JPH01252614A - 樹脂混合組成物 - Google Patents

樹脂混合組成物

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JPH01252614A
JPH01252614A JP11552788A JP11552788A JPH01252614A JP H01252614 A JPH01252614 A JP H01252614A JP 11552788 A JP11552788 A JP 11552788A JP 11552788 A JP11552788 A JP 11552788A JP H01252614 A JPH01252614 A JP H01252614A
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JP
Japan
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acrylate
acid
epoxy
meth
groups
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JP11552788A
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English (en)
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Katsuo Kagaya
加賀谷 勝男
Yoshifumi Hama
浜 善文
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication of JPH01252614A publication Critical patent/JPH01252614A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、レゾンインソヱクシソン成形法に用いられる
繊維強化高速注入成形用(以下R−RIM成形と略す)
樹脂混合組成物に関し、低粘度、速硬化性、非粘着性、
非発泡性、耐クラツク性に優れた樹脂混合組成物に関す
る。
〔従来技術〕
線維強化型熱硬化性プラスチック(以下FRPと略す)
の成形法の一つにレジンイン・クエクション法(以下R
/I成形成形路す)がある。この成形法は低圧、低温で
の成形が可能であるため型代、プレス化等の設備投資を
小さくできる特徴がある。
従って大型成形品の成形法として注目されている。
しかし、成形性と生産性の点に問題がある。
〔発明が解決し、ようとするn題〕
即ち、これらの要求を満すためには、R−RIM成形法
による樹脂組成物の高速注入性、速硬化性が不可欠であ
る。しかし、従来技術による不飽和ポリエステル樹脂組
成物では粘度が高く(5〜20ポイズ)、硬化時間が長
いため(10〜40分)、要望される生産性が得られな
いといった問題があった。更に、成形品の発泡性、即ち
表面に泡が発生して外観を悪化させたシ、機械的強度の
低下がみられる。一方、作業性に於いては、型から流出
した樹脂(通常パリと呼ばれる)の表面にいつまでも粘
着性が残シ、成形品を汚染するなどの問題があった。
一方、パスユニットなどの大型成形物になるにつれ、コ
ーナ一部分に於いてガラス繊維の少がいいわゆる”樹脂
リッチ部分”が出来やすく、その部分にクラックが発生
するという問題があった。
そこで、不飽和ポリエステル樹脂の改良及び新しい樹脂
組成物について研究が多くなされている。
例えば、特開昭55−43179号公報にみられるビニ
ルエステルウレタンや特開昭58−91719号公報に
みられるOH/NCO各グレポリマーの二液型ビニルエ
ステルウレタンカアル。
これらの樹脂組成物は、生産性に於る1分/?FL2以
下の成形時間は可能である。しかし、前者の問題点はエ
ステル化反応工程、ウレタン化反応工程など反応操作工
程が多く全反応時間が長いこと。
又イソシアネート成分を原料に用いるためIR分析で確
認できない程度の残存インシアネートが貯蔵安定性を悪
くするといった問題がある。
更に、後者では、二液型の為、成形時の硬化反応は、ウ
レタン化反応とビニル単量体の架橋反応が同時に進行す
るわけであるが、両者の反応速度を任意に制御してバラ
ンスさせることが困難であること、又イソシアネートと
微量の水分が反応することによシ二酸化炭素が発生し発
泡するといった問題がある。これらの現象は、成形加工
品に於て、気泡の為に外観不良となったシ、機械的強度
の低下といった問題となる。又、型から流出した樹脂の
硬化性が悪く、いつまでも粘着性が残多作業性が悪いと
いった問題があった。
更には、大型成形品に於ける樹脂リッチ部分に発生する
