JP2001305697A - 感光材料包装体 - Google Patents
感光材料包装体Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
Landscapes
- Packages (AREA)
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
Abstract
変形が発生しない感光材料包装体を提供すること、あわ
せて、地球環境保護運動の高まりに呼応し、木製や金属
製の部材を一切使わず、リサイクル可能な部材で製造で
きるようにすることである。 【解決手段】巻芯とこの巻芯に巻き付けられたロール状
感光材料の全体を、遮光フィルムにより被包したことを
特徴とする感光材料包装体である。
Description
の包装体、特に感光材料バルクロール(本明細書におい
ては、単にバルクロールという。)の包装体に関する。
昭56−12235号、実開平3−53243号、特許
第2,683,938号等に記載の技術が知られてい
る。最も改良された技術と思われる特許第2,683,
938号公報では、遮光性・防湿性を持つフィルムでロ
ール状の感光材料の周面と側面を被包し、その両端を接
着テープで巻芯の外周に固定し、木箱に宙吊りして保持
する方式の包装体が開示されている。
光、防湿的に包装するには、図4に示すように、巻芯1
1に巻き付けられたバルクロール12の周面に、クラフ
ト紙13を巻き付け、その上から遮光フィルム14を巻
き付け、側面で略90度折り曲げ側面を遮蔽した後、巻
芯に接する箇所を輪ゴム15で仮固定し、遮光フィルム
両端を巻芯に接着テープ16で固定している。さらに、
バルクロールは図5に示すように、巻芯11の両側に設
けたガイド板17に係合させ、木箱18の中に宙吊り状
態で保持されている。
て本発明者らは研究を続けた結果、(1)遮光フィルム
を巻芯の外側に接着しているため、巻芯の材質によって
は巻芯の内側から侵入する湿気を遮ることができず、完
全な防湿を行うことができないこと、これによって、感
光材料の固着が発生することがあること、また、(2)
バルクロールを巻芯の両端で宙吊りの形態で保持してい
るため、元巻の荷重が巻芯の下部に集中し、輸送時の扱
いや輸送経路の路面状態によって巻芯が凹み、感光材料
の変形を発生させることがあること、が判明した。
000−33943号には、円筒状製品の折目線を有す
る湾曲した積載面、梁面及び直立面を含む2個の略三角
柱部と、底面部とから本質的になる円筒状製品搬送用支
持具であって、四角形の段ボールシートの両端部をそれ
ぞれ断面が略三角形に内側に折曲げることにより、前記
2本の略三角柱部が、お互いに平行状に接近して形成さ
れており、かつ、円筒状製品積載時に前記2個の略三角
柱部の梁面と底面部との間に浮揚空間が形成される支持
具(この略三角形柱部の三角柱が、略二等辺三角柱又は
略直角三角柱であること、また、前記略三角柱部の梁面
又は直立面に補強板を有することが好ましい。)が開示
されている。この支持具を本明細書において緩衝胴受け
具と言う。
レット上に緩衝胴受け具を複数使用して多段積みするこ
とが提案されている(当該公報の図7参照)。本発明者
の研究によれば、(3)この多段積み構成では、下段側
の緩衝胴受け具には、直接載置されたロール状感光材料
の重量に加え、上段側の緩衝受け具に載置されたロール
状感光材料の重量が掛かり下段側の感光材料について圧
力カブリの原因になる場合があることが判明した。
解決し、包装作業が簡単で、かつバルクロールの固着や
変形が発生しない感光材料包装体を提供することを目的
とする。あわせて、地球環境保護運動の高まりに呼応
し、木製や金属製の部材を一切使わず、リサイクル可能
な部材で製造できるようにすることを目的とする。
って達成される。 1.巻芯とこの巻芯に巻き付けられたロール状感光材料
の全体を、遮光フィルムにより被包したことを特徴とす
る感光材料包装体。 2.前記遮光フィルムが筒状であることを特徴とする前
記1記載の感光材料包装体。 3.遮光フィルムで被包されたロール状感光材料を、段
ボール製の緩衝胴受け具に載せ、ロール状感光材料の周
面下半部を下から支える形態で保持することを特徴とす
