JPH0123874Y2 - - Google Patents

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JPH0123874Y2
JPH0123874Y2 JP1983134437U JP13443783U JPH0123874Y2 JP H0123874 Y2 JPH0123874 Y2 JP H0123874Y2 JP 1983134437 U JP1983134437 U JP 1983134437U JP 13443783 U JP13443783 U JP 13443783U JP H0123874 Y2 JPH0123874 Y2 JP H0123874Y2
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roof carrier
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、荷物が載置されるルーフキヤリヤ
の、自動車のルーフに対する取付け構造に関する
ものである。
各種タイプの自動車により荷物を運搬する手段
の一つとして、自動車のルーフにルーフキヤリヤ
を装着し、これの上に荷物あるいはレジヤー用品
等を積載して運搬する方法が用いられている。従
来のルーフキヤリヤ取付け構造を第1図ないし第
3図により説明する。
ルーフキヤリヤ1は、前後の棒材2,3と左右
の棒材4,5により形成される枠体6と、棒材
2,3に両端が固着された複数本の棒材7とから
なつている。枠体6の左右の棒材4,5には、複
数の脚片8,9の上部が固着されており、この脚
片8,9に螺合するねじ11により、押圧板1
2,13の上部は脚片8,9に固着される。
自動車のルーフ14の左右のドア枠15には、
第3図に示すように、一辺が上方を向く化粧部材
16が設けられている。脚片8,9の下端と押圧
板12,13の下端とで、化粧部材16を挾持し
た状態でねじ11を締めつけることにより、ルー
フキヤリヤ1はルーフ14に取付けられるように
なつている。
上記のルーフキヤリヤ取付け方法においては、
取付け作業が容易でなくて、取付け時においてド
ア枠部を傷つけ易いこと、および取付けにねじを
用いているので、ねじの緩みによる事故を生じ安
全性に欠ける等の欠点がある。さらに、車種によ
るドア枠部の構造変化により、ルーフキヤリヤ取
付け部の脚片8,9および押圧板12,13の形
状変更を要するとともに、取付け部の外観が悪い
等の不都合がある。
また、最近の自動車の車体構造として、高速走
行時の風切り音の解消および走行抵抗の低減を図
るため、あるいは車体のデザインの都合上、車体
の外板が平滑化されるようになつている。そのた
め、ルーフキヤリヤ1を取付けるためのドア枠1
5に、化粧部材16のような取付け用の引掛りを
得ることができず、ルーフキヤリヤ1の取付けが
益々困難となつている。更には、ルーフキヤリヤ
1の取付け状態が確実でないと、ルーフキヤリヤ
1による荷物の保持の安全度および信頼性が低下
し、自動車走行時の荷物の落下による物品の破損
あるいは後続車の事故発生を来たす倶れがある。
本考案の目的は、ルーフ側に受止め具を固定
し、この受止め具に係合自在のロツク装置をルー
フキヤリヤ側に設けることにより、ルーフキヤリ
ヤをルーフに確実かつ容易に装着し得るようにし
た自動車のルーフキヤリヤ取付け構造を提供する
ことにある。
以下、第4図以降の各図に示す実施例に基いて
本考案の構成を説明する。
第4図において、ルーフキヤリヤ17は、前後
の棒材18,19と左右の棒材21,22により
矩形状に形成された枠体23と、棒材18,19
に両端が固着された複数本の棒材24とからなつ
ている。
枠体23の角隅部には、第5図に示すように下
方に開口するチヤンネル状の取付け部材25が配
置されていて、その上面部は、棒材21,24の
端部に固着されている。取付け部材25内には、
上方に開口する支持部材26が嵌合されて、図示
されないねじにより固着されている。このような
取付け部材25および支持部材26は、枠体23
の各角隅部に設けられている。
枠体23の左右の棒材21,22の中程には、
内端に下向きの折曲片27aを有するブラケツト
27の基部がそれぞれ固着されている。上記折曲
片27aの内面側に固着される取付け板28に
は、軸29が抜け止めされて枢着されており、軸
29の内端には回動レバー31の中央部が固着さ
れている。軸29の外端には、解除ハンドル(以
下単にハンドルという)32が固着されている。
左右のカバー33の前後端は、取付け部材25の
外面に対し、ねじ34により固着されており、カ
バー33の中央部には、ハンドル32のボス32
aを回避するため切欠き33aが設けられてい
る。
ルーフ14の左右の前後部には、内部に取付け
用の段部35,36を有する穴37が穿設されて
おり、上記段部35,36には、後述する受止め
具38がねじ止めされるようになつている。ま
た、前記支持部材26の下面には、後述するロツ
ク装置39がねじ止めされるようになつている。
第7図において、受止め具38の保持板41に
は、上方に開口する凹部42が設けられており、
この凹部42内に嵌装された硬質ゴム等からなる
弾性部材43には、上方に開口する管44が埋設
されている。保持板41の中程には比較的大きな
穴45が穿設されており、その一縁部45aは、
弾性部材43の近傍にある。第8図に示すよう
に、凹部42の一壁板42aと、これに接してい
