JPH0125092Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0125092Y2 JPH0125092Y2 JP1981161351U JP16135181U JPH0125092Y2 JP H0125092 Y2 JPH0125092 Y2 JP H0125092Y2 JP 1981161351 U JP1981161351 U JP 1981161351U JP 16135181 U JP16135181 U JP 16135181U JP H0125092 Y2 JPH0125092 Y2 JP H0125092Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- webbing
- mainspring spring
- holder
- ring
- winding shaft
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 7
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/46—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
- B60R22/4671—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by spring actuators
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R22/00—Safety belts or body harnesses in vehicles
- B60R22/34—Belt retractors, e.g. reels
- B60R22/46—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up
- B60R2022/468—Reels with means to tension the belt in an emergency by forced winding up characterised by clutching means between actuator and belt reel
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両緊急時に乗員拘束用ウエビングに
緊張力を与えてウエビングを乗員へ密着させるウ
エビング緊張装置に関する。
緊張力を与えてウエビングを乗員へ密着させるウ
エビング緊張装置に関する。
車両緊急時の乗員保護用であるシートベルト装
置では、一端が巻取装置へ巻取られたウエビング
を乗員が装着し、車両緊急時にこのウエビングで
乗員を拘束するようになつている。
置では、一端が巻取装置へ巻取られたウエビング
を乗員が装着し、車両緊急時にこのウエビングで
乗員を拘束するようになつている。
このウエビングを巻取つている巻取装置はウエ
ビングへ所定張力を付与しているが、乗員へ大き
な圧迫感を与えないために巻取力は比較的弱くし
てあり、ウエビングが乗員との間に若干の隙間を
有している。このため従来、ぜんまいばねの付勢
力を車両緊急時に巻取軸へ伝え、巻取軸に巻取回
転力を与えてウエビングの張力を付与する装置が
提案されている(実開昭54−150230号)。
ビングへ所定張力を付与しているが、乗員へ大き
な圧迫感を与えないために巻取力は比較的弱くし
てあり、ウエビングが乗員との間に若干の隙間を
有している。このため従来、ぜんまいばねの付勢
力を車両緊急時に巻取軸へ伝え、巻取軸に巻取回
転力を与えてウエビングの張力を付与する装置が
提案されている(実開昭54−150230号)。
この装置ではぜんまいばねの付勢力を受けるボ
ス部が車両緊急時に軸方向へ移動されると、この
ボス部の回転を止めているストツパとの係合がは
ずれ、これと同時にボス部は巻取軸と噛み合つて
巻取軸へ回転力を付与するようになつている。
ス部が車両緊急時に軸方向へ移動されると、この
ボス部の回転を止めているストツパとの係合がは
ずれ、これと同時にボス部は巻取軸と噛み合つて
巻取軸へ回転力を付与するようになつている。
このためボス部がストツパから外れると同時に
巻取軸と噛み合わねばならず、製作上及び組付時
の寸法精度を高精度に維持しなくてもならない。
またボス部はぜんまいばねの大きな回転力を受け
ている状態で軸方向へ移動する必要があるので、
この駆動力をきわめて大きくしなくてはならな
い。
巻取軸と噛み合わねばならず、製作上及び組付時
の寸法精度を高精度に維持しなくてもならない。
またボス部はぜんまいばねの大きな回転力を受け
ている状態で軸方向へ移動する必要があるので、
この駆動力をきわめて大きくしなくてはならな
い。
また車両緊急時に火薬の爆発力で巻取軸を回転
させる構成も提案されている(実開昭55−8556
号)。この装置では火薬の爆発力による回転力で
クラツチポールを半径方向に回転させ、巻取軸へ
連結される内歯ラチエツトホイルと係合させるこ
とによつて火薬の駆動力を巻取軸へ伝えるクラツ
チ構造が示されている。しかしこの装置は、火薬
の取扱に慎重を要すると共に、クラツチ構造はク
ラツチポールが遠心力で拡開される構成であるた
め、クラツチポールの回転が高速になつて大きな
遠心力を生ずるまではクラツチポールが内歯ラチ
エツトと噛み合うことはない。
させる構成も提案されている(実開昭55−8556
号)。この装置では火薬の爆発力による回転力で
クラツチポールを半径方向に回転させ、巻取軸へ
