JPS60125394A - 電着塗装装置 - Google Patents

電着塗装装置

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JPS60125394A
JPS60125394A JP23127983A JP23127983A JPS60125394A JP S60125394 A JPS60125394 A JP S60125394A JP 23127983 A JP23127983 A JP 23127983A JP 23127983 A JP23127983 A JP 23127983A JP S60125394 A JPS60125394 A JP S60125394A
Authority
JP
Japan
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line
electrodeposition
coated
main
bypass
Prior art date
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Pending
Application number
JP23127983A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Nakayama
真 中山
Kikuo Katou
喜久生 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、同一電着槽を用いて、被塗物に対する電着塗
装レベルを変え得るようにした電着塗装装置に関するも
のである。
(従来技術) 例えば下塗りを電着塗装により行なう場合には、一般に
、被塗物を電着槽(内の電着液)に浸漬することにより
行なっており、このような電着塗装においては、上記浸
漬距離(時間)が長いほど電着塗装レベルが高くなる(
電着塗膜の厚さが厚くなる)。
ところで、例えば自動車の電着塗装ラインにみられるよ
うに、要求される電着塗装レベルが互いに異なる複数種
の被塗物を、一本の塗装ラインに混在させて搬送するよ
うな場合がある。すなわち被塗物として例えば要求され
る電着塗装レベルの高い乗用車用ボデーと、要求される
電着塗装レベルの低いトラック用ボデーとを混在させて
搬送する場合がある。
このような混合式の塗装ラインシステムにおいて、従来
にあっては、一つの電着槽を用いただけでは、前記乗用
車用ポデーもトラック用ポデーもこの電着槽内を通る距
離が同じであり、上述した電着塗装要求レベルに応じた
電着塗装を行なうことができず、このため必然的に、最
も電着塗装レベルの高い状態に合わせて一律に同じよう
なレベルで電着塗装が行なわれていた。
このようなことは、塗装設備の面からすれば電着液や電
着エネルギの多大な消費となり、また被塗物の面からす
れば、不必要に過剰品質のものが生じることとなる。
(発明の目的) 本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、
大型で高価な電着槽を一つ用いるのみで、被塗物の電着
塗装レベルを変え得るようにした電着塗装装置を提供す
ることを目的とする。
(発明の゛構成) 前述の目的を達成するため、本発明にあっては、被塗物
の搬送ラインを工夫することにより、一つの電着槽を用
いるのみで、電着塗装レベルを当該被塗物に応じ工変え
得るよにしたものである。
具体的には、複数種の被塗物を混在して搬送すると共に
途中に電着槽が設けられた主搬送ラインに対して、被塗
物を該電着槽の途中から搬出または搬入させるバイパス
搬送ラインを設けて、被塗物の電着槽内での搬送長さを
、バイパス搬送ラインによる場合の方が主搬送ラインに
よる場合よりも短くなるようにしである。そして、バイ
パス搬送ラインの主搬送ラインに対する分岐部の手前側
に設けた被塗物識別手段による識別結果に応じて、前記
分岐部に設けたライン切換手段によるライン切換を行な
って、要求される電着塗装レベルの高い被塗物は主搬送
ラインをそのまま流す一方、要求される電着塗装レベル
の低い被塗物はバイパス搬送ラインを流すようにしであ
る。
(実施例) 本発明の第1実施例における全体概要を示す第1図にお
いて、lは主搬送ライン、2は該主搬送ラインの途中に
設けられた電着槽である。主搬送ラインlは、ハンガ3
を利用して、要求される電着塗装レベルが互いに異なる
被塗物4としての乗用車用ポデー4Aとトラック用ポデ
ー4Bとを混在して、第1図左方より右方へ向けて、所
定の速度で搬送するものとなっている。
前記主搬送ライン1にハンガ3を介して保持された被塗
物4は、前記電着槽2の内部に貯留された電着液(塗装
液)2Aに対して、徐々に浸漬されまた徐々に引上げら
れるようになっている。このため、主搬送ラインlは、
電着槽2内に向けて徐々に下降する搬入用傾斜部1aと
、徐々に上昇する搬出用傾斜部1bとを有し、該両便斜
部la、lbの間が、電着槽2のほぼ全長に渡って被塗
物4が浸漬される浸漬用搬送部1cとされている。そし
て、」二記両傾斜部1a、lbを通る被塗物4が電着槽
