JPH01254330A - トランスファプレス装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、トランスファプレス装置に関するものである
。

（従来技術） 複数工程を備えたプレスラインに付設され、プレス用ワ
ークを前記複数工程に順次搬送すべく構成されたトラン
スファプレス装置は、実開昭６２−１１８６４１号公報
にも開示されているように、従来からよく知られている
。該公知例に開示されているトランスファプレス装置に
おいては、プレスラインの両側にアドバンス・リターン
の水平往復運動とアップ・ダウンの垂直往復運動とを行
う一対のフィードバー−が一定間隔を保って配設され、
該両フィードバーの間に等間隔に架設される複数個のク
ロスバ−の両端部を着脱可能に支持するクロスバ−クラ
ンプ手段が前記各フィードバーに装置されている。

（発明が解決しようとする課題） 上記の如き構成のトランスファプレス装置においては、
プレスラインの段取り替え時には、金型交換と同時にク
ロスバ−の交換を行うのが通例であるが、該クロスバ−
の交換作業を従来能率的に行うことが雉しかったところ
から、プレスラインの段取り替えに要する時間の短縮を
図る上でのネックとなっていた。一方、前記クロスバ−
は、休止時においては金型の上面（即ち、上型上面）に
載置された状態で保管されているため、フィードパーの
ワーク搬送時における動作範囲を超えた位置がクロスバ
−交換位置となる。従って、フィードバーに設けられた
クロスバ−クランプ手段をクロスバ−交換位置に正確に
位置決めすることが難しくなり、この点においてらクロ
スバ−交換作業の能率向上を図ることが難しくなってい
た。

本発明は、上記の点に鑑みてなされたらので、プレスラ
インの段取り替え時において、クロスバ−交換位置へフ
ィードバーのクロスバ−クランプ手段を正確に位置決め
し得るようにし、以ってクロスバ−交換作業の能率化を
図ることを目的とするらのである。

（課題を解決ずろための手段） 本発明では、上記課題を解決するための手段として、プ
レスラインの両側に配設された一対のフィードバーと、
該フィードパー間に架設される複数のクロスバ−と、該
クロスバ−の両端部を前記フィードバーに対して着脱自
在に支持すべく構成されたクロスバ−クランプ手段と、
前記フィードバーをアドバンス・リターンの水平往復連
動させるための水平駆動手段と、前記フィードバーをア
ップ・ダウンの垂直往復運動さＵｏるための垂直駆動手
段とを備えたトランスファブレス装置において、前記フ
ィードバーのリターン運動時において該フィードバーを
クロスバ−交換位置まで上昇さＵｏるべく前記垂直駆動
手段を作動させるための駆動手段と、前記フィードバー
のリターン方向への移動をクロスバ−交換位置において
規制する規制手段とを付設している。

（作　用） 本発明では、上記手段によって次のような作用が得られ
る。

即ち、フィードバーのリターン運動時において該フィー
ドバーをクロスバ−交換位置まで上昇させるべく前記垂
直駆動手段を作動させるとともに、前記フィードバーの
リターン方向への移動を規制手段によってクロスバ−交
換位置において規制するようにしたことにより、フィー
ドバーがクロスパー交換位置に正確に位置決めされるこ
ととなり、クロスバ−交換が容易且つ迅速に行えること
となるのである。

（実施例） 以下、添付の図面を参照して、本発明の好適な実施例を
説明ずろ。

本実施例のトランスファブレス装置は、第３図および第
４図図示の如く、プレスラインｌの両側に配設された一
対のフィードバー４．４と、該フィード／（−４，４間
に架設される複数個のクロスバー５．５・・・とを備え
ている。

前記プレスラインｌは、内側に所要のプレス用金型２を
載置したボルスタ３がワーク搬送方向（第３図中の矢印
Ｙ方向）に沿って等間隔に複数個配設されている。

前記フィードバー４．４は、プレスラインｌの両側に一
定間隔を保って平行に配設されており、両フィードバー
４．４間には、前記各金型２に対応してｍ数のクロスバ
ー５．５・・・が゛金型２の配設ピッチに等しいピッチ
をもって等間隔に架設されている。そして、前記各クロ
スバー５の両端部は、前記フィードバー４．４に設けら
れたクロスバ−クランプ手段６によって着脱自在に支持
されている。

