JPH01246397A - 電着塗装方法 - Google Patents

電着塗装方法

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JPH01246397A
JPH01246397A JP7340388A JP7340388A JPH01246397A JP H01246397 A JPH01246397 A JP H01246397A JP 7340388 A JP7340388 A JP 7340388A JP 7340388 A JP7340388 A JP 7340388A JP H01246397 A JPH01246397 A JP H01246397A
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JP
Japan
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rail
hanger
coated
electrodeposition
divided
Prior art date
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Pending
Application number
JP7340388A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihisa Nihei
仁平 則久
Tadamichi Hirono
広野 忠道
Tadayoshi Hyodo
兵頭 忠良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
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Publication date
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Publication of JPH01246397A publication Critical patent/JPH01246397A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンベアのハンガーに載せて電着塗料液中に
浸漬された被塗物に通電して電着塗膜を形成させる電着
塗装方法に関する。
〔従来の技術〕
第2図は従来の電着塗装方法を示す説明図であって、一
定のピッチ!で移送されるコンベア1のハンガー2.2
・−を集電レール3に摺接させて、各ハンガー2に載せ
て電着槽4内の電着塗料液中に浸漬された被塗物Wに通
電するようにしている。
そして、電着塗膜の段付き防止や肌荒れ防止と電着塗料
のつきまわり性(スローイングパワー)を良好にする目
的で、集電レール3を低電圧レール部3aと高電圧L・
−ル部3bとに二分して電着。
塗料液中で電圧の切り換えを行う二段通電方式が採られ
ている。つまり、被塗物Wが電着槽4内に入槽される際
は、低電圧レール3aから通電して塗膜段付きや肌荒れ
を防止し、被塗物Wが完全に入槽された後は、高電圧レ
ール3bから通電して電着塗料のつきまわり性を良好に
している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、自動車塗装においては、電着塗膜の膜厚を2
0μm〜30μm(±15%)の範囲内で厳格にコント
ロールすることが要求されるが、電着槽4内の電着塗料
液中に同時に浸漬される被塗物Wの数量が変化した場合
や、被塗物Wの大きさが不揃いの場合には正確な膜厚コ
ントロールが不能になるという問題があった。
すなわち、一定のピッチ2で移送されるハンガー2.2
−の中には被塗物Wが載せられていないものもあるから
、電着塗料液中に同時に浸漬される被塗物Wの数量が通
常よりも少なくなって電着塗膜が厚くなり過ぎることが
あり、この場合には不必要な厚塗りによって塗料の無駄
を生ずる。
また、ハンガー2.2−・−には大型車や小型車など大
小異なる被塗物Wがランダムに載せられているから、表
面積の大きな大型車の膜厚に合わせた通電コントロール
を行うと、表面積の小さな小型車が厚塗りされて塗料の
無駄を生ずることとなる。
ここで、被塗物Wの数量変化によって生ずる厚塗りは、
上記のような集電レール3の二段通電コントロールに加
えて、例えば高電圧レール部3bの電圧を被塗物Wの数
量に応じて可変する電圧コントールを行うことによっで
ある程度防げるが、被塗物Wの大小不揃いによって生ず
る厚塗りを効果的に防止する術は全くなかった。
そこで本発明は、電着塗料液中に同時に浸漬される被塗
物の大きさが不揃いであっても、各被塗物に夫々均一な
厚さの電着塗膜を形成できる電着塗装方法を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本発明は、一定のピッチで
移送されるコンベアのハンガーを集電レールに摺接させ
て、当該ハンガーに載せて電着塗料液中に浸漬された被
塗物に通電するようにした電着塗装方法において、前記
集電レールを分断して、前記各ハンガー間のピッチと同
一又はそれ以下の長さに選定された一以上の分割レール
部を形成し、当該分割レール部を他のレール部とは別個
に通電コントロールすることによって前記被塗物に一定
厚さの電着塗膜を形成させることを特徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、集電レールを分断して成る分割レール
部に摺接しながら移送されるハンガーが一つであるから
、当該ハンガーに載せられた被塗物が大型の場合には分
割レール部にも他のレール部と同様に通電を継続し、被
塗物が小型の場合には分割レール部への通電を停止する
か又は通電圧を低下させて、被塗物の大小にかかわりな
く常に一定厚さの電着塗膜を形成することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
第1図は本発明方法の一例を示す説明図であって、一定
のピッチ!で移送されるコンベア1のハンガー2.2−
を摺接させる集電レール3を分断して、電着槽4の入槽
側から槽央にかけて延長された低電圧レール部3aと、
槽央から出槽側にかけて高電圧レール部となる複数の分
