JPH08241988A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

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JPH08241988A
JPH08241988A JP4374195A JP4374195A JPH08241988A JP H08241988 A JPH08241988 A JP H08241988A JP 4374195 A JP4374195 A JP 4374195A JP 4374195 A JP4374195 A JP 4374195A JP H08241988 A JPH08241988 A JP H08241988A
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JP
Japan
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film
gate electrode
integrated circuit
circuit device
polycrystalline silicon
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JP4374195A
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English (en)
Inventor
Hideo Aoki
英雄 青木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低抵抗のゲート電極および配線膜を有する半
導体集積回路装置と、それを簡単に得ることができる製
造技術を提供する。 【構成】 MOSFETが設けられている半導体基板1
の上に設けられているMOSFETの多結晶シリコン膜
を主体としているゲート電極4aと、ゲート電極4aの
側面の一部に設けられているサイドウォール絶縁膜5
と、ゲート電極4aの側面の一部に設けられていると共
にゲート電極4aの材料よりも低抵抗な材料からなるシ
リサイド膜9aと、フィールド絶縁膜2の上に設けられ
ていると共にゲート電極4aと同一工程により形成され
ている多結晶シリコン膜を主体としている配線膜4b
と、配線膜4bの側面に設けられているシリサイド膜9
aとを有するものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置お
よびその製造技術に関し、特に、低抵抗のゲート電極を
有するMOS(Metal Oxide Semiconductor)FETを備
えている半導体集積回路装置の製造技術に適用して有効
な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置は、MOSFETを
主要素子とすることにより、高集積化がしやすく、しか
も消費電力の小さい半導体集積回路装置を得ることがで
きる。
【0003】本発明者が検討したMOSFETを備えて
いる半導体集積回路装置の製造工程は、次の通りであ
る。
【0004】すなわち、図24に示すように、シリコン
基板13に素子分離用絶縁膜である酸化シリコン膜14
およびゲート絶縁膜である酸化シリコン膜15を形成し
た後、シリコン基板13の上に多結晶シリコン膜4を形
成する。
【0005】次に、図25に示すように、フォトリソグ
ラフィ技術を使用して多結晶シリコン膜4を選択的に取
り除いて多結晶シリコン膜4からなるゲート電極4aお
よび配線膜4bを形成する。
【0006】次に、図26に示すように、多結晶シリコ
ン膜4からなるゲート電極4aおよび配線膜4bの側面
にのみ酸化シリコン膜からなるサイドウォール絶縁膜5
を形成する。
【0007】次に、イオン注入法により不純物をシリコ
ン基板13にイオン打ち込みすることにより、ソース用
の拡散層6およびドレイン用の拡散層7を形成する。
【0008】次に、表面が露出しているゲート絶縁膜で
ある酸化シリコン膜14を取り除く。
【0009】次に、図27に示すように、シリコン基板
13の上にチタン膜を形成した後、第1のアニール、未
反応のチタン膜の除去およびシリサイド化のための第2
のアニールを行いゲート電極4a、配線膜4b、拡散層
6および拡散層7の表面に選択的にシリサイド膜16を
形成する。
【0010】なお、MOSFETを備えている半導体集
積回路装置の製造工程に関する文献としては、例えばW
・マリ著、啓学出版株式会社発行「図説超LSI工学」
(1990年12月15日発行)p117〜p135に
記載されているものがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した半
導体集積回路装置の製造方法においては、種々の問題が
あることを本発明者は見い出した。
【0012】すなわち、ゲート電極4aの上面のみをシ
リサイド化してシリサイド膜16を形成している。その
ため、例えば0.3μm以下という微細なゲート電極4a
においては、ゲート電極4aの上面の表面積が微細化と
共に小さくなり、シリサイド化によるゲート電極4aの
配線としての低抵抗化が不十分となるという問題があ
る。
【0013】特に、シリサイド膜16としてチタンを含
むシリサイド膜16を形成した場合には、0.3μm以下
のゲート電極4aの幅においてシリサイド膜16の凝集
などの現象によりシリサイド化しているにもかかわらず
ゲート電極4aの低抵抗化がなされていないという問題
がある。
【0014】前述した問題は、ゲート電極4aと同時に
形成している多結晶シリコン膜4を主体としている配線
膜4bにおいても発生し、配線膜4bの低抵抗化ができ
ないという問題がある。
【0015】本発明の一つの目的は、低抵抗のゲート電
極および配線膜を有する半導体集積回路装置を提供する
ことにある。
【0016】本発明の他の目的は、低抵抗のゲート電極
および配線膜を有する半導体集積回路装置を簡単に得る
