JPH01240620A - ビレット調質方法とビレット調質炉 - Google Patents

ビレット調質方法とビレット調質炉

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JPH01240620A
JPH01240620A JP6446388A JP6446388A JPH01240620A JP H01240620 A JPH01240620 A JP H01240620A JP 6446388 A JP6446388 A JP 6446388A JP 6446388 A JP6446388 A JP 6446388A JP H01240620 A JPH01240620 A JP H01240620A
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JP
Japan
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billet
furnace
temperature
fan
rotation speed
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JP6446388A
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Yasushi Sato
安司 佐藤
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MIYAMOTO KOGYOSHO KK
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MIYAMOTO KOGYOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、アルミニウム合金等のビレットを押出し成
形する前に金属組織の調質を行う、ビレット調質方法と
ビレット調質炉に関する。
〔従来の技術〕
従来、アルミニウム合金のビレットの調質は、調質炉内
でビレットを間歇的に移動させ、アルミニウム合金のビ
レットが均一に固溶体化する温度で所定時間処理し、こ
の後急冷して過飽和固溶体のアルミニウム合金を得てい
た。ここで、炉内の温度制御は、炉内温度を検出し燃焼
バーナーの燃焼量又は炉内のファンの回転数を調節して
行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の技術の場合、ビレット臼体の実体温度を測定
せずに炉内温度のみを一定に制御しているので、第3図
破線で示すようにビレットの温度上昇にバラツキがあり
、アルミニウム合金が均一に固溶体化せずに加熱時間が
経過し冷却工程に進んでしまったり、逆に十分に均一固
溶体化しているδに加熱を続けている場合もある。これ
によって、固溶体化が不十分なまま冷却工程に移行する
と、後の押出し工程で型材を成形する際の加工性が悪(
なり、余計な押出し力が必要となる上、型材の変形や表
面の光沢、あらさが低下し、押出し型材の歩留りが悪く
なり品質も劣化するという欠点がある。また、加熱時間
が長すぎると、その分余計なエネルギーを消費している
ことになり、燃料の無駄である。従って、燃料消費量を
必要最少限にするよう加熱時間を設定するが、外気温や
炉の状態及びビレットの状態に□よって、必ずしも設定
時間内でビレットの金属組織が均一固溶体化しない場合
があり、押出し型材の品質向上の妨げになっていた。 
 。
しかも、従来アルミニウムの押出し型材の品質向上の手
段としてアルミニウムの溶解炉の管理に重点が置かれ、
調質炉の方は見落とされていた。
この発明は、上述ゐ従来の技術の課題に鑑みて成された
もので、常に設定した加熱時間でビレットが均一固溶体
化し、無畦な燃料消費もなく、後の押出し工程で高品質
の押出し型材を得ることができるビレット調質方法とビ
レット調質炉を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、炉内でビレットが所定の平衡温度になる直
前にビレットの実体温度を測定し、この実体温度とその
地点でのビレットの目標温度とを比較し、実体温度の目
標温度に対する高低によって炉内のファンの回転数を下
げ又は上げる制御を行うビレット調質方法である。
さらにこの発明は、上記ファンの制御に際して、ファン
の回転数が所定の上限を一定時間越えた場合は、ファン