連結される内歯ラチエツトホイルと係合させるこ
とによつて火薬の駆動力を巻取軸へ伝えるクラツ
チ構造が示されている。しかしこの装置は、火薬
の取扱に慎重を要すると共に、クラツチ構造はク
ラツチポールが遠心力で拡開される構成であるた
め、クラツチポールの回転が高速になつて大きな
遠心力を生ずるまではクラツチポールが内歯ラチ
エツトと噛み合うことはない。
本考案は上記事実を考慮し、ぜんまいばね等の
機械的エネルギを蓄積し、車両緊急時に確実にこ
のエネルギを巻取軸へ伝えて巻取軸をウエビング
巻取方向に回転することができるウエビング緊張
装置を得ることが目的である。
機械的エネルギを蓄積し、車両緊急時に確実にこ
のエネルギを巻取軸へ伝えて巻取軸をウエビング
巻取方向に回転することができるウエビング緊張
装置を得ることが目的である。
本考案は、車体へ取付けられるフレームと、こ
のフレームへ軸支され乗員拘束用ウエビングの一
端が係止される巻取軸と、この巻取軸へ弱い付勢
力を与えてウエビングを巻取る小ぜんまいばね
と、この小ぜんまいばねと同軸的に配置され小ぜ
んまいばねよりも大きな付勢力の大ぜんまいばね
と、この大ぜんまいばねの付勢力が作用する作動
リングと、通常時は作動リングのウエビング巻取
方向回転を阻止し車両緊急時に回転可能とするト
リガ手段と、前記作動リングのウエビング巻取方
向回転時に作動リングを巻取軸へ連結してウエビ
ングへ大ぜんまいばねの付勢力を付与するクラツ
チ手段と、を有し、このクラツチ手段は巻取軸と
共に回転する突起と、作動リングへ保持されて作
動リングと共に回転されかつ前記突起へ接離可能
な係合部材と、作動リングの回転初期に前記係合
部材を前記突起へ係合させて作動リングと巻取軸
を連結させるホルダと、前記係合部材と突起との
係合前はこのホルダを保持して回転を制限し係合
後はホルダを作動リングと共に回転させる保持手
段と、を備えたことを特徴としている。
のフレームへ軸支され乗員拘束用ウエビングの一
端が係止される巻取軸と、この巻取軸へ弱い付勢
力を与えてウエビングを巻取る小ぜんまいばね
と、この小ぜんまいばねと同軸的に配置され小ぜ
んまいばねよりも大きな付勢力の大ぜんまいばね
と、この大ぜんまいばねの付勢力が作用する作動
リングと、通常時は作動リングのウエビング巻取
方向回転を阻止し車両緊急時に回転可能とするト
リガ手段と、前記作動リングのウエビング巻取方
向回転時に作動リングを巻取軸へ連結してウエビ
ングへ大ぜんまいばねの付勢力を付与するクラツ
チ手段と、を有し、このクラツチ手段は巻取軸と
共に回転する突起と、作動リングへ保持されて作
動リングと共に回転されかつ前記突起へ接離可能
な係合部材と、作動リングの回転初期に前記係合
部材を前記突起へ係合させて作動リングと巻取軸
を連結させるホルダと、前記係合部材と突起との
係合前はこのホルダを保持して回転を制限し係合
後はホルダを作動リングと共に回転させる保持手
段と、を備えたことを特徴としている。
このため本考案では、通常時は作動リングの回
転を阻止しているトリガ手段が車両緊急時に作動
リングの回転を可能にすると、作動リングが大ぜ
んまいばねの付勢力で回転しクラツチ手段が作動
リングと巻取軸とを連結する。特にクラツチ手段
は作動リングが回転し始めた状態でホルダが保持
手段によつて回転を制限されているので係合部材
は直ちに突起へと噛み合つて作動リングをこの係
合部材を介して巻取軸と連結させる。ホルダは係
合部材が突起と係合した後は作動リングと共に回
転する。
転を阻止しているトリガ手段が車両緊急時に作動
リングの回転を可能にすると、作動リングが大ぜ
んまいばねの付勢力で回転しクラツチ手段が作動
リングと巻取軸とを連結する。特にクラツチ手段
は作動リングが回転し始めた状態でホルダが保持
手段によつて回転を制限されているので係合部材
は直ちに突起へと噛み合つて作動リングをこの係
合部材を介して巻取軸と連結させる。ホルダは係
合部材が突起と係合した後は作動リングと共に回
転する。
以下本考案の実施例を図面に従い説明する。
第1図には本考案に係る緊張装置がウエビング
巻取装置10へ一体的に組込まれた構造が示され
ている。
巻取装置10へ一体的に組込まれた構造が示され
ている。
ウエビング巻取装置10はフレーム12がボル
ト14で車体16へ固着されている。このフレー
ム12の両側部からは一対の脚板18,20が互
に平行に延長されており、巻取軸22の中間部が
軸支されている。この巻取軸22の中間部には乗
員拘束用ウエビング24の一端が係止されてお
り、他端には図示しないタングプレートが取付け
られている。このタングプレートを図示しないバ
ツクル装置へ係合することにより乗員はウエビン
グ24の中間部を装着することができる。以上の
構成は従来のウエビング巻取装置と同様である。
ト14で車体16へ固着されている。このフレー
ム12の両側部からは一対の脚板18,20が互
に平行に延長されており、巻取軸22の中間部が
軸支されている。この巻取軸22の中間部には乗
員拘束用ウエビング24の一端が係止されてお
り、他端には図示しないタングプレートが取付け
られている。このタングプレートを図示しないバ
ツクル装置へ係合することにより乗員はウエビン
グ24の中間部を装着することができる。以上の
構成は従来のウエビング巻取装置と同様である。
脚板18から突出した巻取軸22には小径部2
6が同軸的に延長されており、この小径部26の
先端に刻設されるスリツト28には小ぜんまいば
ね30の内端が係止されている。この小ぜんまい
ばね30は小ばねケース32内へ収容されると共
に外端がこの小ばねケース32へ係止されてい
る。小ばねケース32は大ばねケース34を介し