クラックも大きな問題になっていた。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、本発明者らは、前記のごとき問題のあるビニル
エステルウレタンを用いることなく、通常使用されてい
るウレタン結合を持たない不飽和ポリエステルアクリレ
ート及びエポキシアクリレートについてR−RIM成形
用として用いられるか否かについて鋭意研究した結果、
特定の不飽和ポリエステルアクリレートと特定のエポキ
シアクリレートとを混合し、(メタ)アクリル酸メチル
エステル単量体に溶解して用い、且つ粘度が3ポイズ以
下とすることによシ、100℃以下の中低温で成形が可
能で、キーア硬化時間が3分以内である速硬化性を有し
、しかも耐クラツク性に優れ、かつ非粘着性、非発泡性
にも優れることを見い出し、本発明を完成させるに至っ
た。扶ヱ5、不発Jη1よ(I−A)両末端にカルゲキ
シル基を有する不飽和ポリエステルに不飽和グリシジル
化合物を反応して得られた分子両末端に(メタ)アクリ
レート基を有する数平均分子量1500〜3000の不
飽和ポリエステルアクリレートと。
(I−B)両末端にエポキシ基を有するエポキシ樹脂に
α、β−不飽和不飽和酸塩基酸して得られた分子両末端
に(メタ)アクリレート基を壱する数平均分子量900
〜2500のエポキシアクリレートとからなる混合組成
物(1) 40〜80重量%と、(II)(メタ)アク
リル酸メチルエステル単量体20〜60重量−とからな
り、粘度が3ポイズ以下であることを特徴とする樹脂混
合組成物を提供するものである。
〔構 成〕
本発明の分子両末端K(メタ)アクリレート基を有する
不飽和ポリエステルアクリレート(I−A)とは、飽和
多塩基酸又はその無水物、必要により不飽和多塩基酸又
はその無水物を含む酸成分とアルコール成分とを当量比
で2対1となるように反応して得られる不飽和ポリエス
テル、即ち分子両末端にカルゲキシル基を含有する不飽
和ポリエステルに不飽和グリシジル化合物を付加反応せ
しめた不飽和ポリエステルアクリレートを相称するもの
である。
このポリエステルを構成する一成分である不飽和グリシ
ジル化合物としては、アクリル酸、メタアクリル酸の不
飽和−塩基酸のグリシジルエステル、例えばグリシゾル
アクリレーと、グリシジルメタクリレート等の如きもの
を挙げることができる。尚、かかる不飽和グリシジル化
合物としてはグリシジルメタクリレートが好ましい。
又、二塩基酸成分としては例えばフタル酸、無水フタル
酸、テトラハイドロ無水フタル酸、シス−3−メ?ルー
4−シクロヘキセンーシス、シス−1,2−・シカルピ
ン酸無水物、イソフタル酸、テレフタル酸、ジメチルテ
レフタル酸、モノクロルフタル酸、ノクロル7タル酸、
トリクロルフタル酸、ヘット酸、テトラゾロム7タル酸
、七ノ量チン酸、コハク酸、ア・ゾビン酸、グルタル酸
、ピメリン酸、トリメリット酸、ピロメリット酸等の飽
和酸ff17+:Viその無水物あるいはエステル物を
用いることができる。好ましくは、イン7タル酸が良い
尚、必要により併用し得る不飽和多塩基酸またはその無
水物としては、例えばマレイン酸、フマール酸、イタコ
ン酸、シトラコン酸、メタコン酸、塩素化マレイン酸等
の如きものが挙げられる。
ポリエステルアクリレートのアルコール成分としては、
エチレングリコール、ソロピレングリコール、トリエチ
レングリコール、ポリエチレングリコール、ソロピレン
グリコール、ジプロピ1.ノングリコール、トリプロピ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、1.3−
ブチレングリコール。
2.3−fチレングリコール、1,4−ブチレングリコ
ール、ネオ(メチルクリコール、−′\キシレングリコ
ール、オクチルグリコール、トリメチロ−19゜プロパ
ン、グリセリン、インタエリスリトール。
ハイドロキノンのエチレンオキサイド(p= O)また
はプロピレンオキサイド(po)付加物、ビスフェノー
ルAのEO又はPO付加物、水添ヒスフェノールA、ト
リシクロデカンジメチロール等の公知慣用の多価アルコ
ール類が挙げられる。特にビスフェノール骨格を有する
剛構造のグリコールが打首しbo かかるポリエステルアクリレ−)([−A)の数平均分
子量は、1500〜3000.好筐し7〈け1800〜
2800f6る。分子量が1500!りも小さいと得ら
れる成形物に粘着性等が生じたり、引張漫強さ等物性が
劣るものとなり、3000よりも大きいと成形物の発泡
性、及び成形11@間も長くかかシ生産性の劣るものと
なる。
本発明の不飽和ポリエステルアクリレート(I−A)の
(メタ)アクリレート基含有址は、好チし2くは8〜2