前記外金型２は、第４図図示の如く、上型２ａと下型２
ｂとからなっており、上下型２　ａ、　２　ｂ間におい
て所望のプレス加工がなされるようになっている。そし
て、前記上型２ａ上面には、休止時においてクロスバー
５を収納保管すべき凹溝７が形成されている。

前記クロスパー５は、角筒状を呈しており、その中間部
には、ワークを真空吸若して搬送するための２対のワー
ク保持手段８．８が設けられている。

前記トランスファプレス装置は、第１図図示の如く、フ
ィードパー４．４をアドバンス・リターンの水平往復連
動させるための水平駆動手段９と、フィードバー４．４
をアップ・ダウンの垂直往復運動させるための垂直駆動
手段１０とを備えている。前記水平駆動手段９は、一端
１１ａが連結ロッド１２を介して前記フィードバー５に
連結され、他端１１ｂが駆動用カム１３に対して当接さ
れる揺動アーム１１によって構成されている。前記力ｌ
・１３は、図示しない駆動源により第１図矢印Ｍ方向に
回転仕しめられるようになっており、カムＩＩの矢印Ｍ
方向への回転に伴ってＯＣＩ記揺動アーム１１の一端１
１ａが枢支点１４を揺動中心として揺動ストロークＬｔ
！け前後方向に揺動せしめられ、該揺動アームｌ！の一
端１１ａの揺動によってフィードバー４がアドバンス・
リターンの水平往復運動せしめられるようになっている
のである。

なお、前記揺動アーム１１の後退作動は、該揺動アーム
１１に連結されたリアクションシリンダ１５の伸張作動
により行なわれるようになっている。

一方、前記垂直駆動手段！０は、前記フィードバー４の
下面に連結されたラック＆ピニオン式昇降機構１６と、
該ラック＆ピニオン式昇降機構１６を作動せしめるため
のリンク機＋Ｍ　１７とからなっている。前記ラック＆
ビニオン昇降機＋Ｍｔｅは、前記フィードバー４の下面
から垂設された垂直ラック１８と、該垂直ラック１８と
直交する水平ラックＩ９と、両ラック１８．１９に噛合
するビニオン２０とからなっており、前記水平ラック！
９の前後方向への進退運動が、ピニオン２ｏを介して垂
直ラック１８の昇降運動として伝達されるようになって
いる。なお、このラック＆ピニオン式昇降機構１Ｇは、
フィードバー４に対して所定間隔をもって複数個設けら
れている。前記リンク機構１７は、枢支点２４を揺動中
心として揺動する揺動リンク２１と、該揺動リンク２１
の一端２１ａと前記水平ラック１９とを連結する連結リ
ンク２２とからなっており、前記揺動リンク２Ｉの他端
２１ｂは駆動用カム２３に当接されている。該カム２３
は、前記カム１３と同じ駆動源により第１図矢印Ｍ方向
に回転せしめられるようになっている。即ち、カム２３
の矢印Ｍ方向への回転に伴って前記揺動リンク２！の一
端２　’１　ａが枢支点２４を揺動中心として前後方向
に揺動せしめられ、該揺動リンク２Ｉの一端２１ａの揺
動によるラック及ピニオン式昇降機横！６の作動によっ
てフィードバー４がアップ・ダウンの垂直往復運動ｕし
められるようになっているのである。

また、本実施例においては、前記リンク機構１７におけ
る揺動リンク２１を後退方向（即ち、フィードバー４の
上昇方向）へ強制的に動作させるための駆動手段として
作用するシリンダ２５が付設されている。該シリンダ２
５は、プレスライン１の段取り替え時（換言すれば、金
型２およびクロスバー５の交換時）にのみ作動せしめら
れ、フィードバー４の通常作動時においては、前記カム
２３により作動せしめられる揺動リンク２１とは縁切り
状態とされるようになっている。つまり、前記シリンダ
２５は、フィードバー４のリターン運動時において該フ
ィードバー４をクロスパー交換位置まで上昇させるべく
前記垂直駆動手段ｌＯを作動させるための駆動手段とし
て作用するのである。