て脚板20へ固着されている。これにより小ぜん
まいばね30は巻取軸22をウエビング巻取方向
(第2図矢印A方向)に弱く付勢しており、乗員
がウエビング24を装着した場合にウエビング2
4を乗員へ軽く接触させる役目を有している。
6が同軸的に延長されており、この小径部26の
先端に刻設されるスリツト28には小ぜんまいば
ね30の内端が係止されている。この小ぜんまい
ばね30は小ばねケース32内へ収容されると共
に外端がこの小ばねケース32へ係止されてい
る。小ばねケース32は大ばねケース34を介し
て脚板20へ固着されている。これにより小ぜん
まいばね30は巻取軸22をウエビング巻取方向
(第2図矢印A方向)に弱く付勢しており、乗員
がウエビング24を装着した場合にウエビング2
4を乗員へ軽く接触させる役目を有している。
小径部26の外周には作動リング36の円筒部
36Aが遊嵌されており巻取軸22と相対回転可
能となつている。この円筒部36Aには大ぜんま
いばね38の内端が係止されており、この大ぜん
まいばね38の外端は大ばねケース34の内周へ
係止されている。
36Aが遊嵌されており巻取軸22と相対回転可
能となつている。この円筒部36Aには大ぜんま
いばね38の内端が係止されており、この大ぜん
まいばね38の外端は大ばねケース34の内周へ
係止されている。
この大ぜんまいばね38は小ぜんまいばね32
よりも大きな付勢力を作動リング36へ付与して
いるが、作動リング36はトリガ手段40によつ
て車両通常走行状態ではそのウエビング巻取方向
回転が阻止され、車両緊急時にのみウエビング巻
取方向への回転が可能となつている。
よりも大きな付勢力を作動リング36へ付与して
いるが、作動リング36はトリガ手段40によつ
て車両通常走行状態ではそのウエビング巻取方向
回転が阻止され、車両緊急時にのみウエビング巻
取方向への回転が可能となつている。
第2図に示される如く、トリガ手段40はポウ
ル42とソレノイド44とを有している。ポウル
42はピン46により脚板20へ軸支されてお
り、作動リング36の円板部36Bの外周に刻設
されたノツチ48と噛合つて作動リング36のウ
エビング巻取方向回転を阻止しているが、脚板2
0へ固着されたソレノイド44の励磁力を受けて
ピン46回りに回動しノツチ48から脱出するこ
とによつて作動リング36をウエビング巻取方向
へ回転可能とするようになつている。このソレノ
イド44は車両緊急状態で、加速度センサー等に
よつて通電される結線となつている。
ル42とソレノイド44とを有している。ポウル
42はピン46により脚板20へ軸支されてお
り、作動リング36の円板部36Bの外周に刻設
されたノツチ48と噛合つて作動リング36のウ
エビング巻取方向回転を阻止しているが、脚板2
0へ固着されたソレノイド44の励磁力を受けて
ピン46回りに回動しノツチ48から脱出するこ
とによつて作動リング36をウエビング巻取方向
へ回転可能とするようになつている。このソレノ
イド44は車両緊急状態で、加速度センサー等に
よつて通電される結線となつている。
作動リング36と巻取軸22との間にはクラツ
チ手段50が介在されて車両通常走行状態では作
動リング36と巻取軸22とを分離しているが、
車両緊急時にのみ作動リング36の回転を巻取軸
22へ伝達するようになつている。このクラツチ
手段としては巻取軸22の外周へ複数個の突起が
刻設されたギヤホイル52を有しており、このギ
ヤホイル52の外周と離間して複数個のピン54
が対応し係合部材としての役目を有している。
チ手段50が介在されて車両通常走行状態では作
動リング36と巻取軸22とを分離しているが、
車両緊急時にのみ作動リング36の回転を巻取軸
22へ伝達するようになつている。このクラツチ
手段としては巻取軸22の外周へ複数個の突起が
刻設されたギヤホイル52を有しており、このギ
ヤホイル52の外周と離間して複数個のピン54
が対応し係合部材としての役目を有している。
これらのピン54は円柱状であり、その軸心は
巻取軸22と平行とされており、脚板20の外側
へ取付けられるホルダ56で保持されている。詳
述するとこのホルダ56はギヤホイル52と脚板
20との間へ保持され、脚板20との間の摩擦力
で巻取軸回りの回転が阻止されている。このホル
ダ56には第2図に示される如く放射方向に長手
方向とされた3個の長孔58が穿設され、これら
の長孔58の最外部、すなわちギヤホイル52と
反対側の端部にはそれぞれピン54が軽く圧入さ
れている。従つてこれらのピン54はギヤホイル
52へ接近する方向に大きな力を受けると長孔5
8内を移動してギヤホイル52と噛合つて作動リ
ング36と巻取軸22とを連結し作動リング36
の回転力を巻取軸22へ伝えるようになつてい
る。
巻取軸22と平行とされており、脚板20の外側
へ取付けられるホルダ56で保持されている。詳
述するとこのホルダ56はギヤホイル52と脚板
20との間へ保持され、脚板20との間の摩擦力
で巻取軸回りの回転が阻止されている。このホル
ダ56には第2図に示される如く放射方向に長手
方向とされた3個の長孔58が穿設され、これら
の長孔58の最外部、すなわちギヤホイル52と
反対側の端部にはそれぞれピン54が軽く圧入さ
れている。従つてこれらのピン54はギヤホイル
52へ接近する方向に大きな力を受けると長孔5
8内を移動してギヤホイル52と噛合つて作動リ
ング36と巻取軸22とを連結し作動リング36
の回転力を巻取軸22へ伝えるようになつてい
る。
一方作動リング36の円板部36Bには第2図
に2点鎖線で示される如く3個の長孔60が穿設
されてピン54と対応している。これらの長孔6
