JPH01243038A - 非線形光学材料 - Google Patents

非線形光学材料

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JPH01243038A
JPH01243038A JP7115488A JP7115488A JPH01243038A JP H01243038 A JPH01243038 A JP H01243038A JP 7115488 A JP7115488 A JP 7115488A JP 7115488 A JP7115488 A JP 7115488A JP H01243038 A JPH01243038 A JP H01243038A
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nonlinear optical
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JP7115488A
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Hiroshi Shimizu
洋 清水
Takafumi Uemiya
崇文 上宮
Naota Uenishi
直太 上西
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/35Non-linear optics
    • G02F1/355Non-linear optics characterised by the materials used
    • G02F1/361Organic materials

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  • Nonlinear Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は非線形光学材料に関し、より詳細には、スチル
ベン誘導体を少なくとも含有し、非線形光学素子用材料
として好適な非線形光学材料に関する。
〈従来技術及び発明が解決しようとする問題点〉非線形
光学効果とは、結晶内部にかかる電場によって誘起され
る分極Pが次式に示されるように、P−X(I)E+X
(2)E −E+X(3)E −E −E+−9゜(n
)。
[X   、n次の非線形感受率 E:電場ベクトル] 2次以上の項を有することによって生じる非線形性に伴
って発現する光学的効果であり、2次の非線形光学現象
としては第2高調波発生、光整流、光混合パラメトリッ
ク増幅及びポッケルス効果があり、3次のものとしては
第3高調波発生、光双安定性、カー効果等がある。特に
光の電場の2乗に比例して起る2次の非線形光学効果は
、光波長変換素子、光変調素子等の非線形光学素子とし
てオプトエレクトロニクス分野の発展を約束する素子へ
の応用が可能であるため多くの注目を集めている。
上記非線形光学素子を構成する材料は、現在のところK
H2PO4(KDP)などの一部の無機材料が実用され
ている。しかしながら、上記無機材料の非線形光学定数
が小さいため、素子の動作には極めて高い電圧、または
極めて強い光強度が必要である。従って、非線形光学効
果の大きい材料が極めて強く要求されているとともに、
様々な材料探索がなされてきた。無機材料においては、
ニオブ酸リチウム(LiNbO3)が最も大きい非線形
光学定数を有しているが、ニオブ酸リチウムは強いレー
ザ光を照射すると部分的に屈折率の変化を生じ、また容
易に光で損傷する欠点を有しており未だ実用化されてい
ない。   ・近年になって、無機系材料に比べて有機
系材料の方がはるかに高い非線形光学特性を有すること
が見出だされ、例えば、2−メチル−4−ニトロアニリ
ン(以下、MNAと略称する)に代表されるように、π
電子系を有しかつ分子内に電子供与性基と電子吸引性基
を有し、2次の分子非線形光学定数β(以下、単に「非
線形光学定数β」と略称する)が大きい有機結晶材料が
知られている。
しかし、これらの有機結晶材料では非線形光学定数βが
比較的大きいものであっても、結晶構造が対称中心を有