ことができる製造技術を提供することにある。
【0017】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明において開示され
る発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、以下
の通りである。
【0019】(1)本発明の半導体集積回路装置は、M
OSFETが設けられている半導体基板の上に設けられ
ているMOSFETのゲート電極の側面の一部に設けら
れているサイドウォール絶縁膜と、ゲート電極の側面の
一部に設けられていると共にゲート電極の材料よりも低
抵抗な材料からなる導電膜とを有するものとする。
【0020】(2)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法は、半導体基板の上に多結晶シリコン膜を形成する
工程と、多結晶シリコン膜を選択的に取り除いて半導体
基板の上にMOSFETのゲート電極を形成した後、ゲ
ート電極の側面の一部にサイドウォール絶縁膜を形成す
る工程と、ゲート電極の側面の一部に多結晶シリコン膜
よりも低抵抗な導電膜を形成する工程とを有するものと
する。
【0021】
【作用】
(1)前記した本発明の半導体集積回路装置によれば、
ゲート電極の側面の一部にゲート電極の材料よりも低抵
抗な材料からなる導電膜を有することにより、ゲート電
極のトータル的な抵抗は導電膜により低減させることが
できる。
【0022】また、ゲート電極の上面に導電膜を設けて
いる先行技術のものと組み合わせることにより、ゲート
電極の上面および側面の一部に導電膜を設けているもの
となるので、ゲート電極の上面に設けられている導電膜
を有する先行技術のゲート電極よりもゲート電極に占め
る導電膜の領域が大きくなるために、所定のゲート電極
に対してゲート電極のトータル的な抵抗を低減させるこ
とができる。
【0023】(2)前記した本発明の半導体集積回路装
置の製造方法によれば、半導体基板の上に多結晶シリコ
ン膜を形成し、多結晶シリコン膜を選択的に取り除いて
半導体基板の上にMOSFETのゲート電極を形成した
後、ゲート電極の側面の一部にサイドウォール絶縁膜を
形成する工程と、ゲート電極の側面の一部に多結晶シリ
コン膜よりも低抵抗な導電膜を形成する工程とを有する
ものであることにより、ゲート電極のトータル的な抵抗
は導電膜により低減させることができる。
【0024】また、ゲート電極の上面に導電膜を形成す
る先行技術のものと組み合わせることにより、ゲート電
極の上面および側面の一部に導電膜を形成することがで
きるので、ゲート電極の上面に形成されている導電膜を
有する先行技術のゲート電極よりもゲート電極に占める
導電膜の領域が大きくなるために、所定のゲート電極に
対してゲート電極のトータル的な抵抗を低減させること
ができる。
【0025】さらに、導電膜として例えばシリサイド膜
を適用することにより、ゲート電極としての多結晶シリ
コン膜の表面に例えばチタン膜などの金属膜を形成した
後、シリサイド化を行ってゲート電極としての多結晶シ
リコン膜にのみシリサイド膜を形成することができるの
で、簡単な製造工程とすることができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、実施例を説明するための全図におい
て同一機能を有するものは同一の符号を付し、重複説明
は省略する。
【0027】(実施例1)図1〜図7は、本発明の一実
施例である半導体集積回路装置の製造工程を示す断面図
である。同図を用いて、本発明の半導体集積回路装置お
よびその具体的な製造方法について説明する。
【0028】まず、図1に示すように、例えばp型のシ
リコン単結晶からなる半導体基板1の選択的な領域を熱
酸化して酸化シリコン膜からなる素子分離用のLOCO
S(Local Oxidation of Silicon)構造のフィールド絶
縁膜2を形成する。
【0029】次に、素子形成領域となる活性(アクティ
ブ)領域である半導体基板1の表面を熱酸化して酸化シ
リコン膜からなるをゲート絶縁膜3を形成する。
【0030】次に、半導体基板1の上に多結晶シリコン
膜4をCVD(Chemical Vapor Deposition)法により形
成する。この多結晶シリコン膜4はCVD工程または不
純物拡散工程により例えばリンなどの不純物を含有させ
て導電性を与えることにより、後述するように配線膜お
よびゲート電極として使用するものである。
【0031】次に、図2に示すように、フォトリソグラ
フィ技術を使用して多結晶シリコン膜4の不要な領域を
選択的に取り除いてゲート電極4aおよびフィールド絶
縁膜2の上に配置されている多結晶シリコン膜4からな
る配線層4bを同一のプロセスをもって形成する。
【0032】すなわち、多結晶シリコン膜4の表面の選
択的な領域に形成したフォトレジスト膜(図示せず)を
エッチング用マスクにして多結晶シリコン膜4を例えば
ドライエッチングなどによりエッチングすることによ
り、不要な多結晶シリコン膜4を取り除くことによりゲ
ート電極4aおよび配線層4bを形成する。
【0033】また、図示を省略しているが、半導体基板
1には、複数の活性領域が設けられており、例えばMO
SFETなどの種々の半導体素子が複数個形成されるよ
うになっている。さらに、フィールド絶縁膜2の下に
は、図示しないが反転防止用のp型のチャネルストッパ
層を形成している。
【0034】次に、図3に示すように、ゲート電極4a
および配線膜4bの側面にサイドウォール絶縁膜5を形
成する。サイドウォール絶縁膜5は、例えばCVD法に
より形成する酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、PSG
(Phospho Silicate Glass)膜またはBPSG(Boro P
hospho Silicate Glass)膜あるいはそれらの絶縁膜を組
み合わせた絶縁膜などを使用することができる。
