JPH01321997A - スーパーカレンダー装置 - Google Patents
スーパーカレンダー装置Info
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- JPH01321997A JPH01321997A JP14920488A JP14920488A JPH01321997A JP H01321997 A JPH01321997 A JP H01321997A JP 14920488 A JP14920488 A JP 14920488A JP 14920488 A JP14920488 A JP 14920488A JP H01321997 A JPH01321997 A JP H01321997A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C43/00—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
- B29C43/22—Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of indefinite length
- B29C43/24—Calendering
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Paper (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は複数のロールによりウェブを加圧して、ウェブ
表面の平滑化処理等を行なうスーパーカレンダー装置に
関し、特に詳細にはウェブの高品質化とロールの長寿命
化を共に図ることのできるスーパーカレンダー装置に関
するものである。
表面の平滑化処理等を行なうスーパーカレンダー装置に
関し、特に詳細にはウェブの高品質化とロールの長寿命
化を共に図ることのできるスーパーカレンダー装置に関
するものである。
(従来の技術)
従来より磁気テープ、紙、各種フィルム等からなるウェ
ブを複数のロールにより加圧、加熱しつつ挟持搬送する
ことにより、ウェブ表面の平滑化、艶出し、充填密度の
向上、厚味の均一化を図るようにしたスーパーカレンダ
ー装置が広く実用化されている。従来のスーパーカレン
ダー装置としては、比較的硬度の高い金属ロールと、比
較的硬度の低い弾性ロールを交互に多段に積み重ね、金
属ロールと弾性ロールの間にウェブを通してカレンダー
処理を行なう装置が知られている。しかしながら金属ロ
ールと弾性ロールとを組み合わせてなるスーパーカレン
ダー装置は、以下に述べるような欠点を有している。す
なわち、 (1)弾性ロールはウェブを直接その外周面で支持して
いるので、熱及びくり返し応力によって脆化した表面が
ウェブの表面に転写してウェブの面質を著しく低下させ
ることがあり、このトラブルを防止するためには、弾性
ロールの表面を頻繁に研磨する必要があった。
ブを複数のロールにより加圧、加熱しつつ挟持搬送する
ことにより、ウェブ表面の平滑化、艶出し、充填密度の
向上、厚味の均一化を図るようにしたスーパーカレンダ
ー装置が広く実用化されている。従来のスーパーカレン
ダー装置としては、比較的硬度の高い金属ロールと、比
較的硬度の低い弾性ロールを交互に多段に積み重ね、金
属ロールと弾性ロールの間にウェブを通してカレンダー
処理を行なう装置が知られている。しかしながら金属ロ
ールと弾性ロールとを組み合わせてなるスーパーカレン
ダー装置は、以下に述べるような欠点を有している。す
なわち、 (1)弾性ロールはウェブを直接その外周面で支持して
いるので、熱及びくり返し応力によって脆化した表面が
ウェブの表面に転写してウェブの面質を著しく低下させ
ることがあり、このトラブルを防止するためには、弾性
ロールの表面を頻繁に研磨する必要があった。
(2)又、更新した弾性ロールは、表面の硬度を均一化
するため、長時間にわたりロール固め作業あるいはトレ
ーニング作業と称するスーパーカレンダー装置の空運転
を行なう必要があり、そのため該装置の稼働率の大巾な
向上が望めなかった。
するため、長時間にわたりロール固め作業あるいはトレ
ーニング作業と称するスーパーカレンダー装置の空運転
を行なう必要があり、そのため該装置の稼働率の大巾な
向上が望めなかった。
(3)又、ウェブの表面に層設した塗工膜の充填密度を
更に上げることが品質上強く望まれてくると(例えば、
磁気テープ又はシートの高密度記録化のために)、ロー
