JPS62174325A - 加熱炉の炉温制御方法 - Google Patents

加熱炉の炉温制御方法

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JPS62174325A
JPS62174325A JP1350986A JP1350986A JPS62174325A JP S62174325 A JPS62174325 A JP S62174325A JP 1350986 A JP1350986 A JP 1350986A JP 1350986 A JP1350986 A JP 1350986A JP S62174325 A JPS62174325 A JP S62174325A
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furnace
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billet
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JP1350986A
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Tadashi Kondo
正 近藤
Hisashi Ezure
江連 久
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、スラブあるいはビレット等の被加熱材料(以
下単に鋼片と呼ぶ)を加熱する加熱炉に係り、特に、在
炉している鋼片の平均温度を目標温度に合致させると共
に、上部表面と下部表面の温度差を所望の値に保持する
加熱炉の炉温制御方法に関する。
〔発明の技術的背量とその問題点〕
連続加熱炉では、少ないエネル1!−消費のもとで、目
標の生産量を確保し、鋼片を後工程に適した抽出目標温
度(一般に鋼片平均湿度を対象にしている)に加熱する
ことが虫型である。
第2図は、代表的な鋼片加熱炉の構成説明図で、鋼片2
1は挿入口23から抽出口24まで、予熱帯Ha、加熱
帯Hb 、均熱帯1−ICを矢印り方向に通過する間に
加熱され、抽出目標温度にて抽出される。8帯の炉温セ
ン゛す−25で8帯の炉温は、炉温制御装置26により
、バーナ22を操作し、オペレータの設定値θ9.SE
tになるよう制御される。ただし第2図では、均熱帯H
cについてのみ詳細に示してあり、予熱帯)」a1加熱
帯Hbは省略しである。通常、鋼片が加熱炉から抽出さ
れる時には鋼片の厚み方向に温度分布をもら、鋼片の表
面温醍と内部温度とは異なる。
第3図は鋼片21の厚み方向の温度分布を示した図で、
同図(a)は上部と下部が対称に焼かれた場合であり、
同図(b)は、上部を下部より高温で加熱した場合で、
上表面温度が下表面温度より高くなっている。ただし、
第3図(a)、  (t))いずれの場合も鋼片平均温
度は等しい例を示している。
通常の操業では抽出時の鋼片内部の温度分布は、はとん
ど炉の抽出口に近い位置に在炉している時に、炉から受
けた伝熱用で決まる。即ち、第2図の均熱帯Hcの上部
と下部の炉温設定値で抽出時の鋼片温度分布が決まる。
先に述べたように、後工程との関連で抽出時の鋼片は、
通常、平均温度を対象にして、各帯の上部と下部の炉温
を設定している。ところが、第3図(1))に承りよう
に、鋼片平均温度が同じでも、上表面と下表面の温度差
が大きく異なる場合がある。このように、上表面と下表
面の温度差が大きくなると、後工程の圧延に支障をきた
す。叩ら、上下表面のべ11度差が大きい銅片を圧延す
ると、圧延後の鋼片が上に反ったり、下に反ったりして
、操業に悪影響を及ぼづので、一般に、上下表面温度差
はある所定の値に保つように加熱することが望ましい。
従来、上下表面温度差を保つために、オペレータの経験
と勘に基づいて上部あるいは下部の炉4.1を設定して
いた。あるいは標準Pl業として、下部炉温と下部炉温
とに一定の差を設けて設定したり上部炉温と下部炉温と