の回転数を一定量下げバーナーの燃焼量を一定量上げ、
ファンの回転数が所定の下限を一定時間越えて低い場合
は、ファンの回転数を一定量上げバーナーの燃焼量を一
定量下げる制御を行うビレット調質方法である。
さらにこの発明は、上述のようにしてビレットの加熱を
行った後、ビレットの冷却に際して、ビレットの実体温
度を測定し所定の率でビレット温度が降下するようにビ
レット温度の目標値と測定値とを比較し、測定した実体
温度の方が低い場合は冷却ファンの回転数を下げ、逆に
高い場合は冷却ファンの回転数を上げて冷却を行うビレ
ット調質方法である。
またこの発明は、炉内でビレットが所定の平衡温度にな
る直前の地点でビレットの実体温度を測     −定
するビレット温度センサーと、ビレットに熱風を吹きつ
けるファンと、このファンを回転させるファンモータと
、このファンモータを駆動するファンモータ駆動回路と
を設け、さらに炉内を加熱するバーナーとバーナーの燃
焼量を調節する燃料バルブと、このバルブの開度を調節
するバルブモータと、このバルブモータを駆動するバル
ブモータ駆動回路とを設け、ビレット温度センサーによ
     ′るビレットの実体温度とその位置でのビレ
ットの目標温度とを比較するビレット温度比較手段の判
断により上記ファン及びバーナーを制御するファン制御
手段及び燃焼制御手段を設けたビレット調質炉である。
〔作 用〕
この発明のビレット調質方法は、ビレットの金属組織が
十分に固溶体化されるとともに不要な加熱をなくし、所
定の時間でビレットを完全に均−固溶体化することがで
きるものである。
さらにこの発明のビレット調質炉は、ビレットの調質に
際して必要十分な時間で金属組織を均一に固溶体化する
ことができるように、炉内温度及びビレットの実体温度
を制御するようにしたものである。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例について図面に基づいて説明す
る。
この実施例のビレット調質炉は第5図ないし第7図に示
すように、炉本体1の上面には4個のファン2が取り付
けられており、このファン2は各々ファンモータ3と同
軸に設けられ、各ファン2はフード4で囲まれ、炉内空
間はこのフード4により4つのゾーンに分かれている。
このゾーンは、ビレット5の入口6から出ロアに向って
、第1ゾーン8、第2ゾーン9、第3ゾーンIO1第4
ゾーン11に分かれている。第2ゾーンの終点付近の炉
壁には、3個の放射温度計等のビレット温度センサー1
2が取り付けられ、ビレット5の端面と対向するように
設けられている。
炉本体1の底面部には、ビレット5を入口6側から化ロ
ア側へ移送する移送機構13が設けられており、炉内の
移送機構13は、固定ビーム14と移動ビーム15から
なり、移動ビーム15の下方に駆動機構16が取り付け
られている。固定ビーム14、揺動及び摺動による移動
ビーム15は、第7図に示すように、ビレット5の進行
方向に沿って交互に炉内に設けられており、各ビーム1
4.15の上面には、中央部が凹部になったビレット載
置部材17が一定のピッチで取り付けられている。移動
ビーム15は、固定ビーム14より高い位置と低い位置
及び固定ビーム14の載置部材17の1.ピッチ幅で矩
形運動するように設けられている。この矩形運動の水平
方向の移動は、油圧シリンダ18で行われ、垂直方向の
移動は油圧シリンダ19により行われる。従って油圧シ
リンダ18はヒンジ18aにより揺動可能に設けられて
いる。
この実施例のビレット調質制御装置は、第2図に示すよ
うに、ビレット温度センサー12及び炉内温度センサー
20が設けられ、ビレット温度センサー12は第5図に
示すように3個並設され、炉内温度センサー20は、第
5図ないし第7図に示されていないが、6第1ないし第
4ゾーン8.9.10゜11に各々取り付けられている
。これら各センサー、12.20の出力は、アンプ21
.22により所定の増幅及び直線化がなされてA/D変
換器23.24に入力し、ディジタル信号に変換されて
マイクロコンピュータ25のI10ボート29に入力す
る。マイクロコンピュータ25は、CP02B、ROM
27、RAM28を有し、ROM27内のプログラムに
従って所定の処理を行う。マイクロコンピュータ25の
出力は、炉本体1内のバーナー30へ供給する燃料の量
を調節するために、燃料バルブ31の開度を制御するバ
ルブ調節モータ32に、バルブ調節モータ駆動回路33
を介して入力している。さらに、マイクロコンピュータ