2に干渉するのを防止するため、該電着槽2の搬入側側
壁2aと搬出側側壁2bとが、傾斜部1aあるいはlb
に対してほぼ平行に傾斜された傾斜壁とされている。
前記主搬送ラインlの浸漬用搬送部1cの途中には分岐
部5が設けられて、該分岐部5からは、バイパス搬送ラ
イン6が分岐されている。このバイパス搬送ラインは、
前記分岐部5から上方へ延設されて、主搬送ラインlの
搬出用傾斜部1b上端部付近に設けた合流部7において
、再び該主搬送ライン1と合流されている。
前記電着槽2の手前側の主搬送ライン1に対しては、被
塗物4が、乗用車用ポデー4Aであるかトラック用ポデ
ー4Bであるかを識別する被塗物識別手段8が設けられ
ると共に、分岐部5に対しては、被塗物4をバイパス搬
送ライン6へ流すか主搬送ラインlへそのまま流すかを
切換えるライン切換手段9が設けられている。上記被塗
物識別手段8からの識別結果は、制御装置10に入力さ
れ、この入力に基づいて、制御装置lOがライン切換手
段9のう・tン切換えを制御して、乗用車用ポデー4A
の場合は分岐部5よりそのまま主搬送ライン1へ流す一
方、トラック用ポデー4Bの場合は、分岐部5よりバイ
パス搬送ライン6へ流すようにする。
」二連のライン切換は、被塗物4の識別位置と、主搬送
ラインlの搬送速度とを知ることにより容易に行なうこ
とができ、制御装置10によって、この搬送速度の変化
に応じてライン切換手段9の切換タイミングを調整でき
るようになっている。
また、被塗物4の識別は、例えば光電管を利用すること
により、乗用車用ポデー4Aとトラック用ポデー4Bと
の形状の相違に基づいて容易に行なえるものである。さ
らに、ライン切換手段9および合流部7の構成は、例え
ば搬送ラインl、6をコンペアチェンを利用して構成し
て、ハンガ3を該コンペアチェンに対して係脱自在に係
合させることにより、主搬送ラインlよりバイパス搬送
ライン6への分岐、あるいあは該バイパス搬送ライン6
から主搬送ラインlへ再び合流、復帰させることができ
る。勿論、バイパス搬送ライン6の搬送速度は主搬送ラ
インlの搬送速度に同期されている。
このような構成により、被塗物4としての乗用重用ポデ
ー4Aおよびトラック用ポデー4Bは。
分岐部5に至るまでは共に主搬送ラインlにより搬送さ
れる。そして、要求される電着塗装レベルに高い乗用実
用ポデー4Aは、分岐部5よりそのまま主搬送ラインl
によって搬送されて、はぼ電着槽2の全長に渡って電着
液2Aに浸漬されることとなって、塗膜が十分に厚くな
った電着塗装がなされる。また、要求される電着塗装レ
ベルの低いトラック用ポデー4Bは、分岐部5よりバイ
パス搬送ライン6により搬送されることとなって、電着
液2Aに浸漬されている搬送距離(時間)が、主搬送ラ
インlによりそのまま搬送される場合に比して短くなる
ので、電着塗装されたトラック用ポデー4Bの塗膜の厚
さは、乗用車用ポデー4Aの場合に比して薄くなる。
前述した電着槽2と分岐部5との詳細の一例を第2図、
第3図により説明する。この第2図、第3図において、
主搬送ライン1およびバイパス搬送ライン6は、互いに
上下方向に小間隔を有する1−レール11.下レール1
2と、該両レール11.12間に介装されてモータ等に
より駆動されるコンベアチェン(図示路)とから構成さ
れ、ノ\ンガ3は、下レール12により吊下、保持され
つつコンペアチェンに係脱自在に係合して搬送される。
そして、分岐部5において、主搬送ラインlは分断され
て(コンペアチェンも分断されてI/\る)、この分断
部分には、只降装置13により昇降される切換用下レー
ル12′が配設されてI、%る。
前記切換川下レール12′は、常時は図中一点鎖線で示
すようにその下降位置にあって、乗用市川ポデー4Aを
保持したノ\ンガ3が分岐部5の直手前まで搬送されて
くると、切換用下レール12′に付設されたシリンダ装
置によって当該ノ\ンガ3がジノ換川下レール12’を
通過せせつつ分岐部5の下流側にある主搬送ラインlへ
と移送させる。また、トラック用ポデー4Bを保持した
/\ンガ3が切換用下レール12′の直手前側に搬送さ
れてくると、上記シリンダ装置が当該ノ翫ンガ3を切換
川下レール12 ′JZに移送してこれに吊下、保持さ
せ、この状態で切換用下レール12’は外陣装置13に
よって上昇されてI(イノくス搬送ライ/6の下レール
と合致され、この後上記シリンダ装置によって、ハンガ
3がバイパス搬送ライン6へ移送される。
なお、第2図中14は、電着液2Aの上方に配設された
通電用ブスバで、/\ンガ3に設けられた集電子(図示
路)が当該通電用ブスバ14に摺接して、被塗物4が例
えば負に印加される一方、電着液2Aは電着層z内に配
設した陽極により正に印加され、これにより電着塗装が
行なわれることとなる。
前述した実施例の場合は、バイパス搬送ライン6を主搬
送ラインlのほぼ直上方に配設できるので、電着層2と
して既存のものをほぼそのまま利用できるという利点を
有する。
第4図、第5図は本発明の他の実施例を示すもので、前
記実施例と同一構成要素には同一符号を付してその説明
を省略する。
本実施例では、電着槽2の途中から斜め横方向に向けて
