JPH045473Y2 - - Google Patents

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JPH045473Y2
JPH045473Y2 JP13932185U JP13932185U JPH045473Y2 JP H045473 Y2 JPH045473 Y2 JP H045473Y2 JP 13932185 U JP13932185 U JP 13932185U JP 13932185 U JP13932185 U JP 13932185U JP H045473 Y2 JPH045473 Y2 JP H045473Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (A) 産業上の利用分野 本考案は、複写機、プリンター等の給紙装置に
関し、更に詳しくは給紙ローラ及びそれよりも紙
葉類の搬送方向上流側に設けられた前送りローラ
を具備してなる給紙装置に関する。
(B) 従来の技術 従来より複写機やプリンター等の画像形成装置
において、複写作業の効率化を図るために自動原
稿供給機構を設けたり、あるいは紙葉類供給カセ
ツトの他にスタツクバイパスを設けて、カセツト
に装着されている紙葉類以外の種類の用紙を多数
枚供給することのできる機構が提供されている。
そしてこれらの機構の給紙部としては、例えば本
出願人が以前に出願した実願昭60−112399におい
て示したような形状のものが考案されている。第
6図は、その一部を示す図であるが、用紙受け台
200の上に複写紙Pが載置され挿入されると、
ガイド部材400を図において時計回りに回動せ
しめて、前送りローラ5の軸37に当接して前送
りローラ5を上方へ移動せしめ、複写紙Pを給紙
ローラ7に当接せしめる如く構成されている。し
かるに用紙受け台200の先端部における形状は
複写紙搬送方向下流側に沿つて、複写紙Pを挿入
しやすいように前受けローラ5の略直下部まで下
方へゆるやかに傾斜し、複写紙Pの搬送性を良く
するために前受けローラ5の略直下部より給紙ロ
ーラ7の下方にかけてゆるやかに上方へ傾斜した
形状になつている。
(C) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、従来技術によれば、次ぎの如き
問題点を有する。即ち、複写紙Pを多数枚セツト
するときは、第6図に示すとおり、複写紙がそり
あがつた状態で、しかも給紙ローラ7と摩擦パツ
ド8とが接している部分よりも上方部において複
写紙Pの先端が給紙ローラ7に接するため、給紙
ローラ7がRの方向に回転しても、搬送されない
場合が多かつた。
従つて本考案の目的は、用紙受け台の形状を改
良し、積載される紙葉類の枚数にかかわらず、常
に良好な給紙を行うことのできる給紙装置を提供
することを目的とする。
(D) 問題点を解決するための手段 而して、本考案に係る給紙装置は、多数枚の紙
葉類を載置しうる用紙受け台と、紙葉類を機体内
へと一枚ずつ供給する給紙ローラと、給紙ローラ
よりも紙葉類の搬送方向上流側に設けられ、紙葉
類を給紙ローラへと搬送する前送りローラとを有
する給紙装置において、 該用紙受け台の、該前送りローラよりも搬送方
向下流側における形状が、下流方向に沿つて順に
第1の山形部、谷間部、第2の山形部と連続して
形成され、 少数枚の紙葉類を載置するときは、紙葉類の先
端部が第1及び第2の山形部にて支持された状態
で該給紙ローラに接し、 多数枚の紙葉類を積載するときは、紙葉類の先
端部の下層部が谷間部にて支持され、その上層部
が該給紙ローラに接していることを特徴とするも
のである。
また該谷間部より第2の山形部の頂点へと続く
傾斜は、該前送りローラの略直下から第1の山形
部頂点へと続く傾斜よりも急であることが望まし
い。
更に該前送りローラの略直下と第1の山形部の
頂点を結ぶ線の延長線上に該第2の山形部の頂点
が位置することが望ましい。
(E) 作用 少数枚の紙葉類を載置するときは、紙葉類に腰
があるため、紙葉類の先端部が第1および第2山
形部にて支持された状態で給紙ローラに接するか
ら、紙葉類の給紙を円滑に行うことができる。