の比が一定値になるように設定していた。
このような従来の方法では、鋼片への伝熱量や現状の鋼
片平均温度を正確に把握していないために自ずと限界が
あり、精度よく、所定の上下表面温度差を得ることが困
難であった。近年、計算機の普及により、加熱炉システ
ムにも計算機が導入されるようになり、時々刻々の鋼片
温度を得るための設定炉温の計算等、複雑なPfi算処
理が可能になった。
そこで、本出願人は、計算機により鋼片の抽出目標温度
を確保すると共に、抽出時の上下表面温度差を所望の値
に設定することのできる、加熱炉の炉温設定方法を既に
提案した。以下、このP2案に係る炉温設定方法および
新たに発生した問題点を説明する。
今、第4図の加熱モデル図に示すように、厚さhの鋼片
21を上部と下部の両方向から加熱する場合を考える。
現在時刻t。から、一定時間Δを後の時刻(to+Δt
)の間の下部炉温を0!J、Ll、下部炉温をθ  と
し、この間に上部炉温から鋼9、!J 片への伝熱1flq、下部炉温から鋼片への伝熱量q、
をそれぞれ受けて、鋼片21は鋼片平均温1uO,(1
o)から鋼片平均温度θH(to+Δt)に加熱される
このとぎ鋼片平均温度OH(tO+Δt)は周知の式を
用いて θ  (1o+Δ1)=θH(to) + −(Q  + q、 )Δt ・・・・・・(1)
Cρh ただし、C:比熱(にcal/Kg’C)ρ:蕃度(K
9/麓) rl:gi4片厚(m) と表わされる。一定時間Δtは、通常、鋼片の抽出間隔
程度と考えてよい。
このとき、一定時間ΔtF2の上表面温度0、u (t
o−トΔt)は熱伝導解析により、鋼片平均温度θ (
to十Δt)と上部伝熱biQ uを用いて θs、u  (tO+Δ1)=//、(1o+八t)+
k  q   ・・・・・・(2) u ただし、k、:鋼片によって決J:る定数と表わすこと
ができる。同様に、下表面温度Os、fJ (to+Δ
し)は鋼片平均温麿θH(tO+Δt)と下部伝熱量q
、を用いてθS、fl (tO+Δt)−〇H(tO+
八tへ十k 1Q p  ・・・・・・(3)と表せる
第5図は、一定時間Δtに変化する鋼片平均温度Cと下
表面温度Aと下表面温度Bを示したものである。下表面
温度Aは下部伝熱量quを受けて上昇し、下表面温度B
は下部伝熱Mqjを受けて上27していく様子を示して
いる。このとき、鋼片平均温度Cは、上部と下部の両方
から伝熱を受けて、第5図のように変化する。
ここで、(1)、(2)、(3)式により、下部伝熱量
q と下部伝熱g Q 1は Q=−((θ (t +Δt)−〇H(1o))t12
    H0 Q、  =−z  ((θ8  (し 。 + Δ 1
)  −θH(t o ) )と表わ1ことができる。
上式の八〇5.。。は、八〇   −〇   (to十
八へ) s、un     s、u −〇  (1o+Δt) 町・・(6)s、IJ で、上表面と下表面の温度差である。
一方、炉から鋼片への輻射伝熱量qを考えると、輻射伝
熱Wqは、ステファン・ボルツマンの法則−(0+27
3)  )   ・・・・・・(7)ただし、 σ:ス
テファン・ボルツマン定数ε:輻射率 、+273:炉温の絶対温度(°K) 、+273:鋼片表面の絶対温度じK)と表わされる。
(7)式は、炉温θ、と鋼片表面温度θ8の間の輻射に
注目した式であるが、通常の加熱炉操業を考えると、表
面温度θ、のかわりに、鋼片平均温度θ14を用いた次
式で、精度の良い近似で伝熱tM qが計算でさること
をシミュレーションで明らかにした。すなわち、鋼片平
均温度θ8を用いた伝熱jの式は −<f:lH+273)  )(1−、に2)・・・・
・・(8) ただし、 k2 :鋼片の種類と平均温度で決まる定数 で表わせる。
上式の関係を応用し、(8)式に上部Fi温θ  と鋼
片平均温度θ (10>を代入すると0、IJ    
           H上部伝熱U+k q 、は −(0,(to)+271  ) x(1−に2)      ・・・・・・(9)と表わ