0はその長手軸線がそれぞれ長孔58の軸線と約
45度傾いており、これらの長孔60の最外部、す
なわちギヤホイル52と反対側の端部にはそれぞ
れピン54が嵌り込んでいる。これらの長孔60
は作動リング36が大ぜんまいばね38の付勢力
で回転するとピン54を長孔58に沿つてギヤホ
イル52へ接近させるカムの役目を有している。
に2点鎖線で示される如く3個の長孔60が穿設
されてピン54と対応している。これらの長孔6
0はその長手軸線がそれぞれ長孔58の軸線と約
45度傾いており、これらの長孔60の最外部、す
なわちギヤホイル52と反対側の端部にはそれぞ
れピン54が嵌り込んでいる。これらの長孔60
は作動リング36が大ぜんまいばね38の付勢力
で回転するとピン54を長孔58に沿つてギヤホ
イル52へ接近させるカムの役目を有している。
なお、ホルダ56は作動リング36の回転時に
ピン54がギヤホイル52の歯先と当接すると、
巻取軸回りの大きな回転力を受けて巻取軸回りに
若干量回転してピン54を隣接する歯底へ入り込
ませ、作動リング36とギヤホイル52の確実な
噛合を保証するようになつている。このホルダ5
6はピン54がギヤホイル52の歯底と確実に噛
合つた後には作動リング36と共に回転する。
ピン54がギヤホイル52の歯先と当接すると、
巻取軸回りの大きな回転力を受けて巻取軸回りに
若干量回転してピン54を隣接する歯底へ入り込
ませ、作動リング36とギヤホイル52の確実な
噛合を保証するようになつている。このホルダ5
6はピン54がギヤホイル52の歯底と確実に噛
合つた後には作動リング36と共に回転する。
脚板18から突出する巻取軸22の端部には脚
板18との間にイナーシヤロツク機構66(詳細
構造は図示省略)が設けられており、車両緊急時
に巻取軸22のウエビング巻出方向回転が阻止さ
れるようになつている。
板18との間にイナーシヤロツク機構66(詳細
構造は図示省略)が設けられており、車両緊急時
に巻取軸22のウエビング巻出方向回転が阻止さ
れるようになつている。
このように構成された本実施例の作動を説明す
る。乗員はウエビング24を巻取軸22から引出
して装着することができ、ウエビング24には小
ぜんまいばね30の付勢力が作用しているのでウ
エビングが乗員へ軽く接触する。通常運転状態で
はイナーシヤロツク機構66が作用していないの
で乗員は任意に運転姿勢を変更可能である。
る。乗員はウエビング24を巻取軸22から引出
して装着することができ、ウエビング24には小
ぜんまいばね30の付勢力が作用しているのでウ
エビングが乗員へ軽く接触する。通常運転状態で
はイナーシヤロツク機構66が作用していないの
で乗員は任意に運転姿勢を変更可能である。
車両が衝突等の緊急状態に陥ると図示しない加
速度センサーの作動でソレノイド44が通電され
る。これによつてポウル42はソレノイドの励磁
力で吸引されノツチ48から脱出する。
速度センサーの作動でソレノイド44が通電され
る。これによつてポウル42はソレノイドの励磁
力で吸引されノツチ48から脱出する。
従つて作動リング36は大ぜんまいばね38の
付勢力でウエビング巻取方向に回転する。この作
動リング36が回転し始めると長孔60の内周面
から力を受けるピン54はホルダ56の長孔58
中を最外部から巻取軸軸心方向へ移動してギヤホ
イル52へと接近しギヤホイル52と作動リング
36との間に挾持される。この結果、作動リング
36はギヤホイル52を介して巻取軸22へと連
結され巻取軸22を大ぜんまいばね38の大きな
付勢力で巻取り、ウエビング24へ緊張力を与え
る。ウエビング24はこの緊張力で乗員との間の
隙間を解消する。
付勢力でウエビング巻取方向に回転する。この作
動リング36が回転し始めると長孔60の内周面
から力を受けるピン54はホルダ56の長孔58
中を最外部から巻取軸軸心方向へ移動してギヤホ
イル52へと接近しギヤホイル52と作動リング
36との間に挾持される。この結果、作動リング
36はギヤホイル52を介して巻取軸22へと連
結され巻取軸22を大ぜんまいばね38の大きな
付勢力で巻取り、ウエビング24へ緊張力を与え
る。ウエビング24はこの緊張力で乗員との間の
隙間を解消する。
一方これと同時にイナーシヤロツク機構66は
巻取軸22のウエビング引出し回転を瞬時に停止
するので乗員はウエビング24によつて緊密に拘
束され安全が保証できる。
巻取軸22のウエビング引出し回転を瞬時に停止
するので乗員はウエビング24によつて緊密に拘
束され安全が保証できる。
次に第3、4図には本考案の第2実施例が示さ
れており、クラツチ手段の他の実施例である。
れており、クラツチ手段の他の実施例である。
この実施例では作動リング36が巻取軸小径部
26の軸方向へ若干量移動可能とされると共に、
作動リング36の外周部にスクリユ68が刻設さ
れており、大ばねケース34の内周に刻設された
雌スクリユ70と噛合つている。従つてこの作動
リング36は小径部26の軸心回りに回転すると
スクリユ68と雌スクリユ70との係合により小
径部26の軸方向へ移動して脚板20方向へ接近
するようになつている。
26の軸方向へ若干量移動可能とされると共に、
作動リング36の外周部にスクリユ68が刻設さ
れており、大ばねケース34の内周に刻設された
雌スクリユ70と噛合つている。従つてこの作動
リング36は小径部26の軸心回りに回転すると
スクリユ68と雌スクリユ70との係合により小
径部26の軸方向へ移動して脚板20方向へ接近
するようになつている。
また作動リング36の円板部36Bと巻取軸2
2へ固着された円板72との対応面にはそれぞれ
フエイスギヤ74,76が刻設されており、これ
