JPH01248225A

JPH01248225A - 情報入力装置

Info

Publication number: JPH01248225A
Application number: JP63074781A
Authority: JP
Inventors: Toshio Sugino; 杉野　敏夫; Yoji Furuya; 陽二古谷
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1988-03-30
Filing date: 1988-03-30
Publication date: 1989-10-03
Anticipated expiration: 2014-12-13
Also published as: US4992779A; JP2989607B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コ本発明は情報処理装置への情報入力を行う情報入力装置
に関し、特に入力面に、例えば指などを接触させること
により情報処理装置への情報入力を行う情報入力装置に
関するものである。

［従来の技術］この種の情報処理装置として、いわゆるタッチパネルに
よる入力装置が知られている。このようなタッチパネル
装置はコンピュータシステムないしはコンピュータ応用
の情報処理システムに組込まれ、透明に構成された入力
部を情報処理システム中の表示装置の表示面に重ねて用
いられる。オペレータはこのタッチパネル装置の透明な
入力部を通して表示装置等の表示を見ながら、タッチパ
ネル装置の入力部である入力面にペン等の指示手段や指
等を接触させて位置指定や座標入力等を行うことができ
る。尚、このタッチパネル装置の電源は、例えば情報処
理装置本体から供給され、タッチパネル装置単独では電
源の投入、遮断が行えないようになっているのが一般的
である。

ところで、タッチパネル装置ではペンや指等を入力面に
接触させて入力を行うため、この接触により入力面に汚
れが付着する。この汚れを清掃するために、情報入力装
置の電源が投入された状態で、即ち入力が可能な状態で
清掃を行うことのできるタッチパネル装置が提案されて
いる（特願昭６２−２８３１７号）。

［発明が解決しようとしている課題］ここでは、掃除モードが設定されると入力面のなかに入
力不能な領域を設定している。そして、掃除のために入
力面のその領域を布等により接触しても入力がなされな
いため、電源を投入したままで入力面の掃除を行うこと
ができる。また、この入力不能領域は自在に入力画面上
で移動できるため、入力面金てに亙って掃除することが
できる。

しかしながら、これらタッチパネルの画面では背景がそ
れほど明るくなく、入力面の汚れがはっきりと見えない
。従って、せっかく入力面の拭き掃除をしても、ふき残
し等が発生するという問題があった。

本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、入力面の
掃除モードが指定されると、入力面の輝度を高くして入
力面の汚れを目立ちやすくし、入力面の清掃をやり易く
した情報入力装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］上記目的を達成するために本発明の情報入力装置は以下
の様な構成からなる。即ち、表示画面上に設けられた入力面への接触により情報処理
装置への情報入力を行う情報入力装置において、前記入
力面の掃除モードを設定する手段と、前記掃除モードに
おいて入力禁止領域を前記入力面に設ける手段と、前記
入力禁止領域と入力可能領域とを区別して表示する手段
と、前記掃除モード時、前記入力面の輝度を高くする手
段とを備える。

［作用コ以上の構成において、入力面の掃除モードが設定される
と、入力禁止領域をその入力面に設けて、入力禁止領域
と入力可能領域とを区別して表示する。それとともに、
掃除モード時には、入力面の輝度を高くするように動作
する。

［実施例］以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。尚、以下に説明する実施例における情報入
力装置はタッチパネルとして構成され、公知の方式で接
触された座標位置を検出して情報入力を行うもので、入
力方式の詳細については説明を省略する。

［情報入力装置の構成の説明　（第１図）］第１図は実
施例のタッチパネル装置として構成された情報入力装置
の概略構成を示すブロック図である。

図中、１はＣＲＴ表示部で、その表面には透明な感圧式
タッチパネル２が設けられている。オペレータはＣＲＴ
表示部１の表示を見ながらタッチパネル２にタッチし、
そのタッチが制御部３のタッチ検出回路４により検出さ
れ、タッチされた入力点の位置に対応した検出信号が出
力される。