ける。同様に、下部伝熱量q、は下部炉温θ  と鋼片
平均温度θ (1o)を用いて(1,fJH X(1−に2)       ・・・・・・(10)と
表わせる。
従って(4)、(9)式より上部伝熱rr1q、を消去
すると 一〔(θ  (t +Δt)−〇H(1o))2   
  HO X(1−に2)        ・・・・・・・・・(
11)又、(5)、(10)式より下部伝熱量q、!を
消去すると 7〔(θ1((tO+Δt)−〇H(1o))=σε(
(θ  +2731’ 1u −(θ (to)+27]  ) X(1−に2)       ・・・・・・・・・(1
2)となる。
(11)、(12)式は、現在時刻toにおける鋼片平
均温度θ (1o)と一定時間へを後の鋼片平均温度θ
 (1o+Δt)と上下表面温度差Δθ   と下部炉
温θg、u及び下部炉温s、u  fJ θ  の関係を示している。
9.1 この関係を利用すれば、現在時刻に鋼片平均温度θM 
(1o)の鋼片を一定時間Δを後に目標の平均温度θ 
  に加熱し、一定時間Δを後の上H,IIEF 下表面温度差を八〇s、 REFにしたいとき、上部と
下部の設定すべき炉温は、それぞれ(11)、(12)
式を解いて求めることができる。
通常の操業では抽出時の鋼片内部温度分布は、はとんど
抽出口に近い位置に在炉して(入るときに、炉から受け
た伝熱ωできまる。従って、後玉(?の圧延を支障なく
行なうため、抽出時の51A )”+上下表面温度差を
所定の値に確保する場合に【よ、l1ll 1−1f口
に近い鋼片を対象に均熱帯Hcの上部炉温と下部炉温の
設定を行なえばよいことになる。
今、抽出口に近い位置に在炉している鋼片を対象に考え
る。現状時Qll j。での対象鋼片の平均温度をθH
(to)とし、一定時間△tmの時刻(to+Δt)で
抽出されるとすると、上述の(11)式に対象鋼片の平
均温度θH(to)と抽出時の抽出目標温度014.R
IEFと抽出時の所定の上下表面温度差へO3,ItE
Fを代入して式を変形した(13)式にて、θ  をい
出すれば設定すべ1u ぎ下部炉温が求まることになる。
θ  =目θ、<t、。)+273) 0.0 −273               ・・・・・・
・・・・・・(13)同様にして、下部炉温設定値θ 
 は、(12)式に対象鋼片の平均温度θH(to)と
抽出目標温度OH,REFと所定の上下表面温度差ΔO
3,RIEFを代入して式を変形した次式で求まること
になる。
θ =しくθH(to)+273) g、fJ ηなわら、(13)式及び(14)式に基づいての出し
た下部炉温θ  と下部炉温θ  を詩劾q、u   
    g、、11 toに加熱炉に設定ずれば対II片の抽出時(to 4
−△t)の平均温度0H(to十Δt)を抽出目標温度
0)1.IIIEI’に確保し1つ上下表面温度差Δθ
S、un(tO+Δt)を所定の値ΔU   に保つこ
とができる。
S、 REr ところで、加熱対像どなる鋼片によつCは、品7′を上
の理由ににす、上表面と下表面の温度差を所定値以下に
抑えて均笠に加熱した方がにいものがある。また、材質
の如何に拘わらず、上表面と下表面とをバランスをとっ
て加熱づることはあらゆる場合重要なことである。
しかしながら、上記従来の加熱炉の炉温設定方法にあっ
ては、抽出口に到る途中の上、下表面温度差を省II3
シていなかった。
したがって、常温から約1200℃付近まで急速加熱さ
れるとき、特に加熱帯では鋼片の上、下表面温度差が所
定値を超えることがあり、しかも、上、下表面温度差を
所定値以下に抑えることが難しかった。
(発明の目的) 本発明は上記の欠点を除去するためになされたもので、
被加熱材が加熱炉に在炉している期間に、その平均温度
を目標温度に一致させ、1つ、上表面と下表面の温度差
を所定の1直以下に保持でさ゛るように上部炉温と下部
炉温を設定する加熱炉の炉4制御方法の提供を目的とす
る。
〔発明の概要〕
本発明は、被加熱材料を上部と下部から加熱り−る加熱
