JPH01252462A - 段ボールシートの瓦葺き状搬送方法におけるシートの切り離し方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、段ボールシートの瓦葺き状搬送方法における
シートの切り離し方法に係り、特に、原紙から切れ目の
ない段ボールシートの製造後、所定寸法毎に切断し、更
に所定枚数毎に瓦葺き状にして搬送してスタッカーに積
み込む際に、上記瓦葺き状の段ボールシートを所定枚数
毎に分離するシートの切り離し方法に関する。

「従来の技術」 一般に、段ボールシートは、波状に、段成形された中芯
紙にライナー紙を貼着して製造する。斯様にして製造さ
れた切り目のない段ポールシ一トは、予め定めた寸法に
切断して、まず隣合うシートが重なることがない列状の
状態で予め設定した速度により搬送し、次にスタンカー
に積み重ねる枚数毎に、所謂ロフト毎に隣合う段ボール
シートの相互間で一部が重なり合う瓦葺き状にした後、
スタッカーに段ボールシートをロフト毎に積み重ねる。

スタッカーは、各ロフト毎に段ボールシートを積載する
と、他の箇所に向けて搬出され、次の空のスタッカーが
段ボールシートを積むべき箇所に搬入されるようになっ
ている。

従来、上記段ボールシートを瓦葺き状にし、かつロフト
毎に分離する方法は、所定寸法毎に切断されて互いに隣
合う相互間で重なり合うことなく列状に高速である第１
の速度で段ボールシートを搬送し、これを複数台縦設さ
れて、かつ搬送速度が可変自在なコンベアで受けるよう
にしたものが知られている。つまり、第１の速度で列状
に搬送される段ボールシートをコンベアが受けて、まず
第１の速度より低速の第２の速度で搬送して互いに隣合
う段ボールシートの一部が重なる瓦葺き状にし、スタッ
カーに積み込むべき所定枚数だけ、所謂１０フト分だけ
瓦葺き状にした後、コンベアを第３の速度に増速させて
、次にスタッカーに積み込むべきロフトと分離し、ロフ
ト間の距離、つまり前方のロフトの後端と次のロフトの
前端との間隔が所定値になった時に、前方のロフトをス
タンカーに向けて搬送する速度を第４の速度まで減速さ
せるようになっている。ロフト間の距離は、スタッカー
が段ボールシートを１０ット分だけ積み込んだ後、他の
箇所に搬出し、次のロフトを積載可能にスタッカーが段
取りできる時間に略対応させである。

従来のシートの切り離し方法は、上記の如きコンベアに
よる搬送速度を可変させる方法の他、サクション装置や
係止板などにより、上記第１の速度で列状に搬送される
段ボールシートを強制的に一定時間だけ引っ掛けて、各
ロフト毎に分離する方法、及びこれら二つの方法を組合
わせた方法が知られるところである。

「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、上記コンベアの搬送速度を可変させて段
ボールシートをロフト毎に切り離す方法は、増速と減速
との２速のみでコンベアの搬送速度を制御しようとする
と、前方のロフトの後端と後方のロフトの前端とが不用
意に当たるなどに起因して瓦葺き状に整然と重ねられず
に乱れが生じて、スタッカーへの積載が良好に行われな
いことから、コンベアを複数台縦設し、各コンベアの搬
送速度を第１の速度から第４の速度まで多段の速度制御
をせざるを得す、しかも速度制御をするに当たり、各コ
ンベアの動作にそれぞれ連動させて行わねばならないた
めに、速度制御の機構が複雑化するといった問題がある
。又、列状に搬送される段ボールシートに強制的に係止
板等を引っ掛けて、各ロフト間を分離する方法、及びこ
の方法と上記コンベアの搬送速度を可変させる方法とを
組合わせた何れの方法にあっても、コンベアが運転され
ているにも拘らず、段ボールシートに係止板等を引っ掛
けて強制的に停止させて各ロフト間を分離するために、
瓦葺き状に整然に重ならずに乱れが生じて、スタッカー
に良好に積載されずに、一連の流れ工程に支障を招くと
いった問題がある。

