JPH04274025A - 高配向塗布型磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
高配向塗布型磁気記録媒体の製造方法Info
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- JPH04274025A JPH04274025A JP5611091A JP5611091A JPH04274025A JP H04274025 A JPH04274025 A JP H04274025A JP 5611091 A JP5611091 A JP 5611091A JP 5611091 A JP5611091 A JP 5611091A JP H04274025 A JPH04274025 A JP H04274025A
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Landscapes
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、高配向塗布型磁気記
録媒体の製造方法に関し、さらに詳しくは少ない配向磁
場エネルギ−であっても、きわめて高い配向性をもつ塗
布型磁気記録媒体を提供することのできる新規の磁気記
録媒体の塗布方法に関する。
録媒体の製造方法に関し、さらに詳しくは少ない配向磁
場エネルギ−であっても、きわめて高い配向性をもつ塗
布型磁気記録媒体を提供することのできる新規の磁気記
録媒体の塗布方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、磁気テ−プ等の磁気記録媒体の
製造においては、使用に際し信号記録方向に磁性粉末の
針状方向を揃えて磁化強度を増し、高出力を得るべく、
磁性塗料をベ−スフィルムに塗布し未乾燥の状態で強力
な同極対向磁場中を通過させることとしている。（特開
昭５４−１４９６０６号、特開昭５４−４７６０６号）
製造においては、使用に際し信号記録方向に磁性粉末の
針状方向を揃えて磁化強度を増し、高出力を得るべく、
磁性塗料をベ−スフィルムに塗布し未乾燥の状態で強力
な同極対向磁場中を通過させることとしている。（特開
昭５４−１４９６０６号、特開昭５４−４７６０６号）
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、磁性塗料を
ベ−スフィルムに塗布し未乾燥の状態で強力な同極対向
磁場中を通過させる従来の方法は、強力な磁場が印加さ
れるため磁場による磁性層表面に凹凸が現れ磁気記録媒
体の表面性を損ない易く、磁気記録媒体の表面性を保つ
ためには磁場の均一性のコントロールを極めて厳密に行
わなければならないと言う操作性の難点を有している。
ベ−スフィルムに塗布し未乾燥の状態で強力な同極対向
磁場中を通過させる従来の方法は、強力な磁場が印加さ
れるため磁場による磁性層表面に凹凸が現れ磁気記録媒
体の表面性を損ない易く、磁気記録媒体の表面性を保つ
ためには磁場の均一性のコントロールを極めて厳密に行
わなければならないと言う操作性の難点を有している。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明はかかる現状に
鑑み種々検討を行った結果なされたもので、針状の磁性
粉末を有機溶剤に溶解した結合剤樹脂中に分散させてな
る磁性塗料を、グラビアロ−ルを用いて、走行するベ−
スフィルム表面に転移付着させ、転移付着した磁性塗料
にシ−トを当接して、ベ−スフィルム上の磁性塗料を平
滑化処理して磁性塗膜を塗布形成し、その後、加熱乾燥
する高配向塗布型磁気記録媒体の製造方法において、該
平滑化処理を配向磁場中で行なうことにより少ない配向
磁場エネルギ−で、きわめて高い配向性をもつ塗布型磁
気記録媒体を得たものである。
鑑み種々検討を行った結果なされたもので、針状の磁性
粉末を有機溶剤に溶解した結合剤樹脂中に分散させてな
る磁性塗料を、グラビアロ−ルを用いて、走行するベ−
スフィルム表面に転移付着させ、転移付着した磁性塗料
にシ−トを当接して、ベ−スフィルム上の磁性塗料を平
滑化処理して磁性塗膜を塗布形成し、その後、加熱乾燥
する高配向塗布型磁気記録媒体の製造方法において、該
