JPH01251794A

JPH01251794A - キャビネット

Info

Publication number: JPH01251794A
Application number: JP63079159A
Authority: JP
Inventors: Shigehiro Yoshimura; 吉村　成弘
Original assignee: NEC Home Electronics Ltd; Nippon Electric Co Ltd
Current assignee: NEC Home Electronics Ltd; NEC Corp
Priority date: 1988-03-31
Filing date: 1988-03-31
Publication date: 1989-10-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、キャビネット内に配線で接続すべき複数の
接続対象物を収容した種々の電気装置におけるキャビネ
ットに関し、主として、収容したプリント基板とこれに
接続すべき付属物との間の配線の簡略化を可能とするキ
ャビネットに関する。

［従来の技術］従来、キャビネット内にプリント基板を持つ電気装置に
おいては、プリント基板とこのプリント基板に電気的に
接続すべき付属物との間の配線は、ケーブル等の配線材
およびコネクタを用いて行っていた。

［発明が解決しようとする課題］上記従来のプリント基板と曲の付属物との間の配線方式
では、ケーブル、コネクタ等の刷部品分使用するもので
あるから１部品点数が多く、電気装置の組み立て工程が
複雑であった。

本発明は上記従来の欠点を解消して、主としてグリント
基板と他の付属物との間の配線と簡略化することを目的
とする。

［課題を解決するための手段］本発明では上記課題を解決するために、配線材をキャビ
ネット形成材と一体に形成した。

［作用］上記構成のキャビネットによれば、電気装置の組み立て
工程の際、キャビネットと一体に既に設けられている配
線材の両端末部分の一方に例えばプリント基板、他方に
例えば付属物をそれぞれ接続することでプリント基板と
付属物との間の内部配線が行われる。

［実施例］以下、本発明の実施例を第１図〜第５図を参照して説明
する。

第１図は本発明一実施例のキャビネット１の斜視図であ
る。このキャビネット１は、例えばプラスチック成型品
であり、例えば配線材としてのフレキシブル配線板２と
、接続部３．４と、および、固定部５，６．７，８．９
とがキャビネット形成材と一体にモールドされている。

前記フレキシブル配線板２は、プラスチック等のフレキ
シブルなフィルム上に、銅箔等の導電体で配線用のライ
ンを形成したもので、薄く、形状が比較的自由になるも
のである。

前記固定部５，６．７，８．９は、プリント基板または
付属物（すなわち、接続対象物）をキャビネット１に位
置決め固定するためのもので、位置決めのための段差を
持ち、固定するためのねじ穴を持つ。

前記一方の接続部３は、第２図の斜視図、および、要部
拡大断面図の第３図に示すように、フレキシブル配線板
２の端末に接触する接点部１１と、この接点部１１を一
体に埋め込んでいる台部１２とからなり、この白部１２
は、プリント基板１０側の接点１０ａを前記接点部１１
に確実に接触させるための固定手段として、プリント基
板１０の縁部を係合させるあご１２ａを持つ構造であり
、当該接続部３に対応するプリント基板１０側の接点１
０ａと前記接点部１１とが確実に接触するように、プリ
ント基板１０を台部１２に固定する。

前記接点部１１は、導体の中空円筒１１ａ内に上下動可
能な丁字形ピンｌｌｂおよびこの丁字形ピンｌｌｂを上
方に付勢するコイルばねｌｌｃを収納した構造であり、
第３図に示すように、プリント基板１０を取り付けた時
その接点１０ａに弾性的に付勢された状態で確実に接触
して、フレキシブル配線板２のライン２ａとプリント基
板１０の接点１０ａとを電気的に接続する。なお、第５
図にプリント基板１０のパターン１０ｂを示し、このパ
ターンｔａｂの端末の接点１０ａが前述の接点部１１に
接触する接点である。

他方の接続部４は、第４図に示すように、同じく接点部
１３とこの接点部１３を一体に埋め込んだ台部１４とか
らなるが、この接点部１３は、弾力のある導体を円弧状
に形成した円弧状スプリングで構成されている。この接
点部１３の下端はフレキシブル配線板２の端末に接触し
ている。また、他の付属物（または同じくプリント基板
）を固定する固定手段としてねじ穴１５を設けている。

この接続部４では、付属物は前記ねじ穴１５にねじ込ま
れるねじで締め付は固、定され、付属物側の接点は接点
部１３に弾性的に付勢された状態で接触する。

上記構成のキャビネット１を用いて配線を行う場すには
、プリント基板１０を接続部３の白部１２のあご１２ａ
に係合させた状態で固定部５〜８上に置き、各固定部５
〜８においてねじ止めすると、当該接続部３に対応する
プリント基板１０の接点１０ａは、接点部１１の上端に
確実に接触する。このように、単にプリント基板をねじ
で固定するだけでフレキシブル配線板２との接続が行わ
れる。

また、他方の固定部９および接続部４には他の付属物（
なお、同じくプリント基板でもよい）を同様にして固定
すると、付属物側の接点が前記円弧状スプリングの接点
部１３に接触し、フレキシブル配線板２の他方の端末に
他の付属物側の接点が電気的に接続される。こうして、
プリント基板１０と他の付属物との間の配線がケーブル
やコネクタの使用を必要とせずに、上述した単なるねじ
止め操作のみで行われる。

なお、配線材はフレキシブル配線板に限らず、キャビネ
・ットに一体に形成し得るものであればよい。

また、プリント基板等を接続する接続部３．４の構造に
ついては、実施例の構造に限られるものではなく、種々
の構造を採用することができる。

例えば、キャビネットと別体に作った接続部３゜４を組
み立て時にキャビネ・ットに収り付けることも可能であ
る。また、特別に接点部を設けずに、フレキシブル配線
板の端末部分を単に露出しておき、プリント基板等の接
点を直接または何等かの手段で接続することも考えられ
る。

さらに、実施例は配線材をキャビネットに埋め込んだも
のであるが、これに限らず、配線材をキャビネットの面
に接着剤等で一体に接合したものでもよい。また、キャ
ビネ・ットは、プラスチック成型品に限らず、木製、金
属製等でもよい。

［発明の効果コ以上説明したように本発明によれば、配線材をキャビネ
ット形成材と一体に形成しなので、例えばプリント基板
をキャビネット側にねじ止めする操作等の簡単な作業で
配線を行うことが可能となり、電気装置の組み立て工程
が著しく簡略化された。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すキャビネットの斜視図
、第２図は第１図における接続部の斜視図、第３図は同
要部の拡大断面図、第４図は第１図における他の接続部
の斜視図、第５図は使用するプリント基板の裏面図であ
る。１・・・キャビネ・ット、２・・・フレキシブル配線板（配線材）、３．４・・・
接続部、５．６，７，８．９・・・固定部（固定手段）、１１．
１３・・・接点部、１２．１４・・・台部、１２ａ・・
・あご（固定手段）、１５・・・ねじ穴〈固定手段）。

Claims

【特許請求の範囲】

１．配線材をキャビネット形成材と一体に形成したこと
を特徴とするキャビネット。
２．前記配線材の端末に電気的に接続される接点部と、
この接点部に接続対象物側の接点が電気的に接続される
ように接続対象物をキャビネットに固定する固定手段と
を備えたことを特徴とする請求項１記載のキャビネット
。
３．上記配線材、接点部、および上記固定手段をキャビ
ネット形成材と一体にプラスチックモールドしたことを
特徴とする請求項２記載のキャビネット。
４．弾性的に変位可能な接点部を持つことを特徴とする
請求項２記載のキャビネット。