一方、多数枚の紙葉類を積載するときは、紙葉
類の先端部の下層部が谷間部にて支持され、その
上層部が該給紙ローラに接しているため、紙葉類
が下方に傾斜した状態で給紙ローラに接するとと
もに、紙葉類の最上層部が給紙ローラと摩擦パツ
ドとが接する位置に近い位置にて接するため、複
写紙の給紙を良好に行うことができる。
(F) 実施例 次ぎに本考案の具体的実施例を図面を参照しつ
つ説明する。
第2図は、給紙装置を装着した複写紙の概略図
であり、全体を番号1で示すスタツクバイパス機
構が複写紙の、図面において右方に設けられてお
り、通常多数枚の複写紙Pを載置するための用紙
受け台2と、その用紙搬送方向に沿つて順に、用
紙受け台2の下部に設けられたリミツトスイツチ
3、用紙受け台2の上部に設けられ、複写紙Pが
当接することによつて、複写紙押圧方向と逆方向
(図において時計方向)に回動するガイド部材4
と、給紙部の側板に設けられた長孔6の方向に沿
つて上下動可能であつて、上記ガイド部材の回動
に従いその軸が上方へと持ち上げられ、またリミ
ツトスイツチ3が複写紙Pの先端を検知すること
により回転し始めて複写紙Pを用紙受け台2の先
端部へと搬送する前送りローラ5、及び用紙受け
台2の先端部に設けられた給紙ローラ7から成
る。該給紙ローラ7は、複写開始ボタン(図示さ
れず)を押圧操作することにより複写が開始され
るまで、複写紙Pは給紙ローラ7に当接して待機
している。給紙ローラ7の下部には、重送防止用
の摩擦パツド8がばね9等の付勢手段によつて、
給紙ローラ7に押圧接触されるよう構成されてい
る。スタツクバイパス機構1より給紙ローラ7に
より複写機内へと搬送された複写紙Pは、上下案
内板10,10より形成される搬送路を通り、レ
ジストローラ12の複写紙搬送方向上流側に設け
られた複写紙先端検出用のリミツトスイツチ11
に当たり所定時間経過後、複写紙Pの搬送がレジ
ストローラ12において一時停止され、その後搬
送されることによつて、複写紙Pの斜め送りを補
正し、且つ露光系とのタイミングをとつている。
レジストローラ12より搬送された複写紙は、上
下案内板13より形成される搬送路を通り、感光
ドラム14に形成されたトナー像を複写紙P上に
転写するために転写部Tへと搬送される。
また複写機機体の下方部には、複写紙供給カセ
ツト15がカセツト受け部16に装着されてい
る。複写紙供給カセツト15には用紙乗載板17
及び用紙乗載板17を下方より付勢して、複写紙
の上端が給紙ローラ18に当接せしめる押し上げ
板19が設けられている。給紙ローラ18には、
その下方に摩擦パツド20が当接し、複写紙を一
枚ずつ搬送路へと供給するようになつている。複
写紙供給カセツト15より供給された複写紙は一
点鎖線で示された如く転写部Tへと搬送される。
即ち、搬送方向に沿つて順に搬送路21、搬送ロ
ーラ22及びそれに板ばね24により押圧接触せ
しめられている下ローラ23、搬送路25が設け
られ、搬送路25は上下案内板10によつて形成
される搬送路へと合流している。
次ぎに第1図、第2図を用いて、スタツクバイ
パス機構1について詳細に説明する。用紙受け台
2の略中央部に搬送方向と直角方向に切欠き28
を設け、該切欠き28に側端規制板26の凸部3
0を係合せしめ、ストツプリング29で締めつけ
ている。従つて側端規制板26は切欠き28に沿
つて摺動自在であり、切込み26aとサイズ表示
とを合致させることにより、側端規制板26より
垂直に立脚した垂直部26bによつて複写紙Pの
一端を規制している。そして該側端規制板26を
所望のサイズに合わせることにより、所望サイズ
の複写紙を送ることができるようになつている。
例えばA6のときは切込み26aをA6の位置に合
わせ、A4であれば、2点鎖線の位置まで側端規
制板26を移動せしめて、切込み26aをA4の
位置に合わせる。また複写紙の他端は用紙受け台
2より垂直に立脚する規制部31によつて規制さ
れる。このスタツクバイパス機構1では基準が規
制部31側、即ち一端基準なので、先ず複写紙P
を規制部31に当接させてから側端規制板26を
摺動して、複写紙Pの側端を規制している。ま
た、用紙受け台2には折り畳み自在の張り出し部
