺菌処理室
部分や充填処理等の無菌室部分をチップによって上下に
分断でき、殺菌処理スペース又は無菌保持スペースを最
小にできる。
(実施例) 以下図面に示す実施例について説明する。
本発明のものは、フランジ付ボトル型容器以外のフラン
ジのないボトル型容器の搬送装置としても用いることが
できるものであるが、説明の都合上フランジ付ボトル型
容器のものから説明する。
ジのないボトル型容器の搬送装置としても用いることが
できるものであるが、説明の都合上フランジ付ボトル型
容器のものから説明する。
第7図において、(1)はボトル型容器(a)の胴体
であり、(2)は容器の頸部でこの頸部にこれより径の
大きいフランジ部(3)が切り取り自在又は着脱自在に
形成されていて、工程の後に取り除かれる。
であり、(2)は容器の頸部でこの頸部にこれより径の
大きいフランジ部(3)が切り取り自在又は着脱自在に
形成されていて、工程の後に取り除かれる。
(4)は頸部に形成されたキャップ装着用のネジ山
(5)は封止頭である。
(5)は封止頭である。
以上のような容器は内部的に殺菌され封止的に閉鎖さ
れているが、一般的にプラスチック樹脂を2つ割型内へ
供給しつつ、無菌空気又は無菌窒素ガス等でブロー成型
しブロー用の注入針を抜く際頸部を溶封することにより
得られる。そしてフランジ部(3)は、2つのレール
(6)(6)の間に挟持されて容器は懸吊状態で搬送さ
れるもので、例えば矢印の如くボックスモーションをな
す櫛歯型搬送装置(8)の搬送アーム(9)で搬送され
るものである。
れているが、一般的にプラスチック樹脂を2つ割型内へ
供給しつつ、無菌空気又は無菌窒素ガス等でブロー成型
しブロー用の注入針を抜く際頸部を溶封することにより
得られる。そしてフランジ部(3)は、2つのレール
(6)(6)の間に挟持されて容器は懸吊状態で搬送さ
れるもので、例えば矢印の如くボックスモーションをな
す櫛歯型搬送装置(8)の搬送アーム(9)で搬送され
るものである。
次に以上のようなボトル型容器の殺菌乾燥充填をなす
装置について、第6図について説明すれば、レール
(6)(6)に射出成形機でブロー成型され、しかも内
部が無菌的に保持されている密封ブロー容器(a)を無
菌チャンバー(10)に供給すると、櫛歯型搬送装置
(9)で図上で右方向に向かって搬送される。
装置について、第6図について説明すれば、レール
(6)(6)に射出成形機でブロー成型され、しかも内
部が無菌的に保持されている密封ブロー容器(a)を無
菌チャンバー(10)に供給すると、櫛歯型搬送装置
(9)で図上で右方向に向かって搬送される。
搬送の途中で先ず、殺菌剤気化装置(11)でH2O2ミスト
あるいはガスが発生されて容器表面に附着される。
あるいはガスが発生されて容器表面に附着される。
次いで、熱風供給ダクト(12)によって加熱エアによ
るH2O2を乾燥させると同時に、図示しない紫外線による
殺菌装置で殺菌される。
るH2O2を乾燥させると同時に、図示しない紫外線による
殺菌装置で殺菌される。
乾燥殺菌された容器(a)は、トリミング機(13)で
容器の頸部を刃物と回転ホルダーによりトリミングカッ
トされる。
容器の頸部を刃物と回転ホルダーによりトリミングカッ
トされる。
カットされたものは、バキュームノズル装置(14)によ
り吸引されて排出される。
り吸引されて排出される。
次にキャップ(蓋)はキャップ供給装置(17)からキ
ャップ殺菌装置(16)に運ばれて殺菌される。
ャップ殺菌装置(16)に運ばれて殺菌される。
殺菌されたキャップはキャップ取付部(18)でキャッピ
ングされ、ヒートシール部(19)でヒートシールされ、
フランジ切取装置又は取り外し装置(20)でフランジ部
(3)が容器(a)から取り除かれて排出される。
ングされ、ヒートシール部(19)でヒートシールされ、
フランジ切取装置又は取り外し装置(20)でフランジ部
(3)が容器(a)から取り除かれて排出される。
(21)は容器(a)の昇降機であって、その上昇でフラ
ンジ切取装置又は取り外し装置へ供給し、容器を確実に
保持するものであり、フランジ切取装置又は取り外し装
置(20)によってフセンジ部が除かれると、昇降機(2
1)の下降で容器(a)は搬送装置(22)に移送され
る。
ンジ切取装置又は取り外し装置へ供給し、容器を確実に
保持するものであり、フランジ切取装置又は取り外し装
置(20)によってフセンジ部が除かれると、昇降機(2
1)の下降で容器(a)は搬送装置(22)に移送され
る。
本発明は、以上のようなフランジ部がなくとも搬送し
て殺菌乾燥充填ができるもので、これを第1図乃至第5
図にもとづいて説明する。
て殺菌乾燥充填ができるもので、これを第1図乃至第5
図にもとづいて説明する。
第1図に示す如く、容器(a)の頸部を嵌合する穴(2
5)(25a)を設けた可動チップ(23)(23a)が相対向
