JPH0124033Y2 - - Google Patents

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JPH0124033Y2
JPH0124033Y2 JP8706183U JP8706183U JPH0124033Y2 JP H0124033 Y2 JPH0124033 Y2 JP H0124033Y2 JP 8706183 U JP8706183 U JP 8706183U JP 8706183 U JP8706183 U JP 8706183U JP H0124033 Y2 JPH0124033 Y2 JP H0124033Y2
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JP
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paper
sheet
sheets
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JP8706183U
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JPS59192052U (ja
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  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は、複写機、プリンタ、フアクシミリ
等の給紙装置で、そのシート収納装置に2種以上
のサイズのシートを収納可能な給紙装置に関す
る。
従来技術 複写機、プリンタ、フアクシミリ等の給紙装置
としては、第1図に示す如く、用紙収納器4の底
部に昇降可能に後端を枢支された底板5上に用紙
束Sを積載し、底板5を軸50に固定されたアー
ム51で押上げて用紙束Sの上面をピツクアツプ
ローラ1に圧接し、給紙信号に応じてピツクアツ
プローラ1が回転することにより上から順に用紙
をその下流側に設けられた正転するフイードロー
ラ2と逆転可能なリバースローラ3より成るロー
ラ対に送り出し、もし一度に2枚以上の用紙が重
送された場合は、ローラと用紙との間の摩擦力と
用紙相互間の摩擦力との差を利用して、2枚目以
下の用紙を収納器4の方に押し戻し、フイードロ
ーラ2に接する1枚のみを給紙するようにした摩
擦ローラ分離給紙装置が知られている。
上記のフイードローラ2とリバースローラ3と
のローラ対に、第2図に示す如く2枚の用紙,
が送り込まれ、下側の用紙がリバースローラ
3により収納容器4内の用紙束の上に押し戻され
た場合、最上位の用紙は戻されてくる用紙と
の摩擦により後退する傾向にある。さらにその後
退につられて、その下位の用紙,も後退す
る。この後退を阻止しない場合は上記のことを繰
返すうちに収納容器4内の用紙は漸次後退し続
け、遂には用紙の前端がピツクアツプローラ1に
接しない位置迄後退してしまい、その結果、給紙
タイミングに遅れを生じ画像の一部が欠けたコピ
ーが出来たり、ジヤムが発生したり最上位の用紙
が送り出されなくなつたり、又は全く給紙不能に
なる不具合を生ずる。
上記の不具合を防止する目的で、収納される用
紙のサイズに応じて用紙束の側縁の位置決めガイ
ドだけでなく、用紙の後端縁の位置決めガイドを
も設けた給紙トレイが例えば特開昭57−57629号
公報等に開示されているが、両ガイドは別々にセ
ツトして用紙束載置位置を決めるようになつてい
る。側縁及び後端縁のガイドを独立的に移動する
ことは操作が面倒であり、特に後部ガイドのセツ
トは忘れ易い。後部ガイドのセツトを忘れた場合
は上述の不具合が発生するおそれがある。
用紙束側縁のガイドと後端縁のガイドとを連動
させてセツトすることの出来る装置として、収納
容器内に載置される用紙束の一方の側縁の位置を
規制するため用紙サイズに応じて移動可能なサイ
ドガイドにレバーを取付け、その先端に用紙束後
端を当接させて位置を規制するピンを植設し、こ
のピンが用紙サイズに応じて反対側の固定サイド
ガイドより出没するようにした給紙装置が提案さ
れているが、その装置では上記の用紙後端位置規
制ピンを移動サイドガイドの反対側に持つてくる
必要がある関係上、レバーの長さが長くなり、比
較的大きな部材となるため、力のバランスがくず
れ、サイドガイドの動きが重くなり、又、コスト
も高くなる欠点がある。又用紙の充填時、除去時
に用紙後端位置規制ピンが邪魔になることがあ
る。
目 的 この考案は、2種以上のサイズのシートを収納
可能なシート収納容器と正転ローラと逆転可能な
ローラとの対による重送分離搬送装置を持つたシ
ート給送装置の従来実施され、あるいは提案され
ているものの上述の欠点を解消した、操作が容易
で用紙後端縁の位置規制部材をシートサイズに応
じた位置に設置することを忘れることのない簡単
な構成で信頼性の高い低コストの給紙装置を堤供
することを目的とする。
構 成 以下、本考案を図面に示す実施例に基いて詳細
に説明する。
第3図乃至第6図は本発明をA−4サイズとレ
ターサイズの用紙とを取り替えて収納することの
出来る収納容器4を有する給紙装置に適用した実
