JPH01244489A - 感光体ドラムの梱包容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、感光体ドラムを収容させる収容部を有ずる
感光体ドラムの梱包容器に関するものである。

［従来の技術及びその問題点」 従来、感光体１・ラムを梱包するにあたっては様々な手
段か用いらｈていた。

例えば、感光体ドラムを被覆シートで包み込み、これを
遮光性のポリエチレン袋等に入れて箱詰めしたり、感光
体ドラムの両端部に感光体ドラムの外径より若干大きな
外径をもつフランジを配し、その状態で紙管内に挿入し
て箱詰めしたり、また遮光性を持たせたポリプロピレン
等の合成樹脂からなる梱包容器に感光体ドラムを収容さ
せて箱詰めする等の手段か一般に用いられていた。

しかし、感光体ドラムを被覆シー１・で包み込む場合に
は、感光体１・ラムに被覆シートが接触するため、その
接触した部分において感光体１へラムか劣化し、画像特
性か悪くなる等の問題かあった。

また、感光体ドラムの両端部に感光体ドラムの外径より
若干大きな外径をもつフランジを配し、その状態で紙管
内に挿入する場合には、感光体トラムか紙管と接触する
ことはないが、梱包操作が面倒で、作業性が悪くなり、
また感光体ドラムへの遮光性を高めるため、厚い紙管を
使用しなけれはならない等の問題があった。

さらに、遮光性を持たせたポリプロピレン等の合成樹脂
で成形した梱包容器の場合には、梱包容器自体のコスト
か高く付き、またこの梱包容器においては、通常、容器
を２つに分割しておき、分割された容器を合わせてその
間に感光体ドラムを収容させた後、その両端にキャップ
をはめて、分割された容器相互を止めるようにしていた
ため、梱包操作が面倒で、作業性が悪いという問題かあ
った。

そこで、この発明者は、ます感光体１へラノ＼を収容さ
せる梱包容器のコストを安くするため、その材料として
、安価な発泡性ポリスチレン等の発泡性合成樹脂を使用
することを考え付いなのである。

しかし、発泡性ポリスチレン等の発泡性合成樹脂をその
まま感光体ドラムを収容させる梱包容器の材料として用
いななけては、梱包容器の遮光性か充分ではなく、また
発泡性合成樹脂からの発塵等によって感光体トラムに悪
影響を及ばずおそれかあり、さらに梱包容器の強度も充
分なものではなかった。

［発明か解決しようとする課題］ この発明は、上記のような事情に鑑みなされたものであ
り、感光体ドラムを収容させる梱包容器のコストを安く
するために、その材料として安価な発泡性ポリスチレン
等の発泡性合成樹脂を使用した場合においても、」−記
のような遮光性や発塵性及び強度における問題がない感
光体トラムの梱包容器を提供するものである。

また、この発明では、感光体１へラムと梱包容器とか接
触して感光体ドラムの特性が低下するということかなく
、梱包操作も簡単て、作業性のよい感光体１へラムの梱
包容器を提供するものである。

［課題を解決するための手段」 この発明においては、感光体トラムを収容さぜる収容部
を有する感光体ドラムの梱包容器において、この梱包容
器を発泡性ポリスチレン等の発泡性合成樹脂で構成し、
感光体ドラムを収容させるこの梱包容器の内面側に遮光
性シー１〜を被着させると共に、この梱包容器の外面側
に補強シー）・を被着させるように１７なのである。

ここで、遮光性シー１〜としては、通常カーホン等の遮
光材料を含有させたポリエチレン等の合成樹脂シー１〜
を用い、また補強シートとしては、強度の高いスチロー
ルシート等を合成樹脂シー１〜を用いるようにする。そ
して、このような遮光性シー）へや補強シー１〜を被着
させるにあたっては、梱包容器を構成する発泡性合成樹
脂の両面に、予めこれらのシートをラミホー１〜加工し
ておき、その状態で成形加工し梱包容器を形成する。

また、梱包容器を成形するにあたっては、折り返し部を
介して連結された２つの容体を一体成形し、各容体にお
いて感光体ドラムを収容させる収容部の両端部に、感光
体１＜ラムの両端部を保持する保持部を設けるようにす
ることが望ましい。