【0035】サイドウォール絶縁膜5の形成は、半導体
基板1の上に例えば酸化シリコン膜をCVD法により形
成した後、異方性を持ったドライエッチングにより酸化
シリコン膜をエッチングし、ゲート電極4aおよび配線
膜4bの側面に酸化シリコン膜を残存させることにより
行うことができる。
【0036】次に、ゲート電極4aをマスクにして半導
体基板1に例えばリンなどの不純物をイオン注入法によ
りイオン打ち込みした後、熱処理を行ってソース用のn
型の拡散層6およびドレイン用のn型の拡散層7を形成
する。
【0037】次に、図4に示すように、半導体基板1の
上にゲート電極4aおよび配線膜4bが被覆されるよう
に例えばフォトレジスト膜またはSOG(Spin On Glas
s)膜などのエッチングバック膜8を形成する。
【0038】次に、図5に示すように、エッチングバッ
ク膜8とサイドウォール絶縁膜5とのエッチングレイト
がほぼ同一、すなわちそれらのエッチング選択比が1に
近いエッチング条件によるエッチング法によりエッチン
グバック膜8の表面からエッチングを行い、エッチング
バック膜8、ゲート電極4aおよび配線膜4bの側面の
サイドウォール絶縁膜5の一部を取り除く作業を行う。
【0039】次に、図6に示すように、不要となったエ
ッチングバック膜8を取り除いた後、表面が露出してい
る不要なゲート絶縁膜3を取り除いた後、表面が露出し
ているゲート電極4a、配線膜4b、拡散層6および拡
散層7にサリサイドプロセスを使用してシリサイド膜9
aを形成する。
【0040】すなわち、半導体基板1の上に金属膜9を
形成する。金属膜9は、例えばチタン、ニッケル、コバ
ルト、タンタルまたは白金を材料とすることができる。
次に、第1のアニールを行ってゲート電極4aおよび配
線膜4bの材料である多結晶シリコン膜4と金属膜9と
の接触領域それに拡散層6および拡散層7の材料である
例えばシリコンなどの半導体基板1との接触領域をシリ
サイド化してシリサイド膜9aを形成する。
【0041】この場合、ゲート電極4aおよび配線層4
bの上面および側面が金属膜9と接触していることによ
り、その領域にシリサイド膜9aが形成される。
【0042】次に、図7に示すように、シリサイド膜9
aが形成されていない領域の金属膜9すなわちフィール
ド絶縁膜2およびサイドウォール絶縁膜5の表面に形成
されていてシリサイド化されていない金属膜9を取り除
く作業を行う。
【0043】次に、シリサイド膜9aに対し、第2のア
ニールを行い、第2のシリサイド化を行う。
【0044】これにより、同一工程をもってゲート電極
4aおよび配線膜4bの上面および側面にシリサイド膜
9aを形成できると共に拡散層6および拡散層7の表面
の電極コンタクト領域にシリサイド膜9aを形成でき
る。
【0045】シリサイド膜9aは、ゲート電極4aおよ
び配線膜4bの材料である多結晶シリコン膜4よりも低
抵抗な材料からなる導電膜であると共にゲート電極4a
および配線膜4bの上面および側面というできるだけ多
くの領域にシリサイド膜9aを形成していることによ
り、ゲート電極4aおよび配線膜4bの抵抗を低下させ
ることができる。
【0046】また、ゲート電極4aの上面および側面を
シリサイド化してシリサイド膜9aを形成している。そ
のため、例えば0.3μm以下という微細なゲート電極4
aでありゲート電極4aの幅が小さくなってもゲート電
極4aの上面と側面にシリサイド膜9aを形成している
ことにより、シリサイド膜9aの形成領域が広面積とな
るので、シリサイド化も優れたものになると共にゲート
電極4aの配線としての低抵抗化が十分に達成できる。
【0047】その結果、ゲート電極4aおよびゲート電
極4aと同一工程により形成している配線膜4bを例え
ば0.3μm以下という微細なパターンにしても低抵抗化
できることにより、ゲート電極4aおよび配線膜4bを
微細加工をもって形成できるので、高集積度でしかも微
細加工された半導体集積回路装置を製作することができ
る。
【0048】さらに、シリサイド膜9aとして例えばチ
タンを含むシリサイド膜9aを形成した場合でありゲー
ト電極4aの幅として例えば0.3μm以下という小さい
ものにおいてもゲート電極4aの上面と側面にシリサイ
ド膜9aを形成していることにより、シリサイド膜9a
の形成領域が広面積となると共にその形成領域に対して
その形成領域に接しているサイドウォール絶縁膜5の領
域が相対的に小さくすることができる。したがって、シ
リサイド膜9aの凝集などの現象が低減できるためにシ
リサイド化しているにもかかわらずゲート電極4aの低
抵抗化がなされていないという問題を解消することがで
きる。
【0049】前述した本実施例の半導体集積回路装置に
よれば、ゲート電極4aの側面の一部にゲート電極4a
の材料よりも低抵抗な材料からなる例えばシリサイド膜
9などの導電膜を有することにより、ゲート電極4aの
トータル的な抵抗は導電膜により低減させることができ
る。
【0050】また、ゲート電極4aの上面に例えばシリ
サイド膜9aなどの導電膜を設けている先行技術のもの
と組み合わせることにより、ゲート電極4aの上面およ
び側面の一部に導電膜を設けているものとなるので、ゲ
ート電極4aの上面に設けられている導電膜を有する先
行技術のゲート電極4aよりもゲート電極4aに占める
導電膜の領域が大きくなるために、所定のゲート電極4
aに対してゲート電極4aのトータル的な抵抗を低減さ
せることができる。
【0051】また、前述した本実施例の半導体集積回路
装置の製造方法によれば、半導体基板1の上に多結晶シ
リコン膜4を形成し、多結晶シリコン膜4を選択的に取
り除いて半導体基板1の上にMOSFETのゲート電極
4aを形成した後、ゲート電極4aの側面の一部にサイ
ドウォール絶縁膜5を形成する工程と、ゲート電極4a
の側面の一部に多結晶シリコン膜4よりも低抵抗な例え
ばシリサイド膜9aなどの導電膜を形成する工程とを有
するものであることにより、ゲート電極4aのトータル
的な抵抗は導電膜により低減させることができる。