1重fIk%特に10〜21重量%である。
本発明の分子両末端に(メタ)アクリレート基を有する
エポキシアクリレート(1−B)if、ポリエポキサイ
ド(エポキシ樹脂)とα、β不飽和−塩基酸とを当量比
で1対2となるように反応してイυられるエポキシアク
リレートである。即ち、主鎖中間が号eリエポキサイド
で両末端が(メタ)アクリし・−ト基を有するものであ
るエポキシアクリレートを相称するものである。
このポリエポキサイド(エポキシ樹脂)として代表的な
ものを挙げれば、多価フェノール類と(メチル)エピク
ロルヒドリンとの縮合物などでhLが、多価フエ2ノー
ル類としてはビスフェノールA % 212’−ビス(
4−ビトロキシフェニル)メタン(A 称’スフエノー
ルF)、ハロダン化ビスフェノールA、レゾルシノール
、テトラヒドロキシフェニルエタン、フェノールノボラ
ック、クレゾールノd?ランク、ビスフェノールA型ノ
デラノクもしくはビスフェノールF型ノぜラックなどが
挙げられる。またエチレングリコール、ブタンジオール
、グリセリン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール・ビスフェノール類のフルヤレンオキシド
付加物などのビリオール類と(メチル)エピクロルヒド
リンとから得られるアルコールエーテル型のエポキシ化
合物;シアミノ、ジフェニルメタン、ジアミノフェニル
スルホン、p−アミンフェノールなどのアニリン類と(
メチル)エピクロルヒドリンとから得られるグリシジル
アミン;無水7タル酸、テトラヒドロもしくはヘキサヒ
ドロ無水7タル酸などの酸無水物をベースとした各種グ
リシジルニスデル類;さらに(′ま3.4−エポキシ−
6−メチルシクロ=へ、キシル7ノチ〜ル、3.4−二
?キシ−6−メチルシクロヘキシルカーyげネートなど
の脂環式エポキシド類などがある。打首しくはビスフェ
ノ−・−ル骨格を有するものが良い。
このエポキシアクリレート(I−B)の(メタ)アクリ
レート基含有量は、好ましくは11〜35重量%、特に
15〜35重量−である。
又、α、β不飽和−塩基酸としては、アクリル酸、メタ
アクリル酸などが代表的なものである。
尚かかるエポキシアクリレートの数平均分子量は、90
0〜2500、好ましくは1300〜2200である。
分子量が900よシも小さいと得られる成形物に粘着性
等が生じたシ、引張り強さ等物性が劣るものとなシ、2
500よりも大きいと成形物の発泡性、及び成形時間も
長くかがシ生産性の劣るものとなる。
本発明に於ける不飽和ポリエステルアクリレート(I−
A)とエポキシアクリレート(I−B)の混合組成物(
I)に於ける固形分混合重量比は、好ましくは(I−A
):  (I−B)鵡80:20〜20 :80で、特
に好運しくは70:30〜30ニア0である。この範囲
をはずれると、大型成形物とした時の耐クラツク性が劣
るので好ましくない。しかし薄物成形物は、この範囲を
はずれてもあまシ問題を生じない。
又、前記混合組成物(I)と(メタ)アクリル酸メチル
エステル単量体(I[)との配合重量%は、前者が40
〜so、ii量チ、好ましくは50〜70重量%、後者
が20〜60重量%、好ましくは30〜50重量%であ
る。混合組成物(I)が、40重量%より少ないと速硬
化性が悪くなシ型から流出した樹脂の表面がいつまでも
粘着性の残るものであ)、80重量%よシ多いと粘度が
高くなシ成形時間が長くなったシ架橋密度が十分に高く
ならず引張強さ等の物性が劣るものである。(メタ)ア
クリル酸メチルエステル単量体も又同様である。
本発明で(メタ)アクリル酸メチルエステル単量体(I
I)を用いることは、速硬化性(成形時間3分程度)の
組成物を得る上で重要である。しかしながら、本発明で
は他のビニル単量体(例えばスチレン等)を本発明の効
果を損わない程度少量併用することを妨げるものではな
い。
本発明の樹脂組成物には、必要によシ増粘剤、着色剤、
強化材、充填剤、硬化触媒、硬化促進剤、硬化遅延剤、
内部離型剤、低収縮化剤等を添加しても良い。
増粘剤としては、樹脂が有する水酸基、カル?キシル基
やエステル結合等と化学的に結合して線状筐たは一部交
叉結合を生じせしめて分子量を増大させ、下節Hポリエ
ステル樹脂を増粘させる性質を有する本ので、例えばト
ルエンジイソシアネートの如きジイソシアネート類、ア
ルミニウムイソプロポΦシと、チタンテトラブトキシの
如き金属アルコキシド類、酸化マグネシウム、酸化カル
シウム、酸化ベリリウムの如き2価金属の酸化物、水酸
化カルシウムの如き2価金属の水酸化物等を挙げること
ができる。増粘剤の使用量は、不飽和ポリエステルアク
リレート(I−A)とエポキシアクリレート(I−B)
との混合組成物(I) 100重量部に対して通常0.
