JPH01243452A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- JPH01243452A JPH01243452A JP63069446A JP6944688A JPH01243452A JP H01243452 A JPH01243452 A JP H01243452A JP 63069446 A JP63069446 A JP 63069446A JP 6944688 A JP6944688 A JP 6944688A JP H01243452 A JPH01243452 A JP H01243452A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体集積回路装置に関し、特に、半導体基
板の主面に接続されるアルミニウム配線を有する半導体
集積回路装置に適用して有効な技術に関するものである
。
板の主面に接続されるアルミニウム配線を有する半導体
集積回路装置に適用して有効な技術に関するものである
。
半導体集積回路装置の一つにダイナミックRAMがある
が、これのメモリセルはスイッチングMISFETと容
量素子とで構成され、データ線はそのスイッチングMI
SFETのソース又はドレインの一方に接続されている
。そして、そのソース又はドレインは、二つのメモリセ
ルで共用するようにしているため、前記データ線とソー
ス又はドレインとの接続部分を中心にして、前記二つの
メモリセルが点対象な位置に配置されている。このため
、データ線の接続部分の両側には、二つのメモリセルの
それぞれのスイッチングMISFETのゲート電極が配
置されている。このダイナミックRAMの高集積化を図
るため、データ線を前記ソース又はドレインにセルファ
ラインで接続する技術がある(特開昭61−18395
2号)。
が、これのメモリセルはスイッチングMISFETと容
量素子とで構成され、データ線はそのスイッチングMI
SFETのソース又はドレインの一方に接続されている
。そして、そのソース又はドレインは、二つのメモリセ
ルで共用するようにしているため、前記データ線とソー
ス又はドレインとの接続部分を中心にして、前記二つの
メモリセルが点対象な位置に配置されている。このため
、データ線の接続部分の両側には、二つのメモリセルの
それぞれのスイッチングMISFETのゲート電極が配
置されている。このダイナミックRAMの高集積化を図
るため、データ線を前記ソース又はドレインにセルファ
ラインで接続する技術がある(特開昭61−18395
2号)。
この技術は以下のようなものである。
すなわち、スイッチングMISFETのゲート電極の上
に、このゲート電極と同一パターンの酸化シリコン膜を
形成し、またゲート電極の側面には酸化シリコン膜から
なるサイドウオールを形成する。そして、前記サイドウ
オールを形成するときのエツチングで、ゲート絶縁、膜
の不要な部分すなわちゲート電極及びサイドウオールの
下以外の部分を取り除くようにする。このエツチングで
前記ソース又はドレインの表面が露出する。この後、例
えばCVDで半導体基板上の全面にポリシリコン膜を形
成し、これをデータ線が接続されるソース又はドレイン
よりも大きなパターンにパターニングしてポリシリコン
膜からなるパッド電極を形成する。このパッド電極とソ
ース又はドレインとの接続位置は、前記サイドウオール
を形成することでゲート電極から自動的に離される。す
なわち、パッド電極とソース又はドレインとの接続は、
いわゆるセルファラインで行なわれる。このパッド電極
の上にパッシベーション膜を形成した後接続孔を形成し
、さらにアルミニウム膜からなるデータ線を形成して前
記パッド電極に接続する。データ線とパッド電極との接
続はセルファラインで行なわれるわけではないが、前記
のようにパッド電極とソース又はドレインとの接続がセ
ルファラインで行なわれているので、データ線とソース
又はドレインとの接続は、実質的にセルファラインで行