らのフエイスギヤ74,76は車両通常走行状態
で離間しているが、車両緊急時に作動リング36
が巻取軸22の軸方向に移動すると互に噛合つて
作動リングを巻取軸22へ連結するようになつて
いる。
2へ固着された円板72との対応面にはそれぞれ
フエイスギヤ74,76が刻設されており、これ
らのフエイスギヤ74,76は車両通常走行状態
で離間しているが、車両緊急時に作動リング36
が巻取軸22の軸方向に移動すると互に噛合つて
作動リングを巻取軸22へ連結するようになつて
いる。
従つてこの実施例においては、車両緊急時にト
リガ手段40が作動すると作動リング36が小径
部26回りに回転すると共に軸方向に移動して円
板72と係合し、大ぜんまいばね38の巻取付勢
力を巻取軸22へ伝達してウエビングへ緊張力を
付与するようになつている。この実施例は、各構
成部品は多少複雑ではあるが、部品点数が少な
く、作動が確実で作動リングと巻取軸との結合力
が強い構造である。
リガ手段40が作動すると作動リング36が小径
部26回りに回転すると共に軸方向に移動して円
板72と係合し、大ぜんまいばね38の巻取付勢
力を巻取軸22へ伝達してウエビングへ緊張力を
付与するようになつている。この実施例は、各構
成部品は多少複雑ではあるが、部品点数が少な
く、作動が確実で作動リングと巻取軸との結合力
が強い構造である。
次に第5、6図には本考案の第3実施例が示さ
れており、クラツチ手段の他の実施例である。
れており、クラツチ手段の他の実施例である。
巻取軸22へ固着されたラチエツトホイル78
は第1実施例と同様にホルダ56を脚板20へ押圧
して脚板20との間に摩擦力を発生させている。
このホルダ56にはピン80でポウル82が軸支
され係合部材としての役目を有すると共にラチエ
ツトホイル78と対応している。このポウル82
の先端部付近へ植設したピン83は作動リング3
6の長孔60へ収容されている。
は第1実施例と同様にホルダ56を脚板20へ押圧
して脚板20との間に摩擦力を発生させている。
このホルダ56にはピン80でポウル82が軸支
され係合部材としての役目を有すると共にラチエ
ツトホイル78と対応している。このポウル82
の先端部付近へ植設したピン83は作動リング3
6の長孔60へ収容されている。
この長孔60は第1実施例と同様にカムとして
の役目を有しており、通常時は最外部へピン83
を収容しポウル82をラチエツトホイル78と離
間しているが、作動リング36の回転時にポウル
82をラチエツトホイル78へ接近させ作動リン
グ36を巻取軸22と連結するようになつてい
る。
の役目を有しており、通常時は最外部へピン83
を収容しポウル82をラチエツトホイル78と離
間しているが、作動リング36の回転時にポウル
82をラチエツトホイル78へ接近させ作動リン
グ36を巻取軸22と連結するようになつてい
る。
この実施例でもホルダ56は大きな回転力を受
けた場合にのみ巻取軸軸心回りに回転可能であ
り、ポウル82の歯先を確実にラチエツトホイル
78の歯底と噛合わせることができる。
けた場合にのみ巻取軸軸心回りに回転可能であ
り、ポウル82の歯先を確実にラチエツトホイル
78の歯底と噛合わせることができる。
次に第7図には本考案の第4実施例が示されて
いる。この実施例はクラツチ手段の他の実施例で
あり、前記第3実施例と同様に巻取軸22へはラ
チエツトホイル78が固着されている。
いる。この実施例はクラツチ手段の他の実施例で
あり、前記第3実施例と同様に巻取軸22へはラ
チエツトホイル78が固着されている。
このラチエツトホイル78に対応した係合部材
としてのポウル82は作動リング36へピン80
で軸支されて作動リングと共に回転するようにな
つている。このポウル82は車両通常走行状態で
背面に形成される突起84が巻取軸フレームに固
着されるホルダ86の凹溝88内へ収容されてい
るためラチエツトホイル78と離間しており、巻
取軸22が大ぜんまいばねの影響力を受けること
がなく自由に回転可能となつている。
としてのポウル82は作動リング36へピン80
で軸支されて作動リングと共に回転するようにな
つている。このポウル82は車両通常走行状態で
背面に形成される突起84が巻取軸フレームに固
着されるホルダ86の凹溝88内へ収容されてい
るためラチエツトホイル78と離間しており、巻
取軸22が大ぜんまいばねの影響力を受けること
がなく自由に回転可能となつている。
車両緊急時にトリガ手段の作動で作動リング3
6がウエビング巻取方向に回転すると、ホルダ8
6の凹溝88から抜き出たポウル82はホルダ8
6の内周面に押されて先端部がラチエツトホイル
78の突起と噛合つて作動リングを巻取軸へ連結
するようになつている。
6がウエビング巻取方向に回転すると、ホルダ8
6の凹溝88から抜き出たポウル82はホルダ8
6の内周面に押されて先端部がラチエツトホイル
78の突起と噛合つて作動リングを巻取軸へ連結
するようになつている。
次に第8図には本考案の第5実施例が示されて
おり、トリガ手段の他の実施例である。
おり、トリガ手段の他の実施例である。
作動リングのノツチ48と噛合うポウル42は
その他端部がアクチユエータ90と対応してい
る。このアクチユエータ90ではシリンダ92内
にピストン94が収容されており、液圧管96か
ら送られる液圧でピストン94がポウル42をピ
ン46回りに回動させてノツチ48から脱出させ
るようになつている。
その他端部がアクチユエータ90と対応してい
る。このアクチユエータ90ではシリンダ92内
にピストン94が収容されており、液圧管96か
ら送られる液圧でピストン94がポウル42をピ