ル間の加圧力を一層高める必要が生じ、その結果弾性ロ
ールの表面の脆化速度が早まり該ロールの寿命が大巾に
縮減されるだけではなく、弾性ロールの弾性により加圧
力をあるレベル以上に上げることは不可能であった。
更に上げることが品質上強く望まれてくると(例えば、
磁気テープ又はシートの高密度記録化のために)、ロー
ル間の加圧力を一層高める必要が生じ、その結果弾性ロ
ールの表面の脆化速度が早まり該ロールの寿命が大巾に
縮減されるだけではなく、弾性ロールの弾性により加圧
力をあるレベル以上に上げることは不可能であった。
そこで弾性ロールと金属ロールとを組み合わせてなる従
来のカレンダー装置の欠点を解消するために、加圧ロー
ルをすべて表面硬度(ビッカース硬度)が450度以上
で表面粗さ(Hmax)が0.05μ以下の金属ロール
とし、金属ロール対金属ロールによりウェブのカレンダ
ー処理を行なう装置も既に提案されている(特公昭60
−35243号)。
来のカレンダー装置の欠点を解消するために、加圧ロー
ルをすべて表面硬度(ビッカース硬度)が450度以上
で表面粗さ(Hmax)が0.05μ以下の金属ロール
とし、金属ロール対金属ロールによりウェブのカレンダ
ー処理を行なう装置も既に提案されている(特公昭60
−35243号)。
(発明が解決しようとする課題)
金属ロールのみからなるスーパーカレンダー装置は、金
属ロールと弾性ロールとを組み合わせてなる装置に比べ
てロール間の加圧力を高めることが可能であるのでウェ
ブの充填密度を向上させる上では望ましいか、金属ロー
ルは通常ロール表面に金属メツキか施されているので、
高温、高加圧。
属ロールと弾性ロールとを組み合わせてなる装置に比べ
てロール間の加圧力を高めることが可能であるのでウェ
ブの充填密度を向上させる上では望ましいか、金属ロー
ルは通常ロール表面に金属メツキか施されているので、
高温、高加圧。
高速処理によってメツキ層のはく離や摩耗が生じやすく
、また酸などに触れるとメツキ層が侵蝕されるため、ロ
ールの寿命が短くなる等、性能を長期間に亘って維持す
ることか難しいという欠点がある。さらに上記メツキ層
にカレンダー処理に支障を与える程度の欠陥が生じた場
合には、ロールを再生するために表面のメツキ層を一旦
剥ぎ取って再度メツキ層を形成しなげればならず、再び
研磨が可能となるまで時間および手間が多くかかってし
まうという不都合もある。
、また酸などに触れるとメツキ層が侵蝕されるため、ロ
ールの寿命が短くなる等、性能を長期間に亘って維持す
ることか難しいという欠点がある。さらに上記メツキ層
にカレンダー処理に支障を与える程度の欠陥が生じた場
合には、ロールを再生するために表面のメツキ層を一旦
剥ぎ取って再度メツキ層を形成しなげればならず、再び
研磨が可能となるまで時間および手間が多くかかってし
まうという不都合もある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ウ
ェブに対する加圧力を高めてウェブの高充填密度化を図
ることができるとともに、ロールの性能を長期間に亘っ
て維持することのできるスーパーカレンダー装置を提供
することを目的とするものである。
ェブに対する加圧力を高めてウェブの高充填密度化を図
ることができるとともに、ロールの性能を長期間に亘っ
て維持することのできるスーパーカレンダー装置を提供
することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段および作用)本発明のスー
パーカレンダー装置は、ウェブの加圧を行なう複数のロ
ールが、ヤング率1.7×10’ K’j/mm2以上
のセラミックからなることを特徴とするものである。
パーカレンダー装置は、ウェブの加圧を行なう複数のロ
ールが、ヤング率1.7×10’ K’j/mm2以上
のセラミックからなることを特徴とするものである。
ロールをセラミックからなるものとすれば、表面の剥離
や摩耗が生じにくく、また耐蝕性にも優れているのでロ
ール寿命が長くなる。また上記ロ−ルは特にヤング率の
高いセラミックロールを選択しているので、カレンダー
時の加圧力を高めることができ、ウェブの充填密度を高
めることができる。
や摩耗が生じにくく、また耐蝕性にも優れているのでロ
ール寿命が長くなる。また上記ロ−ルは特にヤング率の
高いセラミックロールを選択しているので、カレンダー
時の加圧力を高めることができ、ウェブの充填密度を高
めることができる。
なお、ここで、ウェブとは、可撓性を有し、その厚さが