なわれる。
に、このゲート電極と同一パターンの酸化シリコン膜を
形成し、またゲート電極の側面には酸化シリコン膜から
なるサイドウオールを形成する。そして、前記サイドウ
オールを形成するときのエツチングで、ゲート絶縁、膜
の不要な部分すなわちゲート電極及びサイドウオールの
下以外の部分を取り除くようにする。このエツチングで
前記ソース又はドレインの表面が露出する。この後、例
えばCVDで半導体基板上の全面にポリシリコン膜を形
成し、これをデータ線が接続されるソース又はドレイン
よりも大きなパターンにパターニングしてポリシリコン
膜からなるパッド電極を形成する。このパッド電極とソ
ース又はドレインとの接続位置は、前記サイドウオール
を形成することでゲート電極から自動的に離される。す
なわち、パッド電極とソース又はドレインとの接続は、
いわゆるセルファラインで行なわれる。このパッド電極
の上にパッシベーション膜を形成した後接続孔を形成し
、さらにアルミニウム膜からなるデータ線を形成して前
記パッド電極に接続する。データ線とパッド電極との接
続はセルファラインで行なわれるわけではないが、前記
のようにパッド電極とソース又はドレインとの接続がセ
ルファラインで行なわれているので、データ線とソース
又はドレインとの接続は、実質的にセルファラインで行
なわれる。
そして、前記データ線を形成した後には1例えばデータ
線とソース又はドレインとの接続抵抗を低減するために
水素アニールが行なわれる。またデータ線の上には例え
ばプラズマCVD等で、最終保護膜となる窒化シリコン
膜や酸化シリコン膜が形成される6 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明者は、前記ポリシリコン膜からなるパッド電極に
ついて実験並びに検討した結果、次の問題点を見出した
。
線とソース又はドレインとの接続抵抗を低減するために
水素アニールが行なわれる。またデータ線の上には例え
ばプラズマCVD等で、最終保護膜となる窒化シリコン
膜や酸化シリコン膜が形成される6 〔発明が解決しようとする課題〕 本発明者は、前記ポリシリコン膜からなるパッド電極に
ついて実験並びに検討した結果、次の問題点を見出した
。
すなわち、前記パッド電極を成しているポリシリコン膜
は、前記データ線を形成した後の水素アニールや最終保
護膜を形成するときに半導体基板に加わる熱で、データ
線を成しているアルミニウムと置換反応を起し、データ
線の中にシリコンを析出させる。これにより、データ線
のパッド電極に接続している部分の近傍の抵抗値が増大
するという問題点を見出した。このため、データ線の抵
抗値がばらつき、半導体集積回路装置の信頼性を低下さ
せる。また、前述のように、データ線の抵抗値が増大す
るため、信号の伝搬時間が長くなり。
は、前記データ線を形成した後の水素アニールや最終保
護膜を形成するときに半導体基板に加わる熱で、データ
線を成しているアルミニウムと置換反応を起し、データ
線の中にシリコンを析出させる。これにより、データ線
のパッド電極に接続している部分の近傍の抵抗値が増大
するという問題点を見出した。このため、データ線の抵
抗値がばらつき、半導体集積回路装置の信頼性を低下さ
せる。また、前述のように、データ線の抵抗値が増大す
るため、信号の伝搬時間が長くなり。
半導体集積回路装置の高速化が妨げられていた。
本発明の目的は、半導体集積回路装置の信頼性を向上す
ることができる技術を提供することにある。
ることができる技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、アルミニウム膜からなる配線の抵
抗値が増大するのを防止して、半導体集積回路装置の高
速化を図ることができる技術を提供することにある。
抗値が増大するのを防止して、半導体集積回路装置の高
