JPH01250363A - 4―ベンジルアミノピリミジン誘導体及び除草剤 - Google Patents

4―ベンジルアミノピリミジン誘導体及び除草剤

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JPH01250363A
JPH01250363A JP33033388A JP33033388A JPH01250363A JP H01250363 A JPH01250363 A JP H01250363A JP 33033388 A JP33033388 A JP 33033388A JP 33033388 A JP33033388 A JP 33033388A JP H01250363 A JPH01250363 A JP H01250363A
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JP
Japan
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group
formula
compound
water
halogen atom
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JP33033388A
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Inventor
Masahiro Miyazaki
雅弘 宮崎
Kuniaki Shimizu
清水 邦昭
Osamu Watanabe
修 渡辺
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Ihara Chemical Industry Co Ltd
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Ihara Chemical Industry Co Ltd
Kumiai Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、4−ベンジルアミノピリミジン誘導体及びこ
れを含む除草剤に関するものである。
(従来の技術) ジャーナル・オブ・アグリカルチュラル・フード・ケミ
ストリー1982年、第30巻、第6号。
1075〜8頁には、4−ベンジルアミノ−6−クロロ
−2−二チルアミノピリミジンが除草剤として開示され
ているが、除草効果及び作物に対する安全性は必ずしも
十分なものではない、また、特開昭59−36866号
明細書には、一般弐責・ 〔ここでR6及びR7は低級アルキル基又はハロゲン原
子を示すか、又はR″とR7は結合してトリメチレン基
またはテトラメチレン基を示す R11は水素原子又は
低級アルキル基を示す。XIはアルキレン基を示す、2
は置換又は非置換のフェニル基(該置換分はハロゲン、
低級アルキル及び低級アルコキシより選ばれた1又は2
個である。)、フリル基またはチエニル基を示す、〕で
表されるアミノピリミジン誘導体又はその酸付加塩が、
殺菌、殺虫及び殺ダニ剤として開示されているが、除草
効果については記載されていない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明者らは、従来必ずしも十分な除草効果及び作物安
全性を示さなかったベンジルアミノピリミジン誘導体に
ついて、更に改良された、即ち、作物に安全性が高く、
且つ種々の雑草に対してすぐれた防瞼効果を発揮しうる
化合物の開発を目的に鋭意研究を重ねた。その結果、特
定のベンジルアミノピリミジン誘導体が上記目的を満足
することを見いだし、本発明を完成するに至った。
(課題を解決するための手段) 本発明の4−ベンジルアミノピリミジン誘導体は、一般
式 (式中、Aはハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基
、 又+を式−N−R’  (式中、R’及T、gR’
し 、は同−又は相異なり、水素原子、アルキル基、シクロ
アルキル基、アルコキシ基、アリル基、アルコキシアル
キル基、アルキルチオアルキル基又はアルキルアミノ基
を示す、)で表される基を示し、Bはハロゲン原子、ア
ルフキシ基、トリプルオロメチル基又はアルキルチオ基
を示し R1,R!及びR3は同−又は相異なり、水素
原子、ベンジル基又は低級アルキル基を示し、Xはハロ
ゲン原子、アルキル基又はアルコキシ基を示し、nはO
又は1.2の整数を示す、但し、R1、Rg及びR3が
同時に水素原子を示すことはない、)で表される。