1〜1000μ、幅が0.1〜3TrL程度の塩化ビニ
ル、ポリカーボネート、ABS樹脂、ポリエチレンテレ
フタレートセルローストリアセテート、紙1合成紙、布
、金属等からなる帯状物、およびこの帯状物を支持体と
してその表面に磁性層。
1〜1000μ、幅が0.1〜3TrL程度の塩化ビニ
ル、ポリカーボネート、ABS樹脂、ポリエチレンテレ
フタレートセルローストリアセテート、紙1合成紙、布
、金属等からなる帯状物、およびこの帯状物を支持体と
してその表面に磁性層。
感光層、滑性層2着色層等の被膜を塗着または含浸させ
たもの等を意味する。
たもの等を意味する。
以下、図面を参照して本発明をさらに詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例によるスーパーカレンダー装
置の側面図である。
置の側面図である。
図示のスーパーカレンダー装置は、一対のサイドフレー
ム11の間に5本のセラミックロールが適当な間隔をも
って上下方向に積み重ねられている。
ム11の間に5本のセラミックロールが適当な間隔をも
って上下方向に積み重ねられている。
これらのセラミックロールは比較的大径の最上段のトッ
プロール12と最下段のボトムロール16、およびこれ
らのロールの間に配された、比較的小径の中間ロール1
3,14.15からなっている。なお、本実施例におい
て、セラミックロールは上下方向に積み重ねられている
が、各ロールは横方向に並べられていてもよい。
プロール12と最下段のボトムロール16、およびこれ
らのロールの間に配された、比較的小径の中間ロール1
3,14.15からなっている。なお、本実施例におい
て、セラミックロールは上下方向に積み重ねられている
が、各ロールは横方向に並べられていてもよい。
上記トップロール12.ボトムロール16.中間ロール
13〜15を構成するセラミックロールは、−例として
トップロール12を第3図に示すように、545C等の
金属からなるロール芯12Aの周面に、焼き嵌め等によ
り、ヤング率が1.7 X104 K9/mm2以上、
好ましくは2.I XIO’ 07mm2以上のジルコ
ニア、窒化ケイ素、炭化ケイ素、アルミナ、サイアロン
、サーメット、ホウ化チタン等からなるセラミック層1
2Bが設けられてなるものであり、表面の研削により表
面粗さが0.01〜0.1μ77L(Ra)の範囲に仕
上げられたものが用いられる。またロール芯の直径φは
、各ロールとも30〜400#、セラミック層の厚みt
は、2〜100 Nn、ロール全体の長さ見は100〜
1500#lII+となっている。
13〜15を構成するセラミックロールは、−例として
トップロール12を第3図に示すように、545C等の
金属からなるロール芯12Aの周面に、焼き嵌め等によ
り、ヤング率が1.7 X104 K9/mm2以上、
好ましくは2.I XIO’ 07mm2以上のジルコ
ニア、窒化ケイ素、炭化ケイ素、アルミナ、サイアロン
、サーメット、ホウ化チタン等からなるセラミック層1
2Bが設けられてなるものであり、表面の研削により表
面粗さが0.01〜0.1μ77L(Ra)の範囲に仕
上げられたものが用いられる。またロール芯の直径φは
、各ロールとも30〜400#、セラミック層の厚みt
は、2〜100 Nn、ロール全体の長さ見は100〜
1500#lII+となっている。
上記ボトムロール16は、サイドフレーム11に固定さ
れたハウジング17に装着された軸受により軸支され、
外部駆動系により所定の方向CCwに回転駆動されるが
、前記トップロール12は前記サイドフレーム11の上
方に取付けた油圧シリンダー18のロッドに吊設された
ハウジング19に装着された軸受により回転自在に軸支
されている。
れたハウジング17に装着された軸受により軸支され、
外部駆動系により所定の方向CCwに回転駆動されるが
、前記トップロール12は前記サイドフレーム11の上
方に取付けた油圧シリンダー18のロッドに吊設された
ハウジング19に装着された軸受により回転自在に軸支
されている。
また、中間ロール13〜15は、夫々前記サイドフレー
ム】1の側面に取付けられたスライド面(図示せず)を
上下方向のみにスライド可能なハウジング20に装着さ
れた軸受により回転自在に軸支されている。
ム】1の側面に取付けられたスライド面(図示せず)を
上下方向のみにスライド可能なハウジング20に装着さ
れた軸受により回転自在に軸支されている。
なお、前記中間ロール13〜15の各ハウジング20の
一部は、前記トップロール12のハウジング19に吊設