速化を図ることができる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は1本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
すなわち、半導体基板の主面の半導体領域に接続したア
ルミニウム膜からなる配線を備えた半導体集積回路装置
において、前記半導体基板の主成分を前記アルミニウム
膜中に析出させない金属膜を介在させて、前記配線を前
記半導体領域に接続したものである。
ルミニウム膜からなる配線を備えた半導体集積回路装置
において、前記半導体基板の主成分を前記アルミニウム
膜中に析出させない金属膜を介在させて、前記配線を前
記半導体領域に接続したものである。
上述した手段によれば、前記アルミニウム膜からなる配
線の中に半導体基板の主成分が析出することがないので
、前記配線の抵抗値の増大が防止されて、配線の抵抗値
のばらつきを低減することができる。これにより、半導
体集積回路装置の信頼性を向上することができる。
線の中に半導体基板の主成分が析出することがないので
、前記配線の抵抗値の増大が防止されて、配線の抵抗値
のばらつきを低減することができる。これにより、半導
体集積回路装置の信頼性を向上することができる。
また、前記配線の抵抗値の増大が防止されるので、その
配線を伝搬する信号の伝搬速度の向上を図ることができ
る。これにより、半導体集積回路装置の高速化を図るこ
とができる。
配線を伝搬する信号の伝搬速度の向上を図ることができ
る。これにより、半導体集積回路装置の高速化を図るこ
とができる。
以下1本発明をダイナミックRAMに適用した場合の実
施例Iを図面を用いて説明する。
施例Iを図面を用いて説明する。
第1図乃至第7図は1本発明を適用した実施例■のダイ
ナミックRAMの製造工程におけるメモリセルの断面図
である。
ナミックRAMの製造工程におけるメモリセルの断面図
である。
本実施例のダイナミックRAMの製造方法は、まず第1
図に示すように、p゛型単結晶シリコンからなる半導体
基板1にフィールド絶縁膜2と、p型チャネルストッパ
領域3とをそれぞれ形成する。
図に示すように、p゛型単結晶シリコンからなる半導体
基板1にフィールド絶縁膜2と、p型チャネルストッパ
領域3とをそれぞれ形成する。
フィールド絶縁膜2は、周知の方法で半導体基板1の主
面を選択的に酸化して形成する。次に、容量素子の蓄積
電極となるn゛型半導体領域4と誘電体膜5を形成する
。誘電体膜5は、半導体基板1の主面を選択的に熱酸化
して形成する。次に、半導体基板1上の全面に例えばC
VDで多結晶シリコン膜を形成し、これを写真蝕刻でエ
ツチングして電荷保持用電極6を形成する。前記写真蝕
刻は、フォトレジストマスクを形成し、これを使ってド
ライエツチングで行う。次に、電荷保持用電極6の表面
を酸化して、酸化シリコン膜からなる絶縁膜7を形成す
る。次に、半導体基板1の主面を熱酸化してゲート絶縁
膜8を形成する。次に、例えばCVDで半導体基板1上
の全面に多結晶シリコン膜を形成し、この上にさらに酸
化シリコン膜11を形成した後、レジスト膜からなる同
一のマスクを使って写真蝕刻でまず酸化シリコン膜11
をパターニングし、続いて多結晶シリコン膜をパターニ
ングしてその多結晶シリコン膜からなるゲート電極9を
形成する。次に、酸化シリコン膜11とゲート電極9を
マスクにして、半導体基板1の主面にn型不純物(例え
ばリン)をイオン打込みで導入して、ソース、ドレイン
の一部となるn型半導体領域10を形成する。n型半導
体領域10は、ゲート電極9に対して自己整合で形成さ
れる。次に、半導体基板1の全面に例えばCVDで酸化
シリコン膜を形成した後、これを反応性イオンエツチン
グ(RI E)でエッチバックして、ゲート電極9の側
壁にサイドウオールスペーサ12を形成する。このサイ
ドウオールスペーサ12を形成するときの前記エッチバ
ック時に、ゲート絶縁膜8のゲート電極9及びサイドウ
オールスペーサ12の下以外の部分をエツチングして半
導体基板1の主面を露出させる。次に、ゲート電極9.