するため、結晶状態では2次の非線形光学現象を生じな
いものが多いという欠点があった。即ち一1分子分極μ
は次式に示され、μ四αE+βE−E+γE−E−E+
・・・・・・[α、β、72641次、2次、3次の分
子非線形光学定数、 E:電場ベクトルコ 各分子分極率が大きい程、微視的分極は大きくなり非線
形光学現象は大きくなるものの、前記分極Pは結晶の巨
視的分極を示しており、結晶構造が対称中心を持つ場合
には2次の非線形光学現象は生じない。従って、分子自
身の持つ非線形光学現象に対する能力は大きいものの結
晶構造の反転対称性のために2次の非線形現象が生じな
い場合が存在する。このように、有機結晶材料の光学特
性は、分子の特性のみならず、結晶中における分子配列
により大きな影響を受けるが、有機分子性結晶における
分子配列はある温度領域で個々の分子種によって一意的
に決る場合が多く結晶中での分子配列制御は非常に困難
である。従って、分子自身のもつ光学特性が分子配列に
よって影響を受け、有機結晶材料を構成する分子本来の
光学特性を十分に発揮できないという問題があり、例え
ば、4−N、N−ジメチルアミノ−4′−二トロスチル
ベン(以下、DANSと略称する)は非線形光学定数β
が383 X 1O−30esuであり、MNAの非線
形光学定数β(I9X lN30esu )の約20倍
であるが、2次の非線形光学効果は観測されないと報告
されている[J、 L、 0udar、 J、 Che
ffl、、 Phys、。
67、448 (I977)参照]。上記のように非線
形光学定数βが大きい化合物の結晶の分子配向を制御す
ることは困難であり、今までMNAより高い2次の非線
形光学効果を示す有機化合物の報告例はほとんどなく、
従って、MNAを用いた非線形光学素子より高効率の非
線形光学素子は知られていない。なお、非線形光学材料
としてスチルベン誘導体である4−メトキシ−4′−二
トロスチルベンが公知であるが、該化合物は上記MNA
よりも大きな非線形光学定数βを示すものの、未だ非線
形光学定数βが小さく十分でない。
一方、上記のような問題点から、大きな非線形光学定数
βを有するにもかかわらず、有機結晶材料の結晶構造に
起因して2次の非線形光学効果を示さないような有機化
合物に2次の非線形光学効果を発現させる方法が検討さ
れ0る。上記方法の一つとして液晶性高分子材料を用い
る方法が知られている。即ち、液晶性高分子は液晶状態
において、電場により分子配向を制御することが可能で
あり、この性質を利用して液晶性高分子中に大きな非線
形光学定数βを有する有機化合物を混合し、電場を印加
することにより、対象中心を持たない状態に分子配列さ
せて2次の非線形光学効果を発現させる方法である。例
えば、液晶性高分子にDANSを2重量%混合し、液晶
状態において電場を印加して配向させた後、急冷して得
られる高分子固体について、2次の非線形光学効果であ
る第2高調波の発生が認められている[G、 R,Me
red−1th et at、 Macroo+ole
cules、 15.1385 (I982)参照コ。
しかしながら、DANSは液晶性高分子との相溶性が比
較的小さく、また液晶状態を利用するため、分子凝集力
の強いDANSの混合量を非常に小さくしなければなら
ない。従って、DANSは大きな非線形光学能を有する
にもかかわらず混合量が少ないため、上記混合物からな
る材料には大きな非線形光学現象は期待できないという
問題がある。
く目 的〉 本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、大き
な2次の非線形光学効果を有すると共に液晶性高分子な
どとの相溶性にも′優れる非線形光学材料を提供するこ
とを目的とする。
く問題を解決するための手段〉 上記の問題点を解決するため、本発明の非線形光学材料
は、下記一般式(I) [式中、Rは水素原子または置換基を有していてもよい
アルキル基、Yは電子吸引性基を示すコで表わされる化
合物を少なくとも含有することを特徴とするものである
本発明は上記の構成よりなり、一般式(I]で表される
スチルベン誘導体は、分子内に、電子供与性基としてア
ルコキシ基よりも電子供与性の大きなアルキルチオ基な