上記一般式(1)で表される化合物中、Aがアルキル基
、アミノ基、アルキルアミノ基、シクロアルキル基、ア
ルコキシアミノ基又はアルコキシアルキルアミノ基を示
し、Bがハロゲン原子、トリフルオロメチル基又はアル
キルチオ基を示し。
R1及びR8が水素原子を示し R3が低級アルキル基
を示し、Xがハロゲン原子、アルキル基又はアルコキシ
基を示し、nがO又は1.2の整数を示す化合物が特に
好ましい、好ましい置換基としては例えば、Aがアルキ
ル基の場合はメチル基、エチル基、プロピル基又はイソ
プロピル基、Aがアルキルアミノ基の場合はメチルアミ
ノ基、エチルアミノ基、プロピルアミノ基、イソプロピ
ルアミノ基、ブチルアミノ基、イソブチルアミノ基。
第ニブチルアミノ基、第三ブチルアミノ基、シクロプロ
ピルアミノ基、メトキシアミノ基又は3−メトキシプロ
ピルアミノ基が挙げられる。Bがハロゲン原子の場合は
フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子が挙げ
ら九、Bがアルキルチオ基の場合はメチルチオ基、エチ
ルチオ基又はブロビルチオ基が挙げられる R3の低級
アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基
又はイソプロピル基が挙げられる。Xがハロゲン原子の
場合はフッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子
が挙げられ、Xがアルキル基の場合はメチル基、エチル
基、プロピル基又はイソプロピル基が挙げられ、Xがフ
ルコキシ基の場合はメトキシ基、エトキシ基、プロポキ
シ基、イソプロポキシ基又はブトキシ基が挙げられる。
−線式(+)で示される化合物を例示すれば第1表に記
載の通りである。尚、化合物番号は以後の記載において
参照される。
(以下余白) 第1表 第1表つづき 第1表つづき 第1表つづき 第1表つづき 本発明化合物は1例えば下記(1)に示す反応式の方法
により合成することができる。
(a)     (b)      (1)(但し、式
中Zlはハロゲン原子を示し、A、B、R’、R”、R
3,X及びnは前記と同一の意味を示す、) 一般式(りで表される本発明化合物のうち。
Aがハロゲン原子又はアルキル基である場合を除く化合
物は次に示す(2)の方法でも製造することができる。
またBがハロゲン原子又はトリフルオロメチル基である
場合を除く化合物は(3)の方法でも製造することがで
きる。
(Q)     (d)     (I[>(但し、式
中Yはハロゲン原子、メタンスルホニル基を示し AI
はアルコキシ基、アミノ基。
アルキルアミノ基、ジアルキルアミノ基、シクロアルキ
ルアミノ基、アルコキシアミノ基、アリルアミノ基、ア
ルコキシアルキルアミノ基、アルキルチオアルキルアミ
ノ基又はアルキルヒドラジノ基を示し、B、R’、R”
、R3、X及びnは前記と同一の意味を示す、) (e)     (f)      (m)(但し、式
中J31はアルコキシ基又はアルキルチオ基を示し、A
、Y、R’、R”、R’、X及びnは前記と同一の意味
を示す、) 即ち、式(a)1式(C)又は式(e)にて示される化
合物と式(b)1式(d)又は式(f)にて示される化
合物とをアセトン、メチルエチルケトン、ジエチルエー
テル、テトラヒドロフラン。
ジオキサン、メチルアルコール、エチルアルコール、ア
セトニトリル、ジクロロメタン、クロロホルム、N、N
−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキシド、ベンゼン、トルエン等の溶
媒の存在下又は非存注下、水酸化ナトリウム、炭酸カリ
ウム、重炭酸カリウム、金属ナトリウム、水素化ナトリ
ウム、トリエチルアミン、ジメチルアニリン、ピリジン
等の無機又は有機の塩基の存在下又は非存在下−20〜
200℃の反応温度で1〜30時間反応を行い本発明化
合物を得ることができる。
なお1式(a)1式(c)及び式(a)にて示される化
合物は、それぞれ次に示す方法により合成することがで
きる。
(h)       (j) (+)        (b)          (
e)(式中、A、 B、 X、 Y、 Z’、 R’、
R1、RA及びn ハ前記と同じ意味を示す、) 反応に使用する溶媒、塩基及び反応温度、反応時間は前
記と同一である。
次に実施例を挙げて本発明化合物の製造法を具体的に説
明する。
実施例1 4−クロロ−2−エトキシ−6−α−メチルベンジルア
ミノピリミジン(化合物1)の合成60%水素化ナトリ
ウム1.0g (0,025モル)をヘキサンで洗浄し