酸化シリコン膜11及びサイドウオールスペーサ12を
マスクにして、イオン打込みで半導体基板1の主面にn
型不純物(例えばヒ素)を導入して、第2図に示すよう
に、ソース、ドレインの一部となるn゛型半導体領域1
3を形成する。n゛型半導体領域13は、ゲート電極9
に対して自己整合で形成される。次に、第3図に示すよ
うに、半導体基板1の全面に例えばCVDで多結晶シリ
コン膜14Aを形成し、さらにこの上に例えばスパッタ
あるいはCVDでチタンシリサイド膜14Bを積層する
。なお、ここで、チタンシリサイド膜14Bを半導体基
板1の主面に真接接続させると、その中のチタンが半導
体基板1の中へ拡散してn゛型半導体領域13と半導体
基板(p−型領域)1の接合を破壊することがあるので
、チタンシリサイド膜14Bの下に多結晶シリコン膜1
4Aを設けている。次に、半導体基板(ウェハ)1を9
00℃以上の窒素雰囲気中で30分間熱処理して、第4
図に示すように、チタンシリサイド膜14Bの上層の部
分を窒化チタン膜14Gに変化させる。次に、レジスト
膜からなるマスクを使った写真蝕刻で窒化チタン膜14
C,チタンシリサイド膜14B。
面を選択的に酸化して形成する。次に、容量素子の蓄積
電極となるn゛型半導体領域4と誘電体膜5を形成する
。誘電体膜5は、半導体基板1の主面を選択的に熱酸化
して形成する。次に、半導体基板1上の全面に例えばC
VDで多結晶シリコン膜を形成し、これを写真蝕刻でエ
ツチングして電荷保持用電極6を形成する。前記写真蝕
刻は、フォトレジストマスクを形成し、これを使ってド
ライエツチングで行う。次に、電荷保持用電極6の表面
を酸化して、酸化シリコン膜からなる絶縁膜7を形成す
る。次に、半導体基板1の主面を熱酸化してゲート絶縁
膜8を形成する。次に、例えばCVDで半導体基板1上
の全面に多結晶シリコン膜を形成し、この上にさらに酸
化シリコン膜11を形成した後、レジスト膜からなる同
一のマスクを使って写真蝕刻でまず酸化シリコン膜11
をパターニングし、続いて多結晶シリコン膜をパターニ
ングしてその多結晶シリコン膜からなるゲート電極9を
形成する。次に、酸化シリコン膜11とゲート電極9を
マスクにして、半導体基板1の主面にn型不純物(例え
ばリン)をイオン打込みで導入して、ソース、ドレイン
の一部となるn型半導体領域10を形成する。n型半導
体領域10は、ゲート電極9に対して自己整合で形成さ
れる。次に、半導体基板1の全面に例えばCVDで酸化
シリコン膜を形成した後、これを反応性イオンエツチン
グ(RI E)でエッチバックして、ゲート電極9の側
壁にサイドウオールスペーサ12を形成する。このサイ
ドウオールスペーサ12を形成するときの前記エッチバ
ック時に、ゲート絶縁膜8のゲート電極9及びサイドウ
オールスペーサ12の下以外の部分をエツチングして半
導体基板1の主面を露出させる。次に、ゲート電極9.
酸化シリコン膜11及びサイドウオールスペーサ12を
マスクにして、イオン打込みで半導体基板1の主面にn
型不純物(例えばヒ素)を導入して、第2図に示すよう
に、ソース、ドレインの一部となるn゛型半導体領域1
3を形成する。n゛型半導体領域13は、ゲート電極9
に対して自己整合で形成される。次に、第3図に示すよ
うに、半導体基板1の全面に例えばCVDで多結晶シリ
コン膜14Aを形成し、さらにこの上に例えばスパッタ
あるいはCVDでチタンシリサイド膜14Bを積層する
。なお、ここで、チタンシリサイド膜14Bを半導体基
板1の主面に真接接続させると、その中のチタンが半導
体基板1の中へ拡散してn゛型半導体領域13と半導体
基板(p−型領域)1の接合を破壊することがあるので
、チタンシリサイド膜14Bの下に多結晶シリコン膜1
4Aを設けている。次に、半導体基板(ウェハ)1を9
00℃以上の窒素雰囲気中で30分間熱処理して、第4
図に示すように、チタンシリサイド膜14Bの上層の部
分を窒化チタン膜14Gに変化させる。次に、レジスト
膜からなるマスクを使った写真蝕刻で窒化チタン膜14
C,チタンシリサイド膜14B。
多結晶シリコン膜14Aのそれぞれをエツチングしで、
第5図に示すように、所定の形状のパッド導 ′
電層14を形成する。次に、第6図に示すように。
第5図に示すように、所定の形状のパッド導 ′
電層14を形成する。次に、第6図に示すように。
半導体基板1の全面に例えばCVDでフォスフオシリケ
ードガラス(P S G)膜からなる層間絶縁膜15を
形成する1次に、写真蝕刻で層間絶縁膜15のパッド導