【0052】また、ゲート電極4aの上面に例えばシリ
サイド膜9aなどの導電膜を形成する先行技術のものと
組み合わせることにより、ゲート電極4aの上面および
側面の一部に導電膜を形成することができるので、ゲー
ト電極4aの上面に形成されている導電膜を有する先行
技術のゲート電極4aよりもゲート電極4aに占める導
電膜の領域が大きくなるために、所定のゲート電極に対
してゲート電極4aのトータル的な抵抗を低減させるこ
とができる。
【0053】さらに、導電膜として例えばシリサイド膜
を適用することにより、ゲート電極4aとしての多結晶
シリコン膜4の表面に例えばチタン膜などの金属膜9を
形成した後、シリサイド化を行ってゲート電極4aとし
ての多結晶シリコン膜4にのみシリサイド膜9aを形成
することができるので、簡単な製造工程とすることがで
きる。
【0054】(実施例2)図8〜図11は、本発明の他
の実施例である半導体集積回路装置の製造工程を示す断
面図である。
【0055】本実施例の半導体集積回路装置は、ゲート
電極4aの上面および配線膜4bの上面と側面とにシリ
サイド膜9aを設けているものであり、それ特有の製造
工程以外の製造工程は前述した実施例1と同様であるこ
とにより、説明を省略する。
【0056】図8に示すように、図3に示す製造工程ま
で終了した半導体基板1の上にゲート電極4aが被覆さ
れるように例えばフォトレジスト膜からなるエッチング
バック膜8を形成する。
【0057】次に、図9に示すように、エッチングバッ
ク膜8をエッチング用マスクとして配線膜4bの側面の
サイドウォール絶縁膜5のみをエッチングして取り除く
作業を行う。
【0058】次に、図10に示すように、不要となった
エッチングバック膜8を取り除いた後、表面が露出して
いる不要なゲート絶縁膜3を取り除いた後、表面が露出
しているゲート電極4a、配線膜4b、拡散層6および
拡散層7にサリサイドプロセスを使用してシリサイド膜
9aを形成する。
【0059】すなわち、半導体基板1の上に金属膜9を
形成する。金属膜9は、例えばチタン、ニッケル、コバ
ルト、タンタルまたは白金を材料とすることができる。
次に、第1のアニールを行ってゲート電極4aおよび配
線膜4bの材料である多結晶シリコン膜4と金属膜9と
の接触領域それに拡散層6および拡散層7の材料である
例えばシリコンなどの半導体基板1との接触領域をシリ
サイド化してシリサイド膜9aを形成する。
【0060】この場合、ゲート電極4aの上面および配
線層4bの上面および側面が金属膜9と接触しているこ
とにより、その領域にシリサイド膜9aが形成される。
【0061】次に、図11に示すように、シリサイド膜
9aが形成されていない領域の金属膜9すなわちフィー
ルド絶縁膜2およびサイドウォール絶縁膜5の表面に形
成されていてシリサイド化されていない金属膜9を取り
除く作業を行う。
【0062】次に、シリサイド膜9aに対し、第2のア
ニールを行い、第2のシリサイド化を行う。
【0063】これにより、同一工程をもってゲート電極
4aの上面および配線膜4bの上面および側面にシリサ
イド膜9aを形成できると共に拡散層6および拡散層7
の表面の電極コンタクト領域にシリサイド膜9aを形成
できる。
【0064】シリサイド膜9aは、ゲート電極4aおよ
び配線膜4bの材料である多結晶シリコン膜4よりも低
抵抗な材料であることにより、ゲート電極4aの上面お
よび配線膜4bの上面および側面にシリサイド膜9aを
形成していることにより、ゲート電極4aおよび配線膜
4bの抵抗値を低下させることができる。特に、配線膜
4bの上面および側面にシリサイド膜9aを形成してい
ることにより、配線膜4bの抵抗は多結晶シリコン膜4
からなるものに比較して大幅に低下して優れた配線膜4
bとすることができる。
【0065】(実施例3)図12〜図16は、本発明の
他の実施例である半導体集積回路装置の製造工程を示す
断面図である。
【0066】本実施例の半導体集積回路装置は、ゲート
電極4aの高さを高くしてサイドウォール絶縁膜の高さ
も高くしてゲート電極4aの上面および側面に設けたシ
リサイド膜9aとソース用の拡散層6およびドレイン用
の拡散層7との距離を長くしてその間の短絡事故を防止
できるようにショートマージンあるいはブリッジマージ
ンを拡大しているものである。具体的にはゲート電極4
aと拡散層6および拡散層7とのショートマージンを確
保するために、ゲート電極4aの側面のシリサイド膜9
aの長さはゲート電極4aの高さの1/2以下としてい
るものである。
【0067】以下に述べる本実施例の半導体集積回路装
置の製造工程以外の製造工程は前述した実施例1と同様
であることにより、説明を省略する。
【0068】図12に示すように、半導体基板1の上に
多結晶シリコン膜4をCVD法により厚膜をもって形成
する。この多結晶シリコン膜4はCVD工程または不純
物拡散工程により例えばリンなどの不純物を含有させて
導電性を与えることにより、後述するように配線膜およ
びゲート電極として使用するものである。
【0069】次に、必要に応じて多結晶シリコン膜4の
上に例えばフォトレジスト膜またはSOG膜などのエッ
チングバック膜10を形成する。エッチングバック膜1
0は多結晶シリコン膜4の表面に凹凸があり平坦でない
場合に、この上にエッチングバック膜10を形成するこ
とによりその表面を平坦にするためのものである。した
がって、多結晶シリコン膜4の製造方法によりその表面
が平坦にできればエッチングバック膜10を設ける必要
はない。
【0070】次に、図13に示すように、化学機械研磨
(CMP:Chemical Mechanical Polishing)法を使用し
てエッチングバック膜10およびその下面の多結晶シリ
コン膜4をその表面から順次取り除く作業を行い、ゲー
ト電極4aの高さの膜厚とするまでその作業を行う。こ
の工程により、多結晶シリコン膜4の表面が平坦化され
ると共に所定の膜厚のものとすることができる。
【0071】なお、エッチングバック膜10および多結