た後、これを水冷下30mjlの無水エチルアルコール
に、少量ずつ加え。
室温で30分間撹拌を続けた。この溶液を2.4−ジク
ロロ−6−α−メチルベンジルアミノピリミジン5.O
g (0,0178モル)を溶解したエチルアルコール
溶液20mAに水冷下で滴下し。
室温で5時間撹拌して反応終了とした0反応液は水に注
ぎ、酢酸エチル200mAで抽出した後、更に水、飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥
剤を濾過後、溶媒を留去し、得られた残渣をカラムクロ
マトグラフィーで精製し目的物を得た。収量3.0g(
収率60.5%)。
屈折率n %’ =1−5724 一 実施例2 4−クロロ−2−エチルアミノ−6−α−メチルベンジ
ルアミノピリミジン(化合物2)の合成2.4ニジクロ
ロ−6−α−メチルベンジルアミノピリミジン14g(
0,05モル)をアセトニトリル100m11に溶解し
た後、これに70%エチルアミン水溶液を100m11
加え、2時間加熱還流下に反応させて反応終了とした0
反応液は水に注ぎ、酢酸エチル400m1Lで抽出した
後、更に水、飽和食塩水で洗浄しl水素化ナトリウムで
乾燥した。乾燥剤を濾過後、溶媒を留去し。
得られた残渣をカラムクロマトグラフィーで精製し目的
物を得た。収量11.2g(収率81.2%)、屈折率
n %’ ” 1 、5723 一実施例3 2−クロロ−4−メトキシ−6−α−メチルベンジルア
ミノピリミジン(化合物10)の合成2.4−ジクロロ
−6−α−メチルベンジルアミノピリミジン9.5g 
(0,0344モル)をメチルアルコールに溶解した後
、水冷下に、これに過剰の28%ナトリウムメチラート
を浦下し、室温で1時間撹拌を続けて反応終了とした1
反応液は水に注ぎ、酢酸エチル300mAで抽出した後
、更に水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。乾燥剤を濾過後、溶媒を留去し、得られた残
渣をカラムクロマトグラフィーで精製し目的物を得た。
収量1.1g(収率12.1%)屈折率nν=1.58
79゜ 実施例4 2−エチルアミノ−6−α−メチルベンジルアミノ−4
−メチルチオピリミジン(化合物7)の合成 6−クロロ−2−エチルアミノ−4−メチルチオピリミ
ジン6、Og (0,0296モル)、α−メチルベン
ジルアミン5.4g (0,0446モル)炭酸カリウ
ム8.2 g (0,0593モル)及びジメチルホル
ムアミド100mAを混合した後。
140℃で24時間撹拌を続けて反応終了とした。
反応液は水に注ぎ、酢酸エチル300m!で抽出した後
、更に水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。乾燥剤を濾過後、溶媒を留去し、得られた残
渣をカラムクロマトグラフィーで精製し目的物を得た。
収量5.2g(収率60゜9%)、屈折率n露0=1.
6157゜ア 実施例5 2−アミノ−4−クロロ−6−(4−メトキシ−α、3
−ジメチルベンジルアミノ)ピリミジン(化合物41)
の合成 2−アミノ−4,6−ジクロロピリミジン1,5g (
0,00915モル)、4−メトキシ−α、3−ジメチ
ルベンジルアミン2.0 g (0,0121モル)、
炭酸カリウム1−9 g (0,OL 37モル)及び
ジメチルホルムアミド50mAを混合した後。
100℃で5時間撹拌を続けて反応終了とした。
反応液は水に注ぎ、酢酸エチル200mAで抽出した後
、更に水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。乾燥剤を濾過後、溶媒を留去し、得られた残
渣をカラムクロマトグラフィーで精製し目的物を得た。
収量2.0g(収率83゜7%)、融点 109〜11
1℃。
実施例6 2.4−ジクロロ−6−(N−メチル−N−α−メチル
ベンジルアミノ)ピリミジン(化合物19)の合成 2.4.6−hジクロロビリミジン61.0g(0,3
33モル)及び炭酸カリウム56.0g (0゜333
モル)をアセトニトリル300 m Qに懸濁した後、
水冷下に、これにアセトニトリルに溶解したN−メチル
−α−メチルベンジルアミン45g (0,333モル
)を清下し、室温で10時間撹拌を続けて反応終了とし
た1反応液は水に注ぎ、酢酸エチル1500 m Aで
抽出した後、更に水。
飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
乾燥剤を濾過後、溶媒を留去し、得られた残渣をカラム
クロマトグラフィーで精製し目的物を得た。収量47.