電層14の上の部分を選択的にエツチングして接続孔1
6を形成する。接続孔16からパッド導電層14の窒化
チタン膜14Gの表面が露出する。
ードガラス(P S G)膜からなる層間絶縁膜15を
形成する1次に、写真蝕刻で層間絶縁膜15のパッド導
電層14の上の部分を選択的にエツチングして接続孔1
6を形成する。接続孔16からパッド導電層14の窒化
チタン膜14Gの表面が露出する。
次に、半導体基板1の上の全面に例えばスパッタでアル
ミニウム膜を形成し、これを写真蝕刻でパターニングし
てデータ線17を形成する。データ線17は、接続孔1
6を通してパッド導電層14の窒化チタン膜14Gに接
続されている。次に、半導体基板(ウェハ)1を水素雰
囲気中でアニールする。次に、第7図に示すように1例
えばCVDあるいはプラズマCVDで、データ線17を
覆って層間絶縁膜15の上に窒化シリコン膜又は酸化シ
リコン膜等からなる最終保護膜18を形成する。
ミニウム膜を形成し、これを写真蝕刻でパターニングし
てデータ線17を形成する。データ線17は、接続孔1
6を通してパッド導電層14の窒化チタン膜14Gに接
続されている。次に、半導体基板(ウェハ)1を水素雰
囲気中でアニールする。次に、第7図に示すように1例
えばCVDあるいはプラズマCVDで、データ線17を
覆って層間絶縁膜15の上に窒化シリコン膜又は酸化シ
リコン膜等からなる最終保護膜18を形成する。
前記データ線17を形成した後のアニールあるいは最終
保護膜18を形成するときに半導体基板(ウェハ)1が
加熱されるが、半導体基板1の主成分と同じシリコンか
らなる多結晶シリコン膜14Aと、アルミニウム膜から
なるデータ線17どの間に、アルミニウム膜と全く置換
反応しない窒化チタン膜14Cを介在させていることに
より、前記半導体基板1に加った熱によって多結晶シリ
コン膜14A中のシリコンがデータ線17の中に析出す
ることがなくなるので、データ線17の抵抗値が増大す
るのを防止できる。なお、チタンシリサイド膜14Bは
。
保護膜18を形成するときに半導体基板(ウェハ)1が
加熱されるが、半導体基板1の主成分と同じシリコンか
らなる多結晶シリコン膜14Aと、アルミニウム膜から
なるデータ線17どの間に、アルミニウム膜と全く置換
反応しない窒化チタン膜14Cを介在させていることに
より、前記半導体基板1に加った熱によって多結晶シリ
コン膜14A中のシリコンがデータ線17の中に析出す
ることがなくなるので、データ線17の抵抗値が増大す
るのを防止できる。なお、チタンシリサイド膜14Bは
。
多結晶シリコン膜14Aよりはアルミニウム膜と置換反
応しにくいものの、窒化チタン膜14Gはど完全ではな
い。
応しにくいものの、窒化チタン膜14Gはど完全ではな
い。
なお、第3図に示した多結晶シリコン膜14Aの上にチ
タンシリサイド膜14Bを形成する工程は、多結晶シリ
コン膜14Aの上に例えばスパッタでチタン膜を形成し
、このチタン膜とその下の多結晶シリコン膜14Aをシ
リサイプ−ジョンしてチタンシリサイド膜14Bを形成
するようにしてもよい。
タンシリサイド膜14Bを形成する工程は、多結晶シリ
コン膜14Aの上に例えばスパッタでチタン膜を形成し
、このチタン膜とその下の多結晶シリコン膜14Aをシ
リサイプ−ジョンしてチタンシリサイド膜14Bを形成
するようにしてもよい。
また、前記シリサイプ−ジョンを700℃以上の窒素雰
囲気中で行うようにすると、前記チタン膜をチタンシリ
サイド膜14Bに形成すると同時に。
囲気中で行うようにすると、前記チタン膜をチタンシリ
サイド膜14Bに形成すると同時に。
その表面部を窒化チタン膜14Cに変化させることがで
きる。すなわち、−度の熱処理でチタンシリサイド膜1
4Bと窒化シリコン膜14Cを形成することができる。
きる。すなわち、−度の熱処理でチタンシリサイド膜1
4Bと窒化シリコン膜14Cを形成することができる。
また、窒化チタン膜14Gは、CVDやスパッタ等で多
結晶シリコン膜14Aの上に直接形成してもよく、ある
いは多結晶シリコン膜14Aとチタンシリサイド膜14
Bを積層した2層膜の上にCVDやスパッタで堆積して
形成するようにしてもよい。
結晶シリコン膜14Aの上に直接形成してもよく、ある
いは多結晶シリコン膜14Aとチタンシリサイド膜14
Bを積層した2層膜の上にCVDやスパッタで堆積して
形成するようにしてもよい。
また、第4図に示したチタンシリサイド膜14Bを窒化
チタン膜14Gに変化させる工程で、チタンシリサイド