した他のロッド21が貫通し、かつ各ハウジング20の
下方が前記ロッド21に螺着した各ロックナツト22に
より、該ロッド21に対して弛く連結されているので、
前記油圧シリンダ18の作動により前記トップロール1
2が吊り上げられると前記ロックナツト22により各中
間ロール13〜15は所定の間隔= 7 − で吊り上げられ、前記油圧シリンダー18の作動により
前記トップロール12が所定の位置まで下降されると、
前記各中間ロール13〜15も下降し、やがて各金属−
ル12〜16は互いに所定の圧力で接触するように構成
されている。次に本装置の作動について説明する。
一部は、前記トップロール12のハウジング19に吊設
した他のロッド21が貫通し、かつ各ハウジング20の
下方が前記ロッド21に螺着した各ロックナツト22に
より、該ロッド21に対して弛く連結されているので、
前記油圧シリンダ18の作動により前記トップロール1
2が吊り上げられると前記ロックナツト22により各中
間ロール13〜15は所定の間隔= 7 − で吊り上げられ、前記油圧シリンダー18の作動により
前記トップロール12が所定の位置まで下降されると、
前記各中間ロール13〜15も下降し、やがて各金属−
ル12〜16は互いに所定の圧力で接触するように構成
されている。次に本装置の作動について説明する。
前記油圧シリンダー18の作動により、互いに垂直方向
に空隙が設けられた上記トップロール12゜中間ロール
13〜15.ボトムロール16の外周面に沿って、前記
ウェブWをS字状に通した後、前記油圧シリンダー18
を作動させて前記トップロール12を下降限に向けて下
降させると、各中間ロール13〜15も下降し、やがて
各ロール12〜16は互いに所定の圧力で接触するよう
になる。
に空隙が設けられた上記トップロール12゜中間ロール
13〜15.ボトムロール16の外周面に沿って、前記
ウェブWをS字状に通した後、前記油圧シリンダー18
を作動させて前記トップロール12を下降限に向けて下
降させると、各中間ロール13〜15も下降し、やがて
各ロール12〜16は互いに所定の圧力で接触するよう
になる。
次に、前記ボトムロール16に所定の方向ccwに回転
力を与えると、他のロール12〜15は、各ロール間の
摩擦力により前記ボトムロール16と路間等の周速度で
所定の方向CCwあるいはcwに回転し、前記ウェブW
を上方から下方に向けて移送する。
力を与えると、他のロール12〜15は、各ロール間の
摩擦力により前記ボトムロール16と路間等の周速度で
所定の方向CCwあるいはcwに回転し、前記ウェブW
を上方から下方に向けて移送する。
これらのトップロール12.中間ロール13〜15゜ボ
トムロール16の回転によってウェブWが移送され、隣
接するロール間を通る際に、その両面が比較的高い圧力
で加圧されるので、上記ウェブWの表面を所望するレベ
ルのまで艶出し、平滑化、充填密度の向上、あるいは厚
味の均一化を図ることかできる。
トムロール16の回転によってウェブWが移送され、隣
接するロール間を通る際に、その両面が比較的高い圧力
で加圧されるので、上記ウェブWの表面を所望するレベ
ルのまで艶出し、平滑化、充填密度の向上、あるいは厚
味の均一化を図ることかできる。
このように、1.7 xLO’ Kg/rrvn2以上
とヤング率の大きいセラミックロールによりカレンダー
処理を行なえば、ロールに大きな荷重をかけてもロール
の変形が小さく、ウェブの走行方向におけるロール間の
ニップ幅が狭くなるので、セラミックロール間の加圧力
を高めることができ、ウェブの充填密度を良好に高める
ことができる。特に、上記セラミックロールが、−船釣
な金属ロールよりもヤング率の大きいロール、すなわち
ヤング率が2.1 xlO’ K’J/#2以上のロー
ルであれば、加圧力を高める上で特に好ましい。またセ
ラミックロールは、加圧力を高めても表面の剥離や摩耗
が生じに<<、また耐蝕性にも優れているので、良好な
カレンダー効果を長時間に亘って維持することができる
。
とヤング率の大きいセラミックロールによりカレンダー
処理を行なえば、ロールに大きな荷重をかけてもロール
の変形が小さく、ウェブの走行方向におけるロール間の
ニップ幅が狭くなるので、セラミックロール間の加圧力
を高めることができ、ウェブの充填密度を良好に高める
ことができる。特に、上記セラミックロールが、−船釣
な金属ロールよりもヤング率の大きいロール、すなわち
ヤング率が2.1 xlO’ K’J/#2以上のロー