「作用」 上記のように、梱包容器を発泡性ポリスチレン等の発泡
性合成樹脂で構成すると、梱包容器のコストが安くなり
、また、感光体ドラムを収容させるこの梱包容器の内面
側に遮光性シー１へを被着さぜると、梱包容器にお（つ
る遮光性が向上すると共に、発泡性合成樹脂からの発塵
等も抑制され、光や発塵等によって感光体ドラムに悪影
響を及ぼすということもなくなり、さらにこの梱包容器
の外面側に補強シートを被着させることによって、梱包
容器の強度かより向上されるようになる。

また、この梱包容器を、折り返し部を介して一体成形さ
れた２つの容体で構成すると共に、各容体における収容
部の両端部に、感光体ドラムの両端部を保持する保持部
を設けると、感光体ドラムを１の容体の保持部に保持さ
せた状態Ｃ１折り返し部を介して他の容体を折り返し、
容体相互を合わせるな（つて、感光体ドラムを梱包容器
に収容させることかできるようになる３また、このよう
にして収容された感光体ドラムは、その両端部かこれら
の容体における保持部で保持されるたけであるため、感
光体ドラムにおいて画像を形成する画像形成部分は梱包
容器と接触ぜす、その画像特性か低下するということか
ない。

［実施例］ 次に、この発明の実施例を添付図面に基ついて具体的に
説明する。

この実施例に係る梱包容器（１０）においては、梱包容
器（１０）を構成する発泡性合成樹脂（１）として発泡
ポリスチレンシートを用い、この発泡ポリエチレンシ＝
１〜（１）の片面に、遮光性シー１−（２）としてカー
ボンを含有させたポリエチレンシートを、またこの発泡
ポリスチレンシー１〜（１）の他面に、補強シー１〜（
３）として強度の高いスチロールシーＩ・をそれぞ゛れ
ラミネートカロ王によって予め被着さぜたものを使用す
るようにした。

そして、このように遮光性シー１−（２）と補強シート
（３）とか被着された発泡ポリスチレンシー［１）を成
型加工し、梱包容器（１０）を形成するようにした。

ここて、梱包容器（１０）を成形するにあたっては、第
２図に示すように、折り返し部（１２）を介して連結さ
れた２つの容体（１３ａ）、（１３ｂ）を一体成形し、
上記遮光性シー１〜（２）の被着された面か感光体ドラ
ム（４）を収容させる収容部（１１）の内面側になるよ
うにして、これらの容体（］、３ａ）。

（］、　３　ｂ　）に感光体ドラム＜４）を収容させる
収容部（１１）を設けるようにした。

そして、この実施例では、第３図に示すように、これら
の容体（１３ａ）、　（１３ｂ）において感光体１・・
ラム（４）を収容させる収容部（１１）として、容体（
１３ａ）、（］、３ｂ）相互を折り返し部（１２）を介
して合わせた場合に、感光体ドラム（４）の大きさに対
応した圭角柱状の収容部（１１）か形成されるようにす
ると共に、それぞれの容体（１３ａ）、（１，３ｂ）に
おける収容部（１１）の両端部に段を設け、感光体１・
・うｌ＼（４）の両端部を保持する保持部（１４）を形
成するようにした。なお、容体（１３ａ）、（１３ｂ）
に形成する収容部（１１）の形状は、上記のような圭角
柱状のものに限られず、八角柱状や円柱状等のものてあ
ってもよいが、多角柱状に形成した方が、梱包容器＜１
０）の転がりを抑制てきるため力子ましい。

次に、このように形成された梱包容器（１０）を用いて
感光体ドラム（４）を梱包する場合について説明する。

先ず、感光体ドラム（４）を、上記容体（］、３ａ）。

（１，３ｂ）のいずれか１方の収容部（１１）に収容さ
ぜ”Ｃ１その両端部を上記保持部（１４）に保持させる
ようにする。

このようにして感光体１へラム（４）をいずれか１方の
容体（］、、３ａ）、　（１３ｂ）の収容部り１１）に
収容さぜな後は、上記折り返し部（１２）を折り返して
他方の容体（１３ｂ）、（１３ａ）を、感光体ドラム（
４）を収容させた１方の容体（１３ａ）、（１３ｂ）上
に重ね合わせ、第４図に示すように、この感光体ドラム
（４）の両端部を、両容体（１３ａ）、　（１３ｂ）の
保持部（１４）において保持さぜるようにする。このよ
うに、感光体ドラノ＼（４）の両端部を両容体（１３ａ
）。