晶シリコン膜4をその表面から順次取り除く作業は、ウ
エットエッチングまたはドライエッチングなどのエッチ
ング法によっても行うことができ、この場合にゲート電
極4aの高さの膜厚とするまでその作業を行う。
【0072】次に、図14に示すように、フォトリソグ
ラフィ技術を使用して多結晶シリコン膜4の不要な領域
を選択的に取り除いてゲート電極4aおよびフィールド
絶縁膜2の上に配置されている多結晶シリコン膜4から
なる配線層4bを同一のプロセスをもって形成する。
【0073】次に、図15に示すように、ゲート電極4
aおよび配線膜4bの側面にサイドウォール絶縁膜5を
形成する。
【0074】次に、ゲート電極4aをマスクにして半導
体基板1に例えばリンなどの不純物をイオン注入法によ
りイオン打ち込みした後、熱処理を行ってソース用のn
型の拡散層6およびドレイン用のn型の拡散層7を形成
する。
【0075】次に、図16に示すように、サイドウォー
ル絶縁膜5の一部を取り除く作業を行う。この場合、ゲ
ート電極4aの高さが前述した実施例1のゲート電極4
aの高さよりも高くしていることにより、サイドウォー
ル絶縁膜5の一部が取り除かれた領域すなわちゲート電
極4aの側面の表面が露出する領域でもありシリサイド
膜9aが形成される領域はゲート電極4aの高さの1/
2以下となるようにすることができる。これにより、ゲ
ート電極4aまたはゲート電極4aに形成されるシリサ
イド膜9aと拡散層6および拡散層7との距離が長くな
り、ショートマージンを十分にとることができる。
【0076】次に、同一工程をもってゲート電極4aお
よび配線膜4bの上面および側面にシリサイド膜9aを
形成すると共に拡散層6および拡散層7の表面の電極コ
ンタクト領域にシリサイド膜9aを形成する。
【0077】シリサイド膜9aは、ゲート電極4aおよ
び配線膜4bの材料である多結晶シリコン膜4よりも低
抵抗な材料であることにより、ゲート電極4aおよび配
線膜4bの上面および側面というできるだけ多くの領域
にシリサイド膜9aを形成していることにより、ゲート
電極4aおよび配線膜4bの抵抗値を低下させることが
できる。
【0078】(実施例4)図17は、本発明の他の実施
例である半導体集積回路装置の製造工程を示す断面図で
ある。
【0079】本実施例の半導体集積回路装置は、ゲート
電極4aの高さを高くしてサイドウォール絶縁膜5の高
さも高くしてゲート電極4aの上面に設けたシリサイド
膜9aとソース用の拡散層6およびドレイン用の拡散層
7との距離を長くしてその間の短絡事故を防止できるよ
うにショートマージンあるいはブリッジマージンを拡大
しているものである。
【0080】本実施例の半導体集積回路装置の製造工程
は、前述した実施例3と同様な製造工程によりゲート電
極4aおよび配線膜4bを形成した後、前述した実施例
2と同様な製造工程によりシリサイド膜9aを形成する
ことにより行うことができるので、説明を省略する。
【0081】(実施例5)図18は、本発明の他の実施
例である半導体集積回路装置の製造工程を示す断面図で
ある。
【0082】本実施例の半導体集積回路装置は、ゲート
電極4aおよび配線膜4bの幅を微細化した場合であ
り、配線膜4bの全体をシリサイド膜9aとして大幅に
低抵抗化を行ったものである。
【0083】本実施例の半導体集積回路装置の製造工程
は、前述した実施例2の製造工程を流用して行うことが
できることにより、説明を省略する。
【0084】(実施例6)図19は、本発明の他の実施
例である半導体集積回路装置の製造工程を示す断面図で
ある。
【0085】本実施例の半導体集積回路装置は、ゲート
電極4aおよび配線膜4bの幅を微細化した場合であ
り、ゲート電極4aの上面および側面の一部と配線膜4
bの大部分の領域を厚膜のシリサイド膜9aとして大幅
に低抵抗化を行ったものである。
【0086】本実施例の半導体集積回路装置の製造工程
は、前述した実施例1の製造工程を流用して行うことが
できることにより、説明を省略する。
【0087】(実施例7)図20は、本発明の他の実施
例である半導体集積回路装置の製造工程を示す断面図で
ある。
【0088】本実施例の半導体集積回路装置は、先行技
術を流用して前述した実施例1における多結晶シリコン
膜4の上に例えば酸化シリコン膜などのハードマスク膜
11を用いて多結晶シリコン膜4の不要な領域を取り除
くことにより形成したゲート電極4aおよび配線膜4b
において、配線膜4bの側面にシリサイド膜9aが設け
られているものである。この種の配線膜4bのようにそ
の上面にハードマスク膜11が残存していてもその側面
にシリサイド膜9aが設けられていることにより、配線
膜4bのトータルとしての抵抗は低減できる。
【0089】本実施例の半導体集積回路装置の製造工程
は、先行技術を流用して前述した実施例1における多結
晶シリコン膜4の上に例えば酸化シリコン膜などのハー
ドマスク膜11を用いて多結晶シリコン膜4の不要な領
域を取り除くことによりゲート電極4aおよび配線膜4
bを形成した後に、前述した実施例2の製造工程を流用
して行うことができることにより、説明を省略する。
【0090】(実施例8)図21は、本発明の他の実施
例である半導体集積回路装置の製造工程を示す断面図で
ある。
【0091】本実施例の半導体集積回路装置は、先行技
術を流用して前述した実施例1における多結晶シリコン
膜4の上に例えば酸化シリコン膜などのハードマスク膜
11を用いて多結晶シリコン膜4の不要な領域を取り除
くことにより形成したゲート電極4aおよび配線膜4b
の側面にシリサイド膜9aが設けられているものであ
る。この種のゲート電極4aおよび配線膜4bのように
それらの上面にハードマスク膜11が残存していてもそ
れらの側面にシリサイド膜9aが設けられていることに
より、ゲート電極4aおよび配線膜4bのトータルとし
ての抵抗は低減できる。
【0092】本実施例の半導体集積回路装置の製造工程
は、先行技術を流用して前述した実施例1における多結
晶シリコン膜4の上に例えば酸化シリコン膜などのハー