ルであれば、加圧力を高める上で特に好ましい。またセ
ラミックロールは、加圧力を高めても表面の剥離や摩耗
が生じに<<、また耐蝕性にも優れているので、良好な
カレンダー効果を長時間に亘って維持することができる
。
(実 施 例)
以下、本発明の実施例について説明する。
磁性体(He =8000e 、比表面積55TIL/
g)300重量部、ニトロセルロース(RS 1/2
) 30重量部、ポリオール30重量部、ポリイソシア
ネート25重量部、カーボンブラック(粒子サイズ20
μTrL)15重量部、研磨剤(Cr 203 :
0.5 μm) 3重量部、ミリスチン酸1.5重量部
、シリコンオイル1.0重量部、メチルエチルケトン/
シクロヘキサノン(重量比: 6/4 ) 750重量
部からなる磁性塗布液を厚み15μmのポリエチレンテ
レフタレートベース上に25cc/7I1.塗布し、配
向後80℃で15秒間乾燥してウェブ状の磁気記録媒体
を作成した。
g)300重量部、ニトロセルロース(RS 1/2
) 30重量部、ポリオール30重量部、ポリイソシア
ネート25重量部、カーボンブラック(粒子サイズ20
μTrL)15重量部、研磨剤(Cr 203 :
0.5 μm) 3重量部、ミリスチン酸1.5重量部
、シリコンオイル1.0重量部、メチルエチルケトン/
シクロヘキサノン(重量比: 6/4 ) 750重量
部からなる磁性塗布液を厚み15μmのポリエチレンテ
レフタレートベース上に25cc/7I1.塗布し、配
向後80℃で15秒間乾燥してウェブ状の磁気記録媒体
を作成した。
(実施例1)
上記磁気記録媒体に対し、第1図に示した装置において
スーパーカレンダー処理を行なった。なお、装置内の各
ロールとも、アルミナ(アルミナ含有率99%)からな
るヤング率3.5 XIO’ Kg/mm2のセラミッ
クロールであり、各ロールの長さは200 mms表面
粗さは0.01μTrL(Ra)、トップロールとボト
ムロールの径は2oomm1中間ロールの径は150m
1+1である。またカレンダー時の線圧は200 Kg
/Cm、温度は50℃、ウェブの搬送速度は20077
L/minである。
スーパーカレンダー処理を行なった。なお、装置内の各
ロールとも、アルミナ(アルミナ含有率99%)からな
るヤング率3.5 XIO’ Kg/mm2のセラミッ
クロールであり、各ロールの長さは200 mms表面
粗さは0.01μTrL(Ra)、トップロールとボト
ムロールの径は2oomm1中間ロールの径は150m
1+1である。またカレンダー時の線圧は200 Kg
/Cm、温度は50℃、ウェブの搬送速度は20077
L/minである。
(実施例2)
セラミックロールの材質をヤング率4.4 XLO4に
9 / mm 2の炭化ケイ素に変え、他の条件はすべ
て実施例1と同じにしてスーパーカレンダー処理を行な
った。
9 / mm 2の炭化ケイ素に変え、他の条件はすべ
て実施例1と同じにしてスーパーカレンダー処理を行な
った。
(実施例3)
セラミックロールの材質をヤング率1.7 X104K
g / mm 2のジルコニアに変え、他の条件はすべ
て実施例1と同じにしてスーパーカレンダー処理を行な
った。
g / mm 2のジルコニアに変え、他の条件はすべ
て実施例1と同じにしてスーパーカレンダー処理を行な
った。
(比較例1)
セラミックロールの材質をヤング率1.5 X104K
g / mm 2のジルコニアに変え、他の条件はすべ
て実施例1と同じにしてスーパーカレンダー処理を行な
った。
g / mm 2のジルコニアに変え、他の条件はすべ
て実施例1と同じにしてスーパーカレンダー処理を行な
った。
(比較例2)
実施例1におけるセラミックロールの代りに、845C
のロール芯に硬質クロムメツキを施してなる、セラミッ
クロールと同じ径、長さ1表面粗さ金属ロールを用い、
他の条件はすべて実施例1と同じにしてスーパーカレン
ダー処理を行なった。
のロール芯に硬質クロムメツキを施してなる、セラミッ
クロールと同じ径、長さ1表面粗さ金属ロールを用い、
他の条件はすべて実施例1と同じにしてスーパーカレン
ダー処理を行なった。
(比較例3)
比較例2の装置において、第3図に符号Aで示すロール
は金属ロールのままとし、符号Bで示すロールのみ、8
45Cのロール芯に厚さ10#のMCナイロンのチュー
ブを焼き嵌めした表面の硬度が80 (Hs )であり
、実施例1における中間ロールと同じ径、長さの弾性ロ
ールに変え、他の条件はすべて比較例2と同じにしてス
ーパーカレンダー処理を行なった。なお、ウェブは磁性
