JPH0233056A - シート積載装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、シート積載方法並びにその装置に係わり、特
に段ボール製造機において、連続シートからオーダに応
じて所定の長さ毎に切断した段ボールシートを所定の枚
数づつ積載してストック場等に搬出するシート積載方法
並びにその装置に関する。

［従来の技術」 一般に、段ボール製造機は、波状に段成形した中芯紙に
ライナー紙を貼着して連続シー［を製造した後、所望す
る長さに切断する。次いで、所定の長さの段ボールシー
トは、第１１図及び第１２図に示す如く、サンドウィッ
チコンベアＬから切ｆｆ１ｔｊＬコンベア２〜４を経て
繰り出しコンベア５上に搬送されるが、切離しコンベア
２〜４での搬送時に、搬送速度を制御させるなどによっ
て、所定枚数毎に相前後する段ボールシートの相互間で
一部が重なる所謂瓦葺き状にし、これにより繰り出しコ
ンベア５からダウンスタッカー６上のパレット７に段ボ
ールシートｓをきれいにかつ容易に積載し得るようにし
である。ダウンスタッカー６は、第１３１１Ｄに示す如
く段ボールシー）Ｓが操り出しコンベア５からバレント
７上に投入されて積載されるに従って次第に下降する。

パレット７上に所定の枚数だけ段ボールシー１−　Ｓが
積載されると、ダウンスタッカー６に有する搬出入コン
ベア８によってパレット７がダウンスタッカー６から側
方に向けて搬出され、更に搬出コンベア９を経てストッ
ク場などに搬送されるようになっている。

ダウンスタッカー６上には次の段ボールシートＳの積載
が可能に空のパレット７が搬入コンベア１０により繰り
入れられ、その後パレット７上に次のロフト（所定枚数
）の段ボールシートＳを積載可能な位置までダウンスタ
ッカー６が上昇する。

上記所定枚数日ロット分）の段ボールシートＳが積載さ
れてから、そのロフト分の段ボールシートＳが積載され
たパレット７をスト・／り場などに搬出した後、次の空
のパレット７をダウンスタッカー６上に繰り入れ、更に
ダウンスタ・ツカ−６が所定の高さ位置に上昇するまで
の段取りできる間は、用１宿コンベア［ｌが繰り出しコ
ンベア５の投入端に臨んで、該繰り出しコンベア５から
投入される次のロット分の段ボールシートＳの一部を一
旦受け取るようになっζいる。

ダウンスタッカー６が所定の高さ位置まで上昇した後は
、伸縮コンベア１１の段ポールシートＳをダウンスタッ
カー６に渡した後、伸縮コンベア１１が繰り出しコンベ
ア５の投入端より後退して、以後上記の如く、繰り出し
コンベア５からダウンスタッカー６に段ボールシートＳ
が投入され、ダウンスタッカ−６がパレット７上に段ボ
ールシートＳが積載されるに従って下降するようになっ
ている。

「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、近年少品種化に伴い、連続シートから切
断される所定の長さの段ボールシートＳの枚数が少数化
、所謂少ロフト化が進み、このため−度にダウンスタッ
カー〇ヒのパレット７に積載する枚数も数十枚程度とい
った極めて少ない場合もある。一方、ダウンスタッカ−
６は、バレッＩ・の搬出入を行う搬出コンベア９及び搬
入コンベア１０が床面に据え付けられているために、最
下部の床面位置まで降下しなければパレット７の搬出入
を行うことができない。従って、オーダチェンジに伴い
１０ント分の枚数が少ない場合には、ダウンスタッカー
６がかなり上方の位７Ｈ７段ボールシートＳの積載が終
了し、ダウンスタッカー６がこの終了時の位置からパレ
ット７の搬出入のために最下部に下降するまで多くの時
間を要し、延いてはオーダチェンジに多くの時間を費や
すことになる。このようなオーダチェンジの毎に、段ボ
ール製造機における段ボールシートの生産速度を減速さ
せると、生産性の低下を招くために好ましくないことか
ら、伸縮コンベア１１が次のロット分の段ボールシート
Ｓの一部を−、■１．受け取る。ようにしたものである
。しかし、上記の如（１０ット分の枚数が極めて少ない
と、オーダチェンジに要する時間が長く、伸縮コンベア
１１で一且受け取る段ボールシートＳの量も多くなり、
遂には伸縮コンベア１１では段ボールシー１−５の受け
入れができなくなるといった事態が発生する。又、上記
切渭しコンベア２〜４による段ボールシー１−　Ｓの搬
送速度を低減させ、若しくはシートストンパーにより各
ロフト間の距離（即ち時間）を長めにするなどの、段ボ
ール製造機より後段側での操作によっても、上記長時間
のオーダチェンジには、充分に対応できないといった問
題がある。