施例を示す図である。因みに、A4サイズは210mm
×297mmであり、レターサイズは216mm×280mmで
あり、レターサイズは幅はA4サイズより6mm大
きいが、長さは逆に17mm短かい。
本実施例の装置は、カセツト4の底部に後端を
枢支された用紙束S載置用底板5が設けられ、そ
の前端付近下面を軸50に固定されたアーム51
で押し上げ、用紙束Sの上面前端付近をピツクア
ツプローラ1に圧接させ、その回転により、用紙
をフイードローラ2とリバースローラ3の対に給
紙し分離搬送するようになつている点は、第1図
により説明した従来の装置と同様である。なお符
合6は用紙束が僅かになつた場合の重送防止用摩
擦部材であり、7は底板5の抜け止め部材であ
る。又カセツト4の側板外面前部には、複写機本
体に装着する際のガイド4−1,4−2が設けら
れている。カセツト4のそのものの底は可動底板
5の後端の位置で段差を有し、それより後方の上
面は可動底板5の上面と連続するようになつてい
る。その後端中心線付近には用紙のセツト時又は
除去時に用紙後端を掴み易くするための切欠き4
−5が設けられている。
カセツト4の側板前部上縁付近には、軸8−
4,8−3を回動中心としてカバー8が枢着され
ており、その後端は直角に下方に曲つて垂下部8
−1が形成され、その両側端部の下縁がカセツト
底面に当接した状態で中央部は上記のカセツト底
部よりもさらに下方に入り込んでいる(第5図及
び第6図参照)。カバー8の後端の垂下部8−1
の前面の位置は、底板5上の所定の位置に積載さ
れたA4サイズの用紙束の後端がほゞ当接する位
置にあり、A4サイズの用紙の後端の位置規制部
材の役目を兼ねている。
カセツト4の底部の後部の段差部より後方には
カバー8を開いて用紙をカセツト内に装填する際
の用紙の手前側の側縁を案内するガイド4−3が
固設されており、その前端に続いてカセツト4の
底面の段差部より前方には用紙の手前側の側縁の
基準となるガイド20が固定されている。カセツ
ト4の底面の奥側には用紙の幅に応じて位置可変
の可動ガイド9が設けられている。可動ガイド9
は垂直に立上つた立上り部9−1とカセツト底面
に沿つた底部9−2より成り、底部9−2には前
後に1本ずつのスタツド9−3が植設されてお
り、カセツト4の底面に設けられた幅方向にのび
るスリツト4−7を貫通し、スタツド9−3はワ
ツシヤー10,11及び山形ワツシヤー12によ
つてカセツト底面を挾んで固定することができる
ようになつている。スタツド9−3をスリツト4
−7に沿つて摺動させることによつて、可動ガイ
ド9の立上り部9−1の内側面を、一方の側縁を
固定ガイド20の内側面に当接させて底板5上に
載置した各サイズの用紙の他の一方の側縁に当接
する位置にセツトすることができる。第3図中に
実線で示す可動ガイド9の位置はレターサイズの
用紙に対する位置であり、鎖線で示す位置はA4
サイズの用紙に対する位置を示す。可動ガイド9
の立上り部9−1の内側面の上記両位置の間の範
囲内に、前記カバー8の後端の垂下部8−1の前
面には、その前端縁が、底板5上の所定の位置に
載置されたレターサイズの用紙束の後端位置に対
応する位置に来る如く、レターサイズシート後端
位置規制部材8−2が一体的に設けられている。
可動ガイド9の底部9−2の前端より下方に舌
片9−4が設けられカセツト底部に横方向に設け
られたスリツト4−9を貫通し、カセツト装着時
これに対応した位置にくる如く複写機本体に設け
られたサイズ検知フオトセンサ17を作動させる
ようになつている。
又、カセツト4が複写機本体に装着された状態
でカバー8を開いた場合又はカセツト4を複写機
本体から抜取るためにその後端を持上げる動作に
連動して、底板押上げアーム51が下方に回動し
底板5は自重で落下し、カセツト4を装着し又は
カバー8を閉じる動作に連動して底板押上げアー
ム51は底板5を押し上げ、その上に載置された
用紙束の上面が所定の高さにくるようになつてい
る。
この装置は以上の如く構成されているので、カ
セツト4が複写機本体に装着された状態で、今迄
入つていた用紙と異るサイズの用紙と交換するた
めにカバー8の後部をはね上げると、底板押上ア
ーム51は下方に回動し底板5が自重で落下し、
用紙の上面は給紙ローラ1より離間し、用紙の取
出し及び新しい用紙の挿入が可能となる。可動ガ
イド9を例えばレターサイズに対応する位置に移
動させると、レターサイズ用紙後端位置規制部材
8−2は、用紙載置幅の範囲内に位置することに
なるので、レターサイズの用紙の後端位置はこれ
により規制される。逆に、可動ガイド9をA4サ
イズに対応する位置にもたらせば、レターサイズ
用紙後端位置規制部材8−2は可動ガイド9の立
上り部9−1の外側に位置することになるので、
カバー8を閉じた場合その垂下部8−1の前面が
A4サイズの用紙の後端を規制するストツパとな
る。
以上の構成によれば、可動ガイド9をいずれか
の用紙サイズに対応する位置にセツトすれば自動
的にそのサイズの用紙に対する後端位置を規制す
るストツパが用紙の後端位置に形成されるので、
フイードローラ2とリバースローラ3とのローラ
対により重送された用紙が分離されて、底板5上