2〜10重量部、好ましくは0.5〜4重量部の割合で
ある。そして必要ならば水の如き極性の強い物質を増粘
助剤として少量使用することができる。
着色剤としては、従来公知の有機および無機の染顔料が
いずれも使用できるが、なかでも耐熱性、透明性に優れ
、かつ不飽和ポリエステルアクリレート(I−A)およ
びエポ中シアクリレー) (I−B)の硬化を著しく妨
害することのないものが好ましい。
本発明で使用される強化材としては、一般にはガラス繊
維が挙げられるが、その他にビニロン、ポリエステル、
フェノール、ポリ酢酸ビニル、ポリアミド、ポリフェニ
レンスルフィド等の有機繊維、アスベスと、カーがンフ
ァイハー、金属繊維、セラミック繊維等の無機繊維など
も挙げられるが、その形状は、編織物、不織布である。
更に、強化材としては、繊維に限ることなく、ポリウレ
タンフォーム、フェノールフオーム、塩化ビニルフオー
ム、ポリエチレンフオーム等のプラスチック発泡体;ガ
ラス、セラミック等の中空体硬化物、金属、セラミック
、グラスチック、コンクリーと、木材、紙等の固形物、
成形物、又はハニカム状構造体などが挙げられる。
充填剤としてに、炭酸カルシウム粉、クレー、アルミナ
粉、珪石粉、メルク、硫酸・々リウム、シリカ・2ウダ
ー、ガラス粉、ガラスピーズ、マイカ、水酸化アルミニ
ウム、セルロース糸、硼砂、川砂、寒水石、天理石屑、
砕石など公知のものが挙げられ、なかでも硬化時半透明
性を与えるのでガラス粉、水酸化アルミニウム、硫酸・
fリウムなどが好ブしい。
硬化促進剤としては、金属化合物を必要に応じ添加する
もので、かかる金属化合物としては、例、tば、コバル
トナフトネーと、コバルトオクトネーと、2価のアセチ
ルアセトンコノ4ルと、3価のアセチルアセトンコノぐ
ルと、カリウムヘキソエーと、ジルコニウムナフトネー
と、・ゾルコニウムアセチルアセトナーと、パナシクウ
ムナフトネーと、パナゾウムオクトネー と、パナソウ
ムアセチルアセトナーと、パナ・ゾルアセチルアセトナ
ーと、リチ・−ムアセチルアセトナート等下節和?リエ
ステル樹脂に一般に用いられる金属化合物促進剤が用い
られ、これらを組合わせて使用しても良く、又、他の促
進剤例えばアミン系、含リン化合物、β−ゾケトン類等
公知の促進剤と組合わせても良い。
かかる硬化促進剤の添加Iはrル化時間により適宜調整
されるが、好ましくは金属成分とL2てo、oooi〜
0.12重量部である。この硬化促進剤は中温以上での
成形(40℃以上)の場合、使用しなくても又使用して
も良い。
硬化触媒としては、不飽和ポリエステルアクリレーと、
又はニーキシアクリレートに作用するもので、例えばア
ゾインブチロニトリルのようなアソ化合物、ターシャリ
ーブチルパーペンゾエー と、ターシャリーノや一オク
トエー1・、ペンソイルツク−・オキサイド、メチルエ
チルケトンパーオキザイド、アセト酢酸エステル/クー
・オキライド、・ジクミル・ぐ−オキサイド等の治機過
酸化物等を挙げることができ、不飽和シI?リエステル
アクリレート(I−A)とエポキシアクリレ−) (I
−B)との混合組成物1ooxi部に対して、0.1−
4重量部、好1シフくは0.3〜3重量部の範囲で用い
るととができる。
好1しくは、アセト酢酸エステル・ぐ−オキサイトーナ
フテン′酸コノ9ルと、ペンゾイルノ平−オキサイドー
ツメチルパラトルイジン等のレドックス系硬化剤である
イf化遅延剤としては、例えば、・・イドロキノン、l
・ルハイドロキノン、ターシャリ−ブチルカテコール、
ナフテン酸銅等が挙げられ、樹脂組成物100重9部に
対し7て好筺し2くは0.0001〜0.11慣部使用
される。
内部離型剤としては、ステアリン酸、ステアリン酸亜鉛