2aが設けられていて、軸27,27を中心にし
て回動自在である。従つて大サイズのときは張り
出し部2aを開き、複写紙Pの後端を支持するよ
うになつている。小サイズのときは折り畳まれ
て、その上を側端規制板26が摺動するように構
成されている。また用紙受け台2は側板35,3
5に支点65を中心として回動自在に取り付けら
れている。用紙受け台2の搬送方向下流部の形状
については後で詳しく説明する。
次ぎにガイド部材4及び前送りローラ5につい
て説明する。ガイド部材4は搬送方向直角方向に
張架され、側板35,35に回転自在に配設され
ている軸部34、及び軸部34に設けられ、用紙
受け台2との間に複写紙挿入路を形成するととも
に、複写紙Pが多数枚挿入されたときは、軸部3
4を中心として回動する複写紙案内部36……、
軸部34の端部より張り出し、前送りローラ5の
軸37の駆動側の一端を上方より押さえる押さえ
部32、及び前送りローラ5の軸37の他端を下
方より支持する受け部33から成る。そしてガイ
ド部材4よりも複写紙搬送方向上流側にガイド部
材4と平行に設けられた前送りローラ5は、側板
35,35に設けられた長孔6に嵌装されている
軸37、軸37の所定位置に設けられたローラ3
8、及び軸37の一端に設けられ、メインモータ
(図示されず)と連結されているアイドルギヤ4
0に噛合するギヤ39とから成る。ギヤ39は常
にアイドルギヤ40と接するように、長孔6の形
状は第4図の如く構成されている。この前送りロ
ーラ5は複写紙Pの挿入に従い上方へ上がり、そ
の自重で複写紙Pを上から押さえつけている。そ
してガイド部材4よりも搬送方向下流側に設けら
れているリミツトスイツチ3(第2図)により複
写紙Pの先端を検知したときにメインモータが回
転し、メインモータの回転駆動力が伝達されて、
その結果アイドルギヤ40がR1の方向に回転し
それにつれてギヤ39も従動し、複写紙Pの挿入
を助けている。また、ギヤ39がR2の方向に従
動回転するとき、その回転力によつてギヤ39全
体が上方へ持ち上がろうとするため、軸37の駆
動側の一端が上昇するが、ガイド部材4の押さえ
部32が上方より押さえ付けているため、上昇が
妨げられる。またこのとき押さえ部32に作用す
る上昇力は、ガイド部材4を軸部34を中心にし
て回動せしめ、その回動力によつて受け部33も
上向きに回転しようとするため、前押さえローラ
5の軸37の駆動側と反対側の他端に上昇力を作
用し、これによつて前送りローラ5は水平状態を
維持しつつ上方へと持ち上がることになる。而し
て前送りローラ5は、ガイド部材4の押さえ部3
2と受け部33との働きによつて、どのようなサ
イズの複写紙Pであつても左右均等に持ち上が
り、その結果左右均等に圧がかかるため、複写紙
Pを用紙受け台2の所定位置にてセツトする際、
または/及び複写紙Pが用紙受け台2より複写機
内部へと給紙されるときに斜め送りが防止され
る。
次に給紙ローラ7について述べる。給紙ローラ
7はその軸42が側板35,35に回転自在に装
着され、側板35より張り出したその一端部に前
述したアイドルギヤ40が軸受け46を介して軸
42に装着されている。さらに軸42にはクラツ
チ手段47を介して駆動ギヤ48が設けられてい
て、複写開始ボタンを押圧操作したとき一定時間
クラツチ手段47が接続状態となり、給紙ローラ
7が回転するようになつている。駆動ギヤ48は
アイドルギヤ40とは逆方向即ちR3の方向に回
転している。給紙ローラ7にはそれぞれ第1給紙
コロ43、第2給紙コロ44、第3給紙コロ45
が設けられている。あわせて第5図をも参照し
て、第2給紙コロ44は、その下よりばね付勢さ
れている摩擦パツド8に当接しており、複写紙P
の重送を防止している。一方第1、第3コロ4
3,45は給紙の際の補助ローラとしての役割を
果たしている。即ち通常の複写紙であれば第2給
紙コロ44の回転のみで給紙することが可能であ
るが、厚い複写紙、第2原図紙やOHP紙のよう
に摩擦係数の高い用紙を使用したときは、用紙と
摩擦パツド8との間の摩擦力の方が第2給紙コロ
44の搬送力よりもしばしば大きいことがあり、
そのため給紙不良が生じることがある。そこで、