膜14Bを全て窒化チタン膜14Cに変化させて、第8
図に示すように、パッド導電層14を多結晶シリコン膜
14Aと窒化チタン膜14Gの2層で構成するようにし
てもよい。
チタン膜14Gに変化させる工程で、チタンシリサイド
膜14Bを全て窒化チタン膜14Cに変化させて、第8
図に示すように、パッド導電層14を多結晶シリコン膜
14Aと窒化チタン膜14Gの2層で構成するようにし
てもよい。
前記第8図は、パッド導電層14を多結晶シリコン膜1
4Aと窒化チタン膜14Gの2層で構成したときのメモ
リセルの断面図である。
4Aと窒化チタン膜14Gの2層で構成したときのメモ
リセルの断面図である。
なお1本実施例では、パッド導電層14に採用した高融
点金属としてチタンをあげたが、その他、窒化可能でか
つ導電性を有する高融点金属(W。
点金属としてチタンをあげたが、その他、窒化可能でか
つ導電性を有する高融点金属(W。
Mo、Ta等)を用いてもよい。
第9図及び第10図は1本発明を適用した実施例■のダ
イナミックRAMの製造工程におけるメモリセルのスイ
ッチングMISFETの部分の断面図である。
イナミックRAMの製造工程におけるメモリセルのスイ
ッチングMISFETの部分の断面図である。
本実施例■では、前記実施例■のn゛型半導体領域13
を形成する工程(第2図参照)の後に1例えばレジスト
膜からなるマスクを使ったエツチングで半導体基板1の
主面のパッド導電層14が設けられるn4型半導体領域
13の表面のみを露出させる。
を形成する工程(第2図参照)の後に1例えばレジスト
膜からなるマスクを使ったエツチングで半導体基板1の
主面のパッド導電層14が設けられるn4型半導体領域
13の表面のみを露出させる。
次に、半導体基板1の全面に例えばスパッタでチタンを
堆積(デポジット)する。このチタンは、前記露出させ
たn゛型半導体領域13の表面に接続されている。次に
、半導体基板(ウェハ)1をアルゴンを含む700℃以
上の雰囲気中で熱処理すると、前記チタンと半導体基板
1の主面すなわちn。
堆積(デポジット)する。このチタンは、前記露出させ
たn゛型半導体領域13の表面に接続されている。次に
、半導体基板(ウェハ)1をアルゴンを含む700℃以
上の雰囲気中で熱処理すると、前記チタンと半導体基板
1の主面すなわちn。
型半導体領域13のシリコンが反応してチタンシリサイ
ド膜が形成される。このチタンシリサイド膜は、半導体
基板1の上のみでなく、酸化シリコン膜からなるサイド
ウオースペーサ12の側面にも形成される。次に、未反
応のチタンを除去して、第9図に示すように、チタンシ
リサイド膜14Bを自己整合で形成する0次に、チタン
シリサイド膜14Bの表面を窒化して、第10図に示す
ように、チタンシリサイド膜14Bの表面に窒化チタン
膜14Cを形成する。この窒化チタン膜14Cとチタン
シリサイド膜14Bとで、パッド導電層14が構成され
ている。
ド膜が形成される。このチタンシリサイド膜は、半導体
基板1の上のみでなく、酸化シリコン膜からなるサイド
ウオースペーサ12の側面にも形成される。次に、未反
応のチタンを除去して、第9図に示すように、チタンシ
リサイド膜14Bを自己整合で形成する0次に、チタン
シリサイド膜14Bの表面を窒化して、第10図に示す
ように、チタンシリサイド膜14Bの表面に窒化チタン
膜14Cを形成する。この窒化チタン膜14Cとチタン
シリサイド膜14Bとで、パッド導電層14が構成され
ている。
この後、前記実施例■と同様に、層間絶縁膜15゜接続
孔16.アルミニウム膜からなるデータ線17を順次形
成する。
孔16.アルミニウム膜からなるデータ線17を順次形
成する。
本実施例Hにおいて、データ線17と、シリコンを主成
分とする半導体基板1の間に窒化チタン膜14Gを介在
させていることにより、その半導体基板1の主成分であ
るシリコンがデータ線17の中に析出するのを防止でき
る。
分とする半導体基板1の間に窒化チタン膜14Gを介在
させていることにより、その半導体基板1の主成分であ
るシリコンがデータ線17の中に析出するのを防止でき
る。
なお、本実施例■は、チタンシリサイド膜14Bを窒化
するときに、そのチタンシリサイド膜14Bをすべて窒
化するようにして、第11図に示すように、パッド導電
層14を窒化チタン膜14Cのみで構成するようにして
もよい。
するときに、そのチタンシリサイド膜14Bをすべて窒
化するようにして、第11図に示すように、パッド導電
層14を窒化チタン膜14Cのみで構成するようにして