層側の面が金属ロールと接触すgように走行せしめられ
る。
は金属ロールのままとし、符号Bで示すロールのみ、8
45Cのロール芯に厚さ10#のMCナイロンのチュー
ブを焼き嵌めした表面の硬度が80 (Hs )であり
、実施例1における中間ロールと同じ径、長さの弾性ロ
ールに変え、他の条件はすべて比較例2と同じにしてス
ーパーカレンダー処理を行なった。なお、ウェブは磁性
層側の面が金属ロールと接触すgように走行せしめられ
る。
以上の実施例1,2,3、比較例1. 2. 3により
スーパーカレンダー処理された磁気記録媒体をそれぞれ
172インチ幅に裁断した後、その光沢度、再生出力、
ドロップアウト数、および寿命の測定を行なった。その
結果を下記の表に示す。なお、光沢度は、スガ試験機製
UGV−5Dを用い入射角45°で測定したものであり
、再生出力はVH3方式(7)VTR(検子電器製A
G −6200)を用いて比較例3を基準として測定し
たものである。
スーパーカレンダー処理された磁気記録媒体をそれぞれ
172インチ幅に裁断した後、その光沢度、再生出力、
ドロップアウト数、および寿命の測定を行なった。その
結果を下記の表に示す。なお、光沢度は、スガ試験機製
UGV−5Dを用い入射角45°で測定したものであり
、再生出力はVH3方式(7)VTR(検子電器製A
G −6200)を用いて比較例3を基準として測定し
たものである。
またドロップアウトの定義は一16dB以上の出力ダウ
ンで長さ力月5μs以上のものとし、ドロップアウト数
は、その1分間における発生回数を測定したものである
。さらにロール寿命は、カレンダーロールに摩耗等の欠
陥が生じるまでにカレンダー処理された磁気記録テープ
の長さを示すものである。
ンで長さ力月5μs以上のものとし、ドロップアウト数
は、その1分間における発生回数を測定したものである
。さらにロール寿命は、カレンダーロールに摩耗等の欠
陥が生じるまでにカレンダー処理された磁気記録テープ
の長さを示すものである。
なお、寿命欄の−は、200,000 m処理を行なっ
ても欠陥が生じないことを示す。
ても欠陥が生じないことを示す。
上記の結果から明らかなように、セラミックロールを用
いた実施例1,2.3および比較例1は、磁気記録テー
プを200,000 m処理しても欠陥が生じず、極め
て寿命が長いことが確認された。金属ロールを用いた比
較例2は、得られたテープの特性には実用上問題がない
が、ロールの寿命が短く、また金属ロールと弾性ロール
を組み合わせた比較例3は、テープの特性およびロール
の寿命共に不十分なものとなった。またセラミックロー
ルを用いた場合でも、ロールのヤング率が、L、7 X
104Kg/ mm 2を下回っている比較例1ではテ
ープの特性が実用上不十分で、良好な特性を有するテー
プを得るためには実施例3の条件が最低限必要であり、
セラミックロールのヤング率は1.7 XIO’ Kg
/mm2以上に設定されることが必要であることが確認
された。
いた実施例1,2.3および比較例1は、磁気記録テー
プを200,000 m処理しても欠陥が生じず、極め
て寿命が長いことが確認された。金属ロールを用いた比
較例2は、得られたテープの特性には実用上問題がない
が、ロールの寿命が短く、また金属ロールと弾性ロール
を組み合わせた比較例3は、テープの特性およびロール
の寿命共に不十分なものとなった。またセラミックロー
ルを用いた場合でも、ロールのヤング率が、L、7 X
104Kg/ mm 2を下回っている比較例1ではテ
ープの特性が実用上不十分で、良好な特性を有するテー
プを得るためには実施例3の条件が最低限必要であり、
セラミックロールのヤング率は1.7 XIO’ Kg
/mm2以上に設定されることが必要であることが確認
された。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明のスーパーカレンダー装置
によれば、カレンダーロールとしてヤング率の高いセラ
ミックロールを用いたことにより、加圧力を高めること
が可能となり、充填密度の高いウェブを得ることができ
る。また本装置においてはロール寿命が長期化されるの
で、稼動率の向上およびランニングコストの低下を図る
ことができる。
によれば、カレンダーロールとしてヤング率の高いセラ
ミックロールを用いたことにより、加圧力を高めること
が可能となり、充填密度の高いウェブを得ることができ
る。また本装置においてはロール寿命が長期化されるの