するように設けられており、これがレール(24)(24
a)に沿って移動し、容器頸部を挟持して容器を懸吊状
態で搬送できるようになっている。
5)(25a)を設けた可動チップ(23)(23a)が相対向
するように設けられており、これがレール(24)(24
a)に沿って移動し、容器頸部を挟持して容器を懸吊状
態で搬送できるようになっている。
レール(24)(24a)は可動チップ(23)(23a)の送り
方向では、可動チップ(23)(23a)が水平状態で移動
できるように装置され、かつ可動チップ(23)(23a)
が帰り方向では可動チップ(23)(23a)が垂直方向の
姿勢をとって左右に分かれて移動できるように、第1図
に示すように配置されている。
方向では、可動チップ(23)(23a)が水平状態で移動
できるように装置され、かつ可動チップ(23)(23a)
が帰り方向では可動チップ(23)(23a)が垂直方向の
姿勢をとって左右に分かれて移動できるように、第1図
に示すように配置されている。
可動チップ(23)(23a)は、一方の可動チップを代表
して説明すれば、第3図に示す如くレール(24)内を移
動する移動チップ(26)と、容器の固定のために移動チ
ップ(26)内で可動する伸縮チップ(27)とからなって
いる。
して説明すれば、第3図に示す如くレール(24)内を移
動する移動チップ(26)と、容器の固定のために移動チ
ップ(26)内で可動する伸縮チップ(27)とからなって
いる。
伸縮チップ(27)はバネ(28)によって伸長方向に附勢
されており、一定の距離以上飛び出ないように図示しな
いストッパーがある。
されており、一定の距離以上飛び出ないように図示しな
いストッパーがある。
又容器嵌合用穴部分(25)には、容器が供給されないと
き、穴をふさぐ閉穴板(30)が伸縮チップ(27)内で開
閉自在に設けられていて、バネ(29)で常時は穴をふさ
ぐ方向に附勢されており、これも又一定距離以上飛び出
さないように図示しないストッパーがある。
き、穴をふさぐ閉穴板(30)が伸縮チップ(27)内で開
閉自在に設けられていて、バネ(29)で常時は穴をふさ
ぐ方向に附勢されており、これも又一定距離以上飛び出
さないように図示しないストッパーがある。
ボトル型容器(a)を送る側は、嵌合穴(25)のある伸
縮チップ(27)によって容器頸部を挟持するものであ
り、容器が送られないときは閉穴板(30)で嵌合穴(2
5)をふさぐようになっており、容器の搬送力によって
それぞれが開閉するようになっている。
縮チップ(27)によって容器頸部を挟持するものであ
り、容器が送られないときは閉穴板(30)で嵌合穴(2
5)をふさぐようになっており、容器の搬送力によって
それぞれが開閉するようになっている。
可動チップ(23)には又、容器が供給されないとき相対
向するチップ間に隙間が生じる部分が閉穴板(30)の両
側に生じるので、この可動チップ本体部分に閉穴板(3
0)と同様な構造で開閉する閉鎖板(31)(32)があ
る。
向するチップ間に隙間が生じる部分が閉穴板(30)の両
側に生じるので、この可動チップ本体部分に閉穴板(3
0)と同様な構造で開閉する閉鎖板(31)(32)があ
る。
以上のような閉穴板(30)と閉鎖板(31)(32)は、
可動チップ(23)(23a)の片側もしくは両側に設けら
れる。
可動チップ(23)(23a)の片側もしくは両側に設けら
れる。
容器の搬送用駆動力は、第2図の如くスライド軸(3
4)に沿って図示しない駆動源で前後方向に動く可動支
柱(33)と、この可動支柱(33)の断面アングル溝(3
7)に横架されたスライド軸(36)に沿って図示しない
駆動源で左右動する搬送アーム(35)とによって、ボッ
クスモーションを起し、容器頸部又は胴部に搬送アーム
(35)が係合することによって搬送するようになってい
る。
4)に沿って図示しない駆動源で前後方向に動く可動支
柱(33)と、この可動支柱(33)の断面アングル溝(3
7)に横架されたスライド軸(36)に沿って図示しない
駆動源で左右動する搬送アーム(35)とによって、ボッ
クスモーションを起し、容器頸部又は胴部に搬送アーム
(35)が係合することによって搬送するようになってい
る。
さて、レール(24)(24a)によって可動チップ(2
3)(23a)が容器の搬送方向において相対向すると、容
器頸部を第2図の如くその穴(25)(25a)で挟んで、
ボックスモーション搬送装置で移送する。その際、可動
チップで殺菌処理部分や、充填処理等の無菌室部分を分
断するので、殺菌処理スペース又は無菌保持スペースを
最小にすることができる。
3)(23a)が容器の搬送方向において相対向すると、容
器頸部を第2図の如くその穴(25)(25a)で挟んで、
ボックスモーション搬送装置で移送する。その際、可動