どと、電子吸引性基とを存すると共に長いπ電子系を有
しており、光の電場により分極が生ずる際に分子内の電
子移動がスムーズに進行するので非線形光学定数βが大
きい。従って、一般式(I)で表される化合物からなる
非線形光学材料は顕著な2次の非線形光学効果を示す。
また、一般式(I)で表される化合物は、棒状で剛直な
コア部分と屈曲性に富むアルキルチオ鎖などとからなり
、液晶性高分子などとの相溶性に優れる。従って、前記
の有機非線形光学材料と液晶性高分子などとからなる混
合物を用いる方法において、有機非線形光学材料として
一般式[I)で表される化合物を用いる際、一般式(I
)で表される化合物の含有量を多くすることができるの
で高い非線形光学効果が得られる。
なお、一般式(I)で表される化合物の非線形光学定数
βが大きいことは、下記に示されるPPP(Paris
er−Parr−Pole) −M O法により確認で
きる。
P P P−MO法は一種の分子軌道法であり、簡便で
広範囲に利用されている計算方法である[ A。
Martln、 Acta Chemica Acad
emlae 5e1ent1arua+11ungar
icac、 84.259 (I975)参照コ、PP
P−M0法により得られた各分子パラメーターを用いて
、次式より非線形光学定数βを算出することができる 
 [J、  L、  0udar、  J、  Che
IB、、  Phys、、  67、 448(I97
7)参照コ。
[ez電子の電荷、 五−h/2π(hはブランク定数
)、m=電子の質量、 V二基底状態と励起状態のエネギー差、弔ω:入射光エ
ネルギー、f:振動子強度、Δμ =基底状態と励起状
態の双極子モーメンe トの差。] 上記式を用いて一般式(I)で表される化合物の非線形
光学定数βを算出したところ、140 X1O−30e
suとなり、MNAの非線形光学定数の約7倍となった
。また上記P P P−MO法により、前記公知化合物
である4−メトキシ−4′−二トロスチルベンとこの化
合物に対応する4−メチルチオ−4′−二トロスチルベ
ンの非線形光学定数βを算出したところ、4−メトキシ
−4′−二トロスチルベン 136X IN”0esu
 、 4−メチルチオ−4′−ニトロスチルベン 19
6X 1O−3’ esuとなり、本発明の化合物が前
記公知化合物よりもさらに大きな非線形光学定数βを示
すことが判明した。なお、MNAおよびDANSについ
て、P P P−MO法および上記式を用いて非線形光
学定数βを算出したところ、それぞれ16.3X 1O
−30esuおよび418X 1O−30esuとなり
、前記の実測値と良好な一致が見られることから、非線
形光学定数βの計算にP P P−MO法を用いること
の妥当性が示される。
前記一般式(I)で表される化合物において、Rは水素
原子または置換基を有していてもよいアルキル基を示し
、上記置換基としては、例えば、塩素、臭素、フッ素、
ヨウ素のハロゲン基、ヒドロキシ基、メトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、イソブト
キシ、第三級ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキ
シ基などのアルコキシ基、カルボキシ基、メトキシカル
ボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、
イソプロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、イソ
ブトキシカルボニル、第三級ブトキシカルボニル、ペン
チルオキシカルボニル、ヘキシルオキシカルボニルなど
のアルコキシカルボニル基、シアノ基などが例示される
。上記置換基は、非線形光学材料における分子配列を制
御するため、所望する置換基の極性の強さ、水素結合性
およびかさばりなどにより適宜選択することができる。
またアルキル基としては、例えば、メチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第三級ブ