平滑化処理を配向磁場中で行なうことにより少ない配向
磁場エネルギ−で、きわめて高い配向性をもつ塗布型磁
気記録媒体を得たものである。
【０００５】この発明は、ベースフィルム上に塗布され
た磁性塗料の平滑化処理を行う際に平滑化治具とともに
磁場発生体を配置することにより平滑化処理を行う段階
で針状の磁性粉の方向を揃えている。
た磁性塗料の平滑化処理を行う際に平滑化治具とともに
磁場発生体を配置することにより平滑化処理を行う段階
で針状の磁性粉の方向を揃えている。
【０００６】平滑化処理治具と共に用いる磁場発生体の
飽和磁束密度は２００Ｇ〜４０００Ｇの範囲が好ましい
。磁束密度が２００Ｇ以下では配向に充分な磁場が得ら
れず、４０００Ｇ以上になると磁性塗膜の表面があれ、
所定の表面平滑性が得られなくなってしまう。
飽和磁束密度は２００Ｇ〜４０００Ｇの範囲が好ましい
。磁束密度が２００Ｇ以下では配向に充分な磁場が得ら
れず、４０００Ｇ以上になると磁性塗膜の表面があれ、
所定の表面平滑性が得られなくなってしまう。
【０００７】また、磁場発生体の形状は特に限定されず
、バルク状、シート状等平滑化処理治具の形状に併せて
自由に選択できる。
、バルク状、シート状等平滑化処理治具の形状に併せて
自由に選択できる。
【０００８】磁場発生体の位置は磁場発生体が平滑化治
具により平滑化処理が行われているベースフィルム上の
磁性塗料に対して一定の方向に磁場を与えることができ
、また、磁場発生体が直接磁性塗料に接しないように配
置されていればよい。
具により平滑化処理が行われているベースフィルム上の
磁性塗料に対して一定の方向に磁場を与えることができ
、また、磁場発生体が直接磁性塗料に接しないように配
置されていればよい。
【０００９】これに対し、磁性塗料をベ−スフィルムに
塗布し未乾燥の状態で強力な同極対向磁場中を通過させ
る従来の方法は、一度平滑化処理をした塗料を強力な磁
場中に投入することになり、磁場により平滑化処理の効
果が低減されてしまう。
塗布し未乾燥の状態で強力な同極対向磁場中を通過させ
る従来の方法は、一度平滑化処理をした塗料を強力な磁
場中に投入することになり、磁場により平滑化処理の効
果が低減されてしまう。
【００１０】
【実施例】次に、この発明の実施例について説明する。
実施例１
α−Ｆｅ磁性粉末（平均粒径 ０．１８μｍ
） １００
重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコ
−ル共重合体（積水 １１．２ 〃
化学工業社製、エスレックＡ） ポリウレタン
樹脂（大日本インキ化学工業社製、Ｔ−５２５０）
８．８ 〃 カ−ボンブラック（平均粒
径 ０．０２４μｍ）
６．０ 〃 アルミナ
（平均粒径 ０．２５μｍ）
８．０ 〃 ミリ
スチン酸
３．０ 〃 ステアリン酸−ｎ−ブチル
３．０ 〃 シクロヘキサノ
ン
１１５．０ 〃
トルエン
１１５．０ 〃この組成物をサンドグ
ラインダ−ミルにより充分に混練分散させた後、多官能
性ポリイソシアネ−ト化合物（日本ポリウレタン工業社
製、コロネ−トＬ）を５重量部加えて磁性塗料を調製し
た。
） １００
重量部 塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコ
−ル共重合体（積水 １１．２ 〃
化学工業社製、エスレックＡ） ポリウレタン
樹脂（大日本インキ化学工業社製、Ｔ−５２５０）
８．８ 〃 カ−ボンブラック（平均粒
径 ０．０２４μｍ）
６．０ 〃 アルミナ
（平均粒径 ０．２５μｍ）
８．０ 〃 ミリ
スチン酸
３．０ 〃 ステアリン酸−ｎ−ブチル
３．０ 〃 シクロヘキサノ
ン
１１５．０ 〃
トルエン
１１５．０ 〃この組成物をサンドグ
ラインダ−ミルにより充分に混練分散させた後、多官能
性ポリイソシアネ−ト化合物（日本ポリウレタン工業社
製、コロネ−トＬ）を５重量部加えて磁性塗料を調製し
た。
【００１１】この磁性塗料をグラビアロ−ルに転移付着
させ、これに走行する厚さ１３μｍのポリエステルフィ
ルムベ−スフィルム表面を当接させ、その直後に転移付
着した磁性塗料を内部に１０００Ｇの飽和磁化磁束密度
を有する磁性体を有する非磁性平滑化治具を磁性塗料に
接触させて平滑化及び磁性塗料の配向をおこなった。そ