もよい。
第11図は、パッド導電層14を窒化チタン膜14Cの
みで構成したときのメモリセルのスイッチングMISF
ETの部分の断面図である。
みで構成したときのメモリセルのスイッチングMISF
ETの部分の断面図である。
本発明の実施例■は、第12図に示すように、接続孔1
5を形成した後に、窒素(N2)雰囲気中で熱処理を行
ない、チタンシリサイ下膜14Bの接続孔15から露出
している部分を窒化して窒化チタン膜14を形成する。
5を形成した後に、窒素(N2)雰囲気中で熱処理を行
ない、チタンシリサイ下膜14Bの接続孔15から露出
している部分を窒化して窒化チタン膜14を形成する。
第12図は、本発明を適用した実施例■のダイナミック
RAMの製造工程におけるメモリセルのスイッチングM
ISFETの部分の断面図である。
RAMの製造工程におけるメモリセルのスイッチングM
ISFETの部分の断面図である。
本発明の実施例■は、第13図に示すように、層間絶縁
膜15を加工して形成された接続孔15に、窒化チタン
膜14Gを含むパッド導電層14を形成したものである
。
膜15を加工して形成された接続孔15に、窒化チタン
膜14Gを含むパッド導電層14を形成したものである
。
第13図は、窒化チタン膜14Cを介して、アルミニウ
ム膜からなる配線17をn°型半導体領域13に接続し
た本発明の実施例■の半導体集積回路装置の断面図であ
る。
ム膜からなる配線17をn°型半導体領域13に接続し
た本発明の実施例■の半導体集積回路装置の断面図であ
る。
以上、説明したように1本発明の実施例の半導体集積回
路装置の構造によれば、半導体基板1の主面の半導体領
域13に接続したアルミニウム膜からなる配線17を備
えた半導体集積回路装置において、前記半導体基板1の
主成分すなわちシリコンを前記アルミニウム膜17中に
析出させない金属膜(窒化チタン膜等)14Cを介在さ
せて、前記配線17を前記半導体領域13に接続したこ
とにより、前記アルミニウム膜からなる配線17の中に
半導体基板1の主成分であるシリコンが析出することが
ないので、前記配線17の抵抗値の増大が防止されて、
抵抗値のばらつきが低減されるので、半導体集積回路装
置の信頼性を向上することができる。
路装置の構造によれば、半導体基板1の主面の半導体領
域13に接続したアルミニウム膜からなる配線17を備
えた半導体集積回路装置において、前記半導体基板1の
主成分すなわちシリコンを前記アルミニウム膜17中に
析出させない金属膜(窒化チタン膜等)14Cを介在さ
せて、前記配線17を前記半導体領域13に接続したこ
とにより、前記アルミニウム膜からなる配線17の中に
半導体基板1の主成分であるシリコンが析出することが
ないので、前記配線17の抵抗値の増大が防止されて、
抵抗値のばらつきが低減されるので、半導体集積回路装
置の信頼性を向上することができる。
また、前記配、1117の抵抗値の増大が防止されるの
で、前記配線17を伝搬する信号の伝搬速度の向上を図
ることができ、半導体集積回路装置の高速化を図ること
ができる。
で、前記配線17を伝搬する信号の伝搬速度の向上を図
ることができ、半導体集積回路装置の高速化を図ること
ができる。
以上1本発明を実施例にもとづき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
アルミニウム膜からなる配線の抵抗値の増大が防止され
て、半導体集積回路装置の信頼性を向上することができ
る。
て、半導体集積回路装置の信頼性を向上することができ
る。
また、アルミニウム膜からなる配線の抵抗値の増大が防
止されるので、その配線を伝搬する信号の伝搬速度の向
上を図ることができ、半導体集積回路装置の高速化を図
ることができる。
止されるので、その配線を伝搬する信号の伝搬速度の向
上を図ることができ、半導体集積回路装置の高速化を図
ることができる。
第1図乃至第7図は1本発明を適用した実施例■のダイ
ナミックRAMの製造工程におけるメモリセルの断面図
、 1/ 第9図及び第七中国は、本発明を適用した実施例■のダ
イナミックRAMの製造工程におけるメモリセルのスイ
ッチングMISFETの部分の断面図、 第12図は、本発明を適用した実施例■のダイナミック
RAMの製造工程におけるメモリセルのスイッチングM
ISFETの部分の断面図、第13図は、窒化チタン膜
14Cを介して、アルミニウム膜からなる配線17をn
゛型半導体領域13に接続した本発明の実施例■の半導