チル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、2−
エチルヘキシル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシ
ル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、ヘキサ
デシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデシル、エ
イコシル基などが挙げられる。上記アルキル基のうち、
2次の非線形光学効果が大きく、液晶性高分子や水素結
合可能な基を有する高分子との相溶性に優れる炭素数1
〜20の直鎖状または分枝鎖状のアルキル基が好ましい
また、電子吸引性基Yとしては、例えば、フッ素などの
前記ハロゲン基;ニトロ基;シアノ基;ホルミル、アセ
チル、プロピオニル、ブチリル、ペンタノイル、ヘキサ
ノイル、オクタノイル、ベンゾイル等のアシル基;カル
バモイル、メチルカルバモイル、ジメチルカルバモイル
、エチルカルバモイル、プロピルカルバモイル、ヘキシ
ルカルバモイル、ラウリルカルバモイル、ベンジルカル
バモイル、フェニルカルバモイル等の置換xを有してい
てもよいカルバモイル基;アミノ、メチルアミノ、ジメ
チルアミノ、エチルアミノ、ジエチルアミノ、プロピル
アミノ、ブチルアミノ、ヘキシルアミノ、オクチルアミ
ノなどのアルキル基を有していてもよいアミノ基;ベン
ジルアミノ、ベンズヒドリル、トリチルアミノ、フェニ
ルアミノ、ジフェニルアミノ等のアラルキルアミノまた
はアリールアミノ基;カルボキシ基:メトキシカルボニ
ル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、ブト
キシカルボニル、ペンチルオキシカルボニル、ヘキシル
オキシカルボニルなどのアルコキシカルボニル基、フェ
ノキジルカルボニル、p−ニトロフェニルオキシカルボ
ニルなどの置換基を有していてもよいアリールオキシカ
ルボニル、ベンジルオキシカルボニル、ベンズヒドリル
オキシカルボニルなどのアラルキルオキシカルボニル等
のエステル化されたカルボキシ基;メタンスルホニル、
エタンスルホニル、プロパンスルホニル、ブタンスルホ
ニル、トリフルオロメタンスルホニル、2,2.2−ト
リフルオロエタンスルホニル等のハロゲン原子を有して
いてもよいアルカンスルホニル基;ホルムアミド、アセ
トアミド、プロピオンアミド、ブチリルアミノ、ヘキサ
ノイルアミノ、ベンゾイルアミノ等のアシルアミノ基;
ニトロソ基;スルホ基;メトキシスルホニル、エトキシ
スルホニル、プロポキシスルホニル、ブトキシスルホニ
ル、ペンチルオキシスルホニル、ヘキシルオキシスルホ
ニル、オクチルオキシスルホニルなどのアルコキシスル
ホニル、フェノキシスルホニル、p−シアノフェノキシ
スルホニルなどの置換基を有していてもよいフェノキシ
スルホニル等のエステル化されたスルホ基;スルファモ
イル、メチルスルファモイル、エチルスルファモイル、
フェニルスルファモイル、ベンジルスルファモイルなど
の置換基を有していてもよいスルファモイル基;スルフ
ィノ基;チオカルボキシ基などが例示される。
なお、上記電子吸引性基Y中、ハロゲン基は、前記−殺
伐(I)で表される化合物において電子供与性基として
作用する前記基R8に対して電子吸引性を示すものであ
ればよく、基RSの種類に応じて適宜選択することがで
きる。
上記電子吸引性基Yは、フェニル環の適宜の位置に置換
していてもよいが、光の電場により分子内の電子移動を
スムーズに進行させるため、フェニル環のm−位または
p−位に置換しているのが好ましい。また上記電子吸引
性基Yは、光学特性などに応じて適宜選択することがで
きるが、非線形光学定数βを大きくする上で、電子吸引
性が大きなニトロ基またはシアノ基であるのが好ましい
特にニトロ基またはシアノ基がフェニル環のm−位また
はp−位に置換している一般式(I)で表される化合物
は、分子状態のみならず結晶状態で2次の非線形光学効
果が大きい。
前記−殺伐(I)で表される化合物は、例えば下記の方
法等により製造することができる。