第2給紙コロ44の両端に第1、第3給紙コロ4
3,45を設けることにより補助的な搬送力を加
え、搬送性を良くしている。また第1、第3給紙
コロ43,45の下方部における用紙受け台2に
は、凹部60,61が形成されており、第1、第
3給紙コロ43,45は該凹部60,61に接し
ない程度に嵌まり込んでいて、複写紙Pは一点鎖
線の如く給紙コロ43,44,45と用紙受け台
2との間で食い込むような状態で搬送される。そ
のため、搬送力が複写紙Pに確実に伝わるととも
に、第1、第3給紙コロ43,45は、用紙受け
台2の凹部60,61において接しないため、そ
の搬送力は、直接給紙コロ43,45が用紙受け
台2と接する場合に比べ、若干搬送力が弱めら
れ、重送を防止することができる。
第3a,b図を参照して、用紙受け台2の先端
部の形状について詳細に説明する。用紙受け台2
の先端部は、複写紙Pが挿入しやすいように搬送
方向下流部に向かつて下がる方向に傾斜している
が、略前送りローラ5の下部を境に上方へと向か
い、なおも下流側に向かうと、順に第1山形部5
0、谷間部51、第2山形部52が続き搬送性を
良くするため徐々に勾配が上がる方向に傾斜し
て、給紙ローラ7と摩擦パツド8が接触する部位
に至つている。そして第4図より明らかな如く第
1山形部50の傾斜は緩やかであり、また高さも
さほど高くはないのに対し、谷間部51から第2
山形部52に至る傾斜は急であり、且つ前送りロ
ーラ5の略直下にあたる点A1と第1山形部50
の点A2とを結んで延長した位置に第2山形部5
2の頂点がくるように構成されている。しかるに
スタツクバイパス機構1より給紙される複写紙P
が少ないときは、第3a図のように、前送りロー
ラ5の回転につれ複写紙P1が搬送され、その腰
により点A2を通過後も谷間部51に落ち込まず
に一点鎖線の如くそのまま第2山形部52の頂点
へと進み、第1、第2山形部50,52に支えら
れて、給紙ローラ7の所定位置に接しめられ、搬
送が停止される。ここで第1山形部50が無けれ
ば、複写紙Pは谷間部51に落ち込み、給紙ロー
ラ7に接しえない虞れがある。一方給紙したい複
写紙P2が多数枚であるときは、第3b図のよう
に、複写紙P2は前送りローラ5の搬送に従い、
その自重で谷間部51に落ち込み、そこで最下層
の複写紙が停止せしめられ、上層にいくに従い、
給紙ローラ7の方向に傾斜してその最上層部が、
給紙ローラ7と摩擦パツド8とが接する部位から
それほど上方に離れない位置において給紙ローラ
7に当接した状態になつたとき、搬送が停止され
る。またこのとき複写紙Pの先端部は下方に向か
つて傾斜している。従つて複写紙のスタツク量が
少数枚であろうと多数枚であろうと、給紙ローラ
7のほぼ同位置に複写紙が接した状態で複写紙が
待機状態に入ることになるため、給紙を良好に行
うことができる。因に本出願人の実験によれば、
第4図において、用紙受け台2の搬送方向上流側
から前送りローラ5の略直下にあたる点A1に至
るまでの角度θ1を約10°、点A1より第1山形部5
0の点A2に至るまでの角度θ2を約10°、点A2より
谷間部51の最下端に至るまでの角度θ3を約7°、
そして谷間部51の最下端から第2山形部52の
最上端に至るまでの角度θ4を25°にとつたとき、
複写紙Pの給紙が最もスムーズに行えた。
上記した構成における給紙装置の作用は以下の
通りである。先ずスタツクバイパス機構1より給
紙するときは、側端規制板26の切込み26aを
用紙受け板2に印されている所望のサイズ表示に
合うよう切欠き28に沿つて側端規制板26を摺
動せしめ、複写紙をセツトする。特に大サイズの
複写紙をセツトしたいときは、張り出し部2aを
軸27,27を中心に回動して開き、複写紙の後
端の支持を補助せしめる。そして複写紙のセツト
については複写紙がガイド部材4に到達する前に
リミツトスイツチ3に当たり、メインモータが回
転し始めてアイドルギヤ40に伝動され、さらに
駆動ギヤ39に伝動され、前送りローラ5が回転
するため、ガイド部材4の複写紙案内部36と用
紙受け台2との間に形成される複写紙供給路より
前送りローラ5に当接した複写紙は、スムーズに
所定位置まで複写紙を搬送することができる。ま