さらに、本実施例のトランスファプレス装置には、前記
フィードバー４のリターン方向への移動をクロスバ−交
換位置において規制する規制手段として作用するストッ
パー２６が付設されている。

該ストッパー２６は、第２図図示の如く、フィードバー
４に隣接して設けられており、支軸２７を揺動中心とし
て保合位置と非係合位置との間を揺動し得るようにされ
ている。このストッパー２６に対しては、フィードバー
４と水平駆動手段９を構成する連結ロッド！２とを連結
する連結ビン２８がフィードバー４のリターン運動途中
において係合仕しめられるようになっている。なお、こ
のストッパー２６は、プレスライン１の段取り替え時（
換言すれば、金型およびクロスバ−交換時）にのみ係合
位置に位置決めされるようになっており、フィードバー
４の通常作動時（換言すれば、ワーり搬送時）において
は非係合位置に退避せしめられるようになっている。

ついで、図示のトランスファプレス装置の作用を説明す
る。

フィードパー４はクロスバー５を伴って第５図図示の経
路に沿って移動する。通常のプレス加工の場合には、プ
レス加工中においてはフィニドバ−４はクロスバー５と
ともに各金型２の間の待機位ｉＭ（Ａで待機せしめられ
ている。１１１１段側（第５図の左側）の金型２がワー
クＷに対してプレス加工を施すと、フィードバー４が水
平駆動手段９および垂直駆動手段１０の作動によりアプ
ローチ経路Ｐｌに沿ってリターン方向へ移動し、クロス
バー５がワークつかみ位置Ｂへ移動せしめられる。そこ
で、クロスバー５のワーク保持手段８．８＋、：、にり
金型２の下型２ｂ上にあるワークＷを吸着保持する。つ
いで、水平駆動手段９および垂直駆動手段１０の作動に
よりフィードバー４がアドバンス経路Ｐ、に沿って後段
側（第５図の右側）の金型２の方（即ち、アドバンス方
向）に移動せしめられ、クロスバー５がワーク開放位置
Ｃに移動せしめられる。ここで、クロスバー５のワーク
保持手段８゜８はワークＷを開放して、後段側の金型２
の下型２ｂＪ二に載せる。最後に、フィードバー４は、
水平駆動手段９および垂直駆動手段ｌＯの作動によす空
ニなったクロスバー５を伴ってリターン経路Ｐ、に沿っ
てリターン方向へ移動仕しめられ、待機位置へに戻り、
次のプレス加工を待つ。以後、上記ワーク搬送動作が繰
り返されるのである。

また、プレスラインｌの段取り替えを行う場合には、金
型２とともにクロスバー５の交換が行なわれるが、その
作動は次のようにして行なわれる。

この時、１１１金型２は上下の型２　ａ、　２　ｂが重
ね合わされた状態とされている。

まず、シリンダ２５を伸張作動さ仕ることによって、揺
動リンク２１を後退方向へ揺動せしめ、該揺動リンク２
１の揺動に伴ってラック＆ピニオン式界降機構１６を作
動化しめて、フィードバー４を第１図鎖線矢印で示すよ
うに上昇せしめる。この時同時にカム１３．２３も駆動
せしめられており、該カム１３．２３の駆動力によって
揺動アーム１１が後退方向に揺動仕しめられる。該揺動
アームＩｔの後退作動によってフィードバー４はリター
ン方向へも移動せしめられる。該フィードバー４のリタ
ーン方向への移動途中において、連結【１ツド１２とフ
ィードバー４との連結ピン２８がストッパー２６に係合
せしめられろことによってフィードバー４のリターン方
向への移動が規制される。その後、フィードバー４は垂
直駆動手段ｌＯの作動によりストッパー２６に沿って降
下せしめられて（この時、垂直駆動手段１０による水平
駆動作用はストッパー２６による規制によって無効とさ
れている）、クロスバー５が上皇２ａ上面の凹’ｒｌり
７内のクロスバ−交換位置Ｉ）に移動せしめられる。つ
まり、フィードバー４は、交換経路Ｐ。