そこで、本発明は上記事情に鑑み、１０・シト分が極め
て少ない枚数であっても、各ロフトの相互間の切離し距
離に対応する時間内に、前のロット分のシートを積載し
てストック場等に搬出し、次のロフト分の積載が可能に
準備できて、作業性の向上を図り得るシート積載方法並
びにその装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段並びに作用」本発明は、Ｌ
記目的を達成するために、コンベアにより搬送されるシ
ートを、ダウンスタッカーが下降しながら該ダウンスタ
ッカー上に積載する場合において、ダウンスタッカーか
ら積載されたシートを受け取るためのエレベーション装
置をダウンスタッカーと同一の高さになる位置まで上界
させ、上記ダウンスタッカー上に所定の枚数のシートの
積載が終了した後に、ダウンスタッカー上からシートを
エレベーション装置に搬出する。次いで、ダウンスタッ
カーは、次のシー］・の積載が可能な位置まで上昇する
。上記エレベーション装置は、最下部にまで下降して積
載されたシートを搬出入コンベアによりストック場等に
向けて搬出させるようにしたものである。

「実施例」 以下に、本発明に係るシート積載方法並びにその装置の
一実施例を図面に基づき説明する。まず、シート積載装
置について説明すれば、第１ズにおいて段ポール製造機
から上記コンベアとしての切離しコンベア２〜４、及び
繰り出しコンベア５を経てダウンスタッカー６に至るま
での構成は、伸縮コンベア１１を除いて第１１図及び第
１２図に示す従来のものと同一である。又、ダウンスタ
ッカー６に積載すべき段ボールシートのロフト間の切離
しは、切離しコンベア２〜４の搬送速度の制御による他
、繰り出しコンベア５の前段に配設される図示しないシ
ートストッパーの利用によっても可能であることは従来
と同様である。本発明においては、伸縮コンベア１１を
有していない。ダウンスタッカー６は、略床面から繰り
出しコンベア５の投入部まで上下動でき、その上下動機
構も、チェーンによる昇降動機構やパンタグラフ状のリ
ンク機構を利用したものなど従来のものと同一である。

本発明は、上記ダウンスタッカー６の隣接位置にエレベ
ーション装置１５．１６を配設するものである。エレベ
ーション装置１５．１６は、第２図に示す如く、パンク
グラフ状に組んだリンクａ構１７を利用し、リンク機構
１７の基端を油圧シリンダ１８により拡開できるように
なっており、この拡開動作に際し、ロール１９がガイド
部材２２に支承されて床面Ｆ上を滑動するようになって
いる。一方、リンク機構１７の先端には、架台２０を装
着するが、リンク機構１７と架台２０との間にロール２
１を介在させ、上記油圧シリンダ１８により架台２０の
上下動に伴いリンク機構１７の先端が拡開動作をする時
に、ロール２１がガイド部材２３に支承されて架台２０
を滑動するようになっている。上記架台２０の上下動機
構は、リンク機構に限らず、左右一対の無端チェーンに
架台２０を架設しておき、チェーンを回動させて架台２
０を上下動させるものや、その他の機構も適用できる。

上記エレベーション装置１５．１６には搬出入コンベア
２４．２５を有している。搬出入コンベア２４．２５は
、それぞれ同一構成で、第３図に示す如く、架台２０の
枠組されたフレーム２６に多数のロール２７を回転自在
に軸支させておき、各ロール２７の回転軸２８にはスプ
ロケット２９をそれぞれ固設させである。一方、上記フ
レーム２６にはブラケット３０を介して駆動モータ３１
を据え付けておく。駆動モータ３１の出力軸３２にスプ
ロケット３３を固設させておき、該スプロケット３３と
上記ロール２７のスプロケット２９との間に無端チェー
ン３４を掛回させたものである。