4g(収率50.5%)、融点89〜90℃。
実施例7 4−クロロ−2−(3−メトキシプロピルアミノ)−6
−α−メチルベンジルアミノピリミジン(化合物71)
の合成 2.4−ジクロロ−6−α−メチルベンジルアミノピリ
ミジン5.0 g (0,018モル)をアセトニトリ
ル100mIiに溶解した後、これに3−メトキシプロ
ピルアミン10 g (0,133モル)を加え、2時
間加熱還流下に反応させて、反応終了とした9反応液は
水に注ぎ、酢酸エチル200m!で抽出した後、更に水
、飽和食塩水で洗浄し。
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥剤を濾過後。
溶媒を留去し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィ
ーで精製し目的物を得た。収量5.0 g(収率87.
3%)、′@点94〜95℃。
実施例8 4−クロロ−2−メチル−6−α−メチルベンジルアミ
ノピリミジン(化合物74)の合成4.6−ジクロロ−
2−メチルピリミジン 6゜0g(0,037モル)を
アセトニトリル100m息に溶解した後、これにα−メ
チルベンジルアミン15.Og (0,124モル)を
加え、2時間60〜70℃で反応させた8反応液は水に
注ぎ、酢酸エチル300mAで抽出した後、更に水、飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。乾
燥剤を濾過後、溶媒を留去し、得られた残渣をカラムク
ロマトグラフィーで精製し目的物を得た。収量7.8g
(収率86.3%)。
屈折率n”:= 1.5958゜ 実施例9 4−フルオロ−2−(3−メトキシプロピルアミノ)−
6−α−エチルベンジルアミノビリミジン(化合物89
)の合成 2.4−ジフルオロ−6−α−エチルベンジルアミノピ
リミジン4.12 g (0,017モル)をアセトニ
トリル50m11に溶解した後、これに3−メトキシプ
ロピルアミン5.0g (0,056モル)を加え、室
温で1時間撹拌した1反応液は水に注ぎ、酢酸エチル2
00mAで抽出した後、更に水、飽和食塩水で洗浄し、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥剤を濾過後、溶媒
を留去し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィーで
精製し目的物を得た。収量3−9g”e(収率74,7
%)。
屈折率n%’=1.5635゜ 実施例10 2−エチルアミノ−4−フルオロ−6−α−メチルベン
ジルアミノピリミジン(化合物86)の合成 2.4−ジフルオロ−6−α−メチルベンジルアミノピ
リミジン5.0g (0,021モル)をアセトニトリ
ル50m11に溶解した後、これに70%エチルアミン
水溶液200mAを加え、室温で1時間撹拌した0反応
液は水に注ぎ、酢酸エチル200mAで抽出した後、更
に水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
した。乾燥剤を濾過後、溶媒を留去し、得られた残渣を
カラムクロマトグラフィーで精製し目的物を得た。
収量4.5g(収率81.9%)。
実施例11 2−イソプロピル−4−トリフルオロメチル−6−α−
メチルベンジルアミノピリミジン(化合物93)の合成 2−イソプロピル−4−トリフルオロメチル−6−クロ
ロピリミジン6.0 g (0,027モル)をジメチ
ルスルホキシド50mAに溶解した後、これにα−メチ
ルベンジルアミン15.0 g (0゜124モル)を
加えて、80〜90℃で2時間反応させた1反応液は水
に注ぎ、酢酸エチル300mfLで抽出した後、更に水
、飽和食塩水で洗浄し。
無水硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥剤を濾過後、溶媒
を留去し、得られた残渣をカラムクロマトグラフィーで
精製し目的物を得た。収量8.0g(収率96.9%)
、融点70〜72℃。
実施例12 2−エチルアミノ−4−トリフルオロメチル−6−α−
メチルベンジルアミノピリミジン(化合物76)の合成 2−メタンスルホニル−4−トリフルオロメチル−6−
α−メチルベンジルアミノピリミジン3、Og (0,
008モル)をアセトニトリル50mfLに溶解した後
、これに70%エチルアミン水溶液30m1lを加え、
1時間加熱還流下に反応させて反応終了とした0反応液