(I)          010 (I) [式中、RおよびYは前記に同じ。R1はアルキル基ま
たはフェニル基を示す。] 上記−殺伐(I[)で表される化合物と一殺伐■で表さ
れる化合物から一般式(I)で表される化合物を得る反
応は、通常有機溶媒中で行われ、溶媒としてはこの反応
に悪影響を及ぼさない溶媒であればいずれの溶媒も使用
でき、例えば、メタノール、エタノール、プロパツール
等のアルコール類、n−ヘキサン、n−オクタン、シク
ロヘキサン等の脂肪族または脂環族炭化水素類、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、アセト
ン、メチルエチルケトン等のケトン類、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類、
アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等が例示され
る。該反応は通常室温または加温ないし還流下にて行わ
れ、反応は数時間ないし48時間程度で終了する。
反応終了後、反応生成物を濃縮し、再結晶、溶媒抽出、
カラムクロマトグラフィー等の慣用の手段で容易に分離
精製することができる。
本発明の非線形光学材料は、分子状態および結晶状態で
の非線形光学効果が大きいので、−殺伐(I)で表され
る化合物の単一成分からなる結晶でもよく、また−殺伐
(I)で表される化合物と液晶性高分子や水素結合可能
な基を有する高分子との混合物からなる固体材料でもよ
い。−殺伐(I)で表される化合物と液晶性高分子や水
素結合可能な基を有する高分子との混合物固体とするこ
とにより、液晶性高分子の分子配向性や高分子の基の水
素結合性を利用し一般式(I)で表される化合物の分子
配列を制御することができるので、よ゛り大きな非線形
光学効果を得ることができ、また液晶性高分子や水素結
合可能な基を有する高分子はフィルム形成能が高いので
非線形光学材料を薄膜化することができる。
上記液晶性高分子としては、例えば、側鎖にメソーゲン
基を有する側鎖型液晶性高分子が好ましく、さらに好ま
しくは下記−殺伐([V)Mで示されるような側鎖型ポ
リアクリレート系液晶性高分子、下記−殺伐■で示され
る側鎖型ポリシロキサン系液晶性高分子等が挙げられる
C00Ch。
[式中、mSn、pおよびqはそれぞれ正の整数を示し
、Choはコレステリル基を示すコまた、上記水素結合
可能な基を有する高分子としては、ヒドロキシ基、カル
ボニル基、カルボキシ基、エーテル基などの水素結合可
能な基を有する高分子、例えば、ポリビニルアルコール
、ポリメチルメタクリレート、ポリアクリレートなどの
アクリル樹脂、ポリエチレンオキサイドなどのポリアル
キレンオキサイドなどが例示される。
−殺伐(I)で表される化合物の単一成分からなる結晶
は、−殺伐(I)で表される化合物を加熱溶融させた後
、冷却して結晶化させる融液固化法;適当な溶媒(例え
ば、メタノール、エタノール、テトラヒドロフラン、ベ
ンゼン等)に適当な温度で溶解した後、溶媒を除去する
かまたは温度を降下させることにより、結晶化させる液
相成長法;例えば、真空蒸着、分子線エピタキシー等の
気相成長法を用いる方法等が例示できる。なお、融液固
化法においては、−殺伐(I)で表され化合物の融液を
温度勾配を有する加熱炉中で結晶化させてもよく、液相
成長法においては、(R)−2−ブタノール等の不斉炭
素を有する溶媒を使用してもよい。
また、前記の一般式(I)で表される化合物と液晶性高
分子や水素結合可能な置換基を有する高分子との混合物
固体は、−殺伐(I)で表される化合物と液晶性高分子
などとの混合物を溶融させた後、徐々に冷却して液晶状
態などとし、次いで電場を印加した状態で冷却し固化さ
せることにより得られる。電場の印加により液晶性高分
子などが配向した状態で固化するので、−殺伐(I)で
表される化合物が対象中心を持たない分子配列状態の固
体を得ることができる。なお、電場を印加する場合、2
次の非線形光学効果を示さない透明電極に、−殺伐(I
)で表される化合物と液晶性高分子などとの混合物固体
膜を形成するとともに、上記固体膜に対電極が形成され
たサンドイッチ型セルを形成し、−殺伐mで表される化