チップで殺菌処理部分や、充填処理等の無菌室部分を分
断するので、殺菌処理スペース又は無菌保持スペースを
最小にすることができる。
すなわち、第2図において容器の下方は殺菌しないで済
む。
む。
なお、上部殺菌部分を陽圧に保つことから殺菌剤が下部
スペースへ漏減してくることも考えられるが、この対策
として下部空気を別個に排出する簡易チャンバーを設け
ても良い。
スペースへ漏減してくることも考えられるが、この対策
として下部空気を別個に排出する簡易チャンバーを設け
ても良い。
又ボトル型容器は第2図の如く支え部分(38)で懸吊さ
れて搬送されるので、容器の大きさが変わっても搬送で
きるものである。
れて搬送されるので、容器の大きさが変わっても搬送で
きるものである。
更に又第1図示の如く、レールを配設するとチップの戻
りスペースを節約できる。それは戻り部分でもチップが
水平であるとスペースが必要以上に大きくなるからであ
る。
りスペースを節約できる。それは戻り部分でもチップが
水平であるとスペースが必要以上に大きくなるからであ
る。
搬送駆動力は図示のようなボックスモーション搬送装
置の他、可動チップをチェーンで直結して搬送してもよ
いが、可動チップを押せ押せで互いに接触して移動でき
るように構成して、それらの可動チップに、例えばそれ
ぞれ突起を設け、この突起に係合する回転歯車を一個所
に設け、この回転歯車で突起を押圧することにより、可
動チップを駆動できるようにしてもよい。
置の他、可動チップをチェーンで直結して搬送してもよ
いが、可動チップを押せ押せで互いに接触して移動でき
るように構成して、それらの可動チップに、例えばそれ
ぞれ突起を設け、この突起に係合する回転歯車を一個所
に設け、この回転歯車で突起を押圧することにより、可
動チップを駆動できるようにしてもよい。
かく構成すれば回転歯車部分にきた可動チップには押
圧力が働くので、これで他のチップ同志は互いに押圧し
て移動するようになる。
圧力が働くので、これで他のチップ同志は互いに押圧し
て移動するようになる。
以上のような搬送装置によれば、容器(a)に支え部
分(38)さえあればフランジ部分がなくとも搬送できる
ものであり、したがって第6図に示すフランジ切取装置
又は取り外し装置がいらなくなる。
分(38)さえあればフランジ部分がなくとも搬送できる
ものであり、したがって第6図に示すフランジ切取装置
又は取り外し装置がいらなくなる。
したがってそれだけ装置が簡単になる。
又本発明装置は、殺菌乾燥部分にのみ用い、充填部分等
は他の搬送装置を用いて搬送することができる。
は他の搬送装置を用いて搬送することができる。
何れにしても、本発明のものは搬送装置が容器の殺菌
処理部分や充填処理等の無菌室部分を分断し、殺菌処理
スペース又は無菌保持スペースを最小にすることができ
る。
処理部分や充填処理等の無菌室部分を分断し、殺菌処理
スペース又は無菌保持スペースを最小にすることができ
る。
(発明の効果) 本発明のものによれば、容器を懸吊支持して搬送でき
るので、多種形状の容器に対応でき、したがって、多品
種の製造が一台の充填機で行なうことができ、汎用性の
高い充填機がえられる。
るので、多種形状の容器に対応でき、したがって、多品
種の製造が一台の充填機で行なうことができ、汎用性の
高い充填機がえられる。
又殺菌処理部分を容器の頸部より上の頭部のみとする
ことができて、殺菌スペースを小さくできると共に、充
填機自体を容器頸部より上の部分のみを無菌スペースと
して考えればよいので、殺菌剤、無菌空気の節約になる
と共に、周辺機器を小型化でき装置をコンパクトにでき
る。そして容器が供給されないとき、容器を嵌合する穴
部分が閉鎖されるため、この穴より殺菌剤がもれて外部
空気を汚染することがないし、容器がチップにより固定
されるため、容器殺菌、乾燥後の開口処理、充填処理、
蓋取付け処理など特別の固定装置が必要でなく、余分な
装置を省くことができるという特徴がある。
ことができて、殺菌スペースを小さくできると共に、充
填機自体を容器頸部より上の部分のみを無菌スペースと
して考えればよいので、殺菌剤、無菌空気の節約になる
と共に、周辺機器を小型化でき装置をコンパクトにでき
る。そして容器が供給されないとき、容器を嵌合する穴
部分が閉鎖されるため、この穴より殺菌剤がもれて外部
空気を汚染することがないし、容器がチップにより固定
されるため、容器殺菌、乾燥後の開口処理、充填処理、
蓋取付け処理など特別の固定装置が必要でなく、余分な
装置を省くことができるという特徴がある。
第1図は本案装置の簡略斜面図、 第2図は同上の断面図、 第3図、第4図は異なる状態の可動チップの断面図、 第5図は可動チップの平面図、 第6図は無菌充填機の全体図、 第7図はボルト型容器の搬送状態斜面図である。 (23)(23a)……可動チップ (24)(24a)……レール (25)(25a)……穴 (26)……移動チップ (27)……伸縮チップ (30)……閉穴板 (31)(32)……閉鎖板