等の如き高級脂肪酸や高級脂肪酸エステル、アルキルリ
ン酸エステル等の従来公知のものを堡げることができ、
不飽和ポリエステルアクリレ−) (I−A)とエポキ
シアクリレ−)(I−B)との混合組成物100重■部
に対(〜で通常0.5〜511i1部の割合で用いるこ
とができる。
低収縮化剤と[7ては、熱可塑性樹脂で、具体例として
は、メチルメタクリレ・−と、エチルメタクリv−と、
ブチルメタクリレーと、メチルメクリレーと、エチルア
クリレート々どのアクリル酸又はメタクリル酸の低級ア
ルキルエステル類、スチレン、塩化ビニル、酢酸ビニル
などの単伝体の単独重合体又は共重合体類、前記ビニル
単鑑体の少なくとも1種と、ラウリルメタクリレ−1・
、イソビニルメタクリし・−一と、アクリルアミド、メ
タクリルアミド、ヒドロキシルアルキルアクリl/ −
ト又はメタクリレーと、アクリロニトリル、メタクリ「
Jニトリル、アクリル酸、メタクリル酸、セチルステア
リルメタクリレートよりなる単偕体の少なくとも1種の
共重合体などの他、七ルロースアセテートブチl/−ト
及びセルロース糸−(とテートプロピオネーと、ポリエ
チレン、ボリグロピレン、飽和ポリエステル等を挙げる
ことができる。これらは、本発明の効果を損わないもの
を必要により、用途により添加すればよい。
本発明は各種の過酸化物が加えられた形で加熱硬化せ[
2めることもできるL7、各種の光増感剤が加えられた
形で紫外線を始めとする活性光線により硬化せ【7める
ことも可能で、その硬化成形物は、泡の極めて少々い機
体的強度の優れたものであ7ム。
本発明の組成物は、粘度が3ポイズ以下のものであるが
、好ましくは25℃で3ポイズ以下の粘度である。しか
しながら、必ずしも常温で3ポイズ以下である必要はな
く、型へ注入(又は射出)する時、加熱等の手段によシ
粘度が3ポイズ以下にでき、本発明の効果を達成できる
組成物であればよい。この粘度は、R−RIM成形機に
注入(又は射出)する場合、非常に注入(又は射出)が
行ないやすいことによるものである。3ポイズよシも粘
度が大きいと注入(又は射出)工程に時間を要し、生産
性が悪くなる。
本発明の成形物の製造法としては、前記した組成物を2
つに分け、一方に硬化剤(過酸化物)を添加しくA成分
)、他方に促進剤を添加しく A/酸成分、このA A
’の二成分を各々別々のライン中で高圧好ましくは10
〜200 kll/cx” 、特に好ましくは、80〜
150に9/clIL2で循環させながら、短時間好ま
しくは0.1〜30秒、特に好ましくは0.5〜20秒
で注入(射出)を強化材の充填された型温度好1しくけ
10〜80℃、特に40〜70℃、型圧力好ましくは5
〜100 kg/cが、特に20〜50 kg/cm”
である型中へ行なうものである。
本発明の組成物は、80℃以下の成形温度(型温度)で
成形されるのが好ましいが、80℃よシ高い温度で成形
すると(メタ)アクリル酸メチルエステルモノマーが気
化しやすくなる為に成形物中に気泡又は表面に?イドを
生じやすく、り2ツク発生の原因となシ好ましくない。
又、本発明では、型内に強化材を充填してから型締めを
し、組成物を注入(又は射出)して成形するのが好まし
い。これは、組成物中に強化材を入れて注入(又は射出
)すると強化材が流動しやすい為に機械的強度分布が不
均一になシやすいためである。本発明では機械的強度の
高い均一な成形物が得られるものである。
尚、本発明で規定する数平均分子量は、GPC(グルパ
ーミエーシテンクロマトグラフィー)の次の測定条件で
測定した時の値を相称するものである。
GPC:日本分析工業(株)製LC−08型カラム: 
8HODEX A−804+A−803+A−802+