合物と液晶性高分子などとの混合物を溶融させた後、電
場を印加しながら、徐々に冷却し固化させてもよい。
上記の一般式mで表される化合物と液晶性高分子などと
の混合物において、各成分の混合比は一般式(I)で表
される化合物が分子配向した固体状態をとり得るもので
あれば特に限定されず、−殺伐(I)で表される化合物
および使用される液晶性高分子などの性状(例えば、相
転移温度など)等により適宜選択することができるとと
もに、特に−殺伐(I)で表される化合物は液晶性高分
子などとの相溶性に優れるので、広い範囲から選択でき
るが、通常−殺伐(I)で表される化合物の含有量は2
〜60重量%程度とされる。2重量%未満では十分な非
線形光学効果が得られず、また60重量%を越えると液
晶性高分子などによる分子配列制御が困難となる場合が
ある。
本発明の非線形光学材料は種々の形態の非線形光学素子
として構成することができ、例えば、−殺伐(I)で表
される化合物の結晶材料または一般式(I)で表される
化合物と液晶性高分子などとからなる混合物固体(以下
、これらを非線形媒質と略称する)を非線形光学素子と
して用いることが可能であるが、非線形媒質を光導波路
とする導波路型非線形光学素子としてもよい。導波路型
非線形光学素子とすることにより、導波路内に光を閉じ
込めるので、光パワー密度が大きくなり、また相互作用
長を長くすることができるので高効率化を図ることがで
き、さらにモード分散を利用した位相整合も可能である
以下に、本発明の非線形光学材料を用いた非線形光学素
子について添付図面に基づいて説明する。
第1図は、本発明の非線形光学材料を用いた非線形光学
素子の一具体例であり、第2高調波発生素子としての光
導波路型波長変換素子の概略図を示し、2次の非線形光
学効果を有する前記一般式(I)で表される化合物の結
晶等の非線形媒質からなるコア(I)が、ガラス等の2
次の非線形光学効果を示さない媒質(以下、等方性媒質
と略称する)からなるクラッド口で被覆された構造を有
している。
なお、同図中、−点鎖線は入射された光の基本波を、二
点鎖線は第2高調波を示す。レーザ光等の光はレンズ等
で集光され、上記波長変換素子の一端面からコア(I)
に入射される。コア(I)を形成する非線形媒質は大き
い2次の非線形光学効果を示すので、コア(I)の他端
面より出射される光は基本波と第2高調波を含み、プリ
ズム、フィルタ等の分光手段により分離することにより
第2高調波が取り出される。
また、光変調素子としても従来から用いられている形態
のデバイスとすることができる。第2図は、その−例と
して、横型動作の先導波路型光変調素子の概略図を示し
、等方性媒質よりなる基板(3)に、非線形媒質からな
る導波路(4)が設けられているとともに、2つの電極
(5)が該導波路(4)を介しかつ長さ方向に沿って対
向する位置に設けられており、上記電極(5)間に電圧
を印加することにより電界が導波路(4)に作用するよ
うに構成されている。
上記素子において、導波路(4)の長さ方向の一端から
入射された光が導波路(4)を通過し他端面から出射さ
れる際、導波路(4)を構成する非線形媒質の屈折率が
変化すると出射される光の位相も変化する。
非線形媒質の屈折率は印加電圧により変化するので、電
極(5)間の印加電圧を変化させることにより、出射光
の位相変調を行なうことができる。
上記第1図および第2図に示される非線形光学素子にお
いて、コア■または先導波路(4)の形成は、例えば、
一般式(I)で表される化合物等の非線形媒質原料を、
それぞれ等方性媒質からなるキャピラリー中または等方
性媒質からなる導波路基板上で、前記の結晶成長方法に
準じて、上記キャピラリー中または基板上に非線形媒質
を析出させることにより行われる。さらに、場合によっ
ては、キャピラリー中または基板上で非線形媒質との接
触界面となるべき部分を配向処理材で処理した後、非線
形媒質を析出させて非線形光学素子を形成させてもよく
、配向処理材としては、無機塩および有機塩(例えば、
臭化ヘキサデシルトリメチルアンモニウムなど)、適当
な高分子(例えば、ポリアミドなど)からなる薄膜、金
属薄膜(例えば、斜め蒸着した金薄膜など)等が例示さ