ン46回りに回動させてノツチ48から脱出させ
るようになつている。
液圧管96の他端はバルブ98を介して液圧源
100へ連通されており、バルブ98は加速度セ
ンサー102で作動されるようになつている。
100へ連通されており、バルブ98は加速度セ
ンサー102で作動されるようになつている。
従つてこの実施例では加速度センサー102が
バルブ98を開放して液圧源100からの液圧を
アクチユエータ90へ伝達させるので、ピストン
94がポウル42を回動させてノツチ48から脱
出させ、これによつて作動リングがウエビング巻
取方向に回転可能となつている。この実施例は、
シリンダ92の直径を変更して、任意の力を得る
ことができ、応答性も良好で、液体以外の流体も
広く適用可能である。
バルブ98を開放して液圧源100からの液圧を
アクチユエータ90へ伝達させるので、ピストン
94がポウル42を回動させてノツチ48から脱
出させ、これによつて作動リングがウエビング巻
取方向に回転可能となつている。この実施例は、
シリンダ92の直径を変更して、任意の力を得る
ことができ、応答性も良好で、液体以外の流体も
広く適用可能である。
次に第9図には本考案の第6実施例が示されて
おり、特に構成が簡単で応答性に優れたトリガ手
段の他の実施例である。この実施例ではポウル4
2の一部にワイヤ104が連結されており、この
ワイヤ104の他端は図示しない加速度センサ
ー、車両バンパ等へ連結されている。
おり、特に構成が簡単で応答性に優れたトリガ手
段の他の実施例である。この実施例ではポウル4
2の一部にワイヤ104が連結されており、この
ワイヤ104の他端は図示しない加速度センサ
ー、車両バンパ等へ連結されている。
従つて車両緊急時に加速度センサーの作動によ
り、又はバンパの衝突変形によりワイヤ104が
張力を受け、ポウル42がノツチ48から脱出し
て作動リング36の回転を可能としている。
り、又はバンパの衝突変形によりワイヤ104が
張力を受け、ポウル42がノツチ48から脱出し
て作動リング36の回転を可能としている。
次に第10図には本考案の第7実施例が示され
ており、トリガ手段の他の実施例である。この実
施例ではポウル42の他端部に振子106が対応
している。この振子106は首部108がフレー
ムに設けられる水平ブラケツト110へ吊り下げ
られており、車両緊急時に傾動して頂部112が
ポウル42を押し上げてピン46回りに回動させ
ノツチ48から脱出させるようになつている。こ
のためこの実施例では構成が簡単であると共に小
型であり、全部品をウエビング巻取装置内へ配置
可能である。
ており、トリガ手段の他の実施例である。この実
施例ではポウル42の他端部に振子106が対応
している。この振子106は首部108がフレー
ムに設けられる水平ブラケツト110へ吊り下げ
られており、車両緊急時に傾動して頂部112が
ポウル42を押し上げてピン46回りに回動させ
ノツチ48から脱出させるようになつている。こ
のためこの実施例では構成が簡単であると共に小
型であり、全部品をウエビング巻取装置内へ配置
可能である。
本考案は上記の構成としたので、ホルダが作動
リングと巻取軸との結合を迅速且つ確実に行い、
ウエビングに緊張力を付与することができる優れ
た効果を有する。
リングと巻取軸との結合を迅速且つ確実に行い、
ウエビングに緊張力を付与することができる優れ
た効果を有する。
第1図は本考案に係るウエビング緊張装置の第
1実施例を示す断面図、第2図は第1図−線
断面図、第3図は本考案の第2実施例を示す断面
図、第4図は第3図−線断面図、第5図は本
考案の第3実施例を示す断面図、第6図は第5図
−線断面図、第7図は本考案の第4実施例に
係るクラツチ手段を示す主要部正面図、第8図乃
至第10図は本考案の第5実施例乃至第7実施例
を示す主要部正面図である。 10……ウエビング巻取装置、12……フレー
ム、22……巻取軸、24……ウエビング、26
……小径部、30……小ぜんまいばね、36……
作動リング、36A……円筒部、36B……円板
部、38……大ぜんまいばね、40……トリガ手
段、42……ポウル、44……ソレノイド、48
……ノツチ、50……クラツチ手段、52……ギ
ヤホイル、54……ピン、64……カム溝、68
……スクリユ、74,76……フエイスギヤ、7
8……ラチエツトホイル、82……ポウル、88
……凹溝、90……アクチユエータ、102……
加速度センサー、104……ワイヤ、106……
振子。
1実施例を示す断面図、第2図は第1図−線
断面図、第3図は本考案の第2実施例を示す断面
図、第4図は第3図−線断面図、第5図は本
考案の第3実施例を示す断面図、第6図は第5図
−線断面図、第7図は本考案の第4実施例に
係るクラツチ手段を示す主要部正面図、第8図乃
至第10図は本考案の第5実施例乃至第7実施例
を示す主要部正面図である。 10……ウエビング巻取装置、12……フレー
ム、22……巻取軸、24……ウエビング、26
……小径部、30……小ぜんまいばね、36……
作動リング、36A……円筒部、36B……円板
部、38……大ぜんまいばね、40……トリガ手
段、42……ポウル、44……ソレノイド、48
……ノツチ、50……クラツチ手段、52……ギ
ヤホイル、54……ピン、64……カム溝、68
……スクリユ、74,76……フエイスギヤ、7
8……ラチエツトホイル、82……ポウル、88
……凹溝、90……アクチユエータ、102……
加速度センサー、104……ワイヤ、106……
振子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車体へ取付けられるフレームと、このフレー