次に、上記構成によるシート積載方法を説明すれば、第
４図に示す如（、ダウンスタッカー６が最上部の位置ま
で上昇した後、従来と同様にダウンスタッカー６が下降
しながら、該ダウンスタッカー６に載置されたパレット
７上に繰り出しコンベア５から投入される所定の長さの
段ボールシートＳを積載しているものとする。上記パレ
ット７上への段ボールシー１−３の積載量がダウンスタ
ッカー６の最下部までの降下量に見合う最大限度量に比
較して少ない場合に、パレット７にその所定量の段ボー
ルシートＳの積載が完了した時点は、ダウンスタッカー
６がかなり上部の位置に位置している。ダウンスタッカ
−６は段ボールシートＳの積載の完了後、そのまま降下
させ、同時に第５図に示す如く各エレベーション装置１
５．１６を上昇させる。この時、一方のエレベーション
装置１５には、第４図に示す如く予め搬出入コンベア２
４を利用して空のパレット７を載置してお（。

そして、第５図に示す如く、ダウンスタッカー６の架台
６ａと各エレベーション装置１５．１６（７）架台２０
とが同一の高さになった位置で、ダウンスタッカー６の
降下及びエレベーション装置１５゜１６の上昇をそれぞ
れ停止させる。従って、ダウンスタッカー６と各エレベ
ーション装置１５．１６との移動量は、それぞれ降下速
度及び上昇速度が同一であるとすれば、段ボールシート
Ｓの積載完了時のダウンスタッカー６の位置と、エレベ
ーション装置１５．１６の最下部の位置との間の距離の
２分の１となり、これに伴いダウンスタッカー６の降下
時間も２分の１で済む。この時、ダウンスタッカー６上
のパレット７に段ボールシートＳを積載している間に、
その段ボールシートＳの積載量に見合うダウンスタッカ
ー６の高さ位置まで各エレベーション装置１５．１６を
予め上昇させておけば、ダウンスタッカー６上のパレッ
ト７への段ボールシートＳの積載が完了した時点で、ダ
ウンスタッカー６の架台６ａとエレベーション装ｆｆ１
５．１６の架台２０との高さ位置が一致して、直ちに次
の動作を行える。ダウンスタッカー６の架台６ａと各エ
レベーション装２１５．１６の架台２０との高さ位置が
一致した後は、第６図に示す如く、ダウンスタッカー６
の搬出入コンベア８を動作させて、所定量の段ボールシ
ートＳが積載されたパレット７を一方のエレベーション
装置１６に向けて搬出すると同時に、エレベーション装
置１５の搬出入コンベア２４を動作させて空のパレット
７をダウンスタッカー６上に搬入させる。この時、エレ
ベーション装置１６の搬出入コンベア２５も動作させて
、ダウンスタッカー６上から段ボールシートＳが積載さ
れたパレット７を受け取ることは勿論である。第７図に
示す如く、ダウンスタッカー６からエレベーション装置
１６に段ボールシートＳが積載されたパレット７の受け
渡しが完了し、又エレベーション装置１５からダウンス
タッカー６に空のパレット７の受け渡しが完了すると、
ダウンスタッカー６は、繰り出しコンベア５から次のロ
ット分（枚数骨）の段ボールシートＳの積載が可能なよ
うに最上部まで上昇する。上記の如くダウシスタッカ−
６上のパレット７への段ボールシニトＳの積載が完了し
てから、次のロフト分の段ボールシー＋−Ｓの積載が可
能にダウンスタッカー６が最上部に上昇するまでの時間
は、切離しコンベア２〜４などによって積載すべき段ボ
ールシートＳのロフト毎に切離した距離に対応する時間
より短か（設定しである。一方、エレベーション装置１
６は第８図及び第９図に示した如く、最下部まで降下し
た後、搬出入コンベア２５を動作させて、段ボールシー
）Ｓが積載されたパレット７をストック場等に向けて排
出する。

エレベーション装置１５は、最下部にまで降下すると、
搬出入コンベア２４により次の空のパレット７が搬入さ
れる。ダウンスタッカー６は、第１０図及び第４図に示
す如く、最下部から次第に下降しながら、次のロフト分
の段ボールシートＳがパレット７上に積載され、以後上
記動作を繰り返す。