25の出力は、ファンモータ3を駆動するファンモータ
駆動回路84にも入力し、このファンモータ駆動回路3
4からの駆動信号は、後述する燃焼制御のためにマイク
ロコンピュータ25にフィードバックしている。
この実施例のビレット5はアルミニウム合金であり、そ
の調質は第3図実線に示すように、金属組織が固溶体化
する温度以上の580℃に、2.5時間かけて加熱し、
その後4時間この平衡温度である580℃を維持しビレ
ット全体を均一固溶体化し、その後所定の勾配で冷却し
さらに急冷して調質が完了する。
この調質を第3図の実線の通りの温度で行うため、この
実施例では次に述べるような制御を行っている。
炉本体1の入口6から入ったビレット5は、固定ビーム
14の載置部材17に載せられ、移動ビーム15によっ
て隣の載置部材17に送られる。この移送間隔は例えば
10分毎に1ピツチづつ送り、炉本体1の出ロアに至る
まで続けられる。このようにして1ピツチづつ送られる
ビレット5は、炉本体1の第1、第2ゾーン8,9の間
で2.5時間かけて移送され、第2ゾーン9の終わりで
580℃に達するようになっている。ここで、正確にビ
レット5が第2ゾーン9の終点で580℃に達するよう
に、第2ゾーン9の後手順からビレット5の実体温度を
ビレット温度センサー12で測定する。この測定、は3
ケ所で行い、終点で確実に580℃になるように制御す
る。
制御は、マイクロコンピュータ25により、第3図に示
すPl−P2− Piの地点で測定したビレットの実体
温度を、その地点でのビレットの目標温度Tx 1p 
TX2# TX3と比較し、ビレットの実体温度が目標
温度になるようにファン2及びバーナー30の燃焼量を
調節して行っている。
制御の内容は、第1図、第4図に示すように、先ず各ビ
レット温度センサー12によりその各地点Pn(n=1
.2.3)の各ビレット5の実体温度を読み込み、実体
温度がROM27内のデータテーブル上の目標温度であ
るTxn(n=1.2.3)より高いか低いかを判断す
る。総ての地点で低い場合はファンモータ3の回転数を
上げるようにファンモータ駆動回路34に指令を出し、
逆の場合は回転数を下げるように指令を出す。これによ
って第4図(A) 、(B)に示すようにファン2の回
転数が上昇しビレット温度が徐々に上がる。そして、フ
ァン2の回転数が所定の上限Hを越えて回転し、それが
一定時間Th以上続くと、ファンモータ3の回転数をG
hだけ下げるようにファンモータ駆動回路34に指令を
出す。これと同時にバーナー30の燃焼量をΔFだけ上
げるようにバルブ調節モータ駆動回路83に指令を出し
、バルブ81の開度を上げ燃料を増加する。これは、ビ
レット温度の微調整は、ビレット5に当たる熱風の量で
制御可能であるが、ファン2だけでは制御しきれなくな
ると、バーナー30により炉内の燃焼温度を上げなけれ
ば目標温度に達しない場合があるからであり、ファンモ
ータ3の回転数も適正な範囲に戻す必要があるからであ
る。
さらに第1図に示すように、炉内温度センサー20によ
り炉本体1内の温度が一定の上限を越えていないかを判
断し上限を越えている場合はバーナー30の燃焼量を減
らし、越えていない場合は元に戻ってビレット温度セン
サー12のデータを読み込み調質が終了するまでこれを
繰返す。ここで、炉内の温度は、第1図のフローチャー
トには示していないが、炉内温度センサー20により常
に580°Cになるように、マイクロコンピュータ25
によって、バルブ調節モータ駆動回路33、バルブ調節
モータ32を介してバーナー30の燃焼量が微調整され
ている。また、炉内の温度の上限は、何らかの理由で5
80°C以上になった場合、温度によってはビレットが
溶けてしまうので安全のために定められている限界温度
である。
また、ビレットの実体温度がROM27内のデータテー
ブル上の目標温度であるTxn(n=1.2.3)より
各地点Pn(n =1.2.3)の総てで高い場合は、
上述の制御とは逆に、まずファンモータ3の回転数を下
げるようにファンモータ駆動回路34に指令を出す。そ
して、ファンモータ3の回転数が所定の下限り以下の状
態で一定のTh時間以上続(と、ファン2の回転制御の
みではビレット5の温度を下げられないので、 ファン
モータ3の回転数をGhだけ上げるとともに、バーナー
30の燃焼量をΔFだけ下げ、炉内の燃焼温度を下げる
ようにする。この後、上述のように炉内温度の限界か否
かの判断をして、再びビレット温度センサー12から実
体温度を読み込み同様の判断及び処理を行う。