れる。
なお、本発明の非線形光学材料は上記具体例に限定され
るものではなく、種々の形態が可能であり、例えば、光
波長変換素子としては、非線形媒質単体を素子として用
いることができ、また等方性媒質よりなる基板上に非線
形媒質よりなる先導波路を形成し第2高調波を採り出す
構成等でもよ<    [J、   Zyss、   
J、   Mo1ecular   Electron
ics   1   。
25 (I985)等参照〕、また、光変調素子として
は、縦型動作の光導波路型光変調素子でもよく、また非
線形光学材料自体に直接電圧を印加する形態とすること
もできる。なお、光変調素子においては、非線形媒質の
対称性、結晶軸の方向等により、位相変調を効率よく行
なうための電界印加方向が異なるので、それらに基づき
電極の構成を適宜変更するのがよい。
〈実施例〉 以下に、実施例に基づき、本発明をより詳細に説明する
合成例1 カリウム−tert−ブトキシド4. 5g (0,0
40モル)/ジメチルホルムアミド(DMF)3011
1の溶液に、4−メチルチオベンジルジメチルホスフェ
ート9. 2 g (0,(I338モル)を温度24
〜29℃に保ちながら21分で滴下した。混合物を室温
で40分間撹拌した後、p−ニトロベンズアルデヒド5
 、  Og (0,0331モル)/DMF35yl
の溶液を、温度10〜12℃に保ちながら23分で滴下
したところ、反応液は橙褐色から緑褐色になった。室温
で一夜撹拌した後、反応生成物を水10011に投入し
、析出した結晶を濾取し、粗結晶8.6gを得た。
粗結晶を、シリカゲル170g、展開溶媒クロロホルム
のカラムクロマトグラフィーに付し、結晶2.9gを得
るとともに、ベンゼン60 yilから再結晶すること
により4−メチルチオ−4′−二トロスチルベン2.1
gを得た。
黄橙色結晶 融点172〜173℃ ’ H−N M R(D M S O−d s 十CD
 CJ s )δ: 2.53 (3H,s) 、7.2〜8.4(IOH,
m) I R(cm””)  : 1580.1520.1340.1080.980.8
40.810 合成例2 カリウム−tert−ブトキシド4. 5 g (0,
040モル)/DMF30xlの溶液に、4−メチルチ
オベンジルジメチルホスフェート9 、 2 g (0
,0336モル)を温度19〜23℃に保ちながら23
分で滴下した。混合物を室温で40分間撹拌した後、m
−二トロベンズアルデヒド5. 0 g (0,033
1モル)/DMF3511の溶液を、温度12〜24℃
に保ちながら30分で滴下したところ、反応液は橙褐色
から緑褐色になった。室温で一夜撹拌した後、反応生成
物を水100 xiに投入し、ベンゼン10011で3
回抽出し、ベンゼン層を水洗し、硫酸マグネシウムで乾
燥した後、減圧濃縮して褐色タール状物8.6gを得た
タール状物を、シリカゲル350 g、展開溶媒クロロ
ホルムのカラムクロマトグラフィーに付し、粗結晶1.
1gを得るとともに、さらにシリカゲル25g1展開溶
媒ジクロロメタン/n−へキサン(I: 1)のカラム
クロマトグラフィーに付し、結晶0.4gを得た。また
得られた結晶を酢酸エチル/n−へキサン(I:1)I
CIZから再結晶することにより4−メチルチオ−3′
−二トロスチルベン0.1gを得た。
黄色結晶 融点194〜195℃ IH−NMRCCDCJ3)δ: 2、 47  (3H,s)  、6. 5〜8.7(
IOH,m) I R(01−’)  : 1600、1530、1515、1445.1350、
1100、970、810、合成例3 4−メチルチオベンジルアルコール48g(0,312
モル)/ベン上228011フ09〜17.5℃に保ち
ながら塩化チオニル73。
8 g (0.820モル)を10分で滴下したところ
、反応液は黄色透明から黒紫色になった。室温に戻し、
2時間撹拌した後、反応液を減圧濃縮して褐色液体51
.2gを得た後、シリカゲル9 0 0 g。
展開溶媒クロロホルムのカラムクロマトグラフィーに付
すことにより、中間体としての橙色液体の4−メチルチ
オベンジルクロライド45gを得た。
上記4−メチルチオベンジルクロライド14g( 0.