被塗物4を搬出するようにしたもので、このため、電着
槽2の途中にはその底壁が徐々に浅くなる搬出部2′が
形成されて(第5図一点鎖線参照)、該搬出部2′にバ
イパス搬送ライン6が設置されている。そして1分岐部
5においては、揺動駆動されるライン切換手段9が設け
られて、その揺動位置に応じて、ハンガ3すなわち被塗
物4が、そのまま主搬送ラインlを流れるか、バイパス
搬送ライン6を流れるかの切換が行なわれるようになっ
ている0本実施例の場合は、上下方向に十分なスペース
がない場合に好適である。
以上実施例について説明したが、本発明はこれに限らず
、例えば次のような場合をも含むものである。
■被塗物4を電着槽2の途中から搬入するようにしても
よく、この場合は、電着槽2の手前側に分岐部5および
ライン切換手段9を設ける一方、電着槽2の途中に合流
部7を設けるようにすればよい。
■被塗物4としては、2種類に限らず3種類以上であっ
てもよく、この場合は、バイパス搬送ライン6の数を当
該被塗物の種類数に応じた数だけ設けるようにすればよ
い、勿論、この場合は、各バイパス搬送ラインにより搬
送される被塗物の電着槽内での搬送時間が互いに異なる
ように、該バイパス搬送ラインの長さが設定される。
(■被塗物4としては、自動車部品に限らず、適宜のも
のとすることができる。
(発明の効果) 本発明は以上述べたことから明らかなように。
1つの電着層を用い似のみで、被塗物に応じて自動的に
電着憤装レベルを変えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体概略図。 第2図は本発明の一実施例における電着槽部分の平面図
。 第3図は第2図の側面断面図。 第4図は本発明の他の実施例を示す平面図。 第5図は第4図の側面断面図。 l:主搬送ライン 2:電着槽 4(4A、4B):被塗物 5:分岐部 6:バイパス搬送ライン 8:被塗物識別手段 9ニライン!!/J換手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数種の被塗物が混在して搬送される主搬送ライ
    ンの途中に設けられらた電着槽と。 前記主搬送ラインに対して設けられ、前記被塗物を前記
    電着槽の途中から搬出または搬入させて、該電着槽内で
    の被塗物の搬送距離が該主搬送ラインによる場合に比し
    て短くされるバイパス搬送ラインと。 前記バイパス搬送ラインの前記主搬送ラインに対する分
    岐部の手前側に設けられ、該主搬送ラインにより搬送さ
    れる被塗物を識別する被塗物識別手段と、 前記分岐部に設けられ、前記被塗物識別手段の識別結果
    に応じて、被塗物の搬送ラインを切換えるライン切換手
    段と。 を備えていることを特徴とする電着塗装装置。
JP23127983A 1983-12-09 1983-12-09 電着塗装装置 Pending JPS60125394A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23127983A JPS60125394A (ja) 1983-12-09 1983-12-09 電着塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP23127983A JPS60125394A (ja) 1983-12-09 1983-12-09 電着塗装装置

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Publication Number Publication Date
JPS60125394A true JPS60125394A (ja) 1985-07-04

Family

ID=16921109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23127983A Pending JPS60125394A (ja) 1983-12-09 1983-12-09 電着塗装装置

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JP (1) JPS60125394A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63259099A (ja) * 1987-04-15 1988-10-26 Honda Motor Co Ltd 自動車車体の組立塗装方法
JP2008280590A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Nippon Paint Co Ltd 電着塗装方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63259099A (ja) * 1987-04-15 1988-10-26 Honda Motor Co Ltd 自動車車体の組立塗装方法
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