る感光材料包装体。 4.前記3記載のロール状感光材料が、前記1又は2に
記載の被包、遮光されたロール状感光材料であることを
特徴とする感光材料包装体。 5.前記3又は4に記載のロール状感光材料の両端面に
は、各々ロール状感光材料の高さよりも高い補強板を添
え、この補強板ごと上記ロール状感光材料を外箱で被装
し、多段積みに際しても、緩衝胴受け具には載置された
ロール状感光材料の重量以上の重量がかからない構成と
したことを特徴とする感光材料包装体。
とこの巻芯に巻き付けられたロール状感光材料と、感光
材料の周面を被包する遮光紙、及び感光材料の周面と側
面、巻芯を一括して被包する筒状の遮光フィルムとを具
備する。筒状の遮光フィルムの両端を遮蔽するには、一
回折り曲げた後、縛ることで実現する。縛るための材料
としては、紐、粘着テープなど緩まなければ材料は問わ
ない。
感光材料を、段ボール製の緩衝胴受け具に載せ、ロール
状感光材料の周面下半部を下から支える形態で保持す
る。これにより巻芯の変形、それに起因するバルクロー
ル芯側の感光材料の変形を防止する。
ル周面との接触部には必要に応じてクッション材を挿入
することでバルクロール巻外側の感光材料の変形・圧力
カブリをより効果的に防止する。
光材料に適用できるが、特にバルクロールなどの大型の
重量の大きいロール状感光材料において有効である。
フィルムがロール状感光材料と巻芯を一括して被包し、
遮光性と防湿性を確保している。
強板など、全て段ボールで製造することができ、部材の
リサイクルとあわせて地球環境の保護にも寄与する。
る。本発明の巻芯としては、バルクロールのようなロー
ル状感光材料を巻き付ける際の張力に耐えられる公知の
ものが特別の制限なく用いられる。この巻芯に巻き付け
られたロール状感光材料の両側面と周面を一括して被包
し、かつ巻芯に固定されない筒状の遮光フィルムは、単
層のものでも、積層のものでもよいし、また、遮光紙と
遮光フィルムとの組み合わせでもよい。
料周面の下半部との接触部に必要に応じてクッション材
が介在される構成と相俟って、サスペンション胴受けの
役目を果たし、ロール状感光材料の周面下半部を下から
全面的に支える形態である。そして、ロール状感光材料
の両側面はロール状感光材料の高さよりも高い補強板に
よって保護される構成である。このロール状感光材料
は、この両側を保護している補強板ごと外箱によって被
装される。この外箱にかかる重量は、緩衝胴受け具にか
かることがない構成である。
づき説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
施例の断面図、図2は同上の作業過程を示す斜視図、図
3は同上の最終的な包装状態を示す斜視図である。
時の張力に耐えられる強度があれば材質は問わない。こ
の巻芯には従来と同様にバルクロール2が巻き付けられ
ている。バルクロールの周面には遮光紙3を数回巻き付
け、遮光紙の上から、筒状の遮光フィルム4を被せ、そ
の両端をバルクロールの側面に沿って絞り、先端を一回
折り曲げた後、紐などの結束材で縛る。縛った両端は巻
芯1の内側に押し込む。尚、遮光紙3及び遮光フィルム
4は単層又は積層遮光フィルムないしシートであっても
よい。
ようにパレット5に固定された緩衝胴受け具6上に、必
要に応じてクッション材7として発泡ポリエチレンシー
トなどを敷き、載せられる。包装体の両側面には補強板
8を添え、上から外箱9を被せ、バンドなどの結束材1
0で縛って包装が完成する。包装体は、下半部を緩衝胴
受け具6に下から支えられる形態で保持され、輸送され
る。
00mm、好ましくは150〜200mm、さらに好ま
しくは160〜180mmであり、長さは1000〜1
600mm、好ましくは1100〜1400mmの紙製
であり、バルクロールは直径500〜700mm、好ま
しくは600〜650mmであり、長さ900〜150
0mm、好ましくは1000〜1400mmである。遮
光紙3は写真性に悪影響を与えない85.6g/m2の
ものを二重に巻き付けた。筒状の遮光フィルム4は、直
径670mm・長さ2500mm・厚さ0.09mm、
カーボン含有量40%の黒マスターバッチを5%含む高
圧法ポリエチレン製のものを二枚重ねて使用した。筒状