たこのとき駆動ギヤ39に伝達される回転駆動力
により駆動ギヤ39は矢印R2の方向に回転され、
上昇しようとする力が働くために、前送りローラ
5の軸37の駆動側の端部が上昇しようとし、そ
れをガイド部材4の押さえ部32が押さえようと
するため、上昇がある程度押さえられ、一方押さ
え部32にかかる作用力によつて、ガイド部材4
が軸34を中心として回動するため、軸34の他
端に設けられている受け部33が上昇しようと
し、結局前送りローラ5は略水平状態を保ちつつ
上方へ移動せしめられるため、複写紙の所定位置
へのセツトが容易になる。また、複写紙を少数枚
セツトするときは、用紙受け台2の第1、第2山
形部50,52に接した状態で、給紙ローラ7の
搬送しやすい所定位置に当接せしめられるし、複
写紙を多数枚セツトするときは、複写紙の下層部
が谷間部51に当接しそれ以上進まず、複写紙の
上層部のみ搬送されるため、複写紙の上層部にい
くにしたがつて複写紙が傾斜し、最上層部が、給
紙ローラ7による複写紙Pの搬送を比較的行いや
すい、給紙ローラ7と摩擦パツド8とが接する部
位よりもそれほど上方に離れていない位置に当接
せしめられた状態で、メインモータが停止し、そ
の結果前送りローラ5も停止せしめられる。
次ぎに複写開始ボタンが押されると、メインモ
ータが回転しはじめ、それに伴い、給紙ローラ7
の駆動ギヤ48は矢印R3の方向に回転し、クラ
ツチ手段47が接続状態になるに従い、第1、第
2、第3給紙コロ43,44,45に回転駆動力
が伝達され、給紙状態になるとともに、前送りロ
ーラ5の駆動ギヤ39はアイドルギヤ40がR1
の方向に回転するのに従いR2の方向に回転し、
複写紙を用紙受け台2より複写機内部へと給紙す
るのを補助する。またこのとき第2給紙コロ44
は下からばね付勢されている摩擦パツド8に当接
しており、重送が防止されるとともに、第1、第
3給紙コロ43,45により搬送が補助されて、
摩擦係数の高い種類の用紙の搬送を補助してい
る。
なおも複写紙が給紙され、上下案内板10によ
り形成される複写紙搬送路を通り、リミツトスイ
ツチ11に複写紙の先端が当接して所定時間経過
すると、クラツチ手段47が断状態となり、駆動
ギヤ48の回転駆動力が給紙ローラ7に伝動され
なくなり、給紙ローラ7が停止する。この間複写
紙はレジストローラ12によつて先端がレジスト
され、斜め送りが防止されるとともに、露光動作
とのタイミングがとられる。給紙ローラ7の停止
と同時にレジストローラ12が回転しはじめ、上
下案内板13により形成される搬送路を通つて感
光ドラムにおける転写部Tへと至る。
一方、複写紙供給カセツト15を使用して複写
紙を供給する場合は以下の通りである。即ち用紙
乗載板17上に載置された複写紙は、押し上げ板
19によつて給紙ローラ18に当接せしめられて
いる。複写開始ボタンの押圧操作により給紙ロー
ラ18を回転させ、給紙状態に入る。複写紙供給
カセツト15より一枚ずつ搬送路21へと繰り出
された複写紙は、搬送ローラ22及び下ローラ2
3のニツプ位置を通り、さらに搬送路25を通つ
て上下案内板10によつて形成される搬送路へと
合流し、リミツトスイツチ11をONせしめて所
定時間経過後、給紙動作を停止せしめる。そし
て、レジストローラ12及び上下案内板13を介
して転写部Tへと搬送される。
尚、ガイド部材4の形状は軸部34の一端に押
さえ部32を設け、他端に受け部33を設ける構
成としたが、軸部34の両端にそれぞれ押さえ部
と受け部とを有する構成であつてもよい。
また用紙受け台2の先端部が上記形状のもの、
即ち第1、第2山形部、及びその間に谷間部を有
するものであれば、第1山形部50より上流部に
かけていかなる形状であつても構わない。また第
1山形部50の頂点から谷間部51にかけて急傾
斜で落ち込んでいてもよい。
さらに上記実施例では摩擦パツド8と接する第
2給紙コロ44の両側に給紙補助用の第1、第3
給紙コロ43,45を配設したが、特にそれに限
定されるものではなく、給紙ローラ7と同軸上で
あれば、どの位置に給紙補助用のコロを配設して
もよい。
その他本考案の趣旨を離れない限り、種々変更
可能である。