炉の制御方法において、前記加熱炉に在炉している前記
被加熱材料の現在115刻における平均温度おJ、び一
定時間後の目標平均温度を河口し、次に、この平均温度
および目標平均湿度に基づいて目標、平均温度に焼き上
げるに必要な入熱量を河口し、次に、前記被加熱材yP
+の目標上下表面温度差および前記入熱mに基づき前記
加熱炉の上部炉温基準および上部炉温基準を河口し、こ
れらの炉温基準との(9差が零になるJ:うに前記加熱
炉の上部炉温および下部炉温を制り11することを特徴
としている。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の詳細な説明した後、これを実施する装置
についてJ2明する。
現在時刻t。における鋼片の平均温度をθ (1o)と
すると、これから一定時間Δtを経過した時刻(to+
Δt)の鋼片の平均温度θ (to−トΔt)は上記(
1)式の通りθ (t 十へt)−〇、(1o) +       (Q+qJ))Δt CρhIJ と表ねりことができる。一方、上部の燃焼ガスから鋼片
の上表面への輻QJ伝熱量qlIは上記(7)式から −<0   +273)4)  ・・・(15)lu を導出することができる。
ただし、 σ :ステファン・ボルツマン定数 ε :輻射率 θ  +273=上部炉温の絶対温度(°K)9、u θ  +273=鋼片の上表面の絶対温度S、u (°K) である。
また、同様にして下部の燃焼ガスから鋼片の下表面への
輻射伝熱4q、は上記(7)式から−(θs、N+27
3)’l  ・・・(16)を導出することができる。
ただし θ、j+273:下部炉温の絶対温度(°K)θ、、+
273:Ig片の下表面の絶対温度(° K) である。
次に、現在時刻t。における鋼片の上表面と下表面の温
度比k(to)は次式のように表わされる。
k(to>=(θ  +273>/ 1u (θ  −←273−Δθ ) S、U        S ・・・・・・(17) ただし、 θ  +273:鋼片の上表面の絶対湿度S、IJ (”  Kン 0、、+273:鋼片の下表面の絶対温度(° K) ΔO:鋼片の目(全上下表面温度>2 である。
ここで、鋼片の下表面温度θ  と下表面温度lu θ  との4度差が目標上下表面2S度差Δθ3にs、
11 等しくなると k(t  )=(θ  +273)1 0     s、u (θ  +273− s、fJ (θ  −θ  )) S1ρ  S、U −1・・・・・・(18) となる。また、鋼片の下表面温度θ  が下表面S、u 温度θ  より高くなると s、It k(t  )>1    ・・・・・・・・・・・・(
19)となる。逆に、鋼片の上表面温度θ  が下表面
S、u 温度θ  より低くなると s、、0 k(t)<1・・・・・・・・・・・・(20)となる
以上のことから、鋼片の上表面と下表面の:晶度差が(
:1標上下表面温度差に等しくなるようにするには、〈
17)式のk(t。)の値が時間の経過と共に1に近づ
くように上部炉温と上部炉温を設定づればよい。その1
つの方法を以下に説明する。
先ず、(17)式で求めたkIl:0)の1直からk(
to)を求める。
1 (t  )−k (to−Δ1))・・・・・・(
21) ただし k(t  −Δt):時刻(to−Δt)のk(to)
の値 gk:平滑ゲイン である。
これは、上部炉温と下部か温が時刻(1o−△t)から
一定時間Δtの間に大きく変化した場合でも、鋼片の上
表面温度と下表面温度から上記(17)式により計算さ
れるk (to)の値が大きく変化することを防ぐため
に、(21)式によりk(to)の平滑化を行なうもの
で、平滑ゲインq、を変えることにより、一定時間Δt
で変化するk (to)の変化間を調整することができ
る。
上下表面の温度比k(し )と下部炉温θ  をo  
      g、u 用いると下部炉温o、、llは θ   −k(t   )x(θ   +273)01
ρ       Og、U −273・・・・・・・・・(22) と表わされる。