は水に注ぎ、酢酸エチル200mAで抽出した後、更に
水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。乾燥剤を濾過後、溶媒を留去し、得られた残渣をカ
ラムクロマトグラフィーで精製して目的物を得た。
収量2.3 g (収率87.8%)、融点83〜86
℃。
なお、中間体の2−メタンスルホニル−4−トリフルオ
ロメチル−6−α−メチルベンジルアミノピリミジンの
物性は次の通りである。
IR吸収(C謙−’) : 3320.1600,13
00,1180,113ONMRin  CDCl5(
PPII):  1.57(d、3F[)  3.13
(s、3H)5.13(園、l■)6.5〜7.0 (
d、 IH)7、23 (S、 5H)  6.5〜7
.0 (s、 1K)実施例13 2−(3−メトキシプロピルアミノ)−4−トリフルオ
ロメチル−6−α−メチルベンジルアミノピリミジン(
化合物81)の合成 2−メタンスルホニル−4−トリフルオロメチル−6−
α−メチルベンジルアミノピリミジン3、Og (0,
008モル)をアセトニド9950m二に溶解した後、
これに3−メトキシプロピルアミン5.0 g (0,
056モル)を加え、1時間加熱還流下に反応させて、
反応終了とした。
反応液は水に注ぎ、酢酸エチル200mAで抽出した後
、更に水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥した。乾燥剤を濾過後、溶媒を留去し、得られた残
渣をカラムクロマトグラフィーで精製し目的物を得た。
収量2.9g(収率94゜5%)、屈折率n%’=1.
5421゜次に、本発明の除草剤は1本発明化合物であ
るベンジルアミノピリミジン誘導体を含んでなる。
本発明化合物を除草剤として使用する場合、化合物のみ
、又はこれに農薬の製剤化に際し一般的に用いられる。
担体、界面活性剤、分散剤、補助剤等を配合して、水和
剤、粒剤、乳剤又は粉剤等の各種形態に製剤して使用す
ることができる。
製剤化に際して用いられる担体としては1例えば、ジ−
クライト、タルク、ベントナイト、クレー。
カオリン、珪藻土、ホワイトカーボン、バーミキュライ
ト、消石灰、珪砂、硫安、゛メ素等の固体担体及びイソ
プロピルアルコール、キシレン、シクロヘキサノン、メ
チルナフタレン等の液体担体等が挙げられる。界面活性
剤及び分散剤としては、例えば、アルコール硫酸エステ
ル塩、アルキルアリールスルホン酸塩、リグニンスルホ
ン酸塩、ポリオキシエチレングリフールエーテル、ポリ
オキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシ
エチレンソルビタンモノアルキレート等が挙げられる。
補助剤としては1例えば、カルボキシメチルセルロース
、ポリエチレングリコール、アラビアゴム等が挙げられ
る。使用に際しては、適当な濃度に希釈して散布するか
又は直接施用する。
又5本発明の除草剤は他の除草剤と混合して使用する事
もできる。
本発明除草剤は、畑地及び非農耕地において、雑草の発
芽前又は発芽後に、土壌処理又は茎葉処理することによ
り、#地に発生する各種の雑草を防除することができる
。又、水田においても、雑草の発芽前又は発芽後に、湛
水土壌処理又は茎葉処理することにより、水田に発生す
る各種の雑草を防除することができる。
本発明除草剤は、有効成分で10アール当たり0.1g
〜1kg施用する。又植物茎葉に散布する場合はI P
 P m 〜10000 p p mに希釈して施用す
る。
次に1本発明除草剤の製剤の実施例を挙げるが、本発明
はこの範囲に限定されるものではない。
尚、実施例中に記載の%は重量百分率を示す。
実施例14(水和剤) 化合物(2)10%、エマルゲン810(花王石鹸株式
会社登録商標)0.5%、デモールN(花王石鹸株式会
社登録商標)0.5%、クニライト(クニミネ工業株式
会社登録商4111)20120%、ジ−クライト(ジ
−クライト株式会社登録商標)CA  69%を均一に
混合し粉砕して水和剤とした。
実施例15(乳剤) 化合物(7)30%、シクロヘキサノン20%、ポリオ
キシエチレンアルキルアリールエーテル11%、アルキ
ルベンゼンスルホ′し酸カルシウム4%、及びメチルナ
フタリン35%を均一に溶解して乳剤とした。
実施例16(粒剤) 化合物(33)5%、ラウリルアルコール硫酸エステル
のナトリウム塩2%、リグニンスルホン酸ナトリウム5
%、カルボキシメチルセルロース2%、及びクレー86