体集積回路装置の断面図である。 図中、1・・・半導体基板(シリコン) 、 10.1
3・・・半導体領域、9・・・ゲート電極、11.12
・・・酸化シリコン膜、14・・・パッド導電層、14
A・・・多結晶シリコン膜、14B・・・チタンシリサ
イド膜、14C・・・窒化チタン膜、17・・・アルミ
ニウム配線。
ナミックRAMの製造工程におけるメモリセルの断面図
、 1/ 第9図及び第七中国は、本発明を適用した実施例■のダ
イナミックRAMの製造工程におけるメモリセルのスイ
ッチングMISFETの部分の断面図、 第12図は、本発明を適用した実施例■のダイナミック
RAMの製造工程におけるメモリセルのスイッチングM
ISFETの部分の断面図、第13図は、窒化チタン膜
14Cを介して、アルミニウム膜からなる配線17をn
゛型半導体領域13に接続した本発明の実施例■の半導
体集積回路装置の断面図である。 図中、1・・・半導体基板(シリコン) 、 10.1
3・・・半導体領域、9・・・ゲート電極、11.12
・・・酸化シリコン膜、14・・・パッド導電層、14
A・・・多結晶シリコン膜、14B・・・チタンシリサ
イド膜、14C・・・窒化チタン膜、17・・・アルミ
ニウム配線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体基板の主面の半導体領域に接続したアルミニ
ウム膜からなる配線を備えた半導体集積回路装置におい
て、前記半導体基板の主成分を前記アルミニウム膜中に
析出させない金属膜を介在させて、前記配線を前記半導
体領域に接続したことを特徴とする半導体集積回路装置
。 2、前記金属膜は、窒化チタン、窒化タングステ等の窒
化金属からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
に記載の半導体集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63069446A JPH01243452A (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 半導体集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63069446A JPH01243452A (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 半導体集積回路装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01243452A true JPH01243452A (ja) | 1989-09-28 |
Family
ID=13402871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63069446A Pending JPH01243452A (ja) | 1988-03-25 | 1988-03-25 | 半導体集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01243452A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01215066A (ja) * | 1988-02-24 | 1989-08-29 | Seiko Epson Corp | 半導体装置 |
JPH05190549A (ja) * | 1991-07-08 | 1993-07-30 | Samsung Electron Co Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
-
1988
- 1988-03-25 JP JP63069446A patent/JPH01243452A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01215066A (ja) * | 1988-02-24 | 1989-08-29 | Seiko Epson Corp | 半導体装置 |
JPH05190549A (ja) * | 1991-07-08 | 1993-07-30 | Samsung Electron Co Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
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