0812モル)と、亜リン酸トリエチル20.1g (
0.121モル)との混合溶液を、150℃のオイルバ
ス中で5時間撹拌した後、過剰の亜リン酸トリエチルを
減圧留去して、出発原料としての褐色透明液体の4−メ
チルチオベンジルジメチルホスフェート23.2gを得
た。
次いで、カリウム−tert−ブトキシド5.1g( 
0.0458モル)/DMF34ffZの溶液に、4−
メチルチオベンジルジメチルホスフェート11.Og 
(0.0401モル)を温度15〜18℃に保ちながら
24分で滴下した。室温に戻し、40分間撹拌した後、
p−シアノベンズアルデヒド5.0g(0.0H2モル
)/DMF45yfの溶液を、温度18〜35℃に保ち
ながら25分で滴下した。室温で一夜撹拌した後、反応
生成物を水2 0 0 ylに投入し、析出した結晶を
濾取し、ウェット状態の黄色結晶13.1gを得た。こ
のウェット状態の黄色結晶をエタノール4 0 0 x
lに加熱溶解し、不溶分を熱濾過し、濾液を冷却し、析
出した結晶を濾取してウェット状態の結晶4.1gを得
た後、ベンゼン401!から再結晶することにより、4
−メチルチオ−4′−シアノスチルベン2.0gを得た
白色結晶 融点166〜167℃ 1H−N M R(CD CJ 3)δ:2.30 (
3H,s) 、6.8〜7.7(IOH,m) I R(cm−1)  : 2245.1595.1510.1100.980.8
40.830.560 実施例1〜3 合成例1〜3で得られた化合物の結晶を、それぞれ加熱
溶融し、ガラスキャピラリー(内径30μm以下、外径
1M以下、長さ5〜20cm)に注入し、ブリッジマン
炉で単結晶成長させることによりファイバー型素子を作
製した。そして、各ファイバー型素子の一端面からNd
:YAGレーザ光(波長1.064μm)を入射したと
ころ、他端面から第2高調波である波長0.582μm
の緑色光が観察された。
また合成例1の化合物の結晶と尿素との第2次高調波強
度を比較すると共に、前記P P P−MO法により前
記合成例1〜3の化合物の非線形光学定数βを算出した
ところ、下表に示す結果を得た。
表 表中、SHGは第2次高調波強度、Uは尿素の第2次高
調波強度を示す。なお、液相成長法において、合成例1
および3の化合物の溶媒にはベンゼンを用い、合成例2
の化合物の溶媒には酢酸エチル:n−ヘキサン(I: 
1)を用いた。
上記表に示すように、本発明の化合物は非線形光学定数
βが大きいことが判明した。また合成例1〜3の化合物
はいずれも大きな2次の非線形光学効果を示した。また
尿素の第2次高調波強度と比較した合成例1の化合物で
は尿素よりも著しく大きな第2次高調波強度を示す。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明の非線形光学材料は、大きな非線
形光学定数βを有し、顕著な2次の非線形光学効果を示
す一般式(Ilで表される化合物を少なくとも含有する
ので、弱い光でも高強度の第2高調波を分離でき、また
少ない電圧変化でも電気光学効果を効率よく発現できる
という特有の効果を奏する。さらには、一般式(I)で
表される化合物は液晶性高分子や水素結合可能な基を有
する高分子との相溶性に優れるので、液晶性高分子の分
子配向性や基の水素結合性を利用して有機非線形光学材
料の分子配列制御を行う方法において、一般式(I)で
表される化合物を液晶性高分子や水素結合可能な基を有
する高分子中に高濃度に含有させることができるので上
記の効果を一層高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の非線形光学素子の一興体例としての
光波長変換素子の概略図、 第2図は、他の具体例としての光変調素子の概略図を示
す。 (I)・・・・・・コア    ■・・・・・・クラッ
ド(3)・・・・・・基板    (4)・・・・・・
導波路(5)・・・・・・電極 特許出願人  住友電気工業株式会社 (ほか1名) 第1図 i 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、Rは水素原子または置換基を有していてもよい
    アルキル基、Yは電子吸引性基を示す] で表わされる化合物を少なくとも含有することを特徴と
    する非線形光学材料。 2、一般式( I )で表される化合物において、Rが炭
    素数1〜20の直鎖状または分枝鎖状アルキル基である
    請求項1記載の非線形光学材料。 3、一般式( I )で表される化合物において、Yがフ
    ェニル環のm−位またはp−位に置換している請求項1
    記載の非線形光学材料。 4、一般式( I )で表される化合物において、Yがニ
    トロ基またはシアノ基である請求項1または請求項3記
    載の非線形光学材料。 5、一般式( I )で表される化合物の単一成分結晶か
    らなる請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の非線
    形光学材料。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02293825A (ja) * 1989-05-09 1990-12-05 Nec Corp 有機非線形光学材料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02293825A (ja) * 1989-05-09 1990-12-05 Nec Corp 有機非線形光学材料

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