(G) 考案の効果 上記考案によれば次ぎのような優れた効果を奏
する。即ちセツトしたい紙葉類の枚数が少ないと
きは、紙葉類の腰によりその先端部が第1、第2
山形部にて支持された状態で給紙ローラに接する
ため、紙葉類の給紙を良好に行うことができる。
一方、多数枚の紙葉類の用紙受け台にセツトす
るときは、紙葉類の下層部先端が谷間部に当た
り、紙葉類が給紙ローラと摩擦パツドとが接する
位置に向かつて傾斜し、また紙葉類の最上層部の
先端が、給紙ローラと摩擦パツドとが接する位置
から比較的上方に離れていない位置にて給紙ロー
ラに接するため、やはり紙葉類の給紙を良好に行
うことができ、結局紙葉類の枚数にかかわらず、
常に良好な給紙を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はスタツクバイパス機構の斜視図、第2
図は給紙部を示す簡略された複写機の縦断面図、
第3a,b図、第4図は、用紙受け台の先端部周
辺における簡略化された縦断面図、第5図は給紙
ローラ7の部分断面図、第6図は従来の給紙部を
示す複写機の一部縦断面図である。 P……紙葉類、2……用紙受け台、5……前送
りローラ、7……給紙ローラ、50……第1の山
形部、51……谷間部、52……第2の山形部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 多数枚の紙葉類を載置しうる用紙受け台と、
    紙葉類を機体内へと一枚ずつ供給する給紙ロー
    ラと、給紙ローラよりも紙葉類の搬送方向上流
    側に設けられ、紙葉類を給紙ローラへと搬送す
    る前送りローラとを有する給紙装置において、 該用紙受け台の、該前送りローラよりも搬送
    方向下流側における形状が、下流方向に沿つて
    順に第1の山形部、谷間部、第2の山形部と連
    続して形成され、 少数枚の紙葉類を載置するときは、紙葉類の
    先端部が第1及び第2山形部にて支持された状
    態で該給紙ローラに接し、 多数枚の紙葉類を積載するときは、紙葉類の
    先端部の下層部が谷間部にて支持され、その上
    層部が該給紙ローラに接していることを特徴と
    する給紙装置。 (2) 該谷間部よりの第2の山形部の頂点へと続く
    傾斜は、該前送りローラの略直下から第1の山
    形部の頂点へと続く傾斜よりも急であることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の給紙装置。 (3) 該前送りローラの略直下と第1の山形部の頂
    点とを結ぶ線の延長線上に該第2の山形部の頂
    点が位置することを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の給紙装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012232009A (ja) * 2011-05-06 2012-11-29 A2:Kk ケーキカッター
US20150378338A1 (en) * 2013-03-04 2015-12-31 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Operation plan creation device, operation plan creation method, and operation plan creation program

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US20150378338A1 (en) * 2013-03-04 2015-12-31 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Operation plan creation device, operation plan creation method, and operation plan creation program

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