ドマスク膜11を用いて多結晶シリコン膜4の不要な領
域を取り除くことによりゲート電極4aおよび配線膜4
bを形成した後に、前述した実施例1の製造工程を流用
して行うことができることにより、説明を省略する。
【0093】(実施例9)図22は、本発明の他の実施
例である半導体集積回路装置の製造工程を示す断面図で
ある。
【0094】本実施例の半導体集積回路装置は、前述し
た実施例1におけるシリサイド膜9aのかわりにゲート
電極4aの材料よりも低抵抗な材料で導電膜である例え
ばタングステン膜などの金属膜12を使用しているもの
であり、ゲート電極4aおよび配線膜4bの上面と側面
に金属膜12が設けられていることにより、ゲート電極
4aおよび配線膜4bのトータルとしての抵抗は低減で
きる。
【0095】本実施例の半導体集積回路装置の製造工程
は、前述した実施例1におけるシリサイド膜9aのかわ
りにゲート電極4aの材料よりも低抵抗な材料で導電膜
である例えばCVD法により形成したタングステン膜な
どの金属膜12を使用してゲート電極4aおよび配線膜
4bの上面および側面に金属膜12を形成する工程以外
は、前述した実施例1の製造工程を流用して行うことが
できることにより、説明を省略する。
【0096】(実施例10)図23は、本発明の他の実
施例である半導体集積回路装置の製造工程を示す断面図
である。
【0097】本実施例の半導体集積回路装置は、前述し
た実施例1におけるシリサイド膜9aの表面に前述した
実施例9におけるゲート電極4aの材料よりも低抵抗な
材料で導電膜である例えばタングステン膜などの金属膜
12を設けているものであり、ゲート電極4aおよび配
線膜4bの上面と側面にシリサイド膜9aと金属膜12
が設けられていることにより、ゲート電極4aおよび配
線膜4bのトータルとしての抵抗は大幅に低減できる。
【0098】本実施例の半導体集積回路装置の製造工程
は、前述した実施例1におけるシリサイド膜9aを形成
した後にゲート電極4aの材料よりも低抵抗な材料で導
電膜である例えばCVD法により形成したタングステン
膜などの金属膜12を使用してゲート電極4aおよび配
線膜4bの上面および側面に形成されているシリサイド
膜9aの表面に金属膜12を形成する工程以外は、前述
した実施例1の製造工程を流用して行うことができるこ
とにより、説明を省略する。
【0099】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。具体的に
は、前述した各実施例の半導体集積回路装置の構造およ
び各製造工程を組み合わせて形成した半導体集積回路装
置およびその製造工程とすることができる。
【0100】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下の通りである。
【0101】(1)本発明の半導体集積回路装置によれ
ば、ゲート電極の側面の一部にゲート電極の材料よりも
低抵抗な材料からなる例えばシリサイド膜などの導電膜
を有することにより、ゲート電極のトータル的な抵抗は
導電膜により低減させることができる。
【0102】また、ゲート電極の上面に例えばシリサイ
ド膜などの導電膜を設けている先行技術のものと組み合
わせることにより、ゲート電極の上面および側面の一部
に導電膜を設けているものとなるので、ゲート電極の上
面に設けられている導電膜を有する先行技術のゲート電
極よりもゲート電極に占める導電膜の領域が大きくなる
ために、所定のゲート電極に対してゲート電極のトータ
ル的な抵抗を低減させることができる。
【0103】(2)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法によれば、半導体基板の上に多結晶シリコン膜を形
成し、多結晶シリコン膜4選択的に取り除いて半導体基
板の上にMOSFETのゲート電極を形成した後、ゲー
ト電極の側面の一部にサイドウォール絶縁膜を形成する
工程と、ゲート電極の側面の一部に多結晶シリコン膜よ
りも低抵抗な例えばシリサイド膜などの導電膜を形成す
る工程とを有するものであることにより、ゲート電極の
トータル的な抵抗は導電膜により低減させることができ
る。
【0104】また、ゲート電極の上面に例えばシリサイ
ド膜などの導電膜を形成する先行技術のものと組み合わ
せることにより、ゲート電極の上面および側面の一部に
導電膜を形成することができるので、ゲート電極の上面
に形成されている導電膜を有する先行技術のゲート電極
よりもゲート電極に占める導電膜の領域が大きくなるた
めに、所定のゲート電極に対してゲート電極のトータル
的な抵抗を低減させることができる。
【0105】さらに、導電膜として例えばシリサイド膜
を適用することにより、ゲート電極としての多結晶シリ
コン膜の表面に例えばチタン膜などの金属膜を形成した
後、シリサイド化を行ってゲート電極としての多結晶シ
リコン膜にのみシリサイド膜を形成することができるの
で、簡単な製造工程とすることができる。
【0106】(3)本発明の半導体集積回路装置の製造
方法によれば、同一工程をもってゲート電極および配線
膜の上面および側面にシリサイド膜を形成できると共に
ソース用の拡散層およびドレイン用の拡散層の表面の電
極コンタクト領域にシリサイド膜を形成できる。
【0107】シリサイド膜は、ゲート電極および配線膜
の材料である多結晶シリコン膜よりも低抵抗な材料から
なる導電膜であると共にゲート電極および配線膜の上面
および側面というできるだけ多くの領域にシリサイド膜
を形成していることにより、ゲート電極および配線膜の
抵抗を低下させることができる。
【0108】また、ゲート電極の上面および側面をシリ
サイド化してシリサイド膜を形成している。そのため、
例えば0.3μm以下という微細なゲート電極でありゲー
ト電極の幅が小さくなってもゲート電極の上面と側面に
シリサイド膜を形成していることにより、シリサイド膜
の形成領域が広面積となるので、シリサイド化も優れた
ものになると共にゲート電極の配線としての低抵抗化が
十分に達成できる。その結果、ゲート電極およびゲート
電極と同一工程により形成している配線膜を例えば0.3
μm以下という微細なパターンにしても低抵抗化できる
ことにより、ゲート電極および配線膜を微細加工をもっ
て形成できるので、高集積度でしかも微細加工された半
導体集積回路装置を製作することができる。
【0109】さらに、シリサイド膜として例えばチタン
を含むシリサイド膜を形成した場合でありゲート電極の
幅として例えば0.3μm以下という小さいものにおいて
もゲート電極の上面と側面にシリサイド膜を形成してい
ることにより、シリサイド膜の形成領域が広面積となる
と共にその形成領域に対してその形成領域に接している
サイドウォール絶縁膜の領域を相対的に小さくすること
ができる。したがって、シリサイド膜の凝集などの現象
が低減できるためにシリサイド化しているにもかかわら
ずゲート電極の低抵抗化がなされていないという問題を
解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造工程を示す断面図である。
【図2】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造工程を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造工程を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造工程を示す断面図である。
【図5】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造工程を示す断面図である。
【図6】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造工程を示す断面図である。
【図7】本発明の一実施例である半導体集積回路装置の
製造工程を示す断面図である。
【図8】本発明の他の実施例である半導体集積回路装置
の製造工程を示す断面図である。
【図9】本発明の他の実施例である半導体集積回路装置
の製造工程を示す断面図である。
【図10】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程を示す断面図である。
【図11】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程を示す断面図である。
【図12】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程を示す断面図である。
【図13】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程を示す断面図である。
【図14】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程を示す断面図である。
【図15】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程を示す断面図である。
【図16】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程を示す断面図である。
【図17】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程を示す断面図である。
【図18】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程を示す断面図である。
【図19】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程を示す断面図である。
【図20】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程を示す断面図である。
【図21】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程を示す断面図である。
【図22】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程を示す断面図である。
【図23】本発明の他の実施例である半導体集積回路装
置の製造工程を示す断面図である。
【図24】本発明者が検討した半導体集積回路装置の製
造工程を示す断面図である。
【図25】本発明者が検討した半導体集積回路装置の製
造工程を示す断面図である。
【図26】本発明者が検討した半導体集積回路装置の製
造工程を示す断面図である。
【図27】本発明者が検討した半導体集積回路装置の製
造工程を示す断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 フィールド絶縁膜 3 ゲート絶縁膜 4 多結晶シリコン膜 4a ゲート電極 4b 配線膜 5 サイドウォール絶縁膜 6 拡散層 7 拡散層 8 エッチングバック膜 9 金属膜 9a シリサイド膜 10 エッチングバック膜 11 ハードマスク膜 12 金属膜 13 シリコン基板 14 酸化シリコン膜 15 酸化シリコン膜 16 シリサイド膜

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MOSFETが設けられている半導体基
    板と、前記半導体基板の上に設けられている前記MOS
    FETのゲート電極と、前記ゲート電極の側面の一部に
    設けられているサイドウォール絶縁膜と、前記ゲート電
    極の側面の一部に設けられていると共に前記ゲート電極
    の材料よりも低抵抗な材料からなる導電膜とを有するこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 【請求項2】 MOSFETが設けられている半導体基
    板と、前記半導体基板の上に設けられている前記MOS
    FETのゲート電極と、前記半導体基板の表面に設けら
    れているフィールド絶縁膜の上に設けられていると共に