%を均一に混合し粉砕する。
この混合物100重量部に水20重量部を加えて練合し
、押出式造粒機を用いて14〜32メツシユの粒状に加
工したのち、乾燥して粒剤とした。
実施例17(粉剤) 化合物(41)2%、珪藻土5%、及びクレー93%を
均一に混合粉砕して粉剤とした。
(発明の効果) 本発明の化合物及び除草剤は、畑、地に発生するオオイ
ヌタデ、アオビユ、シロザ、アカザ、イチビ、アメリカ
キンゴジカ、エビスグサ、ハコベ。
アサガオ、オナモミ、ヒエ、メヒシバ、オヒシバ、エノ
コログサ、スズメノカタビラ、スズメノカタビラ、カラ
スムギ、イタリアンライグラス、コゴメガヤツリ、メリ
ケンニクキビ、イツチグラス、ウマノチャヒキ、ソバカ
ズラ、ノハラガラシ、アメリカセンダングサ、ハマスゲ
等の雑草を有効に防除することができる。又、水田に発
生するコナギ、ホタルイ、ヘラオモダカ、タイヌビエ、
タマガヤツリ等の雑草も有効に防除することができる。
一方、作物に対する安全性も高く、中でも、稲、小麦、
とうもろこし及び大豆等に対する安全性は、前述の文献
に記載の4−ベンジルアミノ−6−クロロ−2−二チル
アミノピリミジンと比較しても。
優れているという特徴を有するものである。
次に1本発明除草剤の奏する効果を試験例を挙げて説明
する。
試験例1 選択性試験 土壌を充填した6 00 cm”のポットに稲(Ory
>、小麦(Tri)、とうもろこしくZea)、大豆(
Gly)の各種子及びオオイヌタデ(Pol)、アオビ
ユ(へ■晟)、シロザ(Che)、イチビ(Abu)、
オナモミ(Xan)の各種子を播種して、0.5〜IC
麿に覆土した。ポットは20〜25℃のガラス室内で2
週間育成後に。
実施例14に準じて調製した水和剤を水で希釈し10ア
ール当り1001を植物体の茎葉表面に散布処理した。
調査は薬剤処理後、14日0に第2表の基準に従い行っ
た。結果を第3表に示した。
第2表 第3表 (註) 1、表示指数の上段は、 100g/10アールの活性
、下段は25g/ 10アールの活性を示す。
2、試験植物は略記号で示した。以後の記載においても
同様である。
3、 比較化合物はシ゛ヤーナル・ オフ゛・アク゛リ
カルヂュラル・フード・ケミストリー 1982年、第
30巻6号、1075〜1078頁記載の4−へ゛ンシ
゛ルアミノ−6−りUロー2−エチルアミノピリミジ゛
ンを使用した。
試験例2 選択性試験 土壌を充填した600c■重のポットに稲(Ory)、
小麦(Tr i )、とうもろこしくZea)、の各種
子及びオオイヌタデ(Pot)、アオビユ(Ama)、
シロザ(Che)。
イチビ(Abu)、オナモミ(Xan)の各種子を播種
して。
0.5〜1cmに覆土した。ポットは20〜25℃のガ
ラス室内で2週間育成後に、実施例14に準じて調製し
た水和剤の所定量を水で希釈し10アール当り1001
!を植物体の茎葉表面に散布処理した。tR査は薬剤処
理後、14日0に第2表の基準に従い行った。
結果を第4表に示した。
第4表 (註) 1、表示指数の上段は、100g/10アールの活性、
下段は25g/10アールの活性を示す。
2 、 比較化合物は シ゛ヤーナル・オフ′・アク゛
リカルチェラル・7−ド・ケミストリー1982年、第
30巻6号、 1075〜1078頁記載の4−へ゛ン
シ゛ルアミノー6−クロ0−2−エチルアミノピリミジ
゛ンを使用 した。
試験例3 茎葉処理試験 土壌を充填した1 00 cm”ポットにオオイヌタデ
(Pot)、アオビユ(^ma)及びシロザ(Che)
の各種子を播種し、0.5〜1cmに覆土した。ポット
は20〜25℃のガラス室内で2週間育成後に実施例1
4に準じて調製した水和剤を水で希釈し10アール当り
100α(10アール当り有効成分で100g)を植物
体の茎葉表面に散布処理した。
!11査は薬剤処理後14日0に第2表の基準に従い行
った。結果を第5表及び第6表に示した。
第5表        第5表・ψづき第5表つづき 第6表        第6表つづき 試9M4  水田雑草防除効果 100 cm’ポットに水田土壌を充填し、代掻した後
、ヒz(Ech)、タマガヤツリ(Cyp)、コナギ(
Mon)及びホタルイ(Sci)の各種子を播種し、5
cmに湛水した。播種翌々日に実施例14に準じて調製
した水和剤を水で希釈し有効成分で10アール当り40
0g相当量を水面に滴下した。薬剤処理後21日0に第
2表の基準に従い行った。!11査結果を第7表に示し
た。
第7表 第7表つづき 4 図の簡単な説明 第1図、第2図、第3I!l、第4図及び第S図はそれ