そこで、本発明は、上記事情に鑑み、各ロット毎に乱れ
が生ずることなく整然と瓦葺き状に重ね合わせることが
できるばかりか、コンベアの搬送速度の可変段数も少な
くて済み、かつ段ボールシートを受は入れてスタッカー
に積載するまでの工程層も短かくて済む段ボールシート
の瓦葺き状搬送方法におけるシートの切り離し方法を提
供することを目的とする。

「課題を解決するための手段」 本発明は、上記目的を達成するために、所定寸法毎に切
断されて列状に搬送される段ボールシートをコンベアが
受けて、該コンベアの減速搬送により所定枚数毎に隣合
う段ボールシートの一部を重ねて瓦葺き状にした後、ス
タッカーに向けて搬送する段ボールシートの瓦葺き状搬
送方法において、上記所定寸法毎に切断されて第１の速
度で搬送される段ボールシートを、上下２段の切り離し
コンベアのうちの一方に繰り入れ、該一方の切り離しコ
ンベアが上記第１の速度より低速の第２の速度で段ボー
ルシートを瓦葺き状にして搬送し、上記一方の切り離し
コンベアに予め定めた枚数だけ段ボールシートが繰り入
れられると、次の第１の速度で列状に搬送される段ボー
ルシートを他方の切り離しコンベアに繰り入れ、該他方
の切り離しコンベアを、上記一方の切り離しコンベアに
より搬送される瓦葺き状の段ボールシートが一方の切り
離しコンベアから搬出されて所定位置に達するまで第２
の速度より低速の第３の速度で搬送し、上記所定位置の
通過後、第２の速度に増速させてなる段ボールシートの
瓦葺き状搬送方法におけるシートの切り離し方法を特徴
とするものである。

「実施例〕 以下に、本発明に係る段ボールシートの瓦葺き状搬送方
法におけるシートの切り離し方法の実施例を図面に基づ
き説明する。まず、第１図及び第２図に示す第１実施例
を実施する装置について説明する。段ボールシートＳは
、波状に段成形された中芯紙にライナー紙を貼着した切
れ目のない連続するシートを製造した後、オーダに応じ
て所定寸法に切断し、更に各シートの相互間で重なり合
うことのない列状で高速搬送（以下筒１の速度と称す）
するサンドウィンチコンベアなどの搬入コンベア１に繰
り入れるようになっている。段ボールシートＳは、中芯
紙にライナー紙を貼着したシングルフェースはもとより
、各種シングルフェース相互間を貼着させたダブルフェ
ースなど何れのｆＭＮであっても可能であることは勿論
である。搬入コンベア１には、後述のダウンスタンカー
２に積載すべき枚数毎に、つまり各ロフト毎に隣合う段
ボールシートの相互間で一部を重ねる所謂瓦葺き状にし
て搬送する第１の切り離しコンヘア３、第２の切り離し
コンベア４、更にラップコンベア５、及び積み込みコン
ベア６を縦設させである。

積み込みコンベア６は、下方のダウンスタンカー２のパ
レット７上に各ロフト毎に段ボールシートＳを積み込む
ようになっている。又、積み込みコンベア６とダウンス
タンカー２との間には、出入り自在な伸縮コンベア８を
配設させである。パレット７は、ダウンスタンカー２内
に自動的に搬入された後、最上部まで上昇し、所定寸法
の段ボールシートを積載するに従って下降し、所定枚数
だけ積載後、ダウンスタンカー２内からストック場等の
別の箇所に自動的に搬出されるようになっている。伸縮
コンベア８は、パレット７に所定枚数の段ボールシート
Ｓの積載後にダウンスタッカー２内から搬出され、次の
空のパレット７がダウンスタッカー２内に搬入されて、
積載可能な位置まで上昇する段取り時間内だけ積み込み
コンベア６の吐出口に臨んで、該積み込みコンベア６か
ら搬出される段ボールシートＳを受けるようになってい
る。上記伸縮コンベア８は、パレット７が積載可能な位
置まで上昇した後、伸縮コンベア８上の段ボールシート
Ｓをパレット７上に移し換え、以後積み込みコンベア６
からパレット７に段ボールシートＳを積載するようにな
っている。上記第１の切り離しコンベア３は、第２図に
示す如く、上段コンベア３ａと下段コンベア３ｂとの上
下２段になっていてかつ上段コンベア３ａ及び下段コン
ベア３ｂの各々が、搬入コンベア１に適時連接可能に上
下動できるようになっている。第１の切り離しコンベア
３と第２の切り離しコンベア４との間には切り換え装置
９を介在させである。切り換え装置９は、一端を支点と
して揺動する切り換え板、若しくは切り換えコンベアの
何れであってもよい。

次に、上記構成の装置による段ボールシートの瓦葺き状
搬送方法におけるシートの切り離し方法を説明する。ま
ず、第２図に示す如く、所定寸法の段ボールシートＳが
搬入コンベアｌにより隣接する相互間で重なり合うこと
なく列状に搬送される。搬入コンベア１による搬送速度
は、段ボールシートＳの製造時の速度と略同程度の高速
で搬送され、以下これを第１の速度と称する。搬入コン
ベア１上の段ボールシートＳをまず第２図（ａ）に示す
如く上段コンヘア３ａに搬入させるものとすると、この
時上段コンへア３ａは、搬入コンヘア１の搬送速度であ
る第１の速度より低速の第２の速度で運転する。従って
、上段コンベア３ａ上に搬入された段ボールシー）Ｓば
、隣合う相互間で一部が重なり合う瓦葺き状になって、
切り換え装置９及び第２の切り離しコンベア４を介し上
記ラップコンベア５上に向けて搬送される。第２の切り
離しコンベア４の搬送速度は、上段コンベア３ａの搬送
速度と同速の第２の速度になっている。

切り換え装置９に切り換えコンベアを用いた場合には、
該切り換えコンベアの搬送速度も第２の速度に設定する
ことは勿論である。１台のバレット７に積み込むべき枚
数だけ、つまり１０ット分だけ上段コンベア３ａに搬入
されると、第２図（ｂ）に示す如く第１の切り離しコン
へ７３が上昇し、搬入コンベア１に対して下段コンヘア
３ｂが連接し、これにより次のロフト分Ｌ２の段ボール
シートＳが下段コンベア３ｂ上に搬入される。この時、
下段コンベア３ｂは、上段コンベア３ａ及び第２の切り
離しコンベア４の搬送速度より低速の第３の速度で運転
させである。このため、第２図（ｃ）の如く、前方のロ
フト分Ｌ１が第２の速度で上段コンベア３ａから切り換
え装置９を介して第２の切り離しコンベア４に向けて搬
送するに従って、前方のロフト分Ｌ１の後端と次のロフ
ト分Ｌ２の前端との間に次第に間隔が生ずる。前方のロ
フト分り、の後端が所定位置に達すると、第２図（ｄ）
に示す如く該ロフト分り、の後端と次のロフト分Ｌ２の
前端との間隔が所定の値りに達する。この間隔の値りは
、上記パレット７が所定のロフト分を積載してダウンス
タンカー２内からの搬出ＩＪＪ作に移り、かつ伸縮コン
ベア８が移動して積み込みコンベア６の吐出口よりロフ
ト分Ｌ２が積み込み可能となるまでの段取り時間に対応
させである。

上記前方のロフト分り、の後端がＤ値だけの間隔を保持
し得る所定位置に達すると、図示しない検出器で検出し
て、上記下段コンベア３ｂを第３の速度から第２の速度
に増速させる。下段コンベア３ｂに所定枚数だけ、つま
りロット分Ｌ２だけ段ボールシートＳが繰り入れられる
と、第１の切り離しコンベア３が下降し、更に次のロフ
ト分を上段コンヘア３ａに段ボールシートＳを搬入させ
る。

この時、既に上段コンベア３ａの搬送速度は、上記第３
の速度に設定換えしである。上段コンベア３ａは、前方
のロフト分ＬｔＯ後端が前記と同様に所定位置に達する
まで、第３の速度を維持し、前方のロフト部Ｌ２の後端
が所定位置に達した時に、第２の速度に増速するように
制御される。第２の切り離しコンベア４以後の搬送過程
においては、各ロフト間の間隔がＤの値に保持した状態
で段ボールシートを搬送する。以後、上記動作を繰り返
して、各ロフト相互間に、間隔りを　持たせるべく切り
離す。従って、上記第２の切り離しコンベア４、及び切
り離しコンベアを用いた場合の切り離し装置９の各搬送
速度は、第２の速度のままで搬送できる。

上記第１実施例では、第１の切り離しコンベア３を上下
動させるようにしたが、搬入コンベア１を上下動させて
、適時上段コンベア３ａと下段コンベア３ｂとに連接さ
せるようにしても全く同様に行えることは勿論である。

次に第３図に示す第２実施例について説明すれば、上記
第１の切り離しコンベア３を上下動不能に固定させ、若
しくは第１実施例より少ない移動量であり、かつ該第１
の切り離しコンベア３と搬入コンベアｌとの間に第１の
切り換え装置１０を配設し、第１の切り離しコンベア３
と第２の切り離しコンベア４との間に第２の切り換え装
置１１を配設したものである。第１の切り換え装置１０
及び第２の切り換え装置１１は、揺動自在な上下で一対
の切り換え板から成って、該上下の切り換え板で段ボー
ルシートｓｔ−挾んで送り方向を切り換えるようにした
ものである。第１の切り換え装置１０及び第２の切り換
え装置１１は、コンベア形式のものであっても可能であ
る。

そして、上記第１の切り換え装置１０及び第２の切り換
え装置１１は、第３図（ａ）に示す如く、上段コンベア
３ａに向けて切り換えて連接させておく。これにより、
まず搬入コンベア１から第１の切り換え装置１０を介し
て上段コンベア３ａに繰り入れる。この時、上段コンベ
ア３ａは、上記と同様に第２の速度で運転する。従って
、上段コンベア３ａは、搬入コンベア１の搬送速度より
低速のために、上段コンベア３ａ上で隣合う段ボールシ
ー）Ｓの相互間において一部が重なり合う瓦葺き状にな
って第２の切り換え装置１１を介して第２の切り離しコ
ンベア４上に向けて搬送される。

第２の切り離しコンベア４は上記第１実施例と同様に第
２の速度で運転させである。所定枚数だけ、つまり１０
ット分Ｌ１だけ上段コンベア３ａに繰り入れると、第３
図（ｂ）に示す如く、第１の切り離し装置１０が下段コ
ンベア３ｂに向って切り換え動作をし、次のロフト分Ｌ
２の段ボールシートＳを下段コンベア３ｂに繰り入れる
。この時、下段コンベア３ｂは、上記第１実施例と同様
に第３の速度で運転させてあり、上段コンベア３ａ及び
第２の切り離しコンベア４に比較して低速で段ボールシ
ートＳを搬送する。従って、上段コンベア３ａ及び第２
の切り離しコンベア４により搬送状態の前方のロフト分
り、の後端と下段コンベア３ｂ上の次のロフト分Ｌ！の
前端との間の間隔が次第に広がることになる。前方のロ
フト分り、の後端が第２の切り換え装置１１から第２の
切り離しコンベア４上に繰り入れられると、第２の切り
換え装置１１が切り換え動作をする。前方のロフト分Ｌ
１の後端が所定位置に達して、次のロフト分Ｌ２の前端
との間隔が上記第１実施例と同様に予め設定した値りに
なると、下段コンベア３ｂが第２の速度に増速し、次の
ロフト分Ｌ２の段ボールシートＳを下段コンベア３ｂか
ら第２の切り換え装置１１を介して第２の切り離しコン
ベア４に繰り入れる。第２の切り離しコンヘア４以後の
搬送過程においては、各ロット間の間隔をＤの値に保持
Ｑた状態で段ボールシートＳを搬送する。下段コンベア
３ｂにロフト分Ｌ２の段ボールシートＳを繰り入れると
、第１の切り換えコンベア１０が上段コンベア３ａ側に
切り換え動作をして、更に次のロフト分の段ボールシー
トＳを上段コンヘア３ａに繰り入れる。上段コンベア３
は、上記と同様に前方のロット分Ｌ２の後端と次のロフ
ト分の前端との間隔がＤ値になる所定の位置に達するま
で、第３の速度で運転され、所定の位置に達した以後に
第２の速度に増速され、かつ第２の切り換え装置１１が
上段コンベア３ａ側に切り換わる。