A−801(昭和電工製) 溶媒: THF 検量線作成標準試料:ポリスチレン(トーソー製品) 検出機:指差屈折計(日本分析工業(株)製)〔効果〕 本発明の樹脂混合組成物は、速硬化性、低粘度であυ、
硬化した成形品が非粘着性、非発泡性、耐クラツク性良
好である為に、R−RIM成形用樹脂組成物として特に
大型成形物用樹脂組成物として非常に優れたものである
。従りて、各種工業分野の成形物用樹脂材料として使用
されるものである。
以下に、実施例を示して本発明を更に詳細に説明する。
尚、「部」は重量部を示す。
参考例−1〔ポリエステルアクリレ−) (PEA−1
)の調製〕 インフタル酸166?(1モル)及び1−27’ロピレ
ングリコールtsz?(2モル)を不活性ガス気流中2
20°Cで100時間加熱脱水縮させて固形分の酸価が
5なるものを得た。これを100℃迄冷却した。次に、
無水マレイン酸196?(2モル)を仕込み200℃で
5時間加熱脱水縮合させて固形分酸価254なるものを
得た。これにハイドロキノン0.15 y−添加して、
140℃迄冷却した。次にグリシジルメタクリレート2
84?(2モル)を仕込み140°Cで10時間反応し
て固形分酸価10のものを得た。この固形分をメタクリ
ル酸メチルエステル単量体508?に溶解して不揮発分
60.5%、粘度25℃テ0.5dl(、、”。
酸価6.1及び固形分中のアクリル性二重結合金有率6
.3%のポリエステルアクリV−ト1270.Pを得た
β前例−2〔ポリエステルアクリレート(PEA−2)
の調製〕 イソフタル酸166、P(1モル)及び1−2760ピ
レングリコール76?(1モル)ヒスフェノールAのエ
チレンオ午すイド2モル付加物324iP(1モル)を
不活性ガス気流中220℃で15時間加熱脱水縮合させ
て固形分の酸価が5なるものを得た。これを100℃迄
冷却した。次に無水マレイン酸196iP(2モル)を
仕込み200℃で61(7間反応し固形分酸価163な
るものを得た。
?I J]、にハイドロキノン0.2ノ添加して140
℃迄冷却した。、次にグリシジルメタクリレート284
yに)モル)を仕込み140℃で10時間反応した桔里
、固形分酸価8のものを得た。この固形分をメタクリル
酸メチルエステル単量体683iI−に溶解1〜〔不揮
発分61チ、粘度25℃で2.jfイズ、酸17!Ii
 5.8 、及び固形分中のアクリル性二重結合金有率
4.8%のポリエステルアクリレート1683y−を得
た。
β表側−3〔スチレン型ポリエステルアクリレート(P
EA−3)の調製〕 参考例−2と同様な固形分酸価8のものをスチレン単量
体に溶解して不揮発分61%、粘度20?イイ、酸価6
.2及び固形分中のアクリル性二重結合金有率4.8チ
のスチレン型ポリエステルアクIJレートを得た。
参考例−4〔ポリエステルアクリレート(PEA−4〕
の調製〕 イソフタル酸133/−(0,8モル)、1−2プロピ
レングリコール76ノ(1モル)及ヒビスフエノールA
のエチレンオキサイド2モル付(芦−1物3コト嘆P(
1モル)を不活性がス気流中220℃て9時間加熱脱水
縮合させて固形分酸1i′11i3な子1もθ)k n
た。とれを100℃迄冷却した。次に無水マl/ −f
ン酸147 、’? (1,5モル)を仕込み200’
Cで6時間加熱脱水縮合させて固形分酸価37なるもの
を得た。これにハイドロキノンを0,16il−添加1
〜で140℃迄冷却した。次にグリシジルメタクリレー
ト851−(0,6モル)を仕込み140℃で6時間反
応して固形分酸価10のものを得た。この固形分をメタ
クリル酸メチルエステル単縫体456ノに溶解して不揮
発分60.2%、酸fi!Ii6.粘度25℃で20.