そして、タッチ検出回路４の検出信号はＸ−Ｙ検出回路
５に入力される。この回路５は入力された信号を処理し
て演算等を行うことにより、タッチパネル２のタッチさ
れた入力点の（ｘ、ｙ）座標を検出して、ＣＰＵ６に出
力している。

制御部３は上述したタッチ検出回路４やＸ−Ｙ検出回路
５等を備えるとともに、装置全体の制御を行う、例えば
マイクロプロセッサ等のＣＰＵ６を備え、メモリ７のプ
ログラムＲＯＭ８に格納された制御プログラムに従って
制御を行っている。

メモリ７のＲＯＭ部にはＣＰＵ６の制御プログラムを格
納しているプログラムＲＯＭ８や、後述する掃除モード
用のイメージデータを格納しているキャラクタパターン
９及び各種文字パターン等を記憶するパターンデータエ
リアや辞書等が含まれている。またメモリ７のＲＡＭ部
１０にはＣＰＵ６のワークエリアとして使用されるＲＡ
Ｍエリアや、キャラクタパターンの表示位置を記憶する
キャラクタ位置データエリア１１等を備えている。１２
はＣＲＴＩの輝度調整部で、制御部３よりのハイライト
信号１３がオンになるとＣＲＴ　１の表示を明るく（輝
度を高く）シ、ハイライト信号１３がオフのときにはＣ
ＲＴＩの表示を暗くする。

第２図は、タッチパネル２よりのタッチ入力の状態を示
した図である。

オペレータはＣＲＴＩの表示画面を見ながら、その対応
する項目位置や図形位置等を、タッチパネル２上で指等
で接触することにより、その項目指定やＣＲ１画面１で
の座標入力を行うことができる。

［掃除モードの設定及び動作（第３図〜第６図）コ第３図は本情報処理装置の電源投入によりＣＲ１画面１
に表示されるメインメニュー表示を示している。

ここでは装置の各機能はアイコンで表示されており、オ
ペレータがそのアイコンをタッチパネル２よりタッチす
ることにより開始される。３０は掃除モードを指定する
アイコンで、このアイコン３０をタッチすると掃除モー
ドが開始される。

第４図は掃除モードにおけるオペレータの掃除状態を示
す図である。

図中、２１は掃除モードであることを示すキャラクタパ
ターンで、このパターンデータはメモリ７のキャラクタ
パターンエリア９に格納されており、ＣＲＴ画面１上を
左右に移動して表示される。２０はオペレータにより掃
除に使用される布である。ここぞ、タッチパネル２の入
力可能部分は、キャラクタパターン２１が表示されてい
る部分のみであるため、それ以外の部分は掃除のために
接触されても入力される心配がない。

掃除領域にキャラクタパターンが表示されて邪魔になる
ときは、パターン２１をタッチし、次に画面の他の位置
をタッチすると、その位置にそのパターン２１が移動す
る。こうしてキャラクタパターンを掃除する部分の外に
移動して、ＣＲＴ　１の画面のうち、まだ清掃が終了し
ていない部分の清掃を行うことができる。この掃除モー
ドの解除は、キャラクタパターン２１を一度タッチして
キャラクタパターン２１の移動を停止させ、次に再びそ
のキャラクタパターン２１をタッチすることにより行わ
れる。

なお、第４図の状態ではキャラクタパターン２１が表示
されている部分以外は白色であり、ＣＲＴ１全Ｔ１全体
度になっているため、タッチパネル２の透明な入力面の
汚れがはっきりと確認できるようになっている。

第５図は実施例の装置における掃除モードの開始操作を
示すフローチャートで、本フローチャートで示された制
御プログラムはプログラムＲＯＭ８に井各納されている
。

ステップＳ１で第３図のようなメインメニューが表示さ
れ、ここで掃除モード指定用アイコン３０がタッチされ
るとステップＳ２に進み、第６図のフローチャートで示
されたタッチパネル２の掃除モードが開始され、ＣＲＴ
Ｉの表示内容が第４図に示すようになる。ステップＳ３
で第３図に示されたアイコンのうち、掃除モード指定用
アイコン３０以外のアイコンがタッチされると、ステッ
プＳ４でタッチされたアイコンに対応する機能プログラ
ムの実行が開始される。