ぞれ化合物68、化合物75.化合物86゜化合物90
及び化合物91の赤外線スペクトル曲線を示す。
特許出願人  クミアイ化学工業株式会社外1名 唄 噸 4刈 ! 曖 −E+−(メ) ゛禦唄f(刈 ! 唄 七ぺ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aはハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基
    、又は式▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R
    ^4及びR^5は同一又は相異なり、水素原子、アルキ
    ル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、アリル基、ア
    ルコキシアルキル基、アルキルチオアルキル基又はアル
    キルアミノ基を示す。)で表される基を示し、Bはハロ
    ゲン原子、アルコキシ基、トリフルオロメチル基又はア
    ルキルチオ基を示し、R^1、R^2及びR^3は同一
    又は相異なり、水素原子、ベンジル基又は低級アルキル
    基を示し、Xはハロゲン原子、アルキル基又はアルコキ
    シ基を示し、nは0又は1、2の整数を示す。但し、R
    ^1、R^2及びR^3が同時に水素原子を示すことは
    ない。)で表される4−ベンジルアミノピリミジン誘導
    体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Aはハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基
    、又は式▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R
    ^4及びR^5は同一又は相異なり、水素原子、アルキ
    ル基、シクロアルキル基、アルコキシ基、アリル基、ア
    ルコキシアルキル基、アルキルチオアルキル基又はアル
    キルアミノ基を示す。)で表される基を示し、Bはハロ
    ゲン原子、アルコキシ基、トリフルオロメチル基又はア
    ルキルチオ基を示し、R^1、R^2及びR^3は同一
    又は相異なり、水素原子、ベンジル基又は低級アルキル
    基を示し、Xはハロゲン原子、アルキル基又はアルコキ
    シ基を示し、nは0又は1、2の整数を示す。但し、R
    ^1、R^2及びR^3が同時に水素原子を示すことは
    ない。)で表される4−ベンジルアミノピリミジン誘導
    体を含む除草剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5280009A (en) * 1991-07-16 1994-01-18 Basf Aktiengesellschaft Substituted pyrimidine derivatives and their use for controlling undesirable plant growth
JP2005520821A (ja) * 2002-03-15 2005-07-14 チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド 4−アミノピリミジン及び表面の抗菌処理のためのその使用
WO2009081112A2 (en) * 2007-12-24 2009-07-02 Syngenta Limited Chemical compounds

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2005520821A (ja) * 2002-03-15 2005-07-14 チバ スペシャルティ ケミカルズ ホールディング インコーポレーテッド 4−アミノピリミジン及び表面の抗菌処理のためのその使用
WO2009081112A2 (en) * 2007-12-24 2009-07-02 Syngenta Limited Chemical compounds
WO2009081112A3 (en) * 2007-12-24 2009-12-10 Syngenta Limited Chemical compounds

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