る弾性部材43の一部は切欠かれて係止穴46が
形成されている。この受止め具38は、保持板4
1に穿設された一対の穴47を貫挿するねじ48
により、第5図に示す穴37内の段部35,36
にねじ止めされている。
第7図において、ロツク装置39の保持板49
の裏面には、下方を向いている位置決め用の軸5
1の上部が固着されており、この軸51は、受止
め具38の管44内に嵌合自在となつている。保
持板49の一側縁部には、上方に延びる折曲片5
2が設けられており、その自由端には、ロツクレ
バー53の中央部が、軸54により枢着されてい
る。ロツクレバー53は、一端を同レバー53の
端部に係止され、かつ他端を保持板49に設けら
れた切起し55に係止された引張りばね56の弾
力によつて、第8図において矢印方向の回動習性
が与えられている。
保持板49の裏面にはブラケツト57の基部5
7aが固着されており、このブラケツト57には
ラツチ58の中央部が軸59により枢着されてい
る。ラツチ58の上部は、保持板49に穿設され
た長穴49aを貫通して上方に延びており、ラツ
チ58の上縁に設けられた複数の爪61の中の一
つの爪61aは、ロツクレバー53の下縁に設け
られた段部53aに係合している。ラツチ58の
下縁には、これに凹部を設けることにより一対の
突片62,63が形成されている。この突片6
2,63は、弾性部材43の上面64および内面
65に当接し得るとともに、保持板41における
穴45の縁部に噛合し得るようになつている。
ロツク装置39の上部、すなわち、ロツクレバ
ー53および折曲片52等は、第5図に示す支持
部材26に穿れた穴(図示略)を貫通して上方に
延出し得るようになつている。ロツク装置39
は、保持板49に穿設された複数の穴66を貫挿
する止めねじ67によつて、支持部材26の下面
にねじ止めされている。
ロツクレバー53の上方に延びている端部に
は、連結杆68の一端が枢着されており、連結杆
68の他端は、第5図に示すように回動レバー3
1の上端に枢着されている。
第4図および第5図において、ルーフ14の左
側の後部にも上記穴37と同様の穴(図示略)が
穿設されており、この穴内には上記受け止め具3
8と同様の受け止め具(図示略)が設けられてい
る。なお、後部の受止め具は、前記穴45および
弾性部材43(第7図参照)の前後の位置は、第
7図に示す前部の受止め具38とは逆の状態にな
つている。
この後部の受止め具の上方に対応するようにし
て、別のロツク装置39(第5図参照)が枠体2
3のの後部に設けられている。なお、後部のロツ
ク装置39は、ロツクレバー53の立上り部が前
記にくるようにして枠体23に固着されている。
このロツクレバー53の立上り部には、第5図に
示すように連結杆69の一端が枢着されており、
連結杆69の他端は、回動レバー31の下端に枢
着されている。
第6図は蓋71を示しており、蓋71の下面縁
部に設けられた係止片71aをルーフ14の穴3
7内に設けられた係止用孔(図示略)に係合させ
ることにより、穴37を閉塞することができる。
この蓋71は、ルーフ14に対するルーフキヤリ
ヤ17の取付けを行わないとき、ルーフ14の各
穴14を閉塞するために用いられる。
このように構成されたルーフキヤリヤ17をル
ーフ14に装着するには、ロツク装置39の軸5
1を受止め具38の管44内に挿入して位置決め
しながらロツク装置39を下方に押圧して行われ
る。第8図において、ラツチ58が下降するとき
に突片62が弾性部材43の上部64に当接する
ことにより、ラツチ58は第8図において時計方
向に回動する。ラツチ58が、第8図に示す位置
から第9図に示す位置に回動することにより、他
方の突片63が係止穴46内に侵入して、両突片
62,63により、穴45の縁部に噛合し、か
つ、爪61の前部の爪61bがロツクレバー53
の段部53aに係合してラツチ58の回動がロツ
クされる。他方のロツク装置39も、上記作用と
同様にしてラツチ58が回動して突片63を係止
穴46内に侵入させ、係止穴46の上面65によ
り突片63の上昇を阻止することにより、受止め
具38に係止される。
ルーフキヤリヤ17をルーフ14から取外すに
は、第5図に示す解除用のハンドル32を矢印7
2方向に回動し、連結杆68,69をそれぞれ矢
印方向に移動させればよい。第9図において、連
結杆68が矢印方向に移動すると、ロツクレバー
53が第9図において時計方向に回動し、段部5
3aがラツチ58の爪61bを釈放する。この状
態においてロツク装置39を上昇させると、ラツ
チ58は第9図の位置から反時計方向に回動して
第8図に示す元位置に復帰する。
ハンドル32の操作で両方の連結杆68,69
が同時に矢印方向に移動するので、前後のロツク
装置39のロツク作用を同時に解除させることが
できる。ルーフキヤリヤ17の右側(第4図にお
いて上側)に設けられたロツク装置(図示略)の
ロツク作用および解除作用も、上記装置の作用と
同様にして行われるようになつている。
ルーフキヤリヤ17の後部をルーフ14に取付
ける別の手段として、枠体23の後部に、一辺が
後方を向くL状係止具を固着して、これをルーフ
14の後部に穿設された係止穴に挿入して係止し
てもよい。この場合、ルーフキヤリヤ17の前部
は、前記実施例と同様に、受止め具38およびロ
ツク装置39からなる取付け機構によつて取付け
られるが、取付け機構の数は前記実施例と同様に
左右に1組ずつの2つでもよく、あるいは、ルー
フ14およびルーフキヤリヤ17の前部中央に1