の遮光フィルムの両端は、長さ300mmのインシュロ
ック(図示せず)を用い縛った。
外箱9は、全て強化段ボール製である。また、バンド1
0は外箱の浮き上がりを防止するためのもので、幅15
mmのポリプロピレン製を使用した。特に、強化段ボー
ル製補強板8の使用によって、包装体の圧迫耐性を格段
に高め、4段積み以上の多段積みを可能とした。即ち、
上段側のロール状の感光材料の重量は、パレット5にか
かり、下段側の緩衝胴受け具6にかかることがなく、補
強板8の強化によって、各々の緩衝胴受け具は、直接載
置されたロール状の感光材料の重量を受け持つだけでよ
い構成である。
ロール状の感光材料を巻芯と共に防湿的に遮光包装し、
また、緩衝胴受け具に載せ、両側面に補強板を添え、外
箱を被せ、バンドで縛る方式としたため、包装作業と開
梱作業が極めて簡素になったばかりでなく、多段積みが
可能となり、前記(1)及び(3)の課題が解決でき
た。また従来のように、木箱やガイド板などの木製部材
を使用しないため、薫蒸処理が不要でかつ環境に優しい
包装形態となった。
図
Claims (5)
- 【請求項1】巻芯とこの巻芯に巻き付けられたロール状
感光材料の全体を、遮光フィルムにより被包したことを
特徴とする感光材料包装体。 - 【請求項2】前記遮光フィルムが筒状であることを特徴
とする請求項1記載の感光材料包装体。 - 【請求項3】遮光フィルムで被包されたロール状感光材
料を、段ボール製の緩衝胴受け具に載せ、ロール状感光
材料の周面下半部を下から支える形態で保持することを
特徴とする感光材料包装体。 - 【請求項4】請求項3記載のロール状感光材料が、請求
項1又は2に記載の被包、遮光されたロール状感光材料
であることを特徴とする感光材料包装体。 - 【請求項5】請求項3又は4に記載のロール状感光材料
の両端面には、各々ロール状感光材料の高さよりも高い
補強板を添え、この補強板ごと上記ロール状感光材料を
外箱で被装し、多段積みに際しても、緩衝胴受け具には
載置されたロール状感光材料の重量以上の重量がかから
ない構成としたことを特徴とする感光材料包装体。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000120405A JP2001305697A (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | 感光材料包装体 |
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---|---|---|---|
JP2000120405A Pending JP2001305697A (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | 感光材料包装体 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016020091A (ja) * | 2014-06-19 | 2016-02-04 | 旭化成イーマテリアルズ株式会社 | ロール体及びその製造方法、梱包体及びその製造方法、並びに、梱包体の輸送方法 |
JP2020001703A (ja) * | 2018-06-25 | 2020-01-09 | 日本バイリーン株式会社 | ロール材包装物 |
JP2020066435A (ja) * | 2018-10-22 | 2020-04-30 | 東洋製罐株式会社 | 酸素吸収性フィルム包装体 |
CN113772276A (zh) * | 2016-12-01 | 2021-12-10 | 柯尼卡美能达株式会社 | 膜卷的捆包体 |
-
2000
- 2000-04-21 JP JP2000120405A patent/JP2001305697A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113772276B (zh) * | 2016-12-01 | 2023-05-09 | 柯尼卡美能达株式会社 | 膜卷的捆包体 |
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