（１３１））の保持部（１４−）て保持さぜると、感光
体ドラム（４）において画像を形成する画像形成部分が
、これらの容体（１３ａ）、（１３ｂ）と接触しない状
態て、両容体（１３ａ）、　（１３ｂ）の収容部（１〕
）内に収容させるようになる。

そして、このように感光体ドラム（４）を両容体（１３
ａ）、　（１３ｂ）の収容部（１１）内に収容さぜな後
は、第５図（Ａ＞、（Ｐ、）に示すように、重ね合わさ
れた上記容体（１３ａ）、（１３ｂ）において、折り返
し部＜１２）の反対側に位置する開口側のそれぞれの鍔
部（１，５ａ）、　（］、、５ｂ）相互を接着テープ（
１６）やステープラ−等によって１トめ合わせ、あるい
は重ね合わされた両容体（１３ａ）、　（１３ｂ）の外
周にフィルムテープ（１７）を巻き付け、容体（］、３
ａ）、　（１３ｂ）か勝手に開かないようにする。

そして、この状態で感光体ドラム（４）を収容さぜた梱
包容器（１０）を箱詰めする９なお、この梱包容器（１
０）を箱詰めするにあたっては、梱包容器（１０）が箱
中でかたつかないように、梱包容器（１０）が箱の内壁
に密着するにようして箱詰めすることか望ましい。

［発明の効果］ 以上詳述したように、この発明に係る感光体ドラムの梱
包容器においては、梱包容器を安価な発泡性ポリスチレ
ン等の発泡性合成樹脂で構成するようにしたため、梱包
容器の祠料費か安くなり、梱包容器の製造コストを低減
させることかできるようになった。

一方、このように発泡性合成樹脂て構成された梱包容器
において、感光体ドラｌ＼を収容させる内面側に遮光性
シー１〜を被着させると共に、この梱包容器の外面１［
ｔｌｌに補強シー１〜を被着させるようにしたため、梱
包容器における遮光性か向」−シ、かつ発泡性合成樹脂
からの発塵等も抑制され、光や発塵等によって感光体ド
ラムに悪影響を及はずということもなく、加えて強度の
高い梱包容器か摺られるようになった。

さらに、この梱包容器を、折り返し部を介して一体成形
された２つの容体て構成し、各容体における収容部の両
端部に、感光体ドラムの両端部を保持する保持部を設げ
るようにすると、感光体ト・ラムを１の容体の保持部に
保持さぜな状態で、折り返し部を折り返して他の容体を
重ね合わせるたけて感光体ドラムを梱包容器に容易に収
容さぜることかてきるようになった。

また、このようにして収容された感光体ドラノ＼は、そ
の両端部か容体の保持部で保持されるたけであるため、
感光体１へラムにおいて画像を形成する画像形成部分が
、梱包容器と接触してその画像特性か低下するというこ
ともないようになった。

【図面の簡単な説明】

図面はいずれもこの発明の実施例を示し、第１図は梱包
容器を構成する材料の断面図、第２図は梱包容器の平面
図、第３図は梱包容器の縦断面図、第４図は感光体ドラ
ムを収容させた状態を示す断面図、第５図＜Ａ）、（Ｂ
）はそれぞれ感光体トラｌ＼を収容させた梱包容器が勝
手に開かないようにする手段を示ず斜視図である。 （１）・発泡性合成樹脂（発泡ポリスチレンシー１〜）
　、（２）・・・遮光性シー１〜、（３）・・補強シー
ト、＜４）・・・感光体１−ラム、り１０）・・梱包容
器、（１１）・・収容部、（］、２）・・・折り返し部
、（１３ａ）、　（１３１））−容体、（１４）・・・
保持部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、感光体ドラムを収容させる収容部を有する感光体ド
   ラムの梱包容器において、この梱包容器が発泡性合成樹
   脂で構成され、感光体ドラムを収容させるこの梱包容器
   の内面側に遮光性シートが被着されると共に、この梱包
   容器の外面側に補強シートが被着されてなることを特徴
   とする感光体ドラムの梱包容器。 ２、前記梱包容器が、折り返し部を介して一体成形され
   た２つの容体で構成され、各容体において感光体ドラム
   を収容させる収容部の両端部に、感光体ドラムの両端部
   を保持する保持部が形成されてなることを特徴とする第
   １請求項に記載の感光体ドラムの梱包容器。