ムへ軸支され乗員拘束用ウエビングの一端が係
止される巻取軸と、この巻取軸へ弱い付勢力を
与えてウエビングを巻取る小ぜんまいばねと、
この小ぜんまいばねと同軸的に配置され小ぜん
まいばねよりも大きな付勢力の大ぜんまいばね
と、この大ぜんまいばねの付勢力が作用する作
動リングと、通常時は作動リングのウエビング
巻取方向回転を阻止し車両緊急時に回転可能と
するトリガ手段と、前記作動リングのウエビン
グ巻取方向回転時に作動リングを巻取軸へ連結
してウエビングへ大ぜんまいばねの付勢力を付
与するクラツチ手段と、を有し、このクラツチ
手段は巻取軸と共に回転する突起と、作動リン
グへ保持されて作動リングと共に回転されかつ
前記突起へ接離可能な係合部材と、作動リング
の回転初期に前記係合部材を前記突起へ係合さ
せて作動リングと巻取軸を連結させるホルダ
と、前記係合部材と突起との係合前はこのホル
ダを保持して回転を制限し係合後はホルダを作
動リングと共に回転させる保持手段と、を備え
たことを特徴とするウエビング緊張装置。 (2) 前記小ぜんまいばねは巻取軸の先端部へ取付
けられ、大ぜんまいばねは巻取軸の先端部とウ
エビング巻取部との間へ配置されることを特徴
とした前記実用新案登録請求の範囲第1項に記
載のウエビング緊張装置。 (3) 前記作動リングは巻取軸へ遊嵌される円筒部
を有し、この円筒部へ大ぜんまいばねの内端が
係止されることを特徴とした前記実用新案登録
請求の範囲第1項又は第2項に記載のウエビン
グ緊張装置。 (4) 前記トリガ手段では作動リングの外周へ刻設
されたノツチへポウルが噛合つており、車両緊
急時にこのポウルがノツチから外れて作動リン
グの回動を可能とすることを特徴とした前記実
用新案登録請求の範囲第1項乃至第3項のいず
れかに記載のウエビング緊張装置。 (5) 前記ホルダはフレームとの間に摩擦接触手段
が介在されることにより回転が阻止されてお
り、係合部材が突起と係合した後は作動リング
の回転力でこの摩擦力に抗して回転される実用
新案登録請求の範囲第1項〜第4項のいずれか
に記載のウエビング緊張装置。 (6) 前記ホルダには回転時に係合部材を前記突起
へ向けて押圧する斜面が設けられた実用新案登
録請求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載
のウエビング緊張装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981161351U JPS5867461U (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | ウエビング緊張装置 |
US06/432,013 US4471918A (en) | 1981-10-29 | 1982-09-30 | Webbing stretching device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981161351U JPS5867461U (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | ウエビング緊張装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5867461U JPS5867461U (ja) | 1983-05-07 |
JPH0125092Y2 true JPH0125092Y2 (ja) | 1989-07-27 |
Family
ID=15733426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981161351U Granted JPS5867461U (ja) | 1981-10-29 | 1981-10-29 | ウエビング緊張装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4471918A (ja) |
JP (1) | JPS5867461U (ja) |
Families Citing this family (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5916653U (ja) * | 1982-07-22 | 1984-02-01 | 株式会社東海理化電機製作所 | ウエビング緊張装置 |
JPS5975063A (ja) * | 1982-10-21 | 1984-04-27 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | シ−トベルト引締め装置 |
US4568037A (en) * | 1983-03-30 | 1986-02-04 | Kabushiki Kaisha Toka-Rika-Denki-Seisakusho | Webbing tension device |
JPS59150459U (ja) * | 1983-03-30 | 1984-10-08 | 株式会社東海理化電機製作所 | ウエビング緊張装置 |
JPS6029356A (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-14 | Tokai Rika Co Ltd | ウエビング緊張装置 |
JPS6033153A (ja) * | 1983-07-29 | 1985-02-20 | Tokai Rika Co Ltd | ウエビング緊張装置 |
JPS60124768U (ja) * | 1984-01-30 | 1985-08-22 | 株式会社東海理化電機製作所 | ウエビング緊張装置 |