つの取付け機構を設け、ルーフキヤリヤ17の前
部の左右部は、ゴムパツド等をもつてルーフ14
に当接させるようにしたものでもよい。
以上述べたように本考案によれば、次のような
作用及び効果を奏することができる。
(a) ルーフキヤリヤをルーフに取付けるには、ラ
ツチが受止め具の穴の縁部に係合しうるように
して、ルーフキヤリヤをルーフ上に押し下げる
だけでよく、ねじ止め等の煩雑な作業が必要な
い。
(b) ルーフキヤリヤをルーフから取外すには、解
除ハンドルを操作して、ロツクレバーをラツチ
から離脱させた状態で、ルーフキヤリヤを持ち
上げるだけでよく、取外し作業も簡単である。
(c) ルーフキヤリヤがルーフに取付けられている
ときは、ラツチとロツクレバーとの係合によ
り、ラツチは受止め具の穴の縁部と係合したま
まの状態で拘束され、ルーフキヤリヤはルーフ
に確実に係止されるので、自動車走行時におけ
るルーフキヤリヤ取付部の緩み、および取外
れ、およびこれらによる荷物の落下等の事故が
防止されて、ルーフキヤリヤによる荷物搬送の
安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の自動車のルーフキヤリヤ取付
け構造の斜視図、第2図は、従来のルーフキヤリ
ヤの斜視図、第3図は、同じくルーフキヤリヤ取
付部の縦断正面図、第4図は、本考案の一実施例
を示すルーフキヤリヤ取付け構造の外観を示す斜
視図、第5図は、同じくルーフキヤリヤ取付け構
造の主要部を示す分解斜視図、第6図は、蓋の斜
視図、第7図は、受止め具およびロツク装置から
なる取付け部の斜視図、第8図は、上記取付け部
の縦断正面図、第9図は、第8図の作用図であ
る。 14……ルーフ、17……ルーフキヤリヤ、2
3……枠体、31……回動レバー、32……解除
ハンドル、37……穴、38……受止め具、39
……ロツク装置、43……弾性部材、51……
軸、53……ロツクレバー、58……ラツチ、6
8,69……連結杆、71……カバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 自動車のルーフに、上面に穴が穿設された受
    止め具を設けるとともに、前記ルーフに着脱自
    在に装着されるルーフキヤリヤの、前記受止め
    具に対応する部分に、前記ルーフキヤリヤに枢
    着され、かつ前記受止め具への嵌合時に、該受
    止め具における穴の縁部に係合するようにした
    ラツチと、前記ルーフキヤリヤに枢着され、か
    つ前記ラツチと係脱することにより、前記受止
    め具の穴の縁部から離れる方向へのラツチの回
    動を拘束したり、その拘束を解除したりするロ
    ツクレバーとを備えるロツク装置を設け、かつ
    前記ロツクレバーを、ルーフキヤリヤの適所に
    設けた解除ハンドルに連係したことを特徴とす
    る自動車のルーフキヤリヤ取付け構造。 (2) 受止め具をルーフの外面部よりも下方に設け
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    (1)項に記載の自動車のルーフキヤリヤ取付け構
    造。 (3) 受止め具とロツク装置とを、ルーフの前後方
    向に沿つて複数個設け、各ロツク装置における
    ロツクレバーを1個の解除ハンドルにそれぞれ
    連係し、該解除ハンドルの操作により、前記複
    数のロツク装置を、同時に解錠し得るようにし
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    (1)項又は第(2)項に記載の自動車のルーフキヤリ
    ヤ取付け構造。 (4) ロツク装置をルーフキヤリヤの前方にのみ設
    け、かつ、ルーフの後部側に係合し得るL型の
    係合片を、ルーフキヤリヤの後部に設けたこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項又
    は第(2)項に記載の自動車のルーフキヤリヤ取付
    け構造。
JP13443783U 1983-09-01 1983-09-01 自動車のル−フキヤリヤ取付け構造 Granted JPS6045154U (ja)

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JPS6045154U JPS6045154U (ja) 1985-03-29
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534922B2 (ja) * 1976-05-27 1980-09-10
JPS5613235A (en) * 1979-07-13 1981-02-09 Bott John Anthony Freight carrying device for automobile

Family Cites Families (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5534922U (ja) * 1978-08-30 1980-03-06

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JPS6045154U (ja) 1985-03-29

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