このビレット温度制御は、間歇移送されるビレット5が
その位置に停止している間中行われ、1ピツチ移動する
毎に初期化して同様に制御が行われる。
この後、ビレット5は炉本体1の第3.第4ゾーン10
.11に移送され、平衡温度である580℃に保持され
て10分毎に同様に1ピツチづつ移動しながら4時間か
けて均一固溶体化される。
そして、炉本体1.の出ロアから送り出されたビレット
5は、第9図、第10図に示すビレット冷却装置40の
入口41に送られ、移送ベルト42上の載置部材43に
載せられ冷却装置40内をゆっくりと移動し所定の温度
降下率で冷却させられる。この冷却速度も、ビレットの
調質に大きく影響するものであり、正確に第3図に示す
ような温度降下率で冷却する必要があるので、各冷却用
ブロア44の風量は、各々ビレット温度を測定しながら
フィードバック制御されている。この制御は、第8図に
示すようにビレット5の端面に電極を当接させて温度を
測定するいわゆるタッチアップセンサー等のビレット温
度センサー45を用いてビレット5の実体温度を測定し
、このデータをアンプ46を介して比較器47に入力し
、その位置でのビレット5の目標温度に対応するデータ
と比較する。そして、この比較器47の出力により、フ
ァンモータ駆動回路48が制御され、ブロア44の一端
に取り付けられたファンモータ49の回転数が調節され
てビレット5が目標温度に制御される。ここで、冷却フ
ァン50の回転数は冷却のため、ビレット5の温度が目
標温度より高い場合は高くし、低い場合は低(する。
この冷却ファン50の回転数制御は、各ブロア44毎に
行なわれており、従って、各ブロア44の下方にはビレ
ット温度センサー45が各々取り付けられており、各々
に第8図に示す制御回路が設けられている。
以上のようにして空冷されたビレットは、次に水中又は
ミスト中に投入されて急冷され過飽和固溶体となり冷却
工程が終了する。
このようにして調質されたビレットは、内部の金属組織
が完全に固溶体化され、無駄な加熱もなく冷却されて金
属組織がビレットのどの位置でも均一な過飽和固溶体の
アルミニウム合金となる。
従って、後の押出し工程において、押出された型材の品
質が均一であり、工程の歩留りも良い。
尚、この発明のビレット温度センサーは、上記実施例以
外の接触型又は非接触型のセンサーを用いることができ
ることは言う、までもなく、また、ファンモータやバー
ナーの制御は、マイクロコンピュータによるもの以外に
、専用のLSIを用いても良いし、ディスクリートで回
路を組んでも良い。
また、ビレットの温度制御はファンのみで行い、炉内温
度の方はバーナーの燃焼制御によって、全体としてビレ
ットを正確に目標温度に加熱するようにしても良い。フ
ァンとバーナーとの関係は、第1図、第4図に示すよう
なものに限定されるものではない。
さらにファンモータ駆動回路は、インバータによる回転
数制御等積々の制御方法を選択し得るものである。
さらに、ビレット温度センサーの位置や数も適宜設定し
得るものであり、3個に限定されない。
〔発明の効果〕
この発明のビレット調質方法は、ビレットの実体温度を
測定してビレットの加熱を制御しているので無駄な加熱
がなく、しかも所定の時間で確実に一定の目標温度に加
熱することができる。
また、ファンの回転数とバーナーの燃焼量の双方により
制御を行っているので、ファンに無理をかけることがな
く正確な温度制御が可能である。
さらに、これによってビレットの調質は完全に成され、
後の押出しより得られる型材の品質が著しく向上し、押
出しの歩留りも良(ビレットや工数の無駄をなくすこと
ができる。
また、この発明のビレット調質炉は、ビレットを必要十
分な時間で加熱し、無駄な燃料を使うことなく各ビレッ
トを完全に固溶体化するものであり、金属組織が全体的
に均一であり後の押出し工程での型材の品質向上に大き
く貢献するものである。
特に近年のアルミ型材の高品質化、精密化等に対応して
ビレットの品質向上が求められているが、溶解工程だけ
の品質管理には限度があり、この発明による調質によっ
て完全な調質が可能となり、型材の品質を大きく向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のビレット加熱方法を示す
フローチャート、第2図はこの実施例のビレット調質制
御装置を示すブロック図、第3図はビレットの加熱温度
と時間の関係を示すグラフ、第4図(A) (B) (
C)はビレット温度、ファンの回転数、バーナーの燃焼