の後、加熱乾燥し、カレンダ−処理を行って磁性層を形
成した。
させ、これに走行する厚さ１３μｍのポリエステルフィ
ルムベ−スフィルム表面を当接させ、その直後に転移付
着した磁性塗料を内部に１０００Ｇの飽和磁化磁束密度
を有する磁性体を有する非磁性平滑化治具を磁性塗料に
接触させて平滑化及び磁性塗料の配向をおこなった。そ
の後、加熱乾燥し、カレンダ−処理を行って磁性層を形
成した。
【００１２】次いで、表面に磁性層を形成したポリエス
テルフィルムの裏面に、下記のバックコ−ト層用塗料を
塗布、乾燥して厚さ ０．８μｍのバックコ−ト層を形
成し、所定の幅に裁断して磁気テ−プをつくった。
テルフィルムの裏面に、下記のバックコ−ト層用塗料を
塗布、乾燥して厚さ ０．８μｍのバックコ−ト層を形
成し、所定の幅に裁断して磁気テ−プをつくった。
【００１３】比較例
実施例においてベースフィルムに転移付着した磁性塗料
を内部に磁性対を含まない非磁性平滑治具を用いて平滑
処理を行い、その後磁性塗料が乾燥する前に４０００Ｇ
の同極対向磁場中を通過させる配向を行った以外は実施
例と同様にして磁気テープをつくった。
を内部に磁性対を含まない非磁性平滑治具を用いて平滑
処理を行い、その後磁性塗料が乾燥する前に４０００Ｇ
の同極対向磁場中を通過させる配向を行った以外は実施
例と同様にして磁気テープをつくった。
【００１４】
【発明の効果】実施例で得られたテープの配向比及びピ
−クツ−バレ−で表した表面平滑性はそれぞれ０．８４
、５０ｎｍ、これに対し比較例で得られたテープのそれ
はそろぞれ０．８２、８０ｎｍであり、本願発明により
得られた磁気テープは従来の製造方法より得られた磁気
テープに比べて配向性及び表面平滑性が優れていること
がわかる。
−クツ−バレ−で表した表面平滑性はそれぞれ０．８４
、５０ｎｍ、これに対し比較例で得られたテープのそれ
はそろぞれ０．８２、８０ｎｍであり、本願発明により
得られた磁気テープは従来の製造方法より得られた磁気
テープに比べて配向性及び表面平滑性が優れていること
がわかる。
Claims (1)
- 【請求項１】 針状の磁性粉末を有機溶剤に溶解した
結合剤樹脂中に分散させてなる磁性塗料を、グラビアロ
−ルを用いて、走行するベ−スフィルム表面に転移付着
させ、転移付着した磁性塗料にシ−トを当接して、ベ−
スフィルム上の磁性塗料を平滑化処理して磁性塗膜を塗
布形成し、その後、加熱乾燥する高配向塗布型磁気記録
媒体の製造方法において、該平滑化処理を配向磁場中で
行なうことを特徴とする高配向塗布型磁気記録媒体の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5611091A JPH04274025A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 高配向塗布型磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5611091A JPH04274025A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 高配向塗布型磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04274025A true JPH04274025A (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=13017953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5611091A Withdrawn JPH04274025A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 高配向塗布型磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04274025A (ja) |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP5611091A patent/JPH04274025A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |