JPH01243233A - 磁気記録媒体のカレンダー方法 - Google Patents

磁気記録媒体のカレンダー方法

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JPH01243233A
JPH01243233A JP7035888A JP7035888A JPH01243233A JP H01243233 A JPH01243233 A JP H01243233A JP 7035888 A JP7035888 A JP 7035888A JP 7035888 A JP7035888 A JP 7035888A JP H01243233 A JPH01243233 A JP H01243233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnetic recording
rolls
recording medium
media
Prior art date
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Pending
Application number
JP7035888A
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English (en)
Inventor
Akihiro Suzuki
章弘 鈴木
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH01243233A publication Critical patent/JPH01243233A/ja
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁気記録媒体のカレンダー方法に関し、特に詳
細には磁気記録媒体を表裏面共良好な状態に処理するこ
とのできる磁気記録媒体のカレンダー方法に関するもの
である。
(従来の技術) 磁気記録媒体は、一般にその製造工程において、非磁性
支持体上に磁性体粒子(磁性粉)やバインダーを含有し
た磁性塗布液が塗設されて磁性層が形成され、続いて必
要に応じて配向処理等が行なわれてから磁性層が乾燥せ
しめられ、その後磁性層表面を平滑化するカレンダー処
理が行なわれる。
このカレンダー処理は、金属ロールと弾性ロールにより
ウェブ状の磁気記録媒体を加圧、加熱しっつ挾持搬送す
ることにより行なわれるのが一般的であった。
ところで近年磁気記録媒体は、高密度記録や高出力を可
能とする性能が要求されており、かかる性能を付与する
ためには、磁気記録媒体の磁性層面を高度に平滑化する
ことが必要となる。磁性層面を高度に平滑化するために
はロールによる加圧力、加熱温度を高め、磁気記録媒体
の搬送速度を低速にする必要がある。しかしながら、上
記のように金属ロールと弾性ロールを用いたカレンダー
装置において、加圧力を大きく高めると、弾性ロールが
変形してしまうため、思うような加圧力が得られず、ま
た高圧・高温によってカレンダーロール及び非磁性支持
体に不1fl11の変形か生じやすくカレンダー処理の
均一性も低下してしまう。また加圧力を大きくすると弾
性ロールの劣化が早まり寿命が短くなるという不都合も
生じる。
そこで本出願人は、金属ロールと弾性ロールを用いた場
合の上記不都合を解消するために、金属ロールと金属ロ
ールの組み合せによりカレンダー処理を行なうようにし
たカレンダー装置を既に提案した(特開昭54−857
84号)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のように一対の金属ロールによりカ
レンダー処理を行なう場合には、磁性層表面の平滑化を
高めることは可能となるが、非磁性支持体面も同様に高
度に平滑化されてしまうため、実際に使用された際の磁
気記録媒体の走行性が悪化してしまうという問題がある
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、磁
気記録媒体の磁性層面の平滑性を効果的に高めるととも
に、非磁性支持体面の平滑性を適度に抑えて良好な走行
性を維持させることのできる磁気記録媒体のカレンダー
方法を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の磁気記録媒体のカレンダー方法は、2枚のウェ
ブ状の磁気記録媒体を互いの非磁性支持体面を向い合わ
せて重ね、一対の金属ロールの間を通過させることを特
徴とするものである。
(作  用) 上記のカレンダー方法によれば、2枚の磁気記録媒体の
各磁性層面はそれぞれ金属ロールと接しつつ金属ロール
により加圧されるので表面の平滑性を良好に向上させる
ことができる。一方、各非磁性支持体面は、金属ロール
とは接触しないので、必要以上に平滑性が高められるこ
とはない。
また本方法によれば、2枚の磁気記録媒体のカレンダー
処理を同時に行なうことができるので、処理効率を2倍
近くまで向上させることができる。
(実 施 例) 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図は本発明のカレンダー方法を実施するカレンダー
装置の一例を示す概略図である。
非磁性支持体IAの一表面に磁性塗布液が塗布されて磁
性層IBが形成されてなるウェブ状の第1の磁気記録媒
体1と、非磁性支持体2Aの一表面に同様に磁性層2B
が形成されてなる、ウェブ状の第2の磁気記録媒体2は
、それぞれの磁性層IB、2Bに対し、配向、乾燥処理
が施された後、それぞれ搬送ロール3により矢印方向に
搬送されて、互いの非磁性支持体IA、2Aを向い合わ
せて重ねて一対の金属ロール4A、4Bの間を通過せし
められる。この金属ロール4A、4Bを通過した2枚の
磁気記録媒体1,2は、それぞれ搬送ロール3により案
内されつつ別々の巻取ロール5゜6にそれぞれ巻き取ら
れる。
上記金属ロール4A、4Bは内部に図示しない加熱・冷
却装置が配設されており、金属ロール4A、4Bを所望
の温度にコントロールすることができるようになってい
る。またこれらの金属ロール4A、4Bには上下から荷
重が加えられるようになっており、第1および第2の磁
気記録媒体1゜2は金属ロール4A、4Bの間を通過す
ることにより、所定の圧力および温度を加えられ、両磁
気記録媒体の磁性層]、B、2Bは、金属ロール4A。
4Bと直接接触することにより、表面の平滑性を高める
カレンダー処理が施される。なお、上記金属ロール4A
、4Bの加圧力は一例として1〜100 Kg /mm
2、温度は一例としてto−100°Cに設定される。
なお、これらの加圧力、温度は磁性層(磁性塗布液)の
組成、磁性層の厚み等の諸条件により任意に設定されう
るちのである。
本装置において、両磁気記録媒体1,2は、−対の金属
ロール4A、4Bによりカレンダー処理を施されること
によって、金属ロール4A、 4Bと接する磁性層IB
、2Bについては金属ロールの加圧力を任意に高めてそ
の表面の平滑度を上げることができる。なお金属ロール
4A、4Bはその加圧力を上昇させてもロールが劣化し
にくいので、その寿命が短くなるおそれはない。一方弁
磁性支持体IA、2Aについては、金属ロール4A。
4Bと直接接触しないので、磁性層IB、2Bに比べて
それ程表面は平滑化されず、磁気記録媒体コ、2の走行
性は良好に保たれる。また、両弁磁性支持体1.A、2
Aは互いに接触しつつ金属ロール間を通過するので、金
属ロール通過後の非磁性支持面の状態は平均化されたも
のとなり、表面性のバラつきが少なくなる。
なお、金属ロールによる加圧は2回以上行なわれてもよ
く、例えば第2図(a)に示すように、3対の金属ロー
ル14A、 ]、4B、 24A、 24B、 、34
A。
34Bを磁気記録媒体1,2の搬送方向に並べて加圧を
3回行なってもよいし、第2図(b)に示すように4つ
の金属ロール44A、 44B、 44C,44Dを縦
方向に連設し、これらのロール間に図示のように磁気記
録媒体1,2を通過させてもよい。またこれらの金属ロ
ールは第2図(C)に示すように横方向に並べて配され
てもよい。このように金属ロールによる加圧を複数回行
なえば、1回の加圧によりカレンダー処理を行なう場合
に比べて1回の圧力、温度を低く設定することができる
ので、各金属ロールの寿命を一層長くすることができる
以下、本発明の具体的な実施例および比較例について説
明する。
(実施例1) 磁性体(He =8000e 、比表面積55TIt/
g )300重量部、ニトロセルロース(RS ]/2
 ) 30重量部、ポリオール30重量部、ポリイソシ
アネート25重量部、カーボンブラック(粒子サイズ2
0μTrL)15重量部、研磨剤(Cr203:粒子サ
イズ0.5μ77’L) 3重1部、ミリスチン酸1.