量と時間の関係を示すグラフ、第5図はこの実施例の調
質炉の炉本体の横断面図、第6図は第5図のA−A断面
図、第7図は第5図のB−B断面図、第8図はこの実施
例のビレット冷却装置の制御回路のブロック図、第9図
はこの実施例のビレレットの冷却装置の縦断面図、第1
0図は第9図のC−C断面図である。 1・・・炉本体、2,50・・・ファン、3.49・・
・ファンモータ、5・・・ビレット、12.45・・・
ビレット温度センサー、13・・・移送機構、20・・
・炉内温度センサー、25・・・マイクロコンピュータ
、30・・・バーナー、81・・・燃料バルブ、32・
・・バルブ調節モータ、33・・・バルブ調節モータ駆
動回路、34.48・・・ファンモータ駆動回路、40
・・・ビレット冷却装置 第   1   図 !!4図 第   5    図 第   6   a 筑    7    図 第   9   図 り一 第   8   図 飄□−−−−−−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炉内にビレットを挿入し一定ピッチで間歇移動させ
    ながらビレットを加熱し、所定の平衡温度で一定時間ビ
    レットの調質を行うビレット調質方法において、ビレッ
    トが所定の平衡温度になる直前の地点でビレットの実体
    温度を測定し、その実体温度の測定値とその地点でのビ
    レット温度の目標値とを比較し、測定値が目標値より低
    い場合は炉内のファンの回転数を上げ、逆に測定値が目
    標値より高い場合は炉内のファンの回転数を下げる制御
    を行い、ビレットの実体温度が所定時間で一定の平衡温
    度に達するようにしたことを特徴とするビレット調質方
    法 2、前記ファンの回転数の制御に際して、ファンの回転
    数が所定の上限を一定時間越えた場合は、ファンの回転
    数を一定量落とすとともに、炉内のバーナーの燃焼量を
    一定量上げ、ファンの回転数が所定の下限を一定時間越
    えて低い場合は、ファンの回転数を一定量上げるととも
    に、炉内のバーナーの燃焼量を一定量下げる制御を行う
    ことを特徴とする請求項1項記載のビレット調質方法3
    、所定の平衡温度で前記ビレットの加熱を行った後、ビ
    レットの実体温度を測定し、一定の率でビレットの実体
    温度が降下するように実体温度の目標値と測定値を比較
    し、ビレット温度の測定値が目標値より高い場合は冷却
    ファンの回転数を上げ、逆に測定値が目標値より低い場
    合は冷却ファンの回転数を下げることによりビレットの
    冷却を行うことを特徴とする請求項1又は2記載のビレ
    ット調質方法 4、型材の押出し成形用のビレットを炉内で一定時間毎
    に移動させる移送機構を有し、このビレットを炉内で移
    送しながら加熱して金属組織の調質を行う調質炉におい
    て、炉内の雰囲気温度を測定する炉内温度センサーと、
    炉内でビレットが所定の平衡温度になる位置の直前の地
    点でビレットの実体温度を測定するビレット温度センサ
    ーと、ビレットに熱風を吹きつけるファンと、このファ
    ンを回転させるファンモータと、このファンモータを駆
    動するファンモータ駆動回路と、炉内を加熱するバーナ
    ーと、バーナーの燃焼量を調整する燃料バルブと、この
    バルブの開度を調節するバルブ調節モータと、このバル
    ブ調節モータを駆動するバルブモータ駆動回路と、ビレ
    ットが炉内の所定の位置に来たときの上記ビレット温度
    センサーによるビレットの実体温度とその位置でのビレ
    ットの目標温度とを比較するビレット温度比較手段と、
    この比較手段の判断によってビレットの実体温度が目標
    温度より低い場合は上記ファンモータの回転数を上げ、
    逆に高い場合は上記ファンモータの回転数を下げるよう
    にファンモータ駆動回路を制御するファン制御手段と、
    炉内温度センサーからの炉内温度と炉内温度の設定値と
    を比較する炉内温度比較手段と、この炉内温度比較手段
    の判断により炉内温度が低い場合は上記バーナーの燃焼
    量を増加し、逆に高い場合は燃焼量を減少させる燃焼制
    御手段とを具備することを特徴とするビレット調質炉
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