Claims (6)
- 【請求項1】容器頸部を嵌合又は押圧して容器を搬送す
る装置において、容器を嵌合する穴を設け、かつレール
に沿って移動する可動チップを相対向するように設け
て、両者の穴部分で容器を支持すると共に、容器が供給
されない時は該可動チップの穴が閉鎖されるよう開閉す
る閉穴板を可動チップの片側もしくは両側に設けた充填
機における搬送装置。 - 【請求項2】可動チップがレールに沿って移動する移動
チップと、容器の固定のために可動する伸縮チップとに
よって構成された請求項(1)記載の充填機における搬
送装置。 - 【請求項3】嵌合用穴部分以外の可動チップ本体部分に
おいて、対向するチップ間に隙間が生じたとき、この隙
間を閉鎖するために、開閉する閉鎖板を閉穴板以外に可
動チップの片側もしくは両側に設けた請求項(1)、
(2)に記載の充填機における搬送装置。 - 【請求項4】容器の搬送用駆動力は、容器の頸部もしく
は胴部に嵌合する櫛歯型の搬送アームを有する搬送装置
による請求項(1)、(2)、(3)に記載の充填機に
おける搬送装置。 - 【請求項5】容器の搬送用駆動力は、可動チップに連結
された駆動装置による請求項(1)、(2)、(3)に
記載の充填機における搬送装置。 - 【請求項6】容器の搬送用駆動力は、可動チップ同志が
互いに押圧して移動し、その押圧力は少数のチップを移
動させる装置によって発生するものである請求項
(1)、(2)、(3)に記載の充填機における搬送装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1674890A JP2690062B2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 充填機における搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1674890A JP2690062B2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 充填機における搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03226443A JPH03226443A (ja) | 1991-10-07 |
JP2690062B2 true JP2690062B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=11924888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1674890A Expired - Fee Related JP2690062B2 (ja) | 1990-01-26 | 1990-01-26 | 充填機における搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2690062B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10008876A1 (de) * | 2000-02-25 | 2001-09-06 | Hamba Maschf | Vorrichtung zum Befüllen von Flaschen und anderen Behältern mit Nahrungs- und Genußmitteln, wie mit dünnflüssigen bis pasteusen Molkerei- und Fettprodukten, Säften, Wässern od. dgl. |
DE10065591B4 (de) * | 2000-12-28 | 2005-04-28 | Tetra Laval Holdings & Finance | Vorrichtung zum sterilen Befüllen von flaschenförmigen Packungen |
KR102095950B1 (ko) * | 2018-10-30 | 2020-04-01 | 한국해양과학기술원 | 관절형 용기 캐리어 및 이를 이용한 액상 물질의 자동 주입장치 |
-
1990
- 1990-01-26 JP JP1674890A patent/JP2690062B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH03226443A (ja) | 1991-10-07 |
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