これは、温度比k(to)の値を時間の経過とともに1
に近づけるために行なうもので、もし、鋼片の上表面が
焼けすぎてk(to)>1の状態になると、(22)式
により下部炉温が上部炉温よりも高く設定されて鋼片の
下表面が上表面よりも多く加熱されるため、(21)式
によりk(to)が小さくなるように修正されて1に近
づく。
これとは反対に、鋼片の下表面が焼は過ぎてk(t□)
<1の状態になると、(22)式により下部炉温が下部
炉温よりも高く設定されて鋼片の上表面が下表面よりも
多く加熱されるため、(21)式によりk (to )
が大ぎくなるように修正されて1に近づく。
次に、(22)式が成立するように上部炉温と下部炉温
を算出する関係式について説明する。
時刻t。′C平均濡度θH(to)の鋼片を、一定時間
Δtを経過した時刻(1o+Δt)に目標温度θH(t
o+八tへに焼き上げるに必要な上部入熱■と下部入熱
量の合itをQ)。とすると、このQlllは上記(1
)式を用いることによって次式のように表わされる。
(、)=q  +Q、! 1n    u =(θH(to十Δt)−〇(1o))また、このQi
nは上記(15)式、(16)式を用いることにより次
式のように表わされる。
Q −σε((0+273>4 In           (]、U −ト  (θ       + 273)      
)S、u +σε((0+273>’ g、fJ +  (θ 3.(J  −ト 273)      
)   ・・・ (24)これら(22)式と(23)
式から下部炉温θ  を消去すると上部炉温θ  は次
式で表ねりJ            g、u される。
+(θ  +273)4))1/4 s、41 ・・・・・・・・・(25) この(25)式によって、一定時間Δを後に、鋼片を目
標平均温度に焼き上げる上部炉温を算出することができ
る。また、下部炉温θ  はg、、。
(22)式から上部炉温θ  を用いて算出するS、u ことができる。
かくして、現在時刻で平均温度がθ <1o)の鋼片を
、一定時間Δを後に目標平均温1良θH(t、0+Δt
)に加熱し、且つ、鋼片の上表面と下表面の温度差を目
標上下表面温度斧に近づ1ノることがrきる。
第1図は上述した炉温制御を実施する装置の構成例を示
すブロック図である。
この装置は、後工程に応じて在炉する鋼片の抽出ピッヂ
を演算する抽出ピッヂ演C″r装置11と、鋼片が加熱
炉に装入された時点から鋼片の現在温度を演算する鋼片
温度演終装置12と、一定時間Δを後の鋼片の目標平均
温度を演算する鋼片目標温度演算装置装置13と、抽出
ピッチ演n装置11によって求めにれだ鋼片の現在温度
と鋼片目標温度波?3装置13によって求められた一定
時間Δを後の鋼片目標温度とから、八を時間後に鋼片目
標温度に焼ぎ上げるに必要な入熱量を弾出する必要人熱
吊演算装買14と、鋼片温度演算装置12によって求め
られた現在時刻の鋼片温度から、鋼片の上下表面の焼は
具合を学習する上下表面温度学習装置15と、鋼片の目
標上下表面温度差を鋼片ごとに記憶する目標上下表面温
度差記憶装置16と、必要入熱m演算装置14によって
演算された必要入熱量と上下表面温度学習’8ff11
5によって19られた上下表面温度学習結果とを用いて
下部炉温と下部炉温とを演算して、加熱炉20の上部炉
温制′III装置18および下部炉温制御装置19に加
える上下部炉温演算装置17とで構成されでいる。
上記の如く構成された炉温制60R’置の作用を以下に
説明する。
先ず、鋼片を抽出する鋼片抽出信号若しくは一定時間ご
とに発生する信号を起動信号Gとして抽出ピッチ演算装
置11および鋼片温度演算装置12に加えると、抽出ピ
ッチ河口装置11は後工程の種類および所要時間等に応
じて鋼片の抽出ピッチΔtを演算し、鋼片渇度演算装置
12は検出炉温および前回抽出時鋼片温度演算結果に基
づいて鋼片の現在温度を演算する。
次に、鋼片目標温度演算装置13は、次回抽出時すなわ
ちΔを時間後の鋼片の目標温度0  (to+Δt)を