第６図は第５図のステップＳ２で示されたタッチパネル
掃除機能処理を示す概略フローチャートである。

ステップＳＩＯでハイライト信号１３を出力してＣＲＴ
Ｉの表示画面の輝度を倍にし、ステップＳｌｌで機能メ
ニュー等の表示を全て消去し、第４図のアイコン２１で
示したキャラクタパターン（後ろ向きパターン）を開始
画面としてＣＲＴＩの画面上に表示する。ステップＳ１
２ではキャラクタアイコン２１をわずかに１方向（右或
いは左方向）に移動させる。この時メモリ７のキャラク
タ２１の位置を示す位置データ１１も同様に更新される
。このアイ出ン２１は、例えば右方向に移動じて画面の
右端に到達すると、今度は左方向に移動するように表示
される。

ステップＳ１３でキャラクタアイコン２１がタッチされ
たかを調べる。これはＸ−Ｙ検出回路５よりの入力座標
値とキャラクタ位置データ１１とを比較して一致するか
をみるものである。一致するとき（タッチされたとき）
はステップＳ１４に進み、キャラクタアイコン２１を振
り返らせて約１秒間待機する。そして、ステップＳ１５
で再びキャラクタアイコン２１がタッチされたかをみて
、タッチされるとステップＳ１６に進み、掃除モードの
終了画面を表示して（この実施例ではキャラクタアイコ
ン２１が正面を向いて礼をする）掃除モードを解除する
。そして、ステップＳ１７でハイライト信号１３をオフ
にして、輝度調整部１２によりＣＲＴｌの表示画面の輝
度を元に戻す。

ステップＳ１５でキャラクタアイコン２１がタッチされ
ないときはステップＳ１８に進み、画面上の他の位置が
タッチされたかをみる。画面上の他の位置がタッチされ
たときはステップＳ１９に進み、その位置にキャラクタ
アイコン２１を移動して表示し、再びステップＳ１２に
戻る。

尚、この掃除モード中にはバックグラウンド・ミュージ
ックを流すようにしてもよい。

［第２の実施例の説明　（第７図〜第９図）］第７図、
第８図は第２の実施例の動作を説明した図である。

第７図はメインメニュー画面のほぼ右半分を掃除面７０
に指定した場合を示し、掃除面７０での入力は全て禁止
され、画面の左半分はメニューが表示されたままで入力
が可能のままである。７１は掃除面の切替え指示部で、
ここをタッチすることにより、第８図のように掃除面７
０が画面の左側にくるように切替えられる。７２は掃除
機能の終了指示部で、ここをタッチすることにより掃除
機能の終了が指示できる。

第８図は掃除面の切替えにより、掃除面７０が画面の右
側にきた場合を示している。第７図と比較して明かなよ
うに、ここでは画面の切替え指示部７１や掃除機能の終
了指示部７２は、掃除面７０の移動に伴なって位置が変
更されて表示される。尚、ここでもハイライト信号１３
により掃除面を含む画面全体が高輝度に表示されるため
、入力面の汚れがはっきりと確認できるようになってい
る。

第９図は第２の実施例の掃除動作処理のフローチャート
である。

第３図に示したメインメニュー表示において、アイコン
３０がタッチされることによりこの掃除モードが開始さ
れると、ステップＳ２０でハイライト信号１３を出力し
て輝度調整部１２によりＣＲＴＩの輝度を倍にする。ス
テップＳ２１で画面の右側をほぼ６０％をクリアして、
その上部に「掃除面」と表示する。そして、ステップＳ
２２でその掃除面７０内でタッチ信号を受付ないように
する。ステップＳ２３で掃除モードの終了指示部７２が
タッチされたかを調べ、タッチされるとステップＳ２４
に進み、画面表示を元のメインメニューに戻してタッチ
パネル２よりの入力を受は付は可能にする。そして、ス
テップＳ２５でハイライト信号１３をオフにしてＣＲＴ
ｌの表示輝度を元に戻す。