    前記ゲート電極と同一工程により形成されている配線膜
    と、前記配線膜の側面に設けられていると共に前記配線
    膜の材料よりも低抵抗な材料からなる導電膜とを有する
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 【請求項3】 MOSFETが設けられている半導体基
    板と、前記半導体基板の上に設けられている前記MOS
    FETのゲート電極と、前記ゲート電極の側面の一部に
    設けられているサイドウォール絶縁膜と、前記ゲート電
    極の側面の一部に設けられていると共に前記ゲート電極
    の材料よりも低抵抗な材料からなる導電膜と、前記半導
    体基板の表面に設けられているフィールド絶縁膜の上に
    設けられていると共に前記ゲート電極と同一工程により
    形成されている配線膜と、前記配線膜の側面に設けられ
    ていると共に前記導電膜と同一工程により形成されてい
    る導電膜とを有することを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載の半導体集積
    回路装置において、前記半導体基板にMOSFETのソ
    ース用の拡散層およびドレイン用の拡散層が設けられて
    おり、それらの拡散層の上に前記導電膜と同一工程によ
    り形成されている導電膜が設けられていることを特徴と
    する半導体集積回路装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4記載の半導体
    集積回路装置において、前記導電膜は、シリサイド膜、
    金属膜またはシリサイド膜と金属膜との重ね膜であるこ
    とを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 【請求項6】 半導体基板の表面の選択的な領域にフィ
    ールド絶縁膜を形成する工程と、 前記半導体基板の上に多結晶シリコン膜を形成する工程
    と、 前記多結晶シリコン膜を選択的に取り除いて前記半導体
    基板の上にMOSFETのゲート電極を形成する工程
    と、 前記ゲート電極の側面の一部にサイドウォール絶縁膜を
    形成する工程と、 前記ゲート電極の側面の一部に前記多結晶シリコン膜よ
    りも低抵抗な導電膜を形成する工程とを有することを特
    徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板の表面の選択的な領域にフィ
    ールド絶縁膜を形成する工程と、 前記半導体基板の上に多結晶シリコン膜を形成する工程
    と、 前記多結晶シリコン膜を選択的に取り除いて前記半導体
    基板の上にMOSFETのゲート電極と前記フィールド
    絶縁膜の上に配線膜を形成する工程と、 前記配線膜の側面に多結晶シリコン膜よりも低抵抗な導
    電膜を形成する工程とを有することを特徴とする半導体
    集積回路装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 半導体基板の表面の選択的な領域にフィ
    ールド絶縁膜を形成する工程と、 前記半導体基板の上に多結晶シリコン膜を形成する工程
    と、 前記多結晶シリコン膜を選択的に取り除いて前記半導体
    基板の上にMOSFETのゲート電極と前記フィールド
    絶縁膜の上に配線膜を形成する工程と、 前記ゲート電極の側面の一部にサイドウォール絶縁膜を
    形成する工程と、 前記ゲート電極の側面の一部および前記配線膜の側面に
    前記多結晶シリコン膜よりも低抵抗な導電膜を形成する
    工程とを有することを特徴とする半導体集積回路装置の
    製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項6、7または8記載の半導体集積
    回路装置の製造方法において、前記多結晶シリコン膜を
    形成する工程は、前記半導体基板の上に多結晶シリコン
    膜を形成し、前記多結晶シリコン膜の表面にエッチング
    バック膜を形成した後、前記エッチングバック膜の表面
    から化学機械研磨法またはエッチング法により前記エッ
    チングバック膜および前記多結晶シリコン膜の表面を取
    り除くことにより前記多結晶シリコン膜の表面を平坦と
    する工程であることを特徴とする半導体集積回路装置の
    製造方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1004810C2 (nl) * 1996-12-04 1998-06-19 United Microelectronics Corp Verbeterde salicidewerkwijzetechnologie.
FR2758210A1 (fr) * 1996-10-16 1998-07-10 United Microelectronics Corp Technologie de fabrication de saliciure amelioree
KR20030003379A (ko) * 2001-06-30 2003-01-10 주식회사 하이닉스반도체 Mosfet 제조방법
JP2010118410A (ja) * 2008-11-11 2010-05-27 Nec Electronics Corp 半導体装置
US8043912B2 (en) 2004-09-17 2011-10-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Manufacturing method of a semiconductor device having polycide wiring layer

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