１０ット分の積載枚数が最大限度である場合には、ダウ
ンスタッカー６上のパレット７にその最大限度の枚数の
段ボールシートＳが積載された時は、ダウンスタッカー
６が最下部まで降下した状態となって、上記エレベーシ
ョン装置１５．１６を何等上昇させることなく、エレベ
ーション装置１５．１６の架台２ｏとダウンスタッカー
６の架台６ａとの高さ位置が一致する。従って、ダウン
スタッカー６は、段ボールシートＳの積載が完了後、直
ちにその段ボールシートＳが積載されたパレット７を一
方のエレベーション装置１６に搬出でき、又他方のエレ
ベーション装置１５からダウンスタッカー６に次の空の
バレンｌ−７が搬入される。その他の動作は、上記の１
０ット分の枚数が少ない場合と同じである。

尚、通常は、床面Ｆにも各エレベーション装置１５．１
６の搬出入コンベア２４．２５と連続できるコンベアを
設けておき、各エレベーション装置１５．１６が最下部
にまで降下した時に、エレベーション装置から段ボール
シートＳが積載されたパレット７をその床面のコンベア
を利用して適宜な箇所に搬送し、又次の空のパレット７
を同様にその床面に設けたコンベアを介してエレベーシ
ョン装置１５上に載置できるようにしである。更に、パ
レット７を利用することなく、直接ダウンスタッカー６
に段ボールシートＳを直接積載でき、又この積載された
段ボールシートＳをそのままエレベーション装置１６に
搬出できる。この時、エレベーション装置１５からダウ
ンスタッカー６に空のパレット７の搬入も必要としない
ことは勿論である。

「発明の効果」 以上の如く、本発明に係るシート積載方法並びにその装
置によれば、コンベアによりロッ［・毎に瓦葺き状にし
て搬送されるシートを、ダウンスタッカーにて積載した
後、ストック場等に搬出すべき１０ット分のシートの枚
数が極めて少ない場合であっても、エレベーション装置
がダウンスタッカーからシートを受け取り可能に上昇さ
せることから、順次コンベアから搬送されて来る各ロフ
トの相互間の切駿し距離に対応する時間内に、積載され
たシートを搬出した後、ダウンスタッカーが次のロット
分のシートの積載が可能に短時間で準備できて、作業性
が極めて良好である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係るシート積載装置を示す平面図、
第２図は第１図のエレベーション装置の構造図、第３図
は各エレベーション装置の搬出入コンベアの要部構造図
、第４図乃至第１０図は、第１図に示すシート積載装置
によるシートの積載方法を示す行程図、第１１図は従来
のシート積載装置の側面図、第１２図は第１１図のシー
ト積載装置の平面図、第１３図は第１１図のシート積載
装置の動作を示す説明図である。 ６・・・・・・　ダウンスタッカー フ・・・・・・　パレット

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）瓦葺き状に重ねて搬送されるシートを、ダウンス
   タッカーが下降しながら該ダウンスタッカー上で受けて
   積載し、所定の枚数だけシートを積載した後、ダウンス
   タッカーに付設された搬出入コンベアで搬出するシート
   積載方法において、上記ダウンスタッカーに隣接して配
   設された搬出入コンベア付きのエレベーション装置を、
   該ダウンスタッカーと同一高さになるまで上昇させて、
   所定の枚数だけ積載されたシートをダウンスタッカーか
   らエレベーション装置に、各々に付設された搬出入コン
   ベアを利用して受け渡し、次いでエレベーション装置が
   最下位の位置まで下降して、上記積載されたシートをエ
   レベーション装置から搬出することを特徴とするシート
   積載方法。
2. （２）シートを瓦葺き状に重ねて搬送するコンベアの搬
   出端側に配設されて、かつコンベアからのシートを受け
   て積載するに従って下降する搬出入コンベア付きのダウ
   ンスタッカーにおいて、上記ダウンスタッカーの隣接位
   置に、該ダウンスタッカーに対して積載されたシートの
   受け渡しが可能な搬出入コンベアを備えた昇降動自在な
   エレベーション装置を配設したことを特徴とするシート
   積載装置。