に載置された用紙束の上に押し戻されてきた場合
にも、その下位の用紙がこれに連れられて所定の
位置より後退することが防止され、これに伴う前
述の障害を回避することができる。又、各サイズ
の用紙後端規制部材8−1,8−2は、カバー8
を跳ね上げた状態ではカバー8と共に用紙載置面
より上方に退避するので、用紙のセツト又は除去
の操作の邪魔にならない。
上記の実施例では、用紙収納装置に収納される
用紙サイズがレターサイズとA4サイズの場合に
ついて説明したが、幅の広い方のサイズの用紙の
方が長さが短いような用紙サイズの組合せであれ
ば、他の用紙サイズの組合せに対しても本考案を
適用することができる。
又、上記の実施例では用紙収納装置を複写機等
本体に着脱自在なカセツトとしたが、必らずしも
カセツトである必要はなく、機器本体に作り付け
られた用紙収納装置であつても差支えない。
効 果 以上の如く、本考案によれば、極めて簡単な構
成で、装填すべき用紙サイズに応じて可動サイズ
ガイドをセツトすることにより自動的に用紙後端
位置規制部材が用紙の載置幅の範囲内に形成され
るので、後端位置規制部材のセツト忘れを防止す
ることができ、重送分離された用紙に連行されて
用紙束が所定位置より後退することは確実に防止
されるとともに、用紙の装填及び除去の操作性も
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知の摩擦ローラ分離給紙装置の一例
の概略構成を示す断面図、第2図はその重送分離
された用紙による積載された用紙の動きを説明す
る図式図、第3図は本発明の実施例を示す平面
図、第4図はその後面図、第5図は第3図中の
−線による断面図、第6図は第3図中の−
線による断面図である。 1……ピツクアツプローラ、2……フイードロ
ーラ(正転回転体)、3……リバースローラ(逆
転可能な回転体)、4……給紙カセツト(シート
収納装置)、4−3……固定ガイド、8……カバ
ー、8−1……カバー垂下部(A4サイズシート
後端位置規制部材)、8−2……レターサイズシ
ート後端位置規制部材、S……シート束。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シート収納装置内に積載されたシート束上面前
    端付近に圧接し、シート束の上から順次シートを
    送り出すピツクアツプ手段と、該ピツクアツプ手
    段により送り出されたシートを正転回転体と逆転
    可能な回転体とよりなる回転体対により重送を分
    離し、2枚目以下のシートを上記シート束の方に
    戻して1枚ずつ給紙するシート分離手段とを有
    し、上記シート収納装置には前端が該シート収納
    装置に枢着され後端を跳ね上げて開閉可能なカバ
    ーを有する給紙装置において、上記のカバーの後
    端に一体的にシートサイズ別にシート収納装置内
    所定の位置に積載されたシート束の幅の範囲内で
    他のサイズのシート束の載置を妨げない位置に前
    面が該シート束の後端に当接し、下部がシート載
    置面よりも下方に入り込む部材を設けたことを特
    徴とする給紙装置。
JP8706183U 1983-06-09 1983-06-09 給紙装置 Granted JPS59192052U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8706183U JPS59192052U (ja) 1983-06-09 1983-06-09 給紙装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8706183U JPS59192052U (ja) 1983-06-09 1983-06-09 給紙装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59192052U JPS59192052U (ja) 1984-12-20
JPH0124033Y2 true JPH0124033Y2 (ja) 1989-07-21

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ID=30216984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8706183U Granted JPS59192052U (ja) 1983-06-09 1983-06-09 給紙装置

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JP (1) JPS59192052U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0772032B2 (ja) * 1986-09-02 1995-08-02 ニスカ株式会社 給紙装置

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JPS59192052U (ja) 1984-12-20

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