割レール部3b、3c及び3dが形成されている。
高電圧レール部となる各分割レール部3b、3C及び3
dは、各ハンガ−2,2間のピッチ2と同一又はそれ以
下の長さに選定すると共に、夫々を他のレール部とは別
個に通電コントロールするようになっている。
すなわち、低電圧レール部3aと分割レール部3b〜3
dは、電源装置・5の負極側に並列に接続し、当該電源
装置5と各分割レール部3b、3c及び3dとの間を接
続する回路には、通電コントローラ6から出力される制
御信号CP、、CP。
及びCP sによって開閉される電磁開閉器MI。
M2及びM3を介装している。
なお、電源装置5の正極側には、電着槽4内に沿って並
設された電極7.7−が並列に接続されている。
通電コントローラ6は、電着槽4の入槽側に移送されて
来るハンガー2の存在を検出したリミットスイッチ8の
スイッチ信号と、当該スイッチ信号が出力された時にハ
ンガー2に載せられた被塗物Wの有無とその大きさを判
別する光学センサ9の検出信号と、コンベア同期信号と
に基づいて、各ハンガー2が順次摺接する分割レール部
3b。
3c及び3dの通電コントロールを行うようになってい
る。
すなわち、通電コントローラ6は、リミットスイッチ8
のスイッチ信号が入力されると、コンベア同期信号のカ
ウントを開始して各ハンガー2が分割レール部3b、3
c及び3dに順次摺接せられる時間を割り出すと共に、
光学センサ9から入力された検出信号に基づいて各ハン
ガー2に載せられた被塗物Wの有無と大きさを判別する
そして、ハンガー2に被塗物Wが載せられていない場合
には、当該ハンガー2が低電圧レール部3aを通過した
時に、電磁開閉器MI、Mt及びM3を開ける制御信号
CP、、CP、及びCF2を順次所定のタイミングで出
力して当該ハンガー2が摺接する各分割レール部3b、
3c及び3dへの通電を順次停止させる。
また、ハンガー2に大型の被塗物W (A)が載せられ
ている場合は、電磁開閉器M+ 、Mz及びM3を閉じ
る制御信号CP、、CP、及びCP 3を順次出力して
当該ハンガー2が摺接する各分割レール部3b、3c及
び3dの総てに順次通電する。
また、ハンガー2に中型の被塗物W (B)が載せられ
ている場合は、電磁開閉器M、及びM2を閉じる制御信
号CP、及びCF2と、電磁開閉器M3を開ける制御信
号CP、とを順次に出力して当該ハンガー2が摺接する
分割レール部3b及び3Cに順次通電し、分割レール部
3dへの通電を停止させる。
更に、ハンガー2に小型の被塗物W (C)が載せられ
ている場合は、電磁開閉器M、を閉じる制御信号CP、
と、電磁開閉器M2及びM3を開ける制御信号CP を
及びCF2とを順次に出力して分割レール部3bのみに
通電し、それ以外の分割レール部3C及び3dへの通電
を順次停止させるようになっている。
しかして、大小不揃いの被塗物w、 w−が電着槽4内
の電着塗料液中に同時に浸漬されても、これら被塗物W
を載せて各分割レール部3b、3c及び3dに摺接せら
れるハンガー2は各々一つずつであり、また、各ハンガ
ー2が摺接する分割レール部3b、3c及び3dを他の
レール部とは別個に通電コントロールしているから、大
型の被塗物W (A)には総ての分割レール部3b〜3
dがら順次通電し、中型の被塗物W (B)には分割レ
ール部3dを除く分割レール部3b及び3Cから通電し
、小型の被塗物W (C)には分割レール部3bのみか
ら通電することによって、各被塗物Wにその表面積の大
小にかかわりなく均一な電着塗膜を形成することができ
る。
なお、上記実施例では、中小型の被塗物Wを載せたハン
ガー2が摺接する分割レール部3Cや3dへの通電を停
止する場合について説明したが、本発明はこれに限らず
、通電圧を低下させる場合も含まれる。
つまり、例えば中型の被塗物”、V(B)に対して分割
レール部3b及び3Cから通電するのみでは電着塗膜が
所定の厚さに達しない場合には、当該被塗物W (B)
を載せたハンガー2が摺接する分割レール部3dへの通
電を停止せずに、通常よりも低電圧で通電を継続するよ
うにコントロールして被塗物W (B)の膜厚を厳密に
調整することもできる。
また、逆に、中型の被塗物W (B)に対して分割レー
ル部3b及び3Cから大型の被塗物W(A)の時と同じ
電圧で通電すると電着塗膜の膜厚が厚くなり過ぎる場合
には、中型の被塗物W (B)を載せたハンガー2が摺
接する分割レール部3b及び3Cの一方又は双方の通電
圧を低下させるようにコントロールしてもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明方法によれば、コンベアのハ
ンガーに載せて電着塗料液中に同時に浸漬される被塗物
が大小不揃いであっても、その大小にかかわりなく各被
塗物に一定厚さの均一な電着塗膜を形成することができ
るという大変価れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電着塗装方法の一例を示す説明図
、第2図は従来方法を示す説明図である。 符号の説明 W−・被塗物、1−コンベア、2−ハンガー、3−−−
−一集電レール、3b〜3d、−分割レール部、4−・
電着槽、5−・−・電源装置、6−・・通電コントロー
ラ、M I”” M s ’−電磁開閉器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一定のピッチで移送されるコンベアのハンガーを集電レ
    ールに摺接させて、当該ハンガーに載せて電着塗料液中
    に浸漬された被塗物に通電するようにした電着塗装方法
    において、前記集電レールを分断して、前記各ハンガー
    間のピッチと同一又はそれ以下の長さに選定された一以
    上の分割レール部を形成し、当該分割レール部を他のレ
    ール部とは別個に通電コントロールすることによって前
    記被塗物に一定厚さの電着塗膜を形成させることを特徴
    とする電着塗装方法。
JP7340388A 1988-03-29 1988-03-29 電着塗装方法 Pending JPH01246397A (ja)

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