以後上記動作を繰り返す。第２の切り離しコンベア４は
、搬送速度が可変されることなく、第２の速度のままで
運転されることは勿論である。

尚、第２図及び第３図において、切り換え装置９、第１
の切り換え装置１０、及び第１の切り換え装置１１に切
り換え板を用いた場合に、該切り換え板の長さは、段ボ
ールシー＋−Ｓの長さより短い値に設定する。

「発明の効果」 以上の如く、本発明に係る段ボールシートの瓦葺き状搬
送方法におけるシートの切り離し方法によれば、各ロフ
ト毎に乱れが生ずることなく整然と瓦葺き状に重ね合せ
ることができるぽかりか、コンベアの搬送速度の可変段
数も少なくて済み、かつ段ボールシートを受は入れてス
タッカーに積載するまでの工程長も短くて済、使用上類
る便利である。

【図面の簡単な説明】 第１図は、本発明に係る段ボールシートの瓦葺き状搬送
方法におけるシートの切り離し方法を実施する搬送装置
の側面図、第２図はシートの切り離し方法の第１実施例
を示す説明図、第３図はシートの切り離し方法の第２実
施例を示す説明図である。 １・・・ｉｌ１人コンベア　　　２・・・ダウンスタン
カー３・・・第１の切り離しコンへア ３ａ・・・上段コンベア　　３ｂ・・・下段コンヘア４
・・・第２の切り離しコンベア ５・・・ラップコンベア　　６・・・積み込みコンベア
７・・・パレット　　　　　　８・・・伸縮コンベア９
・・・切り換え装置 １０・・・第１の切り換え装置 １１・・・第２の切り換え装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定寸法毎に切断されて列状に搬送される段ボールシー
   トをコンベアが受けて、該コンベアの減速搬送により所
   定枚数毎に隣合う段ボールシートの一部を重ねて瓦葺き
   状にした後、スタッカーに向けて搬送する段ボールシー
   トの瓦葺き状搬送方法において、上記所定寸法毎に切断
   されて第１の速度で搬送される段ボールシートを、上下
   ２段の切り離しコンベアのうちの一方に繰り入れ、該一
   方の切り離しコンベアが上記第１の速度より低速の第２
   の速度で段ボールシートを瓦葺き状にして搬送し、上記
   一方の切り離しコンベアに予め定めた枚数だけ段ボール
   シートが繰り入れられると、次の第１の速度で列状に搬
   送される段ボールシートを他方の切り離しコンベアに繰
   り入れ、該他方の切り離しコンベアを、上記一方の切り
   離しコンベアにより搬送される瓦葺き状の段ボールシー
   トが一方の切り離しコンベアから搬出されて所定位置に
   達するまで第２の速度より低速の第３の速度で搬送し、
   上記所定位置の通過後、第２の速度に増速させてなるこ
   とを特徴とする段ボールシートの瓦葺き状搬送方法にお
   けるシートの切り離し方法。