jeイズ、及び、固形分中のアクリル性二重結合金有率
2.0%のポリエステル゛アクリレート10日8iP−
を得た。
e前例−5(エポキシアクリレート(VE−1)の調製
〕温度計、攪拌機および冷却器を具備した。三ツロフラ
スコに、ビスフェノールA4エピクロルヒドリンとの反
応により得られたエポキシ当量が185々る[エビクロ
ン850 J L大日本インキ化学工業(休)製のエポ
キシ樹脂]の1850.!i’ (エポキシ基10個相
当分)、メタクリル酸の8601i(カルメキシル基1
0個相当分)、ノーイドロキノンの1.36&およびト
リエチルアばンの10.811を仕込んで120℃まで
昇温させ、同温度で10時間反応を続けた処、酸価が3
.5で、エポキシ当量が15000以上で、かつ色数が
2なるエポキシアクリL7− ) (1)の溶液が1得
られた。、この固形分をメタクリル酸メチルエステル樽
漏゛体180M’に溶解し−C不揮発分60%、酸価2
、粘度25℃で2ポイズ及び固形分中のアクリル性二重
結合金有率が8.94のビニルニス戸ル4soo’jk
得#。
参′4例−6しエポキシアクリレー、、、、 ) (V
E、、、2 )の調製〕、へち例5ど同様の反応容器(
・で、多価アル−7−ル、l−:・:、、、Oクロルヒ
ト1)゛、・との反1ハV7二より得らtl′#、エポ
キジザ51tが130なる[−r、ビアウロン725 
J (同上社製品)の1300g(エポキシ基10個相
当分)、メタクリル酸の860.!i’(カルゲキシル
基10個相当分)、ハイドロキノンの1.34.9およ
びトリエチルアミンの10.79を仕込んで110℃で
8時間反応せしめて酸価が5なるエポキシアクリレ−)
 216ONを得た。
この樹脂をメタクリル酸メチルエステル単葉体1441
に溶解して不揮発分61.2チ、酸価3゜粘度0,5ポ
イズ及び固形分中のアクリル性二重結合金有率が11%
のエポキシアクリレ−) 3600yを得た。
参J例−7(スチレン型エポキシアクリレ−)(VE・
−3)の調製〕参考例−5と同様な固形分をメチlノン
単希体に溶解して不揮発分59.8%、粘度25℃で1
0.jeイズ、及び固形分中のアクリル性二重結合金有
率が8.9%のスチレン型工号でキシアクリし−1・を
得た。
参考9iJ −)1 L  ′:r:deキ5z”7り
”、1 ’I−□”−) (vXiXミニ−)H=、、
) g、g起14 iし表側−6ど同様のJττ:「t
:容や(7゜・”、+ 1111・・−トゴールと「、
ピクロルy、 F?す、、、、、 、l、の反応j1(
、、’、+: トi 、7:”) 1丁) fL、 、
’Nエポキシ当量が740なる「エビクロノ→3050
J(同上社製品)の7400.!i’(エポキシ基10
個相当分)、メタクリル酸の86ON (カルボキシル
基10個相当分)、ノ1イ ドロキノ75.11および
、トリエチルアミン41.3.9を仕込んで140℃で
12時間反応せしめて酸価5.3なるエポキシアクリレ
−) 8260Ji’を得た。
この樹脂をメタクリル酸メチルエステル単量体5507
、Fに溶解して不揮発分60.5%酸価3.2、粘度2
0ポイズ及び固形分中のアクリル性二重結合金有率が2
.9チのエポキシアクリレート13700.9を得た。
参考例1〜8で得られた樹脂組成物の各種の特性をまと
めて第1六に示す。
実施例−1 実施例−1として参考例−1で得られた樹脂PEA−2
60nと参考例−5で得られたVE−140部からなる
混合組成物に50%ベンゾイルパーオキサイドとツメチ
ル・譬うトルイゾンを第2表に示す割合で配合した。そ
の結果を同懺に示す。又。
実施例2〜5および比較例1〜8の場合も実施例−1と
同様の方法により行った。尚、各at性能の測定は下記
する如き方法によったものである。
0硬化性:キュラストメータ■型〔日本合成ゴム■製〕
による40℃に於けるトル ク−時間曲線より求めた。
0粘  度:定常流粘性計&t25℃(老木製作所製レ
オメータIR−200) 0高速注入及び成形試験: 50X]0OX0.3cI
nのアルミ製型にガラス含有率か50%に なるように調製したプリフォーミン グマットをチャージした後、20に9/m2で型締めし