US4579294A (en) * | 1985-03-05 | 1986-04-01 | Nippon Soken, Inc. | Seat belt retractor with powered rewinding arrangement for slack-take-up spring |
US4688825A (en) * | 1986-05-05 | 1987-08-25 | Wickes Manufacturing Company | Seat belt retractor mechanism |
DE3732878A1 (de) * | 1987-09-30 | 1989-04-20 | Autoflug Gmbh | Strammvorrichtung fuer einen sicherheitsgurtaufroller |
ES2041623T3 (es) * | 1991-11-21 | 1995-09-16 | Trw Repa Gmbh | Dispositivo enrollador de cinturon con relajacion de la tension de traccion para sistemas de retencion de cinturon de seguridad en vehiculos. |
JPH0560967U (ja) * | 1992-01-27 | 1993-08-10 | 日本精工株式会社 | プリテンショナー付きシートベルト用リトラクター |
JPH0624294A (ja) * | 1992-07-08 | 1994-02-01 | Takata Kk | シートベルト装置のプリテンショナ |
GB2333875B (en) * | 1998-01-29 | 2002-04-03 | Sagem Autoliv | Improvements in or relating to a vehicle safety system |
US6647886B2 (en) | 1998-01-29 | 2003-11-18 | Autoliv Development Ab | Vehicle system |
JP4467688B2 (ja) * | 1999-01-19 | 2010-05-26 | タカタ株式会社 | シートベルト巻取装置 |
DE10310019A1 (de) * | 2003-02-28 | 2004-09-09 | Takata-Petri (Ulm) Gmbh | Gurtaufroller für einen Sicherheitsgurt |
JP5819331B2 (ja) * | 2013-01-15 | 2015-11-24 | 株式会社東海理化電機製作所 | ウェビング巻取装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1913448C3 (de) * | 1969-03-12 | 1981-05-21 | Ernst Prof. Dipl.-Ing. Dr.Techn. 3180 Wolfsburg Fiala | Aufwickelvorrichtung für Sicherheitsgurte |
SE420891B (sv) * | 1974-09-06 | 1981-11-09 | Bayern Chemie Gmbh Flugchemie | Upplindningsanordning for sekerhetsselar |
DE2510514C3 (de) * | 1975-03-11 | 1980-01-10 | Bayern-Chemie Gesellschaft Fuer Flugchemische Antriebe Mbh, 8261 Aschau | Aufwickelvorrichtung für Sicherheitsgurte mit pyrotechnisch angetriebener Schnelldreheinrichtung |
FR2387662A1 (fr) * | 1977-04-20 | 1978-11-17 | Poudres & Explosifs Ste Nale | Dispositif d'entrainement en rotation a moyen moteur tubulaire sous pression |
US4187925A (en) * | 1977-07-21 | 1980-02-12 | Autoliv Ab | Device for stretching a band forming part of a safety belt for vehicles |
DE3131637C2 (de) * | 1980-10-06 | 1986-10-02 | TRW Repa GmbH, 7077 Alfdorf | Rückstrammer für Sicherheitsgurtautomaten |
-
1981
- 1981-10-29 JP JP1981161351U patent/JPS5867461U/ja active Granted
-
1982
- 1982-09-30 US US06/432,013 patent/US4471918A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4471918A (en) | 1984-09-18 |
JPS5867461U (ja) | 1983-05-07 |
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