に沿って移動せしめられろこととなり、クロスバー５が
クロスバ−交換位置りへ正確に位置決めされることとな
るのである。該クロスバ−交換位置りにおいて、クロス
バ−クランプ手段６から離脱仕しめられたり【ｌスパー
５が凹’ｒＲＴ内に留め置かれる。ついで、水平駆動手
段９および垂直駆動手段１０の作動によりフィードバー
４が単独で交換経路Ｐ４を逆行して待機位置へに戻り、
旧金型２がプレスラインｌ外に搬出されるとともに、断
金型２が同じ位置に搬入される。しかる後、前記と同様
にしてフィードバー４が再び交換経路Ｐ４に沿って移動
し、クロスバー５がクロスバ−交換位置りに正確に位置
決めされる。この状態の下にクロスバ−クランプ手段６
によって新クロスパー５が支持される。その後、フィー
ドバー４は、新クロスパー５を伴って前記と同様にして
交換経路Ｉ）４を逆行し、待機位置へに戻る。以後、断
金型２によるプレス加工に移行するのであるが、ワーク
搬送動作は旧金型の場合と同様である。

上記した如く、本実施例によれば、クロスバ−交換時に
おいて、フィードバー４のリターン方向への移動をスト
ッパー２６によってクロスバ−交換位置りにおいて規制
するようにしたことにより、クロスバー５（換言すれば
、クロスバークランプ手段６）がクロスバ−交換位ｆ２
ＺＤへ正確に位置決めされることとなり、プレスライン
ｌの段取り替え時におけるクロスバ−交換を極めて能率
的に行うことができるのである。

本発明は、上記実施例の構成に限定されるものではなく
、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可
能なことは勿論である。

（発明の効果） 叙上の如（、本発明によれば、アドバンス・リターンの
水平往復運動とアップ・ダウンの垂直往復運動とを行う
フィードバー間に、クロスバ−クランプ手段により両端
部を着脱自在に支持されクロスバ−を架設してなるトラ
ンスファプレス装置において、前記フィードバーのリタ
ーン運動時において該フィードバーをクロスバ−交換位
置まで上界させるべ（作動させるための駆動手段と、前
記フィードバーのリターン方向への移動をクロスバ−交
換位置において規制する規制手段とを付設して、フィー
ドバーのリターン運動時において該フィードバーをクロ
スバ−交換位置まで上界させるとともに、前記フィード
バーのリターン方向への移動をクロスバ−交換位置にお
いて規制するようにしたので、クロスバ−交換時におい
てフィードバーがクロスバ−交換位置に正確に位置決め
されることとなり、クロスバ−交換が容易且つ迅速に行
えるという優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例にかかるトランスファブレス装
置の要部の概略を示す側面図、第２図は第１図のＸ矢視
図、第３図は本発明の実施例にかかるトランスファブレ
ス装置を備えたプレスラインの平面図、第４図は第３図
のＩＶ−ｒＶ断面図、第５図はフィードバーとクロ°ス
パーの移動経路を示す説明図である。 ！・・・・・・・プレスライン ４拳・−・・・・フィードバー ５・・・・・・・クロスバー ６・・・・・・・クロスバ−クランプ手段９・・・・・
・・水平駆動手段 ｌＯ・・・・・・垂直駆動手段 ２５・・・・・・駆動手段 ２６・・・・・・規制手段（ストッパー）Ｄ・・・・・
・・クロスバ−交換位置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、プレスラインの両側に配設された一対のフィードバ
   ーと、該フィードバー間に架設される複数のクロスバー
   と、該クロスバーの両端部を前記フィードバーに対して
   着脱自在に支持すべく構成されたクロスバークランプ手
   段と、前記フィードバーをアドバンス・リターンの水平
   往復運動させるための水平駆動手段と、前記フィードバ
   ーをアップ・ダウンの垂直往復運動させるための垂直駆
   動手段とを備えたトランスファプレス装置であって、前
   記フィードバーのリターン運動時において該フィードバ
   ーをクロスバー交換位置まで上昇させるべく前記垂直駆
   動手段を作動させるための駆動手段と、前記フィードバ
   ーのリターン方向への移動をクロスバー交換位置におい
   て規制する規制手段とが付設されていることを特徴とす
   るトランスファプレス装置。