口出すると、必要人熱吊演算装置14が、現在の鋼片平
均温度θH(to)とΔを時間後の目標温度θ (1o
+Δt)とから上記(23)式を用いて、Δを時間後に
鋼片を目標平均温度θ (to十Δt)に焼土げるに必
要な入熱量Qioを演算する。
一方、上下表面温度学習装置15は、鋼片温度演算装置
12によって求められた現在時刻toの鋼片の上表面温
度θ  および下表面温度θ8.。
S、u と、目標上下表面温度差記憶装置16から得られる目標
上下表面温度差とを用いて、上記(17)式および(2
1)式により鋼片上下表面温度学習結果k (to)を
求める。また、この学習結果に基づいて、上下部炉温演
算装置17は上記(25)式により上部炉温を算出し、
(22)式により下部炉温を口出する。下部炉温制御装
置18は、下部炉温算出値を下部炉温基準として加熱炉
20の上部炉温を制御する。同様に、下部炉温制tII
装置19は、下部炉温算出値を下部炉温基準として加熱
炉20の下部炉温を開口11する。
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかな如く本発明ににれば、被加
熱材が在炉している11間に、その平均温度を目標温度
に一致させ19、■つ、上下表面温度差を所定の値以下
に保持できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する装置の構成例を示すブロック
図、第2図は一般的な加熱炉の概略構成図、第3図は従
来の炉温制御方法を説明するための温度分布図、第4図
は同じ〈従来の炉温制御方法を説明するための加熱モデ
ル図、第5図は同じ〈従来の炉温制御方法を説明するた
めの時間と温度との関係を示す線図である。 11・・・抽出ピッチ演Q装置、12・・・814片温
度)す!r1装置、13・・・鋼片目標温度演算装置、
14・・・必要入熱n1演σ装置、15・・・上下表面
温度学習装置、16・・・目標上下表面温度差記憶装置
、17・・・上下部炉温演算装置、18・・・上部炉温
制御装置、19・・・下部炉温制御装置、20・・・加
熱炉、26・・・炉温制御方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被加熱材料を上部と下部から加熱する加熱炉の炉温制御
    方法において、前記加熱炉に在炉している前記被加熱材
    料の現在時刻における平均温度および一定時間後の目標
    平均温度を演算し、次に、この平均温度および目標平均
    温度に基づいて目標平均湿度に焼き上げるに必要な入熱
    量を演算し、次に、前記被加熱材料の目標上下表面温度
    差および前記入熱量に基づき前記加熱炉の上部炉温基準
    および下部炉温基準を演算し、これらの炉温基準との偏
    差が零になるように前記加熱炉の上部炉温および下部炉
    温を制御することを特徴とする加熱炉の炉温制御方法。
JP1350986A 1986-01-24 1986-01-24 加熱炉の炉温制御方法 Pending JPS62174325A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01240620A (ja) * 1988-03-16 1989-09-26 Miyamoto Kogyosho:Kk ビレット調質方法とビレット調質炉
JP2006274307A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Nippon Steel Corp ウォーキングビーム式の加熱炉の制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01240620A (ja) * 1988-03-16 1989-09-26 Miyamoto Kogyosho:Kk ビレット調質方法とビレット調質炉
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