ステップＳ２６で掃除面の切替え指示部が７１がタッチ
されると、ステップＳ２７で一旦画面表示を元の状態（
メインメニュー表示）に戻し、ステップＳ２８で直前の
状態において、右画面が掃除面であったかどうかをみる
。このときはステップＳ２９に進み、第８図のように画
面の左はぼ６０％をクリアして掃除面７０とし、ステッ
プＳ３０で掃除面７０に対応するタッチパネル２の左側
部分を受は付は禁止にしている。

ステップＳ２８で直前に右画面が掃除面でなかったなら
ばステップＳ３１に進み、第７図のように画面の右はぼ
６０％をクリアして掃除面７０とし、ステップＳ３２で
掃除面７０に対応する部分の入力を禁止する。

尚、この実施例では画面を左右に２分割するように説明
したがこれに限定されるものでなく、例えば上下に分割
しても良く、更に２分割に限定されるものでないことは
もちろんである。

また例えば入力可能領域を示すアイコンを画面の角の隅
に表示し、最初にそのアイコンが表示されていない部分
を掃除し、そのアイコン近傍を掃除するときは、そのア
イコンをタッチして他の隅に移動するようにしてもよい
。このとき、このアイコンを連続してタッチすると掃除
モードが解除されるようにしてもよい。

また、この実施例では掃除モード時、入力面の輝度を上
げるためにＣＲＴ画面の輝度を上げるようにしたが、例
えば入力面の周辺に電灯等を設けそれらを点灯して入力
面を明るくしても良い。

以上説明したように本実施例によれば、入力面を掃除す
るモードにおいて、入力画面の輝度が高くなるため、入
力面の汚れがはっきりと確認でき、拭き残し゛や掃除不
完全等という不具合がなくなる効果がある。

［発明の効果コ以上説明したように本発明によれば、掃除モードにおい
て入力面が明るくなるため、入力面の汚れ等がはっきり
と確認でき、掃除残しや拭き残し等がなくなる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本実施例の情報入力装置の概略構成を示すブロ
ック図、第２図はタッチパネルの使用形態を示す図、第３図は実
施例の装置のメインメニュー画面を示した図、第４図は第１の実施例のタッチパネル表面の掃除状態を
示した図、第５図は掃除モードの呼出しを行う処理のフローチャー
ト、第６図は第１の実施例の掃除モード機能の概略フローチ
ャート、第７図と第８図は第２の実施例の掃除状態を示した図、
そして、第９図は第２の実施例の掃除処理の概略フローチャート
である。図中、°１・・・ＣＲＴ、２・・・感圧式タッチパネル
、３・・・制御部、４・・・タッチパネル検出回路、５
・・・Ｘ−Ｙ検出回路、６・・・ＣＰＵ、７・・・メモ
リ、８・・・プログラムＲＯＭ、９・・・キャラクタパ
ターン、１０・・・ＲＡＭ、１１・・・キャラクタ位置
データ、１２・・・輝度調整部、１３・・・ハイライト
信号、２０・・・布、２１・・・掃除用キャラクタアイ
コン、３０・・・掃除アイコン、７０・・・掃除面であ
る。第１図第２図第４図

Claims

【特許請求の範囲】表示画面上に設けられた入力面への接触により情報処理
装置への情報入力を行う情報入力装置において、前記入力面の掃除モードを設定する手段と、前記掃除モ
ードにおいて入力禁止領域を前記入力面に設ける手段と
、前記入力禁止領域と入力可能領域とを区別して表示す
る手段と、前記掃除モード時、前記入力面の輝度を高く
する手段とを備えることを特徴とする情報入力装置。