5重量部、シリコンオイル1,0重量部、メチルエチル
ケトン/シクロヘキサノン(重量比: 6/4 ’) 
750重量部からなる磁性塗布液を、非磁性支持体であ
る厚み15μmのポリエチレンテレフタレートベース上
に256゜/′rd、塗布し、配向後80℃で15秒間
乾燥させてウェブ状の磁気記録媒体を作成した。この磁
気記録媒体を2枚用意し、第1図に示す装置において互
いの非磁性支持体面を重ね合わせてカレンダー処理を行
なった。その際、金属ロール4A、4Bの線圧は300
 Kg/cm、温度は80°Cであり、磁気記録媒体の
搬送速度は200 T77、/minとした。なお金属
ロールの径はφ400 mm、 )jA質は345C(
表面にハードクロムメツキ)、表面硬度はHV 130
0である。
(実施例2) 実施例1と同じ2枚の磁気記録媒体を、第2(a)図に
示す装置において、互いの非磁性支持体面を重ね合わせ
てカレンダー処理を行なった。その際3対の金属ロール
1.4A、14B、24A、24B。
34A、 34Bの線圧は150 Kg/cm、温度は
80℃、磁気記録媒体の搬送速度は200 TrL/m
inとした。なお各金属ロールの径、材質2表面硬度は
実施例1の金属ロールと同じである。
(比較例1) 上記実施例1において磁気記録媒体を1枚だけ走行させ
てカレンダー処理を行なった。
(比較例2) 上記実施例2において磁気記録媒体を1枚だけ走行させ
てカレンダー処理を行なった。
(比較例3) 第2図(b)に示す装置においてロール44A、 44
Cを弾性ロールといれかえ、1枚の磁気記録媒体を、非
磁性支持体面が弾性ロールに接するようにしてカレンダ
ー処理を行なった。その際の金属ロール44B、 44
Dの線圧は300 Kg/cm、温度は80°C1磁気
記録媒体の搬送速度は200 TrL/minとした。
なお、弾性ロールの径はφ400mm、材質はウレタン
ゴム、表面硬度はHV100以下である。
以上の実施例1,2、比較例1. 2. 3によりカレ
ンダー処理された磁気記録媒体は下記の表に示す特性を
有するものとなった。
表から明らかなように、本発明の方法を適用した実施例
1,2によれば、磁性層表面が高度に平滑化され、また
非磁性面は適度に粗い磁気記録媒体が得られることが判
明した。かかる磁気記録媒体を用いれば高密度記録等が
可能になるとともに安定した走行性が確保される。また
本発明によれば、2枚の磁気記録媒体のカレンダー処理
を一度に行なうことができるので、生産性も大きく向上
することは言うまでもない。
(発明の効果) 以上説明したように本発明のカレンダー方法によれば、
2枚の磁気記録媒体を互いの非磁性支持体面を内側にし
て重ね合わせて一対の金属ロールの間を通過させること
により、磁性層面、非磁性体面共に好ましい表面特性を
有する磁気記録媒体を能率的に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるカレンダー方法を実施
するカレンダー装置の概略図、第2図(a) 、(b)
 、(c)は本発明の他の実施例における金属ロールを
示す概略図である。 1.2・・・磁気記録媒体 IA、2A・・非磁性支持体 1B、2B・・・磁性層 4A、 4B、 14A、 14B、 24A、 24
B、 34A。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 非磁性支持体上に磁性層が形成されてなるウェブ状の磁
    気記録媒体を一対の金属ロールの間を通過させることに
    よって前記磁性層表面の平滑化処理を行なう磁気記録媒
    体のカレンダー方法において、 2枚の前記磁気記録媒体を互いの前記非磁性支持体面が
    向かい合うように重ね前記一対の金属ロールの間を通過
    させることを特徴とする磁気記録媒体のカレンダー方法
JP7035888A 1988-03-24 1988-03-24 磁気記録媒体のカレンダー方法 Pending JPH01243233A (ja)

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