た。この型内にKRAUS S −MAF’FEI社製
4MIXING−HEAD型RIM注入機により注入圧
力15い9/cm2で注入した。その際、注入開始から
反対 側のクリアランスから注入樹脂液が 流れ出た時間迄を注入時間として示 した。
0耐クラツク性試験 30×30c!I@のサイズに切断したチ嘗ツブストラ
ンドマット(4501/m” )の中央を、更に15X
15crR切り抜き、その部分に樹脂リッチ部分をつく
って発生するクラックを評価し九。即ち、樹脂リッチ部
分の肉厚を考慮し、下記の基準で目視により耐クラツク
性°を評価した。尚、成形条件はガラス含有率50%、
成形温度50℃、プレス成形圧力5kg/傷2で行った
判定基準  ○:クラック発生全くなし×:クラック複
数個所発生有 O発泡性、粘着性 二目視によった 0物   性         :  JIS−に−6
911第2表から明らかな如く、本願発明の数平均分子
量をはずれた不飽和ポリエステルアクリレーと、エポキ
シアクリレートを用いた比較例−1、−2、−3、−4
は、注入性、粘着性、引長り強さ、引張り弾性率の劣る
ものであった。メタクリル酸メチルエステル単量体でな
くスチレンモノマーを用い九比較例−5、−6では、速
硬化性、注入性、粘度。
成形時間、粘着性の劣るものであった。
一方、本発明組成物は、低粘度、速硬化性、注入性、粘
着性、耐クラック性のいず九にも優れたものであった。
代理人 弁理士  高 橋 勝 利

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、( I −A)両末端にカルボキシル基を有する不飽
    和ポリエステルに不飽和グリシジル化合物を反応して得
    られた分子両末端に(メタ)アクリレート基を有する数
    平均分子量1500〜3000の不飽和ポリエステルア
    クリレートと、 ( I −B)両末端にエポキシ基を有するエポキシ樹脂
    にα,β−不飽和−塩基酸を反応して得られた分子両末
    端に(メタ)アクリレート基を有する数平均分子量90
    0〜2500のエポキシアクリレートとからなる混合組
    成物( I )40〜80重量%と、 (II)(メタ)アクリル酸メチルエステル単量体20〜
    60重量%とからなり、粘度が3ポイズ以下であること
    を特徴とする樹脂混合組成物。
JP11552788A 1987-12-14 1988-05-12 樹脂混合組成物 Pending JPH01252614A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU681986B2 (en) * 1995-04-25 1997-09-11 Glasteel Industrial Laminates A Division Of The Alpha Corporation Of Tennessee Thermosetting resin compositions, electrical laminates obtained therefrom and process of producing these

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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AU681986B2 (en) * 1995-04-25 1997-09-11 Glasteel Industrial Laminates A Division Of The Alpha Corporation Of Tennessee Thermosetting resin compositions, electrical laminates obtained therefrom and process of producing these

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