で、稼動率の向上およびランニングコストの低下を図る
ことができる。
第1図は本発明の一実施例によるスーパーカレンダー装
置の側面図、 −15= 第2図はカレンダーロールの断面図、 第3図は金属ロールと弾性ロールの配置を示す概略図で
ある。 12・・・トップロール 13,14.15・・・中
間ロール16・・・ボトムロール W・・・ウェブ\
。
置の側面図、 −15= 第2図はカレンダーロールの断面図、 第3図は金属ロールと弾性ロールの配置を示す概略図で
ある。 12・・・トップロール 13,14.15・・・中
間ロール16・・・ボトムロール W・・・ウェブ\
。
Claims (1)
- 互いに近接して平行に配された複数のロールの間にウェ
ブを通過させて加圧し、該ウェブの表面処理を行なうス
ーパーカレンダー装置において、前記ロールがヤング率
1.7×10^4Kg/mm^2以上のセラミックから
なることを特徴とするスーパーカレンダー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14920488A JPH01321997A (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | スーパーカレンダー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14920488A JPH01321997A (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | スーパーカレンダー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01321997A true JPH01321997A (ja) | 1989-12-27 |
Family
ID=15470101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14920488A Pending JPH01321997A (ja) | 1988-06-16 | 1988-06-16 | スーパーカレンダー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01321997A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5543371A (en) * | 1992-03-31 | 1996-08-06 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Slide member and method of manufacturing the same |
WO2011108386A1 (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-09 | 住友ベークライト株式会社 | 成形装置および成形方法 |
-
1988
- 1988-06-16 JP JP14920488A patent/JPH01321997A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5543371A (en) * | 1992-03-31 | 1996-08-06 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Slide member and method of manufacturing the same |
US5776600A (en) * | 1992-03-31 | 1998-07-07 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Slide member and method of manufacturing the same |
WO2011108386A1 (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-09 | 住友ベークライト株式会社 | 成形装置および成形方法 |
US9004898B2 (en) | 2010-03-03 | 2015-04-14 | Sumitomo Bakelite Company Limited | Molding device and molding method |
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